JPH072476A - マンコンベアの制御装置 - Google Patents
マンコンベアの制御装置Info
- Publication number
- JPH072476A JPH072476A JP14590793A JP14590793A JPH072476A JP H072476 A JPH072476 A JP H072476A JP 14590793 A JP14590793 A JP 14590793A JP 14590793 A JP14590793 A JP 14590793A JP H072476 A JPH072476 A JP H072476A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- escalator
- man
- normal operation
- smoke detector
- maintenance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】煙感知器3が動作したらマンコンベアを停止さ
せ、その後、マンコンベアの平常運転を防止し、ある特
定の操作後マンコンベアの平常運転を再開可能にするマ
ンコンベアの制御装置のみにより構成する。 【効果】煙感知器の動作後、制御装置により、点検前の
平常運転を防ぎ、点検後保守を行わなければ平常運転は
再開できないので安全性の向上を図れる。
せ、その後、マンコンベアの平常運転を防止し、ある特
定の操作後マンコンベアの平常運転を再開可能にするマ
ンコンベアの制御装置のみにより構成する。 【効果】煙感知器の動作後、制御装置により、点検前の
平常運転を防ぎ、点検後保守を行わなければ平常運転は
再開できないので安全性の向上を図れる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエスカレータ等のマンコ
ンベアの制御装置に係り、特に、安全性の向上をはかる
のに好適なマンコンベアの制御装置に関する。
ンベアの制御装置に係り、特に、安全性の向上をはかる
のに好適なマンコンベアの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】煙感知器が動作し、マンコンベアを停止
させる方式は公知であるが、マンコンベアが停止後、煙
が無くなれば煙感知器は復帰しマンコンベアは再起動可
能な状態となる。
させる方式は公知であるが、マンコンベアが停止後、煙
が無くなれば煙感知器は復帰しマンコンベアは再起動可
能な状態となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、例え
ば、煙感知器を備えたマンコンベアにおいて、煙感知器
が動作し、煙が無くなれば煙感知器は復帰し、マンコン
ベアは再起動可能となる制御手段が用いられていた。し
かし、この制御ではケーブルの過熱による発煙が原因で
煙感知器が動作し、マンコンベアが停止した場合、そこ
で発煙も停止すれば再起動可能な状態となり、再起動さ
せれば繰返し発煙したり、ひいては発火等二次的な災害
が起こる可能性が出てくる。
ば、煙感知器を備えたマンコンベアにおいて、煙感知器
が動作し、煙が無くなれば煙感知器は復帰し、マンコン
ベアは再起動可能となる制御手段が用いられていた。し
かし、この制御ではケーブルの過熱による発煙が原因で
煙感知器が動作し、マンコンベアが停止した場合、そこ
で発煙も停止すれば再起動可能な状態となり、再起動さ
せれば繰返し発煙したり、ひいては発火等二次的な災害
が起こる可能性が出てくる。
【0004】
【課題を解決するための手段】煙感知器が動作したらマ
ンコンベアを停止させ、その後、マンコンベアの平常運
転を防止し、ある特定の操作後マンコンベアの平常運転
の再開を可能にするマンコンベアの制御装置を設ければ
目的は達成できる。
ンコンベアを停止させ、その後、マンコンベアの平常運
転を防止し、ある特定の操作後マンコンベアの平常運転
の再開を可能にするマンコンベアの制御装置を設ければ
目的は達成できる。
【0005】
【作用】若し、煙感知器が動作した場合マンコンベアは
停止し、平常運転が防止される。平常運転を再開させる
にはある特定の操作(例えば専門保守員が、保守運転ス
イッチをオンにして更にマンコンベアを、一旦、保守運
転させる操作)を行うことになる。従ってマンコンベア
に異常がないかどうかの点検をした後でなければ平常運
転は再開できない。
停止し、平常運転が防止される。平常運転を再開させる
にはある特定の操作(例えば専門保守員が、保守運転ス
イッチをオンにして更にマンコンベアを、一旦、保守運
転させる操作)を行うことになる。従ってマンコンベア
に異常がないかどうかの点検をした後でなければ平常運
転は再開できない。
【0006】又、マンコンベア停止中に煙感知器が動作
した場合にも、マンコンベアは平常運転不可能な状態と
なり、異常がないかどうかの点検をしなければならな
い。
した場合にも、マンコンベアは平常運転不可能な状態と
なり、異常がないかどうかの点検をしなければならな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1,図2,図
3,図4により説明する。
3,図4により説明する。
【0008】図1は、エスカレータの側面図である。1
はエスカレータ本体フレームであり、2は制御盤、3は
アップ又はダウン、停止の操作スイッチである。4はエ
スカレータ機械室内の発煙を感知する煙感知器である。
はエスカレータ本体フレームであり、2は制御盤、3は
アップ又はダウン、停止の操作スイッチである。4はエ
スカレータ機械室内の発煙を感知する煙感知器である。
【0009】図2は主回路図である。R,S,Tは動力
電源であり、電磁接触器11または電磁接触器12によ
り電動機10に電力が与えられ、エスカレータが運転す
る。図3は制御回路図である。SW1,SW2,SWn
は安全装置である。アップ,ダウンはエスカレータを上
昇,下降方向に運転するための操作スイッチである。9
0SMは煙感知器連動リレーであり、43Cは保守運転
リレー(平常運転防止リレー)である。
電源であり、電磁接触器11または電磁接触器12によ
り電動機10に電力が与えられ、エスカレータが運転す
る。図3は制御回路図である。SW1,SW2,SWn
は安全装置である。アップ,ダウンはエスカレータを上
昇,下降方向に運転するための操作スイッチである。9
0SMは煙感知器連動リレーであり、43Cは保守運転
リレー(平常運転防止リレー)である。
【0010】エスカレータが平常運転する場合は、アッ
プ又はダウンの操作スイッチにより11又は12の電磁
接触器の接点により自己ホールドされ11、又は、12
の電磁接触器はオンのままとなりエスカレータの運転が
継続する。もし、運転途中でSW1,SW2,SWnの
安全装置のいずれかが動作した場合は、11または12
が、即時、オフとなりエスカレータは停止する。
プ又はダウンの操作スイッチにより11又は12の電磁
接触器の接点により自己ホールドされ11、又は、12
の電磁接触器はオンのままとなりエスカレータの運転が
継続する。もし、運転途中でSW1,SW2,SWnの
安全装置のいずれかが動作した場合は、11または12
が、即時、オフとなりエスカレータは停止する。
【0011】保守運転する場合は43Cがオンするため
11または12の自己ホールドはしない。従って、スイ
ッチをアップまたはダウンに操作している時のみエスカ
レータは運転する。
11または12の自己ホールドはしない。従って、スイ
ッチをアップまたはダウンに操作している時のみエスカ
レータは運転する。
【0012】エスカレータが運転中に煙感知器が動作し
た場合90SMがオンするため安全装置と同様に11ま
たは12が即時、オフとなりエスカレータは停止する。
同時に90SMのリレーが自己ホールドする。90SM
のホールドを解除するには保守運転スイッチをオンに
し、アップまたはダウンの操作スイッチをオンにすれば
解除する。保守運転スイッチをオフにすれば平常運転可
能な状態となる。
た場合90SMがオンするため安全装置と同様に11ま
たは12が即時、オフとなりエスカレータは停止する。
同時に90SMのリレーが自己ホールドする。90SM
のホールドを解除するには保守運転スイッチをオンに
し、アップまたはダウンの操作スイッチをオンにすれば
解除する。保守運転スイッチをオフにすれば平常運転可
能な状態となる。
【0013】図4,図5はエスカレータ制御盤である。
6は平常運転または保守運転の切替スイッチである。通
常は6をノーマル側にしているが保守点検時運転させる
時はメンテナンス側にする。
6は平常運転または保守運転の切替スイッチである。通
常は6をノーマル側にしているが保守点検時運転させる
時はメンテナンス側にする。
【0014】煙感知器動作時は、一旦、2をメンテナン
ス側にし、一度機械室内に点検し異常がなかったら6を
ノーマル側にして平常運転を再開する。
ス側にし、一度機械室内に点検し異常がなかったら6を
ノーマル側にして平常運転を再開する。
【0015】又、エスカレータが停止中においても煙感
知器が動作した場合90Sがホールドするので、平常運
転を再開させるにはこの条件が必要である。
知器が動作した場合90Sがホールドするので、平常運
転を再開させるにはこの条件が必要である。
【0016】
【発明の効果】本発明によればマンコンベアの煙感知器
動作後、マンコンベアは停止し、点検前の平常運転を防
ぎ、保守運転後でなければ平常運転は再開できないので
安全性の向上が図れる。
動作後、マンコンベアは停止し、点検前の平常運転を防
ぎ、保守運転後でなければ平常運転は再開できないので
安全性の向上が図れる。
【0017】又、マンコンベア停止中に煙感知器が動作
し、その後、復帰しても平常運転はできないので、特
に、夜間等マンコンベア休止中にこの現象が発生した場
合、二次災害を未然に防ぐことができる。
し、その後、復帰しても平常運転はできないので、特
に、夜間等マンコンベア休止中にこの現象が発生した場
合、二次災害を未然に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエスカレータの説明図。
【図2】本発明の主回路図。
【図3】本発明の制御回路図。
【図4】本発明の制御盤正面図。
1…エスカレータ本体フレーム、2…制御盤、3…煙感
知器、4…操作スイッチ、5…制御盤、6…平常運転,
保守運転切替スイッチ。
知器、4…操作スイッチ、5…制御盤、6…平常運転,
保守運転切替スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本城 範長 茨城県勝田市堀口832番地の2 日立エレ ベータエンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】無端状に配列された踏段と同一の進行方向
に同一速度で運行される無端状のハンドレールを備えた
マンコンベアにおいて、煙感知器が動作したら前記マン
コンベアを停止させ、その後、前記マンコンベアの平常
運転を防止し、ある特定の操作後、前記マンコンベアの
平常運転を再開可能にすることを特徴とするマンコンベ
アの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14590793A JPH072476A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | マンコンベアの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14590793A JPH072476A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | マンコンベアの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH072476A true JPH072476A (ja) | 1995-01-06 |
Family
ID=15395830
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14590793A Pending JPH072476A (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | マンコンベアの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH072476A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011002665A1 (de) | 2010-01-15 | 2011-07-21 | Honda Access Corp., Saitama | Schutzrohrstruktur für Kraftrad |
US9067640B2 (en) | 2013-03-22 | 2015-06-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Straddle type vehicle |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP14590793A patent/JPH072476A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102011002665A1 (de) | 2010-01-15 | 2011-07-21 | Honda Access Corp., Saitama | Schutzrohrstruktur für Kraftrad |
US9067640B2 (en) | 2013-03-22 | 2015-06-30 | Honda Motor Co., Ltd. | Straddle type vehicle |
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