JPH07247648A - 手すりの連結構造 - Google Patents

手すりの連結構造

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JPH07247648A
JPH07247648A JP3378794A JP3378794A JPH07247648A JP H07247648 A JPH07247648 A JP H07247648A JP 3378794 A JP3378794 A JP 3378794A JP 3378794 A JP3378794 A JP 3378794A JP H07247648 A JPH07247648 A JP H07247648A
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JP
Japan
Prior art keywords
handrail
rods
screw
screws
handrail rods
Prior art date
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Pending
Application number
JP3378794A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Tsubouchi
隆 坪内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KAWAI SEIKO KK
Original Assignee
KAWAI SEIKO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 互いに連結される両手すり杆1,2のうち一
方の手すり杆1側に右ねじ10が設けられているととも
に、他方の手すり杆2側に左ねじ11が設けられ、この
両手すり杆1,2を繋ぐ連結体5にも右ねじ15と左ね
じ16とが設けられている。その場合、例えば、両手す
り杆1,2側のねじ10,11を何れも雄ねじにすると
ともに、連結体5のねじ15,16を何れも雌ねじにす
る。また、例えば、両手すり杆1,2に連結体3,4を
着脱可能に取着し、この連結体3,4にねじ10,11
を設ける。この連結体5を両手すり杆1,2間に当てが
って回転させると、連結体5の右ねじ15が一方の手す
り杆1側の右ねじ10に螺合されるとともに、連結体5
の左ねじ16が他方の手すり杆2側の左ねじ11に螺合
され、両手すり杆1,2が互いに接近して連結体5によ
り繋がれる。 【効果】 連結体5を回転させるだけで各手すり杆1,
2の連結作業を容易に行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は階段等に沿って取付け
られる手すりにおいて、その部品となる各手すり杆の連
結構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築構造物等の手すり、例えば階
段の手すりとしては、図6(a)に示すように、直線状
の手すり杆1の両端部で手すり杆2が一体に折曲された
ものがある。この手すりは工場等で予め製造され、現場
に運ばれて壁面Wに対し支持金具17により取り付けら
れる。このような手すりにおいては、直線状手すり杆1
の両端部で一体に折曲された両手すり杆2の間隔が一定
であるため、両手すり杆2の位置合わせが大変困難であ
った。そこで、図6(b)(c)に示すように、直線状
手すり杆1の両端部で手すり杆2を分離してこれらの手
すり杆1,2を連結部分Cで繋いだものがある。このよ
うな連結部分Cがあるため、直線状手すり杆1の長さを
決めた後にその両端部に手すり杆2を連結すれば、手す
り杆2の位置合わせを容易に行うことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記連結部分
Cについては下記の欠点がある。 (イ)図6(b)に示す連結部分Cについては、断面H
状をなす円筒連結金具18の外周部18aが手すり杆
1,2の外周面1b,2bから突出して段差状をなすた
め、見栄えが悪くなるばかりでなく、この段差部分に手
が引っ掛かる。 (ロ)図6(c)に示す連結部分Cにおいては、頭なし
ボルト19が両手すり杆1,2の接合端面に螺合され、
両手すり杆1,2の外周面1b,2b間に段差部分がな
くそれらが滑らかに連続している。そのため、前記
(イ)の欠点は解消されるが、両手すり杆1,2の連結
作業上の問題がある。即ち、手すり杆2に頭なしボルト
19を螺合し、その後にこの頭なしボルト19を直線状
手すり杆1に螺合するため、頭なしボルト19を直線状
手すり杆1に螺合する際に両手すり杆2も同時に回転さ
せねばならず、その螺合作業が大変面倒であった。
【0004】本発明はこのような手すり杆の連結部分を
改良し、連結作業を行い易くすることを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】後記する実施例の図面に
示すように、本発明に係る手すりにおいては、互いに連
結される両手すり杆1,2のうち一方の手すり杆1側に
右ねじ10が設けられているとともに、他方の手すり杆
2側に左ねじ11が設けられ、この両手すり杆1,2を
繋ぐ連結体5にも右ねじ15と左ねじ16とが設けられ
ている。その場合、例えば、両手すり杆1,2側のねじ
10,11を何れも雄ねじにするとともに、連結体5の
ねじ15,16を何れも雌ねじにする。また、例えば、
両手すり杆1,2に連結体3,4を着脱可能に取着し、
この連結体3,4にねじ10,11を設ける。
【0006】
【作用】この連結体5を両手すり杆1,2間に当てがっ
て回転させると、連結体5の右ねじ15が一方の手すり
杆1側の右ねじ10に螺合されるとともに、連結体5の
左ねじ16が他方の手すり杆2側の左ねじ11に螺合さ
れ、両手すり杆1,2が互いに接近して連結体5により
繋がれる。一方、両手すり杆1,2の連結状態で連結体
5を逆方向に回転させると、両手すり杆1,2が互いに
離間して連結体5から離脱される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例にかかる手すりを図
面を参照して説明する。図3(a)に階段の手すりを概
略的に示し、この手すりは直線状に細長く延びる断面円
形状の手すり杆1と、90度に折曲された断面円形状の
両手すり杆2とを備え、何れの手すり杆1,2も木材又
はプラスチックにより成形されている。これらの手すり
杆1,2を繋ぐ連結部分Cは、図1に示すように、両手
すり杆1,2の端部に取り付けられる連結体3,4と、
この両連結体3,4を繋ぐ連結体5とからなり、何れの
連結体3,4,5も金属により成形されている。
【0008】前記両連結体3,4は円板状のフランジ部
6,7と、円形状の軸部8,9とからなり、フランジ部
6,7の外径が手すり杆1,2の外径に等しくなってい
るとともに、軸部8,9の外径がフランジ部6,7の外
径よりも小さく設定されてそれらの間が段差状になって
いる。両軸部8,9の外周に雄ねじ10,11が形成さ
れ、一方の雄ねじ10が右ねじに、他方の雄ねじ11が
左ねじになっている。この両連結体3,4のフランジ部
6,7が両手すり杆1,2の端部に当てがわれ、両軸部
8,9の中心位置に固定ねじ12が挿入されて両手すり
杆1,2の端部に螺着されているとともに、両軸部8,
9の中心に対する偏心位置に回り止めねじ13が挿入さ
れて両手すり杆1,2の端部に螺着されている。
【0009】前記連結体5は円筒形状をなし、その外径
が前記両フランジ部6,7の外径や両手すり杆1,2の
外径に等しくなっている。この連結体5内にねじ孔14
が形成されて両端面5a側に貫通されている。このねじ
孔14内には両端面5a側からそれぞれ雌ねじ15,1
6が形成され、一方の雌ねじ15が右ねじに、他方の雌
ねじ16が左ねじになっている。
【0010】両連結体3,4は工場等で予め両手すり杆
1,2の端部に取着される。そして、この両手すり杆
1,2と連結体5とを現場に運ぶ。まず、直線状の手す
り杆1を階段の壁面Wに支持金具17により取り付け
る。次に、図3(b)に示すように、折曲された両手す
り杆2の端面2aを壁面Wに当てがうとともに、両手す
り杆1,2側の連結体3,4を対向させ、この両連結体
3,4間に連結体5を入れ込んで両連結体3,4の軸部
8,9をこの連結体5のねじ孔14に両端面5a側から
挿入する。その状態で、連結体5を回動させると、図2
に示すように、ねじ孔14の両雌ねじ15,16に両軸
部8,9の雄ねじ10,11が螺合され、両手すり杆
1,2側の連結体3,4が連結体5に引き寄せられて互
いに接近する。連結体5の両端面5aに両連結体3,4
のフランジ部6,7の端面6a,7aが当接したところ
で、各連結体3,4,5が互いに締め付けられる。次に
このようにして連結された手すりを壁面Wの所定位置に
固定する。
【0011】一方、両手すり杆1,2の連結状態で連結
体5を逆方向に回転させると、両手すり杆1,2が互い
に離間して連結体5から離脱される。図4には直線状の
両手すり杆1の端部を連結する場合を、図5には折曲さ
れた手すり杆2の両端部に直線状の両手すり杆1の端部
を連結する場合をそれぞれ示し、その連結は前記実施例
と同様に各連結体3,4,5を利用して行われる。
【0012】本実施例は下記の特徴を有する。 (イ)両手すり杆1,2を回すことなく連結体5のみを
回転させるだけで、両手すり杆1,2側の連結体3,4
とこの連結体5とを互いに繋ぐことができるので、両手
すり杆1,2の連結作業が大変行い易くなる。 (ロ)両手すり杆1,2とは別に分離した両連結体3,
4を設け、この両連結体3,4を両手すり杆1,2の端
部に対し着脱可能に取り付けたので、現場で手すり杆
1,2の端部を切断してその寸法調整を行う場合、その
切断後に手すり杆1,2の端部に連結体3,4を取着し
て同様に連結作業を行うことができ、手すり杆1,2の
寸法調整が大変行い易くなる。 (ハ)両手すり杆1,2の外周面1b,2bと両連結体
3,4のフランジ部6,7の外周面6b,7bと連結体
5の外周面5bとがそれらの連結時に段差となることな
く滑らかに連続するため、見栄えが良くなるばかりでは
なく、手が引っ掛かるおそれもなくなる。
【0013】前述した実施例以外にも下記のように構成
してもよい。 (イ)前述した実施例は階段の手すりを示したが、その
ほかベランダの手すり等、各種手すりに応用する。ここ
に手すりとは、本体とは別に付設され、人の行動を補助
して安全性を高めるものであり、主に建築構造物内のも
のをいうが、これに限らず、同じ目的を果たす他の分野
のものも含む。 (ロ)前述した実施例では手すり杆1,2側の連結体
3,4に雄ねじ10,11を、連結体5に雌ねじ15,
16をそれぞれを設けたが、逆に両連結体3,4に雌ね
じを設けるとともに連結体5に雄ねじを設ける。 (ハ)前述した実施例では手すり杆1側の連結体3の雄
ねじ10とこれに螺合する連結体5の雌ねじ15とを右
ねじにするとともに、手すり杆2側の連結体4の雄ねじ
11とこれに螺合する連結体5の雌ねじ16とを左ねじ
にしたが、この右ねじと左ねじとを互いに逆にする。 (ニ)前述した実施例では両手すり杆1,2に別体の連
結体3,4を取着したが、この両連結体3,4を省略
し、両手すり杆1,2の端部に直接雄ねじ又は雌ねじを
形成する。 (ホ)前述した両手すり杆1,2や各連結体3,4,5
の外周面1b,2b,6b,7b,5bは円形状になっ
ているが、そのほか多角形状等に変更する。
【0014】
【発明の効果】本発明にかかる手すりの連結構造によれ
ば、連結体5を回転させるだけで各手すり杆1,2の連
結作業を容易に行うことができる。また、各手すり杆
1,2側に連結体3,4を着脱可能に取着すれば、手す
り杆1,2の寸法調整を行い易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本実施例かかる手すり杆連結部分を分
解して示す部分断面図であり、(b)は(a)のX−X
線矢視図であり、(c)は(a)のY−Y線矢視図であ
る。
【図2】図1(a)に示す連結部分の組付部分断面図で
ある。
【図3】(a)は本実施例にかかる手すりの概略平面図
であり、(b)は(a)に示す手すりの連結部分の組付
前状態を示す概略部分平面図である。
【図4】他の実施例かかる手すりにおいてその連結部分
の組付前状態を示す概略部分平面図である。
【図5】同じく他の実施例かかる手すり連結部分の組付
前状態を示す概略部分平面図である。
【図6】従来の手すりにおいて各種連結部分を示す概略
部分平面図である。
【符号の説明】
1…手すり杆、2…手すり杆、3…連結体、4…連結
体、5…連結体、10…雄ねじ(右ねじ)、11…雄ね
じ(左ねじ)、15…雌ねじ(右ねじ)、16…雌ねじ
(左ねじ)、C…連結部分。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに連結される両手すり杆(1,2)
    のうち一方の手すり杆(1)側に右ねじ(10)を設け
    るとともに、他方の手すり杆(2)側に左ねじ(11)
    を設け、 この両手すり杆(1,2)を繋ぐ連結体(5)にも右ね
    じ(15)と左ねじ(16)とを設け、 この連結体(5)を両手すり杆(1,2)間に当てがっ
    て、連結体(5)の右ねじ(15)を一方の手すり杆
    (1)の右ねじ(10)に螺合可能にするとともに、連
    結体(5)の左ねじ(16)を他方の手すり杆(2)の
    左ねじ(11)に螺合可能にしたことを特徴とする手す
    りの連結構造。
  2. 【請求項2】 請求項1における両手すり杆(1,2)
    側のねじ(10,11)を何れも雄ねじとし、請求項1
    における連結体(5)のねじ(15,16)を何れも雌
    ねじとしたことを特徴とする手すりの連結構造。
  3. 【請求項3】 請求項2における両手すり杆(1,2)
    側にあるねじ(10,11)は、この両手すり杆(1,
    2)に対し着脱可能に取着した連結体(3,4)に設け
    られていることを特徴とする手すりの連結構造。
JP3378794A 1994-03-03 1994-03-03 手すりの連結構造 Pending JPH07247648A (ja)

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JP3378794A JPH07247648A (ja) 1994-03-03 1994-03-03 手すりの連結構造

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JP (1) JPH07247648A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005028768A1 (ja) * 2003-09-22 2005-03-31 Forest Engineering & Economics Co.,Ltd. 丸太材製トラス構造材
JP2010241526A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベータのかご室手摺装置

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