JPH07247566A - 人孔蓋 - Google Patents

人孔蓋

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JPH07247566A
JPH07247566A JP6034571A JP3457194A JPH07247566A JP H07247566 A JPH07247566 A JP H07247566A JP 6034571 A JP6034571 A JP 6034571A JP 3457194 A JP3457194 A JP 3457194A JP H07247566 A JPH07247566 A JP H07247566A
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Japan
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manhole
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ventilation
cylindrical body
manhole cover
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Hidehiko Maeda
英比古 前田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は,配水池のマンホールに設けられる
人孔蓋の構造に係り,配水池の構造の簡単化及びコスト
ダウンを図る上で有益な換気機能をも兼ね備えた人孔蓋
の提供を目的とする。 【構成】 本発明に係る人孔蓋10は,通気孔12を備
えてマンホール2の周壁2aに沿って立ち上がる第1の
筒状体11と,その周囲に適宜隙間を介して下方へ立ち
下がる第2筒状体16を備えた蓋本体14とにより構成
されている。従って,マンホール2,ひいては配水池内
部は,通気孔12,第1の筒状体11と第2の筒状体1
6の間,第2の筒状体16の下方を介して外気と連通さ
れることとなる。このように本発明に係る人孔蓋10で
は,マンホールを開閉する人孔蓋本来の機能に加え,そ
のマンホール自体を通気孔として利用し,配水池内部を
換気する換気機能をも兼ね備えることができたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,配水池の上部に開口さ
れたマンホールに設けられる人孔蓋の構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に,短期間の使用水量変動に対応す
るため,給水用あるいはその地域の非常用の溜池として
配水池が設けられる。その一例を図2に示す。同図に示
すように,配水池1では,内部の定期点検などを行うた
めに,その上部に作業者が出入りするためのマンホール
2が設けられており,このマンホール2を覆うようにし
て平板状の人孔蓋3が開閉自在に設けられている。上記
マンホール2の下方には,作業者が昇降するためのステ
ップ4,4,…が設けられている。さらに,上記配水池
1の上部には,上記人孔蓋3と並んで換気用の通風塔5
が設けられている。上記通風塔5は,上記配水池1内部
に連通するパイプ6と,このパイプ6の開口上方を覆う
半球状の覆7とにより構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように配水池1
は,その上部にマンホール2や通風塔5用の開口8を設
けなければならないと共に,それぞれに人孔蓋3や通風
塔5を設けなければならない。このように比較的簡単な
構造の配水池1に対して,多くの付属部品を用いたりそ
の付設工事を行わなければならないことは,設備コスト
を引き上げる一因となっている。そこで,本発明は,上
記事情に鑑みて創案されたものであり,配水池の構造の
簡単化及びコストダウンを図る上で有益な換気機能をも
兼ね備えた人孔蓋の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,配水池のマンホールに設けられる人孔蓋におい
て,上記マンホールの周壁に沿って上方へ立ち上がり,
その周面に通気孔を備えた第1の筒状体と,上記第1の
筒状体の上部開口を覆うように開閉自在に支持され,上
記第1の筒状体よりも立ち上がり寸法が短尺でその外径
寸法よりも大きい内径寸法の第2の筒状体を有する蓋本
体とを具備してなる点に係る人孔蓋である。
【0005】
【作用】本発明に係る人孔蓋は,マンホールを開閉する
人孔蓋本来の機能に加え,そのマンホール自体を通気孔
として利用し,配水池内部を換気する換気機能をも兼ね
備えている。すなわち,第1の筒状体に設けられた通気
孔,第1の筒状体と第2の筒状体との間に形成された空
間,第2の筒状体の下方および上記マンホールを介して
配水池内部と大気とが連通される。上記構成とすること
により,第1の筒状体に設けられた通気孔が第2の筒状
体により適宜空間を介して覆われるので,雨水やほこり
が配水池内部へ直接入り込む不都合は回避される。
【0006】
【実施例】以下添付図面を参照して,本発明を具体化し
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに,
図1は本発明の一実施例に係る人孔蓋の構造を示すもの
であって,(a)は平面図,(b)は一部断面を有する
側面図である。この実施例に係る人孔蓋10では,図1
(a),(b)に示すごとく,平面視で正方形状に形成
されており,前記マンホール2の周壁2aに沿って上方
へ第1の筒状体11が立ち上げられている。上記第1の
筒状体11の四方の周壁には,それぞれ通気孔12が2
個づつ開口されており,該通気孔12は,それぞれステ
ンレス製の金網13により覆われている。そして,この
金網13により空気の流通が許容されると共に,異物の
配水池内部への侵入が阻止される。
【0007】さらに,上記第1の筒状体11の上部開口
11aを覆うようにして,蓋本体14がヒンジ15によ
り開閉自在に支持されている。そして,この蓋本体14
の周囲には,上記第1の筒状体11よりも立ち下がり寸
法が短尺で,その外径寸法よりも大きい内径寸法の第2
の筒状体16が接続されている。すなわち,この寸法関
係を同図(b)に基づいて説明すると,例えば,上記第
1の筒状体11の立ち上がり寸法をH,その外径寸法を
D,上記第2の筒状体16の立ち下がり寸法をh,その
内径寸法をIとした場合, H>h,D<I となる。これにより,上記第2の筒状体16の内面側と
上記通気孔12とが対向する部分,上記第2の筒状体1
6の下方にはそれぞれ適宜の隙間が確保され,上記マン
ホール2と大気とは矢印17a,17bで示すごとく連
通されることとなる。さらに,上記第2の筒状体16が
上記通気孔12の周囲を覆うようにして立ち下がってい
ることより,マンホール2,ひいては配水池1(図2参
照)内部への雨水やほこりなどの侵入も効果的に防止さ
れる。上記したように本実施例に係る人孔蓋では,マン
ホール2を開閉する人孔蓋本来の機能に加えそのマンホ
ール2自体を通気孔として利用し,配水池1内部を換気
する換気機能をも兼ね備え得たものである。これによ
り,配水池構造の簡単化およびコストダウンを図ること
とが可能となった。更に本実施例に係る人孔蓋10で
は,第2の筒状体16の側部に設けられたプレート18
と第1の筒状体11側に設けられたプレート19の孔に
鍵を掛けることにより当該人孔蓋10をロックすること
ができ,その安全性の確保が図られる。尚,上記実施例
においては,平面視で正方形状の人孔蓋について説明し
たが,他の形状として,例えば円形状あるいは矩形状の
場合にも適宜応用し得るものであることはいうまでもな
い。
【0008】
【発明の効果】本発明は,上記したように,配水池のマ
ンホールに設けられる人孔蓋において,上記マンホール
の周壁に沿って上方へ立ち上がり,その周面に通気孔を
備えた第1の筒状体と,上記第1の筒状体の上部開口を
覆うように開閉自在に支持され,上記第1の筒状体より
も立ち上がり寸法が短尺でその外径寸法よりも大きい内
径寸法の第2の筒状体を有する蓋本体とを具備してなる
ことを特徴とする人孔蓋であるから,換気機能をも兼ね
備えた人孔蓋の提供が可能となった。従って,上記人孔
蓋を配水池のマンホールに適用することにより,従来の
場合のような通風塔の設置を省略することができ,構造
の簡単化及びコストダウンを図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係る人孔蓋の構造を示す
ものであって,(a)は平面図,(b)は一部断面を有
する側面図。
【図2】 従来の人孔蓋を備えた配水池の側断面図。
【符号の説明】
2…マンホール 2a…周壁 10…人孔蓋 11…第1の筒状体 11a…上部開口 12…通気孔 13…金網 14…蓋本体 15…ヒンジ 16…第2の筒状体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配水池のマンホールに設けられる人孔蓋
    において,上記マンホールの周壁に沿って上方へ立ち上
    がり,その周面に通気孔を備えた第1の筒状体と,上記
    第1の筒状体の上部開口を覆うように開閉自在に支持さ
    れ,上記第1の筒状体よりも立ち上がり寸法が短尺でそ
    の外径寸法よりも大きい内径寸法の第2の筒状体を有す
    る蓋本体とを具備してなることを特徴とする人孔蓋。
JP6034571A 1994-03-04 1994-03-04 人孔蓋 Expired - Lifetime JP2550475B2 (ja)

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JPH07247566A true JPH07247566A (ja) 1995-09-26
JP2550475B2 JP2550475B2 (ja) 1996-11-06

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308851A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 換気口閉塞蓋

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008308851A (ja) * 2007-06-13 2008-12-25 Kanto Regional Development Bureau Ministry Of Land Infrastructure & Transport 換気口閉塞蓋
JP4657254B2 (ja) * 2007-06-13 2011-03-23 国土交通省関東地方整備局長 換気口閉塞蓋

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