JP2550475B2 - 人孔蓋 - Google Patents
人孔蓋Info
- Publication number
- JP2550475B2 JP2550475B2 JP6034571A JP3457194A JP2550475B2 JP 2550475 B2 JP2550475 B2 JP 2550475B2 JP 6034571 A JP6034571 A JP 6034571A JP 3457194 A JP3457194 A JP 3457194A JP 2550475 B2 JP2550475 B2 JP 2550475B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- manhole
- cover
- tubular body
- dimension
- human
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Description
れたマンホールに設けられる人孔蓋の構造に関するもの
である。
るため,給水用あるいはその地域の非常用の溜池として
配水池が設けられる。その一例を図2に示す。同図に示
すように,配水池1では,内部の定期点検などを行うた
めに,その上部に作業者が出入りするためのマンホール
2が設けられており,このマンホール2を覆うようにし
て平板状の人孔蓋3が開閉自在に設けられている。上記
マンホール2の下方には,作業者が昇降するためのステ
ップ4,4,…が設けられている。さらに,上記配水池
1の上部には,上記人孔蓋3と並んで換気用の通風塔5
が設けられている。上記通風塔5は,上記配水池1内部
に連通するパイプ6と,このパイプ6の開口上方を覆う
半球状の覆7とにより構成されている。
は,その上部にマンホール2や通風塔5用の開口8を設
けなければならないと共に,それぞれに人孔蓋3や通風
塔5を設けなければならない。このように比較的簡単な
構造の配水池1に対して,多くの付属部品を用いたりそ
の付設工事を行わなければならないことは,設備コスト
を引き上げる一因となっている。そこで,本発明は,上
記事情に鑑みて創案されたものであり,配水池の構造の
簡単化及びコストダウンを図る上で有益な換気機能をも
兼ね備えた人孔蓋の提供を目的とする。
に,本発明が採用する主たる手段は,その要旨とすると
ころが,配水池のマンホールに設けられる人孔蓋におい
て,上記マンホールの周壁に沿って上方へ立ち上がり,
その周面に通気孔を備えた第1の筒状体と,上記第1の
筒状体の上部開口を覆うように開閉自在に支持され,上
記第1の筒状体よりも立ち上がり寸法が短尺でその外径
寸法よりも大きい内径寸法の第2の筒状体を有する蓋本
体とを具備してなる点に係る人孔蓋である。
人孔蓋本来の機能に加え,そのマンホール自体を通気孔
として利用し,配水池内部を換気する換気機能をも兼ね
備えている。すなわち,第1の筒状体に設けられた通気
孔,第1の筒状体と第2の筒状体との間に形成された空
間,第2の筒状体の下方および上記マンホールを介して
配水池内部と大気とが連通される。上記構成とすること
により,第1の筒状体に設けられた通気孔が第2の筒状
体により適宜空間を介して覆われるので,雨水やほこり
が配水池内部へ直接入り込む不都合は回避される。
た実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以
下の実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明
の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに,
図1は本発明の一実施例に係る人孔蓋の構造を示すもの
であって,(a)は平面図,(b)は一部断面を有する
側面図である。この実施例に係る人孔蓋10では,図1
(a),(b)に示すごとく,平面視で正方形状に形成
されており,前記マンホール2の周壁2aに沿って上方
へ第1の筒状体11が立ち上げられている。上記第1の
筒状体11の四方の周壁には,それぞれ通気孔12が2
個づつ開口されており,該通気孔12は,それぞれステ
ンレス製の金網13により覆われている。そして,この
金網13により空気の流通が許容されると共に,異物の
配水池内部への侵入が阻止される。
11aを覆うようにして,蓋本体14がヒンジ15によ
り開閉自在に支持されている。そして,この蓋本体14
の周囲には,上記第1の筒状体11よりも立ち下がり寸
法が短尺で,その外径寸法よりも大きい内径寸法の第2
の筒状体16が接続されている。すなわち,この寸法関
係を同図(b)に基づいて説明すると,例えば,上記第
1の筒状体11の立ち上がり寸法をH,その外径寸法を
D,上記第2の筒状体16の立ち下がり寸法をh,その
内径寸法をIとした場合, H>h,D<I となる。これにより,上記第2の筒状体16の内面側と
上記通気孔12とが対向する部分,上記第2の筒状体1
6の下方にはそれぞれ適宜の隙間が確保され,上記マン
ホール2と大気とは矢印17a,17bで示すごとく連
通されることとなる。さらに,上記第2の筒状体16が
上記通気孔12の周囲を覆うようにして立ち下がってい
ることより,マンホール2,ひいては配水池1(図2参
照)内部への雨水やほこりなどの侵入も効果的に防止さ
れる。上記したように本実施例に係る人孔蓋では,マン
ホール2を開閉する人孔蓋本来の機能に加えそのマンホ
ール2自体を通気孔として利用し,配水池1内部を換気
する換気機能をも兼ね備え得たものである。これによ
り,配水池構造の簡単化およびコストダウンを図ること
とが可能となった。更に本実施例に係る人孔蓋10で
は,第2の筒状体16の側部に設けられたプレート18
と第1の筒状体11側に設けられたプレート19の孔に
鍵を掛けることにより当該人孔蓋10をロックすること
ができ,その安全性の確保が図られる。尚,上記実施例
においては,平面視で正方形状の人孔蓋について説明し
たが,他の形状として,例えば円形状あるいは矩形状の
場合にも適宜応用し得るものであることはいうまでもな
い。
ンホールに設けられる人孔蓋において,上記マンホール
の周壁に沿って上方へ立ち上がり,その周面に通気孔を
備えた第1の筒状体と,上記第1の筒状体の上部開口を
覆うように開閉自在に支持され,上記第1の筒状体より
も立ち上がり寸法が短尺でその外径寸法よりも大きい内
径寸法の第2の筒状体を有する蓋本体とを具備してなる
ことを特徴とする人孔蓋であるから,換気機能をも兼ね
備えた人孔蓋の提供が可能となった。従って,上記人孔
蓋を配水池のマンホールに適用することにより,従来の
場合のような通風塔の設置を省略することができ,構造
の簡単化及びコストダウンを図ることが可能となる。
ものであって,(a)は平面図,(b)は一部断面を有
する側面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 配水池のマンホールに設けられる人孔蓋
において,上記マンホールの周壁に沿って上方へ立ち上
がり,その周面に通気孔を備えた第1の筒状体と,上記
第1の筒状体の上部開口を覆うように開閉自在に支持さ
れ,上記第1の筒状体よりも立ち上がり寸法が短尺でそ
の外径寸法よりも大きい内径寸法の第2の筒状体を有す
る蓋本体とを具備してなることを特徴とする人孔蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034571A JP2550475B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 人孔蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6034571A JP2550475B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 人孔蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07247566A JPH07247566A (ja) | 1995-09-26 |
JP2550475B2 true JP2550475B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=12418024
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6034571A Expired - Lifetime JP2550475B2 (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 人孔蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550475B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4657254B2 (ja) * | 2007-06-13 | 2011-03-23 | 国土交通省関東地方整備局長 | 換気口閉塞蓋 |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP6034571A patent/JP2550475B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07247566A (ja) | 1995-09-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2550475B2 (ja) | 人孔蓋 | |
JP6203908B2 (ja) | 設置物固定具 | |
US3724149A (en) | Ventilated, shaded, waterproof roof structure | |
JP5955928B2 (ja) | 設置物固定具 | |
JP5859290B2 (ja) | 設置物固定具 | |
JP3036729U (ja) | 人孔蓋 | |
CN110949638A (zh) | 一种lng船气穹筒体防雨盖 | |
CN214030221U (zh) | 一种圆形煤仓的通风带 | |
CN220687687U (zh) | 风机风筒的防水连接结构 | |
JP5859291B2 (ja) | 設置物固定具 | |
CN221277869U (zh) | 一种带有防蛇虫装置的柴油发电机进风系统 | |
JPS6349631Y2 (ja) | ||
JP3706854B2 (ja) | 人孔蓋の構造 | |
JP4259948B2 (ja) | ベントキャップ | |
JP2005155012A (ja) | 仮設住宅用屋根カバー | |
CN221327798U (zh) | 一种燃料电池的发电箱体 | |
JPH0248514Y2 (ja) | ||
KR860000521Y1 (ko) | 저장탱크의 항풍(抗風) 지지장치 | |
JPH064699Y2 (ja) | 電動シャッターの二重カーテン用枠構造 | |
CN112459121A (zh) | 用于道路截污井上的对开式防沉降井盖 | |
JPH0522727Y2 (ja) | ||
JP2004068376A (ja) | 作業現場用ドームテント | |
JP2640079B2 (ja) | 地下構造物用角型蓋支持構造 | |
JPH0575874B2 (ja) | ||
JPH0453373Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070822 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080822 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090822 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100822 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110822 Year of fee payment: 15 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140822 Year of fee payment: 18 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |