JP2008308851A - 換気口閉塞蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】堅牢にして安全性及び作業性に優れ、かつ歩道の景観を損なわない美観を備えた換気口閉塞蓋を提供する。
【解決手段】換気口閉塞蓋を、地下構造物と地上とを連通する換気口100の内壁103に設置されるブラケット1,2と、非常脱出口を有しブラケットに固定されて換気口の閉塞と地下構造物内の換気とを行う換気口蓋10と、非常脱出口に開閉可能に設けられる非常脱出口蓋20とから構成する。換気口蓋10は、ブラケット1,2に固定したとき、換気口の内壁との間に所要の通気性を確保可能で人の侵入は不可能な幅の空気流路14が形成される大きさを有する金属製の換気口蓋本体11aと、換気口蓋本体11aの上面外周部に取り付けられ、14空気流路の上方を覆う穴あき金属板製の換気レール12と、換気口蓋本体の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板13とから構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地下道又は地下鉄などの地下構造物と地上とを連通する換気口に設置される換気口閉塞蓋に関する。
地下構造物と地上とを連通する換気口には、地下構造物内の換気を確保しつつ、地下構造物内への人や物体の転落を防止するため、何らかの閉塞蓋を設置する必要がある。従来、この種の閉塞蓋としては、比較的安価であることから、グレーチングと呼ばれる金属材を網状に組んだ建材が多く用いられている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2005−61201号公報 特開平8−60738号公報
ところで、この種の換気口閉塞蓋には、地下構造物内への不正な侵入を防止するため、容易に破壊できない堅牢性を有していることが基本的に求められる。また、誤って係員が地下構造物内に閉じ込められることがないよう、非常脱出手段を有していることが好ましい。さらに、都市景観に対する生活者の意識が高まった結果、主に歩道に沿って設置される地下鉄用の換気口閉塞蓋などには、歩道及びその周辺の景観と調和する美観を有することが求められるようになっている。
しかしながら、グレーチングは、アルミニウム、構造用鋼又はステンレス鋼などの金属材料をもって製造されているので、溶断などにより破壊して開放することが可能であり、必ずしも十分な堅牢性を有しているとは言い難い。また、従来のグレーチングには非常脱出手段が設けられていないので、グレーチングの設置作業時などにおいて、誤って地下構造物内に作業員が閉じ込められるおそれがあり、一旦閉じ込められると、他の作業員がグレーチングを取り外さない限り閉じ込められた作業員を救出することができないので、安全性の管理に多くの労力を要するという問題もある。さらに、グレーチングは金属材を網状に組んだものであり、ほとんど美的処理がなされていないので、歩道、特にレンガ等で装飾的な舗装がなされた歩道の景観を損ないやすいという問題がある。
本発明は、かかる従来技術の問題点を解消するためになされたものであり、その目的は、堅牢にして安全性及び作業性に優れ、かつ歩道の景観を損なわない美観を備えた換気口閉塞蓋を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するため、第1に、換気口閉塞蓋を、地下構造物と地上とを連通する換気口の内壁に設置されるブラケットと、非常脱出口を有し前記ブラケットに固定されて前記換気口の閉塞と前記地下構造物内の換気とを行う換気口蓋と、前記非常脱出口に開閉可能に設けられる非常脱出口蓋とを備え、前記換気口蓋は、前記ブラケットに固定したとき、前記換気口の内壁との間に所要の通気性を確保可能で人の侵入は不可能な幅の空気流路が形成される大きさを有する金属製の換気口蓋本体と、当該換気口蓋本体の上面外周部に取り付けられ、前記空気流路の上方を覆う穴あき金属板製の換気レールと、前記換気口蓋本体の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板とからなり、前記非常脱出口蓋は、前記非常脱出口を閉塞可能な大きさを有する金属製の非常脱出口蓋本体と、当該非常脱出口蓋本体の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板とからなるという構成にした。
換気口蓋本体の上面及び非常脱出口蓋の上面に非金属耐熱材料製の装飾板を敷き詰めると、非金属耐熱材料製の装飾板を溶断等により破壊することは困難であるので、地上における作業で溶断等により破壊可能であるのは、穴あき金属板製の換気レールだけになる。また、換気口蓋本体を換気口の内壁との間に人の侵入が不可能な幅の空気流路が形成される大きさに形成すると、仮に穴あき金属板製の換気レールが溶断等により破壊されたとしても、地上には、人が侵入不可能な幅に形成された空気流路が露出されるに過ぎない。よって、グレーチングに比べて換気口閉塞蓋の堅牢性が高められる。また、換気口蓋本体の上面及び非常脱出口蓋本体の上面に装飾板を敷き詰めると、金属製の換気口蓋本体及び非常脱出口蓋本体を装飾板にて装飾することができる。よって、歩道の舗装と調和する美観が備えられる。さらに、換気口蓋に非常脱出口を開口し、当該非常脱出口に非常脱出口蓋を開閉可能に設けると、作業中に誤って作業員が地下構造物内に閉じ込められたとしても、非常脱出口蓋を開けるだけで作業員を脱出させることができる。よって、グレーチングに比べて作業の安全性と能率性とが高められる。
本発明は、第2に、前記第1の構成の換気口閉塞蓋において、前記換気レールに開設される通気用の開口は、1辺が約5mmの角形であるという構成にした。1辺が約5mmの角形穴にはハイヒールの踵が挟まらず、タバコの吸い殻も通過しない。よって、通行人の安全性が高められると共に、地下構造物内の清掃に要する労力を軽減できる。
本発明は、第3に、前記第1の構成の換気口閉塞蓋において、前記装飾板は、天然石又は人造石からなるという構成にした。天然石又は人造石は、歩道の舗装と調和する美観に優れており、かつ硬質にして溶断などにより容易に破壊されにくいので、換気口閉塞蓋の美観性及び堅牢性を高めることができる。
本発明は、第4に、前記第1の構成の換気口閉塞蓋において、前記非常脱出口蓋は、一端が前記非常脱出口蓋本体の下面に連結され、他端が前記換気口蓋本体の非常脱出口が開口されない部分から垂設された油圧ジャッキ保持部材に連結された油圧ジャッキを伸縮することにより昇降するという構成にした。かかる構成によると、油圧ジャッキを伸縮することにより重量物である非常脱出口蓋を容易に昇降できるので、非常時における作業員の脱出を容易なものにすることができる。
本発明は、第5に、前記第4の構成の換気口閉塞蓋において、前記油圧ジャッキは、前記非常脱出口蓋を上昇した状態で、地上から操作可能な位置にリリースレバーを有するという構成にした。かかる構成によると、地上からリリースレバーを操作することにより、上昇状態にある非常脱出口蓋を閉止位置まで下降できるので、作業員が地下構造物内から完全に脱出した状態でリリースレバーの操作を行うことができ、身体や衣服が非常脱出口蓋に挟まれにくく、作業の安全性を高めることができる。
本発明は、第6に、前記第4の構成の換気口閉塞蓋において、前記非常脱出口蓋に、前記油圧ジャッキの伸長に連動して点灯する発光部を備えるという構成にした。かかる構成によると、非常脱出口蓋が上昇して非常脱出口が開放されていることを光で歩行者や作業員などに報知できるので、夜間においても非常脱出口蓋に体を打ち付けたり、非常脱出口内に落下する等の事故を未然に防止でき、作業の安全性を高めることができる。
本発明は、第7に、前記第6の構成の換気口閉塞蓋において、前記発光部は、前記非常脱出口蓋の上方又は側方若しくはそれらの両方向に向けて光を放射するという構成にした。非常脱出口蓋の上方に向けて光を放射すると、近くにいる者に非常脱出口蓋の位置を報知しやすく、非常脱出口蓋の側方に向けて光を放射すると、遠くにいる者に非常脱出口蓋の位置を報知しやすい。
本発明は、第8に、前記第4の構成の換気口閉塞蓋において、前記非常脱出口蓋に、前記油圧ジャッキの伸長に連動して警報音を発する警報音発生装置を備えるという構成にした。かかる構成によると、非常脱出口蓋が上昇して非常脱出口が開放されていることを音で歩行者や作業員などに報知できるので、昼間においても非常脱出口蓋に体を打ち付けたり、非常脱出口内に落下する等の事故を未然に防止でき、作業の安全性を高めることができる。
本発明は、第9に、前記第8の構成の換気口閉塞蓋において、前記警報音発生装置は、音声発生装置であるという構成にした。かかる構成によると、非常脱出口蓋が上昇して非常脱出口が開放されていることを音声で歩行者や作業員などに報知できるので、自動車の警報音などと明瞭に区別することができ、作業の安全性を高めることができる。
本発明は、第10に、前記第1の構成の換気口閉塞蓋において、前記換気口蓋本体及び当該換気口蓋本体の上面を覆う装飾板の一部に人が侵入不可能な大きさのバキューム投入口を開口すると共に、当該バキューム投入口にバキューム投入口蓋を開閉可能に設けるという構成にした。かかる構成によると、換気口閉塞蓋の設置部において地下構造物内の清掃や排水を行うことができるので、地下構造物の保守管理を容易化することができる。
本発明は、第11に、前記第10の構成の換気口閉塞蓋において、前記換気口蓋本体と前記バキューム投入口蓋との間に、解錠することにより前記換気口蓋本体からの前記バキューム投入口蓋の取り外しを可能にする錠前を設け、前記バキューム投入口蓋の上面に、前記錠前の鍵差込口を配置するという構成にした。かかる構成によると、錠前によってバキューム投入口蓋の不正な取り外しを防止できるので、バキューム投入口蓋付き換気口閉塞蓋の堅牢性を保つことができる。また、バキューム投入口蓋の上面に鍵差込口を配置することから、バキューム投入口蓋の開閉が過剰に複雑化せず、バキューム投入口蓋を利用した地下構造物内の清掃や排水を容易に行うことができる。
本発明によると、換気口蓋本体を換気口の内壁との間に人の侵入が不可能な幅の空気流路が形成される大きさに形成すると共に、当該換気口蓋本体の上面に非金属耐熱材料製の装飾板を敷き詰めるので、溶断等によって人が侵入可能な穴を設けることは困難であり、グレーチング等に比べて換気口閉塞蓋の堅牢性を高めることができる。また、換気口蓋本体の上面及び非常脱出口蓋本体の上面に装飾板を敷き詰めるので、歩道の舗装と調和する美観を具備させることができる。さらに、換気口蓋に非常脱出口を開口し、当該非常脱出口に非常脱出口蓋を開閉可能に設けるので、地下構造物内への人の閉じ込め事故を防止でき、グレーチング等に比べて作業の安全性と能率性とを高めることができる。
本発明に係る換気口閉塞蓋の説明に先立ち、この換気口閉塞蓋が設置される地下道又は地下鉄などの地下構造物と地上とを連通する換気口の構成を、図1及び図2を用いて説明する。図1は実施形態に係る換気口閉塞蓋が設置される換気口の断面図、図2は図1のA部拡大図である。
図1及び図2に示すように、換気口100の上端の路面101と接する部分には、段部102が形成されており、当該段部102には、アングル補正材110がアンカー120にて固定されている。アングル補正材110は、アンカー120によって換気口100の内壁103に固定される固定片111と、段部102の底面104に沿って配置される水平面112と、段部102の立面105に沿って配置される垂直面113と、路面101上に露出して配置される露出面114と、路面101内に埋設される埋設面115とからなり、ステンレス板などの金属板によって形成される。このアングル補正材110は、複数の部材からなり、これら複数の部材を組み合わせることによって、換気口100の全周にわたって設置される。
以下、本発明に係る換気口閉塞蓋の実施形態を、図3乃至図13に基づいて説明する。図3は換気口に対する換気口閉塞蓋の設置状態を示す断面図、図4は図3のB部拡大図、図5は第1ブラケットの正面図、図6は第1ブラケットの側面図、図7は第2ブラケットの正面図、図8は換気口に対する第1及び第2のブラケットの設置状態を示す断面図、図9は換気口蓋の平面図、図10は換気口蓋と第1ブラケットとの連結方法を示す説明図、図11は非常脱出口蓋の構成図、図12は上昇時における非常脱出口蓋の状態を示す説明図、図13は換気口閉塞蓋に対するバキューム投入口蓋の設置状態を示す断面図である。
図3に示すように、本例の換気口閉塞蓋は、換気口100の内壁103に設置される第1及び第2のブラケット1,2と、これら第1及び第2のブラケット1,2に固定されて換気口100の上端部に設置される換気口蓋10と、換気口蓋10に開閉可能に設けられる非常脱出口蓋20と、換気口蓋10に開閉可能に設けられるバキューム投入口蓋30とから主に構成される。
第1ブラケット1は、換気口蓋10を締結により固定するものであり、図5及び図6に示すように、角形の金属管からなる本体部3と、当該本体部3の前面に配置される換気口蓋固定板4と、本体部3と換気口蓋固定板4とを連結するボルト5と、本体部3の側面に溶接により固定された複数(本実施形態では、左右対称に3対)のL字状固定金具6とからなる。本体部3の前面には、図6に示すように、ボルト5を螺合するナット3aが溶接により固定されると共に、それと同心に図示しないボルト5の挿入孔が開設される。これに対して、換気口蓋固定板4には、ボルト5を挿入可能な長孔4aと、換気口蓋固定板4を換気口蓋10に締結する際に用いられるボルト挿入孔4bとが開設されている。したがって、ボルト5を緩めた状態で換気口蓋固定板4を本体部3の長手方向に移動することにより、本体部3からの換気口蓋固定板4の突出量、即ち、換気口蓋10に対するボルト挿入孔4bの設定位置を適宜調整することができる。L字状固定金具6には、これを換気口100の内壁103に固定するためのボルト挿入用長孔6aが開設される。
第2ブラケット2は、換気口蓋10を支持するものであって、図7に示すように、角形の金属管からなる本体部3と、本体部3の側面に溶接により固定された複数(本実施形態では、左右対称に3対)のL字状固定金具6とからなり、L字状固定金具6には、これを換気口100の内壁103に固定するためのボルト挿入用長孔6aが開設される。
これら第1及び第2のブラケット1,2は、図8に示すように、ボルト挿入用長孔6aに挿入されたボルト7を換気口100の内壁103に形成された図示しないねじ穴に螺合することにより、換気口100の内壁103に締結される。換気口100の内壁103に対する第1及び第2のブラケット1,2の取付位置は、ボルト挿入用長孔6aとボルト7との寸法差の範囲で調整できる。また、換気口100の内壁103に取り付けられる第1及び第2のブラケット1,2の数量及び配列は、換気口100のサイズ等に応じて適宜変更できる。
換気口蓋10は、図3及び図4に示すように、換気口蓋本体11と、換気口蓋本体11の上面外周部に取り付けられる穴あき金属板製の換気レール12と、換気口蓋本体11の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板13とからなる。
換気口蓋本体11は、図9及び図10に示すように、上板11aとその下面に固定された補強材11bとから構成されており、ブラケット1,2を介して換気口100内に設定したとき、図4に示すように、換気口100の内壁103との間に所要の通気性を確保可能で人の侵入は不可能な幅、例えば35mm〜50mm程度の空気流路14が形成される大きさに形成される。これにより、地下構造物内の換気を行うことができると共に、換気口100内への不正な侵入が防止される。上板11aには非常脱出口15とバキューム投入口16とが開口されており、上板11aの外周部並びに非常脱出口15及びバキューム投入口16の周囲には、外周規制板11cが起立されている。非常脱出口15は人が通過可能な大きさに形成され、バキューム投入口16はバキューム用のホースが挿入できて人が通過できない大きさに形成される。補強材11bは、角形の金属管を格子状に組み合わせてなり、第1ブラケットの締結部分にはナット11dが溶接されると共に、それと同心にボルト貫通孔(図示省略)が開設される。これら上板11a、外周規制板11c及びは、ステンレス板などの金属板をもって形成される。この換気口蓋本体11は、図10に示すように、換気口蓋固定板4に開設されたボルト挿入孔4bに挿入されたボルト8を補強板11bに溶接されたナット11dに螺合することにより、ブラケット1,2に取り付けられる。
上板11aの上面には、図10に示すように、非金属耐熱材料製の装飾板13が敷き詰められる。装飾板13は、溶断等により破壊されない耐熱性と強度とを有する材料をもって形成される。装飾板材料としては、美観に優れることから天然石や人造石などの石材が特に好適であり、歩道の舗装と調和する者が選択される。上板11aに対する装飾板13の固定方法としては、ボルト締結などを用いることができる。
換気レール12は、図4に示すように、多数の透孔12aがメッシュ状に開口された通気部12bと、通気部12bの一端から下向きに折り返され、図示しないボルト挿入孔が開設された締結部12cと、通気部12bの他端から下向きに折り返され、換気口100の上端に形成された段部102の底面104に突き当てられる突き当て部12dとからなり、締結部12cを上板11aの外周部に起立された外周規制板11cにボルト9を用いて締結することにより、換気口蓋本体11に固定される。透孔12aは、ハイヒールの踵やタバコの吸い殻が入り込まないようにするため、一辺が5mm程度の角穴にすることが望ましい。
非常脱出口蓋20は、図3及び図11に示すように、非常脱出口蓋本体21と、非常脱出口蓋本体21を昇降操作する蓋本体駆動部22とからなる。非常脱出口蓋本体21は、金属製の上板21aとその下面に固定された角形金属管製の補強材21bとから構成されており、換気口蓋本体11に開設された非常脱出口15内に設定可能な大きさに形成される。上板21aの外周部には、外周規制板21cが起立されており、その四隅部に発光部40が設置されると共に、当該発光部40の設定部を除く部分に非金属耐熱材料製の装飾板13が敷き詰められる。発光部40は、上板21aの上面に露出される透光性材料からなるカバーと、当該カバー内に設置された発光ダイオードなどの発光体(図示省略)とからなる。外周規制板21cの材質並びに装飾板13の材質及び固定方法については、換気口蓋10に備えられるものと同じである。また、補強材21bの側面には、発光部41が設置される。発光部41は、透光性材料からなるチューブと、当該チューブ内に設置された発光ダイオードなどの発光体(図示省略)とからなり、補強材21bのほぼ全周に配置される。
蓋本体駆動部22は、図11に示すように、非常脱出口蓋本体21の下面に溶接などにより取り付けられる油圧ジャッキ取付管23と、油圧ジャッキ取付管23と同心に配置され、上端部が油圧ジャッキ取付管23内に摺動可能に挿入された油圧ジャッキ保持管24と、一端が油圧ジャッキ取付管23に連結され、他端が油圧ジャッキ保持管24に連結された油圧ジャッキ25と、換気口蓋本体11の下面に溶接などにより取り付けられる非常脱出口蓋支持管26と、非常脱出口蓋支持管26の補強体27とからなる。油圧ジャッキ保持管24の側面及び非常脱出口蓋支持管26の側面には、それぞれ複数個の連結金具24a,26aが対応する位置に取り付けられており、これら油圧ジャッキ保持管24及び非常脱出口蓋支持管26は、連結金具24aと連結金具26aとをボルトなどで連結することにより一体化される。これにより、非常脱出口蓋支持管26は、油圧ジャッキ保持管24、油圧ジャッキ25及び油圧ジャッキ取付管23を介して非常脱出口蓋20を支持することができる。なお、油圧ジャッキ保持管24は、非常脱出用のはしごを兼ねるものであって、その側面には複数の踏み板28が所定の間隔で取り付けられている。
油圧ジャッキ25としては、換気口蓋本体11に開口された非常脱出口15から作業員が脱出可能な高さまで非常脱出口蓋20を上昇可能な性能を有するものが用いられ、油圧ジャッキ25を伸長させる昇降機ハンドル25a及び油圧ジャッキ25を収縮させるリリースレバー25bは、油圧ジャッキ取付管23の側方に配置される。換気口蓋本体11は、油圧ジャッキ25を伸長することにより、図12に示すように、換気口蓋本体11の設定面より上昇させることができる。よって、仮に地下構造物内に作業員が閉じ込められた場合にも、容易に脱出することができ、この種の換気口閉塞蓋の安全性を高めることができる。また、昇降機ハンドル25aを操作することによって上昇された非常脱出口蓋20は、リリースレバー25bを操作することによって換気口蓋本体11の設定面まで下降させることができる。この場合、リリースレバー25bが油圧ジャッキ取付管23の側方に配置されているので、地上からの非常脱出口蓋20の下降操作を容易に行うことができる。さらに、重量物である換気口蓋本体11の昇降を油圧ジャッキ25にて行うので、非常時における作業員の脱出を容易に行うことができる。
また、非常脱出口蓋本体21の下面には、図11及び図12に示すように、非常脱出口蓋20が上昇中であることを歩行者や作業員に報知するための警報音発生装置50が備えられる。警報音発生装置50としては、ブザー又は音声発生装置を用いることができ、油圧ジャッキ25の長さが予め定められた長さ以上になったときに自動的に警報を発するようにすることもできる。なお、前記発光部40,41についても、油圧ジャッキ25の長さが予め定められた長さ以上になったときに自動的に発光するようにすることができる。発光部40,41及び警報音発生装置50などの警報装置を備えると、歩行者や作業員に非常脱出口蓋20が上昇中であることを報知できるので、作業の安全性を高めることができる。
バキューム投入口蓋30は、図13に示すように、投入口蓋本体31と、当該投入口蓋本体31の上面に敷き詰められた非金属耐熱材料製の装飾板13と、投入口蓋本体31の一辺をバキューム投入口16の外周に起立された外周規制板11cに開閉可能に連結するヒンジ32とから構成されている。投入口蓋本体31は、装飾板設定面31aと、装飾板設定面31aの一側辺より起立されたヒンジ取付面31bとから構成されており、ヒンジ32は、このヒンジ取付面31bと外周規制板11cとの間に取り付けられる。ヒンジ取付面31bと対向するバキューム投入口蓋30の他の辺には、シリンダー錠挿入孔33が開設され、換気口蓋本体11の上板11aに取り付けられたシリンダー錠34が挿入されている。したがって、シリンダー錠挿入孔33の上方よりシリンダー錠34に設けられた鍵差込口に鍵を差し込むことにより、換気口蓋10に対するバキューム投入口蓋30の施錠及び解錠を行うことができる。このように、本例の換気口閉塞蓋は、バキューム投入口蓋30を備えるので、地下構造物内の清掃や排水を随時行うことができ、地下構造物の保守管理を容易に行うことができる。また、シリンダー錠30にてバキューム投入口蓋30の開閉を管理するので、構造が簡単で容易に実施できる。
図1は実施形態に係る換気口閉塞蓋が設置される換気口の断面図である。 図1のA部拡大図である。 換気口に対する換気口閉塞蓋の設置状態を示す断面図である。 図3のB部拡大図である。 第1ブラケットの正面図である。 第1ブラケットの側面図である。 第2ブラケットの正面図である。 換気口に対する第1及び第2のブラケットの設置状態を示す断面図である。 換気口蓋の平面図である。 換気口蓋と第1ブラケットとの連結方法を示す説明図である。 非常脱出口蓋の構成図である。 上昇時における非常脱出口蓋の状態を示す説明図である。 換気口閉塞蓋に対するバキューム投入口蓋の設置状態を示す断面図である。
符号の説明
1 第1ブラケット
2 第2ブラケット
10 換気口蓋
11 換気口蓋本体
12 換気レール
13 装飾板
20 非常脱出口蓋
30 バキューム投入口蓋
40,41 発光部
50 警報音発生装置

Claims (11)

  1. 地下構造物と地上とを連通する換気口の内壁に設置されるブラケットと、非常脱出口を有し前記ブラケットに固定されて前記換気口の閉塞と前記地下構造物内の換気とを行う換気口蓋と、前記非常脱出口に開閉可能に設けられる非常脱出口蓋とを備え、
    前記換気口蓋は、前記ブラケットに固定したとき、前記換気口の内壁との間に所要の通気性を確保可能で人の侵入は不可能な幅の空気流路が形成される大きさを有する金属製の換気口蓋本体と、当該換気口蓋本体の上面外周部に取り付けられ、前記空気流路の上方を覆う穴あき金属板製の換気レールと、前記換気口蓋本体の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板とからなり、
    前記非常脱出口蓋は、前記非常脱出口を閉塞可能な大きさを有する金属製の非常脱出口蓋本体と、当該非常脱出口蓋本体の上面に敷き詰められる非金属耐熱材料製の装飾板とからなることを特徴とする換気口閉塞蓋。
  2. 前記換気レールに開設される通気用の開口は、1辺が約5mmの角形であることを特徴とする請求項1に記載の換気口閉塞蓋。
  3. 前記装飾板は、天然石又は人造石からなることを特徴とする請求項1に記載の換気口閉塞蓋。
  4. 前記非常脱出口蓋は、一端が前記非常脱出口蓋本体の下面に連結され、他端が前記換気口蓋本体の非常脱出口が開口されない部分から垂設された油圧ジャッキ保持部材に連結された油圧ジャッキを伸縮することにより昇降することを特徴とする請求項1に記載の換気口閉塞蓋。
  5. 前記油圧ジャッキは、前記非常脱出口蓋を上昇した状態で、地上から操作可能な位置にリリースレバーを有することを特徴とする請求項4に記載の換気口閉塞蓋。
  6. 前記非常脱出口蓋に、前記油圧ジャッキの伸長に連動して点灯する発光部を備えたことを特徴とする請求項4に記載の換気口閉塞蓋。
  7. 前記発光部は、前記非常脱出口蓋の上方又は側方若しくはそれらの両方向に向けて光を放射することを特徴とする請求項6に記載の換気口閉塞蓋。
  8. 前記非常脱出口蓋に、前記油圧ジャッキの伸長に連動して警報音を発する警報音発生装置を備えたことを特徴とする請求項4に記載の換気口閉塞蓋。
  9. 前記警報音発生装置は、音声発生装置であることを特徴とする請求項8に記載の換気口閉塞蓋。
  10. 前記換気口蓋本体及び当該換気口蓋本体の上面を覆う装飾板の一部に人が侵入不可能な大きさのバキューム投入口を開口すると共に、当該バキューム投入口にバキューム投入口蓋を開閉可能に設けたことを特徴とする請求項1に記載の換気口閉塞蓋。
  11. 前記換気口蓋本体と前記バキューム投入口蓋との間に、解錠することにより前記換気口蓋本体からの前記バキューム投入口蓋の取り外しを可能にする錠前を設け、前記バキューム投入口蓋の上面に、前記錠前の鍵差込口を配置したことを特徴とする請求項10に記載の換気口閉塞蓋。
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