JPH0724750Y2 - 鍵付押釦スイッチ - Google Patents

鍵付押釦スイッチ

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JPH0724750Y2
JPH0724750Y2 JP1351889U JP1351889U JPH0724750Y2 JP H0724750 Y2 JPH0724750 Y2 JP H0724750Y2 JP 1351889 U JP1351889 U JP 1351889U JP 1351889 U JP1351889 U JP 1351889U JP H0724750 Y2 JPH0724750 Y2 JP H0724750Y2
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JP
Japan
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push button
switch
key
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operating element
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JP1351889U
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浩幸 富永
久 舟越
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株式会社サガミ電子工業
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は例えばコンピュータ等の電源スイッチ等とし
て用いることができる鍵付押釦スイッチに関する。
「従来の技術」 例えばコンピュータ或はワードプロセッサ等の電源は操
作者が不在のとき勝手に切られたりするとメモリに記憶
した作製中のプログラム或は文書データ等が消去され大
きな損失が発生する。
このため従来より鍵付のスイッチが用いられる場合があ
る。
従来の鍵付スイッチはスイッチのオンとオフの操作はそ
の都度鍵穴に鍵を差込み、鍵を差込んだ状態でスイッチ
をオン、オフ操作する構造になっている。
「考案が解決しようとする課題」 鍵を鍵穴に差込んで、鍵を回動操作してスイッチをオ
ン、オフ操作する構造の場合、スイッチを操作するには
必ず鍵が必要となる。
このため鍵の所在が不明な場合においては、そのコンピ
ュータ或はワードプロセッサ等の装置は全く使用できな
いことになる。
装置を複数の人が共同で使用する場合、装置が使われて
いない状態ではだれでも使用できる状態であるから、特
に鍵が無くても装置を起動できる方がよい。
然し乍ら上述したように従来の鍵付スイッチは鍵が無い
とスイッチをオン、オフすることができない構造になっ
ているからこの点で不便である。
この考案の目的は必要に応じて鍵がなくてはスイッチを
操作するこができない状態にし、それ以外のときは鍵が
無くてもスイッチをオン、オフ操作することができる鍵
付押釦スイッチを提供することにある。
「課題を解決するための手段」 この考案では押釦スイッチの押釦に鍵穴を設け、この鍵
穴に正規の鍵を差込んだとき押釦は回動操作ができ、こ
の回動操作によって必要に応じて押釦を押圧操作ができ
ない状態にロックすることができる。
押釦をロックしない状態では押釦が通常の押釦スイッチ
と同様に鍵がなくても自由に押圧操作することができ
る。
従ってこの考案の鍵付押釦スイッチによれば通常の押釦
スイッチとして使用できる外に、特に重要なデータを入
力している状態等では必要に応じて鍵で押釦をロックす
ることができ、鍵が無ければスイッチをオン、オフ操作
することができない状態となる。
「実施例」 第1図乃至第6図にこの考案による鍵付押釦スイッチの
実施例を示す。
図中10はスイッチケース、20はこのスイッチケース10の
底部に実装された第1スイッチ、30はこの第1スイッチ
20をオン、オフ操作する第1操作子、40はこの第1操作
子30を可動させる押釦、50はこの押釦40が押込まれてい
る状態で回動操作されることによってオン、オフ操作さ
れる第2スイッチ、60はこの第2スイッチ50の可動接片
51を可動操作する第2操作子ををそれぞれ示す。
スイッチケース10は下部ケース11と上部ケース12とによ
って構成される。上部ケース12は第2図に示すように下
向に突出した4本の脚12Aと、この脚12Aの内側に突出し
た爪12Bを有し、この爪12Bが下ケース10の凹部11Aに係
合して両者を合体するように構成した場合を示す。
下ケース11には第1スイッチ20と第2スイッチ50が実装
される。第1スイッチ20はこの例では2接点2回路の構
造とした場合を示す。
つまり四枚の固定端子21A,21B,22A,22Bが下ケース11の
底面に植設され、その中の固定端子21A,21Bの上部突起
Aに可動接片23A,23Bの切欠Bが係合し、可動接片23A,2
3Bは可動接片23Aと23Bを支点としてシーソ運動できるよ
うに支持される。
第1操作子30は下向に開口した二つの孔を有し、この二
つの孔にバネ31A,31Bと絶縁棒32A,32Bが挿入され、この
絶縁棒32A,32Bがバネ31A,31Bの偏倚力によって下向に突
出偏倚される。
絶縁棒32A,32Bの先端は第1スイッチ20を構成する可動
接片23A,23Bの上面に当接し、可動接片23A,23Bに下向に
力を与える。
第1操作子30は押釦40の押圧操作によって可動接片23A,
23Bの長手方向に移動するから可動接片23A,23Bはシーソ
運動を行ない固定接点21A,21Bと22A,22Bとの間をオン、
オフ操作する。
第1操作子30はスイッチケース10の背面側に第1図バネ
31を有し、この第1バネ31の偏倚力によって前方に向っ
て偏倚力を受ける。
一方押釦40は第2バネ41によって後方に偏倚力を受け
る。第2バネ41の偏倚力は第1バネ31の偏倚力より小さ
い値に選定される。この結果押釦40と第1操作子30は主
に第1バネ31の偏倚力によって前方に向って圧接され、
無操作状態では第1スイッチ20をオフの状態に維持す
る。
第1操作子30の上面側に第1スイッチ20をオンの状態に
ロックするロック手段70が設けられている。このロック
手段70は第2図に示すようにハート形カム71と、可動ピ
ン72とこの可動ピン72を下向に押し付ける板バネ73とに
よって構成されるロック機構を用いた例を示す。板バネ
73は上ケース12の内壁に形成した突起74に係合し、上ケ
ース12の天井面に支持され、可動ピン72の先端を下向に
圧接し、ハート型カム71の周囲に形成された凹溝に係合
して動くように構成している。このハート型カムを用い
たロック機構は周知の構造であるため構造の説明はここ
までにする。
このロック手段70によって押釦40を押し込むと、第1操
作子30はスイッチケース10の後方でロック手段70によっ
てロックされ、押釦40の押圧操作力を解除しても第1操
作子30は後部位置に移動した状態を維持し、第1スイッ
チをオンの状態に維持させる。
この状態で押釦40が再び押圧操作するとロック手段70の
ロックが解け第1操作子30は前方に移動し、第1スイッ
チ20をオフの状態に戻す。
一方第2スイッチ50は押釦40の移動方向と直交する方向
に並べられて下ケース11の底面に植設された二枚の固定
端子52A,52Bと、この固定端子52A,52Bの上端に係合して
摺動し、両者間をオン、オフ操作する可動接片51とによ
って構成される。
可動接片51は第2操作子60に支持され、下ケース11の前
端に設けられた凹溝11c(第2図)内を横動できるよう
に装着される。第2操作子60は第2図に示すように前面
の上端に凹部61が形成され、この凹部61に押釦40に形成
した突起42が係合し、この係合状態で押釦40を回動操作
することによって第2操作子60が押釦40の移動方向と直
交する向に可動され第2スイッチ50をオン、オフ操作す
る。
つまり通常の状態では押釦40を押し込むと第1操作子30
が後退し、第1スイッチ20をオンの状態に操作する。こ
の状態で再度押釦40を押し込めばロック手段70のロック
が解除され押釦40は前方の突出位置に捩され、第1スイ
ッチ20はオフの状態となる。通常はこの繰返しで単なる
押釦スイッチとして使われる。
これに対し、押釦40を押し込んだ状態において、つまり
ロック手段70が第1操作子30を後退位置にロックしてい
る状態において押釦40に鍵46(第4図)を差込んで押釦
40を回動操作するとそのとき突起42が第2操作子60の凹
部61に係合し、第2操作子60を移動させる。この移動に
よって第2スイッチ50が例えばオンの状態となり、押釦
40を鍵で施錠した状態を表わす接点信号を出力する。
押釦40の前面には鍵穴43を有し、この鍵穴43に鍵46を差
込むことによって押釦40は回動が許される状態となる。
つまり押釦40はスイッチケース10の前端に突設した筒体
44に収納され、この筒体44の内部でその軸芯方向に移動
することと、軸を中心に回動することができるように支
持される。
押釦40には第3図に示すようにその外周面に複数の突片
45が第4図に示すバネ45Aによって突出する方向に偏倚
力を受けて配列される。各突片45には鍵穴43と同等の貫
通孔を有し、この貫通孔に鍵46が挿入される。鍵46が正
規の鍵の場合、各突片45に形成した貫通孔の下端が鍵46
の溝46A,46B,46C,46D(この例では突片45を四枚設けた
場合を示す)に係合し、溝46A,46B,46C,46Dの深さと突
片45に形成した貫通孔の下端の高さ寸法との組合せによ
って突片45は押釦40の周面にかくれる状態に引き込まれ
る。
筒体44の内面には突片45を軸方向に移動させることがで
きる溝44Aを有し、この溝44Aに突片45が係合した状態で
は押釦40は回動できない構造となっている。
従って鍵穴43に鍵46を差込むと突片45が押釦40の内部に
引き込まれるから、鍵46を差込んだ状態で押釦40は回動
操作ができる状態となる。
筒体44の内周面には溝44Aの他にこの溝44Aの位置から例
えば90°離れた位置に第2の溝44B(第5図)を有し、
押釦40に鍵46を差込んだ状態で例えば時計廻り方向に90
°回動させ、この位置で鍵46を引抜くことにより突片45
は第2の溝44Bに係合し、この状態にロックされる。
つまり押釦40の後部に突起47が設けられ、押釦40を後方
に押込まない状態で押釦40を回動させたとするとこの突
起47が筒体44に形成した切溝48Aに係合し、この状態で
は突起47と切溝48Aとの係合によって押釦40は押圧操作
ができない状態に施錠される。
これに対し通常の操作可能な位置において、押釦40を押
し込み、第1スイッチ20をオンの状態にロックした後
に、鍵46によって押釦40を90°回動させると突起47はス
イッチケース10の前面板と筒体44との接合部に形成した
凹溝48Bに係合し、この係合によって押釦40を再度押圧
操作できない状態にロックする。よってこの状態で鍵46
を引き抜けば押釦40はその状態にロックされ第1スイッ
チ20をオンの状態で施錠したことになる。
「考案の効果」 以上説明したようにこの考案によれば通常は単なる押釦
スイッチとして使用できるため、鍵46が無くても装置を
起動、停止操作することができ、だれでも装置を自由に
使うことができる。
これに対し重要な内容のデータを入力している状態にお
いて操作者が中座したい場合には、操作者は鍵46によっ
て押釦40の状態を施錠することができる。
このとき第2スイッチ50の接点信号によって装置を例え
ばキィーボード等の入力装置から入力を受付けない状態
に制御することができる。よってその状態ではだれもが
装置を使用することができないため操作者は安心して中
座することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す断面図、第2図はそ
の分解斜視図、第3図は押釦に施した鍵の構造を説明す
るための斜視図、第4図及び第5図は同様の断面図、第
6図は押釦のロック機構の構造を説明するための側面図
である。 10:スイッチケース、20:第1スイッチ、30:第1操作
子、40:押釦、50:第2スイッチ、60:第2操作子、70:ロ
ック手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】A.スイッチケースから突出して設けられた
    筒体に、この筒体の軸芯方向に移動自在に収納され、第
    2バネによって後端がスイッチケースに向って弾性的に
    押圧偏倚され、前面の軸芯に鍵穴を有し、この鍵穴に正
    規の鍵を挿入することによって周面に突出した突片を非
    突出状態に転換して上記鍵によって回動操作が許される
    押釦と、 B.この押釦の後方に突設された突起と、 C.上記押釦の周面に突出し、上記筒部に形成された切溝
    に係合し、上記押釦が所定の回動角位置に存する状態だ
    け上記押釦を軸方向に移動することを許し、他の回動角
    位置に存する状態では上記押釦が軸方向に移動すること
    を禁止する突起と、 D.上記押釦の後方に配置され、押釦の軸方向への移動に
    よって操作されその移動操作によって第1スイッチをオ
    ン、オフ操作する第1操作子と、 E.上記第2バネの偏倚力より強く上記第2バネの偏倚方
    向と逆向の偏倚力を上記第1操作子に与える第1バネ
    と、 F.上記押釦が上記第1操作子を押し込んだ状態でこの第
    1操作子の位置をロックするロック手段と、 G.上記スイッチケース内に設けられ、上記押釦がスイッ
    チケースに向って移動したとき上記突起と係合し、この
    係合状態で押釦が回動操作されることによって上記第1
    操作子と直交する方向に移動し、その移動によって第2
    スイッチをオン、オフ操作する第2操作子と、 によって構成した鍵付押釦スイッチ。
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