JPH07246798A - Xーyプロッタによる描画方法及びxーyプロッタ - Google Patents
Xーyプロッタによる描画方法及びxーyプロッタInfo
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- JPH07246798A JPH07246798A JP6041664A JP4166494A JPH07246798A JP H07246798 A JPH07246798 A JP H07246798A JP 6041664 A JP6041664 A JP 6041664A JP 4166494 A JP4166494 A JP 4166494A JP H07246798 A JPH07246798 A JP H07246798A
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- paper
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- guideline
- control unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CAD端末から入力される図面データに基づ
き、XーYプロッタで用紙に描画する描画方法及びXー
Yプロッタに関し、描画品質が高いXーYプロッタによ
る描画方法及びXーYプロッタを提供する。 【構成】 用紙受板に載せた用紙1の表面を走査するセ
ンサ35を設け、センサ35で用紙の用紙座標原点P1 と、
用紙Y軸2-1 上又は用紙X軸2-2 の用紙座標原点から所
定の距離にある基点PY とを検出して、制御部で用紙座
標原点P1 のX・Y座標及び基点PY のX・Y座標を読
み取り、読み取りデータに基づき制御部に設けた演算部
で用紙1のずれを算出して、制御部のバッファメモリに
記憶された図面データの描画座標軸を補正し、補正した
描画座標軸に基づき、描画ヘッド及び用紙送りローラを
駆動して描画する。
き、XーYプロッタで用紙に描画する描画方法及びXー
Yプロッタに関し、描画品質が高いXーYプロッタによ
る描画方法及びXーYプロッタを提供する。 【構成】 用紙受板に載せた用紙1の表面を走査するセ
ンサ35を設け、センサ35で用紙の用紙座標原点P1 と、
用紙Y軸2-1 上又は用紙X軸2-2 の用紙座標原点から所
定の距離にある基点PY とを検出して、制御部で用紙座
標原点P1 のX・Y座標及び基点PY のX・Y座標を読
み取り、読み取りデータに基づき制御部に設けた演算部
で用紙1のずれを算出して、制御部のバッファメモリに
記憶された図面データの描画座標軸を補正し、補正した
描画座標軸に基づき、描画ヘッド及び用紙送りローラを
駆動して描画する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CAD端末から入力さ
れる図面データに基づき、XーYプロッタで用紙に描画
する描画方法及びXーYプロッタに関する。
れる図面データに基づき、XーYプロッタで用紙に描画
する描画方法及びXーYプロッタに関する。
【0002】近年はCAD(Computer Aided Design)等
の分野おいて、コンピュータにより作製された画像(図
形,文字等)を、XーYプロッタを使用し、用紙にペン
書きして描画することが広く行われている。
の分野おいて、コンピュータにより作製された画像(図
形,文字等)を、XーYプロッタを使用し、用紙にペン
書きして描画することが広く行われている。
【0003】
【従来の技術】図7は従来のXーYプロッタの斜視図、
図8は描画時の斜視図であり、図9の(A),(B) はそれぞ
れXーYプロッタの要所平面図である。
図8は描画時の斜視図であり、図9の(A),(B) はそれぞ
れXーYプロッタの要所平面図である。
【0004】図において、10は、制御部20と、制御部20
により制御されてY軸方向に正・逆運動する描画ヘッド
30と、用紙1を支える用紙受板11と、制御部20により制
御されて用紙受板11上にセットした用紙1をX軸方向に
正・逆移動させる複数の用紙送りローラ15とを、備えた
XーYプロッタである。
により制御されてY軸方向に正・逆運動する描画ヘッド
30と、用紙1を支える用紙受板11と、制御部20により制
御されて用紙受板11上にセットした用紙1をX軸方向に
正・逆移動させる複数の用紙送りローラ15とを、備えた
XーYプロッタである。
【0005】制御部20は、CAD端末(図1に示すCA
D端末5)から図面データを受取りその図面データのX
・Y座標に基づき、描画ヘッド30と用紙送りローラ15と
を所定に駆動して、用紙1にペン書きし描画させるもの
である。
D端末5)から図面データを受取りその図面データのX
・Y座標に基づき、描画ヘッド30と用紙送りローラ15と
を所定に駆動して、用紙1にペン書きし描画させるもの
である。
【0006】したがって、制御部20には受領した図面デ
ータを一時記憶するバッファメモリ(図1に示すバッフ
ァメモリ21)を備えている。用紙受板11には、描画ヘッ
ド30の下方の位置で、描画ヘッド30の走行方向(Y軸方
向)に平行するプラテン13を備える。
ータを一時記憶するバッファメモリ(図1に示すバッフ
ァメモリ21)を備えている。用紙受板11には、描画ヘッ
ド30の下方の位置で、描画ヘッド30の走行方向(Y軸方
向)に平行するプラテン13を備える。
【0007】用紙受板11の一隅(図9で示す左上)に
は、用紙1を位置決めしてセットするガイドライン12を
印刷等して表示してある。詳細を図9(A) に図示したよ
うに、このガイドライン12は、直交するY軸ガイドライ
ン12-1とX軸ガイドライン12-2とからなり、Y軸ガイド
ライン12-1とX軸ガイドライン12-2との交点がガイドラ
イン原点P0 である。
は、用紙1を位置決めしてセットするガイドライン12を
印刷等して表示してある。詳細を図9(A) に図示したよ
うに、このガイドライン12は、直交するY軸ガイドライ
ン12-1とX軸ガイドライン12-2とからなり、Y軸ガイド
ライン12-1とX軸ガイドライン12-2との交点がガイドラ
イン原点P0 である。
【0008】そして、このガイドライン原点P0 から内
側にX・Y方向に所定量離れた位置に(後述する用紙1
の用紙座標原点P1 に対応する位置)に、装置座標原点
Pがあり、この装置座標原点Pが描画座標軸の原点であ
る。
側にX・Y方向に所定量離れた位置に(後述する用紙1
の用紙座標原点P1 に対応する位置)に、装置座標原点
Pがあり、この装置座標原点Pが描画座標軸の原点であ
る。
【0009】ところで後述するように、描画ヘッド30は
Y軸方向の移動運動をするだけである。したがって、描
画するには用紙1をX軸方向に移動させねばならない。
この際、ガイドラインが用紙受板上に突出していると、
用紙1を送ることができない。このために、ガイドライ
ン12を印刷等して用紙受板11上に表示し、用紙1がガイ
ドライン12のY軸ガイドライン12-1上を摺動し得るよう
にしている。
Y軸方向の移動運動をするだけである。したがって、描
画するには用紙1をX軸方向に移動させねばならない。
この際、ガイドラインが用紙受板上に突出していると、
用紙1を送ることができない。このために、ガイドライ
ン12を印刷等して用紙受板11上に表示し、用紙1がガイ
ドライン12のY軸ガイドライン12-1上を摺動し得るよう
にしている。
【0010】用紙送りローラ15は、用紙受板11の前側縁
(Y軸ガイドライン12-1より手前側の位置)に外周面の
一部が露出し、Y軸ガイドライン12-1に平行に装着され
た複数の駆動ローラと、それぞれの駆動ローラの上方に
上下動自在に装着されたピンチローラとからなる。
(Y軸ガイドライン12-1より手前側の位置)に外周面の
一部が露出し、Y軸ガイドライン12-1に平行に装着され
た複数の駆動ローラと、それぞれの駆動ローラの上方に
上下動自在に装着されたピンチローラとからなる。
【0011】ピンチローラは、用紙セットレバー(図示
省略)を操作することで降下し、駆動ローラとで用紙1
を挟む。したがって、制御部20からの指令に基づき用紙
駆動部が駆動して駆動ローラが回動すると、用紙1はX
軸方向に正移動・及び逆移動する。
省略)を操作することで降下し、駆動ローラとで用紙1
を挟む。したがって、制御部20からの指令に基づき用紙
駆動部が駆動して駆動ローラが回動すると、用紙1はX
軸方向に正移動・及び逆移動する。
【0012】制御部20が用紙送りローラ15(駆動ロー
ラ)の回転角度を指定することで、用紙1が所定量X軸
方向に移動する。描画ヘッド30は、用紙1に描画するが
ペン(図示省略)を保持する。このペンは描画しない時
は用紙1の上方に引き上げられており、描画時に降下し
てその先端が用紙1の表面を押圧するようになってい
る。
ラ)の回転角度を指定することで、用紙1が所定量X軸
方向に移動する。描画ヘッド30は、用紙1に描画するが
ペン(図示省略)を保持する。このペンは描画しない時
は用紙1の上方に引き上げられており、描画時に降下し
てその先端が用紙1の表面を押圧するようになってい
る。
【0013】描画ヘッド30はY軸に平行する送りねじに
螺合しており、制御部20からの指令に基づきヘッド駆動
部が回動すると、Y軸方向に正移動・及び逆移動する。
したがって、制御部20が送りねじの回転角度を指定する
ことで、描画ヘッド30(即ちペン)が所定量Y軸方向に
移動する。
螺合しており、制御部20からの指令に基づきヘッド駆動
部が回動すると、Y軸方向に正移動・及び逆移動する。
したがって、制御部20が送りねじの回転角度を指定する
ことで、描画ヘッド30(即ちペン)が所定量Y軸方向に
移動する。
【0014】また、描画ヘッド30の下方の位置に描画ヘ
ッド30の走行方向(Y軸方向)に平行する、用紙受板11
上に外周面の一部が露出するプラテン13を備える。一
方、詳細を図9に図示したように、用紙1には縁枠2を
印刷してある。この縁枠2の一方のラインが用紙Y軸2-
1 で、直交する他方のラインが用紙X軸2-2であり、そ
の交点が用紙座標原点P1 である。
ッド30の走行方向(Y軸方向)に平行する、用紙受板11
上に外周面の一部が露出するプラテン13を備える。一
方、詳細を図9に図示したように、用紙1には縁枠2を
印刷してある。この縁枠2の一方のラインが用紙Y軸2-
1 で、直交する他方のラインが用紙X軸2-2であり、そ
の交点が用紙座標原点P1 である。
【0015】なお、描画ヘッドをX軸,Y軸の両方向に
移動する構造のXーYプロッタは、用紙受板の全面に用
紙を水平に保持しなければならない。したがって、用紙
より充分に大きい角形で平坦な用紙受板が必要となる。
移動する構造のXーYプロッタは、用紙受板の全面に用
紙を水平に保持しなければならない。したがって、用紙
より充分に大きい角形で平坦な用紙受板が必要となる。
【0016】しかし、本発明の対象とするXーYプロッ
タは、用紙をX軸方向に移動する構造のものであるか
ら、用紙受板が小形であり、これに伴いXーYプロッタ
が小形であるという特徴がある。
タは、用紙をX軸方向に移動する構造のものであるか
ら、用紙受板が小形であり、これに伴いXーYプロッタ
が小形であるという特徴がある。
【0017】以下、上述のように構成されたXーYプロ
ッタ10を使用して、CAD端末5から入力された図面デ
ータに基づき用紙1上に描画する手順を説明する。ま
ず、図9(A) に図示したように、手で用紙1の角をガイ
ドライン原点P0 に一致させ、用紙1のY側の辺をY軸
ガイドライン12-1に、X側の辺をX軸ガイドライン12-2
に合わせて、用紙1を用紙受板11に載せる。
ッタ10を使用して、CAD端末5から入力された図面デ
ータに基づき用紙1上に描画する手順を説明する。ま
ず、図9(A) に図示したように、手で用紙1の角をガイ
ドライン原点P0 に一致させ、用紙1のY側の辺をY軸
ガイドライン12-1に、X側の辺をX軸ガイドライン12-2
に合わせて、用紙1を用紙受板11に載せる。
【0018】このことにより、用紙座標原点P1 が装置
座標原点Pに一致する。次に用紙セットレバー(図示省
略)を操作して、用紙送りローラ15のピンチローラを降
下させ、ピンチローラと駆動ローラとで用紙1を挟んで
用紙1をXーYプロッタ10にセットする。
座標原点Pに一致する。次に用紙セットレバー(図示省
略)を操作して、用紙送りローラ15のピンチローラを降
下させ、ピンチローラと駆動ローラとで用紙1を挟んで
用紙1をXーYプロッタ10にセットする。
【0019】次に、駆動スイッチ(図示省略) をオンに
する。このことにより、制御部20がバッファメモリ21に
記憶されている図面データの最初の画素(曲線,直線或
いは曲線と直線とからなる閉じた図)の始点のX・Y座
標点を読み取り、描画ヘッド30及び用紙送りローラ15を
駆動させ、描画ヘッド30に搭載したペンを用紙1のX・
Y座標点の直上に移動させる。引き続いてペンを降下さ
せその先端を用紙1の表面に押圧させる。
する。このことにより、制御部20がバッファメモリ21に
記憶されている図面データの最初の画素(曲線,直線或
いは曲線と直線とからなる閉じた図)の始点のX・Y座
標点を読み取り、描画ヘッド30及び用紙送りローラ15を
駆動させ、描画ヘッド30に搭載したペンを用紙1のX・
Y座標点の直上に移動させる。引き続いてペンを降下さ
せその先端を用紙1の表面に押圧させる。
【0020】そして、描画ヘッド30及び用紙送りローラ
15を駆動して、最初の画素を描画する。最初の画素の描
画を終えるとペンを引き上げ、次の画素の始点にペンを
移動して、次の画素を描画する。
15を駆動して、最初の画素を描画する。最初の画素の描
画を終えるとペンを引き上げ、次の画素の始点にペンを
移動して、次の画素を描画する。
【0021】このことを繰り返して、図面データに投入
されているすべての画像(図形,文字等)を描画するも
のである。なお、駆動スイッチのオン以降の描画作用
は、XーYプロッタが自動的に行うことは勿論のことで
ある。
されているすべての画像(図形,文字等)を描画するも
のである。なお、駆動スイッチのオン以降の描画作用
は、XーYプロッタが自動的に行うことは勿論のことで
ある。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】従来は用紙を手動で用
紙受板上に印刷等されたガイドラインに合わせて、Xー
Yプロッタにセットしている。
紙受板上に印刷等されたガイドラインに合わせて、Xー
Yプロッタにセットしている。
【0023】ところで、このガイドラインは図7に図示
したように描画ヘッドの後方に位置しているので、ガイ
ドラインを目視することが困難である。したがって、図
9の(B) に図示したように、用紙1が傾いたり、また傾
かなくてもガイドライン原点P0 と用紙1の角が一致し
ない状態で、用紙1がXーYプロッタにセットされる恐
れがある。
したように描画ヘッドの後方に位置しているので、ガイ
ドラインを目視することが困難である。したがって、図
9の(B) に図示したように、用紙1が傾いたり、また傾
かなくてもガイドライン原点P0 と用紙1の角が一致し
ない状態で、用紙1がXーYプロッタにセットされる恐
れがある。
【0024】このように用紙がセットされると、装置座
標原点P(x0,y0)にセットした用紙の用紙座標原点P
1(x1,y1) とがずれ、且つ用紙のX・Y座標がガイドラ
インに対して傾く。
標原点P(x0,y0)にセットした用紙の用紙座標原点P
1(x1,y1) とがずれ、且つ用紙のX・Y座標がガイドラ
インに対して傾く。
【0025】一方、画像は装置座標上に設定されたX・
Y座標に即ち描画座標によって、用紙上に描画される。
したがって、用紙座標と描画座標とがずれていると、用
紙に描画された画像が歪むことになり、描画品質が低い
という問題点があった。
Y座標に即ち描画座標によって、用紙上に描画される。
したがって、用紙座標と描画座標とがずれていると、用
紙に描画された画像が歪むことになり、描画品質が低い
という問題点があった。
【0026】本発明はこのような点に鑑みて創作された
もので、描画品質が高いXーYプロッタによる描画方法
及びXーYプロッタを提供することを目的としている。
もので、描画品質が高いXーYプロッタによる描画方法
及びXーYプロッタを提供することを目的としている。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、図1に例示したように、制御部と、制御
部の指令によりY軸方向に正・逆運動する描画ヘッド
と、用紙1を支持する用紙受板11と、用紙受板11上に表
示された用紙1の位置合わせ用のガイドライン12と、制
御部の指令により駆動して用紙1をX軸方向に正・逆移
動させる複数の用紙送りローラ15とを、備えたXーYプ
ロッタで、CAD端末から入力された図面データに基づ
き用紙1に描画する描画方法において、用紙受板11に載
せた用紙1の表面を走査するセンサ35を設け、センサ35
で用紙1の用紙座標原点P1 と、用紙Y軸2-1 上または
用紙X軸2-2 上の用紙座標原点P1 から所定の距離にあ
る基点PY とを検出して、制御部20で用紙座標原点P1
のX・Y座標及び基点PY のX・Y座標を読み取る。
めに本発明は、図1に例示したように、制御部と、制御
部の指令によりY軸方向に正・逆運動する描画ヘッド
と、用紙1を支持する用紙受板11と、用紙受板11上に表
示された用紙1の位置合わせ用のガイドライン12と、制
御部の指令により駆動して用紙1をX軸方向に正・逆移
動させる複数の用紙送りローラ15とを、備えたXーYプ
ロッタで、CAD端末から入力された図面データに基づ
き用紙1に描画する描画方法において、用紙受板11に載
せた用紙1の表面を走査するセンサ35を設け、センサ35
で用紙1の用紙座標原点P1 と、用紙Y軸2-1 上または
用紙X軸2-2 上の用紙座標原点P1 から所定の距離にあ
る基点PY とを検出して、制御部20で用紙座標原点P1
のX・Y座標及び基点PY のX・Y座標を読み取る。
【0028】そして、読み取りデータに基づき、制御部
20に設けた演算部22で用紙1のずれを算出して、制御部
20のバッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸を補正する。
20に設けた演算部22で用紙1のずれを算出して、制御部
20のバッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸を補正する。
【0029】その後、補正した描画座標軸に基づき、描
画ヘッド30及び用紙送りローラ15を駆動して、描画する
構成とする。また、センサ35を描画ヘッド30に搭載し
て、用紙受板に載せた用紙の表面を走査するものとす
る。
画ヘッド30及び用紙送りローラ15を駆動して、描画する
構成とする。また、センサ35を描画ヘッド30に搭載し
て、用紙受板に載せた用紙の表面を走査するものとす
る。
【0030】図3に例示したように、用紙受板に載せた
用紙上のガイドライン12のガイドライン原点P0 近傍の
点を、制御部の指令により押圧する支点用ピン45と、制
御部の指令により駆動して用紙1をY軸方向に移動する
Y軸調整ローラ40と、制御部の指令により駆動して用紙
1をX軸方向に移動するX軸調整ローラ42と、用紙の角
がガイドライン原点P0 に、用紙1のY軸側の側縁1-1
がガイドライン12のY軸ガイドライン12-1にそれぞれ一
致した否かを検出するセンサ50とを設ける。
用紙上のガイドライン12のガイドライン原点P0 近傍の
点を、制御部の指令により押圧する支点用ピン45と、制
御部の指令により駆動して用紙1をY軸方向に移動する
Y軸調整ローラ40と、制御部の指令により駆動して用紙
1をX軸方向に移動するX軸調整ローラ42と、用紙の角
がガイドライン原点P0 に、用紙1のY軸側の側縁1-1
がガイドライン12のY軸ガイドライン12-1にそれぞれ一
致した否かを検出するセンサ50とを設ける。
【0031】そして、回動軸用ピン45と、Y軸調整ロー
ラ40かX軸調整ローラ42かのいずれか一方を駆動して、
用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガイドライン12-1に平
行になるように用紙1を回転する。
ラ40かX軸調整ローラ42かのいずれか一方を駆動して、
用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガイドライン12-1に平
行になるように用紙1を回転する。
【0032】次にY軸調整ローラ40を駆動してY軸側の
側縁1-1 をY軸ガイドライン12-1に一致させるか、又は
X軸調整ローラ42を駆動して用紙1のX軸側の側縁1-2
をガイドライン12のX軸ガイドライン12-2に一致させ
る。
側縁1-1 をY軸ガイドライン12-1に一致させるか、又は
X軸調整ローラ42を駆動して用紙1のX軸側の側縁1-2
をガイドライン12のX軸ガイドライン12-2に一致させ
る。
【0033】引き続いてX軸調整ローラ12を駆動して、
用紙1の角をガイドライン原点P0に一致させるか、又
はY軸調整ローラ40を駆動して、用紙1の角をガイドラ
イン原点P0 に一致させる。
用紙1の角をガイドライン原点P0に一致させるか、又
はY軸調整ローラ40を駆動して、用紙1の角をガイドラ
イン原点P0 に一致させる。
【0034】その後、描画ヘッド30及び用紙送りローラ
15を駆動して描画する構成とする。或いはまた、図6に
図示したように、制御部と、制御部の指令によりY軸方
向に正・逆運動する描画ヘッドと、用紙1を支持する用
紙受板11と、用紙受板11上に表示された用紙1の位置合
わ用のガイドラインと、制御部の指令により駆動して用
紙1をX軸方向に正・逆移動させる複数の用紙送りロー
ラ15とを、備えたXーYプロッタにおいて、ガイドライ
ンに代えて、用紙のセット時は用紙受板上に突出し、用
紙をセット後は用紙受板の下方に埋入する上下動自在の
平面視アングル形のガイド体60を、備えたXーYプロッ
タの構成とする。
15を駆動して描画する構成とする。或いはまた、図6に
図示したように、制御部と、制御部の指令によりY軸方
向に正・逆運動する描画ヘッドと、用紙1を支持する用
紙受板11と、用紙受板11上に表示された用紙1の位置合
わ用のガイドラインと、制御部の指令により駆動して用
紙1をX軸方向に正・逆移動させる複数の用紙送りロー
ラ15とを、備えたXーYプロッタにおいて、ガイドライ
ンに代えて、用紙のセット時は用紙受板上に突出し、用
紙をセット後は用紙受板の下方に埋入する上下動自在の
平面視アングル形のガイド体60を、備えたXーYプロッ
タの構成とする。
【0035】
【作用】請求項1の発明は、センサで用紙の用紙座標原
点のX・Y座標と、用紙Y軸上又は用紙X軸上の用紙座
標原点から所定の距離にある基点を検出し、制御部で用
紙座標原点及び基点のX・Y座標を読み取り、読み取り
データに基づき、制御部に設けた演算部で用紙のずれを
算出して、制御部のバッファメモリに記憶された図面デ
ータの描画座標軸を補正し、補正した描画座標軸に基づ
き、描画ヘッド及び用紙送りローラを駆動している。
点のX・Y座標と、用紙Y軸上又は用紙X軸上の用紙座
標原点から所定の距離にある基点を検出し、制御部で用
紙座標原点及び基点のX・Y座標を読み取り、読み取り
データに基づき、制御部に設けた演算部で用紙のずれを
算出して、制御部のバッファメモリに記憶された図面デ
ータの描画座標軸を補正し、補正した描画座標軸に基づ
き、描画ヘッド及び用紙送りローラを駆動している。
【0036】したがって、用紙がガイドラインに位置合
わせされていなくても、用紙に描画された画像が歪むこ
とがない。即ち本発明方法に描画される画像は描画品質
が高い。
わせされていなくても、用紙に描画された画像が歪むこ
とがない。即ち本発明方法に描画される画像は描画品質
が高い。
【0037】請求項2の発明は、センサを描画ヘッドに
搭載している。一方、XーYプロッタに設けた描画ヘッ
ドは、高精度に移動するものである。したがって、描画
ヘッドに搭載したセンサは、用紙座標原点のX・Y座標
及び用紙Y軸上の所定の距離にある点のX・Y座標を、
高精度に読み取る。
搭載している。一方、XーYプロッタに設けた描画ヘッ
ドは、高精度に移動するものである。したがって、描画
ヘッドに搭載したセンサは、用紙座標原点のX・Y座標
及び用紙Y軸上の所定の距離にある点のX・Y座標を、
高精度に読み取る。
【0038】即ち、補正した描画座標軸の精度が高く
て、描画される画像はさらに描画品質が高い。請求項3
の発明は、用紙受板上にずれた位置に手動で載せた用紙
は、制御部により制御駆動される支点用ピン,Y軸調整
ローラ及びX軸調整ローラにより、その位置がガイドラ
インに一致するように移動する。
て、描画される画像はさらに描画品質が高い。請求項3
の発明は、用紙受板上にずれた位置に手動で載せた用紙
は、制御部により制御駆動される支点用ピン,Y軸調整
ローラ及びX軸調整ローラにより、その位置がガイドラ
インに一致するように移動する。
【0039】即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標
軸が一致するので、本発明方法に描画される画像は描画
品質が高い。請求項4の発明のXーYプロッタは、ガイ
ドラインに代えて、用紙のセット時は用紙受板上に突出
し、用紙をセット後は用紙受板の下方に埋入する上下動
自在の平面視アングル形のガイド体を備えたものであ
る。
軸が一致するので、本発明方法に描画される画像は描画
品質が高い。請求項4の発明のXーYプロッタは、ガイ
ドラインに代えて、用紙のセット時は用紙受板上に突出
し、用紙をセット後は用紙受板の下方に埋入する上下動
自在の平面視アングル形のガイド体を備えたものであ
る。
【0040】したがって、手で用紙を押して用紙の角を
ガイド体に突き当てることで、用紙が所定の位置にセッ
トされる。即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標軸
が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画さ
れた画像は描画品質が高い。
ガイド体に突き当てることで、用紙が所定の位置にセッ
トされる。即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標軸
が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画さ
れた画像は描画品質が高い。
【0041】なお、用紙をセットした後は、ガイド体は
用紙受板の下方に埋入する。したがって、描画するため
に用紙を、用紙受板上で摺動移動させるのに何らの支障
がない。
用紙受板の下方に埋入する。したがって、描画するため
に用紙を、用紙受板上で摺動移動させるのに何らの支障
がない。
【0042】
【実施例】以下図を参照しながら、本発明を具体的に説
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
明する。なお、全図を通じて同一符号は同一対象物を示
す。
【0043】図1は請求項1の発明の原理を示す図、図
2は請求項1の発明のブロック図、図3は請求項3の発
明の原理を示す図、図4は請求項3の発明のブロック図
であり、図5はセンサの一例の平面図、図6は請求項4
の発明のXーYプロッタの平面図である。
2は請求項1の発明のブロック図、図3は請求項3の発
明の原理を示す図、図4は請求項3の発明のブロック図
であり、図5はセンサの一例の平面図、図6は請求項4
の発明のXーYプロッタの平面図である。
【0044】図1,2において、35は、用紙受板11に載
せた用紙1の表面を走査する光学的なセンサである。セ
ンサ35は、用紙1を照射する光源と、用紙からの反射光
を受光するように用紙1に垂直に設けた光ファイバと、
光ファイバの端末に装着した受光素子とからなる光学的
なセンサが考えられる。
せた用紙1の表面を走査する光学的なセンサである。セ
ンサ35は、用紙1を照射する光源と、用紙からの反射光
を受光するように用紙1に垂直に設けた光ファイバと、
光ファイバの端末に装着した受光素子とからなる光学的
なセンサが考えられる。
【0045】このような構成とすると用紙座標原点P1
及び基点PY は黒色であるので、光源の照射光は殆ど反
射しない。したがって、用紙1及び描画ヘッド30を駆動
して、後述する用紙1の縁枠2の用紙座標原点P1 或い
は基点PY の直上にセンサ35の光ファイバが移動する
と、受光素子の出力が小さくなる。このことにより、セ
ンサ35は用紙座標原点P1 及び基点PY の位置を検出で
きる。
及び基点PY は黒色であるので、光源の照射光は殆ど反
射しない。したがって、用紙1及び描画ヘッド30を駆動
して、後述する用紙1の縁枠2の用紙座標原点P1 或い
は基点PY の直上にセンサ35の光ファイバが移動する
と、受光素子の出力が小さくなる。このことにより、セ
ンサ35は用紙座標原点P1 及び基点PY の位置を検出で
きる。
【0046】ところで、XーYプロッタに設けられた描
画ヘッド30は、Y軸方向に高精度に移動するものであ
る。よって、センサ35を描画ヘッド30に搭載すれば、X
・Y座標を高精度に読み取ることができる。このような
理由によりセンサ35は描画ヘッド30に搭載することが望
ましい。
画ヘッド30は、Y軸方向に高精度に移動するものであ
る。よって、センサ35を描画ヘッド30に搭載すれば、X
・Y座標を高精度に読み取ることができる。このような
理由によりセンサ35は描画ヘッド30に搭載することが望
ましい。
【0047】制御部20は、CAD端末5から図面データ
を受取り、その図面データのX・Y座標(描画座標)に
基づき、描画ヘッド30と用紙送りローラ15とを所定に駆
動して、用紙1にペン書きで描画させるものである。
を受取り、その図面データのX・Y座標(描画座標)に
基づき、描画ヘッド30と用紙送りローラ15とを所定に駆
動して、用紙1にペン書きで描画させるものである。
【0048】したがって、制御部20には、CAD端末5
から受領した図面データを一時記憶するバッファメモリ
21を備えている。なお、図2に示す制御部20には、セン
サ35の読み取りデータに基づき、用紙のずれを算出し
て、バッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸を補正する演算部22を設ける。
から受領した図面データを一時記憶するバッファメモリ
21を備えている。なお、図2に示す制御部20には、セン
サ35の読み取りデータに基づき、用紙のずれを算出し
て、バッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸を補正する演算部22を設ける。
【0049】描画ヘッド30は、用紙1に描画するがペン
(図示省略)を保持する。このペンは描画しない時は用
紙1の上方に引き上げられており、描画時に降下してそ
の先端が用紙1の表面を押圧するようになっている。
(図示省略)を保持する。このペンは描画しない時は用
紙1の上方に引き上げられており、描画時に降下してそ
の先端が用紙1の表面を押圧するようになっている。
【0050】描画ヘッド30は、Y軸に平行する送りねじ
に螺合しており、制御部20からの指令に基づきヘッド駆
動部31が回動すると、Y軸方向に正移動・及び逆移動す
る。したがって、制御部20が送りねじの回転角度を指定
することで、描画ヘッド30(即ちペン)は所定量Y軸方
向に移動する。
に螺合しており、制御部20からの指令に基づきヘッド駆
動部31が回動すると、Y軸方向に正移動・及び逆移動す
る。したがって、制御部20が送りねじの回転角度を指定
することで、描画ヘッド30(即ちペン)は所定量Y軸方
向に移動する。
【0051】一方、用紙受板11の一隅(図2で示す左
上)には、用紙1を位置決めしてセットするガイドライ
ン12を印刷等して表示してある。このガイドライン12
は、直交するY軸ガイドライン12-1とX軸ガイドライン
12-2とからなり、Y軸ガイドライン12-1とX軸ガイドラ
イン12-2との交点がガイドライン原点P0 である。
上)には、用紙1を位置決めしてセットするガイドライ
ン12を印刷等して表示してある。このガイドライン12
は、直交するY軸ガイドライン12-1とX軸ガイドライン
12-2とからなり、Y軸ガイドライン12-1とX軸ガイドラ
イン12-2との交点がガイドライン原点P0 である。
【0052】そして、このガイドライン原点P0 から内
側にX・Y方向に所定量離れた位置に(後述する用紙1
の用紙座標原点P1 に対応する位置)に、装置座標原点
Pがあり、この装置座標原点Pが描画座標軸の原点であ
る。
側にX・Y方向に所定量離れた位置に(後述する用紙1
の用紙座標原点P1 に対応する位置)に、装置座標原点
Pがあり、この装置座標原点Pが描画座標軸の原点であ
る。
【0053】用紙送りローラ15は、用紙受板11の前側縁
(Y軸ガイドライン12-1より手前側の位置)に外周面の
一部が露出し、Y軸ガイドライン12-1に平行に装着され
た複数の駆動ローラと、それぞれの駆動ローラの上方に
上下動自在に装着されたピンチローラとからなる。
(Y軸ガイドライン12-1より手前側の位置)に外周面の
一部が露出し、Y軸ガイドライン12-1に平行に装着され
た複数の駆動ローラと、それぞれの駆動ローラの上方に
上下動自在に装着されたピンチローラとからなる。
【0054】ピンチローラは、用紙セットレバー(図示
省略)を操作することで降下し、駆動ローラとで用紙1
を挟む。したがって、制御部20からの指令に基づき用紙
駆動部14が駆動して駆動ローラが回動すると、用紙1は
X軸方向に正移動・及び逆移動する。
省略)を操作することで降下し、駆動ローラとで用紙1
を挟む。したがって、制御部20からの指令に基づき用紙
駆動部14が駆動して駆動ローラが回動すると、用紙1は
X軸方向に正移動・及び逆移動する。
【0055】即ち、制御部20が用紙送りローラ15(駆動
ローラ)の回転角度を指定することで、用紙1が所定量
X軸方向に移動する。一方、用紙1には縁枠2を印刷し
てある。この縁枠2の一方のラインが用紙Y軸2-1 で、
直交する他方のラインが用紙X軸2-2 であり、その交点
が用紙座標原点P1 である。
ローラ)の回転角度を指定することで、用紙1が所定量
X軸方向に移動する。一方、用紙1には縁枠2を印刷し
てある。この縁枠2の一方のラインが用紙Y軸2-1 で、
直交する他方のラインが用紙X軸2-2 であり、その交点
が用紙座標原点P1 である。
【0056】また、用紙Y軸2-1 上には、用紙座標原点
P1 から所定の距離Lに、基点PYをマークしてある。
所定の距離Lとは用紙の傾き(用紙Y軸2-1 の傾き)を
高精度に検知し得る距離を指し、例えば100mm である。
P1 から所定の距離Lに、基点PYをマークしてある。
所定の距離Lとは用紙の傾き(用紙Y軸2-1 の傾き)を
高精度に検知し得る距離を指し、例えば100mm である。
【0057】用紙受板11上に手差しで載せた用紙1に、
CAD端末5からの図面データに基づき描画するには、
下記のようにする。なお、走査開始前はセンサ35は、走
査開始の基点、即ち装置座標原点Pの直上に位置してい
るものである。
CAD端末5からの図面データに基づき描画するには、
下記のようにする。なお、走査開始前はセンサ35は、走
査開始の基点、即ち装置座標原点Pの直上に位置してい
るものである。
【0058】この状態で、描画座標軸調整用スィッチ
(図示省略)をオンにする。このことにより、制御部20
が作動して、用紙送りローラ15及び描画ヘッド30を駆動
させ、センサ35に用紙座標原点P1 の走査を開始させ
る。
(図示省略)をオンにする。このことにより、制御部20
が作動して、用紙送りローラ15及び描画ヘッド30を駆動
させ、センサ35に用紙座標原点P1 の走査を開始させ
る。
【0059】センサ35が用紙座標原点P1 の直上の位置
に達して、用紙座標原点P1 を検出すると、制御部20
は、装置座標原点P(x0,y0) からの描画ヘッドの送り
ねじの回転角度、及び用紙送りローラ15の回転角度か
ら、用紙座標原点P1 のX・Y座標即ちP1(x1,y1) を
算出して読み取る。
に達して、用紙座標原点P1 を検出すると、制御部20
は、装置座標原点P(x0,y0) からの描画ヘッドの送り
ねじの回転角度、及び用紙送りローラ15の回転角度か
ら、用紙座標原点P1 のX・Y座標即ちP1(x1,y1) を
算出して読み取る。
【0060】引き続いて、センサ35に基点PY の走査を
開始させる。センサ35が基点PY の直上の位置に達して
基点PY を検出すると、制御部20は、装置座標原点P
(x0,y0) からの描画ヘッドの送りねじの回転角度、及
び用紙送りローラ15の回転角度から、基点PY のX・Y
座標即ちPY ( xx ,yy ) を算出して読み取る。
開始させる。センサ35が基点PY の直上の位置に達して
基点PY を検出すると、制御部20は、装置座標原点P
(x0,y0) からの描画ヘッドの送りねじの回転角度、及
び用紙送りローラ15の回転角度から、基点PY のX・Y
座標即ちPY ( xx ,yy ) を算出して読み取る。
【0061】この読み取ったデータから用紙1のずれ
(装置座標原点Pと用紙座標原点P1とのずれ及び用紙
1の傾き)を算出して、演算部22に通知する。演算部22
は、バッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸(装置座標上でのX・Y座標で指定されている)
を、用紙座標上でのX・Y座標に補正する。
(装置座標原点Pと用紙座標原点P1とのずれ及び用紙
1の傾き)を算出して、演算部22に通知する。演算部22
は、バッファメモリ21に記憶された図面データの描画座
標軸(装置座標上でのX・Y座標で指定されている)
を、用紙座標上でのX・Y座標に補正する。
【0062】上述のことが終了すると、オペレータは、
用紙セットレバー(図示省略)を操作して、用紙送りロ
ーラ15のピンチローラを降下させ、ピンチローラと駆動
ローラとで用紙1を挟んで用紙1をXーYプロッタにセ
ットする。
用紙セットレバー(図示省略)を操作して、用紙送りロ
ーラ15のピンチローラを降下させ、ピンチローラと駆動
ローラとで用紙1を挟んで用紙1をXーYプロッタにセ
ットする。
【0063】次に、駆動スイッチをオンにする。このこ
とにより描画ヘッド30及び用紙送りローラ15が駆動し
て、CAD端末からの図面データに基づいた所定の画像
を用紙1に描画する。
とにより描画ヘッド30及び用紙送りローラ15が駆動し
て、CAD端末からの図面データに基づいた所定の画像
を用紙1に描画する。
【0064】上述な本発明によれば、手差しで用紙受板
11上に載せた用紙1が、ガイドライン12に正確に位置合
わせされていなくても、図面データの描画座標軸(装置
座標上でのX・Y座標)を、用紙座標上でのX・Y座標
に補正して描画しているので用紙に描画された画像が歪
むことがなくて描画品質が高い。
11上に載せた用紙1が、ガイドライン12に正確に位置合
わせされていなくても、図面データの描画座標軸(装置
座標上でのX・Y座標)を、用紙座標上でのX・Y座標
に補正して描画しているので用紙に描画された画像が歪
むことがなくて描画品質が高い。
【0065】以下図3,4,5を参照しながら第3の発
明について説明する。図において、45は、用紙受板11に
手で載せた用紙1上のガイドライン原点P0近傍の点
を、制御部20の指令により押圧する、上下動自在の支点
用ピンである。
明について説明する。図において、45は、用紙受板11に
手で載せた用紙1上のガイドライン原点P0近傍の点
を、制御部20の指令により押圧する、上下動自在の支点
用ピンである。
【0066】40は、外周面の一部が用紙受板11上に露出
するように、用紙受板11の下方に装着されたY軸調整ロ
ーラである。Y軸調整ローラ40は、ガイドライン12のY
軸ガイドライン12-1に平行するように2個装着され、同
期して回転することも、また一方のみが回転することも
できる。
するように、用紙受板11の下方に装着されたY軸調整ロ
ーラである。Y軸調整ローラ40は、ガイドライン12のY
軸ガイドライン12-1に平行するように2個装着され、同
期して回転することも、また一方のみが回転することも
できる。
【0067】Y軸調整ローラ40は、制御部20の指令によ
りY軸調整駆動部41が駆動することで回転する。2個の
Y軸調整ローラ40が同期して回転すると、ガイドライン
12のX軸ガイドライン12-2に平行する方向に用紙1を送
る。
りY軸調整駆動部41が駆動することで回転する。2個の
Y軸調整ローラ40が同期して回転すると、ガイドライン
12のX軸ガイドライン12-2に平行する方向に用紙1を送
る。
【0068】また、支点用ピン45で用紙1の一点を押圧
した状態で、一方のY軸調整ローラ40のみを回転する
と、用紙1は支点用ピン45を支点にして用紙受板11上で
所望の角度回転し、用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガ
イドライン12-1に平行になる。
した状態で、一方のY軸調整ローラ40のみを回転する
と、用紙1は支点用ピン45を支点にして用紙受板11上で
所望の角度回転し、用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガ
イドライン12-1に平行になる。
【0069】42は、外周面の一部が用紙受板11上に露出
するように、用紙受板11の下方に装着されたX軸調整ロ
ーラである。X軸調整ローラ42は、ガイドライン12のX
軸ガイドライン12-2に平行するように2個装着され、同
期して回転する。
するように、用紙受板11の下方に装着されたX軸調整ロ
ーラである。X軸調整ローラ42は、ガイドライン12のX
軸ガイドライン12-2に平行するように2個装着され、同
期して回転する。
【0070】X軸調整ローラ42は、制御部20の指令によ
りX軸調整駆動部43が駆動することで回転し、ガイドラ
イン12のY軸ガイドライン12-1に平行する方向に用紙1
を送る。
りX軸調整駆動部43が駆動することで回転し、ガイドラ
イン12のY軸ガイドライン12-1に平行する方向に用紙1
を送る。
【0071】50は、用紙1の角が用紙受板11に表示した
ガイドライン12のガイドライン原点P0 に、用紙1のY
軸側の側縁1-1 がガイドライン12のY軸ガイドライン12
-1に、それぞれ一致したか否かを検出する光学的なセン
サである。
ガイドライン12のガイドライン原点P0 に、用紙1のY
軸側の側縁1-1 がガイドライン12のY軸ガイドライン12
-1に、それぞれ一致したか否かを検出する光学的なセン
サである。
【0072】センサ50は、用紙1の角及びY軸側の側縁
1-1 を、読み取るガイドライン12の上方に設置したCC
Dアレイと、制御部20に設けた検知部とからなるものが
考えられる。
1-1 を、読み取るガイドライン12の上方に設置したCC
Dアレイと、制御部20に設けた検知部とからなるものが
考えられる。
【0073】検知部は、図5に図示したようにガイドラ
イン12のガイドライン原点P0 に対応する基準原点P00
と、Y軸ガイドライン12-1に対応する基準Y軸12-10
と、X軸ガイドライン12-2に対応する基準X軸12-20 と
がメモリーされ、さらに基準Y軸12-10 に平行する複数
の補助平行ライン53がメモリーされたものである。
イン12のガイドライン原点P0 に対応する基準原点P00
と、Y軸ガイドライン12-1に対応する基準Y軸12-10
と、X軸ガイドライン12-2に対応する基準X軸12-20 と
がメモリーされ、さらに基準Y軸12-10 に平行する複数
の補助平行ライン53がメモリーされたものである。
【0074】用紙受板11上に手差しで載せた用紙1(図
3に一点鎖線で示す)に、CAD端末5からの図面デー
タに基づき描画するには、下記のようにする。用紙位置
調整スィッチ(図示省略)をオンにする。
3に一点鎖線で示す)に、CAD端末5からの図面デー
タに基づき描画するには、下記のようにする。用紙位置
調整スィッチ(図示省略)をオンにする。
【0075】このことにより、回動軸用ピン45が押下し
て用紙1の一点を押圧する。次に一方のY軸調整ローラ
40のみが回転して、支点用ピン45を支点にして用紙1が
回転し、センサ50が用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガ
イドライン12-1に平行になったこと(図3に点線で示
す)を検出すると、Y軸調整ローラ40の回転が停止する
とともに、支点用ピン45が引き上げられる。
て用紙1の一点を押圧する。次に一方のY軸調整ローラ
40のみが回転して、支点用ピン45を支点にして用紙1が
回転し、センサ50が用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガ
イドライン12-1に平行になったこと(図3に点線で示
す)を検出すると、Y軸調整ローラ40の回転が停止する
とともに、支点用ピン45が引き上げられる。
【0076】次に2個のY軸調整ローラ40が回転して、
用紙1がX軸ガイドライン12-2に平行に送られ、センサ
50が用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガイドライン12-1
に一致したこと(図3に2点鎖線で示す)を検出する
と、Y軸調整ローラ40の回転が停止する。
用紙1がX軸ガイドライン12-2に平行に送られ、センサ
50が用紙1のY軸側の側縁1-1 がY軸ガイドライン12-1
に一致したこと(図3に2点鎖線で示す)を検出する
と、Y軸調整ローラ40の回転が停止する。
【0077】引き続いて、2個のX軸調整ローラ42が回
転して、用紙1がY軸ガイドライン12-1に平行に送ら
れ、センサ50が用紙1の角がガイドライン原点P0 に一
致したこと(即ち用紙1のX軸側の側縁1-2 がX軸ガイ
ドライン12-2に一致する)を検出すると、X軸調整ロー
ラ42の回転が停止する。
転して、用紙1がY軸ガイドライン12-1に平行に送ら
れ、センサ50が用紙1の角がガイドライン原点P0 に一
致したこと(即ち用紙1のX軸側の側縁1-2 がX軸ガイ
ドライン12-2に一致する)を検出すると、X軸調整ロー
ラ42の回転が停止する。
【0078】即ち、用紙1は自動的に位置調整される。
上述のことが終了すると、オペレータは、用紙セットレ
バーを操作して、用紙送りローラ15のピンチローラを降
下させ、ピンチローラと駆動ローラとで用紙1を挟んで
用紙1をXーYプロッタにセットする。
上述のことが終了すると、オペレータは、用紙セットレ
バーを操作して、用紙送りローラ15のピンチローラを降
下させ、ピンチローラと駆動ローラとで用紙1を挟んで
用紙1をXーYプロッタにセットする。
【0079】次に、駆動スイッチをオンにする。このこ
とにより描画ヘッド30及び用紙送りローラ15が駆動し
て、CAD端末からの図面データに基づいた所定の画像
を用紙1に描画する。
とにより描画ヘッド30及び用紙送りローラ15が駆動し
て、CAD端末からの図面データに基づいた所定の画像
を用紙1に描画する。
【0080】上述の発明によれば、用紙受板11上にずれ
た位置に手動で載せられた用紙は、制御部により制御駆
動される支点用ピン45,Y軸調整ローラ40及びX軸調整
ローラ42により、その位置がガイドライン12に一致する
ように移動する。
た位置に手動で載せられた用紙は、制御部により制御駆
動される支点用ピン45,Y軸調整ローラ40及びX軸調整
ローラ42により、その位置がガイドライン12に一致する
ように移動する。
【0081】即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標
軸が一致するので、本発明方法に描画された画像は描画
品質が高い。図6において、60は、図1,3等に示すし
たガイドライン12の位置に設けた平面視アングル形のガ
イド体である。
軸が一致するので、本発明方法に描画された画像は描画
品質が高い。図6において、60は、図1,3等に示すし
たガイドライン12の位置に設けた平面視アングル形のガ
イド体である。
【0082】このガイド体60は、用紙受板11にアングル
形に設けたスロット19内を上下動自在に装着したもの
で、用紙1のセット時は用紙受板11上に突出させ、用紙
1をセット後は用紙受板11の下方に埋入するものであ
る。
形に設けたスロット19内を上下動自在に装着したもの
で、用紙1のセット時は用紙受板11上に突出させ、用紙
1をセット後は用紙受板11の下方に埋入するものであ
る。
【0083】ガイド体60の上下動の手段は、例えばエア
シリンダ等が考えられる。セット用スイッチをオンにす
ることで、エアシリンダが作動して、ガイド体60が上昇
し用紙受板11上に突出する。また、セット用スイッチを
オフにすることで、エアシリンダが作動して、ガイド体
60が降下して用紙受板11の下方に埋入する。
シリンダ等が考えられる。セット用スイッチをオンにす
ることで、エアシリンダが作動して、ガイド体60が上昇
し用紙受板11上に突出する。また、セット用スイッチを
オフにすることで、エアシリンダが作動して、ガイド体
60が降下して用紙受板11の下方に埋入する。
【0084】このように構成されたXーYプロッタは、
手で用紙1を用紙受板11上に載せ、用紙1を押して用紙
の角をガイド体60に突き当てることで、用紙1が所定の
位置にセットされる。
手で用紙1を用紙受板11上に載せ、用紙1を押して用紙
の角をガイド体60に突き当てることで、用紙1が所定の
位置にセットされる。
【0085】即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標
軸が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画
された画像は描画品質が高い。なお、用紙1をセットし
た後は、ガイド体60を用紙受板11の下方に埋入すること
ができる。したがって、描画するために用紙1を、用紙
受板11で摺動移動させるのに何らの支障がない。
軸が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画
された画像は描画品質が高い。なお、用紙1をセットし
た後は、ガイド体60を用紙受板11の下方に埋入すること
ができる。したがって、描画するために用紙1を、用紙
受板11で摺動移動させるのに何らの支障がない。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように請求項1,2の発明
によれば、手差しで用紙受板上に載せた用紙が、ガイド
ラインに位置合わせされていなくても、図面データの描
画座標軸を用紙座標上でのX・Y座標に補正して描画し
ているので、用紙に描画される画像が歪むことがなくて
描画品質が高いという効果を有する。
によれば、手差しで用紙受板上に載せた用紙が、ガイド
ラインに位置合わせされていなくても、図面データの描
画座標軸を用紙座標上でのX・Y座標に補正して描画し
ているので、用紙に描画される画像が歪むことがなくて
描画品質が高いという効果を有する。
【0087】請求項3の発明によれば、用紙受板上にず
れた位置に手動で載せられた用紙は、制御部により制御
駆動される支点用ピン,Y軸調整ローラ及びX軸調整ロ
ーラにより、その位置がガイドラインに一致するように
移動する。
れた位置に手動で載せられた用紙は、制御部により制御
駆動される支点用ピン,Y軸調整ローラ及びX軸調整ロ
ーラにより、その位置がガイドラインに一致するように
移動する。
【0088】即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標
軸が一致するので、描画される画像は描画品質が高い。
請求項4の発明は、手で用紙を押して用紙の角をガイド
体に突き当てることで用紙が所定の位置にセットされ
る。
軸が一致するので、描画される画像は描画品質が高い。
請求項4の発明は、手で用紙を押して用紙の角をガイド
体に突き当てることで用紙が所定の位置にセットされ
る。
【0089】即ち、用紙座標軸と図面データの描画座標
軸が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画
された画像は描画品質が高い。また、構造が簡単である
という効果を有する。
軸が一致するので、本発明のXーYプロッタによる描画
された画像は描画品質が高い。また、構造が簡単である
という効果を有する。
【図1】請求項1の発明の原理を示す図である。
【図2】請求項1の発明のブロック図である。
【図3】請求項3の発明の原理を示す図である。
【図4】請求項3の発明のブロック図である。
【図5】センサの一例の平面図である。
【図6】請求項4の発明のXーYプロッタの平面図であ
る。
る。
【図7】従来のXーYプロッタの斜視図である。
【図8】描画時の斜視図である
【図9】(A),(B) はそれぞれXーYプロッタの要所平面
図である。
図である。
1 用紙 2 縁枠 2-1 用紙Y軸 2-2 用紙X軸 5 CAD端末 10 XーYプロ
ッタ 11 用紙受板 12 ガイドライ
ン 12-1 Y軸ガイドライン 12-2 X軸ガイド
ライン 14 用紙駆動部 15 用紙送りロ
ーラ 20 制御部 21 バッファメ
モリ 22 演算部 30 描画ヘッド 31 ヘッド駆動部 35,50 センサ 40 Y軸調整ローラ 41 Y軸調整駆
動部 42 X軸調整ローラ 43 X軸調整駆
動部 45 支点用ピン 60 ガイド体 P0 ガイドライン原点 P 装置座標原
点 P1 用紙座標原点
ッタ 11 用紙受板 12 ガイドライ
ン 12-1 Y軸ガイドライン 12-2 X軸ガイド
ライン 14 用紙駆動部 15 用紙送りロ
ーラ 20 制御部 21 バッファメ
モリ 22 演算部 30 描画ヘッド 31 ヘッド駆動部 35,50 センサ 40 Y軸調整ローラ 41 Y軸調整駆
動部 42 X軸調整ローラ 43 X軸調整駆
動部 45 支点用ピン 60 ガイド体 P0 ガイドライン原点 P 装置座標原
点 P1 用紙座標原点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 重谷 篤士 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内 (72)発明者 本間 裕康 神奈川県川崎市高津区坂戸3丁目2番1号 富士通ネットワークエンジニアリング株 式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 制御部と、該制御部の指令によりY軸方
向に正・逆運動する描画ヘッドと、用紙(1) を支持する
用紙受板(11)と、該用紙受板(11)上に表示された該用紙
(1) の位置合わせ用のガイドライン(12)と、該制御部の
指令により駆動して該用紙(1) をX軸方向に正・逆移動
させる複数の用紙送りローラ(15)とを、備えたXーYプ
ロッタで、CAD端末から入力された図面データに基づ
き該用紙(1) に描画する描画方法において、 該用紙受板(11)に載せた該用紙(1) の表面を走査するセ
ンサ(35)を設け、該センサ(35)で該用紙(1) の用紙座標
原点P1 と、用紙Y軸(2-1) 上又は用紙X軸(2-2) の該
用紙座標原点P1 から所定の距離にある基点PY とを検
出して、該制御部で該用紙座標原点P1 のX・Y座標及
び該基点PY のX・Y座標を読み取り、 該読み取りデータに基づき、該制御部に設けた演算部で
該用紙のずれを算出して、該制御部のバッファメモリに
記憶された図面データの描画座標軸を補正し、 補正した該描画座標軸に基づき、該描画ヘッド及び用紙
送りローラ(15)を駆動して、描画することを特徴とする
XーYプロッタによる描画方法。 - 【請求項2】 センサ(35)を描画ヘッド(30)に搭載し
て、用紙受板に載せた用紙の表面を走査するようにした
ことを特徴とする、請求項1記載のXーYプロッタによ
る描画方法。 - 【請求項3】 制御部と、該制御部の指令によりY軸方
向に正・逆運動する描画ヘッドと、用紙(1) を支持する
用紙受板(11)と、該用紙受板(11)上に表示された該用紙
(1) の位置合わせ用のガイドライン(12)と、該制御部の
指令により駆動して該用紙(1) をX軸方向に正・逆移動
させる複数の用紙送りローラ(15)とを、備えたXーYプ
ロッタで、CAD端末から入力された図面データに基づ
き該用紙(1) に描画する描画方法において、 該用紙受板に載せた用紙(1) 上のガイドライン(12)のガ
イドライン原点P0 近傍の点を、該制御部の指令により
押圧する支点用ピン(45)と、該制御部(20)の指令により
駆動して該用紙(1) をY軸方向に移動するY軸調整ロー
ラ(40)と、該制御部の指令により駆動して該用紙をX軸
方向に移動するX軸調整ローラ(42)と、該用紙の角がガ
イドライン原点P0 に、該用紙(1) のY軸側の側縁(1-
1) が該ガイドライン(12)のY軸ガイドライン(12-1)
に、それぞれ一致したか否かを検出するセンサ(50)とを
設け、 該支点用ピン(45)と、該Y軸調整ローラ(40)か該X軸調
整ローラ(42)かのいずれか一方を駆動して、該用紙(1)
のY軸側の側縁(1-1) が該Y軸ガイドライン(12-1)に平
行になるように該用紙(1) を回転し、 次に該Y軸調整ローラ(40)を駆動して該Y軸側の側縁(1
-1) を該Y軸ガイドライン(12-1)に一致させるか、また
は該X軸調整ローラ(42)を駆動して該用紙(1)のX軸側
の側縁(1-2) を該ガイドライン(12)のX軸ガイドライン
(12-2)に一致させ、 引き続いて、該X軸調整ローラ(12)を駆動して、該用紙
(1) の角を該ガイドライン原点(P0)に一致させるか、
又は該Y軸調整ローラ(40)を駆動して、該用紙(1) の角
を該ガイドライン原点P0 に一致させ、 その後、該描画ヘッド(30)及び用紙送りローラ(15)を駆
動して、描画することを特徴とするXーYプロッタによ
る描画方法。 - 【請求項4】 制御部と、該制御部の指令によりY軸方
向に正・逆運動する描画ヘッドと、用紙(1) を支持する
用紙受板(11)と、該用紙受板(11)上に表示された該用紙
(1) の位置合わせ用のガイドラインと、該制御部の指令
により駆動して該用紙(1) をX軸方向に正・逆移動させ
る複数の用紙送りローラ(15)とを、備えたXーYプロッ
タにおいて、 該ガイドラインに代えて、 該用紙のセット時は該用紙受板上に突出し、該用紙をセ
ット後は該用紙受板の下方に埋入する、上下動自在の平
面視アングル形のガイド体(60)を、備えたことを特徴と
するXーYプロッタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041664A JPH07246798A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Xーyプロッタによる描画方法及びxーyプロッタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041664A JPH07246798A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Xーyプロッタによる描画方法及びxーyプロッタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07246798A true JPH07246798A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12614659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041664A Withdrawn JPH07246798A (ja) | 1994-03-14 | 1994-03-14 | Xーyプロッタによる描画方法及びxーyプロッタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07246798A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11170195A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-06-29 | Mimaki Engineering:Kk | カッティングプロッタと該プロッタを用いたシール材のカット方法 |
-
1994
- 1994-03-14 JP JP6041664A patent/JPH07246798A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11170195A (ja) * | 1997-10-06 | 1999-06-29 | Mimaki Engineering:Kk | カッティングプロッタと該プロッタを用いたシール材のカット方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010605 |