JPH07246633A - 樹脂成形法 - Google Patents

樹脂成形法

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JPH07246633A
JPH07246633A JP4117694A JP4117694A JPH07246633A JP H07246633 A JPH07246633 A JP H07246633A JP 4117694 A JP4117694 A JP 4117694A JP 4117694 A JP4117694 A JP 4117694A JP H07246633 A JPH07246633 A JP H07246633A
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JP
Japan
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resin
cavity
molten resin
runner
molten
Prior art date
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Pending
Application number
JP4117694A
Other languages
English (en)
Inventor
Chuzo Shimizu
忠三 清水
Osamu Nakazawa
修 中沢
Takeo Abe
武雄 阿部
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SANKYO SEIMITSU KANAGATA KK
Original Assignee
SANKYO SEIMITSU KANAGATA KK
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Publication date
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 樹脂注入部1から湯道部2を介してキャビテ
ィー3内に溶融した樹脂4を送り込み樹脂成形する樹脂
成形法において、少なくとも一つのキャビティー3に溶
融樹脂4が流入するゲート部5を二ケ所設けると共に、
これに対応して前記樹脂注入部1並びに前記湯道部2を
二ケ所設け、この一方の第一樹脂注入部1Aから射出さ
れる溶融樹脂4を一方の第一湯道部2Aを介して一方の
第一ゲート部5Aよりキャビティー3内に注入し、金型
を開いてキャビティー3を開放する前に更に他方の第二
樹脂注入部1Bから射出される溶融樹脂4を他方の第二
湯道部2Bを介して他方の第二ゲート部5Bより同じキ
ャビティー3内に注入し、その後金型を開いてキャビテ
ィー3を開放し、キャビティー3内の成形品6を排出す
る樹脂成形法。 【効果】 金型を開くことなくそのまま成形できるた
め、複数種類の樹脂を用いた成形品が簡易な構成でしか
も成形ショットの所要時間の速い成形ができる樹脂成形
法となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂注入部から湯道部
を介してキャビティー内に溶融した樹脂を送り込み樹脂
成形する樹脂成形法に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一つの
樹脂成形品において、一種類の樹脂ではなく、二種類以
上の樹脂で成形したい場合がある。
【0003】例えば、簡単な事例として異なる色の樹脂
で成形したい場合がある。
【0004】このような場合、従来では先ず最初の第一
樹脂で成形すべき形状に設計した第一キャビティーにこ
の第一樹脂を注入し、固化後一旦この金型を開いて第一
キャビティーを開放し、成形された第一次成形品を次の
第二キャビティーへスライド搬送してセットし、第二樹
脂を注入し、最終的に所望の二色成形品を成形するよう
な手法が行われていた。
【0005】しかしながら、このような方法では異なる
キャビティーを有する金型を別々に必要とするばかり
か、第一次成形品をスライド搬送する機構が必要とな
り、装置構成が非常に複雑となり、コスト高となってし
まう手法であり、また注入,冷却固化,離形,排出を行
う成形ショットをスライド搬送工程を介して二回行われ
なければならず、成形時間もかなり要し、量産性に劣
る。
【0006】従って、多色成形などは非常に困難なもの
であるとされてきた。
【0007】本発明は、このような問題点に着眼し、金
型を改良することで金型を開かないまま、複数種類の樹
脂例えば異なる二種類の樹脂からなる二色成形を可能と
し、成形装置構成が簡易でコストダウンを図れ、また、
成形サイクルの高速化が図れ、成形品の精度も劣化する
ことが低減される極めて秀れた樹脂成形法を提供するこ
とを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発
明の要旨を説明する。
【0009】樹脂注入部1から湯道部2を介してキャビ
ティー3内に溶融した樹脂4を送り込み樹脂成形する樹
脂成形法において、少なくとも一つのキャビティー3に
溶融樹脂4が流入するゲート部5を二ケ所設けると共
に、これに対応して前記樹脂注入部1並びに前記湯道部
2を二ケ所設け、この一方の第一樹脂注入部1Aから射
出される溶融樹脂4を一方の第一湯道部2Aを介して一
方の第一ゲート部5Aよりキャビティー3内に注入し、
金型を開いてキャビティー3を開放する前に更に他方の
第二樹脂注入部1Bから射出される溶融樹脂4を他方の
第二湯道部2Bを介して他方の第二ゲート部5Bより同
じキャビティー3内に注入し、その後金型を開いてキャ
ビティー3を開放し、キャビティー3内の成形品6を排
出することを特徴とする樹脂成形法に係るものである。
【0010】また、前記第一樹脂注入部1Aから射出さ
れる溶融樹脂4Aと、前記第二樹脂注入部1Bから射出
される溶融樹脂4Bとを異なる樹脂とすることを特徴と
する請求項1記載の樹脂成形法に係るものである。
【0011】また、前記一方の第一溶融樹脂4Aをメッ
キ不適正樹脂とし、他方の第二溶融樹脂4Bをメッキ適
正樹脂としたことを特徴とする請求項2記載の樹脂成形
法に係るものである。
【0012】また、前記キャビティー3内にスライドコ
ア7をスライド退避自在に配設し、前記第一樹脂注入部
1Aより第一湯道部2A,第一ゲート部5Aを介してキ
ャビティー3内に第一溶融樹脂4Aを注入した後、スラ
イドコア7をスライド移動させ、このスライドコア7が
退避したキャビティー3内の退避空隙8内に前記第二樹
脂注入部1Bより第二湯道部2B,第二ゲート部5Bを
介して第二溶融樹脂4Bを注入することを特徴とする樹
脂成形法に係るものである。
【0013】また、前記スライドコア7を前記キャビテ
ィー3内の中心位置に配設して、このスライドコア7が
退避して形成される前記退避空隙8が、既に注入を完了
して固化若しくは半固化した第一溶融樹脂4Aにより囲
み形成されることを特徴とする請求項4記載の樹脂成形
法に係るものである。
【0014】
【作用】一方の第一樹脂注入部1Aから第一湯道部2
A,第一ゲート部5Aを介してキャビティー3内に第一
溶融樹脂4Aを注入し、次いで他方の第二樹脂注入部1
Bから第二湯道部2B,第二ゲート部5Bを介して更に
このキャビティー3内に第一樹脂注入部1Aと異なる第
二溶融樹脂4Bを注入する。
【0015】その後、金型を開いてキャビティー3を開
放し、キャビティー3内の成形品6を排出する。
【0016】請求項4並びに請求項5記載の成形法にお
いては、第一溶融樹脂4Aを注入し固化若しくは半固化
した後、キャビティー3内に配設したスライドコア7を
スライド退避させる。このスライドコア7の退避により
第一溶融樹脂4Aで囲まれる退避空隙8が形成され、こ
の退避空隙8内に第二溶融樹脂4Bを注入する。
【0017】この第二溶融樹脂4Bは、完全に冷却した
第一溶融樹脂4Aでなく未だキャビティー3を開く前の
未冷却段階での第一溶融樹脂4Aで囲まれた退避空隙8
に注入できるため、第一溶融樹脂4Aと第二溶融樹脂4
Bとの接着強度の高い成形品6を得ることができ、また
従来のように金属キャビティー壁で囲まれる中ヘの注入
でなく、完全でなくとも殆どが第一溶融樹脂4Aで囲ま
れた退避空隙8内へ注入するように構成できるため、第
二溶融樹脂4Bはキャビティー3内で冷却しにくく、そ
のため流入がスムーズとなり、低圧射出での射出注入が
可能となる。
【0018】
【実施例】本実施例では、説明を簡単にするために、二
種類の溶融樹脂4A,4Bを注入する場合とし、従って
一つのキャビティー3にはゲート部5を二箇所設けた二
色樹脂成形法を代表側とし、図面も簡略化し一般的な多
数個取りの例とせず、このキャビティー3のみが金型内
に形成される一個取りを示す状態で表している。
【0019】図1〜図5に示す第一実施例は、金型の固
定側に二つの樹脂注入部1(第一樹脂注入部1A,第二
樹脂注入部1B)を並設し、この固定側にこの第一樹脂
注入部1A,第二樹脂注入部1Bに夫々接続されるミニ
ランナーと称される溶融状態を保持し得る加熱構造を有
する第一湯道部2A,第二湯道部2Bを設け、この第一
湯道部2A,第二湯道部2Bをキャビティー3の左右に
設けた第一ゲート部5A,第二ゲート部5Bに接続して
いる。
【0020】本実施例では、キャビティー3の左右対向
位置に第一ゲート部5A,第二ゲート部5Bを設けてい
る。従って、第一ゲート部5Aから注入される第一溶融
樹脂4Aと、第二ゲート部5Bから注入される第二溶融
樹脂4Bとは流入方向が正逆となるため、従来のように
流入方向が一定のために樹脂の行き渡りが不十分となっ
たり、付着性化合物が付着することが防止され、キャビ
ティー3内の洗浄効果も発揮することとなる。
【0021】また、本実施例では図4,図5に示すよう
な二色成形品6を得るように構成している。
【0022】キャビティー3内には図1〜図3に示すよ
うな板状のスライドコア7を配設し、固定側の上型に当
接した状態からキャビティー3底部までスライド可動自
在に構成し、またこのスライドコア7がキャビティー3
内の中心位置に配されるようにして、第一溶融樹脂4A
が先ずこのスライドコア7の周囲に流入し、その後この
第一溶融樹脂4Aが固化したところでスライドコア7を
キャビティー3内底部まで下げ、このスライドコア7の
退避により上下を除く周囲が第一溶融樹脂4Aで囲まれ
た退避空隙8を形成し、この退避樹脂8内に金型を開く
ことなく次いで第二溶融樹脂4Bが注入されるようにし
ている。
【0023】また、本実施例では固定側の上型やスライ
ドコア7の上面に凹部12,13を形成し、スライドコア7
の上面が上型に突き当たっている状態ではこの凹部12,
13は閉塞されて第一溶融樹脂4Aが流入せず、スライド
コア7が下がるとこの凹部12,13に第二溶融樹脂4Bが
流入されるように形成している。
【0024】このスライドコア7の前後面にも凹凸を形
成している。
【0025】従って、図1に示すように本実施例では、
先ず第一樹脂注入部1Aより第一湯道部2A,第一ゲー
ト部5Aを介してキャビティー3内に第一溶融樹脂4A
を流入し、この第一溶融樹脂4Aが固化したことでスラ
イドコア7をキャビティー3底面までスライド退避さ
せ、第一溶融樹脂4Aにより上下を除いた周囲を囲まれ
た退避空隙8内に第二樹脂注入部1Bより第二湯道部2
B,第二ゲート部5Bを介して第二溶融樹脂4Bを注入
する。
【0026】この際、この第二溶融樹脂4Bは、完全に
冷却した第一溶融樹脂4Aでなく未だキャビティー3を
開く前の未冷却段階での第一溶融樹脂4Aで囲まれた退
避空隙8に注入するため、第一溶融樹脂4Aと第二溶融
樹脂4Bとの接着強度の高い成形品6を得ることがで
き、また従来のように金属キャビティー壁で囲まれる中
ヘの注入でなく、完全でなくとも殆どが第一溶融樹脂4
Aで囲まれた退避空隙8内へ注入するため、第二溶融樹
脂4Bはキャビティー3内で冷却しにくく、そのため流
入がスムーズとなり、低圧射出での射出注入が可能とな
る。
【0027】この第二溶融樹脂4Bが固化したところで
金型をパーティングライン10から開いてキャビティー3
を開放し、数箇所設けたエジェクタロッド11により図4
に示す二色成形品6を突き落とし排出する。
【0028】本実施例では、上述のように図4に示すよ
うな構造の二種類の樹脂を使用する成形品を成形する場
合であるが、その構造はキャビティー形状並びにスライ
ドコア7の数,配置,形状などを設計することで自由に
設定できる。
【0029】また、二種類に限らず三種類以上の樹脂を
使用した成形も可能であり、この場合には樹脂注入部
1,湯道部2,ゲート部5を夫々その種類に応じた数だ
け設ける。
【0030】また、本実施例では前述のように樹脂注入
部1とゲート部5との間にミニランナーと称される湯道
部2を設けているが、第一溶融樹脂4A,第二溶融樹脂
4Bのいずれか一方の注入を遮断し、はなたれ現象を防
止すると共にゲート部5を遮断するために、本出願人の
開発したスプルーレス方法(特願平5−84732号,
特願平6−4103号など)を採用している。
【0031】また、請求項3記載の発明のように、前記
一方の第一溶融樹脂4Aをメッキ不適正樹脂とし、他方
の第二溶融樹脂4Bをメッキ適正樹脂とすればメッキ処
理することで容易にメッキ部と非メッキ部とに区分けで
き、極めて簡易に複雑な電気回路製作が可能となる。
【0032】このスプルーレス方法は、キャビティー3
内に溶融樹脂4を注入した後キャビティー3内の溶融樹
脂4が固化した後、棒状ロッドの樹脂押し戻し体9をス
プルー部この場合はミニランナーである湯道部2内へ突
出させ、湯道部2内の不要樹脂を樹脂注入部1へ押し戻
すと共に、湯道部2からの注入を閉塞するものである。
【0033】本実施例では、この樹脂押し戻し体9を夫
々各湯道部2A,2Bに設け、この樹脂押し戻し体9に
より各ゲート部5A,5Bを遮断すると共に各湯道部2
A,2B内の第一溶融樹脂4A,第二溶融樹脂4Bを第
一樹脂注入部1A,第二樹脂注入部1Bへ押し戻し栓を
するもので、またこの樹脂押し戻し体9の先端部を分断
して先端分断部(シャトルロッド部9')を形成し、こ
の樹脂押し戻し体9を可動してこのシャトルロッド部
9'を湯道部2内に挿入し、樹脂押し戻し体9が戻り可
動する際にはこのシャトルロッド部9'を湯道部2内に
挿入したまま残し、この置き去りにされるシャトルロッ
ド9'を次の射出注入時に射出圧により戻り可動するよ
うに構成している。
【0034】このスプルーレス方法の採用により、従来
のようにスプルー部内での不要成形物が排出されず樹脂
材料を無駄にせず、所謂スプルーレス成形が極めて簡易
な構成で可能となり、更に本発明の実用価値を高める。
【0035】また、このスプルーレス方法を採用すれば
実施例のようなミニランナーや更に高価なホットランナ
ーシステムを使用することなく、図5に示すような加熱
装置を湯道部2に設けることなしに、樹脂押し戻し体9
により樹脂注入部1の熱により溶融しながら湯道部2内
の不要成形物を樹脂注入部1内へ押し戻すことができる
(第二実施例)。
【0036】この第二実施例では湯道部2(スプルー
部)内の溶融樹脂4が冷却固化しても成形可能となるの
で、従来のような径小な射出ノズル部を要しないため、
ノズル部による注入抵抗がなく溶融樹脂4の低圧射出が
可能となるので、成形品6のそりや変形が低減でき、毎
回の成形ショット毎に成形品6の善し悪しのばらつきも
低減される効果も発揮する。
【0037】また、樹脂押し戻し体9により樹脂注入部
1を閉塞するため、湯道部2が径大でも樹脂漏れを確実
に防止でき、スプルー部を径大としても成形品6に支障
がない。
【0038】また、図6は第一樹脂注入部1Aと第二樹
脂注入部1Bとを一体に構成した第三実施例を示すが、
その作用・効果も前実施例と同様である。
【0039】
【発明の効果】本発明は上述のように、金型を開くこと
なくそのまま成形できるため、複数種類の樹脂を用いた
成形品が簡易な構成でしかも成形ショットの所要時間の
速い成形ができ、しかも第一溶融樹脂を完全冷却するこ
となく第二溶融樹脂を注入するため、第一溶融樹脂と第
二溶融樹脂との接着強度も強く、また第一溶融樹脂と接
する状態で第二溶融樹脂を注入するため、第二溶融樹脂
が冷めにくくそれ故に第二溶融樹脂が低圧でも十分に行
き渡り、低圧射出での成形ができ成形品の精度も向上す
る。
【0040】また、一回の成形をタイミングを図って複
数回に分けて射出成形する方法であるから、従来のよう
な一回の成形ではかなりの型締め力が必要となる成形で
あっても、これをわずかな型締め力で複数回に分けて成
形可能となるため、複数種類の樹脂成形の利点の他、型
締め力の小さな金型で形状の大きな成形品或いは樹脂注
入量の大きな成形品の成形が可能となる。
【0041】また、第一溶融樹脂を注入後スライドコア
を退避させて形成される退避空隙に第二溶融樹脂を注入
すれば、この退避空隙は第一溶融樹脂で囲まれるように
設計でき、これにより前記効果は一層向上することとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一実施例の第一溶融樹脂注入時の要部の概略
構成断面図である。
【図2】第一実施例の第二溶融樹脂注入時の要部の概略
構成断面図である。
【図3】第一実施例のキャビティーとスライドコアとを
示す説明斜視図である。
【図4】第一実施例の成形品の斜視図である。
【図5】第一実施例の成形品の断面図である。
【図6】第二実施例の第一溶融樹脂注入時の要部の概略
構成断面図である。
【図7】第三実施例の第一溶融樹脂注入時の要部の概略
構成断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂注入部 1A 第一樹脂注入部 1B 第二樹脂注入部 2 湯道部 2A 第一湯道部 2B 第二湯道部 3 キャビティー 4 (溶融)樹脂 4A 第一溶融樹脂 4B 第二溶融樹脂 5 ゲート部 5A 第一ゲート部 5B 第二ゲート部 6 成形品 7 スライドコア 8 退避空隙

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂注入部から湯道部を介してキャビテ
    ィー内に溶融した樹脂を送り込み樹脂成形する樹脂成形
    法において、少なくとも一つのキャビティーに溶融樹脂
    が流入するゲート部を二ケ所設けると共に、これに対応
    して前記樹脂注入部並びに前記湯道部を二ケ所設け、こ
    の一方の第一樹脂注入部から射出される溶融樹脂を一方
    の第一湯道部を介して一方の第一ゲート部よりキャビテ
    ィー内に注入し、金型を開いてキャビティーを開放する
    前に更に他方の第二樹脂注入部から射出される溶融樹脂
    を他方の第二湯道部を介して他方の第二ゲート部より同
    じキャビティー内に注入し、その後金型を開いてキャビ
    ティーを開放し、キャビティー内の成形品を排出するこ
    とを特徴とする樹脂成形法。
  2. 【請求項2】 前記第一樹脂注入部から射出される溶融
    樹脂と、前記第二樹脂注入部から射出される溶融樹脂と
    を異なる樹脂とすることを特徴とする請求項1記載の樹
    脂成形法。
  3. 【請求項3】 前記一方の第一溶融樹脂をメッキ不適正
    樹脂とし、他方の第二溶融樹脂をメッキ適正樹脂とした
    ことを特徴とする請求項2記載の樹脂成形法。
  4. 【請求項4】 前記キャビティー内にスライドコアをス
    ライド退避自在に配設し、前記第一樹脂注入部より第一
    湯道部,第一ゲート部を介してキャビティー内に第一溶
    融樹脂を注入した後、スライドコアをスライド移動さ
    せ、このスライドコアが退避したキャビティー内の退避
    空隙内に前記第二樹脂注入部より第二湯道部,第二ゲー
    ト部を介して第二溶融樹脂を注入することを特徴とする
    樹脂成形法。
  5. 【請求項5】 前記スライドコアを前記キャビティー内
    の中心位置に配設して、このスライドコアが退避して形
    成される前記退避空隙が、既に注入を完了して固化若し
    くは半固化した第一溶融樹脂により囲み形成されること
    を特徴とする請求項4記載の樹脂成形法。
JP4117694A 1994-03-11 1994-03-11 樹脂成形法 Pending JPH07246633A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017019141A (ja) * 2015-07-08 2017-01-26 三菱電機株式会社 厚肉樹脂成形品の成形方法および厚肉樹脂成形品

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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