JPH07246589A - 接着テープ用１巻カッター - Google Patents
接着テープ用１巻カッターInfo
- Publication number
- JPH07246589A JPH07246589A JP5283094A JP5283094A JPH07246589A JP H07246589 A JPH07246589 A JP H07246589A JP 5283094 A JP5283094 A JP 5283094A JP 5283094 A JP5283094 A JP 5283094A JP H07246589 A JPH07246589 A JP H07246589A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutter
- adhesive tape
- end side
- sheet
- locking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Nonmetal Cutting Devices (AREA)
- Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の金属製のものと比べて切れ味が変わら
ず、手傷を負う恐れがなく、廃棄，焼却が可能になる接
着テープ用１巻カッターを提供する。 【構成】 シート状のバルカナイズドファイバーを打ち
抜いて成形してなる。
ず、手傷を負う恐れがなく、廃棄，焼却が可能になる接
着テープ用１巻カッターを提供する。 【構成】 シート状のバルカナイズドファイバーを打ち
抜いて成形してなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、クラフト粘着テープ
の如き接着テープに使用する１巻カッターに関するもの
である。
の如き接着テープに使用する１巻カッターに関するもの
である。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の１巻カッターを図３，図
４について説明する。図３は使用前の梱包状態を示す斜
視図、図４は使用状態を示す断面図である。図におい
て、１は一枚の薄い金属板からなる１巻カッターで、ギ
ザギザ状刃部１ａと両側の折曲片１ｂとを有している。
４について説明する。図３は使用前の梱包状態を示す斜
視図、図４は使用状態を示す断面図である。図におい
て、１は一枚の薄い金属板からなる１巻カッターで、ギ
ザギザ状刃部１ａと両側の折曲片１ｂとを有している。
【０００３】この１巻カッター１は、その両側の折曲片
１ｂを折り曲げることにより図４に示すように接着テー
プ２に巻きつけて装着し、テープ端２ａを図４に示すよ
うに引き出して刃部１ａで切断する。
１ｂを折り曲げることにより図４に示すように接着テー
プ２に巻きつけて装着し、テープ端２ａを図４に示すよ
うに引き出して刃部１ａで切断する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】従来の接着テープ用１
巻カッターは以上のように薄い金属板からなるものであ
るから、テープ切断時または接着テープ２に装着する際
に手傷を負う恐れがあり、また不用になった際に廃棄，
焼却などの面で問題になるものであった。
巻カッターは以上のように薄い金属板からなるものであ
るから、テープ切断時または接着テープ２に装着する際
に手傷を負う恐れがあり、また不用になった際に廃棄，
焼却などの面で問題になるものであった。
【０００５】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、従来の金属製のものと比べて切れ味が
変わらず、手傷を負う恐れがなく、廃棄，焼却が可能に
なる接着テープ用１巻カッターを得ることを目的とす
る。
なされたもので、従来の金属製のものと比べて切れ味が
変わらず、手傷を負う恐れがなく、廃棄，焼却が可能に
なる接着テープ用１巻カッターを得ることを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明に係る接着テー
プ用１巻カッターは、シート状のバルカナイズドファイ
バーを打ち抜いて成形してなるものである。
プ用１巻カッターは、シート状のバルカナイズドファイ
バーを打ち抜いて成形してなるものである。
【０００７】
【作用】この発明においては、バルカナイズドファイバ
ーのシートからなるので、この素材のもつ強靱性により
繰り返し使用においても切れ味を維持し、金属のように
手傷を負うこともなく、紙のように廃棄，焼却が可能で
ある。
ーのシートからなるので、この素材のもつ強靱性により
繰り返し使用においても切れ味を維持し、金属のように
手傷を負うこともなく、紙のように廃棄，焼却が可能で
ある。
【０００８】
【実施例】この発明の一実施例を図１，図２について説
明する。図１は使用前の梱包状態を示す正面図、図２は
使用状態の形態を示す斜視図である。図において、３は
シート状のバルカナイズドファイバーを打ち抜いて成形
してなる１巻カッターで、一枚の細長いシート状のカッ
ター片３ａと、このカッター片３ａの中間部両側に形成
されるギザギザ状刃部３ｂと、カッター片３ａの一端側
に形成される挿入止部３ｃと、カッター片３ａの他端側
に形成されて挿入止部３ｃが挿入係止される穴３ｄとで
構成されている。４は挿入止部３ｃに複数個形成した突
起で、打ち抜きの際に同時に突設され、穴３ｄに係止し
て挿入止部３ｃの抜け止めを果たす。
明する。図１は使用前の梱包状態を示す正面図、図２は
使用状態の形態を示す斜視図である。図において、３は
シート状のバルカナイズドファイバーを打ち抜いて成形
してなる１巻カッターで、一枚の細長いシート状のカッ
ター片３ａと、このカッター片３ａの中間部両側に形成
されるギザギザ状刃部３ｂと、カッター片３ａの一端側
に形成される挿入止部３ｃと、カッター片３ａの他端側
に形成されて挿入止部３ｃが挿入係止される穴３ｄとで
構成されている。４は挿入止部３ｃに複数個形成した突
起で、打ち抜きの際に同時に突設され、穴３ｄに係止し
て挿入止部３ｃの抜け止めを果たす。
【０００９】バルカナイズドファイバーは、コットンパ
ルプや精製木材パルプから作られた原料紙を塩化亜鉛溶
液の作用をかりて、任意の厚さに積層後、塩化亜鉛を抽
出，除去し、乾燥してできる緻密で強靱なシート状素材
である。また積層後に塩化亜鉛は回収され、繊維素１０
０％の均質な組織で、金属，ゴム，プラスチック，板紙
などの広い領域の特性を兼ね備えている。
ルプや精製木材パルプから作られた原料紙を塩化亜鉛溶
液の作用をかりて、任意の厚さに積層後、塩化亜鉛を抽
出，除去し、乾燥してできる緻密で強靱なシート状素材
である。また積層後に塩化亜鉛は回収され、繊維素１０
０％の均質な組織で、金属，ゴム，プラスチック，板紙
などの広い領域の特性を兼ね備えている。
【００１０】この発明の１巻カッター３は、以上のよう
なバルカナイズドファイバーからなるものであるから、
素材のもつ強靱性から繰り返し使用においても刃部３ｂ
はへこたれず、従来の金属製のものと比べて切れ味は変
わらず、連続使用ができると共に、手傷を負う恐れがな
く安全なものである。しかも、繊維素１００％であるた
め紙のように廃棄，焼却が可能となり、環境にやさしい
ものとなる。
なバルカナイズドファイバーからなるものであるから、
素材のもつ強靱性から繰り返し使用においても刃部３ｂ
はへこたれず、従来の金属製のものと比べて切れ味は変
わらず、連続使用ができると共に、手傷を負う恐れがな
く安全なものである。しかも、繊維素１００％であるた
め紙のように廃棄，焼却が可能となり、環境にやさしい
ものとなる。
【００１１】また、この発明の１巻カッター３は、ロー
ル状のバルカナイズドファイバーを金属プレス機により
金型連続打ち抜きが可能であるので、製造コストは金属
製のものの製造コストと変わらない。
ル状のバルカナイズドファイバーを金属プレス機により
金型連続打ち抜きが可能であるので、製造コストは金属
製のものの製造コストと変わらない。
【００１２】また、この発明の１巻カッター３は、図１
に示すシート状の状態で取り扱いができるので取り扱い
が容易であるし、梱包も従来の金属製のものと変わらな
い。そして、使用時には図２に示すように折り曲げて接
着テープに装着できるので、従来の金属製のものと同様
にして装着が可能で、その折り曲げも容易に行なえる。
に示すシート状の状態で取り扱いができるので取り扱い
が容易であるし、梱包も従来の金属製のものと変わらな
い。そして、使用時には図２に示すように折り曲げて接
着テープに装着できるので、従来の金属製のものと同様
にして装着が可能で、その折り曲げも容易に行なえる。
【００１３】上記実施例において、１巻カッター３の構
成は図示のものに限定されるものではなく、例えば刃部
３ｂが片側のもの，突起４の形状の異なるものあるいは
無いもの，挿入止部３ｃおよび穴３ｄの形状の異なるも
のあるいは無いものであっても良い。
成は図示のものに限定されるものではなく、例えば刃部
３ｂが片側のもの，突起４の形状の異なるものあるいは
無いもの，挿入止部３ｃおよび穴３ｄの形状の異なるも
のあるいは無いものであっても良い。
【００１４】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば従来の
金属製のものと比べて切れ味が変わらず、手傷を負う恐
れがなく、廃棄，焼却が可能になるという効果が得られ
る。
金属製のものと比べて切れ味が変わらず、手傷を負う恐
れがなく、廃棄，焼却が可能になるという効果が得られ
る。
【図１】この発明の一実施例を示す正面図である。
【図２】図１の使用状態の形態を示す斜視図である。
【図３】従来のものを示す斜視図である。
【図４】図３の使用状態を示す斜視図である。
２ 接着テープ ３ １巻カッター ３ａ カッター片 ３ｂ 刃部 ３ｃ 挿入止部 ３ｄ 穴
Claims (2)
- 【請求項１】 シート状のバルカナイズドファイバーを
打ち抜いて成形してなる接着テープ用１巻カッター。 - 【請求項２】 一枚の細長いシート状に打ち抜かれたカ
ッター片と、このカッター片の中間部両側に形成される
ギザギザ状刃部と、前記カッター片の一端側に形成され
る挿入止部と、前記カッター片の他端側に形成されて前
記挿入止部が挿入係止される穴とで構成した請求項１記
載の接着テープ用１巻カッター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6052830A JPH0829518B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 接着テープ用１巻カッター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6052830A JPH0829518B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 接着テープ用１巻カッター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07246589A true JPH07246589A (ja) | 1995-09-26 |
| JPH0829518B2 JPH0829518B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12925769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6052830A Expired - Lifetime JPH0829518B2 (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | 接着テープ用１巻カッター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829518B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53157089U (ja) * | 1977-05-16 | 1978-12-09 | ||
| JPH0419095A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-23 | Tsukatani:Kk | 紙製鋸歯状カッターの製造方法 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP6052830A patent/JPH0829518B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS53157089U (ja) * | 1977-05-16 | 1978-12-09 | ||
| JPH0419095A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-23 | Tsukatani:Kk | 紙製鋸歯状カッターの製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0829518B2 (ja) | 1996-03-27 |
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