JPH0128060Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128060Y2 JPH0128060Y2 JP1982019642U JP1964282U JPH0128060Y2 JP H0128060 Y2 JPH0128060 Y2 JP H0128060Y2 JP 1982019642 U JP1982019642 U JP 1982019642U JP 1964282 U JP1964282 U JP 1964282U JP H0128060 Y2 JPH0128060 Y2 JP H0128060Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- outlet hole
- container
- outlet
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 2
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案はテツシユペーパーやタオルペーパーな
どの折込み重合ペーパーを順次繰出す容器の繰出
口装置に関するものである。
どの折込み重合ペーパーを順次繰出す容器の繰出
口装置に関するものである。
この種容器はペーパーの残量が減ずるに従い繰
出口との距離が増すため引出した後のペーパーが
遂には繰出口に残らず、容器内に落ちてしまう。
これを防ぐため、従来は第１図に示すように繰出
口ａに互いに先端が接触する舌片ｂ，ｂを左右に
対設して引出した次位のペーパーをこの２対の舌
片により押える構造のものが提案されている。と
ころがこの構造では最初から長孔を開設し、これ
をカバーして販売しなければ細塵が容器内に侵入
し、好ましくない。又テツシユペーパーのように
軟かいペーパーでは切れるおそれもある。
出口との距離が増すため引出した後のペーパーが
遂には繰出口に残らず、容器内に落ちてしまう。
これを防ぐため、従来は第１図に示すように繰出
口ａに互いに先端が接触する舌片ｂ，ｂを左右に
対設して引出した次位のペーパーをこの２対の舌
片により押える構造のものが提案されている。と
ころがこの構造では最初から長孔を開設し、これ
をカバーして販売しなければ細塵が容器内に侵入
し、好ましくない。又テツシユペーパーのように
軟かいペーパーでは切れるおそれもある。
次に第２図及び第３図に示すように表半切目ｃ
とこれと異なる形状の裏半切目Ｄを形成し該裏半
目ＤによりペーパーＰの落下を防ぐ狭小部ｅを設
けるものは前記第１図に示したものの欠点は除か
れるが、狭小部ｅ，ｅは薄く弱いためペーパー引
出し中に折れて広がりペーパーを挟んでこれを保
持することができなくなることも考えられ、又狭
すぎればペーパーは破れる。
とこれと異なる形状の裏半切目Ｄを形成し該裏半
目ＤによりペーパーＰの落下を防ぐ狭小部ｅを設
けるものは前記第１図に示したものの欠点は除か
れるが、狭小部ｅ，ｅは薄く弱いためペーパー引
出し中に折れて広がりペーパーを挟んでこれを保
持することができなくなることも考えられ、又狭
すぎればペーパーは破れる。
更に、第４図のものはミシン目を施した取出口
ａの周りに放射状の切目ｆを設け、該切目により
引上げたとき次位のペーパーを押える構造であ
る。この構造はペーパーに無理を与え引上げると
き切れる欠点がある。
ａの周りに放射状の切目ｆを設け、該切目により
引上げたとき次位のペーパーを押える構造であ
る。この構造はペーパーに無理を与え引上げると
き切れる欠点がある。
本考案は前記従来の欠点を除き円滑にペーパー
の繰出しが行われ、しかも使用開始まではミシン
目により清潔を保持できるものを提供することを
目的とするものである。
の繰出しが行われ、しかも使用開始まではミシン
目により清潔を保持できるものを提供することを
目的とするものである。
前記の目的を充足するため本考案は容器の上面
板に、内部に収容したペーパーの細長い引出口孔
を構成するミシン目を施し、かつ前記上面板の内
面に重ねる重合片を連設し、該重合片の先端縁に
前記細長い引出口孔の長手方向の一方の縁より突
出し、引出口孔に露出する一対の引出口孔制限突
部を形成したものである。
板に、内部に収容したペーパーの細長い引出口孔
を構成するミシン目を施し、かつ前記上面板の内
面に重ねる重合片を連設し、該重合片の先端縁に
前記細長い引出口孔の長手方向の一方の縁より突
出し、引出口孔に露出する一対の引出口孔制限突
部を形成したものである。
〔実施例〕
第５図乃至第８図は本考案の一実施例を示した
もので、図中１は容器で、その上面板１ａに、内
部に収容したペーパーＰの細長い引出口孔２を構
成するミシン目３を施す。また引出口孔２の中央
はペーパーを摘み易くするため円弧状の拡開部８
を設け、又一方の側面板１ｃに重合片４を連設
し、他方の側面板１ｂに上面板１ａが連設され、
両側面板１ｂ，１ｃ間に底面板１ｄが介在し上面
板１ａと底面板１ｄの両端に端面板１ｅ，１ｆが
連設されている。１ｇは折込片、９は糊付部であ
る。更に重合片４の先端縁５に前記細長い引出口
孔２の長手方向の一方の縁６ａより突出し、引出
口孔２に露出する一対の引出口孔制限突部７を形
成する。この引出口孔制限突部７は第９図に示す
実施例のように縁６ａの反対側６ｂに衝き合せる
長さにすることもできる。
もので、図中１は容器で、その上面板１ａに、内
部に収容したペーパーＰの細長い引出口孔２を構
成するミシン目３を施す。また引出口孔２の中央
はペーパーを摘み易くするため円弧状の拡開部８
を設け、又一方の側面板１ｃに重合片４を連設
し、他方の側面板１ｂに上面板１ａが連設され、
両側面板１ｂ，１ｃ間に底面板１ｄが介在し上面
板１ａと底面板１ｄの両端に端面板１ｅ，１ｆが
連設されている。１ｇは折込片、９は糊付部であ
る。更に重合片４の先端縁５に前記細長い引出口
孔２の長手方向の一方の縁６ａより突出し、引出
口孔２に露出する一対の引出口孔制限突部７を形
成する。この引出口孔制限突部７は第９図に示す
実施例のように縁６ａの反対側６ｂに衝き合せる
長さにすることもできる。
本考案によれば第６図のように組立てた場合ミ
シン目を破れば引出口孔は形成され、その一部に
重合片の制限突部７が露出するので、この制限突
部と、これと対向する引出口孔の縁６ｂとにより
極く狭いペーパー押え隙間１０が生じるから、ペ
ーパーは制限突部７と縁６ｂにより押えられペー
パーの残量が減じても常に支障なくペーパーを支
持することができ、しかもこの押え細隙は容器の
原料たる厚紙を打抜き成形する際、重合片制限突
部７の縁５の突出程度を変化させれば、調節する
ことが可能であり、第９図に示すように縁６ｂを
重ね合せてペーパーを適確に押えるようにするこ
とも可能である。
シン目を破れば引出口孔は形成され、その一部に
重合片の制限突部７が露出するので、この制限突
部と、これと対向する引出口孔の縁６ｂとにより
極く狭いペーパー押え隙間１０が生じるから、ペ
ーパーは制限突部７と縁６ｂにより押えられペー
パーの残量が減じても常に支障なくペーパーを支
持することができ、しかもこの押え細隙は容器の
原料たる厚紙を打抜き成形する際、重合片制限突
部７の縁５の突出程度を変化させれば、調節する
ことが可能であり、第９図に示すように縁６ｂを
重ね合せてペーパーを適確に押えるようにするこ
とも可能である。
第１図は従来例を示す斜視図、第２図は同じく
他の従来例を示す平面図、第３図はミシン目を破
り引出口を開口させた平面図、第４図は更に他の
従来例を示す平面図、第５図は本考案に係る繰出
装置を施したテツシユペーパー類容器の展開図、
第６図は組立てた斜視図、第７図は平面図、第８
図は第７図Ａ−A′線における断面図、第９図は
他の実施例を示す一部の平面図である。 １……容器、１ａ……上面板、Ｐ……ペーパ
ー、２……引出口孔、３……ミシン目、４……重
合片、５……先端縁、６……引出口孔、６ａ，６
ｂ……縁、７……制限突部。
他の従来例を示す平面図、第３図はミシン目を破
り引出口を開口させた平面図、第４図は更に他の
従来例を示す平面図、第５図は本考案に係る繰出
装置を施したテツシユペーパー類容器の展開図、
第６図は組立てた斜視図、第７図は平面図、第８
図は第７図Ａ−A′線における断面図、第９図は
他の実施例を示す一部の平面図である。 １……容器、１ａ……上面板、Ｐ……ペーパ
ー、２……引出口孔、３……ミシン目、４……重
合片、５……先端縁、６……引出口孔、６ａ，６
ｂ……縁、７……制限突部。
Claims (1)
- 容器の上面板に、内部に収容したペーパーの細
長い引出口孔を構成するミシン目を施し、かつ前
記上面板の内面に重なる重合片を連設し、該重合
片の先端縁に前記細長い引出口孔の長手方向の一
方の縁より突出し、引出口孔に露出する一対の引
出口孔制限突部を形成したことを特徴とするテツ
シユペーパー類容器の繰出口装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964282U JPS58121871U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | テツシユペ−パ−類容器の繰出口装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1964282U JPS58121871U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | テツシユペ−パ−類容器の繰出口装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58121871U JPS58121871U (ja) | 1983-08-19 |
| JPH0128060Y2 true JPH0128060Y2 (ja) | 1989-08-25 |
Family
ID=30031840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1964282U Granted JPS58121871U (ja) | 1982-02-15 | 1982-02-15 | テツシユペ−パ−類容器の繰出口装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58121871U (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0646401Y2 (ja) * | 1986-10-08 | 1994-11-30 | 美菜子 小林 | 薄葉紙の供給ケ−ス |
| JP5041806B2 (ja) * | 2004-05-07 | 2012-10-03 | 大王製紙株式会社 | 家庭用衛生薄葉紙の収納箱 |
| JP2005119751A (ja) * | 2005-01-17 | 2005-05-12 | Daio Paper Corp | 家庭用薄葉紙収納箱 |
| JP4589912B2 (ja) * | 2006-12-27 | 2010-12-01 | 大王製紙株式会社 | 家庭用薄葉紙収納箱 |
| JP4216896B1 (ja) * | 2008-03-17 | 2009-01-28 | 佑樹 伊藤 | 箱ティッシュおよび収納箱 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5543807Y2 (ja) * | 1975-07-24 | 1980-10-15 | ||
| JPS52163435U (ja) * | 1976-06-02 | 1977-12-10 |
-
1982
- 1982-02-15 JP JP1964282U patent/JPS58121871U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58121871U (ja) | 1983-08-19 |
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