JPH07246424A - 多ロール矯正機の圧下量自動調整方法及び装置 - Google Patents

多ロール矯正機の圧下量自動調整方法及び装置

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JPH07246424A
JPH07246424A JP3947894A JP3947894A JPH07246424A JP H07246424 A JPH07246424 A JP H07246424A JP 3947894 A JP3947894 A JP 3947894A JP 3947894 A JP3947894 A JP 3947894A JP H07246424 A JPH07246424 A JP H07246424A
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JP
Japan
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roll
roll group
group
straightening machine
machine
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Pending
Application number
JP3947894A
Other languages
English (en)
Inventor
Masanori Aizawa
雅則 相沢
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Daido Steel Co Ltd
Original Assignee
Daido Steel Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 人手によることなく、材料の寸法の測定およ
びその測定値に基づく圧下量の調整を自動的に行なうこ
とができて、作業能率を向上させることができる圧下量
自動調整方法及び装置を提供すること。 【構成】 一方のロール群を他方のロール群に対して接
離させてその間隔が変えられるよう作動する作動手段
と、多ロール矯正機1へ材料3を搬送する搬送ローラ2
と、この搬送ローラにより多ロール矯正機1に搬送され
る前の材料3の被圧下両面間の寸法を測定する測定手段
4と、この測定手段からの信号を受けて、測定値が基準
値に対して大きいとき、ほぼその差ぶん一方のロール群
と他方のロール群の間隔が大きくなるように作動手段を
制御し、測定値が基準値に対して小さいとき、ほぼその
差ぶん一方のロール群と他方のロール群の間隔が小さく
なるように作動手段を制御する制御手段26を具えてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、平角鋼などの材料を
矯正する多ロール矯正機の圧下量自動調整方法及び装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、多ロール矯正機の圧下量(押し込
み量)を調整するには、材料の寸法をノギス又はマイク
ロメータで測定し、その測定値から圧下量を作業者が手
計算し、矯正ロールの位置を手動調整していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な従来の調整方法の場合、人手による作業となるため、
調整に時間がかかり、矯正精度を上げることがきわめて
困難であるとともに、目標とする矯正精度を得るために
は、材料の全数測定とロール調整が必要であり、極めて
作業能率の悪いものであった。
【0004】そこでこの発明は、前記従来の問題点を解
決し、人手によることなく、材料の寸法の測定およびそ
の測定値に基づく圧下量の調整を自動的に行なうことが
できて、作業能率を向上させることができる圧下量自動
調整方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1の圧下量自動調整方法は、搬送される材料
に一定の曲げを与える一方のロール群と他方のロール群
を、一方のロール群のロールと他方のロール群のロール
で千鳥状になるように所定間隔をおいて配置した多ロー
ル矯正機の圧下量を自動調整するものであって、多ロー
ル矯正機に搬送される前の材料の被圧下両面間の寸法を
測定手段で測定し、この測定手段からの信号により測定
値が基準値に対して大きいときは、ほぼその差ぶん一方
のロール群と他方のロール群の間隔を大きくし、測定値
が基準値に対して小さいときは、ほぼその差ぶん一方の
ロール群と他方のロール群の間隔を小さくすることを特
徴とするものである。
【0006】請求項2の圧下量自動調整装置は、搬送さ
れる材料に一定の曲げを与える一方のロール群と他方の
ロール群を、一方のロール群のロールと他方のロール群
のロールで千鳥状になるように所定間隔をおいて配置し
た多ロール矯正機において、一方のロール群又は他方の
ロール群に対して他方のロール群又は一方のロール群を
接離させてその間隔が変えられるよう作動する作動手段
と、多ロール矯正機へ材料を搬送する搬送手段と、この
搬送手段により多ロール矯正機に搬送される前の材料の
被圧下両面間の寸法を測定する測定手段と、この測定手
段からの信号を受けて、測定値が基準値に対して大きい
とき、ほぼその差ぶん一方のロール群と他方のロール群
の間隔が大きくなるように作動手段を制御し、測定値が
基準値に対して小さいとき、ほぼその差ぶん一方のロー
ル群と他方のロール群の間隔が小さくなるように作動手
段を制御する制御手段を具えている。
【0007】
【作用】前記の構成によって材料の被圧下両面間の寸法
が測定手段により自動的に測定され、この測定値に基づ
き圧下量が自動的に調整される。
【0008】
【実施例】図1は平角鋼などの材料を矯正する多ロール
矯正機の概略平面図を示す。1は多ロール矯正機、2は
該矯正機1へ平角鋼などの材料3をその上面に載せて搬
送する搬送手段としての搬送ローラで、図示のように所
定の間隔をおいて配置され、図示しない支持部材で回転
可能に支持されている。4は矯正機1へ搬送される材料
3の寸法を測定する測定手段で、図2(A)のようにレー
ザ式第1測定センサ5とレーザ式第2測定センサ6とか
らなっている。両測定センサ5,6は同一構成からなっ
ている。その一方の第1測定センサ5を同図(B)に示
す。このように搬送される材料3を上下から挾むように
半導体レーザ5aと受光素子5bが配置され、半導体レ
ーザ5aから発射されたレーザ光のうち、受光素子5b
で受光されるレーザ光から材料3の被圧下両面間の寸法
Wを測定することが可能になっている。
【0009】図3は前記の測定原理を説明するものであ
る。すなわち、半導体レーザ5aから発射されたレーザ
光は、八面ポリゴンミラー8及び反射ミラー9で反射さ
れたのち、コリメータレンズ10により平行光線となり、
材料3を走査したのち、受光レンズ11で集光され、受光
素子5bで受光されたのち、光の明暗に応じた電気信号
に変換され、この影を生じている時間の長さがコンピュ
ータのCPU12で演算されることにより寸法Wが測定さ
れるのである。
【0010】材料3の寸法が大きくて第1測定センサ5
では測定できない場合がある。このような場合は、図4
に示すように半導体レーザ6aと受光素子6bが材料3
を上下から挾むように配置された第2測定センサ6によ
り測定する。測定は図2と同様であるが、この第2測定
センサ6による測定に際しては、測定センサ5側にスト
ッパ15を設けて材料3の一側の位置を規正し、該ストッ
パ15と第2測定センサ6から発射されるレーザ光の片側
間の長さAから、材料3のストッパ15と反対側の端部と
第2測定センサ6のレーザ光の片側間の長さCを減算す
ることにより材料3の被圧下両面間の寸法Wを測定す
る。
【0011】矯正機1には図5に一部を示すように一方
のロール群21と他方のロール群22が、一方のロール群21
のロール23と他方のロール群22のロール24で千鳥状にな
るように所定間隔Sをおいて配置されている。図ではロ
ール23又は24が2又は3個しか示されていないが、この
例では一方のロール群21及び他方のロール群22ともそれ
ぞれ5個ずつ配置されている。またこの例では両ロール
群21,22を縦向きに配置しているが、材料3の矯正面に
よっては横向きにしてもよい。またこの例では一方のロ
ール群21が他方のロール群22に対して接離可能となって
おり、矯正機1に設けた図示しないモータ等の作動手段
により接離されて間隔を変えることができるようになっ
ている。図1で26は測定手段4から出力される測定値に
基づき矯正機1の前記作動手段を制御する制御手段で、
種々の寸法の材料3に対応すべく、間隔Sの基準値等を
入力したソフトを組み込んだシーケンサを有している。
【0012】実施例の作用を説明する。矯正機1へ搬送
される材料3は矯正機に入る前に測定手段4でその被圧
下両面間の寸法Wが測定される。そしてその測定値が測
定手段4から制御手段26に送られ、基準値と比較され
る。例えば基準値が50mmのときに測定値が51mmと大きい
場合には、制御手段26はその差ぶん、すなわち1mmぶん
両ロール群21,22の間隔Sが大きくなるように矯正機1
の作動手段へ制御信号を送る。この制御信号により矯正
機1の作動手段が作動して、一方のロール群21を他方の
ロール群22から離間させる。一方、基準値が50mmのとき
に測定値が49mmと小さい場合には、制御手段26はその差
ぶん、すなわち1mmぶん両ロール群21,22の間隔Sが小
さくなるように矯正機1の作動手段へ制御信号を送る。
この制御信号により矯正機1の作動手段が作動して、一
方のロール群21を他方のロール群22に接近させる。前記
の接離に際しては公知のロータリーエンコーダ(図示省
略)により間隔Sがデジタル表示され、接離される一方
のロール群21が正確に位置決めされる。
【0013】このようにし矯正機1に搬送される前の材
料3の被圧下両面間の寸法Wを測定手段4で測定し、こ
の測定手段4からの信号により測定値が基準値に対して
大きいときは、ほぼその差ぶん一方のロール群21と他方
のロール群22の間隔Sを大きくし、測定値が基準値に対
して小さいときは、ほぼその差ぶん一方のロール群21と
他方のロール群22の間隔Sを小さくするものである。
【0014】尚、この実施例では測定手段4としてレー
ザ式測定センサ5,6を採用し、レーザ光によって測定
するようにしたが、これは一例であり、ほかの測定手段
を採用してもよいことは言うまでもない。またロール群
21,22の接離に関して、実施例とは逆に一方のロール群
21に対して他方のロール群22を接離させるような構成と
してもよい。
【0015】
【発明の効果】請求項1,2の発明は前記のような構成
からなるので、人手によることなく、材料の寸法の測定
およびその測定値に基づく圧下量の調整を自動的に行な
うことができ、従来の調整方法に比べて調整時間を短
く、かつ矯正精度を高めてその作業能率を著しく向上さ
せることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】平角鋼などの材料を矯正する多ロール矯正機の
概略平面図である。
【図2】測定手段を示すもので、(A)は平面図、(B)は
(A)のX−X線に沿う正面図である。
【図3】測定手段による測定原理を説明するための図面
である。
【図4】寸法の大きな材料を測定手段で測定する方法を
説明するための図で、(A)は平面図、(B)は(A)のY−
Y線に沿う正面図である。
【図5】矯正機に設けられているロール群の配置関係等
を説明するための要部拡大平面図である。
【符号の説明】
1 多ロール矯正機 2 搬送ローラ 3 材料 4 測定手段 21 一方のロール群 22 他方のロール群 23 一方のロール群のロール 24 他方のロール群のロール 26 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送される材料に一定の曲げを与える一
    方のロール群と他方のロール群を、一方のロール群のロ
    ールと他方のロール群のロールで千鳥状になるように所
    定間隔をおいて配置した多ロール矯正機の圧下量を自動
    調整するものであって、多ロール矯正機に搬送される前
    の材料の被圧下両面間の寸法を測定手段で測定し、この
    測定手段からの信号により測定値が基準値に対して大き
    いときは、ほぼその差ぶん一方のロール群と他方のロー
    ル群の間隔を大きくし、測定値が基準値に対して小さい
    ときは、ほぼその差ぶん一方のロール群と他方のロール
    群の間隔を小さくすることを特徴とする多ロール矯正機
    の圧下量自動調整方法。
  2. 【請求項2】 搬送される材料に一定の曲げを与える一
    方のロール群と他方のロール群を、一方のロール群のロ
    ールと他方のロール群のロールで千鳥状になるように所
    定間隔をおいて配置した多ロール矯正機において、一方
    のロール群又は他方のロール群に対して他方のロール群
    又は一方のロール群を接離させてその間隔が変えられる
    よう作動する作動手段と、多ロール矯正機へ材料を搬送
    する搬送手段と、この搬送手段により多ロール矯正機に
    搬送される前の材料の被圧下両面間の寸法を測定する測
    定手段と、この測定手段からの信号を受けて、測定値が
    基準値に対して大きいとき、ほぼその差ぶん一方のロー
    ル群と他方のロール群の間隔が大きくなるように作動手
    段を制御し、測定値が基準値に対して小さいとき、ほぼ
    その差ぶん一方のロール群と他方のロール群の間隔が小
    さくなるように作動手段を制御する制御手段を具えたこ
    とを特徴とする多ロール矯正機の圧下量自動調整装置。
JP3947894A 1994-03-10 1994-03-10 多ロール矯正機の圧下量自動調整方法及び装置 Pending JPH07246424A (ja)

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Effective date: 20030106