JP2014104483A - 形状評価方法、鋼板形状矯正方法、及び鋼板製造方法 - Google Patents

形状評価方法、鋼板形状矯正方法、及び鋼板製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】形状評価の周波数を特定することで形状を適正に評価することができ、もって鋼板形状を適正に矯正することが可能な形状評価方法、鋼板形状矯正方法を提供する。
【解決手段】演算処理機能を有する計算機を用いて形状評価対象体の形状測定面の形状評価を行う場合に、予め設定された長さの差金を形状評価対象体の形状測定面にあてがい、差金と形状測定面との間の隙間を計測するときの周波数応答特性を有するバンドパスフィルタを用い、形状評価対象体の形状測定面上の測定点の位置の点群データにバンドパスフィルタを作用させて隙間を求める。このため、バンドパスフィルタを、形状測定面の曲率を求めるバンドパスフィルタとしたり、周波数の高いローパスフィルタの出力と周波数の低いローパスフィルタの出力との差を求めるバンドパスフィルタとしたりすることにより、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができる。
【選択図】図10

Description

本発明は、例えば鋼板などの形状評価対象体の形状評価方法、鋼板の形状矯正方法、鋼板の製造方法に関し、例えば圧延工程或いは加熱冷却工程で鋼板に発生した反り、耳波、歪みなどの形状を圧延ライン横で矯正するのに好適なものである。
鋼板の形状を自動計測する装置としては、例えば下記特許文献1に記載されるように、複数の光学系距離計からなる計測装置を鋼板の搬送ライン上に設置し、この計測装置を通過する鋼板からの光の反射状態から鋼板表面までの距離、即ち鋼板表面の高さを検出し、この高さを連続して鋼板表面の形状を計測するものがある。また、例えば下記特許文献2に記載されるように、単一のレーザ光源からのレーザ光を多軸回転操作して、搬送ライン上に静止した鋼板表面の形状を計測するものがある。また、計測されたデータが計測誤差を含む場合、その誤差を除去するためにデータを平滑化する方法は、下記特許文献3に記載されている。
特開平5−237546号公報 特開2010−155272号公報 特開2012−37313号公報
鋼板の製造では、一般に、コールドレベラー、ホットレベラーと呼ばれる複数のロールを上下に配置し、これらのロールの間に鋼板を搬送することで、製造時に発生した反り、耳波などの形状不良を矯正する。しかし、一般に厚物材と呼ばれる厚さ40mm以上の鋼板の場合や、先尾端部位の形状不良は、コールドレベラーやホットレベラーでは、形状を矯正しきれない。そのため、厚物材に形状不良が発生した場合には、鋼板をラインから外し、所謂オフラインで形状矯正を行う。
オフラインでは、鋼板を安定して高速に搬送することができないので、前記特許文献1のような形状計測装置では、測定時間が長くなり、測定するために鋼板を移動させる必要がある。また、仮に適用できても、複数の光学系距離計からなる計測装置は、構成が複雑な上に、鋼板の上方に設置するための門型の架台が必要となり、それが例えばクレーンの搬送時の障害となるなど、運用、コスト面でも不利である。
これに対し、特許文献2の形状計測装置では、ライン外に設置された単一レーザ光源の計測器を用いて搬送テーブル上に静止した鋼板形状を測定するため、クレーンとの干渉がない。また、この方法において、静止した鋼板形状を計測するための測定器の計測精度が悪くても、特許文献3に記載された方法のデータ平滑化処理により形状認識精度を向上することが可能である。
現状の形状測定作業では、オペレータ(作業者)が鋼板表面上に予め設定された長さの差金をあてがい、差金と鋼板との間の隙間を観察することで鋼板形状を認識している。そして、認識された鋼板表面の形状に基づいてオペレータがプレス矯正作業を行う。形状認識作業の詳細では、例えば差金の長さを変えることで、比較的波長(周期)の長い、つまり周波数の低い形状と、比較的波長(周期)の短い、つまり周波数の高い形状を個別に認識している。前記特許文献3では、形状の平滑化処理について述べられているだけで、形状を評価する場合の周波数については言及していない。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、形状評価の周波数を特定することで形状を適正に評価することができ、もって鋼板形状を適正に矯正することが可能な形状評価方法、鋼板形状矯正方法、鋼板製造方法を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の形状評価方法は、演算処理機能を有する計算機を用いて形状評価対象体の形状測定面の形状評価を行うに際し、予め設定された長さの差金を前記形状評価対象体の形状測定面にあてがい、前記差金と前記形状測定面との間の隙間を計測するときの周波数応答特性を有するバンドパスフィルタを用い、前記形状評価対象体の形状測定面上の測定点の位置の点群データに前記バンドパスフィルタを作用させて前記隙間を求めることを特徴とするものである。
本発明では、形状評価対象体、例えば鋼板の表面の曲がりのような形状を波と捉え、その波の単位長2πあたりの数を周波数と定義する。また、同様に、波長とは、表面形状の波の一周期の長さを意味する。
また、前記バンドパスフィルタは、前記形状測定面にあてがわれる差金長さ相当の平滑化度合で平滑化する平滑化処理及び前記平滑化処理によって平滑化された曲面を微分する微分処理によって前記形状測定面の曲率を求め、前記曲率を前記隙間に換算したときの当該隙間の周波数応答特性と前記差金を前記形状測定面にあてがって前記隙間を計測するときの周波数応答特性とを一致させて前記曲率から前記隙間を求めることを特徴とするものである。
また、前記バンドパスフィルタは、前記形状測定面にあてがわれる差金長さに相当する平滑化度合で前記点群データを平滑化して求めた平滑化スプライン曲面と、前記形状測定面にあてがわれる差金長さより短く且つ誤差を遮断するために予め設定された第2の差金長さに相当する平滑化度合で前記点群データを平滑化して求めた第2の平滑化スプライン曲面との差から前記隙間を求めることを特徴とするものである。
また、本発明の鋼板形状矯正方法は、前記形状評価対象体が鋼板である場合、前記形状評価方法で求めた前記隙間の絶対値が予め設定された規定値以上である位置を加圧ラムによるプレス矯正位置として提示することを特徴とするものである。
また、本発明の鋼板製造方法は、前記鋼板形状矯正方法を鋼板製造工程に用いたことを特徴とするものである。
而して、本発明の形状評価方法によれば、演算処理機能を有する計算機を用いて形状評価対象体の形状測定面の形状評価を行う場合に、予め設定された長さの差金を形状評価対象体の形状測定面にあてがい、差金と形状測定面との間の隙間を計測するときの周波数応答特性を有するバンドパスフィルタを用い、形状評価対象体の形状測定面上の測定点の位置の点群データにバンドパスフィルタを作用させて隙間を求める。このため、バンドパスフィルタを、形状測定面の曲率を求めるバンドパスフィルタとしたり、周波数の高いローパスフィルタの出力と周波数の低いローパスフィルタの出力との差を求めるバンドパスフィルタとしたりすることにより、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、バンドパスフィルタには、形状測定面にあてがわれる差金長さ相当の平滑化度合で平滑化する平滑化処理及び平滑化処理によって平滑化された曲面を微分する微分処理によって形状測定面の曲率を求め、曲率を差金と形状測定面との間の隙間に換算したときの当該隙間の周波数応答特性と差金を形状測定面にあてがって隙間を計測するときの周波数応答特性とを一致させて曲率から隙間を求めるバンドパスフィルタを用いる。このため、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、バンドパスフィルタとして、形状測定面にあてがわれる差金長さに相当する平滑化度合で点群データを平滑化して求めた平滑化スプライン曲面と、形状測定面にあてがわれる差金長さより短く且つ誤差を遮断するために予め設定された第2の差金長さに相当する平滑化度合で点群データを平滑化して求めた第2の平滑化スプライン曲面との差から、差金と形状測定面との間の隙間を求める。このため、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、形状評価対象体を鋼板とし、形状評価方法で求めた差金と形状測定面との間の隙間の絶対値が予め設定された規定値以上である位置を加圧ラムによるプレス矯正位置として提示する。これにより、鋼板形状を適正の矯正することができる。
本発明の形状評価方法及び鋼板形状矯正方法を適用した鋼板形状矯正装置の概略構成の一実施形態を示す平面図である。 図1の形状計測装置中のレーザ距離計を構成するレーザ照射装置の概略構成図である。 図1の制御装置内で行われる鋼板形状矯正のための演算処理を示すフローチャートである。 形状測定面の曲率から差金隙間を求める場合と周波数特性の異なる曲面の差から差金隙間を求める場合の波長特性の説明図である。 点群データの一例を示す説明図である。 図5の点群データを三角形メッシュで補間した状態の説明図である。 誤差を遮断する差金長さ相当の平滑度度合で図5の点群データを平滑化した平滑化スプライン曲面の説明図である。 図7の平滑化スプライン曲面を用いて周波数特性の異なる曲面の差から求めた差金隙間の説明図である。 図8の差金隙間を二値化した説明図である。 周波数特性の異なる曲面の差から差金隙間を求める形状評価方法の説明図である。 図10の形状評価方法に従って計算によって求めた差金隙間の説明図である。 計算によって求めた差金隙間とオペレータが測定した差金隙間の相関図である。 差金隙間測定モデルの模式図である。 差金隙間測定モデルの周波数応答関数の波長応答特性図である。
以下、本発明の実施形態に係る形状評価方法及び鋼板形状矯正方法を適用した鋼板形状矯正装置について図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態の鋼板形状矯正装置の概略構成を示す平面図である。この鋼板形状矯正装置は、鋼板Sを圧延ラインの側方においてオフラインで形状矯正するものである。図中の符号1は、鋼板Sの形状を矯正するプレス機であり、プレス機1の入側には入側ベッド3、プレス機1の出側には出側ベッド4が配設されている。ベッド3,4は、何れも鋼板Sを搬送するための多数のローラが配設されており、このローラの回転状態を制御することで鋼板Sの搬送状態を制御することができる。また、入側ベッド3及び出側ベッド4の側方には、鋼板Sの位置を検出する位置検出装置7が設けられている。位置検出装置7は、後述する形状計測装置と同様にレーザ光を鋼板Sの搬送方向に走査して鋼板Sの搬送方向への形状を計測し、その形状計測結果から鋼板Sがどの位置にあるかを検出する。
本実施形態のプレス機1の場合、加圧ラム2で鋼板Sを上から加圧し、主として鋼板Sに曲げモーメントを付与して鋼板の形状を矯正する。鋼板Sの形状は、後述する鋼板形状計測装置によって計測する。鋼板形状矯正のパラメータとしては、例えば鋼板Sの形状から求めた差金隙間、加圧ラム2による加圧力、シムと呼ばれる敷棒の位置と間隔、鋼板Sの位置、即ちベッド3,4による鋼板Sの搬送状態などが挙げられる。本実施形態のプレス機1による鋼板形状矯正は、後述するように、シムを用いて鋼板Sを加圧ラム2で加圧する。例えばプレス機1に搭載された鋼板Sが上に凸状に曲がっている場合、凸部を挟んだ鋼板Sの下に2本のシムを敷き、そのシムの間の凸部を加圧ラム2で加圧する。逆に、例えば鋼板Sが下に凸状に曲がっている場合、凸部の下に1本のシムを敷き、凸部を挟んだ鋼板Sの両側にシムを介在して加圧ラム2で加圧する。加圧ラム2による曲げモーメントは、シムの間の部分の鋼板Sにのみ生じる。この曲げモーメントによる鋼板Sの変形量と加圧開放時の戻り量、所謂スプリングバック量を加味して、前述した種々のパラメータを調整する。
入側ベッド3の入側及び出側ベッド4の出側には形状計測装置5を、出側ベッド4の側方には制御装置6を設置した。このうち、形状計測装置5は、レーザ光によって検出点までの距離を検出するレーザ距離計と、レーザ距離計で検出された距離データから鋼板Sの形状を計測するコンピュータシステムを備えて構成される。形状計測装置5の具体的な鋼板形状計測方法は、本願出願人が先に提案した前記特許文献2と同様である。そのため、本実施形態の形状計測装置5は、3次元にレーザ光を走査して距離を計測するレーザ距離計を備えている。なお、鋼板Sは、一般に搬送方向に長手で、搬送方向と直交方向に短い。つまり、鋼板Sには長辺と短辺があり、本実施形態では、長辺方向を長手方向(x方向ともいう)とし、短辺方向を幅方向(y方向ともいう)と定義する。また、高さ方向をz方向ともいう。
本実施形態のレーザ距離計は、図2に示すように、レーザ光源11を回転台12の上に搭載し、レーザ光源11のレーザ出射口に周知のガルバノミラー13を配設した。ガルバノミラー13の回転軸はレーザ光源11のレーザ出射口からのレーザ光に一致し、ガルバノミラー13の回転軸は回転台12の回転軸と直交する。本実施形態では、ガルバノミラー13を回転させることにより、レーザ光源11からのレーザ光を、例えば鋼板Sの長手方向、即ち図1の鋼板Sの搬送方向に偏光し、回転台12を回転させることにより、ガルバノミラー13から偏光されるレーザ光を、主として鋼板Sの幅方向、即ち図1の鋼板Sの搬送方向と直交方向に走査する。そのため、例えば鋼板Sの表面に向けて出射したレーザ光の反射光を受光することにより、その表面の測定点までの距離を求めることができる。この距離は、測定点の長手方向(x方向)の位置及び幅方向(y方向)の位置を規定すると、誤差を含む高さ方向(z方向)の位置情報に変換することができる。従って、鋼板Sの表面を形状測定面とすると、形状測定面上のx、y座標上の高さ(z)位置を形状測定面の形状として認識することができる。なお、本実施形態の形状計測装置5は、入側ベッド3上や出側ベッド4上だけでなく、プレス機1の加圧ラム2下でも鋼板Sの形状を計測することが可能である。また、前記位置検出装置7も、同様にして鋼板Sの形状を検出し、その形状がどこにあるのかで鋼板Sの位置を検出する。
制御装置6は、ホストコンピュータなどのコンピュータシステムを備えて構築され、前記形状計測装置5によって鋼板S表面、即ち形状測定面の形状評価を行うと共に、プレス機1及びベッド3,4の稼動状態を制御して鋼板Sの形状矯正を行う。この演算処理は、例えば鋼板形状矯正開始指令と同時に行われ、まずステップS1で、入側ベッド3や出側ベッド4により鋼板Sをプレス機1の加圧ラム2の下に搬入する。次にステップS2に移行して、前記形状計測装置5によって鋼板Sの形状測定面である表面の形状評価を行う。次にステップS3に移行して、前記ステップS2で得られた鋼板Sの形状評価に基づき、プレス機1及びベッド3,4の稼働状態を制御して鋼板Sの形状矯正制御を行う。次にステップS4に移行して、鋼板Sの形状矯正が完了したことを判定する。次にステップS5に移行して、入側ベッド3や出側ベッド4により鋼板Sを加圧ラム2下から払い出し、制御を終了する。
次に、前記形状計測装置5による鋼板Sの形状測定面、即ち表面の形状評価方法について説明する。この形状計測装置5では、前述したレーザ光の出射・受光によって、例えば図5に示すような位置データの点群データを取得することができる。位置データは、長手方向(x方向)、幅方向(y方向)が規定されており、高さ方向(z方向)に誤差を有する。このような点群データに対しては、例えば本願出願人が先に提案した前記特許文献3に記載の平滑化スプライン曲面を応用することができる。平滑化スプライン曲面は、スプライン次数l、平滑化パラメータγで点群データを平滑化したスプライン状の曲面であり、その周波数応答関数h(ω1,ω2)は下記式(1)で表れる。
式中のω1は長手方向(鋼板Sの長手方向とは必ずしも一致しない)に対応する角周波数、ω2は幅方向(鋼板Sの幅方向とは必ずしも一致しない)に対応する角周波数である。式(1)から、平滑化スプライン曲面がローパスフィルタとして機能することが分かる。この平滑化スプライン曲面に対し、差金で形状評価することを考える。差金は、凡そその差渡し方向のみ形状評価するもので、この差金の差渡し方向を長手方向と考えると、長手方向と直行する幅方向は評価しない。従って、前記式(1)の幅方向の角周波数ω2を0とし、更にスプライン次数lを1として、差金長手方向の曲率を求める。曲率は、平滑化によって少なくとも1階微分可能な平滑化スプライン曲面を微分して傾きを求め、その傾きを再度微分すれば得られる。再度微分する前には、少なくとも1階部分可能なように平滑化する必要があるので、曲率算出の手順としては、点群データを平滑化してから微分し、その微分データを平滑化してから再度微分する。従って、幅方向の角周波数ω2が0、スプライン次数lが1であるとき、点群データから求めた長手方向の曲率の周波数応答関数κ1(ω1,ω2)(=κ1(ω1,0))は下記式(2)で表れる。なお、平滑化することは曲面化することと等価であるから、本実施形態では平滑化して求めた結果を曲面ともいう。
式(2)中のjは虚数単位である。次に、点群データから求めた前述の平滑化スプライン曲面に差金をあてがって差金と平滑化スプライン曲面、即ち形状測定面との間にできる隙間を差金隙間と定義すると、差金隙間は平滑化スプライン曲面の曲率をスカラー倍することで得られる。ここでは、βを正実数からなる補正係数とし、差金隙間の周波数応答関数g1(ω1,ω2)(=g1(ω1,0))を下記式(3)で定義する。
この式(3)で表れる差金隙間の周波数応答関数g1(ω1,ω2)は、周波数ω0が下記式(4)のとき、下記式(5)で表れる極大値をとる。
また、前記式(3)で表れる差金隙間の周波数応答関数g1(ω1,ω2)はバンドパスフィルタでもある。このバンドパスフィルタの共振周波数は前記式(4)であり、最大利得は前記式(5)である。差金の長さ(差金長さ)をLとし、この差金長さLの差金を鋼板Sの表面(形状測定面)、即ち平滑化スプライン曲面にあてがって差金隙間を測定するときの周波数応答関数は、共振周波数が2π/Lのとき、最大利得が2になると考えることができる。即ち、鋼板の撓みをy(x)、差金隙間測定値をY(x)、差金長さをLとしたとき、図13の差金隙間測定モデルの模式図から、下記式(15)が成立する。
この式(15)をラプラス変換して下記式(16)を得る。
前記式(16)から、差金隙間測定値の伝達関数G(s)は下記式(17)で表れる。
更に、差金隙間測定値の伝達関数G(s)の周波数応答関数G(ω)は下記式(18)で表れる。
図14には、前記式(18)で表れる差金隙間測定値の周波数応答関数G(ω)の波長応答特性を示す。このモデルでは、波長が短い領域では、利得がギザギザになる。オペレータは、波長の短い凹凸をより短い長さの差金で測定しようとするので、この部分は無視してよい。従って、前記式(18)の周波数応答関数の共振周波数ω0は下記式(19)で、共振周波数ω0における最大利得は下記式(20)で表れる。
従って、オペレータが差金隙間を測定するときの周波数応答関数は、共振周波数が2π/Lのとき、最大利得が2になると考えられる。前記差金隙間の周波数応答関数と差金を鋼板表面にあてがって差金隙間を測定するときの周波数応答関数の特性を可能な限り一致させるためには、互いの共振周波数及び最大利得を一致させればよい。従って、下記式(6)、式(7)が成立する。
式(6)、式(7)から、適切な平滑化パラメータγは下記式(8)で、適切な補正係数βは下記(9)式で得られる。なお、以上の演算は、任意のスプライン次数lに対して一般化可能である。
次に、別の差金隙間の求め方を考える。前述したように、前記式(1)で表れる平滑化スプライン曲面の周波数応答関数h(ω1,ω2)はローパスフィルタとして機能する。この周波数応答関数h(ω1,ω2)は、平滑化パラメータγを前記式(8)とした場合に、差金長さがLであるときのローパスフィルタであるから、これと長さの異なる差金長さのローパスフィルタの出力、即ち平滑化スプライン曲面と前記式(1)で表れる平滑化スプライン曲面との差は、即ちバンドパスフィルタの出力となる。例えば、点群データの誤差を遮断するための比較的短い差金長さLH、つまり前記差金長さLより短い差金長さLHの差金を考え、この差金長さLHの差金による平滑化スプライン曲面から前記式(1)で表れる差金長さLの差金による平滑化スプライン曲面を差し引いても差金隙間が得られる。この差金隙間の周波数応答関数をf1(ω1,ω2)とすると、周波数応答関数f1(ω1,ω2)は下記式(10)で表れる。なお、前記式(1)で表れる平滑化スプライン曲面の周波数応答関数h(ω1,ω2)は差金長さがLであるときのローパスフィルタであるから、この周波数応答関数h(ω1,ω2)の長手方向の角周波数ω1をLH/L倍すれば、差金長さLHの差金による平滑化スプライン曲面の周波数応答関数が得られる。
前記式(10)を展開すると、下記式(11)式が得られる。
この式(11)に前記式(8)の平滑化パラメータγを代入すると、下記式(12)となる。
そして、幅方向の角周波数ω2=0とすると、差金隙間の周波数応答関数f1(ω1,ω2)(=f1(ω1,0)は下記式(13)で表れる。
図4には、平滑化スプライン曲面の曲率から求めた差金隙間の周波数応答関数g1(ω1,ω2)と、2つの平滑化スプライン曲面の差から求めた差金隙間の周波数応答関数f1(ω1,ω2)の波長応答特性を示す。ここでは、差金長さLを2m、誤差を遮断するための差金長さLHを0.2mとして計算した。平滑化スプライン曲面の曲率から差金隙間を求めた場合の周波数応答関数g1(ω1,ω2)は、波長2mの近傍でのみ利得が大きくなっていることから、バンドパスフィルタの帯域幅が狭い。これに対し、2つの平滑化スプライン曲面の差から差金隙間を求めた場合の周波数応答関数f1(ω1,ω2)は、波長0.2m〜2mの範囲で利得が大きくなっていることから、バンドパスフィルタの帯域幅が広い。つまり、2つの平滑化スプライン曲面の差から差金隙間を求める方が、より鋭角な(細かい)凹凸(変形)を認識(評価)できることになる。主として鋼板Sを長手方向に搬送して形状矯正を行う形状矯正装置では、鋼板Sの長手方向の方がより細かい変形まで矯正できるという特性がある。そのため、鋼板Sの長手方向の形状評価(形状矯正)では、2つの平滑化スプライン曲面の差から差金隙間を求め、幅方向の形状評価(形状矯正)では、平滑化スプライン曲面の曲率から差金隙間を求めるのが適している。
次に、具体的な鋼板Sの表面(形状測定面)の形状評価について説明する。図5は、形状計測装置5によって取得した点群データの一例である。点群データのデータ数は25691であった。この点群データを三角形メッシュで補間した鋼板形状を図6に示す。この図6の鋼板形状は、表面が「ぎざぎざ」しており、「ぎざぎざ」の原因は計測データの誤差である。この点群データに対し、誤差を遮断する差金長さLHの差金を用い、誤差を遮断して平滑化スプライン曲面を求める。前述のように、前記式(1)で表れる平滑化スプライン曲面の周波数応答関数h(ω1,ω2)の角周波数ω1をLH/L倍すれば、差金長さLHの差金による平滑化スプライン曲面の周波数応答関数が得られるので、差金長さLHの差金による平滑化スプライン曲面の周波数応答関数は、前記式(8)を用いて下記式(14)となる。
前記式(14)の周波数応答関数で点群データを平滑化した平滑化スプライン曲面が図7である。ここでは、誤差遮断のための差金長さ(誤差遮断波長)LHを0.2m、差金長さLを2mとした。図6の表面形状に対し、図7では、表面の「ぎざぎざ」が除去されていることが分かる。一方、図5の点群データに対し、前記式(12)の周波数応答関数f1(ω1,ω2)で求めた差金隙間を図8に示す。誤差遮断波長LHは0.2m、差金長さLは2mである。差金隙間の正値は凸、つまり上に凸、負値は凹、つまり下に凸を表しており、数値を二値化して示した。この差金隙間は、全体として鋼板の表面(形状測定面)の凹凸(変形)を認識しやすいが、オペレータにとっては、どの箇所をどの程度プレス矯正してよいか分かりにくい。そこで、差金隙間の二値化データを、長手方向及び幅方向の平面上に表したのが図9である。このようにして、差金隙間の絶対値が予め設定された規定値以上である箇所を、例えば白っぽく表したり黒っぽく表したりすることで、それらの箇所をプレス矯正すればよいことが分かる。
図10には、2つの平滑化スプライン曲面の差から差金隙間を求める方法の具体的な結果を示す。前述のように、本実施形態では、2つの平滑化スプライン曲面の差から差金隙間を求める方法は、鋼板の長手方向に採用しているので、ここでは長手方向の位置と高さ方向の位置を示す。同図に示す誤差遮断曲面は、誤差遮断のための差金長さ(誤差遮断波長)LHの差金で平滑化した平滑化スプライン曲面、基準曲面は、差金長さLの差金で平滑化した平滑化スプライン曲面であり、前者から後者を差し引くと差金隙間が求まる。このようにして求めた差金隙間を図11に示す。この差金隙間は、前記図9の差金隙間を鋼板の表面と平行な視点で表したものであり、正値は凸、負値は凹となっている。凸形状については、前述のように凸部を挟んだ鋼板の下に2本のシムを敷き、そのシムの間の凸部を加圧ラムで加圧する。凹形状については、凹部の下に1本のシムを敷き、凹部を挟んだ鋼板の両側にシムを介在して加圧ラムで加圧する。
図12には、計算によって求めた差金隙間とオペレータが差金を用いて測定した差金隙間との相関を示す。両者の差は、±0.3mm以内であり、良好な相関が見られる。そのため、オペレータが差金を用いて差金隙間を測定する代わりに、形状測定装置及び制御装置を用いて、差金隙間、即ち鋼板の形状を適正に評価することができ、その結果を用いて鋼板の形状を適正のプレス矯正することが可能となる。
このように本実施形態の形状評価方法及び鋼板形状矯正方法では、演算処理機能を有する計算機を用いて形状評価対象体の形状測定面の形状評価を行う場合に、予め設定された長さの差金を形状評価対象体の形状測定面にあてがい、差金と形状測定面との間の隙間を計測するときの周波数応答特性を有するバンドパスフィルタを用い、形状評価対象体の形状測定面上の測定点の位置の点群データにバンドパスフィルタを作用させて隙間を求める。このため、バンドパスフィルタを、形状測定面の曲率を求めるバンドパスフィルタとしたり、周波数の高いローパスフィルタの出力と周波数の低いローパスフィルタの出力との差を求めるバンドパスフィルタとしたりすることにより、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、バンドパスフィルタには、形状測定面にあてがわれる差金長さ相当の平滑化度合で平滑化する平滑化処理及び平滑化処理によって平滑化された曲面を微分する微分処理によって形状測定面の曲率を求め、曲率を差金と形状測定面との間の隙間に換算したときの当該隙間の周波数応答特性と差金を形状測定面にあてがって隙間を計測するときの周波数応答特性とを一致させて曲率から隙間を求めるバンドパスフィルタを用いる。このため、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、バンドパスフィルタとして、形状測定面にあてがわれる差金長さに相当する平滑化度合で点群データを平滑化して求めた平滑化スプライン曲面と、形状測定面にあてがわれる差金長さより短く且つ誤差を遮断するために予め設定された第2の差金長さに相当する平滑化度合で点群データを平滑化して求めた第2の平滑化スプライン曲面との差から、差金と形状測定面との間の隙間を求める。このため、差金と形状測定面との間の隙間を正確に求めることができ、これにより形状測定面の形状を適正に評価することができる。
また、形状評価対象体を鋼板とし、形状評価方法で求めた差金と形状測定面との間の隙間の絶対値が予め設定された規定値以上である位置を加圧ラムによるプレス矯正位置として提示する。これにより、鋼板形状を適正の矯正することができる。
なお、前記実施形態では、圧延ラインの側方でオフライン的に鋼板の形状を評価し、矯正する場合について説明したが、本発明の鋼板形状矯正方法は、圧延ラインの内部にオンライン的に適用することも可能である。
また、前記実施形態では、形状評価対象体として、圧延ラインで圧延された鋼板についてのみ詳述したが、本発明の形状評価方法は、鋼板に限らず、形状測定面上の測定点の位置の点群データを取得できる形状評価対象体であれば、如何様なものにも適用することができる。
1 プレス機
2 加圧ラム
3 入側ベッド
4 出側ベッド
5 形状計測装置
6 制御装置
7 位置検出装置
11 レーザ光源
12 回転台
13 ガルバノミラー

Claims (5)

  1. 演算処理機能を有する計算機を用いて形状評価対象体の形状測定面の形状評価を行うに際し、予め設定された長さの差金を前記形状評価対象体の形状測定面にあてがい、前記差金と前記形状測定面との間の隙間を計測するときの周波数応答特性を有するバンドパスフィルタを用い、前記形状評価対象体の形状測定面上の測定点の位置の点群データに前記バンドパスフィルタを作用させて前記隙間を求めることを特徴とする形状評価方法。
  2. 前記バンドパスフィルタは、前記形状測定面にあてがわれる差金長さ相当の平滑化度合で平滑化する平滑化処理及び前記平滑化処理によって平滑化された曲面を微分する微分処理によって前記形状測定面の曲率を求め、前記曲率を前記隙間に換算したときの当該隙間の周波数応答特性と前記差金を前記形状測定面にあてがって前記隙間を計測するときの周波数応答特性とを一致させて前記曲率から前記隙間を求めることを特徴とする請求項1に記載の形状評価方法。
  3. 前記バンドパスフィルタは、前記形状測定面にあてがわれる差金長さに相当する平滑化度合で前記点群データを平滑化して求めた平滑化スプライン曲面と、前記形状測定面にあてがわれる差金長さより短く且つ誤差を遮断するために予め設定された第2の差金長さに相当する平滑化度合で前記点群データを平滑化して求めた第2の平滑化スプライン曲面との差から前記隙間を求めることを特徴とする請求項1に記載の形状評価方法。
  4. 前記形状評価対象体が鋼板である場合、前記請求項1乃至3の何れか一項に記載の形状評価方法で求めた前記隙間の絶対値が予め設定された規定値以上である位置を加圧ラムによるプレス矯正位置として提示することを特徴とする鋼板形状矯正方法。
  5. 前記請求項4に記載の鋼板形状矯正方法を鋼板製造工程に用いたことを特徴とする鋼板製造方法。
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