JPH07245909A - 電磁ブレーキ付モータ - Google Patents

電磁ブレーキ付モータ

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JPH07245909A
JPH07245909A JP6030440A JP3044094A JPH07245909A JP H07245909 A JPH07245909 A JP H07245909A JP 6030440 A JP6030440 A JP 6030440A JP 3044094 A JP3044094 A JP 3044094A JP H07245909 A JPH07245909 A JP H07245909A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】軸方向の寸法が長くならない省スペースの薄型
電磁ブレーキ付モータを提供する。 【構成】本発明の電磁ブレーキ40は、ブレーキライニ
ング材49をモータハウジング1側又は板ばね50の一
方に固定し、そのライニング材49を弾圧してブレーキ
力を発生させる板ばね50を軸方向に撓み可能にモータ
ハウジング1の軸心に対して直角に配して板ばね50の
外側部をモータロータ3に固定された出力軸5に内側部
を回転軸からなる連結部材48に係止し、これにアーマ
チュア45を回転自在に連結すると共にブレーキコイル
41をモータハウジング1に埋設してアーマチュア45
に対向配置した構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば割出テーブル等
を所定角度回転させて電磁ブレーキで位置決めする電磁
ブレーキ付モータに係り、特に電磁ブレーキのコア部分
をモータハウジングに兼用させてハウジング内に電磁ブ
レーキをコンパクトに組み込んだ電磁ブレーキ付モータ
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電磁ブレーキ付モータとしては、
例えば図2に示すような構造のDD(直接駆動)モータ
Mのモータハウジング1の外部に、電磁ブレーキ20が
付加されたものがある。このものは、VR形ステッピン
グモータを基本とし、ロータの外側と内側にそれぞれス
テータを配置して高トルク化を図ったものであり、内外
二重円筒式のモータハウジング1の外筒1aの内周面に
環状の外ステータ2aが固定配設されると共に、ハウジ
ングの内筒1bの外周面に同じく環状の内ステータ2b
が固定配設されており、それら内外の両ステータ2a,
2bの間の環状空間部に環状のロータ3が配設されてい
る。そのロータ3には、軸方向に延長され軸受4を介し
て軸回転自在にモータハウジング1に支持された出力軸
5が連結されており、この出力軸5に図示しない割出し
テーブルが取り付けられるようになっている。出力軸5
とモータハウジングの外筒1aとの間には出力軸5の回
転角を検出する回転検出器10が配設されていて、これ
によりロータ3の回転位置検出を行い、ステータ2a,
2bの励磁の切り替えを最適化するようにしている。ま
た、モータハウジング1の後面には、出力軸5の回転を
制動する電磁ブレーキ20が配設されており、電磁ブレ
ーキ20の作動はハウジング1の軸心の貫通孔1dに挿
通した回転連結軸7を介して出力軸5に伝達するように
構成されている。すなわち、その回転連結軸7の先端は
前記の出力軸5の前端面に結合され、後端はモータハウ
ジング1の後面側に突出させてある。一方、電磁ブレー
キ20の方は、ブレーキコイル21とコイルバネ22と
が内設されたブレーキコア23及びこれに僅かのすき間
Cを介して対峙させたアーマチュア24がハウジンング
底板1cにボルト止めで固着されていて、そのブレーキ
コア23の軸心の孔23aを貫通させた前記回転連結軸
7の後端にブレーキライニング材25を有する摩擦板2
6がボルト止めされている。
【0003】上記電磁ブレーキ20は、ブレーキコイル
21が非励磁の状態でアーマチュア24がコイルバネ2
2に弾圧されて摩擦板26のブレーキライニング材25
に強く押しつけられており、そのため回転連結軸7,出
力軸5,ロータ3にはブレーキがかかり固定されてい
る。ブレーキコイル21が励磁されると、アーマチュア
24がコイルバネ22の弾性力に抗してブレーキコア2
3に吸引され、そのためアーマチュア24と摩擦板26
のブレーキライニング材25との間が離間してブレーキ
が開放される。
【0004】これにより、出力軸5(割出しテーブル)
を常時は非通電で所定位置にクランプする一方、割り出
しを行う際は電磁ブレーキ20のブレーキコイル21に
通電してクランプを解除し、その後モータステータ2
a,2bのコイルに通電してモータロータ3を駆動し、
出力軸5(割出しテーブル)を回転させて割り出しを行
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の電磁ブレー
キ付モータにあっては、電磁ブレーキ20がモータハウ
ジング1の後面外部に軸方向に突出して配設されてお
り、しかもライニング材25を弾圧してブレーキ力を負
荷するための弾性体として軸方向に長いコイルバネ22
を使用し、且つライニング材25が押圧力に十分に対向
できるように厚い摩擦板26を用いるなどしていること
から、電磁ブレーキ20の軸方向の飛び出し量が大きく
なって電磁ブレーキ付モータの配置スペースが一層必要
になるという問題点がある。
【0006】そこで本発明は、上記従来の問題点を解決
することを課題とするものであり、軸方向の寸法が長く
ならない省スペースの薄型電磁ブレーキ付モータを提供
することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、軸心部を囲ん
で環状に配設されモータハウジングに固定されたモータ
ステータと、該ステータに対向させ軸受を介して回転自
在に前記モータハウジング内に支持されたモータロータ
と、該ロータの回転を制動する電磁ブレーキ手段とを備
えた電磁ブレーキ付モータに係り、前記電磁ブレーキ手
段は、ブレーキライニング材を前記モータハウジング側
又は板ばねの一方に固定し、そのブレーキライニング材
を弾圧してブレーキ力を発生させる板ばねを軸方向に撓
み可能に前記モータハウジングの軸心に対して直角に配
して前記板ばねの外側部を前記モータロータに固定され
た出力軸に内側部を回転軸からなる連結部材に係止し、
該連結部材にアーマチュアを相対回転自在に連結すると
共に該アーマチュアを吸引するブレーキコイルを前記モ
ータハウジングに埋設してアーマチュアに対向配置せし
めた構成としたことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】ライニング部材を弾圧してブレーキ力を発生さ
せる弾性部材として平板な板ばねを使用してその軸方向
に弾性変形するばね力をブレーキ力に利用することで、
軸方向のスペースが短縮される。また、ブレーキコイル
をモータハウジングに埋設したことで、ハウジングを電
磁ブレーキのコア部としても機能させて専用のブレーキ
コアを省いたことでも軸方向のスペースが短縮される。
【0009】前記板ばねは、軸方向(厚さ方向)に撓ん
でライニング部材と離接するが、連結部材を介してアー
マチュアに連動的に結合されており、ブレーキコイルの
非通電時にはライニング部材に当接してこれを強く弾圧
してブレーキ力となる摩擦力を発生してモータロータの
回転を制動する。ブレーキコイルに通電するとアーマチ
ュアが吸引されて軸方向に移動する。同時に連結部材が
連動して板ばねをその弾性力に抗してライニング部材か
ら離開する方向に撓ませる。これにより前記ブレーキ力
となる摩擦力が消失し、モータロータが板ばね及び連結
軸と一体に回転可能な状態に開放される。板ばねは平面
方向には高剛性であり、この板ばねにより連結軸とモー
タロータとを一体的に連結したことで両者の相対回転を
阻止してブレーキ時のモータロータの回転方向のガタツ
キが防止される。
【0010】ブレーキ開放の状態でモータステータのコ
イルに通電すれば、モータロータを回転駆動させること
ができる。
【0011】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1は、直接駆動型の電磁ブレーキ付モータの
一実施例の縦断面図である。なお、従来と同一または相
当部分には同一の符号を付してある。軸心に貫通孔1d
を有するほぼ円筒形状のモータハウジング(以下、単に
ハウジングという)1の底板1cの外周縁に円筒状のモ
ータステータ2をボルトB1で固定して取り付け、その
モータステータ2の上部にステータコイル2Cを覆うよ
うにしてハウジングキャップ1eを通しボルトB2 で固
定して取り付けてある。モータステータ2の外周面は外
部に露出してこの電磁ブレーキ付モータの外周面の大部
分を形成している。
【0012】そのモータステータ2は図示しない複数の
歯列が形成されて熊手状に内側に突出した磁極を円周方
向に等間隔に複数個有する電磁石を備えて構成され、隣
接する磁極相互ではその歯列は所定ピッチずらした位相
をもって配設されている。そして、モータステータ2の
内側に、図示しない鉄心の歯を有するモータロータ3が
同軸に配設されている。その鉄心の歯は前記モータステ
ータ2の電磁石の磁極の歯列とは異なるピッチでロータ
外側に均一に突出して形成され、両歯列が僅かのギャッ
プを隔てて対向する構造の直接駆動型のモータを構成し
ている。
【0013】そのモータロータ3は、内外周面に異形段
部を有する円筒状の出力軸5の外周面に一体的に取り付
けられており、その出力軸5の内周に嵌着されたクロス
ローラ軸受4を介して回転自在にハウジング1に支持さ
れている。すなわち、モータロータ3は出力軸5の外周
段部に圧入されてボルトB3で固着されて、モータステ
ータ2の内周側に周面対向に配設され、クロスローラ軸
受4の外輪4bは、出力軸5の内周段部に嵌めこまれて
環状の固定部材31を介し固定ボルトB4 で固定されて
いる。一方、クロスローラ軸受4の内輪4aはハウジン
グ1の異形段部の中段に嵌めこまれて環状の固定部材3
2を介し固定ボルトB5 で固定されている。
【0014】クロスローラ軸受4の上方の出力軸内側空
間Sには、モータロータ3ひいては出力軸5を高精度に
位置決めするため、高分解能の回転検出器であるレゾル
バ10が内臓されている。レゾルバコイル12Cを有す
るレゾルバのステータ12は、ハウジング1の上端面に
固定部材33を介してボルトB6 で取付けられている。
これに対してレゾルバのロータ13は、前記ステータ1
2に対向させて出力軸5の内面段部にボルトB7 で取付
けられている。レゾルバのステータ12は、モータステ
ータ2と同様に複数の歯列が設けてある磁極を複数有
し、各磁極にレゾルバコイル12Cが巻回されている。
レゾルバのロータ13は、レゾルバのステータ12の歯
列に対向して所定ピッチの突出歯を有している。そし
て、モータロータ3の回転に伴ってレゾルバのロータ1
3が一体に回転すると、レゾルバのステータ12との歯
間のリラクタンスが変化し、その変化を図示しないドラ
イブユニットのレゾルバ制御回路によりデジタル化し、
位置信号として利用することでレゾルバのロータ13の
回転角ひいては出力軸5の回転位置を検出するようにな
っている。なお、出力軸5の上面には、割出テーブルを
ボルト止めして取り付けるためのネジ穴34が形成して
ある。
【0015】上記の構成を有する本実施例のモータにお
いて、電磁ブレーキ40は次のようにモータ内に配設さ
れている。ハウジング1の下面に、モータ軸心と同軸に
比較的浅い円形の凹部42を形成すると共に、その凹部
42に凹部外径より幾らか小さい外径とした環状の凹溝
43を形成して、この凹溝43内に電磁ブレーキ40の
ブレーキコイル41が組み込まれている。この場合、ハ
ウジング1における凹溝43を囲む近傍部分がブレーキ
コア44を構成している。
【0016】更に、前記凹部42内に凹部外径より幾ら
か大きい外径を有するドーナツ板状のアーマチュア45
を組み込み、その板面を前記ブレーキコイル41及びブ
レーキコア44の端面に対し僅かのすき間を介して対峙
させて外縁部の複数個所をモータハウジング1にネジ止
めした押さえ板46で支持している。アーマチュア45
の内縁部はモータハウジング1の貫通穴1dより内側に
突き出ており、その突き出した面にスラスト軸受47が
配設されている。そして、モータハウジング1の貫通穴
1dに中空回転軸からなる連結部材48が挿通され、そ
の連結部材48の下端は前記スラスト軸受47を介して
アーマチュア45に係合させてある。
【0017】一方、連結部材48の上端側に位置する前
記レゾルバのステータ12の固定部材33の上面に、ブ
レーキライニング材49が固着してあり、さらにその上
に当該ライニング材49を弾圧してブレーキ力を発生さ
せるための板ばね50としてのドーナツ板状のばね鋼製
ダイヤフラムを重ねてある。板ばね50は内周部が連結
部材48の上端面にボルトB8 で固定され、外周部は出
力軸5の段面にボルトB9 で固定されており、ブレーキ
力発生の機能の他に、回転検出器であるレゾルバ10が
収納されている空間Sを蓋する保護カバーとしての機能
および連結部材48と出力軸5との相対回転を阻止する
ことでブレーキ作動時の出力軸5(ひいてはモータロー
タ3)の回転方向のがたつきを防止する機能を兼ね備え
ている。
【0018】なお図1中、55はモータステータ2のコ
イル2C,レゾルバのステータ12のコイル12C,電
磁ブレーキ40のブレーキコイル41の配線を外部と接
続するコネクタ、56はそのコネクタ55の取り付けカ
バーである。次に作用を説明する。電磁ブレーキ40の
ブレーキコイル41への通電がなされない非励磁状態で
は、アーマチュア45に対する電磁吸引力は作用せず、
アーマチュア45および連結部材48は下方に下がり板
ばね50がその弾性力でブレーキライニング材49を弾
圧する。これにより、板ばね50の内周側下面がブレー
キライニング材49に強く圧接されてブレーキ力が発生
し、出力軸5は回転の動きを阻止されて所定位置に保持
される。
【0019】割り出し開始の場合は、まずブレーキコイ
ル41に通電する。これによりモータハウジング1のブ
レーキコイル41を囲む近傍のブレーキコア44とアー
マチュア45との間に磁路が形成され、板ばね50の弾
性力に抗してアーマチュア45がブレーキコア44に吸
引される。するとアーマチュア45とともに連結部材4
8とその上端に固定した板ばね50の内周部分もブレー
キコア44の移動距離と同距離上方に移動し、板ばね5
0が上方に撓んでブレーキライニング材49から離開す
る。こうしてブレーキ力が開放された後、モータステー
タ2のコイル2Cに図外のドライブユニットを介してモ
ータ電流を通電すると、モータステータ2の各歯が所定
の順序に励磁されてモータロータ3が回転する。このモ
ータロータ3の回転角をレゾルバ10で検出し、図外の
ドライブユニットにフィードバックすることによりモー
タロータ3の回転角度を規制して、出力軸5(ひいては
割出テーブル)の正確な割り出しがなされる。なお、モ
ータロータ3と板ばね50と連結部材48とは一体的に
回転するが、連結部材48の下端はスラスト軸受47で
支持されており、したがってアーマチュア45は非回転
である。
【0020】割り出しが終了した後、電磁ブレーキ40
への通電を止めてブレーキコイル41を非励磁とする。
これによりブレーキコア44とアーマチュア45との間
の磁路が消失してアーマチュア45に対するブレーキコ
ア44の吸引力が無くなる。アーマチュア45は板ばね
50の弾性力で下方に下がり、板ばね50がブレーキラ
イニング材49に強く圧接されてブレーキ力が発生し、
出力軸5は回転の動きを阻止されて所定位置に保持され
る。
【0021】この実施例の場合、板ばね50は上下方向
に撓んでブレーキライニング材49と離接しブレーキ力
発生源として作用すると同時に、平面方向に高い剛性を
もって出力軸5の不要な回転を阻止するように作用す
る。また、保護カバーとして精巧な回転検出器であるレ
ゾルバ10を外部から遮断して、位置決め精度が外部の
塵埃等により低下することを防止している。
【0022】かくして、本実施例によれば、電磁ブレー
キのブレーキ力発生源となる弾性部材として従来の軸方
向に長いコイルバネに替えて厚さの薄い板ばね50を使
用し、またアーマチュア45の吸引力を発生させるブレ
ーキコイル41はモータハウジング1に埋設してブレー
キコア44はモータハウジング1に兼用せしめたため、
軸方向の長さ(高さ)の小さい薄型のコンパクトな電磁
ブレーキ付モータを提供することができた。
【0023】なお、上記実施例ではモータ本体はVR形
ステッピングモータとしたものを説明したが、これに限
定されるものではなく、PM形,HB形等のステッピン
グモータやブラシレスDCモータ,ACサーボモータ等
のその他のモータに本発明の電磁ブレーキを組み込むこ
とも可能である。またなお、この実施例においてはレゾ
ルバのステータ12をモータハウジング1に取り付ける
スペースが小さいため、レゾルバのステータ12を固定
部材33を介してモータハウジング1の上側端面に取り
付けたが、スペースに余裕があれば、レゾルバのステー
タ12をハウジング1の上側端面より下に固定し(この
場合レゾルバのロータ13もそれにあわせてずらす)、
ハウジング1の上側端面に直接ブレーキライニング49
を固定しても良い。
【0024】本実施例においてレゾルバのステータ12
の内径面をハウジング1の内径と同程度にし、このステ
ータ12の内径側に延ばした部分の板ばね側の面にブレ
ーキライニング49を固定しても良い。要するに、ブレ
ーキハウジングをハウジング側に固定するときに、介在
物があってもなくても良い。さらにまた、この実施例に
おいてはハウジング1側にブレーキライニングを固定し
たが、板ばね50 側に固定しても良い。
【0025】また、本実施例において板ばねの形状をド
ーナツ板状にしたが、その他スター形状,巴形状等必要
に応じて種々の変形が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電磁ブレ
ーキ付モータにおける電磁ブレーキは、ブレーキライニ
ング材をモータハウジングに固定し、そのブレーキライ
ニング材を弾圧してブレーキ力を発生させる板ばねを軸
方向に撓み可能にモータハウジング内に配してその一端
をモータロータに他端を回転軸からなる連結部材に係止
し、該連結部材にアーマチュアを相対回転自在に連結す
ると共に該アーマチュアを吸引するブレーキコイルをモ
ータハウジングに埋設してアーマチュアに対向配置せし
めた構成とした。このようにブレーキ力発生源として板
ばねを使用し且つブレーキコイルをモータハウジングに
埋設することで全体の軸方向寸法を従来の電磁ブレーキ
外付けの場合より大幅に短縮することができ、その結
果、省スペースの薄型電磁ブレーキ付モータを提供する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電磁ブレーキ付モータ
の縦断面図である。
【図2】従来の電磁ブレーキ付モータの縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 モータハウジング 2 モータステータ 3 モータロータ 40 電磁ブレーキ 41 ブレーキコイル 44 ブレーキコア 45 アーマチュア 48 連結軸 50 板ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心部を囲んで環状に配設されモータハ
    ウジングに固定されたモータステータと、該ステータに
    対向させ軸受を介して回転自在に前記モータハウジング
    内に支持されたモータロータと、該ロータの回転を制動
    する電磁ブレーキ手段とを備えた電磁ブレーキ付モータ
    において、 前記電磁ブレーキ手段は、ブレーキライニング材を前記
    モータハウジング側又は板ばねの一方に固定し、そのブ
    レーキライニング材を弾圧してブレーキ力を発生させる
    板ばねを軸方向に撓み可能に前記モータハウジングの軸
    心に対して直角に配して前記板ばねの外側部を前記モー
    タロータに固定された出力軸に内側部を回転軸からなる
    連結部材に係止し、該連結部材にアーマチュアを相対回
    転自在に連結すると共に該アーマチュアを吸引するブレ
    ーキコイルを前記モータハウジングに埋設してアーマチ
    ュアに対向配置せしめた構成としたことを特徴とする電
    磁ブレーキ付モータ。
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