JPH07245907A - 電動機の防振ゴム - Google Patents
電動機の防振ゴムInfo
- Publication number
- JPH07245907A JPH07245907A JP3823894A JP3823894A JPH07245907A JP H07245907 A JPH07245907 A JP H07245907A JP 3823894 A JP3823894 A JP 3823894A JP 3823894 A JP3823894 A JP 3823894A JP H07245907 A JPH07245907 A JP H07245907A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- vibration
- motor
- vibration proof
- hard ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 電動機の防振ゴムにおいて、防振効果の向上
と防振ゴムの内径，外径の同心度の向上を目的とする。 【構成】 ゴム２の内径，外径と同心円状に挿入溝３を
設け、これに硬質リング３を挿入してなる防振効果を向
上させ、なおかつ防振ゴムの内径，外径の同心度を向上
させ、アンバランス等による振動に対しても良好な電動
機を得ることができる。
と防振ゴムの内径，外径の同心度の向上を目的とする。 【構成】 ゴム２の内径，外径と同心円状に挿入溝３を
設け、これに硬質リング３を挿入してなる防振効果を向
上させ、なおかつ防振ゴムの内径，外径の同心度を向上
させ、アンバランス等による振動に対しても良好な電動
機を得ることができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、空調器等に使用される
電動機の防振ゴムに関するものである。
電動機の防振ゴムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、電動機は低騒音化，低振動化が求
められており、これらの厳しい要求を満たすために防振
ゴムが多く採用されている。
められており、これらの厳しい要求を満たすために防振
ゴムが多く採用されている。
【０００３】以下に、従来の電動機の防振ゴムについて
説明する。図４は従来の防振ゴムの断面図を示すもので
ある。図４において、１０は内径、１１は外径、９はゴ
ムである。
説明する。図４は従来の防振ゴムの断面図を示すもので
ある。図４において、１０は内径、１１は外径、９はゴ
ムである。
【０００４】以上のように、内径１０と外径１１は同心
円状に位置しており、素材はゴム９でできている。
円状に位置しており、素材はゴム９でできている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、以下のような問題点を有している。
来の構成では、以下のような問題点を有している。
【０００６】防振効果を上げるためにゴム硬度を低下さ
せると、防振ゴムの内径，外径の同心度がモータの重量
により悪化し、逆にアンバランス等による振動を発生さ
せてしまう。また、防振ゴムの内径，外径の同心度を向
上させるために、ゴム硬度を上げてやると電動機の振動
がゴムを介して伝達してしまい、防振ゴムの本来の役割
を果たさなくなってしまう。
せると、防振ゴムの内径，外径の同心度がモータの重量
により悪化し、逆にアンバランス等による振動を発生さ
せてしまう。また、防振ゴムの内径，外径の同心度を向
上させるために、ゴム硬度を上げてやると電動機の振動
がゴムを介して伝達してしまい、防振ゴムの本来の役割
を果たさなくなってしまう。
【０００７】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、防振ゴムの本来の目的である防振効果を向上させ、
なおかつ防振ゴムの内径，外径の同心度を向上させ、ア
ンバランス等による振動に対しても良好な電動機を提供
することを目的とする。
で、防振ゴムの本来の目的である防振効果を向上させ、
なおかつ防振ゴムの内径，外径の同心度を向上させ、ア
ンバランス等による振動に対しても良好な電動機を提供
することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の防振ゴムは、ゴムの内径，外径と同心円状に
硬質リング用の溝を設け、そこに硬質リングを挿入させ
た構成を有する。
に本発明の防振ゴムは、ゴムの内径，外径と同心円状に
硬質リング用の溝を設け、そこに硬質リングを挿入させ
た構成を有する。
【０００９】
【作用】この構成によって、防振ゴムの本来の目的であ
る防振効果を向上させることができ、なおかつ防振ゴム
の内径，外径の同心度を向上させ、アンバランス等によ
る振動に対しても良好な成果を得ることができる。
る防振効果を向上させることができ、なおかつ防振ゴム
の内径，外径の同心度を向上させ、アンバランス等によ
る振動に対しても良好な成果を得ることができる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【００１１】図１は本発明の一実施例における防振ゴム
の組立状態図であり、１は硬質リング、２はゴム、３は
挿入溝である。硬質リング１は挿入溝３に挿入される。
の組立状態図であり、１は硬質リング、２はゴム、３は
挿入溝である。硬質リング１は挿入溝３に挿入される。
【００１２】図２は本発明の一実施例における防振ゴム
の組立状態断面図であり、５は内径、６は外径である。
ゴム２と硬質リング１から防振ゴム４が形成される。
の組立状態断面図であり、５は内径、６は外径である。
ゴム２と硬質リング１から防振ゴム４が形成される。
【００１３】図３は本発明の一実施例における防振ゴム
の電動機組込み図であり、７はモータ、８はシャフトで
ある。
の電動機組込み図であり、７はモータ、８はシャフトで
ある。
【００１４】なお、ゴムへの硬質リングの挿入固定を確
実にするために、硬質リングの内径または外径と、ゴム
を接着しても同等の効果が得られる。
実にするために、硬質リングの内径または外径と、ゴム
を接着しても同等の効果が得られる。
【００１５】
【発明の効果】以上のように本発明の電動機の防振ゴム
は、ゴムの内径，外径と同心円状に硬質リングを挿入し
たことにより防振効果を向上させ、なおかつ防振ゴムの
内径，外径の同心度を向上させ、アンバランス等による
振動に対しても良好な成果を得ることができる。
は、ゴムの内径，外径と同心円状に硬質リングを挿入し
たことにより防振効果を向上させ、なおかつ防振ゴムの
内径，外径の同心度を向上させ、アンバランス等による
振動に対しても良好な成果を得ることができる。
【図１】本発明の一実施例における防振ゴムの組立る様
子を示した図
子を示した図
【図２】本発明の一実施例における防振ゴムの組立状態
を示した断面図
を示した断面図
【図３】本発明の一実施例における防振ゴムを電動機に
組込んだ様子を示した図
組込んだ様子を示した図
【図４】従来の防振ゴムの断面図
１ 硬質リング ２，９ ゴム ３ 挿入溝 ４ 防振ゴム ５，１０ 内径 ６，１１ 外径 ７ モータ ８ シャフト
Claims (2)
- 【請求項１】ゴムの内径と外径との間に同心円状に硬質
リングの挿入溝を設け、前記挿入溝に前記硬質リングを
挿入してなる電動機の防振ゴム。 - 【請求項２】前記ゴムと、前記硬質リングの内径または
外径いずれか一方を接着剤で固定した構造を有する請求
項１記載の電動機の防振ゴム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823894A JPH07245907A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 電動機の防振ゴム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3823894A JPH07245907A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 電動機の防振ゴム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07245907A true JPH07245907A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12519730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3823894A Pending JPH07245907A (ja) | 1994-03-09 | 1994-03-09 | 電動機の防振ゴム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07245907A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007060776A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Denso Corp | 車両用交流発電機 |
-
1994
- 1994-03-09 JP JP3823894A patent/JPH07245907A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007060776A (ja) * | 2005-08-23 | 2007-03-08 | Denso Corp | 車両用交流発電機 |
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