JPH07245280A - 半導体ウエハの研削方法 - Google Patents

半導体ウエハの研削方法

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Publication number
JPH07245280A
JPH07245280A JP7525494A JP7525494A JPH07245280A JP H07245280 A JPH07245280 A JP H07245280A JP 7525494 A JP7525494 A JP 7525494A JP 7525494 A JP7525494 A JP 7525494A JP H07245280 A JPH07245280 A JP H07245280A
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JP
Japan
Prior art keywords
wafer
orientation flat
grindstone
whetstone
vertical axis
Prior art date
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Pending
Application number
JP7525494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Edamatsu
良和 枝松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINSEI KOSAN KK
Original Assignee
SHINSEI KOSAN KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SHINSEI KOSAN KK filed Critical SHINSEI KOSAN KK
Priority to JP7525494A priority Critical patent/JPH07245280A/ja
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シリコンウエハの外周と、その上下の面の
研削を行なう機械に係る研削方法。 【構成】 シリコンウエハのオリフラ部を研削する時
は、砥石の回転軸をシリコンウエハのオリフラ部に平行
に、プログラムによって設定された位置だけ移動する。
この時、シリコンウエハは回転しない。砥石部の移動が
終了した位置で、ウエハを1回転させ、オリフラ部を除
く外周部を研削する。一回転後、ウエハの回転を停止
し、砥石はウエハの面取りの為の上下動を行なうが、そ
の時に砥石とウエハは接触しない。ウエハのオリフラ部
を含む外周部と、その上下のそれぞれの面取りを別々に
行なうか、または、ウエハのオリフラ部を含む外周部
と、その上下のいずれかの面取りを同時に行なうかは、
制御装置のプログラムにより変更できるものとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トランジスタ、IC
等の製造において、その素材となるウエハの外周と、そ
の上下の面を研削する機械の研削方法、及びその機械で
使用される駆動源のうち、ウエハを回転させる駆動源の
研削時の制御方法に関する発明です。
【0002】
【従来の技術】従来の機械では、ウエハの外周部や、そ
の上下の面を研削する場合、1直線上に、ウエハと、回
転している砥石が接触した状態で、ウニハを回転させな
がら研削するために、ウエハのオリフラ部を研削する間
は、ウエハの回転速度を通常の回転速度より遅くする事
により、研削時間がかかったり、ウエハと砥石が接触し
た状態で、砥石、または、ウエハを上下動させるなど、
ウエハの品質に影響を与えやすい研削方法に問題があっ
た。
【0003】
【発明が解決しようとしている課題】この発明は、上記
したウエハの、外周部とその上下の面の研削方法の問題
点を解決し、ウエハ状に加工されたIII−V族化合物
半導体、II−VI族化合物半導体、IV−IV族化合
物半導体の外周部と、その上下の面の研削にも有効な研
削方法と、ウエハの回転制御方法を提供する事を目的と
している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の研削方法は、添付図面の図1にあるよう
な位置関係で、ウエハを研削する。平面上の横軸を図1
の3、縦軸を図1の5とした時に、互いの軸が、平面上
で直角になるように構成し、横軸上に、ウエハの中心点
(図1の10)が有り、かつウエハのオリフラ部が、縦
軸と平行になるように固定する。砥石の回転軸受を保持
する台(以下、砥石部と略称する)は、縦軸上を移動で
きるようになっている。砥石部は、ウエハのオリフラ剖
の一方の位置(添付図面の図1の8)まで、縦軸上を移
動する。この時の砥石の移動距離(図1の6)は、ウエ
ハの仕上がり直径をR,砥石の直径をRa、オリフラ部
の長さをLとした時に、
【0005】
【数2】 で求められる値とする。ウエハを、横軸上を砥石部方向
に移動させる。この時のウエハの移動量は、ウエハの中
心点(図1の10)と、横軸と縦軸の交点を結んだ距離
が、
【0006】
【数1】 で求められる値になる位置である。ウエハの移動が終了
した時点で、砥石部は、縦軸上を、ウエハのオリフラ部
を研削しながら図1の9の位置まで移動する。この時の
砥石部の移動距離(図1の7)は、
【0007】
【数1】 で求められた値をLaとすると、
【0008】
【数3】 で求められる値とする。
【0009】
【数3】 で求められた値を砥石が縦軸上を移動する事で、オリフ
ラ部を研削し、砥石部が移動した時点で、ウエハを図1
の10を中心にして、1回転させる事により、ウエハの
他の外周部を研削する事になる。砥石部が、ウエハの面
取りのために、上下の定量送りを行なう縦軸上の位置
は、図1の9であり、ウエハが1回転した後になるため
に、図1で示されるように、破線で描いたウエハのオリ
フラ部を除く外周とも、また、オリフラ部とも、砥石部
とウエハは接触せず、ウエハの外周部に影響を与える事
なく上下に移動できる。上下のいずれかに移動した砥石
部は、図1の9の位置から、縦軸上を、図1の8に向か
って、
【0010】
【数3】 で求められた値だけ移動し、その位置で停止する。砥石
部が停止した時点から、ウエハを1回転させる事で、残
された面取りが完了する。外周にオリフラ部が無いウエ
ハを研削する時も、制御装置のプログラムにより、一定
量を縦軸上で移動させ、ウエハの外周部に接触しない位
置で、砥石を上下させる。また、砥石部を、最初に縦軸
上のどの方向に移動させるかは、制御装置のプログラム
による。このように、オリフラ部研削後の、ウエハと砥
石部の平面上の位置を変化させずに、ウエハと砥石部が
接触しない状態で、砥石部の高さの制御を行なえる事
を、この研削方法の特徴とする。この発明の他の一つ
は、ウエハのオリフラ部を研削する時には、ウエハを回
転させず、砥石部を、オリフラ部に平行に移動する事
で、オリフラ部を正確に精度よく加工できるように、ウ
エハを回転させない制御をする事を特徴とする。
【0011】
【作用】この発明は、図1にあるように、ウエハを、そ
のオリフラ部が、砥石部を固定してある軸と平行になっ
た状態で固定し、研削するために、オリフラ部の研削ス
ピードを変化させずに正確に精度よく加工でき、かつ、
外周を研削した位置で、ウエハに接触せずに、砥石部を
上下に移動できるために、ウエハの研削した面に対して
全く影響を与えない。
【0012】
【実施例】図1は、ウエハと、砥石の平面上の位置関係
を示した図であり、1はオリフラ部を砥石の移動軸に対
して平行にしたウエハ、2は砥石、3はウエハが移動す
る横軸、4はオリフラ部、5は砥石の移動する縦軸、6
は砥石が最初に移動する距離、7はオリフラ部を研削す
るために砥石が移動する距離、8は砥石が最初に移動し
た時の砥石の中心点、9は砥石がオリフラ部を研削しな
がら移動した時の砥石の中心点、10はウエハの中心点
です。図2は、この機械の駆動軸を構成する1例の斜視
図であり、11は砥石を固定してある台を,モーターに
組込まれたエンコーダーによって検出されるパルスを角
度検出の情報とし、それを制御装置の演算回路で演算
し、それをもとに制御装置より出されるパルスによって
加減速、定量送りをするモーターを用いて正逆転のでき
る駆動源。12はウエハを固定する台と、その台を回転
させる回転軸受を取り付けた台を、モーターに組込まれ
たエンコーダーのパルスを、角度検出の情報とし、その
情報をもとに、制御装置から出されるパルスによって加
減速、定量送りをするモーターを用いて正転逆転する駆
動源。13はウエハのオリフラ部を除く外周部を研削す
るために、モーターに組込まれたエンコーダーの検出す
るパルスで角度検出を行ない、それをもとに、制御装置
から出力するパルスによって加減速、定速度運転のでき
るモーターを用いた駆動源。14は22の輔に対してオ
リフラ部を平行にしたウエハ、15は砥石、16は砥石
を固定する回転軸受け、18は16を回転させるモータ
ー、17は、砥石を、制御装置から出されるパルスによ
って回転するパルスモーターを用いて垂直の上下に定寸
送りする駆動源、19は、ウエハを真空吸着して固定す
る台と、その台を回転させる軸受機構を持つ台。20は
砥石と18のモーターを固定する台、22は、11の駆
動源によって20を移動させる精密ねじ軸、また、21
は12の駆動源によって19を移動させる精密ねじ軸、
23は17の駆動源によって20を上下動させる精密ね
じ軸である。
【0013】
【発明の効果】この発明の研削方法は、オリフラ部を研
削する時に、ウエハが回転しないために、オリフラ部を
正確に精度良く研削出来る効果があり、砥石の直径や断
面形状、ウエハの直径が変化しても、制御装置のプログ
ラムで対応できる効果がある。また、砥石が上下動する
際に、ウエハと砥石の平面上の位置関係を変化させない
状態で、ウエハに接触しないために、オリフラ部を含む
ウエハの外周部に影響を及ぼさない効果が有る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加工時の位置関係を示した図である。
【図2】 駆動軸の構成の1例の斜視図である。
【符号の説明】
1は、オリフラ部を、砥石の移動する縦軸に対して平行
にしたウエハ 2は、砥石 3は、ウエハが移動する横軸 4は、オリフラ部 5は、砥石の移動する縦軸 6は、砥石が最初に移動する距離 7は、オリフラ部を研削するために砥石が移動する距離 8は、砥石が最初に移動した時の、砥石の中心点 9は、砥石がオリフラ部を研削しながら移動した時の砥
石の中心点 10は、ウエハの中心点 11は、砥石を固定してある台を移動するための駆動源 12は、ウエハを砥石部に対して前進後退させる駆動源 13は、ウエハを回転させる駆動源 14は、ウエハ 15は、砥石 16は、砥石を固定する回転軸受 17は、砥石部を上下送りする駆動源 18は、砥石を回転させる駆動源 19は、ウエハを固定した台を、回転させる軸受機構を
持つ台 20は、砥石の軸受部と砥石を回転させる駆動源を固定
する台 21は、12の駆動源によって19を移動させる精密ね
じ軸 22は、11の駆動源によって20を移動させる精密ね
じ軸 23は、17の駆動源によって20を移動させる精密ね
じ軸
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年7月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】発明の名称
【補正方法】変更
【補正内容】
【発明の名称】 半導体ウエハの研削方法

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウエハの外周を研削して一定の寸法に
    し、かつ、その上下の面取りを行なう機械に係る研削方
    法。
  2. 【請求項2】 ウエハの外周直線部(オリエンテーシ
    ョンフラット部。以下、オリフラ部と略称する)を研削
    する時に、ウエハを回転させないようにする研削方法。
JP7525494A 1994-03-07 1994-03-07 半導体ウエハの研削方法 Pending JPH07245280A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7525494A JPH07245280A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 半導体ウエハの研削方法

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JP7525494A JPH07245280A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 半導体ウエハの研削方法

Publications (1)

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JPH07245280A true JPH07245280A (ja) 1995-09-19

Family

ID=13570905

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7525494A Pending JPH07245280A (ja) 1994-03-07 1994-03-07 半導体ウエハの研削方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110722406A (zh) * 2019-09-17 2020-01-24 西北电子装备技术研究所(中国电子科技集团公司第二研究所) 异形碲锌镉晶片轮廓修磨倒角方法

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CN110722406A (zh) * 2019-09-17 2020-01-24 西北电子装备技术研究所(中国电子科技集团公司第二研究所) 异形碲锌镉晶片轮廓修磨倒角方法

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