JPH07245143A - コネクタ - Google Patents
コネクタInfo
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- JPH07245143A JPH07245143A JP6469294A JP6469294A JPH07245143A JP H07245143 A JPH07245143 A JP H07245143A JP 6469294 A JP6469294 A JP 6469294A JP 6469294 A JP6469294 A JP 6469294A JP H07245143 A JPH07245143 A JP H07245143A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- terminal
- terminal fitting
- housing
- accommodating chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 端子金具を容易にかつ確実に端子金具を正規
位置まで挿入できるようにする。 【構成】 ハウジング1には端子金具2を挿入するため
の端子収容室12が形成され、かつこの端子収容室12
を横切るようにしてリテーナ3が組み込まれる。また、
リテーナ3は端子収容室12を全開して端子金具2の挿
入を許す開放位置と、端子収容室12内に突出して端子
金具2と係合する係止位置との間を変位できるように組
み込まれるとともに、ハウジング1内にはばね4が配さ
れてリテーナ3を係止位置へ付勢している。さらに、リ
テーナ3には案内面17が形成されており、端子金具2
が挿入されるとリテーナ3を閉止位置から開放位置へと
変位させて端子収容室12を自動的に開放させる。
位置まで挿入できるようにする。 【構成】 ハウジング1には端子金具2を挿入するため
の端子収容室12が形成され、かつこの端子収容室12
を横切るようにしてリテーナ3が組み込まれる。また、
リテーナ3は端子収容室12を全開して端子金具2の挿
入を許す開放位置と、端子収容室12内に突出して端子
金具2と係合する係止位置との間を変位できるように組
み込まれるとともに、ハウジング1内にはばね4が配さ
れてリテーナ3を係止位置へ付勢している。さらに、リ
テーナ3には案内面17が形成されており、端子金具2
が挿入されるとリテーナ3を閉止位置から開放位置へと
変位させて端子収容室12を自動的に開放させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコネクタに係り、特に
リテーナを用いて端子金具の抜け止めを行うようにした
コネクタに関するものである。
リテーナを用いて端子金具の抜け止めを行うようにした
コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のコネクタの中には端子金具の抜け
を確実に防止するために、いわゆる二重係止構造を採用
したものが知られており、リテーナを用いた形式が一般
的である。これは図8に示すように、端子金具40に対
する抜け止めを、端子収容室41内に形成されたランス
42と呼ばれる弾性係止片と、ハウジング43に組付け
られるリテーナ44の本係止片45とをそれぞれ端子金
具40に係合させることによって行うようにしたもので
ある。
を確実に防止するために、いわゆる二重係止構造を採用
したものが知られており、リテーナを用いた形式が一般
的である。これは図8に示すように、端子金具40に対
する抜け止めを、端子収容室41内に形成されたランス
42と呼ばれる弾性係止片と、ハウジング43に組付け
られるリテーナ44の本係止片45とをそれぞれ端子金
具40に係合させることによって行うようにしたもので
ある。
【0003】より具体的に説明すると、リテーナ44は
ハウジング43に対して深さ方向へ二段の差し込み位置
が設定され、一段目の浅い差し込み位置はリテーナ44
がハウジング43に仮付けされる位置であり、同時に端
子収容室41を開放させる位置となっている。このとき
には、リテーナ44の端部に形成された係止脚47が図
9に実線で示す位置に係止しており、これによってリテ
ーナ44がハウジング43に仮保持される。この状態で
端子収容室41へ端子金具40を挿入すると、ランス4
2が端子金具40の先端部に弾性力をもって係合し、端
子金具40が仮保持された状態となる(仮係止状態)。
ハウジング43に対して深さ方向へ二段の差し込み位置
が設定され、一段目の浅い差し込み位置はリテーナ44
がハウジング43に仮付けされる位置であり、同時に端
子収容室41を開放させる位置となっている。このとき
には、リテーナ44の端部に形成された係止脚47が図
9に実線で示す位置に係止しており、これによってリテ
ーナ44がハウジング43に仮保持される。この状態で
端子収容室41へ端子金具40を挿入すると、ランス4
2が端子金具40の先端部に弾性力をもって係合し、端
子金具40が仮保持された状態となる(仮係止状態)。
【0004】ハウジング43に対するリテーナ44の二
段目の差し込み位置は、リテーナ44が端子金具40に
非弾性的に係合する位置である。リテーナ44を上記仮
係止位置からこの位置まで押し込むと、リテーナ44の
係止脚47は図9に想像線で示すようにより深い位置で
係合するとともに、図8に想像線で示すように本係止片
45が端子収容室41内へ突出して端子金具40の後部
に形成されたあご部46に係合する(本係止状態)。
段目の差し込み位置は、リテーナ44が端子金具40に
非弾性的に係合する位置である。リテーナ44を上記仮
係止位置からこの位置まで押し込むと、リテーナ44の
係止脚47は図9に想像線で示すようにより深い位置で
係合するとともに、図8に想像線で示すように本係止片
45が端子収容室41内へ突出して端子金具40の後部
に形成されたあご部46に係合する(本係止状態)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種コネ
クタでは端子金具40を端子収容室41へ差し込む場
合、リテーナ44の本係止片45が端子収容室41の底
面より下がった位置に保持されてないと、端子金具40
の差し込み時に干渉してしまう。このため、係止脚47
が上記した一段目の係止位置に係合している状態におい
て、本係止片45の位置の管理が厳格になされている必
要があるが、成形上のばらつき等によって本係止片45
が若干突出するようなことがあると、端子金具40の差
し込みが強引になされる。そして、このような場合には
作業性が損ねられたり、本係止片45を損傷させる原因
にもなる。
クタでは端子金具40を端子収容室41へ差し込む場
合、リテーナ44の本係止片45が端子収容室41の底
面より下がった位置に保持されてないと、端子金具40
の差し込み時に干渉してしまう。このため、係止脚47
が上記した一段目の係止位置に係合している状態におい
て、本係止片45の位置の管理が厳格になされている必
要があるが、成形上のばらつき等によって本係止片45
が若干突出するようなことがあると、端子金具40の差
し込みが強引になされる。そして、このような場合には
作業性が損ねられたり、本係止片45を損傷させる原因
にもなる。
【0006】また、端子収容室41内へ端子金具40が
不完全に挿入されているような場合には、リテーナ44
が端子金具40に当たり、本係止状態にまで押し込むこ
とができず、作業者はその位置の異常によって半挿入で
あることを知る。しかし、このような異常があっても端
子金具の挿入時にはこれを明確には知ることができず、
リテーナ44の操作によって初めて明らかとなる。しか
も、いずれの端子金具40が半挿入状態にあるのか特定
が困難であり、このため従来のものでは端子金具40の
半挿入の検知が必ずしも充分とは言えなかった。
不完全に挿入されているような場合には、リテーナ44
が端子金具40に当たり、本係止状態にまで押し込むこ
とができず、作業者はその位置の異常によって半挿入で
あることを知る。しかし、このような異常があっても端
子金具の挿入時にはこれを明確には知ることができず、
リテーナ44の操作によって初めて明らかとなる。しか
も、いずれの端子金具40が半挿入状態にあるのか特定
が困難であり、このため従来のものでは端子金具40の
半挿入の検知が必ずしも充分とは言えなかった。
【0007】本発明はこのような事情に鑑みて開発工夫
されたものであり、その目的とするところは端子金具を
容易に挿入することができ、また確実に端子金具を正規
位置まで挿入できるようにし、万一、半挿入となっても
これが明確に検知できるコネクタを提供することであ
る。
されたものであり、その目的とするところは端子金具を
容易に挿入することができ、また確実に端子金具を正規
位置まで挿入できるようにし、万一、半挿入となっても
これが明確に検知できるコネクタを提供することであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの請求項1の発明の構成は、端子金具を挿入可能な端
子収容室が形成されたハウジングと、このハウジングに
組み込まれ、かつ前記端子収容室を開放して端子金具の
挿入を可能にする開放位置と、前記端子収容室内に係止
部が突出して前記端子金具に係合することで端子金具の
抜け止めをする係止位置との間で変位可能なリテーナ
と、このリテーナを前記係止位置側へ付勢するばね手段
とを備えてなるコネクタであって、前記リテーナには前
記端子金具が挿入されるときにリテーナを開放位置へ変
位させる案内面が形成されていることを特徴とするもの
である。
めの請求項1の発明の構成は、端子金具を挿入可能な端
子収容室が形成されたハウジングと、このハウジングに
組み込まれ、かつ前記端子収容室を開放して端子金具の
挿入を可能にする開放位置と、前記端子収容室内に係止
部が突出して前記端子金具に係合することで端子金具の
抜け止めをする係止位置との間で変位可能なリテーナ
と、このリテーナを前記係止位置側へ付勢するばね手段
とを備えてなるコネクタであって、前記リテーナには前
記端子金具が挿入されるときにリテーナを開放位置へ変
位させる案内面が形成されていることを特徴とするもの
である。
【0009】また、請求項2の発明の構成は、前記端子
収容室内におけるリテーナの組み込み位置より前方には
端子金具の挿入によって撓み変形して端子金具と弾性的
に係合する仮係止用のランスが配置されるとともに、前
記端子金具が案内面を介してリテーナを変位させる際の
操作荷重が、ランスを撓み変形させるときの操作荷重よ
りも大に設定されていることを特徴とするものである。
収容室内におけるリテーナの組み込み位置より前方には
端子金具の挿入によって撓み変形して端子金具と弾性的
に係合する仮係止用のランスが配置されるとともに、前
記端子金具が案内面を介してリテーナを変位させる際の
操作荷重が、ランスを撓み変形させるときの操作荷重よ
りも大に設定されていることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】請求項1の発明では、端子金具を端子収容室へ
挿入するに先立ち、リテーナはばね手段によって係止位
置へ付勢されているため、リテーナの係止部は端子収容
室内へ進入した状態となっている。この状態のままで、
端子収容室へ端子金具を挿入すると、端子金具はリテー
ナの案内面に摺接し、リテーナ全体をばねに抗して開放
位置へ変位させる。これによって、端子収容室が開放さ
れる。そして、端子金具が正規の位置まで挿入されると
リテーナは閉止位置へ復帰して端子金具と係合して抜け
止めがされる。
挿入するに先立ち、リテーナはばね手段によって係止位
置へ付勢されているため、リテーナの係止部は端子収容
室内へ進入した状態となっている。この状態のままで、
端子収容室へ端子金具を挿入すると、端子金具はリテー
ナの案内面に摺接し、リテーナ全体をばねに抗して開放
位置へ変位させる。これによって、端子収容室が開放さ
れる。そして、端子金具が正規の位置まで挿入されると
リテーナは閉止位置へ復帰して端子金具と係合して抜け
止めがされる。
【0011】請求項2の発明では、端子金具を端子収容
室へ挿入する際に、リテーナを変位させる操作荷重をも
って行えば、その前方に配されたランスに対しても確実
に撓み変形させて正規位置まで挿入される。
室へ挿入する際に、リテーナを変位させる操作荷重をも
って行えば、その前方に配されたランスに対しても確実
に撓み変形させて正規位置まで挿入される。
【0012】
【発明の効果】本発明の効果は次のようである。請求項
1の発明においては、リテーナに案内面を形成したた
め、リテーナは端子金具の挿入によって自動的に開放位
置へ変位する。そして、端子金具が正規位置まで挿入さ
れれば、リテーナはばね手段によって自動的に係止位置
へ復帰するため、端子金具は挿入操作を行うだけで抜け
止めされるため、作業性に優れる。
1の発明においては、リテーナに案内面を形成したた
め、リテーナは端子金具の挿入によって自動的に開放位
置へ変位する。そして、端子金具が正規位置まで挿入さ
れれば、リテーナはばね手段によって自動的に係止位置
へ復帰するため、端子金具は挿入操作を行うだけで抜け
止めされるため、作業性に優れる。
【0013】また、仮にリテーナを変位させるだけの操
作荷重が付与されないままに端子金具の挿入がなされた
場合には、案内面がばね手段のばね力に基づいて端子金
具を押し戻すため、正規に挿入されなかった端子金具だ
け大きく外へ突出することになり、半挿入となった端子
金具の特定が容易となる。
作荷重が付与されないままに端子金具の挿入がなされた
場合には、案内面がばね手段のばね力に基づいて端子金
具を押し戻すため、正規に挿入されなかった端子金具だ
け大きく外へ突出することになり、半挿入となった端子
金具の特定が容易となる。
【0014】請求項2の発明によれば、リテーナを変位
させる操作荷重をもって端子金具の挿入を行えば、端子
金具はランスを撓ませてそのまま通過することができる
ため、端子金具は半挿入位置で留まることなく、確実に
正規の状態に組み込まれる。
させる操作荷重をもって端子金具の挿入を行えば、端子
金具はランスを撓ませてそのまま通過することができる
ため、端子金具は半挿入位置で留まることなく、確実に
正規の状態に組み込まれる。
【実施例】以下、本発明を具体化した実施例を図面にし
たがって詳細に説明する。図1において1は雌コネクタ
のハウジングであり、ここには端子金具2が先端に装着
された電線が差し込まれるとともに、抜け止め用のリテ
ーナ3が組み込まれる。
たがって詳細に説明する。図1において1は雌コネクタ
のハウジングであり、ここには端子金具2が先端に装着
された電線が差し込まれるとともに、抜け止め用のリテ
ーナ3が組み込まれる。
【0015】端子金具2は従来と同様の構成のものが使
用されているため、説明は簡単にどめるが、その後端部
にはインシュレーションバレル5が備えられ、電線被覆
の先端部分がかしめ固定されている。また、その前部に
はワイヤバレル6が形成されて電線の芯線部分をかしめ
固定している。さらに、ワイヤバレル6の前方には図示
しない雄側端子金具が挿入される角筒状の接続筒部7が
形成されている。この接続筒部7の側面には詳しくは図
示されないが、凹み部分が形成されて後述するランス9
の係合によって端子金具2を仮止め可能としている。ま
た、接続筒部7の後方、つまりワイヤバレル6が形成さ
れている凹所はあご部10となって、リテーナ3の係合
を可能として端子金具2を本止め状態にすることができ
る。
用されているため、説明は簡単にどめるが、その後端部
にはインシュレーションバレル5が備えられ、電線被覆
の先端部分がかしめ固定されている。また、その前部に
はワイヤバレル6が形成されて電線の芯線部分をかしめ
固定している。さらに、ワイヤバレル6の前方には図示
しない雄側端子金具が挿入される角筒状の接続筒部7が
形成されている。この接続筒部7の側面には詳しくは図
示されないが、凹み部分が形成されて後述するランス9
の係合によって端子金具2を仮止め可能としている。ま
た、接続筒部7の後方、つまりワイヤバレル6が形成さ
れている凹所はあご部10となって、リテーナ3の係合
を可能として端子金具2を本止め状態にすることができ
る。
【0016】さて、ハウジング1は合成樹脂材によって
一体成形されたものであり、本体部1aと、その前部に
連設され本体部1aより小型に形成されたフード部1b
とから形成され、フード部1bは図示しない雄側コネク
タのハウジングと嵌め合い可能に形成されている。ま
た、ハウジング1には上記した端子金具2を収容するた
めの端子収容室12が本体部1aおよびフード部1bを
水平方向へ貫いて複数室形成されている。本例の場合に
は上下に二段、左右に二列の計4室が設定されている。
但し、各端子収容室12は本体部1aの上面から穿孔さ
れたリテーナ挿入室13(後述する)によって途中で分
断された状態となっている。
一体成形されたものであり、本体部1aと、その前部に
連設され本体部1aより小型に形成されたフード部1b
とから形成され、フード部1bは図示しない雄側コネク
タのハウジングと嵌め合い可能に形成されている。ま
た、ハウジング1には上記した端子金具2を収容するた
めの端子収容室12が本体部1aおよびフード部1bを
水平方向へ貫いて複数室形成されている。本例の場合に
は上下に二段、左右に二列の計4室が設定されている。
但し、各端子収容室12は本体部1aの上面から穿孔さ
れたリテーナ挿入室13(後述する)によって途中で分
断された状態となっている。
【0017】各端子収容室12は区画壁11によって個
別の室に格子状に区画されるとともに、端子金具2の差
し込みあるいは図示しない雄側端子金具の挿入を可能に
するために、それぞれは前後両方向へ開口するように形
成されている。また、各端子収容室12においてリテー
ナ挿入室13より前側、つまりフード部1b側には図示
上壁面から撓み変形可能なランス9が延出形成されてい
る。このランス9は先端部が常には端子収容室12の内
側へ向けて突出しており、端子金具2の挿入時に端子金
具の先端によって突き上げられて上方へ退避するように
撓み変形し、前記した端子金具2の凹み部分と適合した
ときには復帰してここへ弾性的に係合するようになって
いる。
別の室に格子状に区画されるとともに、端子金具2の差
し込みあるいは図示しない雄側端子金具の挿入を可能に
するために、それぞれは前後両方向へ開口するように形
成されている。また、各端子収容室12においてリテー
ナ挿入室13より前側、つまりフード部1b側には図示
上壁面から撓み変形可能なランス9が延出形成されてい
る。このランス9は先端部が常には端子収容室12の内
側へ向けて突出しており、端子金具2の挿入時に端子金
具の先端によって突き上げられて上方へ退避するように
撓み変形し、前記した端子金具2の凹み部分と適合した
ときには復帰してここへ弾性的に係合するようになって
いる。
【0018】次に、リテーナ3について説明すると、リ
テーナ3もハウジング1と同様、合成樹脂材により一体
に成形されており、ハウジング1の各端子収容室12と
対応して整合可能な端子挿通窓15が区画形成されてい
る。そして、各端子挿通窓15の下側開口縁は係止突部
16となっており、リテーナ3が係止位置(図3に示す
状態)にあるときには端子金具2のあご部10に係合可
能となっているが、リテーナ3が下方へ押し込められて
開放位置(図4に示す状態)になったときには、その上
縁が端子収容室12の底面とほぼ面一になる高さ位置ま
で没入し、端子収容室12を開放して端子金具2の進入
を許容する。
テーナ3もハウジング1と同様、合成樹脂材により一体
に成形されており、ハウジング1の各端子収容室12と
対応して整合可能な端子挿通窓15が区画形成されてい
る。そして、各端子挿通窓15の下側開口縁は係止突部
16となっており、リテーナ3が係止位置(図3に示す
状態)にあるときには端子金具2のあご部10に係合可
能となっているが、リテーナ3が下方へ押し込められて
開放位置(図4に示す状態)になったときには、その上
縁が端子収容室12の底面とほぼ面一になる高さ位置ま
で没入し、端子収容室12を開放して端子金具2の進入
を許容する。
【0019】また、各係止突部16の上面には端子金具
2の挿入によってリテーナ3全体を開放位置まで押し下
げる案内面17が形成されている。各案内面17は係止
突部16の前端部に僅かに平面部17aを残した後、係
止突部16の後端に至るまで緩やかな下り勾配をなして
連続して形成されている。平面部17aを形成したの
は、平面部17aを設けないと係止突部16の前端がシ
ャープエッジとなって損傷を受易くなってしまう等の理
由による。なお、リテーナ3は端子金具2が挿入される
ときに、案内面17の途中の位置で端子金具2と当接さ
れるよう、ハウジング1に組み付けられる。
2の挿入によってリテーナ3全体を開放位置まで押し下
げる案内面17が形成されている。各案内面17は係止
突部16の前端部に僅かに平面部17aを残した後、係
止突部16の後端に至るまで緩やかな下り勾配をなして
連続して形成されている。平面部17aを形成したの
は、平面部17aを設けないと係止突部16の前端がシ
ャープエッジとなって損傷を受易くなってしまう等の理
由による。なお、リテーナ3は端子金具2が挿入される
ときに、案内面17の途中の位置で端子金具2と当接さ
れるよう、ハウジング1に組み付けられる。
【0020】さらに、リテーナ3の上面後部には操作片
14が形成され、その下面にはリテーナ3が開放位置ま
で変位したときにハウジング1側と当接する当接面14
aが形成されている。一方、リテーナ3の両端部には一
対の係止脚19が対向して形成されている。そして、そ
れらの先端部には図6に示すように二股状に開脚して爪
部20が形成され、閉脚方向への撓み変形が可能となっ
ている。
14が形成され、その下面にはリテーナ3が開放位置ま
で変位したときにハウジング1側と当接する当接面14
aが形成されている。一方、リテーナ3の両端部には一
対の係止脚19が対向して形成されている。そして、そ
れらの先端部には図6に示すように二股状に開脚して爪
部20が形成され、閉脚方向への撓み変形が可能となっ
ている。
【0021】上記リテーナ3を組み込むために、ハウジ
ング1の本体部1aにはリテーナ挿入室13が形成され
ている。このリテーナ挿入室13は本体部1aのほぼ全
幅にわたって穿孔され、その上部開口面の一縁部にはリ
テーナ3の当接面14aと当接可能な座面24が形成さ
れている。一方、ハウジング1の本体部1aの下面中央
部には下向きにリテーナ受け部8が膨出形成されてお
り、リテーナ3の下端部を受け入れ可能に形成されてい
る。そして、上記当接面14aと座面24が当接するま
でリテーナ3が下方へ変位したときには、同時にリテー
ナ3の下面がリテーナ受け部8の底面に当接するように
なっている。さらに、リテーナ受け部8の左右両側部に
は両係止脚19の爪部20が挿通される差し込み孔25
が開口している。すなわち、本体部1aの左右両側面は
リテーナ受け部8を挟んで下方へ延出し、一対の脚部2
1となっている。両脚部21は本体部1aの奥行き寸法
とほぼ同じ長さ寸法をもって形成され、かつその下端面
には長さ方向に沿って所定深さの溝部22がそれぞれ凹
設され、両差し込み孔25を介してリテーナ挿入室13
へと連通している。この両差し込み孔25は係止脚19
の爪部20を円滑に挿入できるよう、リテーナ挿入室1
3側の開口縁がテーパー状に形成され、また下側の開口
縁に爪部20が係合することでリテーナ3の抜け止めが
図られている。但し、リテーナ3が係止位置から開放位
置へ変位した場合には差し込み孔25の開口縁から解離
するものの、爪部20が脚部21の下面から突出しない
ようになっている。
ング1の本体部1aにはリテーナ挿入室13が形成され
ている。このリテーナ挿入室13は本体部1aのほぼ全
幅にわたって穿孔され、その上部開口面の一縁部にはリ
テーナ3の当接面14aと当接可能な座面24が形成さ
れている。一方、ハウジング1の本体部1aの下面中央
部には下向きにリテーナ受け部8が膨出形成されてお
り、リテーナ3の下端部を受け入れ可能に形成されてい
る。そして、上記当接面14aと座面24が当接するま
でリテーナ3が下方へ変位したときには、同時にリテー
ナ3の下面がリテーナ受け部8の底面に当接するように
なっている。さらに、リテーナ受け部8の左右両側部に
は両係止脚19の爪部20が挿通される差し込み孔25
が開口している。すなわち、本体部1aの左右両側面は
リテーナ受け部8を挟んで下方へ延出し、一対の脚部2
1となっている。両脚部21は本体部1aの奥行き寸法
とほぼ同じ長さ寸法をもって形成され、かつその下端面
には長さ方向に沿って所定深さの溝部22がそれぞれ凹
設され、両差し込み孔25を介してリテーナ挿入室13
へと連通している。この両差し込み孔25は係止脚19
の爪部20を円滑に挿入できるよう、リテーナ挿入室1
3側の開口縁がテーパー状に形成され、また下側の開口
縁に爪部20が係合することでリテーナ3の抜け止めが
図られている。但し、リテーナ3が係止位置から開放位
置へ変位した場合には差し込み孔25の開口縁から解離
するものの、爪部20が脚部21の下面から突出しない
ようになっている。
【0022】最後に、リテーナ受け部8の底面中央には
有底角筒状のばね収納筒18が膨出形成されている。こ
のばね収納筒18の内部には金属製のコイルばね4(リ
テーナ3と一体あるいは別体の樹脂製としてもよい)が
収納されており、その上端側はリテーナ3の下面に常に
当接して全体を押し上げ方向へ付勢している。つまり、
係止突部16があご部10に係合するようにリテーナ3
を付勢している。
有底角筒状のばね収納筒18が膨出形成されている。こ
のばね収納筒18の内部には金属製のコイルばね4(リ
テーナ3と一体あるいは別体の樹脂製としてもよい)が
収納されており、その上端側はリテーナ3の下面に常に
当接して全体を押し上げ方向へ付勢している。つまり、
係止突部16があご部10に係合するようにリテーナ3
を付勢している。
【0023】なお、本例においてはコイルばね4のばね
力、つまり端子金具2を差し込んでリテーナ3を押し下
げる時の操作荷重は、ランス9を撓み変形させるときの
操作荷重よりも大となるように設定されている。
力、つまり端子金具2を差し込んでリテーナ3を押し下
げる時の操作荷重は、ランス9を撓み変形させるときの
操作荷重よりも大となるように設定されている。
【0024】次に、上記のように構成された本例の作用
効果を具体的に説明すると、ハウジング1は、予めリテ
ーナ3が組み付けられた状態で端子金具2の挿入現場に
搬入される。このときには、リテーナ3は図3に示す係
止位置の高さに保持されているため、従来のようにリテ
ーナ3が仮係止位置から本係止位置へ不用意に変位して
しまうことがないため、煩わしい戻し作業を必要とせ
ず、その分作業を円滑に行うことができる。したがっ
て、この修復作業に伴って爪部20が損傷を受けること
もない。
効果を具体的に説明すると、ハウジング1は、予めリテ
ーナ3が組み付けられた状態で端子金具2の挿入現場に
搬入される。このときには、リテーナ3は図3に示す係
止位置の高さに保持されているため、従来のようにリテ
ーナ3が仮係止位置から本係止位置へ不用意に変位して
しまうことがないため、煩わしい戻し作業を必要とせ
ず、その分作業を円滑に行うことができる。したがっ
て、この修復作業に伴って爪部20が損傷を受けること
もない。
【0025】端子金具2を組み込む場合には、端子金具
2を端子収容室12の後方から挿入する。すると、端子
金具2の先端がリテーナ3における対応する案内面17
に当接し、そのままさらに端子金具2を押し込むと、端
子金具2は案内面17に沿って摺接しながら前進する。
このときに、案内面17はリテーナ3を押し下げる方向
の分力を受けるため、リテーナ3全体はコイルばね4に
抗して開放位置へ変位する。すなわち、この状態では、
当接面14aが座面24に当接し同時にリテーナ3の下
面がリテーナ受け部8の底面に当接してリテーナ3のス
トロークが規制され、係止突部16の上端が端子収容室
12の底面とほぼ面一となって端子収容室12を開放す
る。このように、本例では係止突部16と端子収容室と
の位置関係において、高さ方向に関する組み付け上のば
らつきがあったとしても、端子金具2の挿入によって、
確実に端子収容室12が全開状態となるため、挿入作業
が円滑になされ、かつ無理な挿入によって係止突部16
を傷めることもない。
2を端子収容室12の後方から挿入する。すると、端子
金具2の先端がリテーナ3における対応する案内面17
に当接し、そのままさらに端子金具2を押し込むと、端
子金具2は案内面17に沿って摺接しながら前進する。
このときに、案内面17はリテーナ3を押し下げる方向
の分力を受けるため、リテーナ3全体はコイルばね4に
抗して開放位置へ変位する。すなわち、この状態では、
当接面14aが座面24に当接し同時にリテーナ3の下
面がリテーナ受け部8の底面に当接してリテーナ3のス
トロークが規制され、係止突部16の上端が端子収容室
12の底面とほぼ面一となって端子収容室12を開放す
る。このように、本例では係止突部16と端子収容室と
の位置関係において、高さ方向に関する組み付け上のば
らつきがあったとしても、端子金具2の挿入によって、
確実に端子収容室12が全開状態となるため、挿入作業
が円滑になされ、かつ無理な挿入によって係止突部16
を傷めることもない。
【0026】こうして、リテーナ3を開放位置に保持し
たままで、端子金具2をさらに押し込んでやれば、端子
金具2はランス9を上方へ撓み変形させる。そして、端
子金具2が正規の位置まで差し込まれると、ランス9は
復帰して端子金具2の先端側の凹み部分に係合し、端子
金具2がハウジング1に仮止めされた状態となる。ま
た、端子金具2が正規位置に差し込まれ、係止突部16
が端子金具2のあご部10に適合すると、リテーナ3は
ばね4によって持ち上げられ、係止位置に自動的に復帰
するため、各係止突部16が対応する端子金具2のあご
部10に係合する。これによって、端子金具2は本止め
された状態となる。
たままで、端子金具2をさらに押し込んでやれば、端子
金具2はランス9を上方へ撓み変形させる。そして、端
子金具2が正規の位置まで差し込まれると、ランス9は
復帰して端子金具2の先端側の凹み部分に係合し、端子
金具2がハウジング1に仮止めされた状態となる。ま
た、端子金具2が正規位置に差し込まれ、係止突部16
が端子金具2のあご部10に適合すると、リテーナ3は
ばね4によって持ち上げられ、係止位置に自動的に復帰
するため、各係止突部16が対応する端子金具2のあご
部10に係合する。これによって、端子金具2は本止め
された状態となる。
【0027】ところで、本例においては前述したよう
に、端子金具2の挿入過程においてリテーナ3をばね4
に抗して押し下げる時の操作荷重が、ランス9を撓ませ
て通過するときの操作荷重より大きく設定されているた
め、作業者はリテーナ3を通過できるだけの操作力をも
って端子金具2の挿入を行えば、その慣性によってその
ままランス9部分を通過できることになる。したがっ
て、上記のような挿入力をもって端子金具2の挿入を行
う以上、端子金具2がランス9に対して係合しないまま
の半挿入状態が確実に回避されることになる。
に、端子金具2の挿入過程においてリテーナ3をばね4
に抗して押し下げる時の操作荷重が、ランス9を撓ませ
て通過するときの操作荷重より大きく設定されているた
め、作業者はリテーナ3を通過できるだけの操作力をも
って端子金具2の挿入を行えば、その慣性によってその
ままランス9部分を通過できることになる。したがっ
て、上記のような挿入力をもって端子金具2の挿入を行
う以上、端子金具2がランス9に対して係合しないまま
の半挿入状態が確実に回避されることになる。
【0028】しかし、万一、端子金具2に対する挿入力
が不足してリテーナ3を開放位置まで押し下げることが
できないような場合には、端子金具2は案内面17から
ばね4による戻し方向の分力を受承して押し返される。
作業者はこのときの感触に基づいて挿入が正規になされ
なかったことが直ちに判断されるため、再度の押し込み
によって正規挿入が可能となるが、うっかりして気付か
ない場合にも、端子金具2がハウジング1の後方へ一部
露出した状態となるため、複数本の差し込みがなされた
後でも正規に挿入がなされなかった端子金具2を容易に
特定できるなど、本例コネクタは優れた半挿入検知機能
を有する。
が不足してリテーナ3を開放位置まで押し下げることが
できないような場合には、端子金具2は案内面17から
ばね4による戻し方向の分力を受承して押し返される。
作業者はこのときの感触に基づいて挿入が正規になされ
なかったことが直ちに判断されるため、再度の押し込み
によって正規挿入が可能となるが、うっかりして気付か
ない場合にも、端子金具2がハウジング1の後方へ一部
露出した状態となるため、複数本の差し込みがなされた
後でも正規に挿入がなされなかった端子金具2を容易に
特定できるなど、本例コネクタは優れた半挿入検知機能
を有する。
【0029】なお、端子金具2がリテーナ3は通過した
ものの、ランス9を通過し得なかった場合もあり得ない
ではないが、この場合にはリテーナ3の係止突部16が
端子金具2の下面(あご部10の前側位置)に当接して
開放位置から復帰しないため、作業者はリテーナ3の位
置の異常を認識し、端子金具2の挿入作業のやり直しが
促される。
ものの、ランス9を通過し得なかった場合もあり得ない
ではないが、この場合にはリテーナ3の係止突部16が
端子金具2の下面(あご部10の前側位置)に当接して
開放位置から復帰しないため、作業者はリテーナ3の位
置の異常を認識し、端子金具2の挿入作業のやり直しが
促される。
【0030】なお、本発明は上記した実施例のものに限
定されるべきものではなく、次のようなものも本発明の
技術的範囲に含まれる。
定されるべきものではなく、次のようなものも本発明の
技術的範囲に含まれる。
【0031】本例ではばね手段として圧縮ばねを使用
したが、引っ張りばねを使用してもよく、この場合には
本例とは逆にリテーナ3の引き上げ操作によって端子収
容室12の開放が行われることになる。
したが、引っ張りばねを使用してもよく、この場合には
本例とは逆にリテーナ3の引き上げ操作によって端子収
容室12の開放が行われることになる。
【0032】本例ではリテーナ3の操作片14を外部
に露出させているが、逆に、この部分を覆うようにし、
適当な治具を差し込んでリテーナ3の操作ができるだけ
の小さな孔のみを残すようにしてもよい。このようにす
れば、端子金具2の組み込み後に不用意にリテーナ3が
押され、端子金具2が抜けてしまうような事態が回避で
きる。もっとも、本例のように雌コネクタのハウジング
に適用した場合には、リテーナ3部分が雄ハウジングに
よって覆われて、外部から不用意に押圧されることがな
いため、ランス9を省略しても端子金具2の抜けは防止
できる。 本例では雌コネクタに適用した場合を示し
たが、雄コネクタに適用することも可能である。
に露出させているが、逆に、この部分を覆うようにし、
適当な治具を差し込んでリテーナ3の操作ができるだけ
の小さな孔のみを残すようにしてもよい。このようにす
れば、端子金具2の組み込み後に不用意にリテーナ3が
押され、端子金具2が抜けてしまうような事態が回避で
きる。もっとも、本例のように雌コネクタのハウジング
に適用した場合には、リテーナ3部分が雄ハウジングに
よって覆われて、外部から不用意に押圧されることがな
いため、ランス9を省略しても端子金具2の抜けは防止
できる。 本例では雌コネクタに適用した場合を示し
たが、雄コネクタに適用することも可能である。
【図1】リテーナの一部を切り欠いた状態のコネクタの
斜視図
斜視図
【図2】ハウジングの正面図
【図3】端子金具の挿入後の状態(係止位置)を示す断
面図
面図
【図4】端子金具の挿入途上の状態(開放位置)を示す
断面図
断面図
【図5】図2のV-V線断面図
【図6】図3のIV-IV線断面図
【図7】ハウジングの平面図
【図8】従来例における端子金具の係合部分を示す断面
図
図
【図9】同係止脚部分を示す断面図
1…ハウジング 2…端子金具 3…リテーナ 4…ばね 9…ランス 16…係止突部 17…案内面
Claims (2)
- 【請求項1】 端子金具を挿入可能な端子収容室が形成
されたハウジングと、このハウジングに組み込まれ、か
つ前記端子収容室を開放して端子金具の挿入を可能にす
る開放位置と、前記端子収容室内に係止部が突出して前
記端子金具に係合することで端子金具の抜け止めをする
係止位置との間で変位可能なリテーナと、このリテーナ
を前記係止位置側へ付勢するばね手段とを備えてなるコ
ネクタであって、 前記リテーナには前記端子金具が挿入されるときにリテ
ーナを開放位置へ変位させる案内面が形成されているこ
とを特徴とするコネクタ。 - 【請求項2】 前記端子収容室内におけるリテーナの組
み込み位置より前方には端子金具の挿入によって撓み変
形して端子金具と弾性的に係合する仮係止用のランスが
配置されるとともに、前記端子金具が案内面を介してリ
テーナを変位させる際の操作荷重が、ランスを撓み変形
させるときの操作荷重よりも大に設定されていることを
特徴とする請求項1記載のコネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6469294A JPH07245143A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6469294A JPH07245143A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245143A true JPH07245143A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=13265461
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6469294A Pending JPH07245143A (ja) | 1994-03-07 | 1994-03-07 | コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245143A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5820421A (en) * | 1996-06-26 | 1998-10-13 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector with retainer including central, Integrally formed locking strips |
-
1994
- 1994-03-07 JP JP6469294A patent/JPH07245143A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5820421A (en) * | 1996-06-26 | 1998-10-13 | Sumitomo Wiring Systems, Ltd. | Connector with retainer including central, Integrally formed locking strips |
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