JPH07244827A - 磁気ヘッド装置及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘッド装置及びその製造方法

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JPH07244827A
JPH07244827A JP3052394A JP3052394A JPH07244827A JP H07244827 A JPH07244827 A JP H07244827A JP 3052394 A JP3052394 A JP 3052394A JP 3052394 A JP3052394 A JP 3052394A JP H07244827 A JPH07244827 A JP H07244827A
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JP
Japan
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magnetic head
head
base
mounting surface
chip
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JP3052394A
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Katsuya Niwa
勝也 丹羽
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 紫外線硬化型接着剤を短時間で硬化させると
共に、ヘッド搭載面の面粗度を小さくした場合でもエッ
ジ部分のダレを無くし、且つ平坦度を高精度なものとす
る。 【構成】 少なくともヘッド搭載面1aをセラミックス
としたヘッドベース1に紫外線硬化型接着剤4を塗布し
た後、該磁気ヘッドチップ6をヘッド搭載面1aに載置
する。しかる後、上記紫外線硬化型接着剤4に紫外線U
Vを照射して、該紫外線硬化型接着剤4を硬化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、紫外線硬化型接着剤に
より磁気ヘッドチップを基台に固定してなる磁気ヘッド
装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ビデオテープレコーダー(以
下、VTRと称する。)等の磁気記録再生装置に搭載さ
れるヘリカルスキャン用の磁気ヘッド装置は、一般に巻
線が施された磁気ヘッドチップを基台(以下、ヘッドベ
ースと称する。)に接着固定することにより作製されて
いる。
【0003】従来、磁気ヘッドチップのヘッドベースへ
の接着は、次のような工程に従って行われている。先
ず、図8に示すように、ヘッドベース101の先端部に
接着剤供給装置であるディスペンサー102により、紫
外線硬化型エポキシ樹脂103を塗布する。
【0004】次に、磁気ヘッドチップ105を紫外線硬
化型エポキシ樹脂103の上に載せ、該磁気ヘッドチッ
プ105をバキューム104によって吸い付ける。そし
て、磁気ヘッドチップ105を所定の位置となるように
アライメントし、搭載位置が決まったところでバキュー
ム104を固定する。
【0005】次いで、上記ヘッドベース101と磁気ヘ
ッドチップ105間に紫外線照射ファイバー106によ
り紫外線UVを照射し、これらヘッドベース101と磁
気ヘッドチップ105間に充填された紫外線硬化型エポ
キシ樹脂103を硬化させる。その結果、紫外線硬化型
エポキシ樹脂103が固まって磁気ヘッドチップ105
がヘッドベース101上に固定される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、磁気ヘッド
チップ105を搭載するヘッドベース101としては、
加工性等に優れることから真鍮が一般的に使用されてい
る。しかしながら、ヘッドベース101として真鍮を用
いた場合には、接着剤の硬化に要する時間が長く硬化し
難いという不都合がある。
【0007】また、近年の磁気記録の高密度化に伴い従
来にも増した高度な接着が必要とされてきている。この
ため、磁気ヘッドチップ105を搭載するヘッドベース
101のヘッド搭載面101aをラップ加工して表面粗
さを小さくし、その平滑なヘッド搭載面101aに磁気
ヘッドチップ105を搭載しなければならない。
【0008】ところが、真鍮よりなるヘッドベース10
1をラップ加工して表面粗さを小さくすると、図9に示
すように、該ヘッドベース101のエッジ部分が丸みを
帯びてしまう。この丸みは大きいときで中央部からおよ
そ10μm程となる。また、ラップ加工により、図10
に示すように、金属が持っている延性という特性のため
にうねりが発生する。
【0009】このような丸み及びうねりが生じたヘッド
ベース101に磁気ヘッドチップ105を接着固定する
と、該磁気ヘッドチップ105の媒体摺動面107が下
がり、磁気テープとの正確な当たりがとれなくなってし
まう。つまり、磁気ヘッドチップ105をヘッドベース
101に対して精度良く貼り付けることができなくな
り、その結果記録再生特性の劣化につながる。
【0010】そこで本発明は、上述の従来の有する技術
的な課題に鑑みて提案されたものであって、紫外線硬化
型接着剤の硬化時間を大幅に短縮し、且つヘッド搭載面
の面粗度を小さくしても平坦度の高いヘッドベースとな
すと共に、エッジ部分のダレの発生の無い信頼性の高い
磁気ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0011】さらに本発明方法は、ヘッド取付け精度が
高く、しかも短時間で接着し得る生産性の高い磁気ヘッ
ド装置の製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明では、紫外線硬化型接着剤により磁気ヘッ
ドチップをヘッドベースに固定した磁気ヘッド装置にお
いて、そのヘッドベースとしてアルミナ等のセラミック
スを用いる。ヘッドベースは、全体がセラミックスとさ
れていてもよいが、少なくとも磁気ヘッドチップが搭載
されるヘッド搭載面のみがセラミックスとされていれば
よい。ヘッド搭載面のみをセラミックスとする場合は、
金属材料からなるヘッドベース上にアルミナをスパッタ
リングして形成する。
【0013】一方、本発明の製造方法は、少なくともヘ
ッド搭載面をセラミックスとしたヘッドベースを用い、
そのヘッド搭載面と磁気ヘッドチップの少なくともいず
れか一方に紫外線硬化型接着剤を塗布する。そして、磁
気ヘッドチップをヘッドベースのヘッド搭載面に載置す
る。しかる後、紫外線を照射して上記紫外線硬化型接着
剤を硬化させる。
【0014】または、金属材料からなる基台の磁気ヘッ
ドチップが搭載される面にアルミナをスパッタリングし
た後、そのアルミナ膜と磁気ヘッドチップの少なくとも
いずれか一方に紫外線硬化型接着剤を塗布する。しかる
後、紫外線を照射して上記紫外線硬化型接着剤を硬化さ
せる。
【0015】
【作用】本発明に係る磁気ヘッド装置においては、ヘッ
ドベースのうち少なくともヘッド搭載面をセラミックス
としているので、このヘッド搭載面と磁気ヘッドチップ
間に供給された紫外線硬化型接着剤に紫外線を照射した
場合、該紫外線硬化型接着剤の硬化時間が真鍮をヘッド
ベースとしたものに比べて約半分の時間に短縮される。
また、セラミックスは脆性材料でありその高度が高いこ
とから、ヘッド搭載面をラップ加工して表面粗度を小さ
くしても、エッジ部分がだれることがなく、且つうねり
も発生しない。さらに、ヘッド搭載面をセラミックスと
していることから、紫外線が透過し易くなる。
【0016】一方、本発明に係る磁気ヘッド装置の製造
方法においては、ヘッドベースのうち少なくともヘッド
搭載面をセラミックスとし、そのヘッド搭載面と磁気ヘ
ッドチップの少なくともいずれか一方に紫外線硬化型接
着剤を塗布した後、紫外線を照射すると、紫外線硬化型
接着剤の硬化が早まり短時間で硬化し、生産性の向上が
図れる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した具体的な実施例につ
いて図面を参照しながら詳細に説明する。本実施例の磁
気ヘッド装置は、VTRの回転ドラムに搭載されるVT
R用の磁気ヘッド装置に適用したものである。かかる磁
気ヘッド装置の構成をより明確なものとなすために、そ
の製造方法から説明する。
【0018】先ず、閉磁路を構成し記録又は再生或いは
その両方、さらには消去のいずれかである磁気ヘッドチ
ップを搭載させるヘッドベース1を用意する。
【0019】ヘッドベース1は、磁気ヘッドチップを一
端に固定し、図示しない回転ドラムの所定位置にネジ止
めされることにより固定されるものである。このヘッド
ベース1は、平面略矩形状をなす板状体として形成さ
れ、その一辺に突出して設けられるヘッド取付け部2を
有している。
【0020】上記ヘッド取付け部2は、磁気ヘッドチッ
プを搭載させるに足る面積を有し、例えばヘッドベース
1の一辺に平面略台形状の突起として形成されている。
また、このヘッドベース1には、回転ドラムにネジ止め
するための円形の貫通孔として形成されるヘッドベース
取付け用孔3が形成されている。
【0021】そして特に、このヘッドベース1には、後
述の工程で紫外線硬化型接着剤の塗布により磁気ヘッド
チップとヘッドベース1を短時間で固定すると共に、ヘ
ッドベース1の磁気ヘッドチップが搭載されるヘッド搭
載面1aの平坦性を確保すべく、セラミックスが用いら
れている。かかるヘッドベース1のヘッド搭載面1a
は、ラップ加工が施されることにより、その表面粗度が
小さなものとされた平坦な面とされている。ヘッド搭載
面1aが平坦な面とされるのは、セラミックスが高度の
高い脆性材料であり、しかもラップ加工等することによ
りその表面粗度を小さくしてもうねり等が発生しないと
いう性質を有するからである。
【0022】本実施例では、ヘッドベース1として純度
99%のアルミナ(Al2 3 )を使用した。
【0023】次に、図2に示すように、ヘッド搭載面1
aのうち磁気ヘッドチップを搭載する部分に、カチオン
重合系のエポキシ樹脂である紫外線硬化型接着剤4を塗
布する。紫外線硬化型接着剤4を供給するには、塗布量
を一定にするために接着剤供給装置であるディスペンサ
ー5を用いる。
【0024】次いで、図3に示すように、磁気ヘッドチ
ップ6をヘッド搭載面1aの所定位置に、上記紫外線硬
化型接着剤4を押しつぶすようにして載置する。する
と、磁気ヘッドチップ6によってヘッド搭載面1aに塗
布された紫外線硬化型接着剤4の一部が外側に押し出さ
れ、当該磁気ヘッドチップ6の外周縁に僅かににじみ出
る。
【0025】そして、バキューム7により磁気ヘッドチ
ップ6を吸着し、当該磁気ヘッドチップ6をヘッド搭載
面1aの所定位置となるようにアライメントする。所定
の位置に磁気ヘッドチップ6がアライメントされた時点
でバキュームを固定する。
【0026】次に、上記磁気ヘッドチップ6を所定位置
に保持した状態で、図4に示すように、磁気ヘッドチッ
プ6とヘッド搭載面1a間に紫外線照射用ファイバー8
によって紫外線UVを照射する。すると、紫外線照射用
ファイバー8より磁気ヘッドチップ6とヘッド搭載面1
a間に向かって照射された紫外線UVは、ヘッドベース
1がセラミックスからなるため、透過し易く減衰するこ
となく深部まで到達する。
【0027】このため、紫外線UVが最初に照射される
部分のみならず、奥にある紫外線硬化型接着剤4までも
が早急に硬化し、その硬化時間が早まる。ヘッドベース
1にセラミックスを用いた場合は、真鍮を用いた場合に
比べて硬化時間が半分以下に短縮される。
【0028】そして、紫外線硬化型接着剤4が硬化した
時点で紫外線UVの照射を止める。その結果、ヘッドベ
ース1に対して所定位置に磁気ヘッドチップ6が接着固
定された磁気ヘッド装置が完成する。
【0029】このようにして完成された磁気ヘッド装置
は、ヘッドベース1のヘッド搭載面1aが平滑でうねり
のない平坦面とされていることから、ヘッドベース1に
対する磁気ヘッドチップ6の取付け位置精度が極めて良
好なものとなる。したがって、かかる磁気ヘッド装置を
回転ドラムに固定し、磁気テープに対して記録再生を行
った場合には、当該磁気ヘッドチップ6の磁気テープに
対する正確な当たりが得られる。
【0030】上記の例では、紫外線硬化型接着剤4の硬
化時間の短縮を図ると共にヘッド搭載面1aの平滑性を
確保すべくヘッドベース1全体をセラミックスとした
が、これらを達成するためには少なくともヘッド搭載面
1aのみをセラミックスとすることで解決できる。
【0031】ヘッド搭載面1aのみをセラミックスとし
たヘッドベースを用いて磁気ヘッドチップ6を接着固定
するには、図5に示すように、ヘッドベース取付け用孔
9を形成した真鍮等の金属材料からなるベース10の磁
気ヘッドチップ6が搭載される面に、アルミナをスパッ
タリングしてアルミナ膜11を成膜する。
【0032】ここで成膜するアルミナ膜11の膜厚とし
ては、磁気ヘッドチップ6が搭載されるヘッド搭載面1
1aの表面粗度をなるべく小さなものとするために、ベ
ース10の表面粗さを埋める程度の膜厚とする。例え
ば、ベース10の表面粗さが最大高さRmaxで6μm
とすると、その粗さを埋め、なお且つラップ加工が可能
な10μm程度とすることが望ましい。
【0033】次に、上記アルミナ膜11をラップ加工し
てヘッド搭載面11aを平滑化する。ラップ加工に当た
っては、アルミナ膜11は高度の高い脆性材料であるこ
とから、エッジ部分にダレが発生せず、しかもラップし
た面にうねり等が発生しない平滑な面となる。
【0034】次に、前述した工程と同じように、ヘッド
搭載面11aの磁気ヘッドチップ6を搭載する部分に、
カチオン重合系のエポキシ樹脂である紫外線硬化型接着
剤を塗布した後、この紫外線硬化型接着剤上に磁気ヘッ
ドチップ6を載せる。そして、バキューム7により磁気
ヘッドチップ6をヘッド搭載面1aの所定位置にアライ
メントした後、紫外線照射用ファイバー8によって紫外
線UVを照射し、当該紫外線硬化型接着剤を硬化させ
る。
【0035】紫外線照射工程においては、ヘッド搭載面
1aがアルミナとされていることから、ヘッドベース1
全体をセラミックスとしたものと同じように、紫外線硬
化型接着剤の硬化時間を大幅に短縮することができる。
【0036】このようにして完成された磁気ヘッド装置
は、先のヘッドベース1全体をセラミックスとした磁気
ヘッド装置と同様に、ヘッドベース12のヘッド搭載面
11aが平滑でうねりのない平坦面とされていることか
ら、ヘッドベース12に対する磁気ヘッドチップ6の取
付け位置精度が極めて良好なものとなる。したがって、
この磁気ヘッド装置を回転ドラムに固定し、磁気テープ
に対して記録再生を行った場合には、当該磁気ヘッドチ
ップ6の磁気テープに対する正確な当たりを得ることが
できる。
【0037】ここで、真鍮をベースとしたときと、アル
ミナをベースとしたときの接着剤の硬化状態を調べてみ
た。接着剤の硬化状態は接着強度で比較することとし
た。その結果を図6、図7に示す。図6は金属材料をベ
ースとしその上にアルミナ膜を成膜してなるヘッドベー
スを用いたときの接着強度の特性図、図7は真鍮からな
るヘッドベースを用いたときの接着強度の特性図を示
す。
【0038】真鍮をヘッドベースとしたものは、接着強
度はかなり低く接着剤が硬化し難い。それに対し、金属
材料をベースとしその上にアルミナ膜を成膜してなるヘ
ッドベースを用いたものは、紫外線の透過または反射が
真鍮に比べると大きいため、紫外線が減衰することなく
深部まで到達することができる。そのため、接着強度の
立ち上がりが真鍮をヘッドベースとしたものよりも早
く、接着剤の硬化時間が早い。
【0039】この実験結果からも明らかなように、磁気
ヘッドチップ6が搭載されるヘッド搭載面1aをセラミ
ックスとすれば、紫外線硬化型接着剤の硬化時間を大幅
に短縮することができ、生産性の向上を図ることができ
る。
【0040】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明の磁気ヘッド装置によれば、ヘッドベース全体がセラ
ミックス又は少なくとも磁気ヘッドチップが搭載される
ヘッド搭載面がセラミックスとされているので、ヘッド
搭載面をラップ加工し表面粗度を小さくした場合でもダ
レやうねりの発生を防止でき、平滑な面上に磁気ヘッド
チップを高精度に搭載することができる。したがって、
かかる磁気ヘッド装置をVTRの回転ドラムに取付け磁
気テープに対して記録再生を行った場合、該磁気テープ
に対する磁気ヘッドチップの良好な当たりが確保でき、
記録再生特性を向上させることができる。
【0041】一方、本発明の磁気ヘッド装置の製造方法
によれば、セラミックスをヘッドベースとし、又は磁気
ヘッドチップが搭載されるヘッド搭載面のみをセラミッ
クスとしたヘッドベースを用いているので、磁気ヘッド
チップとヘッド搭載面間に供給された紫外線硬化型接着
剤を紫外線により硬化させた場合、紫外線が深部まで透
過し易くなり、しかも紫外線硬化型接着剤の硬化時間を
大幅に短縮することができる。したがって、磁気ヘッド
装置の組み立てに要するタクトタイムを大幅に短縮で
き、生産性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】アルミナ単体で作製したヘッドベースを示す斜
視図である。
【図2】ヘッドベースに紫外線硬化型接着剤を塗布した
状態を示す斜視図である。
【図3】ヘッドベースに磁気ヘッドチップを取付けた状
態を示す斜視図である。
【図4】紫外線を照射して紫外線硬化型接着剤を硬化さ
せる状態を示す斜視図である。
【図5】真鍮ベースにアルミナ膜を成膜したヘッドベー
スの斜視図である。
【図6】アルミナベース使用時の接着強度を示す特性図
である。
【図7】真鍮ベース使用時の接着強度を示す特性図であ
る。
【図8】真鍮をヘッドベースとし、これに紫外線硬化型
接着剤を塗布して磁気ヘッドチップとヘッドベースとを
固定する状態を示す斜視図である。
【図9】真鍮をヘッドベースとし、このヘッド搭載面を
ラップ加工した後の状態を示すもので、エッジ部分がダ
レていることを示す斜視図である。
【図10】真鍮をヘッドベースとし、このヘッド搭載面
をラップ加工した後の状態を示すもので、ヘッド搭載面
にうねりが発生していることを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ヘッドベース 1a ヘッド搭載面 2 ヘッド取付け部 4 紫外線硬化型接着剤 5 ディスペンサー 6 磁気ヘッドチップ 7 バキューム 8 紫外線照射用ファイバー

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紫外線硬化型接着剤により磁気ヘッドチ
    ップが基台に固定されてなる磁気ヘッド装置において、 上記磁気ヘッドチップが搭載される基台のうち少なくと
    もヘッド搭載面がセラミックスであることを特徴とする
    磁気ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 セラミックスはアルミナであることを特
    徴とする請求項1記載の磁気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 ヘッド搭載面は金属材料よりなる基台に
    アルミナ膜が成膜されてなることを特徴とする請求項1
    記載の磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 アルミナ膜はスパッタリングによって成
    膜されていることを特徴とする請求項3記載の磁気ヘッ
    ド装置。
  5. 【請求項5】 磁気ヘッドチップが搭載される基台のう
    ち少なくともヘッド搭載面がセラミックスとされ、その
    ヘッド搭載面と磁気ヘッドチップの少なくともいずれか
    一方に紫外線硬化型接着剤を塗布した後、紫外線を照射
    して上記紫外線硬化型接着剤を硬化させることを特徴と
    する磁気ヘッド装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 セラミックスはアルミナであることを特
    徴とする請求項5記載の磁気ヘッド装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 金属材料からなる基台の磁気ヘッドチッ
    プが搭載される面にアルミナをスパッタリングした後、
    そのアルミナ膜と磁気ヘッドチップの少なくともいずれ
    か一方に紫外線硬化型接着剤を塗布した後、紫外線を照
    射して上記紫外線硬化型接着剤を硬化させることを特徴
    とする磁気ヘッド装置の製造方法。
JP3052394A 1994-02-28 1994-02-28 磁気ヘッド装置及びその製造方法 Withdrawn JPH07244827A (ja)

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