JPH07129902A - 光磁気記録用磁気ヘッド装置 - Google Patents

光磁気記録用磁気ヘッド装置

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JPH07129902A
JPH07129902A JP5272757A JP27275793A JPH07129902A JP H07129902 A JPH07129902 A JP H07129902A JP 5272757 A JP5272757 A JP 5272757A JP 27275793 A JP27275793 A JP 27275793A JP H07129902 A JPH07129902 A JP H07129902A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気ヘッド素子内に配設される磁気コアの固
定を簡単な方法で行い、高温対策設備を不用にして製造
コストの大幅な低減を図ることができる光磁気記録用磁
気ヘッド装置の提供を目的とする。 【構成】 ヘッド部13Bがヘッド本体外筺13B内の
底面側に形成した突起部145、146による突き当て
面と磁気コイル133を係止する係止片139、140
を形成し、係止片139、140で磁気コイル133の
テーパ部133a、133bの背面133c側から押え
込んで、磁気コイル133をヘッド本体外筺13A内に
ワンタッチで係止させている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気コアがコイルボビ
ンと共に光磁気記録媒体に対する摺動部を有する樹脂製
ホルダに装着され、光磁気記録に適用される光磁気記録
用磁気ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ディスク状記録媒体に対して接触させな
がら、摺動する接触摺動型磁気ヘッドは、磁気ヘッド素
子にコイル、磁気コア及び摺動体から成るヘッド本体部
と、このヘッド本体部を保持し上記ディスク状記録媒体
に安定に接触させるためのアームバネとで構成される。
【0003】図6に示すように上記摺動体20cは、従
来よりコイルボビン20cにコイル20dが巻回された
磁気コイル20a、磁気コア20bを順次、図6の矢印
A方向に挿入してヘッド部20Bを構成すると共にこれ
らを収納する外筺にスライダ部を有するヘッド本体20
Aとして一体化が成されている。この一体化に際して上
述した各部を摺動体内部に固着させる方法として例えば
図7(a)に示すように、磁気コア20bの背面20e
側からヒータ加熱されたチップ21で磁気コア20bを
加熱しながら、この磁気コア20bを押圧して圧入する
熱圧入や接着剤等による固着方法が一般に実用化されて
いる。この熱圧入により、摺動体の外筺内壁20Dと磁
気コア20bには、熱変形が生じる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この熱変形
量は、図7(b)に示すように摺動体の外筺内壁20D
の面と磁気コア20bの両端のテーパ部20f、20g
の熱変形による上記内壁20Dに形成される凹部20
h,20iの深さdは、例えば10〜20μmと非常に
小さい。このため、ヘッド本体20Aは、摺動体20C
と一体化したヘッド本体20A内に磁気コア20bを固
着させておくための強度を得ることができない。このた
め、圧入後の経時変化によって、圧入強度が弱くなって
しまうことがあった。特に、圧入後、ヘッド部20Bか
らなる磁気ヘッド素子に通電した際に、磁気ヘッド素子
の内部で通電により発熱し磁気ヘッド素子の外枠の樹脂
が加熱される。この加熱によって磁気ヘッド素子には、
磁気コイルの緩み、抜けが起きてしまう。このような不
具合によって、磁気ヘッド素子は、光磁気ディスクに記
録を行う際に磁気コアから発せられる磁場を光磁気ディ
スクの記録磁気層に届かなくしてしまったり、あるいは
磁場が発生しなくなってしまうといった致命的な欠点を
かかえてしまうことになる。
【0005】また、固着させるための熱圧入には、圧入
時の温度管理及びいわゆるナイロン、ポリフェニレンサ
ルファイド(PPS)または液晶ポリマー等を使用した
摺動体の材質に応じて例えば300゜C以上の高温作業
になってしまう。このため、作業環境は、この高温作業
に応じた高温対策が設備上要求されることになる。
【0006】次に、磁気コイルの固定に接着方法を用い
た場合、磁気コイル20bをヘッド本体20Aの外枠内
への固定強度は保つことができるが、小さな磁気コイル
20bに接着剤を塗布した際の接着剤のはみ出し、接着
剤の固化に時間を要するため接着剤の硬化管理など、複
数の手間のかかるプロセスを経なければならない。この
ように接着方法では、作業性が悪くなることによって、
製造上の生産効率の低下、製造コストの上昇を招いてし
まう。
【0007】そこで、本発明は、上述したような実情に
鑑みてなされたものであり、磁気ヘッド素子内に配設さ
れる磁気コアの固定を簡単な方法で行い、高温対策設備
を不用にして製造コストの大幅な低減を図ることができ
る光磁気記録用磁気ヘッド装置の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る光磁気記録
用磁気ヘッド装置は、上述した課題を解決するため、磁
気コアがコイルボビンと共に光磁気記録媒体に対する摺
動部を有する樹脂製ホルダに装着されてなり、上記樹脂
製ホルダは、挿入される磁気コアに対する突き当て面
と、上記磁気コアの背面側を係止する係止片とを有し、
これら突き当て面と係止片とで上記磁気コアが保持され
ていることを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明に係る光磁気記録用磁気ヘッド装置で
は、樹脂製ホルダに挿入される磁気コアに対する突き当
て面と上記磁気コアの背面側を係止する係止片と設け
て、これら突き当て面と係止片とで上記磁気コアを保持
することにより、圧入方法によるワンタッチのセットで
条件管理や条件管理のための設備を不要にし上記樹脂製
ホルダ内に上記磁気コアを十分に固着させておくための
強度を得ることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係る光磁気記録用磁気ヘッド
装置の一実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
【0011】光磁気記録用磁気ヘッド装置を適用した記
録再生装置は、例えば、図1に示すように、ディスクカ
ートリッジ10内に回転自在な偏平なディスク状記録媒
体が収納されている。ディスクカートリッジ10には、
装置内部に挿入された際でディスクカートリッジ10の
両面10a、10b側にディスク状記録媒体を露出させ
るためのシャッタ部材が設けられている。図1のディス
クカートリッジ10は、このシャッタ部材の開口された
状態を模式的に示している。このとき、装置内において
ディスク状記録媒体は、所定の回転速度で図1の矢印R
方向に回転させられている。
【0012】このディスク状記録媒体には、各種の記録
媒体がある。図1に示すディスク状記録媒体は、光ビー
ムと磁気ヘッドから供給される情報信号を書込み、光ビ
ームを用いて読出すことが可能な、いわゆる書換可能な
光磁気ディスク(以下、光磁気ディスクという)11で
ある。
【0013】光磁気ディスク11は、記録磁性層として
の記録磁性膜が透明なディスク基板上に形成されてい
る。この記録磁性膜は、ディスク基板に対して垂直方向
に磁化することを容易にし、かつ磁気光学効果、例えば
磁気カー効果あるいはファラデー効果が大きい材料を利
用した磁性薄膜である。光磁気ディスク11には、この
記録磁性層の上に例えばAl薄膜からなる反射膜が積層さ
れ、さらに、これらの薄膜を腐食から保護するための紫
外線硬化樹脂等による保護膜が上記反射膜上に形成して
構成されている。
【0014】この光磁気ディスク11に情報信号を記録
する場合、記録再生装置は、ディスクカートリッジ10
の10b側から光ビームとしてのレーザ光を光磁気ディ
スク面に非接触に対向する光学ピックアップ12から照
射する。このレーザ光照射により、光磁気ディスク11
は、上記記録磁性膜を部分的にキュリー点または温度補
償点を越えて昇温する。この昇温によって、記録磁性膜
は、レーザ光の照射位置の磁化が消失させられる。この
後に、この磁化消失した位置には記録する新たな情報信
号が外部から印加される。外部からの情報信号を印加す
るために上記光学ピックアップ12と光磁気ディスク1
1を介して対向する位置Pに磁界発生装置としての光磁
気記録用磁気ヘッド装置13が摺動配設されている。光
磁気記録用磁気ヘッド装置13は、このように外部から
印加される情報信号に応じた記録磁界の方向、すなわち
磁化の向きに変化させる。
【0015】情報信号を光磁気ディスク11から再生す
る場合、光磁気ディスク11に光学ピックアップ12を
介してレーザ光が照射される。記録された情報は、照射
したレーザ光が、光磁気ディスク11面で反射される磁
気光学効果に応じて再生される。
【0016】このように光磁気記録用磁気ヘッド装置1
3が、光磁気ディスク11面上を摺動するのは、少なく
とも記録動作時だけである。しかしながら、システムに
応じては、再生時も常時摺動させる場合がある。
【0017】上記光磁気記録用磁気ヘッド装置13は、
磁気コアにコイルを巻回して巻装してなる磁気ヘッド素
子13aと、上記磁気ヘッド素子13aが光磁気ディス
ク11から接離しすぎないようにし、記録時には常に磁
気ヘッド素子13aを光磁気ディスク11面方向に押圧
する付勢力を作用させる支持部材13bと、該支持部材
13bで支持されると共に、上記磁気ヘッド素子13a
が直接的に光磁気ディスク11に接触させずに、回転駆
動させられている光磁気ディスク11と接触摺動させる
ための摺動部13cとで構成される。ここで、上記磁気
ヘッド素子13aと上記摺動部13cは、一般的に、部
品点数を減らして製造コストを低減させるために磁気コ
アが収納されている外枠13dを例えば樹脂を使用して
一体成形で作っている。
【0018】さらに、光磁気記録用磁気ヘッド装置13
の各部との接続関係を説明すると、図2に示すように、
所望の位置に磁気ヘッド素子13aを回動させるための
アーム部材(図示せず)は、連結させるヘッドアーム1
30とを3つの貫通口130a、130b、130cを
介して共締めされている。この連結によって、光磁気記
録用磁気ヘッド装置13は、例えばボイスコイルモータ
による回動に応じて光磁気ディスクの所望の位置に移動
可能になる。ヘッドアーム130は、支持部材131を
配設するため、「L字状」に切欠されている。ヘッドア
ーム130における磁気ヘッド素子13a側の部材13
0dは、薄肉状の細長い部材として摺動部13cの平坦
部に切ったネジ穴とでネジ130eで螺合させて固定し
ている。ヘッドアーム130には、この光磁気記録用磁
気ヘッド装置13の外部から磁化の方向を示す情報信号
が接点130f、130gに供給される。上記接点13
0f、130gは、フレキシブル基板132上に設けて
いる。フレキシブル基板132は接点130f、130
gから延びた信号線を磁気ヘッド素子13aに供給して
いる。このフレキシブル基板132は、上記支持部材1
31の上に載置されるように基板形状をなしている。
【0019】上記支持部材131は、光磁気ディスク面
方向に押圧させるための付勢力を有するサスペンジョン
131aと、該サスペンジョン131aと接続して磁気
ヘッド素子13aが配される位置まで光磁気ディスク面
に向かって緩やかに傾斜する支持部131bとで構成さ
れる。上記サスペンジョン131aは、サスペンジョン
131aを挟み込んだ金具131cに設けた貫通口13
1d、131eを介してヘッドアーム130と連結させ
ている。また、支持部131bは、この部材の強度を確
保するため両端を「L字状」に折曲している。支持部1
31bの傾斜面131fは、穿設口131gを設けて、
この穿設口131gに磁気ヘッド素子13aを配設して
いる。
【0020】支持部131bは、この穿設口131gが
形成されることにより、細長い支持部131h、131
iができる。この細長い支持部131h、131iは摺
動部13cの平坦部上で略々垂直に垂直部131kが折
曲形成させる。この折曲させた部分には、穿設口131
gを延長した位置に穿設口131jが形成されている。
ヘッドアーム130はネジ止めした後、ヘッドアーム1
30dを斜め上方へ向けてこの穿設口131j内に貫通
させている。ヘッドアーム130dがこの穿設口131
j内で自由に遊嵌することになる。ここで、ヘッドアー
ム131dが穿設口131jから外れないようにするた
め、垂直部131kと略々直交する方向に係止片130
h、130iを設けている。
【0021】このようにして光磁気記録用磁気ヘッド装
置が構成されている。
【0022】この光磁気記録用磁気ヘッド装置13にお
ける磁気ヘッド素子13aと摺動部13cを一体化する
ため、樹脂製材料を射出成形して形成している。一体化
のための射出成形については、後段で述べる。
【0023】このヘッド本体外筺13Aの形状は、磁気
ヘッドを摺動面方向から見ると、図3に示すように、摺
動部13cの摺動面13dは、例えば摺動摩擦を少なく
するため、摺動方向に沿うような長手方向を有する円筒
面状をなし、摺動方向のリーディング側に磁気ヘッド素
子13aが配されている。このヘッド本体外筺13Aを
構成するプラスチック基材としては、ポリアセタール
(PA)、及びポリフェニレンサルファイド(PPS)
を用い、上記円筒面状をなす摺動面の曲率は、R〜10
mmとしたものを射出成形により作製する。
【0024】一体的に成形されたヘッド本体外筺13A
は、主に、材料として熱可塑性樹脂が用いられる。材料
は、この熱可塑性樹脂や光硬化性樹脂等も含めたいわゆ
るプラスチックを用いている。また、これらの材料に含
有されるフィラーとしては、例えばガラスファイバ、カ
ーボンファイバ、チタン酸カリウム等のウィスカ粒子、
カーボン粒子、酸化クロム、アルミナ、ガラスビーズ、
タルク、シリコンカーバイト、シリコンナイトライド等
がある。上述したフィラーを含めて樹脂を成形すると、
摺動性の良好な摺動部13cを作ることができる。
【0025】次に、本発明の光磁気記録用磁気ヘッド装
置で使用する磁気ヘッド素子2について図4及び図5を
参照しながら説明する。また、必要に応じて図2も参照
する。ここで、図5の磁気ヘッド素子2は、例えば図2
の一点鎖線A−Aで示した破断した状態を示している。
【0026】磁気ヘッド素子13aは、内蔵させる磁気
コア133を上記ヘッド本体外筺13Aに固定するため
被固定用の部材を磁気ヘッド素子13aのヘッド本体外
筺13A内に圧入させる方法を用いて製造している。こ
の磁気ヘッド素子13aは、図4に示すように、前述し
た樹脂製の外枠13Aと、例えばMn-ZnやNi-Zn等からな
るフェライトの磁気コア133と、例えばウレタン銅線
(φ0.08mm)のコイル135を巻装させた耐熱性に優れ
た熱可塑性樹脂からなるコイルボビン134がこの磁気
コア133に挿通されているヘッド部13Bとで構成さ
れる。また、磁気コア133には、磁気コア133の両
側にテーパ部133a、133bが形成されている。
【0027】図5の磁気ヘッド素子13aは、破断線A
−Aで切ったヘッド本体外筺13Aにヘッド部13Bを
挿入させた状態での断面を示している。ヘッド部13B
は、図4の矢印Bの方向から例えば射出成形で形成され
たヘッド本体外筺13Aの内部に挿入している。ヘッド
部13Bは、ヘッド本体外筺13Aの内側底面側で突当
て状態として、この位置から下方へは落ち込まない状態
にある。
【0028】この突当て状態を形成するため、ヘッド本
体外筺13Aは、図4の矢印Bの方向から金型のキャビ
ティ内に高圧注入して固化させて成形させている。ヘッ
ド本体外筺13Aは、磁気コア133のテーパ部133
a、133bの背面133c側とヘッド本体外筺13A
の互いに対向する側壁136、137に係止片139、
140を形成している。係止片139、140を上記側
壁136、137にそれぞれ形成するため、スリット1
38a、138b,138c、138dを設けてこれら
係止片139、140にバネ性を持たせる構造にしてい
る。これらの係止片139、140は、射出成形時に係
止するテーパ部139a、140aをそれぞれ形成する
金型を貫通させる貫通口141、142を設けている。
このため、磁性コア133の幅方向(矢印C方向)の±
0.1mm寸法のばらつきも吸収することができる。
【0029】また、ヘッド本体外筺13Aは、摺動部1
3cと磁性コア133との位置精度を上げるため、磁性
コア133の厚み方向(矢印D方向)に例えば0.05
mm程度のクリアランスを考慮したガイド溝143を磁
気コイル中央部の凸部133dと嵌合させるための嵌合
口144の両側に設けている。さらに、貫通口141、
142の近傍に突き当て面を形成するための突起部14
5、146を設けている。
【0030】このように構成することにより、図4の矢
印B方向からヘッド部13Bをヘッド本体外筺13A内
に圧入させると、図5の断面図から明らかなようにヘッ
ド部13Bがヘッド本体外筺13B内の底面側に形成し
た突起部145、146による突き当て面と磁気コイル
133を係止する係止片139、140を形成し、係止
片139、140で磁気コイル133のテーパ部133
a、133bの背面133c側から押え込んで、磁気コ
イル133をヘッド本体外筺13A内にワンタッチで係
止させている。
【0031】以上のように構成することにより、圧入方
法を使用する従来の磁気ヘッド素子における磁気ヘッド
素子の外枠内に収納する固定に比べて樹脂の応力が緩和
することを抑えて磁気コアの固定強度を強く保ち、強い
衝撃のも耐えることができるようになり、例えば高温保
存で経時変化しても信頼性を保つことができる。また、
接着方法に比べても、圧入方法を用いていることによ
り、製造工程を簡略化でき、作業効率を向上させること
ができる。
【0032】
【発明の効果】本発明に係る光磁気記録用磁気ヘッド装
置では、樹脂製ホルダに挿入される磁気コアに対する突
き当て面と上記磁気コアの背面側を係止する係止片と設
けて、これら突き当て面と係止片とで上記磁気コアを保
持して圧入方法によるワンタッチのセットで条件管理や
条件管理のための設備を不要にして、上記樹脂製ホルダ
内に上記磁気コアを十分に固着させておくための強度を
得ることができ、大幅な工数が削減及び製造コストを十
分低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光磁気記録用磁気ヘッド装置を適
用した記録再生装置において光磁気記録用磁気ヘッド装
置を光磁気ディスク上に配設して記録する際に、記録再
生装置の各部の位置関係を説明する模式図である。
【図2】上記光磁気記録用磁気ヘッド装置を斜め上方か
ら見た際の外観斜視図である。上記光磁気記録用磁気ヘ
ッド装置の磁気ヘッド素子において磁気コイルが固定配
設される前の状態を破断線A−Aに沿って切った際の断
面図である。
【図3】上記磁気ヘッドを摺動面方向から見た際に摺動
部の外観斜視図である。
【図4】上記磁気ヘッド素子の構成を説明するための分
解斜視図である。
【図5】上記磁気ヘッド素子に磁気コイルを圧入により
固定配設する際に上記磁気ヘッド素子を破断線A−Aに
沿って切った断面図である。
【図6】従来の上記磁気ヘッド素子の構成を説明するた
めの分解斜視図である。
【図7】従来の磁気ヘッド素子にチップを当接させて熱
圧入させる際の状態を示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・・・・・ディスクカートリッジ 11・・・・・・・・・光磁気ディスク 12・・・・・・・・・光学ピックアップ 13・・・・・・・・・光磁気記録用磁気ヘッド装置 13a・・・・・・・・・磁気ヘッド素子 13b・・・・・・・・・支持部材 13c・・・・・・・・・摺動部 13d・・・・・・・・・外枠 130・・・・・・・・・ヘッドアーム 131・・・・・・・・・支持部材 132・・・・・・・・・フレキシブル基板 133・・・・・・・・・磁気コイル 133a、133b・・・磁気コイルのテーパ部 138a〜138d・・・スリット 139、140・・・・・係止片 139a、139b・・・係止片のテーパ部 141、142・・・・・貫通口 144・・・・・・・・・嵌合口 145、146・・・・・突起部 13A・・・・・・・・・ヘッド本体外筺 13B・・・・・・・・・ヘッド部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気コアがコイルボビンと共に光磁気記
    録媒体に対する摺動部を有する樹脂製ホルダに装着され
    てなり、 上記樹脂製ホルダは、挿入される磁気コアに対する突き
    当て面と上記磁気コアの背面側を係止する係止片とを有
    し、 これら突き当て面と係止片とで上記磁気コアが保持され
    ていることを特徴とする光磁気記録用磁気ヘッド装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6426850B1 (en) 1998-07-01 2002-07-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Converter support structure
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