JPH0724455B2 - 励振コイルに対する電子的整流用回路装置 - Google Patents

励振コイルに対する電子的整流用回路装置

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JPH0724455B2
JPH0724455B2 JP62026520A JP2652087A JPH0724455B2 JP H0724455 B2 JPH0724455 B2 JP H0724455B2 JP 62026520 A JP62026520 A JP 62026520A JP 2652087 A JP2652087 A JP 2652087A JP H0724455 B2 JPH0724455 B2 JP H0724455B2
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    • G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は特許請求の範囲１の上位概念に関する。
従来の技術 デイスクプレイヤ、録音テープ装置、ビデオレコーダの
駆動用の電子的整流される多極直流モータでは信号（こ
れは例えばホール素子により送出される）に依存してコ
イルの整流が行なわれる。ホール素子はコイルに対して
所定の対応位置関係で位置固定的に配置される。このホ
ール素子は永久磁石から送出される磁力線の極性と大き
さを識別することにより、永久磁石を備えたロータの位
置を検出する。例えば３相モータには３つのホール素子
を必要とする。ホール素子によつては極性は検出され得
るが、位相制御、例えばビデオレコーダにて必要とされ
るような位相制御には精度が低過ぎる。
更に、位相制御のため、モータ軸と連結された回転数−
又は周波数発生器が必要であり、その際その発生器の信
号が、サーボ系にて制御のため評価される。ビデオレコ
ーダにてヘツドホイールの駆動のため設けられているモ
ータは付加的に位相制御のため、すなわちビデオ信号の
同期パルスへの磁気ヘツド切換時点の対応づけのため所
謂ピツクアツプパルスを要する。このピツクアツプパル
スはヘツドホイール、もつてモータの固定的に定められ
た位置の際発生されねばならない。
誘導的磁界センサが用いられる、整流時点及び位相状態
の識別用回路も公知である。ホール素子も、磁界センサ
も比較的高価であり、比較的低いモータ回転数の際の検
出可能性がわずかである。更に、上記センサから送出さ
れる信号振幅は比較的小さく、その結果ひきつづいて評
価のためには大きな増幅度を用いなければならない。
発明の目的 本発明の目的ないし課題とするところはホール発生器及
び誘導的磁気センサなしで、また、回転数ないし周波数
発生器なしで、更に、ピツクアツプパルス発生器なしで
回転数及び位相制御を行ない得る、直流モータの整流用
装置を提供することにある。
発明の構成 上記課題は特許請求の範囲１に記載された構成要件によ
つて解決される。本発明の実施例は従属請求項に記載さ
れている。
基本的には本発明はモータの回転部分に取付けられた光
学的走査可能なコード化部によつて解決され、その際上
記コード化部からそれぞれの整流時点に対する制御信号
が導出される。有利にはコード化部は異なつた幅を有す
る不透光性のビームないしバーの形で透光性プラスチツ
クリング上に取付けられる。その際プラスチツクリング
は固定的対応位置関係でモータのロータにはめ込まれ
る。また、ロータ自体を、その中に永久磁石がリング状
に配置されている透光性プラスチツク部分として構成す
ることも可能である。その場合光学的走査可能なコード
化部はプラスチツク部分の周囲に付されている。その場
合コード化部を有するプラスチツクリングの縁部が光カ
プラのフオーク状部中に入り込む コード化部の評価にはロータの３つの異なる位置状態を
識別することが必要である。このことは次のようにして
コード化部に対するマーキングの異なつた幅により可能
にされる、すなわち、 各々の必要な整流時点に、不透光性バー（ビーム）の形
の１つのマーキングが対応づけられるようにするのであ
る。初期−又は零位置を規定するため、１つのマーキン
グが、他のマーキングより遥かに広幅に構成されてい
る。例えば３相モータ（星形結線された巻線及び４つの
極対＝８極付きの３相モータ）の場合360゜の周囲に亘
つて８×３＝24マーキングが、それの前縁極間の等しい
間隔を以て検出のために必要である。その場合、24のマ
ーキングのうち23はその幅が次のように設計されてい
る、即ちモータの静止の場合、それらの23のマーキング
の光カプラー光路中の位置では当該光路はそれ以外の24
番目のマーキングにおけると異なつて完全には遮断され
ないように設計されている。それにより、光流は何分の
１かに減少され、それにより、出力信号は明値と暗値と
の間の所定のレベルに達する。
整流時点の精確な制御のための、光電検出系により捕捉
検出されたパルスの割付け、対応付けをマイクロプロセ
ツサにより評価できる。位相整合、例えばヘツドドラム
駆動部に用いられているような位相整合が必要である場
合、このことはマイクロプロセツサにて記憶された遅延
時間によつて行なうことができる、（このことは例えば
西独特許出願第3528452.8号に示されている）。
実施例 次に図示の実施例を用いて本発明を説明する。
第１図はビデオレコーダ用のヘツドドラムと関連して電
子的に整流可能な直流モータを示す。このモータのステ
ータはねじ13によりヘツドドラムの下方固定部分と連結
されている。ステータはステータ電機子により形成さ
れ、この（固定子）ステータ電機子上に図示してない
（固定子）ステータコイルが設けられている。ステータ
電機子９はねじ13により、電気的に絶縁性のスペーサ10
及び導体板12を介して遮蔽モータケーシング11に連結さ
れている。導体板12はモータケーシング11の開口を通つ
てステータから張出している。導体板12上には上記開口
内にフオーク状光電検出系１が取付けられている。更
に、導体板12はモータケーシング11内に、モータ電子回
路の図示してない部分を支持している。
フオーク状光電検出系１中にはコード化部を備えた、ロ
ータ部分２の縁が突入しており、上記ロータ部分はモー
タの軸７と固定的に連結されている。ロータ部分２中に
はリング状に構成された永久磁石３が取付けられてお
り、この永久磁石は軟鉄から成る帰磁路（短絡）リング
４により取囲まれている。
モータは所謂統合（一体）スピンドル５によつて支承さ
れている。このスピンドルは回転むらの点での高い回転
安定性及び組立取付けの簡易性のほかに支承バイアスが
外側リング6a,6b間のばねを介して生ぜしめられるとい
う利点を有する。それによりこの種支承体の場合、外側
から球軸承の内側リングに対し圧着力を及ぼす必要性が
なくなる。このような有利な構成により、 ロータ部分２は直接軸７に圧着されるか、又は別の力結
合又は形状結合の手段により取付け固定され得る。
その種スピンドルの他の利点はロータと支承体（軸受）
6aとの間で軸７は露出状態におかれており、よつて当該
個所にてヘツドドラムにて必要なアースばね８を当接さ
せ得ることである。
第２図は外側に付されたマーキングを有するロータを示
す。ロータは透光性プラスチツク材料から成る。それの
外面には図示の形のマーキングが付されている。その場
合、１つのマーキング24は他のマーキング23より広幅に
構成されている。マーキング24は初期−又は零位置の識
別のために用いられ、この識別動作はコイルの整流のた
めの制御信号の形成のために必要である。さらに、マー
キング24からは１つ又は複数のパルスが取出され、この
パルスは１回転中の磁気ヘツドの切換えのために必要な
ものである。
第３図は整流用のシーケンスダイヤグラム及びヘツド切
換パルスの発生状態を示す。
第３図中3aは360゜の円周に亘つての24のクロツク時間
の目盛を示す。これら24のクロツク時間は４つの磁極対
を有する３相コイル装置の整流のために必要である。こ
れらのクロツク時間はロータの周囲にてコードの走査の
際の光電検出系にて発生される。
振幅経過は3bに示してある。その場合大きな振幅の第１
のパルスはロータ部分２の広幅のマーキング24により発
生される。パルスの前縁は等しい相互間隔を有する。
ダイヤグラム3cは記録さるべきビデオ信号と位相同期し
たモータ作動経過を実現するためマイクロプロセツサか
ら送出される信号を示す。このパルスは公知のビデオレ
コーダにて例えばピツクアツブ発生器により発生される
ようなパルスと同等視され得る。
ダイヤグラム3d,3e,3fは３相コイル装置の個々のコイル
に対する所属の極性を以ての作動接続時間（これはダイ
ヤグラム3bから導出される）を示す。その場合一方の極
性から他方の極性への移行切換えが破線で示してある。
ダイヤグラム3gはマイクロプロセツサを用いて発生され
得る、ビデオレコーダに必要なヘツド切換パルスを示
す。ダイヤグラム3bの第１パルスに対するそれの、対応
位置関係はマイクロプロセツサにて記憶された遅延時間
により制御される。その際その遅延時間はレコーダの調
整の際例えば規格テープを用いて生じるものである。
発明の効果 本発明によればホール発生器とか誘導的磁気センサなし
で、また回転数ないし周波数発生器なしで、更にピツク
アツプパルス発生器なしで回転数及び位相制御を行ない
得る。直流モータの整流用回路装置を実現できるという
効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第１図はビデオレコーダにおけるヘツドドラムと関連し
て、電子的整流可能な直流モータを示す構成図、第２図
は外部に付されたマーキングを有するロータの略線図、
第３図は整流に係るシーケンスをヘツド切換パルスの発
生状態と共に示す線図である。 １……光電検出系、２……ロータ部分、３……永久磁
石、４……帰磁路リング、５……スピンドル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハルトムート・シヤンドル ドイツ連邦共和国フイリンゲン・エーゲル シユトラーセ ２ (72)発明者 ペーター・ホーホ ドイツ連邦共和国トリベルク・ベルクシユ トラーセ 56 (72)発明者 リユーデイガー・レーマン ドイツ連邦共和国エステー・ゲオルゲン・ ハルデンヴエーク 42 (56)参考文献 特開 昭59−10162（ＪＰ，Ａ) 特開 昭53−86240（ＪＰ，Ａ) 実開 昭55−112482（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭49−39214（ＪＰ，Ｂ２)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】永久磁石（３）を有する多極直流モータの
    励振コイル（９）に対する電子的整流用回路装置であっ
    て、前記励振コイル（９）と前記永久磁石（３）との間
    に軸方向又は半径方向の空隙を有しており、前記永久磁
    石（３）はコイルに対向して円形路上に配置されてお
    り、回転部分の周囲に光学的に走査可能なコード化部
    （23,24）が、前記磁石（３）に対して固定的対応位置
    関係で取付けられており、前記コード化部（23,24）
    は、ロータの回転によって走査器（１）を用いて信号に
    変換され、該信号から、位相位置及び整流時点が回路で
    評価されて、整流電圧として前記励振コイル（９）に供
    給されるように構成されている、励振コイルに対する電
    子的整流用回路装置において、 モータの回転部分は、モータ軸（７）と接続された回転
    対称の透光性の、一体的プラスチック部分（２）から構
    成されており、該プラスチック部分中には、永久磁石
    （３）がリング状に配置されて取付けられており、光学
    的に走査可能なコード化部（23,24）は、前記プラスチ
    ック部分（２）のプラスチックリングによって形成され
    ており、該リングは、該リングの、前記コード化部（2
    3,24）を支持するエッジが、唯一の光電検出系（１）の
    送信器と受信器との間に入り込むように構成されている
    ことを特徴とする励振コイルに対する電子的整流用回路
    装置。
  2. 【請求項２】１回転中の各整流ステップには、周囲に亘
    って分布された１つの不透光性領域が対応配属されてい
    る特許請求の範囲第１項記載の回路装置。
  3. 【請求項３】コード化部（23,24）は、走査器により３
    つのレベル段を識別するように構成されており、ｎの整
    流ステップの場合、ｎ−１の同種のコード化部（23）
    と、該コード化部とは異なる１つの別のコード化部（2
    4）とが周囲に設けられている特許請求の範囲第１項〜
    第２項までのいずれか１項記載の回路装置。
  4. 【請求項４】ロータケーシングと永久磁石との間には、
    リング状の軸方向空隙が設けられており、該空隙中に
    は、光電検出系（１）の送信部又は受信部が配設されて
    いる特許請求の範囲第１項〜第３項までのいずれか１項
    記載の回路装置。
  5. 【請求項５】光電検出系（１）の光流が制御可能であ
    り、それにより、光流における老化減衰現象が補償され
    るように構成されている特許請求の範囲第４項記載の回
    路装置。
JP62026520A 1986-02-11 1987-02-09 励振コイルに対する電子的整流用回路装置 Expired - Fee Related JPH0724455B2 (ja)

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