JPH07244363A - 感光材料処理剤収納容器用包装箱 - Google Patents
感光材料処理剤収納容器用包装箱Info
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- JPH07244363A JPH07244363A JP3482394A JP3482394A JPH07244363A JP H07244363 A JPH07244363 A JP H07244363A JP 3482394 A JP3482394 A JP 3482394A JP 3482394 A JP3482394 A JP 3482394A JP H07244363 A JPH07244363 A JP H07244363A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- processing agent
- container
- storage container
- photosensitive material
- packaging
- Prior art date
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- Pending
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- Photographic Developing Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 固形処理剤収納容器の少なくとも一部に突出
する突起部を有する収納容器を防湿用包装体に収納し、
さらに該包装体を複数個まとめて梱包箱に収納する包装
形態において、輸送中または保管時の振動・衝撃加重に
対して包装体の発生するピンホールや裂傷を防止し、包
装体の防湿性を保持する。 【構成】 感光材料処理剤を収納する容器10の少なくと
も一部に突起部103Bを有する容器10を袋状の可撓性防
湿用包装体105内に収容し、包装体105を防湿状態に密封
し、複数個の包装体105を梱包箱11内の中仕切り板114に
より仕切られた個室状空間内に収容する感光材料処理剤
収納容器用包装箱であって、梱包箱11内の中仕切り板11
4の一部に切り欠き部114Aを設け、該切り欠き部114A
に前記感光材料処理剤収納容器10の突起部103Bに対応
する包装体105部分が入るようになし、収納容器10の突
起部103Bに対応する包装体105部分が中仕切り板114に
直接当接しないようにした感光材料処理剤収納容器用包
装箱。
する突起部を有する収納容器を防湿用包装体に収納し、
さらに該包装体を複数個まとめて梱包箱に収納する包装
形態において、輸送中または保管時の振動・衝撃加重に
対して包装体の発生するピンホールや裂傷を防止し、包
装体の防湿性を保持する。 【構成】 感光材料処理剤を収納する容器10の少なくと
も一部に突起部103Bを有する容器10を袋状の可撓性防
湿用包装体105内に収容し、包装体105を防湿状態に密封
し、複数個の包装体105を梱包箱11内の中仕切り板114に
より仕切られた個室状空間内に収容する感光材料処理剤
収納容器用包装箱であって、梱包箱11内の中仕切り板11
4の一部に切り欠き部114Aを設け、該切り欠き部114A
に前記感光材料処理剤収納容器10の突起部103Bに対応
する包装体105部分が入るようになし、収納容器10の突
起部103Bに対応する包装体105部分が中仕切り板114に
直接当接しないようにした感光材料処理剤収納容器用包
装箱。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ハロゲン化銀写真感
光材料を処理する処理液成分の補充をするための写真処
理剤を収納する収納容器を、複数個収容可能な包装箱に
関する。
光材料を処理する処理液成分の補充をするための写真処
理剤を収納する収納容器を、複数個収容可能な包装箱に
関する。
【0002】
【従来の技術】これまでのハロゲン化銀写真感光材料を
処理する自動現像機の処理剤は、写真処理に際して良好
な性能を発揮するように各種成分からなっており、これ
らの成分は互いに接触した状態に置かれると、長い間に
は、不慮の反応を起こす恐れがあるため、一般には1〜
2種以上のパーツ剤に分けてキット化させており、使用
時にこれらを一定量の水で溶解して、それぞれの処理槽
にそそぎ、使用している。キット化されたパーツ剤は、
ビン、袋などの容器に入れられ、これらをまとめて段ボ
ール箱などに収納し、1単位として市販されている。こ
れらパーツ剤はいずれも各成分を調合する必要があるた
め、まず間違いのない調合のための量、内容の確認、吟
味が必要である。また、容器を用いて水に溶解させる作
業も多分に熟練を要するものであり、その作業は面倒な
ことである。
処理する自動現像機の処理剤は、写真処理に際して良好
な性能を発揮するように各種成分からなっており、これ
らの成分は互いに接触した状態に置かれると、長い間に
は、不慮の反応を起こす恐れがあるため、一般には1〜
2種以上のパーツ剤に分けてキット化させており、使用
時にこれらを一定量の水で溶解して、それぞれの処理槽
にそそぎ、使用している。キット化されたパーツ剤は、
ビン、袋などの容器に入れられ、これらをまとめて段ボ
ール箱などに収納し、1単位として市販されている。こ
れらパーツ剤はいずれも各成分を調合する必要があるた
め、まず間違いのない調合のための量、内容の確認、吟
味が必要である。また、容器を用いて水に溶解させる作
業も多分に熟練を要するものであり、その作業は面倒な
ことである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は処
理槽に処理剤を投入する場合はいずれも前記の如き各パ
ーツ剤を間違わずに調合し、溶解させ、投入することは
多分に熟練を必要とし、人手を要するものであった。こ
のため業界としては、熟練もさほど必要とせず、また人
手不足の点より、作業時間にあまり人手のかからぬ、し
かも間違いの起こらぬ処理剤の出現が望まれているとこ
ろであった。本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あって、即ち、これまで粉末または結晶状の処理剤を分
封またはパーツ剤としていたため調合を必要としたが、
単一の固形処理剤として作成し、これを固形処理剤用収
納容器に収納することにより、達成できる。
理槽に処理剤を投入する場合はいずれも前記の如き各パ
ーツ剤を間違わずに調合し、溶解させ、投入することは
多分に熟練を必要とし、人手を要するものであった。こ
のため業界としては、熟練もさほど必要とせず、また人
手不足の点より、作業時間にあまり人手のかからぬ、し
かも間違いの起こらぬ処理剤の出現が望まれているとこ
ろであった。本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あって、即ち、これまで粉末または結晶状の処理剤を分
封またはパーツ剤としていたため調合を必要としたが、
単一の固形処理剤として作成し、これを固形処理剤用収
納容器に収納することにより、達成できる。
【0004】最近では、感光材料処理剤を錠剤のように
固形化したものが開発されている。該固形処理剤は硬質
容器内に収納されて、さらに可撓性防湿袋内に収容され
て、保管されている。
固形化したものが開発されている。該固形処理剤は硬質
容器内に収納されて、さらに可撓性防湿袋内に収容され
て、保管されている。
【0005】前記収納容器内の固形処理剤は、外気の影
響により吸湿して膨潤したり、固形処理剤が互いにくっ
ついてしまい、結果的に所定量の固形処理剤を安定して
補給できなくなるという問題が発生する。このため未使
用の固形処理剤を収納する容器は、前記可撓性防湿内に
密封収容されて保管されている。
響により吸湿して膨潤したり、固形処理剤が互いにくっ
ついてしまい、結果的に所定量の固形処理剤を安定して
補給できなくなるという問題が発生する。このため未使
用の固形処理剤を収納する容器は、前記可撓性防湿内に
密封収容されて保管されている。
【0006】上記防湿袋内に収容された補充用の固形処
理剤収納容器は、ネガフィルム処理用の場合、発色現像
処理剤N1、定着処理剤N2、漂白処理剤N3、安定処
理剤N4の4種類がそれぞれ複数個で1キットを形成
し、梱包箱内に収容されている。またカラー印画紙処理
用の場合、発色現像処理剤P1、定着漂白定着剤P2、
安定処理剤P3の3種類の収納容器がそれぞれ複数個で
1キットを形成し、梱包箱内に収容されている。
理剤収納容器は、ネガフィルム処理用の場合、発色現像
処理剤N1、定着処理剤N2、漂白処理剤N3、安定処
理剤N4の4種類がそれぞれ複数個で1キットを形成
し、梱包箱内に収容されている。またカラー印画紙処理
用の場合、発色現像処理剤P1、定着漂白定着剤P2、
安定処理剤P3の3種類の収納容器がそれぞれ複数個で
1キットを形成し、梱包箱内に収容されている。
【0007】これら1キットは、ネガフィルムまたはカ
ラー印画紙の処理枚数単位で各処理剤(N1〜N4、P
1〜P3)を必要な量だけを1キットに梱包する包装形
態である。
ラー印画紙の処理枚数単位で各処理剤(N1〜N4、P
1〜P3)を必要な量だけを1キットに梱包する包装形
態である。
【0008】前記固形処理剤収納容器は、自動現像機の
補充装置部に装填して内蔵する固形処理剤を自動現像機
の処理槽に補充するために、容器の排出開口部を自動開
閉可能にする突起部を有するシャッタ部材が取り付けら
れている。
補充装置部に装填して内蔵する固形処理剤を自動現像機
の処理槽に補充するために、容器の排出開口部を自動開
閉可能にする突起部を有するシャッタ部材が取り付けら
れている。
【0009】前記収納容器が可撓性防湿袋内に収容さ
れ、さらに梱包箱内に収容されているとき、運搬中の衝
撃等により該防湿袋内の前記突起部が根報箱内の中仕切
り板等に衝突して、防湿袋が破れたり、穴があいたりし
て、防湿機能が低下して、内蔵する固形処理剤が吸湿,
変質する恐れがある。
れ、さらに梱包箱内に収容されているとき、運搬中の衝
撃等により該防湿袋内の前記突起部が根報箱内の中仕切
り板等に衝突して、防湿袋が破れたり、穴があいたりし
て、防湿機能が低下して、内蔵する固形処理剤が吸湿,
変質する恐れがある。
【0010】本発明は、上記問題を解決し、安定した写
真性能を得るために、防湿機能を安定確実になすことの
できる感光材料処理剤収納容器用包装箱を提供すること
を目的とするものである。
真性能を得るために、防湿機能を安定確実になすことの
できる感光材料処理剤収納容器用包装箱を提供すること
を目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の感光材料処理剤収納容器用の包装箱は、感光材料処
理剤を収納する容器の少なくとも一部に突起部を有する
容器を袋状の可撓性防湿用包装体内に収容し、該包装体
を防湿状態に密封し、複数個の前記包装体を梱包箱内の
中仕切り板により仕切られた個室状空間内に収容する感
光材料処理剤収納容器用包装箱であって、前記梱包箱内
の中仕切り板の一部に切り欠き部を設け、該切り欠き部
に前記感光材料処理剤収納容器の突起部に対応する前記
包装体部分が入るようになし、前記収納容器の突起部に
対応する前記包装体部分が前記中仕切り板に直接当接し
ないようにしたことを特徴とするものである。
明の感光材料処理剤収納容器用の包装箱は、感光材料処
理剤を収納する容器の少なくとも一部に突起部を有する
容器を袋状の可撓性防湿用包装体内に収容し、該包装体
を防湿状態に密封し、複数個の前記包装体を梱包箱内の
中仕切り板により仕切られた個室状空間内に収容する感
光材料処理剤収納容器用包装箱であって、前記梱包箱内
の中仕切り板の一部に切り欠き部を設け、該切り欠き部
に前記感光材料処理剤収納容器の突起部に対応する前記
包装体部分が入るようになし、前記収納容器の突起部に
対応する前記包装体部分が前記中仕切り板に直接当接し
ないようにしたことを特徴とするものである。
【0012】また、前記中仕切り板の切り欠き部は、前
記梱包箱の感光材料処理剤収納容器を収容した包装体の
挿入側に設けたことを特徴とする。
記梱包箱の感光材料処理剤収納容器を収容した包装体の
挿入側に設けたことを特徴とする。
【0013】さらに、前記感光材料処理剤が、ハロゲン
化銀写真感光材料処理用固形処理剤であることを特徴と
する。
化銀写真感光材料処理用固形処理剤であることを特徴と
する。
【0014】
【実施例】次にこの発明の固形処理剤を収納する収納容
器の実施例を添付図面に基づいて説明する。
器の実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0015】固形処理剤には、粉体,顆粒,錠剤,丸薬
状のものがある。
状のものがある。
【0016】図7はその中の錠剤型固形処理剤Jの各種
形状を示したものである。図7(A)は円形断面を有し
(コーナーにアール状の面とり(r)を施した円筒状を
なす偏平な固形処理剤Jの断面図、図7(E)は該固形
処理剤Jの斜視図である。図7(B)は円形断面で上下
面がそれぞれフラットで円周面が凸面アール(R)を有
した太鼓型をなす固形処理剤Jの断面図であり、図7
(C)は円形断面で上下面が球形をなす碁石状の固形処
理剤Jの断面図であり、図7(D)は中空穴を有するド
ーナツ型の固形処理剤Jの断面図である。図7(F)は
球形の固形処理剤、図7(G)は直方体の固形処理剤を
示す。
形状を示したものである。図7(A)は円形断面を有し
(コーナーにアール状の面とり(r)を施した円筒状を
なす偏平な固形処理剤Jの断面図、図7(E)は該固形
処理剤Jの斜視図である。図7(B)は円形断面で上下
面がそれぞれフラットで円周面が凸面アール(R)を有
した太鼓型をなす固形処理剤Jの断面図であり、図7
(C)は円形断面で上下面が球形をなす碁石状の固形処
理剤Jの断面図であり、図7(D)は中空穴を有するド
ーナツ型の固形処理剤Jの断面図である。図7(F)は
球形の固形処理剤、図7(G)は直方体の固形処理剤を
示す。
【0017】図1は本発明に係る固形処理剤を収容する
収納容器(カートリッジ)10を示し、図1(A)は一部
破断断面図を含む平面図、図1(B)は該収納容器10の
側面図、図2は全体斜視図、図3はその一部破断斜視図
を示す。図4は収納容器10の分解断面図である。以下に
本願発明に係る固形処理剤の内、錠剤型固形処理剤を収
納した例を示す。
収納容器(カートリッジ)10を示し、図1(A)は一部
破断断面図を含む平面図、図1(B)は該収納容器10の
側面図、図2は全体斜視図、図3はその一部破断斜視図
を示す。図4は収納容器10の分解断面図である。以下に
本願発明に係る固形処理剤の内、錠剤型固形処理剤を収
納した例を示す。
【0018】前記収納容器10は、複数個の錠剤型固形処
理剤Jを収納し、かつ該固形処理剤Jを排出可能にする
前方の排出開口部101Fと該排出開口部101Fに対向する
後方の開口部101Gとを有する略四角柱状の容器本体101
と、前記容器本体101の後方の開口部101Gを閉止する固
定蓋102と、前記容器本体101のフランジ部の両側のレー
ル部101Rに摺動して上下に移動し排出開口部101Fを開
閉可能にする開閉蓋103とから構成されている。
理剤Jを収納し、かつ該固形処理剤Jを排出可能にする
前方の排出開口部101Fと該排出開口部101Fに対向する
後方の開口部101Gとを有する略四角柱状の容器本体101
と、前記容器本体101の後方の開口部101Gを閉止する固
定蓋102と、前記容器本体101のフランジ部の両側のレー
ル部101Rに摺動して上下に移動し排出開口部101Fを開
閉可能にする開閉蓋103とから構成されている。
【0019】前記容器本体101の内側には、3組の突出
した仕切り壁(突出部)101Sが一体に固定されてい
て、容器本体101の内部は4つの実質的空間に仕切られ
分室101A,101B,101C,101Dを構成している。そし
て、各分室には、前記固形処理剤Jそれぞれ約10個を縦
列状態に収容することができる。すなわち第1の分室10
1Aには10個の固形処理剤J1A〜J10Aが第2の分室1
01Bには同数の固形処理剤J1Bが、以下同様にしてJ
1C,J1Dがそれぞれ収納されている。この仕切り壁
101Sは容器内部の上面から底面まで連続してなくても
よく、固形処理剤Jが各外円周を外接し縦列で収容する
ことが可能な程度の長さで仕切りがあればよい。勿論各
分室に収容される処理剤が固形でなくても結果としてほ
ぼ等量ずつ分けられる効果はある。
した仕切り壁(突出部)101Sが一体に固定されてい
て、容器本体101の内部は4つの実質的空間に仕切られ
分室101A,101B,101C,101Dを構成している。そし
て、各分室には、前記固形処理剤Jそれぞれ約10個を縦
列状態に収容することができる。すなわち第1の分室10
1Aには10個の固形処理剤J1A〜J10Aが第2の分室1
01Bには同数の固形処理剤J1Bが、以下同様にしてJ
1C,J1Dがそれぞれ収納されている。この仕切り壁
101Sは容器内部の上面から底面まで連続してなくても
よく、固形処理剤Jが各外円周を外接し縦列で収容する
ことが可能な程度の長さで仕切りがあればよい。勿論各
分室に収容される処理剤が固形でなくても結果としてほ
ぼ等量ずつ分けられる効果はある。
【0020】このような構成をとることにより各々の処
理剤がくっついて処理機内にスムーズに落下しないとい
う問題が解決できる。勿論錠剤に限らず粉体型、顆粒型
の処理剤においても互いにくっつく量は仕切りによって
所定量で規制されるため上記の効果は得られる。
理剤がくっついて処理機内にスムーズに落下しないとい
う問題が解決できる。勿論錠剤に限らず粉体型、顆粒型
の処理剤においても互いにくっつく量は仕切りによって
所定量で規制されるため上記の効果は得られる。
【0021】しかし、容器強度の点と製造過程の組立て
の際、歪を防止し、製造効率がよい点で、少なくとも一
部分が仕切り壁101Sは上面から底面まで連続していた
方がよい。
の際、歪を防止し、製造効率がよい点で、少なくとも一
部分が仕切り壁101Sは上面から底面まで連続していた
方がよい。
【0022】図5は容器本体101の排出開口部101F側か
ら見た正面図である。
ら見た正面図である。
【0023】前記複数の仕切り壁101Sのうち、第1の
仕切り壁101S1と第3の仕切り壁101S3は、容器本体
101の内面の頂部および底部からそれぞれ突出した直立
壁面を形成し、上下方向の中央部分がなく、上下一対の
独立した突出形状をなしている。中央の仕切り壁101S
2は、容器本体101の内面の頂部から底部に至るまで連
続した直立壁面をなし、容器本体101の強度を保持する
が、排出開口部101Fから容器本体101の長手方向の中央
部付近までは、図4に示すように切り欠かれている(切
り欠き部101S2A)。上記各仕切り壁101S1,101S
2,101S3,101S4は薄肉状に形成され、弾性を有
し、かつその両壁面の一部に突起瘤部101Kを形成して
いる。この突起瘤部101Kは錠剤型固形処理剤Jの場合
外面に線接続して、固形処理剤Jの排出時の摩擦抵抗を
低減する。
仕切り壁101S1と第3の仕切り壁101S3は、容器本体
101の内面の頂部および底部からそれぞれ突出した直立
壁面を形成し、上下方向の中央部分がなく、上下一対の
独立した突出形状をなしている。中央の仕切り壁101S
2は、容器本体101の内面の頂部から底部に至るまで連
続した直立壁面をなし、容器本体101の強度を保持する
が、排出開口部101Fから容器本体101の長手方向の中央
部付近までは、図4に示すように切り欠かれている(切
り欠き部101S2A)。上記各仕切り壁101S1,101S
2,101S3,101S4は薄肉状に形成され、弾性を有
し、かつその両壁面の一部に突起瘤部101Kを形成して
いる。この突起瘤部101Kは錠剤型固形処理剤Jの場合
外面に線接続して、固形処理剤Jの排出時の摩擦抵抗を
低減する。
【0024】上記容器本体101の各分室の底部には、突
起条101Eが突出していて、固形処理剤が錠剤型固形処
理剤Jの場合外面と点当たりで当接し固形処理剤Jの移
動を容易にするとともに、固形処理剤Jから脱落した粉
を突起条101Eの頂部から容器本体101の内壁底部の空間
に落下させる。前記固形処理剤Jから脱落した粉は、突
起条101Eから下方の溝部に溜まるから、たとえこの溝
部で粉が固着しても、前記固形処理剤Jは突起条101E
上を移動するから支障はない。この突起条101Eは2本
以上あってもよい。
起条101Eが突出していて、固形処理剤が錠剤型固形処
理剤Jの場合外面と点当たりで当接し固形処理剤Jの移
動を容易にするとともに、固形処理剤Jから脱落した粉
を突起条101Eの頂部から容器本体101の内壁底部の空間
に落下させる。前記固形処理剤Jから脱落した粉は、突
起条101Eから下方の溝部に溜まるから、たとえこの溝
部で粉が固着しても、前記固形処理剤Jは突起条101E
上を移動するから支障はない。この突起条101Eは2本
以上あってもよい。
【0025】容器本体101の内壁面には前記底部の突起
条101Eの他に、内面頂部の突起条101M、内面両側の突
起条101Nが形成されていて、前記固形処理剤Jが容器
本体101の内面と当接する面積を著しく低減することに
より、固形処理剤J排出時の接触抵抗を小さくでき、収
納容器10からの固形処理剤の取り出し性を安定させてい
る。
条101Eの他に、内面頂部の突起条101M、内面両側の突
起条101Nが形成されていて、前記固形処理剤Jが容器
本体101の内面と当接する面積を著しく低減することに
より、固形処理剤J排出時の接触抵抗を小さくでき、収
納容器10からの固形処理剤の取り出し性を安定させてい
る。
【0026】前記突起条101E,101M,101Nおよび突
起瘤部101Kは、容器本体101の長手方向ほぼ平行に形成
されている。また、突起条の設置位置は、固形処理剤J
が突起条と突起条との間に入り込まない部位に形成すべ
きであり、更に突起条の本数もできるだけ少ない方が望
ましい。前記突起条の幅は錠剤Jの直径の1/100〜1/1
0,高さは1/100〜1/10が上記の内容を満足するためには
望ましい。突起条の断面形状はほぼ半円形、台形等であ
り、固形処理剤Jの周面にくい込まないようR形状にす
るとよい。
起瘤部101Kは、容器本体101の長手方向ほぼ平行に形成
されている。また、突起条の設置位置は、固形処理剤J
が突起条と突起条との間に入り込まない部位に形成すべ
きであり、更に突起条の本数もできるだけ少ない方が望
ましい。前記突起条の幅は錠剤Jの直径の1/100〜1/1
0,高さは1/100〜1/10が上記の内容を満足するためには
望ましい。突起条の断面形状はほぼ半円形、台形等であ
り、固形処理剤Jの周面にくい込まないようR形状にす
るとよい。
【0027】さらに、前記容器本体101排出開口部101F
近傍には、前記排出開口部101Fの長手方向及び/又は
短手方向に突起部101Pを設けており、輸送時等に固形
処理剤から発生した固形処理剤の粉は前記突起条101P
に受けられて溜まり、次工程にいくのを防ぎ、安定した
システムを供給する。
近傍には、前記排出開口部101Fの長手方向及び/又は
短手方向に突起部101Pを設けており、輸送時等に固形
処理剤から発生した固形処理剤の粉は前記突起条101P
に受けられて溜まり、次工程にいくのを防ぎ、安定した
システムを供給する。
【0028】前記突起条101Pは別部材を容器本体101に
設置してもよいが、生産性を考えると、容器本体101と
一体化成形した方が望ましい。
設置してもよいが、生産性を考えると、容器本体101と
一体化成形した方が望ましい。
【0029】射出成形で容器を製作する場合、前記突起
条101Pはアンダーカットとなるが、材料としてポリエ
チレン樹脂を使用することにより、容器本体101と一体
的に製作可能である。その場合、該突起条101Pの高さ
は0.3〜2.0mmの範囲に設定することが望ましい。
条101Pはアンダーカットとなるが、材料としてポリエ
チレン樹脂を使用することにより、容器本体101と一体
的に製作可能である。その場合、該突起条101Pの高さ
は0.3〜2.0mmの範囲に設定することが望ましい。
【0030】今回の処理剤用収納容器10は、容器本体10
内面に突出部を設け複数の実質的空間を形成させるた
め、上のいずれの場合は、金型コアは細長の形状とな
る。そのため、射出成形時にコアの倒れが発生しにくく
し、良好な成形を得るために、連続的に形成されている
突出部に少なくとも1つの切り欠きを設けることが望ま
しい。この切り欠き部分では金型では金型コアが連結化
されるため、強度を増加できる。よって、容器に連続的
に形成されている突出部に少なくとも1つの切り欠きを
設けることにより複数の実質的空間を形成し、かつコア
の倒れが発生しにくい良好な成形を得るための容器を提
供することができる。
内面に突出部を設け複数の実質的空間を形成させるた
め、上のいずれの場合は、金型コアは細長の形状とな
る。そのため、射出成形時にコアの倒れが発生しにくく
し、良好な成形を得るために、連続的に形成されている
突出部に少なくとも1つの切り欠きを設けることが望ま
しい。この切り欠き部分では金型では金型コアが連結化
されるため、強度を増加できる。よって、容器に連続的
に形成されている突出部に少なくとも1つの切り欠きを
設けることにより複数の実質的空間を形成し、かつコア
の倒れが発生しにくい良好な成形を得るための容器を提
供することができる。
【0031】前記排出開口部101Fのフランジ部の外側
両側面には、レール部101Rが形成されていて、開閉蓋
(シャッタ)103の両側面に形成された溝部103Aに嵌合
し、摺動可能になっている。また、開閉蓋103の下部両
端に突出した突起部103Bは、自動現像機の固形処理剤
補給手段の開閉規制部材に係合してスライド蓋103の自
動閉止するのに使用される。
両側面には、レール部101Rが形成されていて、開閉蓋
(シャッタ)103の両側面に形成された溝部103Aに嵌合
し、摺動可能になっている。また、開閉蓋103の下部両
端に突出した突起部103Bは、自動現像機の固形処理剤
補給手段の開閉規制部材に係合してスライド蓋103の自
動閉止するのに使用される。
【0032】前記固定蓋102の背面部102Aは、収納容器
装填手段のバネ性を有する押圧部材によって加圧され
て、収納容器101は供給手段の基準面に圧着される。ま
たは板バネが収納容器101のガイドピン101Qを押圧する
ことにより、収納容器101を基準面に圧着する。また、
上記固定蓋102の背面部102Aには、複数の識別突起部10
2Bが一体に形成されていて、異なる固形処理剤を収容
した他の収納容器101の誤装填を防止している。
装填手段のバネ性を有する押圧部材によって加圧され
て、収納容器101は供給手段の基準面に圧着される。ま
たは板バネが収納容器101のガイドピン101Qを押圧する
ことにより、収納容器101を基準面に圧着する。また、
上記固定蓋102の背面部102Aには、複数の識別突起部10
2Bが一体に形成されていて、異なる固形処理剤を収容
した他の収納容器101の誤装填を防止している。
【0033】また、前記固定蓋102の背面部102Aの内側
には、緩衝効果のある衝撃緩和部材(クッション片)10
2Cが一体に形成されていて、収納容器101の輸送または
保管時における揺動・衝撃に対し、内包された固形処理
剤Jが破壊されるのを防いでいる。該衝撃緩和部材102
Cは固形処理剤と接触する部分はR状にして、固形処理
剤との接触を緩和することが望ましい。この構成により
錠剤型固形処理剤Jから生じた粉をクリーニングする機
構を設ける必要がない。
には、緩衝効果のある衝撃緩和部材(クッション片)10
2Cが一体に形成されていて、収納容器101の輸送または
保管時における揺動・衝撃に対し、内包された固形処理
剤Jが破壊されるのを防いでいる。該衝撃緩和部材102
Cは固形処理剤と接触する部分はR状にして、固形処理
剤との接触を緩和することが望ましい。この構成により
錠剤型固形処理剤Jから生じた粉をクリーニングする機
構を設ける必要がない。
【0034】図6は衝撃緩和部材102C近傍の断面図で
ある。
ある。
【0035】前記衝撃緩和部材102Cは図6(A)のよ
うな形状があげられるが、固形処理剤Jの製造寸法のバ
ラツキ、固形処理剤Jの吸水による寸法変化、収納容器
10の成形バラツキ、収納容器10の環境温度による寸法変
化(高温下での膨張、低温下での収縮)、収納容器10の
組み立てバラツキ等を考慮すると緩和できる領域が広い
ことが必要であり、図の形状が望ましい。
うな形状があげられるが、固形処理剤Jの製造寸法のバ
ラツキ、固形処理剤Jの吸水による寸法変化、収納容器
10の成形バラツキ、収納容器10の環境温度による寸法変
化(高温下での膨張、低温下での収縮)、収納容器10の
組み立てバラツキ等を考慮すると緩和できる領域が広い
ことが必要であり、図の形状が望ましい。
【0036】・実施例 各空間に10錠の錠剤を、全長308mmの容器にいれた場合 錠剤型固形処理剤の製造寸法のバラツキ :0.2mm/錠×10錠=2mm 錠剤型固形処理剤の吸水による寸法変化 :2mm/10錠 錠剤型固形処理剤収納容器の成形バラツキ :0.8mm 錠剤型固形処理剤収納容器の環境温度による寸法変化 :2mm (−20℃〜50℃) 収納容器の組み立てバラツキ :0.5mm が考えられ、最大7.3mmの変動が起こり、輸送上できる
だけこのガタを吸収する衝撃緩和部材102Cが要求され
る。
だけこのガタを吸収する衝撃緩和部材102Cが要求され
る。
【0037】この内容を考えると図6(B)の形状が望
ましい。なお、射出成形の型構造を簡単にするには、衝
撃緩和部材102Cは無理抜きとする形状が望ましい。
ましい。なお、射出成形の型構造を簡単にするには、衝
撃緩和部材102Cは無理抜きとする形状が望ましい。
【0038】その場合、離型が良好に行えるように、幅
Lは2〜6mm、厚さWは0.5〜2.0mmまた、キャップ底面
との角度θは30度以上が望ましい。
Lは2〜6mm、厚さWは0.5〜2.0mmまた、キャップ底面
との角度θは30度以上が望ましい。
【0039】さらに、固形処理剤Jとの接触面には、角
部がないようにRをつけておくことはいうまでもない。
部がないようにRをつけておくことはいうまでもない。
【0040】また、収納容器10の全長が短い場合は、固
定蓋102と容器本体101とは一体的に成形できるが、収納
容器10の全長が長い場合には、固定蓋102と容器本体101
とを別部品にして製作し、その後、超音波溶着、接着
剤、接着テープ等により固着することができる。その場
合、固定蓋102の取り付け部近傍の容器本体101の形状
は、容器本体101の外形は固定蓋102の外形とほぼ同寸法
にして、固定蓋102と容器本体101の段差が少なくなるよ
うにした方が好ましい。これは、段下等の衝撃に対し
て、段差が少ないと、固定蓋102が外れ難く、変形発生
も少なくなるためである。
定蓋102と容器本体101とは一体的に成形できるが、収納
容器10の全長が長い場合には、固定蓋102と容器本体101
とを別部品にして製作し、その後、超音波溶着、接着
剤、接着テープ等により固着することができる。その場
合、固定蓋102の取り付け部近傍の容器本体101の形状
は、容器本体101の外形は固定蓋102の外形とほぼ同寸法
にして、固定蓋102と容器本体101の段差が少なくなるよ
うにした方が好ましい。これは、段下等の衝撃に対し
て、段差が少ないと、固定蓋102が外れ難く、変形発生
も少なくなるためである。
【0041】なお、容器本体101内の仕切り壁101Sの一
部には切欠き部があり、これにより成型加工時の金型コ
アの倒れを少なくし精度の高い安定した成型品が得られ
る。
部には切欠き部があり、これにより成型加工時の金型コ
アの倒れを少なくし精度の高い安定した成型品が得られ
る。
【0042】前記容器本体101の上面側には、逆差し防
止用突起部101Tが突出していて、収納容器10の天地を
間違えて装填部面上に設置すると、上記逆差し防止用突
起部101Tが装填部面に当接して正規の装填が不可能に
なる。
止用突起部101Tが突出していて、収納容器10の天地を
間違えて装填部面上に設置すると、上記逆差し防止用突
起部101Tが装填部面に当接して正規の装填が不可能に
なる。
【0043】前記収納容器10を構成する容器本体101、
開閉蓋103、固定蓋102の材質は、容器として水分透過量
が30ml/m2・atm・24hrs(25℃)以下、好ましくは10ml
/m2・atm・24hrs(25℃)以下となるように材質を選定
すべきであり、防湿性を持たせることにより、収納する
固形処理剤の保存性が向上する。また、これらの構成部
材は、耐衝撃性に優れたほぼ同一の合成樹脂材の成型加
工品で作られていることが好ましい。
開閉蓋103、固定蓋102の材質は、容器として水分透過量
が30ml/m2・atm・24hrs(25℃)以下、好ましくは10ml
/m2・atm・24hrs(25℃)以下となるように材質を選定
すべきであり、防湿性を持たせることにより、収納する
固形処理剤の保存性が向上する。また、これらの構成部
材は、耐衝撃性に優れたほぼ同一の合成樹脂材の成型加
工品で作られていることが好ましい。
【0044】上記合成樹脂材質としては、ポリエチレン
(高圧法,低圧法どちらでもよい)、ポリプロピレン
(無延伸,延伸どちらでもよい)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ナイロン(延伸,無延伸)、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ビニロ
ン、エバール、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、その他のポリエステル、酢酸ゴム、アクリロニト
リルブタジエン共重合体、エポキシ-リン酸系樹脂が挙
げられる。
(高圧法,低圧法どちらでもよい)、ポリプロピレン
(無延伸,延伸どちらでもよい)、ポリ塩化ビニル、ポ
リ酢酸ビニル、ナイロン(延伸,無延伸)、ポリ塩化ビ
ニリデン、ポリスチレン、ポリカーボネート、ビニロ
ン、エバール、ポリエチレンテレフタレート(PE
T)、その他のポリエステル、酢酸ゴム、アクリロニト
リルブタジエン共重合体、エポキシ-リン酸系樹脂が挙
げられる。
【0045】上記の容器本体101の壁体厚さは、収納さ
れた固形処理剤の防湿性及び破壊され難いといった点か
ら、50〜3000μmの範囲、好ましくは200〜2000μmの範
囲の薄肉である。
れた固形処理剤の防湿性及び破壊され難いといった点か
ら、50〜3000μmの範囲、好ましくは200〜2000μmの範
囲の薄肉である。
【0046】再び図2において、収納容器10の上面に
は、内包される固形処理剤の種別,取扱方法,装填手段
への装着方向等を示すラベル104が接着され、誤操作を
防止し、操作の利便に供している。
は、内包される固形処理剤の種別,取扱方法,装填手段
への装着方向等を示すラベル104が接着され、誤操作を
防止し、操作の利便に供している。
【0047】図8は前記収納容器10を包装する包装体10
5の一例を示す斜視図である。包装体105は、アルミ箔と
プラスチックフィルム(PE,ナイロン等)とをラミネ
ートした防湿シートを筒状に形成したピロー包装体であ
り、収納容器10を内装したのち、両端をヒートシール等
により接着する。該包装体105の表面にも所定の印刷が
施されている。上記包装体により防湿包装された収納容
器10は、さらに外箱包装され外力から保護される。
5の一例を示す斜視図である。包装体105は、アルミ箔と
プラスチックフィルム(PE,ナイロン等)とをラミネ
ートした防湿シートを筒状に形成したピロー包装体であ
り、収納容器10を内装したのち、両端をヒートシール等
により接着する。該包装体105の表面にも所定の印刷が
施されている。上記包装体により防湿包装された収納容
器10は、さらに外箱包装され外力から保護される。
【0048】次に、固形処理剤の包装工程について説明
する。
する。
【0049】容器本体101に後蓋102を取り付ける。図
9は容器本体101と後蓋102との接合前の状態を示す収納
容器の分解断面図である。先ず、後蓋102の背面部102A
を水平台上に載置し、後蓋102の内側の溝部102Dに接着
剤Hを流入塗布する。接着剤としてはホットメルト接着
剤を使用する。このホットメルト接着剤は、軟化温度11
0℃〜70℃、粘度2500cps/180℃以下、接着力5kg/25m
m幅以上のものが好ましい。固形処理剤収納容器10は、
−20℃〜50℃の温度範囲内で使用されるので、前記ホッ
トメルト接着剤は、その温度範囲内で接着力を維持でき
るものでなければらない。また、ホットメルト接着剤を
塗布するとき、幅の狭い溝部102Dの中に均一に塗布す
る必要がある。そのためには、粘度が少なくとも2500cp
s以下でなければならない。何故このように均一に塗布
する必要があるかということ、ホットメルト接着剤が付
着していない部分に、隙間ができると、容器本体101内
の密封防湿が保てなくなり、収納容器10内の固形処理剤
自体は水分に非常に弱いため、写真処理特性が維持でき
なくなるからである。収納容器10の容器本体101と後蓋1
02との接合部に接着不良を発生すると、防湿用包装体か
ら取り出した収納容器10を、自動現像機内の固体処理剤
供給装置に装填したとき、前記接合部から高湿度の気体
が収納容器10内に進入し、内包された固体処理剤Jに悪
影響を与え、画質不良や供給不良を発生する。粘度と軟
化点と接着強度のデータを表1に示す。
9は容器本体101と後蓋102との接合前の状態を示す収納
容器の分解断面図である。先ず、後蓋102の背面部102A
を水平台上に載置し、後蓋102の内側の溝部102Dに接着
剤Hを流入塗布する。接着剤としてはホットメルト接着
剤を使用する。このホットメルト接着剤は、軟化温度11
0℃〜70℃、粘度2500cps/180℃以下、接着力5kg/25m
m幅以上のものが好ましい。固形処理剤収納容器10は、
−20℃〜50℃の温度範囲内で使用されるので、前記ホッ
トメルト接着剤は、その温度範囲内で接着力を維持でき
るものでなければらない。また、ホットメルト接着剤を
塗布するとき、幅の狭い溝部102Dの中に均一に塗布す
る必要がある。そのためには、粘度が少なくとも2500cp
s以下でなければならない。何故このように均一に塗布
する必要があるかということ、ホットメルト接着剤が付
着していない部分に、隙間ができると、容器本体101内
の密封防湿が保てなくなり、収納容器10内の固形処理剤
自体は水分に非常に弱いため、写真処理特性が維持でき
なくなるからである。収納容器10の容器本体101と後蓋1
02との接合部に接着不良を発生すると、防湿用包装体か
ら取り出した収納容器10を、自動現像機内の固体処理剤
供給装置に装填したとき、前記接合部から高湿度の気体
が収納容器10内に進入し、内包された固体処理剤Jに悪
影響を与え、画質不良や供給不良を発生する。粘度と軟
化点と接着強度のデータを表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】表1は、市販の各種ゴム系ホットメルト接
着剤の特性値を示す。品種“1008”は、温粘度が高すぎ
て(5000cps/190℃)、容器本体101と後蓋102の接着時
に、接着剤が接合面に均一かつ充分に回り切れず接着不
良を起こす。品種“MZ208”は、軟化温度が高すぎて
(135℃)、接着作業が困難であったり、容器本体101や
後蓋102を熱変形させたり、使用温度範囲内(−20℃〜5
0℃)では硬く脆いので接着割れを生じたりする。品種
“1204”は、軟化温度が低すぎ(70℃)、前記使用温度
範囲の高湿域で接着強度が不足する欠点がある。品種
“H1485”は、軟化温度、温粘度ともに前述の適性条件
を満たし良好な接着が得られた。
着剤の特性値を示す。品種“1008”は、温粘度が高すぎ
て(5000cps/190℃)、容器本体101と後蓋102の接着時
に、接着剤が接合面に均一かつ充分に回り切れず接着不
良を起こす。品種“MZ208”は、軟化温度が高すぎて
(135℃)、接着作業が困難であったり、容器本体101や
後蓋102を熱変形させたり、使用温度範囲内(−20℃〜5
0℃)では硬く脆いので接着割れを生じたりする。品種
“1204”は、軟化温度が低すぎ(70℃)、前記使用温度
範囲の高湿域で接着強度が不足する欠点がある。品種
“H1485”は、軟化温度、温粘度ともに前述の適性条件
を満たし良好な接着が得られた。
【0052】表2は図9に示す容器本体101への後蓋102
の接着組み立てに好適なホットメルト接着剤の比較テス
ト結果を示す。
の接着組み立てに好適なホットメルト接着剤の比較テス
ト結果を示す。
【0053】
【表2】
【0054】表2に示すように、品種“MZ208”およ
び“超音波加工”では、接着後に、−20℃〜23℃のヒー
トショックを加えたとき、後蓋102が脱落し不合格であ
った。品種“1204”はやや良、品種“H1485”は良好な
接着強度が得られた。
び“超音波加工”では、接着後に、−20℃〜23℃のヒー
トショックを加えたとき、後蓋102が脱落し不合格であ
った。品種“1204”はやや良、品種“H1485”は良好な
接着強度が得られた。
【0055】後蓋102を接着した容器本体101内に排出
開口部101F側から固形処理剤Jを入れたのち、レール
部101Rにシャッタ103をスライド取り付けした閉蓋する
(図1〜図4参照)。
開口部101F側から固形処理剤Jを入れたのち、レール
部101Rにシャッタ103をスライド取り付けした閉蓋する
(図1〜図4参照)。
【0056】容器本体101の外壁の所定位置に内容物
(各種固形処理剤)表示用のラベル104を貼着する(図
2参照)。このラベル104は、水で容易に剥離すること
のできる接着剤を有し、離型紙から剥がして貼着する。
なお、上記ラベル104は、リンテック社製WA1タイプ
接着剤を使用したラベルであり、接着後、水等を用いて
容易に剥がすことができるので、収納容器10の再利用が
容易である。
(各種固形処理剤)表示用のラベル104を貼着する(図
2参照)。このラベル104は、水で容易に剥離すること
のできる接着剤を有し、離型紙から剥がして貼着する。
なお、上記ラベル104は、リンテック社製WA1タイプ
接着剤を使用したラベルであり、接着後、水等を用いて
容易に剥がすことができるので、収納容器10の再利用が
容易である。
【0057】収納容器10を防湿用包装体105内に入れ
てヒートシールにより密封する。この防湿用包装体105
は、表面側のフレキシブルシート層と、中間の金属箔層
(アルミ箔または金属蒸着)と、内面側のヒートシール
層とから成り、接着剤等を用いてこれらの層をラミネー
トしたものである。なかでも表面側のフレキシブルシー
トとしては、厚み15μm以上のポリアミド系樹脂(ナイ
ロン等)が好ましい。また上記各槽のラミネート方法と
しては、エクストルージョンで厚みが15μm以上30μm以
下が好ましい。この防湿用包装体105は、固形処理剤J
の特性上、高度な防湿性が要求される。特に問題となる
のは、該包装体105のシート材料の折り曲がり部に発生
するピンホールや裂傷である。上記包装体105のシート
材料は、柔軟な方がピンホール等はできにくく、かつ厚
みは厚い方がより安全である。従って、堅固であるが柔
軟性に乏しくまた膜厚の薄いドライラミネーションよ
り、エクストルージョンラミネートの方が、折り曲げや
突起物衝突等に対して、ピンホールや裂傷発生が少なく
防湿上良好である。
てヒートシールにより密封する。この防湿用包装体105
は、表面側のフレキシブルシート層と、中間の金属箔層
(アルミ箔または金属蒸着)と、内面側のヒートシール
層とから成り、接着剤等を用いてこれらの層をラミネー
トしたものである。なかでも表面側のフレキシブルシー
トとしては、厚み15μm以上のポリアミド系樹脂(ナイ
ロン等)が好ましい。また上記各槽のラミネート方法と
しては、エクストルージョンで厚みが15μm以上30μm以
下が好ましい。この防湿用包装体105は、固形処理剤J
の特性上、高度な防湿性が要求される。特に問題となる
のは、該包装体105のシート材料の折り曲がり部に発生
するピンホールや裂傷である。上記包装体105のシート
材料は、柔軟な方がピンホール等はできにくく、かつ厚
みは厚い方がより安全である。従って、堅固であるが柔
軟性に乏しくまた膜厚の薄いドライラミネーションよ
り、エクストルージョンラミネートの方が、折り曲げや
突起物衝突等に対して、ピンホールや裂傷発生が少なく
防湿上良好である。
【0058】上記防湿用包装体105内に収容された固
体処理剤収納容器10を梱包箱(カートン)11に詰める。
図10は梱包箱11の斜視図である。梱包箱11は、本体部11
1と、上部左右の両耳部112と、天蓋部113とから成る段
ボール箱である。なお、上記左右の両耳部112の付け根
部にはミシン目加工がそれぞれ施されていて、梱包箱11
を開梱後に、上記両耳部112を容易に取り除いて、天蓋
部113のみで簡易閉蓋することができる。上記梱包箱11
の本体部111の内部には、複数枚の中仕切り板114が縦横
に組み合わせられて枠組みされ、複数の個室状空間を形
成している。図10は、縦横各4列で合計16個の個室状空
間を示す。この枠組みされた各個室状空間に、前記防湿
用包装体105内に収容された固形処理剤収納容器10が挿
入される。
体処理剤収納容器10を梱包箱(カートン)11に詰める。
図10は梱包箱11の斜視図である。梱包箱11は、本体部11
1と、上部左右の両耳部112と、天蓋部113とから成る段
ボール箱である。なお、上記左右の両耳部112の付け根
部にはミシン目加工がそれぞれ施されていて、梱包箱11
を開梱後に、上記両耳部112を容易に取り除いて、天蓋
部113のみで簡易閉蓋することができる。上記梱包箱11
の本体部111の内部には、複数枚の中仕切り板114が縦横
に組み合わせられて枠組みされ、複数の個室状空間を形
成している。図10は、縦横各4列で合計16個の個室状空
間を示す。この枠組みされた各個室状空間に、前記防湿
用包装体105内に収容された固形処理剤収納容器10が挿
入される。
【0059】図11(A)は固形処理剤収納容器10および
これを防湿密封した包装体105の斜視図、図11(B)は
中仕切り板114の部分斜視図である。図12は上記収納容
器10入りの包装体105を梱包箱11内に装填した状態
を示す断面図である。
これを防湿密封した包装体105の斜視図、図11(B)は
中仕切り板114の部分斜視図である。図12は上記収納容
器10入りの包装体105を梱包箱11内に装填した状態
を示す断面図である。
【0060】前記中仕切り板114の上部であって、前記
シャッタ103の突起部103Bが包装体105を介して当接す
るおそれのある箇所には、切欠き部114Aが設けられて
いる。梱包箱11内に装填された収納容器10入りの包装体
105は、梱包箱11の運搬中の振動・衝撃や、梱包箱11か
ら取り出しまたは再装填時の摺動によって、収納容器10
の突起部、例えばシャッタ103の突起部103Bが包装体10
5を介して中仕切り板114に激突または摺擦するが、前記
中仕切り板114に切欠き部114Aを設けることにより、突
起部103Bによる包装体105のピンホールや裂傷発生は防
止できる。
シャッタ103の突起部103Bが包装体105を介して当接す
るおそれのある箇所には、切欠き部114Aが設けられて
いる。梱包箱11内に装填された収納容器10入りの包装体
105は、梱包箱11の運搬中の振動・衝撃や、梱包箱11か
ら取り出しまたは再装填時の摺動によって、収納容器10
の突起部、例えばシャッタ103の突起部103Bが包装体10
5を介して中仕切り板114に激突または摺擦するが、前記
中仕切り板114に切欠き部114Aを設けることにより、突
起部103Bによる包装体105のピンホールや裂傷発生は防
止できる。
【0061】図13は梱包箱11を開梱した使用状態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【0062】防湿用包装体105に包装済みの固体処理剤
収納容器10は、数種類の異なるもの(カラー印画紙処理
用3種、ネガフィルム処理用4種)を1つの梱包箱11に
入れる。使用時には、これら固体処理剤収納容器を同時
に使用して交換補給するものではないので、どこに何が
あるかを梱包箱11の開封時に一目でわかるようにした方
がよい。このため、包装体11の装填時の上部に、図8に
示すような固体処理剤Jの種別を示す記号(P1〜P
3,N1〜N4)を目視確認できるようにすれば、所望
の収納容器10の取り出しに便利である。また、収納容器
10の種別毎の有無や消費状態も一目で判る。
収納容器10は、数種類の異なるもの(カラー印画紙処理
用3種、ネガフィルム処理用4種)を1つの梱包箱11に
入れる。使用時には、これら固体処理剤収納容器を同時
に使用して交換補給するものではないので、どこに何が
あるかを梱包箱11の開封時に一目でわかるようにした方
がよい。このため、包装体11の装填時の上部に、図8に
示すような固体処理剤Jの種別を示す記号(P1〜P
3,N1〜N4)を目視確認できるようにすれば、所望
の収納容器10の取り出しに便利である。また、収納容器
10の種別毎の有無や消費状態も一目で判る。
【0063】また、梱包箱11の搬送中に、収納容器10の
内部で固体処理剤Jの粉末が発生する可能性があるの
で、それが収納容器10のシャッタ103との嵌合部隙間か
ら外部に漏出しないように、シャッタ103を上部になる
ように収納容器10を梱包箱11の中仕切り板114の間の個
室状空間に装填する。この収納容器装填後の梱包箱11の
輸送時に、前述のように収納容器10の上部にあるシャッ
タ103の突起部103Bは、中仕切り板114の上部に設けた
切欠き部114Aによって直接中仕切り板114に当接するこ
とはない。
内部で固体処理剤Jの粉末が発生する可能性があるの
で、それが収納容器10のシャッタ103との嵌合部隙間か
ら外部に漏出しないように、シャッタ103を上部になる
ように収納容器10を梱包箱11の中仕切り板114の間の個
室状空間に装填する。この収納容器装填後の梱包箱11の
輸送時に、前述のように収納容器10の上部にあるシャッ
タ103の突起部103Bは、中仕切り板114の上部に設けた
切欠き部114Aによって直接中仕切り板114に当接するこ
とはない。
【0064】次に、上記収納容器10を適用する自動現像
機(感光材料処理機)について図14を用いて説明する。
機(感光材料処理機)について図14を用いて説明する。
【0065】収納容器10を装填して自動現像機の処理槽
に補給する固形処理剤補給装置20は、処理槽31の上方の
設置され、収納容器装填装置21、供給装置22、駆動手段
23、制御手段24から構成されている。
に補給する固形処理剤補給装置20は、処理槽31の上方の
設置され、収納容器装填装置21、供給装置22、駆動手段
23、制御手段24から構成されている。
【0066】自動現像機本体上部の開閉扉25をA方向に
開放して、収納容器10の装着・交換を行う。所定の収納
容器10を把持して図示B方向から挿入して装填装置21の
所定位置に装着し、引き続き揺動させることにより開閉
蓋103を自動開放し、供給装置22の開口部に収納容器10
の排出開口部101Fを接続させる。駆動手段23の駆動に
より供給手段22内のロータ221が回転して、収納容器10
内の固形処理剤Jは順次ロータ221のポケット部に受け
渡されて、下方の循環槽32に投入される。固形処理剤J
の投入は制御手段24によって適時適量が補給される。
開放して、収納容器10の装着・交換を行う。所定の収納
容器10を把持して図示B方向から挿入して装填装置21の
所定位置に装着し、引き続き揺動させることにより開閉
蓋103を自動開放し、供給装置22の開口部に収納容器10
の排出開口部101Fを接続させる。駆動手段23の駆動に
より供給手段22内のロータ221が回転して、収納容器10
内の固形処理剤Jは順次ロータ221のポケット部に受け
渡されて、下方の循環槽32に投入される。固形処理剤J
の投入は制御手段24によって適時適量が補給される。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の感光材
料処理剤収納容器用包装類は、固形処理剤を収容する収
納容器の一部に突起部を有する形状であっても、該収納
容器を防湿用包装体内に封入して、複数個の該包装体を
梱包箱内に装填した包装形状において、梱包箱内の中仕
切り板に切欠き部を設けることにより、前記突起部が包
装体を介して中仕切り板に衝接することはないから、輸
送時の梱包箱の激しい振動や衝撃加重に対しても包装体
にピンホールや裂傷を発生することなく、防湿効果が確
実に確保できる。
料処理剤収納容器用包装類は、固形処理剤を収容する収
納容器の一部に突起部を有する形状であっても、該収納
容器を防湿用包装体内に封入して、複数個の該包装体を
梱包箱内に装填した包装形状において、梱包箱内の中仕
切り板に切欠き部を設けることにより、前記突起部が包
装体を介して中仕切り板に衝接することはないから、輸
送時の梱包箱の激しい振動や衝撃加重に対しても包装体
にピンホールや裂傷を発生することなく、防湿効果が確
実に確保できる。
【図1】本発明による固形処理剤収納容器の平面図及び
側面図。
側面図。
【図2】上記収納容器の全体斜視図。
【図3】上記収納容器の一部破断斜視図。
【図4】上記収納容器の分解断面図。
【図5】容器本体の排出開口部から見た正面図。
【図6】衝撃緩和部材近傍の断面図。
【図7】固形処理剤の各種形状を示す断面図及び斜視
図。
図。
【図8】収納容器包装体の斜視図。
【図9】容器本体と後蓋との接合前の状態を示す収納容
器の分解断面図。
器の分解断面図。
【図10】梱包箱の斜視図。
【図11】固形処理剤収納容器を防湿密封した包装体お
よび梱包箱の中仕切り板の斜視図。
よび梱包箱の中仕切り板の斜視図。
【図12】上記収納容器、包装体、中仕切り板の断面
図。
図。
【図13】梱包箱を開梱した使用状態を示す斜視図。
【図14】自動現像機の断面図。
10 固形処理剤収納容器(収納容器) 101 容器本体 101A,101B,101C,101D 分室 101E,101M,101N 突起条 101F 排出開口部(前方の開口部) 101G 後方の開口部 101S 仕切り壁(突起部) 101P 突起条(隆起部) 101Q ガイドピン 101R レール部 101T 逆戻し防止用突起部 102 固定蓋(後蓋) 102A 背面部 102B 識別突起部 102C 衝撃緩和部材 102D 溝部 103 開閉蓋(シャッタ) 103B 突起部 104 ラベル 105 防湿用包装体 11 梱包箱(カートン) 111 本体部 113 天蓋部 114 中仕切り板 114A 切欠き部
Claims (3)
- 【請求項1】 感光材料処理剤を収納する容器の少なく
とも一部に突起部を有する容器を袋状の可撓性防湿用包
装体内に収容し、該包装体を防湿状態に密封し、複数個
の前記包装体を梱包箱内の中仕切り板により仕切られた
個室状空間内に収容する感光材料処理剤収納容器用包装
箱であって、前記梱包箱内の中仕切り板の一部に切り欠
き部を設け、該切り欠き部に前記感光材料処理剤収納容
器の突起部に対応する前記包装体部分が入るようにな
し、前記収納容器の突起部に対応する前記包装体部分が
前記中仕切り板に直接当接しないようにしたことを特徴
とする感光材料処理剤収納容器用包装箱。 - 【請求項2】 前記中仕切り板の切り欠き部を、前記梱
包箱の感光材料処理剤収納容器を収容した包装体の挿入
側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の感光材料
処理剤収納容器用包装箱。 - 【請求項3】 前記感光材料処理剤が、ハロゲン化銀写
真感光材料処理用固形処理剤であることを特徴とする請
求項1に記載の感光材料処理剤収納容器用包装箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3482394A JPH07244363A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 感光材料処理剤収納容器用包装箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3482394A JPH07244363A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 感光材料処理剤収納容器用包装箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07244363A true JPH07244363A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12424925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3482394A Pending JPH07244363A (ja) | 1994-03-04 | 1994-03-04 | 感光材料処理剤収納容器用包装箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07244363A (ja) |
-
1994
- 1994-03-04 JP JP3482394A patent/JPH07244363A/ja active Pending
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