JPH0724247Y2 - 車両空気調和装置 - Google Patents

車両空気調和装置

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JPH0724247Y2
JPH0724247Y2 JP14335988U JP14335988U JPH0724247Y2 JP H0724247 Y2 JPH0724247 Y2 JP H0724247Y2 JP 14335988 U JP14335988 U JP 14335988U JP 14335988 U JP14335988 U JP 14335988U JP H0724247 Y2 JPH0724247 Y2 JP H0724247Y2
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JP
Japan
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blower
engine
sub
insufficient
amount
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JP14335988U
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English (en)
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JPH0263214U (ja
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英人 平原
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Isuzu Motors Ltd
Original Assignee
Isuzu Motors Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、クーラーコンプレッサを駆動するサブエンジ
ンを具えた車両に好適な車両空気調和装置に関するもの
である。
【従来の技術】 従来、バス等の車両において、クーラーコンプレッサを
駆動するサブエンジンを具えたものがある。そのような
車両では、クーラー運転時,ヒーター運転時は、次のよ
うにしていた。 (1)クーラー運転時 サブエンジンを起動し、クーラーコンプレッサを駆動す
る。同時に、サブエンジンの回転力をマグネットクラッ
チにより送風用のブロワーにも伝え、ブロワーもサブエ
ンジンによって駆動する。 (2)ヒーター運転時 この時はクーラーコンプレッサを駆動する必要がないか
ら、サブエンジンは起動しない。しかし、送風のための
ブロワーは駆動する必要がある。そのため、サブエンジ
ンの回転力をブロワーに伝達するための前記マグネット
クラッチは解除し、サブエンジンから切り離す。一方、
ブロワーと軸が連結されているブロワーモータを起動す
ることによって、ブロワーを駆動する。 ブロワーをクーラー運転時と同様にサブエンジンによっ
て駆動することも出来るが、そうすると、サブエンジン
に燃料が必要であるし、またサブエンジンの騒音は快適
性を害する(クーラー運転時は、クーラーコンプレッサ
を駆動しなければならないため、やむを得ず我慢する
が)ので、その恐れのないブロワーモータにより駆動す
るのである。 なお、サブエンジンによってクーラーコンプレッサを駆
動するようにしている車両空気調和装置に関する文献と
しては、例えば、実開昭61−20415号公報がある。
【考案が解決しようとする課題】
(問題点) しかしながら、前記した従来の技術では、次のような問
題点があった。 それは、最近のデラックス化した観光バス等においては
搭載される電気負荷が増加し、ヒーター運転時にもブロ
ワーモータに通電したのでは、搭載されている交流発電
機の発電能力を超えてしまい、各電気負荷に充分な電流
が供給出来ない場合があるということである。 (問題点の説明) ブロワーモータを含めた電気負荷に対しては、メインエ
ンジンによって駆動される交流発電機およびバッテリか
ら電流が供給される。 第2図に、車両に搭載されている交流発電機の最大出力
特性を示す。横軸にメインエンジンの回転数Nを取り、
縦軸に交流発電機の出力電流Iを取っている。曲線イ
が、交流発電機の最大出力特性曲線である。 従って、回転数がN1の時、車両で要求される電流が、そ
の回転数での最大出力電流以下の電流I1であれば(a点
の状態)、交流発電機はその要求に充分応えることが出
来る。しかし、同じ時、最大出力電流以上の電流I2が要
求されれば(b点の状態)、過負荷状態となってしま
い、正常な発電状態でそれに応えることは出来ない。 上記のように、搭載される電気負荷が増加すると、交流
発電機の発電量がどうしても不足気味となってしまう。
そのため、ヒーター運転時にブロワーモータにも通電し
たのでは、各電気負荷の動作に支障を来たすことがあっ
た。 本考案は、以上のような問題点を解決することを課題と
するものである。
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本考案の車両空気調和装置で
は、ヒーター運転時に負荷電流検出信号とエンジン回転
数信号とにより交流発電機の発電量が不足しているか否
かを判定する特性領域判定回路と、該特性領域判定回路
の判定結果を受け、発電量が不足している場合にはサブ
エンジンによってブロワーを駆動せしめ、不足していな
い場合にはブロワーモータによってブロワーを駆動せし
める制御回路とを少なくとも具えることとした。
【作用】
ヒーター運転時に、メインエンジンによって駆動される
交流発電機の発電量が不足気味となった場合には、ブロ
ワーをブロワーモータによって駆動することは止めて節
電する。 そして、燃費,騒音の点では好ましくないもののサブエ
ンジンを起動し、クーラー運転時と同様、このサブエン
ジンによってブロワーを駆動する。 こうすることによって、電気負荷が多数搭載されたデラ
ックス等における発電不足の状態の発生を、減少させる
ことが出来る。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。 第1図に、本考案の実施例にかかわる車両空気調和装置
を示す。第1図において、1はメインエンジン、2は交
流発電機、3はエンジン回転数センサ、4はバッテリ、
5は負荷電流検出回路、6は電気負荷、7は特性領域判
定回路、8は制御回路、9はモータ起動スイッチ、10は
クラッチ作動回路、11はブロワーモータ、12は送風ダク
ト、13はブロワー、14は軸、15はマグネットクラッチ、
16はプーリー、17はベルト、18,19はプーリー、20はベ
ルト、21はプーリー、22はクーラーコンプレッサ、23は
軸、24はスタータ、25はサブエンジン、26は燃料パイ
プ、27は燃料カット装置である。 交流発電機2は、メインエンジン1によって駆動され、
発電する。そして、バッテリ4を充電すると共に、ブロ
ワーモータ11やその他の電気負荷6に給電する。 負荷電流検出回路5は、負荷に給電される合計の電流を
検出する。一方、エンジン回転数センサ3は、メインエ
ンジン1の回転数を検出する。 特性領域判定回路7は、現在の給電状態が、交流発電機
2の発電能力以内にあるか、それともそれを超えている
かを判定する。即ち、第2図の曲線イと比較し、それよ
り下の領域(A領域)にあるか上の領域(B領域)にあ
るかを判定する。 制御回路8は、特性領域判定回路7の判定結果によっ
て、各部へ制御信号を送る。 (1)クーラー運転時 この時は、従来と同様である。即ち、クーラーコンプレ
ッサ22はサブエンジン25によって駆動されることになっ
ているから、スタータ24によってサブエンジン25を起動
し、クーラーコンプレッサ22を駆動する。 そして、マグネットクラッチ15をオンし、ブロワー13を
もサブエンジン25で駆動する。ブロワー13への駆動力
は、サブエンジン25→軸23→プーリー18→ベルト17→プ
ーリー16→マグネットクラッチ15→軸14→ブロワー13の
順に伝達される。軸14でブロワー13と連結されているの
で、ブロワーモータ11の回転子も、ついでに回転され
る。 (2)ヒーター運転時 交流発電機2の発電量が不足気味の場合 つまり、第2図のB領域の状態にあると判定された場合
である。この場合には、クーラー運転時と同様、ブロワ
ー13はサブエンジン25によって駆動される。 即ち、制御回路8からモータ起動スイッチ9へはスイッ
チオフの信号,クラッチ作動回路10へはクラッチオンの
信号,スタータ24へはスタータオンの信号,燃料カット
装置27へは燃料供給信号が送られる。 交流発電機2の発電量が充分な場合 つまり、第2図のA領域の状態にあると判定された場合
である。この場合には、ブロワー13は、サブエンジン25
によって駆動されるのではなく、ブロワーモータ11によ
って駆動される。 従って、制御回路8からモータ起動スイッチ9へはスイ
ッチオンの信号,クラッチ作動回路10へはクラッチオフ
の信号,スタータ24へはスタータオフの信号,燃料カッ
ト装置27へは燃料カット信号が送られる。
【考案の効果】
以上述べた如く本考案によれば、ヒーター運転時に、メ
インエンジンによって駆動される交流発電機の発電量が
不足気味となった場合には、ブロワーをブロワーモータ
によって駆動することは止めて節電し、燃費,騒音の点
では好ましくないもののサブエンジンを起動し、クーラ
ー運転時と同様、このサブエンジンによってブロワーを
駆動するようにしたので、電気負荷が多数搭載されたデ
ラックスバス等における発電量不足の状態の発生を、減
少させることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
第1図…本考案の実施例にかかわる車両空気調和装置 第2図…車両に搭載されている交流発電機の最大出力特
性図 図において、1はメインエンジン、2は交流発電機、3
はエンジン回転数センサ、4はバッテリ、5は負荷電流
検出回路、6は電気負荷、7は特性領域判定回路、8は
制御回路、9はモータ起動スイッチ、10はクラッチ作動
回路、11はブロワーモータ、12は送風ダクト、13はブロ
ワー、14は軸、15はマグネットクラッチ、16はプーリ
ー、17はベルト、18,19はプーリー、20はベルト、21は
プーリー、22はクーラーコンプレッサ、23は軸、24はス
タータ、25はサブエンジン、26は燃料パイプ、27は燃料
カット装置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヒーター運転時に負荷電流検出信号とエン
    ジン回転数信号とにより交流発電機の発電量が不足して
    いるか否かを判定する特性領域判定回路と、該特性領域
    判定回路の判定結果を受け、発電量が不足している場合
    にはサブエンジンによってブロワーを駆動せしめ、不足
    していない場合にはブロワーモータによってブロワーを
    駆動せしめる制御回路とを少なくとも具えたことを特徴
    とする車両空気調和装置。
JP14335988U 1988-10-31 1988-10-31 車両空気調和装置 Expired - Lifetime JPH0724247Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14335988U JPH0724247Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 車両空気調和装置

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JP14335988U JPH0724247Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 車両空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0263214U JPH0263214U (ja) 1990-05-11
JPH0724247Y2 true JPH0724247Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31410111

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JP14335988U Expired - Lifetime JPH0724247Y2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 車両空気調和装置

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