JPH0724204Y2 - 熱貼治具 - Google Patents

熱貼治具

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JPH0724204Y2
JPH0724204Y2 JP4954689U JP4954689U JPH0724204Y2 JP H0724204 Y2 JPH0724204 Y2 JP H0724204Y2 JP 4954689 U JP4954689 U JP 4954689U JP 4954689 U JP4954689 U JP 4954689U JP H0724204 Y2 JPH0724204 Y2 JP H0724204Y2
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JP
Japan
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heat
jig
bonding
guides
slide plate
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良彦 伊藤
満 佐藤
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Taiyo Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は発泡成形体の熱貼に用いる治具に関する。
[従来の技術] 一般に梱包用緩衝体として、その弾力性と軽量であるこ
とを利用して種々の発泡成形体が利用されている。
発泡成形体は始めから発泡成形で最終的な形を成形する
場合も有るが、細い部分は発泡成形後に溝切や熱貼によ
って加工されている。
発泡成形体を加工する場合、発泡成形体が軽量で、わず
かな力でも動いてしまうため、加工中発泡成形体を固定
しておく多種多様の治具が考案されている。
[考案が解決しようとする課題] 2個以上の発泡成形体を熱貼する場合、少なくとも1個
を治具により固定する。
しかしながら、第1図に示す様な、断面が逆台形の突条
を複数本平行に発泡板に取付けた発泡成形体は、発泡板
との接着面積少なく、不安定であり、突条が逆台形のた
めに固定しにくい。そのため突条の粘着作業が1本1本
行わなければならずひじょうに手間がかかっていた。
[課題を解決するための手段] 本考案は逆台形の突条を熱貼する際に、突条を固定し、
さらに熱貼後容易に取りはずすことが可能な熱貼治具で
ある。
すなわち、本考案は、平行に固定された少なくとも2本
以上の、断面が逆台形のガイドを有する基板と、ガイド
間に挿入された櫛形のスライド板から成ることを特徴と
する熱貼治具である。
本考案の熱貼治具を用いる発泡成形体とは、ポリスチレ
ン、ポリウレタン等を発泡成形させたプラスチックフォ
ームであり、一般に梱包用緩衝材に用いられるものであ
る。
また、発泡成形体の熱貼とは、加熱融着を利用して、発
泡成形体同士を接着することである。
以下、本考案をさらに詳細に説明する。
本考案の熱貼治具は基板上に逆台形のガイドが固定され
ており、櫛形のスライド板はその櫛歯がガイドを1本ず
つはさむ形で基板に平行に挿入される。
熱貼工程はスライドを治具に取付けた状態で行なわれ、
熱貼後スライド板を引き出し、発泡成形体を容易に治具
から取りはずすことができる。
従ってスライド板とガイドによって突条を固定するため
突条の上面の巾がガイド間に密着したスライド巾に相当
し、ガイド間の断面が突条の断面と一致する。
ガイドの高さは、突条を固定できる程度有れば十分であ
り、高過ぎると突条をガイド間に差し込む際に抵抗が大
きくなり、使い難い。
ガイドの長さは、長過ぎると治具を扱いにくく、短過ぎ
ると突条に固定がしにくい。好ましくは突条の長さに等
しくする。
スライド板は、発泡成形体を熱貼して取りはずす前に引
き出すため、櫛歯の長さは短い方が良いが、あまり短い
と突条を固定できない、好ましくはガイドの長さと同一
である。
スライドの厚みは薄いとスライドの強度が低くなり、厚
いと引き出しにくくなるので2〜20mm、好ましくは3〜
5mmである。
スライド板には引き出しに便利な様に指をかける穴や把
手を設けても良い。
基板、ガイド、スライド板の材料は特に限定しないが、
表面が滑らかで摩擦の小さい物が好ましい。
[作用] 本考案の熱貼治具はガイドとスライド板により突条を完
全に固定する。突条は1本ずつガイド間に差し込めが良
い。
熱貼後、突条の取りはずしはガイドに差し込んだ時と同
様にガイドと平行方向にすべらせることになる。突条は
ガイドとスライド板により3方から固定されているため
熱貼後の突条、特に複数本の突条が1枚の発泡板に熱貼
されている場合などは全ての突条を1度に治具から押し
出すために多大な圧力が必要になり、熱貼がはずれた
り、破損したりする恐れが有るが、本考案では、先ずス
ライド板を引き出す事により、スライド板の厚み分だけ
突条を下げ、ガイドと突条との間にすき間を作り、その
結果固定されていた突条は簡単に引き出すことができ
る。
[実施例] 第2図は本考案の実施例の一つを示す図面である。
基板1上に複数本のガイド2が平行に取付けてあり、ガ
イド2の長さ及びスライド板3の櫛歯の長さは突条と同
じであり、櫛歯の厚みは3mmで、スライド板3上面から
ガイド2上面までの高さはその5〜20倍である。
次に熱貼工程を第3a〜3d図を用いて説明する。
第3a〜3d図は上記工程の断面図である。先ず基板1上に
スライド板3を取付け(第3a図)、突条4をガイド2と
平行にガイド2間に挿入する(第3b図)。この時突条4
は固定され、ガイド2及びスライド板3との間にすき間
はほとんど無い。次に発泡板5を熱貼し(第3c図)、ス
ライド板3を引き出すと、突条4と基板1との間にスラ
イド板3の厚みだけすき間ができ、ガイド2及び突条4
が逆台形のため突条4が基板1の方向に下がり、ガイド
2との間にすき間ができる。(第3d図)。突条4は治具
から開放され、ガイド2に平行方向に簡単に引き出して
治具から取りはずし第1図に示す様に発泡成形体が得ら
れる。
[考案の効果] 本考案の熱貼治具は、熱貼時にはしっかりと突条を固定
し、熱貼後は容易に発泡成形体を取りはずすことができ
るため、前述した様な断面が逆台形の突条を複数本有す
る発泡成形体について、1度で複数本の突条を発泡板に
熱貼する事ができ、熱貼工程が著しく容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の熱貼治具を用いて熱貼する発泡成形体
の一例を示す図面、第2図は本考案の実施例の一つを示
す図面、第3図は本考案の実施例の工程を示す断面図で
ある。 1:基板 2:ガイド 3:スライド板 4:突条 5:発泡板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に固定された少なくとも2本以上の、
    断面が逆台形のガイドを有する基板と、ガイド間に挿入
    された櫛形のスライド板から成ることを特徴とする熱貼
    治具。
JP4954689U 1989-04-28 1989-04-28 熱貼治具 Expired - Fee Related JPH0724204Y2 (ja)

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JPH02143165U JPH02143165U (ja) 1990-12-05
JPH0724204Y2 true JPH0724204Y2 (ja) 1995-06-05

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