JP2666463B2 - 光学的記録ディスクの製造方法 - Google Patents

光学的記録ディスクの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、光学的記録ディスクの製造方法の改良に関
する。特に、記録膜がその上に形成されている第1の基
板と離隔して第2の基板が形成され、第1の基板と第2
の基板との間に空間領域が形成されてなる光学的記録デ
ィスクの製造方法の改良に関する。
〔従来の技術〕
第9図参照 光学的記録ディスクとしては、ピット型と相変化型と
光磁気型とが知られている。しかい、いずれの型にして
も、その代表的構造は第9図にその断面を示すように、
記録膜2が形成されている第1の基板1と、プラスチッ
クシートを真空成型、圧空成型等の熱間成型法、圧縮成
型等の冷間成型法、または、無加熱押圧成型法を使用し
て成型した第2の基板4とがスペーサ10等を介して特定
の間隔を保って固着されており、第1の基板1と第2の
基板4との間に空間領域7が形成されている。
以下に、その製造方法について説明する。予め裏面に
レーベル印刷(図示せず)がなされている第1の基板1
の表面に記録膜2を形成し、スタンパを押圧してこれに
信号を転写し、記録膜2上の外周部と中心部とを除く領
域に金属膜9を形成する。この記録膜2が形成された第
1の基板1をスペーサ10を介して第2の基板4に固着す
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
古くは、第2の基板4に射出成型法等を使用して成型
した厚肉の基板が使用されていたので、それと比べると
上記構造の光学的記録ディスクは第2の基板4の材料費
が節約できるという利益はあるが、製造工程が複雑で、
工数も多く、当然歩留りも低いという欠点がある。
本発明の目的は、これらの欠点を解消することにあ
り、基板材料費が節約でき、しかも、製造工程が簡単で
少なく、したがって生産性が高く、歩留りが良好な光学
的記録ディスクの製造方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、第1の基板(1)となる第1の板状体
(11)上に、円形状記録膜(2)を少なくとも1個形成
し、この円形状記録膜(2)のそれぞれの周辺(21)と
中心部を囲む領域(22)とに、樹脂よりなる円形状壁状
体(3)(3′)を形成し、前記の第1の板状体(11)
上に、第2の基板(4)となる第2の板状体(41)を載
置し、前記の第2の板状体(41)を前記の円形状記録膜
(2)を押圧して、前記の円形状壁状体(3)(3′)
を介して、前記の第2の板状体(41)と前記の円形状記
録膜(2)との間隔を特定の値に固定し、前記の第1の
板状体(11)と前記の第2の板状体(41)とを前記の円
形状壁状体(3)にそって切断する光学的記録ディスク
の製造方法によって達成される。
〔作用〕
第1の板状体11上に少なくとも1個の円形状記録膜2
を形成し、円形状記録膜2のそれぞれの周辺21と中心部
を囲む領域22とに、例えば熱可塑性樹脂よりなる円形状
壁状体3・3′を形成し、その上に第2の板状体41を載
置し、その上から加熱したプレス板6を使用して、第1
の板状体11の外側に設けられた特定の高さを有する間隔
固定手段5に第2の板状体41が接触するまで押圧すれ
ば、第2の板状体41と円形状記録膜2との間隔は特定の
値に固定される。次いで、第1の板状体11と第2の板状
体41とを円形状壁状体3にそって切断すれば、円形状記
録膜2が形成されている第1の基板1と特定の間隔をも
って固着された第2の基板4との間に空間領域7が形成
されている光学的記録ディスクが完成する。
第1の板状体11と第2の板状体41とを連続シート状と
し、これらを自動送りしながら上記工程を実行すれば、
量産化が極めて容易に可能である。
〔実施例〕
以下、図面を参照しつゝ、本発明の一実施例に係る光
学的記録ディスクの製造方法について説明する。
第2図、第3図参照 第3図は平面図であり、第2図は第3図のB−B断面
図である。
プラスチックまたはプラスチックフィルムの積層体よ
りなる連続シート状の第1の板状体11上に順次円形状記
録膜2を形成する。第1の板状体11の材料としては、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリメタ
クリレート、ポリスチレン、塩化ビニール、セルローズ
系樹脂等の他、これらの樹脂とポリエチレン、ポリプロ
ピレン等のポリオレフィン系樹脂と紙、アルミニウム等
との積層体、または、共押出しシート等が好適である。
円形状記録膜2にスタンパを押圧することによって信号
を転写する。なお、スタンパを円形状記録膜2にではな
く、板状体11上に直接押圧転写してもよく、また、紫外
線硬化型樹脂等を使用して円形状記録膜2を形成しても
よい。次いで、ピット信号が形成されている円形状記録
膜2上にアルミニウム等の金属膜(図示せず)を蒸着
法、スパッタ法等を使用して形成する。
第4図、第5図参照 第5図は平面図であり、第4図は第5図のC−C断面
図である。
円形状記録膜2のそれぞれの周辺21と中心部を囲む領
域22とに樹脂を印刷、滴下、コート等の方法を使用して
塗布し、円形状壁状体3・3′を形成する。この円形状
壁体3・3′の高さは、形成される光学的記録ディスク
の円形状記録膜2と第2の基板4との間隔より若干高く
しておくことが必要である。円形状壁状体3・3′を形
成する樹脂としては、一般にホットメルト樹脂、ワック
ス樹脂の熱可塑性樹脂、紫外線硬化型樹脂等が使用され
るが、これに限定されるものではない。なお、以下の工
程は、熱可塑性樹脂を使用する場合について説明する。
第6図、第1図参照 第6図は平面図であり、第1図は第6図のA−A断面
図である。
円形状壁状体3・3′が形成されている連続シート状
の第1の板状体11を、表面が平滑なテーブル12上に、上
記の第1の板状体11が滑動可能なように載置し、この第
1の板状体11上に連続シート状の第2の板状体41を載置
し、加熱したプレス板6をもって押圧する。この時、連
続シート状の第1の板状体11を挟んで両側に設けられて
いる特定の高さを有する間隔固定手段5によってプレス
板6の下方への移動が規制されるので、円形状記録膜2
と第2の板状体41との間隔が特定の値になるように円形
状壁状体3・3′は押圧される。プレス板6を第2の基
板4から離隔すれば、円形状壁状体3・3′をなす樹脂
が硬化して第1の板状体11と第2の板状体41とが相互に
固着される。なお、第2の板状体41の材料としては、ポ
リエステル、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリメタ
クリレート、ポリスチレン、塩化ビニール、セルローズ
系樹脂等の透明樹脂が好適である。
第7図参照 第7図は光学的記録ディスクの断面図である。
第1の板状体11と第2の板状体41とを円形状壁状体3
にそって切断すると同時に円形状壁状体3′にそって切
断して中心穴を形成すれば、記録膜2が形成されている
第1の基板1と第2の基板4との間に空間領域7が形成
されている光学的記録ディスクが完成する。
連続シート状の第1の板状体11と第2の板状体41とを
それぞれ自動送りしながら上記の工程を実行することに
よって量産化が極めて容易に可能である。
第8図参照 なお、上記工程において、第1の板状体11上に円形状
の記録膜2を形成し、その周辺21と中心部を囲む領域22
とに樹脂よりなる円形状壁状体3・3′を形成する工程
が終了した段階で、第1の板状体11を円形状壁状体3に
そって切断し、特定の高さの円形状側壁81を有する型8
の中に挿入し、その上に第2の基板4を載置してプレス
板6を使用して、第2の基板4が型8の側壁81に接触す
るまで第2の基板4を円形状記録膜2に押圧し、円形状
記録膜2と第2の基板4との間隔を特定の値に固定して
もよい。
〔発明の効果〕
以上説明せるとおり、本発明に係る光学的記録ディス
クの製造方法においては、第1の基板と第2の基板との
いずれにも板状体を使用しているので、材料費が節約で
きるとともに基板の成型工程が不要になる。また、第1
の板状体上に形成された円形状記録膜の周辺と中心部を
囲む領域とに熱可塑性樹脂、紫外線硬化型樹脂等からな
る円形状壁状体を形成し、その上に第2の板状体を載置
して押圧し、円形状記録膜と第2の板状体との間隔を特
定の値に固定するので、製造工程が極めて簡単になり、
工数も少なくなって生産性が向上し、量産化も容易にな
り、当然歩留りも向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は、本発明の一実施例に係る光学的記録
ディスクの製造方法の工程図である。 第9図は、従来技術に係る光学的記録ディスクの断面図
である。 1……第1の基板、 11……第1の板状体、 12……テーブル、 2……円形状記録膜、 21……円形状記録膜の周辺、 22……円形状記録膜の中心部を囲む領域、 3、3′……円形状壁状体、 4……第2の基板、 41……第2の板状体、 5……間隔固定手段、 6……プレス板、 7……空間領域、 8……型、 81……型の側壁、 9……金属層、 10……スペーサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板(1)となる第1の板状体(1
    1)上に、円形状記録膜(2)を少なくとも1個形成
    し、 該円形状記録膜(2)のそれぞれの周辺(21)と中心部
    を囲む領域(22)とに、樹脂よりなる円形状壁状体
    (3)(3′)を形成し、 前記第1の板状体(11)上に、第2の基板(4)となる
    第2の板状体(41)を載置し、 前記第2の板状体(41)を前記円形状記録膜(2)に押
    圧して、前記円形状壁状体(3)(3′)を介して、前
    記第2の板状体(41)と前記円形状記録膜(2)との間
    隔を特定の値に固定し、 前記第1の板状体(11)と前記第2の板状体(41)とを
    前記円形状壁状体(3)にそって切断する 工程を有することを特徴とする光学的記録ディスクの製
    造方法。
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