JP2741668B2 - ディスクパッケージ - Google Patents

ディスクパッケージ

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JP2741668B2
JP2741668B2 JP11050696A JP11050696A JP2741668B2 JP 2741668 B2 JP2741668 B2 JP 2741668B2 JP 11050696 A JP11050696 A JP 11050696A JP 11050696 A JP11050696 A JP 11050696A JP 2741668 B2 JP2741668 B2 JP 2741668B2
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JP
Japan
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disk
present
disk package
hinge
plate
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Inventor
慎一 小崎
義治 小松
Original Assignee
昭和有機株式会社
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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、光磁気ディスク
やCD・ROMディスク等の円盤状記録媒体の収納ケー
スとして好適なディスクパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスクパッケージとしては、
従来、例えば特公平7−14743号公報記載のものが
有った。この従来の技術は、二列の複数の長方形区分に
分割した長方形シートを有し、前記列は折線により分離
してあり、第一列の複数の区分を、区分の幅に対して小
さい幅を有するストリップにより互いに分割し、このス
トリップを折線により区画し、第二列の複数の区分を、
ストリップの幅より若干大きい幅を有するスロットによ
り互いに分離して、第二列を折線に沿って折ることによ
り、第二列の区分の各々が第一列の区分の上に部分的に
存在するが、第一列の区分に隣接したストリップの上に
は存在しないようになっており、前記第一列の区分の上
に存在する区分をセグメントを形成するように一緒に結
合し、また前記セグメントに固着した、少なくとも一つ
のコンパクトディスクが嵌まる深さを有する凹部を形成
し、中央にコンパクトディスクの中心孔円周と摩擦係合
するホルダ要素を設けたコンパクトディスクホルダを有
し、第一列の区分、ストリップおよびスロットの幅は、
コンパクトディスクホルダを固着したセグメントを、縁
がストリップを区画する折線に沿って折ったとき隣接す
る他のセグメントが互いに当接するように予め決定して
ある、コンパクトディスクのためのパッケージである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来の技術
は、コンパクトディスクホルダとして、少なくとも一つ
のコンパクトディスクが嵌まる深さを有する凹部を形成
し、中央にコンパクトディスクの中心孔円周と摩擦係合
するホルダ要素を設けたプラスチック射出成形板を用い
ている。
【0004】このような射出成形板は、一般に熱可塑性
シートの単一金型による加熱真空引き成形薄板に比べて
大重量となり、しかも成形金型として雌雄二体以上の金
型が必要であり、金型代、成形機コスト、成形工賃のす
べての面で高く付き、不経済であるという第1の問題点
が有る。
【0005】また、射出成形板は、上記シート成形板の
ように高周波加熱溶着により他部材に取着できず、前記
従来例公報第8図とその説明のように、射出成形したC
Dホルダ板をセグメントと称する折紙状のブックシート
に接着剤で接着しなければならないので、作業性悪く、
ニオイ公害も発生し易いという第2の問題点も有る。
【0006】さらに、この従来例におけるCDホルダ板
に装着したCDは、その外面がムキ出し状態であるか
ら、セグメントで外面を保護して流通させる必要が有
り、ホルダ板だけでのCDの単品売りができないという
第3の問題点も有る。
【0007】この発明は、前記した各問題点を除去する
ために、ディスクパッケージとして、シート成形による
ヒンジ一体化板状体を用いることで、パッケージの軽薄
化を促進すると共に、トータルコストの削減を計り、し
かも加熱加圧による他部材への溶着を可能とし、ディス
クパッケージ単体でのCDの単品売りを実現することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記したこの発明の目的
は、熱可塑性プラスチックシートをヒンジと共に一体成
形したディスクパッケージを構成するに当り、ヒンジを
挟んで下板と上板とを連設し、下板には、被収納ディス
クの外周に沿う位置決めリブとその内側に前記ディスク
の中央下面部を支える段丘部とを突設するとともに、前
記上板には、前記リブが係入する溝とディスク弾圧面と
をそれぞれ形成し、かつ、前記上下各板の対向面には、
これら各板を合接維持する凹凸係合部を形成したことで
達成できた。
【0009】
【発明の実施の形態】先ず、この発明の基本形態は、図
1、図2に示すように、PET樹脂や塩化ビニールシー
トなどの厚さ0.2〜0.7mm程度の熱可塑性プラス
チックシートをヒンジと共に一体成形したディスクパッ
ケージを構成するに当り、円形カール部によるヒンジh
を挟んでほぼ正方形の下板1と上板2とを連設し、下板
1には、CD・ROMディスクなどの被収納ディスクd
の外周に沿う円弧形の二つの位置決めリブ3とその内側
中央部に前記ディスクdの内側非記録領域である中央下
面部を支える段丘部4とを突設する。
【0010】そして、前記上板2には、前記リブ3がゆ
るく係入する溝5とディスク上面に軽く接してディスク
dを段丘部4に弾圧してディスクの妄動を防ぐための弾
圧面6とをそれぞれ形成するとともに、前記上下各板
1,2の対向面には、これら各板を合接維持して閉蓋状
態を確保する雄雌嵌合式の周知の凹凸係合部7を形成し
てこの発明によるディスクパッケージを構成する。
【0011】次いで、必要に応じ図3のように、下板1
の周辺部を熱融着性樹脂膜mを内面コートしたブックシ
ートBの内面に高周波ウエルダなどの周知手段で加熱加
圧溶着することで、ブックスタイルのディスクパッケー
ジとして流通させ、販売し、また使用するようにしても
よい。
【0012】なお、前記凹凸係合部7は、図4のように
その凹部開口縁付近を僅かに狭く形成し、また凸部の先
端を僅かに幅広くそれぞれいわゆるオーバーハング形成
してあり、シート成形型からは、圧空または真空引き成
形後、予熱を利用して撓ませつつ無理剥しにより取外し
使用する。
【0013】したがって、上記構成による本発明のディ
スクパッケージは、その使用に当り、図2のような開蓋
時に下板1の位置決めリブ3,3間に被収納ディスクd
を図3のように載置後、図4のように凹凸係合部7,7
を素材固有の弾力に抗して撓ませつつ図1、図5のよう
にパチンと圧入係合させて閉蓋維持でき、図6のように
店頭や店内のフックFに多数個吊下げて販売に供する。
【0014】そして、最終ユーザ等が内容物を取出すた
めに蓋を開けるには、図7のように上下各板のコーナに
おける指かけ代8を手指で挟み持ち、同図矢示方向に互
いに離反させることで、係合済み凹凸係合部7,7をそ
の弾力に抗して撓ませつつ図3のように引き離すことが
でき、下板1に対し上板2をヒンジhから開けることが
できる。
【0015】
【実施例】前記指かけ代8付近に上下各板間をコーナ部
で部分的に若干広げる小突起8aを図1,図5のように
形成することで、下板1に対し上板2が指かけ代8から
めくり易くできる。
【0016】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成したの
で、以下に記載の効果を奏する。本発明による下板1に
は、被収納ディスクdの外周に沿う位置決めリブ3とそ
の内側中央部に前記ディスクdの中央下面部を支える段
丘部4とを個別形成するとともに、前記上板2には、前
記リブ3が係入する溝5とディスク弾圧面6とをそれぞ
れ形成し、かつ、前記上下各板の対向面には、これら各
板を合接維持する凹凸係合部7を形成したので、前記従
来例に比し、パッケージの軽薄化を促進できたし、トー
タルコストの削減も実現でき、しかも加熱加圧による他
部材への溶着が可能となって製造効率を大幅に改善で
き、ディスクの両面を上下各板で保護できるので、本発
明パッケージ単体でのCDの単品売りが可能となり、流
通系の簡素化も実現できたというような多くの効果が有
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディスクパッケージの一例を示す
斜視図
【図2】本発明によるディスクパッケージの一例を示す
斜視図
【図3】本発明によるディスクパッケージの使用例を示
す縦断側面図
【図4】本発明によるディスクパッケージの閉蓋途中の
要部縦断拡大側面図
【図5】本発明によるディスクパッケージの閉蓋後の要
部縦断拡大側面図
【図6】本発明によるディスクパッケージの展示例を示
す斜視図
【図7】本発明によるディスクパッケージの開蓋途中の
要部縦断拡大側面図
【符号の説明】
1 下板 2 上板 3 リブ 4 段丘部 5 溝 6 弾圧面 7 凹凸係合部 h ヒンジ d ディスク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性プラスチックシートをヒンジと
    共に一体成形したディスクパッケージにおいて、ヒンジ
    hを挟んで下板1と上板2とを連設し、下板1には、被
    収納ディスクdの外周に沿う位置決めリブ3とその内側
    に前記ディスクdの中央下面部を支える段丘部4とを個
    別形成するとともに、前記上板2には、前記リブ3が係
    入する溝5とディスク弾圧面6とをそれぞれ形成し、か
    つ、前記上下各板の対向面には、これら各板を合接維持
    する凹凸係合部7を形成したディスクパッケージ。
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