JPH0724180A - モータ式駆動装置 - Google Patents

モータ式駆動装置

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JPH0724180A
JPH0724180A JP19526793A JP19526793A JPH0724180A JP H0724180 A JPH0724180 A JP H0724180A JP 19526793 A JP19526793 A JP 19526793A JP 19526793 A JP19526793 A JP 19526793A JP H0724180 A JPH0724180 A JP H0724180A
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JP
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gear
lever
main gear
clutch
iron core
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JP19526793A
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English (en)
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Katsuo Hashimoto
勝夫 橋元
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Nidec Instruments Corp
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Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方向カムとステックとによる切り換え手段
を廃止し、耐久性よく、また構成も簡単なモータ式駆動
装置を提供することである。 【構成】 切り換え手段としてのレバー38の動きを可
動鉄心35と同じ運動に限定し、レバー38と一体の押
し片54によってクラッチ9の連結状態を制御すると共
に、レバー38と一体の弾性板53を主歯車7の凸歯部
46に対向させ、主歯車7の回転によってレバー38の
動きを規制するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータを駆動源とし
て、電気洗濯機の排水弁などの操作対象を駆動する装置
に関する。
【0002】
【先行技術】特許出願人は、特願平4−360107号
の特許出願でこの発明に先行するモータ式駆動装置を提
案している。その先行技術では、切り換え手段としての
レバーの運動軌跡が一方向のカム溝とステックとによっ
て規制されており、主歯車の凸歯部がどの位置で止まっ
たときでも、前記レバーが凸歯部に当たることなく、前
記レバーを開放状態に復帰するようにしている。
【0003】ところが、上記切り換え手段としてのレバ
ーが一方向カム溝とステックとによって規制されて、ス
ライド動作と回動動作とを同時に行うので、一方向カム
溝とステックとの当接部が摩擦により長期使用時の耐久
性が悪く、また構成や動きも複雑なので、組み立ても困
難であるという欠点がある。
【0004】
【発明の目的】したがって、本発明の目的は、一方向カ
ムとステックとによる切り換え手段を廃止し、耐久性よ
く、また構成や動きも簡単なモータ式駆動装置を提供す
ることである。
【0005】
【発明の解決手段】上記目的のもとに、本発明は、切り
換え手段としてのレバーの動きを可動鉄心と同じ運動に
限定し、このレバーと一体の押し片によってクラッチの
連結状態を制御するとともに、レバーと一体の弾性板を
主歯車の凸歯部に対向させ、主歯車の回転によってレバ
ーの動きを規制するようにしている。
【0006】
【実施例】図1、図2および図3は、モータ式駆動装置
1の巻き上げ完了状態、巻き上げ開始状態、開放状態、
をそれぞれ示しており、また図4は、切り換え手段の部
分の構成、さらに図5は、回転伝達系の部分をそれぞれ
示している。
【0007】モータ式駆動装置1は、上記の図、特に図
5に見られるように、上ケース2と駆動源としてのモー
タ3のステータコア等の地板4との間に組み込まれてい
る。駆動源としてのモータ3の回転は、モータ出力軸5
と一体のピニオン6によって主歯車7に伝達される。
【0008】主歯車7は、これと対向する従動歯車8と
ともに軸11によって同軸で対向しながら回転自在に支
持されており、主歯車7と一体のクラッチ爪91および
従動歯車8と一体のクラッチ爪92によって、クラッチ
9を構成している。このクラッチ9は、一対のクラッチ
爪91、92のかみ合い時に連結状態となり、主歯車7
の回転力を従動歯車8に伝達できるようになっている。
なお、一対のクラッチ爪91、92は、図7に示すよう
に、かみ合い側で急斜面となり、1直径線上で2つ設け
られている。
【0009】主歯車7は、軸11に対して軸方向に移動
自在となっており、主歯車7と従動歯車8との間に設け
られたスプリング10によって常に一対のクラッチ爪9
1、92を引き離す方向に付勢されている。また、従動
歯車8を軸方向移動自在にしても良い。従動歯車8にブ
レーキ手段15として回転時の遠心力によって中心から
離れる方向に変位する例えばゴム製半円弧状の2つのブ
レーキ部材が変位自在に載置されており、その外周部分
で主歯車7の内側に形成された周壁71に摩擦的に接触
できるようになっている。なお、一対のブレーキ手段1
5は、主歯車7の上昇位置でも周壁71に接し得る位置
にある。
【0010】さらに、図5および図8に示すように、軸
14の部分に逆転防止レバー16が回動自在に支持され
ており、その軸14に回転自在にはめ込まれた歯車56
に面で接していて、面接触部分で歯車56から摩擦的に
回転力を受けるようになっている。逆転防止レバー16
の先端部分は、ピニオン6と一体に形成された逆転防止
カム17と対応し、また歯車56は、ピニオン6にかみ
合って、その回転を取り入れて、モータ3の回転方向に
応じて、逆転防止レバー16にいずれかの方向の変位を
与える。
【0011】モータ出力軸5の逆転起動時に、逆転防止
レバー16は、歯車56から図8で時計方向の回転を受
けて、逆転防止カム17に当接することによって、モー
タ出力軸5の回転方向を正転方向つまり時計方向に修正
する。またモータ出力軸5が正転方向つまり時計方向に
起動するとき、逆転防止レバー16は、歯車56の反時
計方向の回転を受けて、逆転防止カム17の回転域から
離れる方向に変位し、適当なストッパ37に当たって停
止している。
【0012】そして、従動歯車8の回転は、図5に見ら
れるように、減速歯車輪列すなわち軸12に支持された
歯車18、軸13に支持された歯車19および軸14に
支持された歯車20を介してこれと一体の出力車21に
伝達される。なお、これらの軸11、12、13、14
は、地板4に圧入などにより固定され、上ケース2の孔
部により支持されている。
【0013】出力車21は、溝付回転体であり、これと
一体のピン22と上ケース2の円弧孔23とのはまり合
いによって、回転域として中心角120度程度に規制さ
れている。この回転域内で、出力車21は、例えばワイ
ヤ24を巻き込み、または巻き戻すことによって図示し
ない操作対象例えば電気洗濯機の排水弁などを弁の閉じ
る方向の付勢力に打ち勝って開閉させる。
【0014】また上記軸14には図5のほか図9および
図10に示すメインカム25が回転自在に支持されてお
り、それと一体の連動ピン26は、後述のカムスイッチ
50を操作するために、上記円弧孔23よりも少し短い
円弧状の連動溝27にはまって、出力車21の回転と連
動するようになっている。
【0015】なお、このメインカム25の下方に設けら
れたカムピン28は、地板4に形成された短い円弧状の
回転規制孔29にはまり合っているため、メインカム2
5はばね接片30を変位させるときに、回転規制孔29
の範囲内で、少しだけ回転できるようになっている。
【0016】ばね接片30は、先端部分でL字形に曲げ
られており、その部分でメインカム25に形成された斜
面31にあたり、その高い部分に乗り上げたときに、固
定接片32に接し、両者間で電気的にオンの状態に設定
される。ここでばね接片30と固定接片32とはカムス
イッチ50を構成している。
【0017】また、前記上ケース2の内部にソレノイド
33が組み込まれている。ソレノイド33は、通電時
に、中心の固定鉄心34およびヨーク36を介して可動
鉄心35に磁束を作用させることにより、可動鉄心35
を吸引する。可動鉄心35は、先端の部分でヨーク36
に対し、支点44を中心として回動自在に支持されてお
り、切り換え手段としてのレバー38の取り付け部39
に固定されている。
【0018】この結果、レバー38は、可動鉄心35と
ともに、ヨーク36の先端の支点44を中心として回動
できるようになっており、ばね41により反時計方向に
付勢され、主歯車7と対応する部分で、押し片54を一
体的に有し、また下側で弾性板53を有している。押し
片54は、斜面43で主歯車7の上部の当接面42に対
応しており、また弾性板53は、基端部でレバー38に
固定されており、先端の端縁部で、主歯車7の頂部に形
成された凸歯部46のひさし55の下側で、周面47に
接し得る位置にある。
【0019】なお、ひさし55は、平面的に見てほぼU
字状をしており、凸歯部46のほぼ45度程度の回転角
内で弾性板53の端縁部に係り合って、浮き上がれない
ようになっているが、この回転角を過ぎた時点で、弾性
板53の端縁部から外れるようになっている。
【0020】なおソレノイド33の電源として交流電源
を用いると、交流電流のゼロクロス時点で可動鉄心35
が固定鉄心34から瞬間的に離れてしまう可能性があ
る。この対策として、図13に示すように、可動鉄心3
5に吸盤60が取り付けられている。可動鉄心35が固
定鉄心34に磁気的に吸着されているとき、この吸盤6
0は、固定鉄心34の側面に対し空気の負圧によって吸
着している。
【0021】したがって、交流電流がゼロクロスとなっ
た時点で、ソレノイド33に磁気的な吸引力が瞬間的に
働かなくなったとしても、その磁気的吸引力の弱いと
き、吸盤60が可動鉄心35を固定鉄心34側に引き寄
せているため、交流電流のゼロクロス時点で可動鉄心3
5が固定鉄心34から離れず、安定な吸着状態が得られ
る。なお、この吸盤60は、図14や図15に示すよう
に、吸着面の部分に通気用の切れ目61や孔62を有し
ている。この切れ目61の長さや孔62の大きさを調整
することによって、吸着時間が調節できる。
【0022】次に図11は、電気的な部分の回路を示し
ている。モータ3、動作指令スイッチ52およびカムス
イッチ50は、交流の電源51に対して、直列に接続さ
れている。また、直列接続の電源51と動作指令スイッ
チ52とに対してソレノイド33が並列に接続されてい
る。
【0023】図12は、電気的な部分のオンオフ状態を
各動作状態とともに示している。以下の動作説明は、こ
の図の時間経過にもとづいている。
【0024】図3の開放状態すなわちワイヤ24の巻き
上げ開放により洗濯機の排水弁などが閉じている状態で
は、ワイヤ24の引っ張り力で、出力車21が反時計方
向に回動し、ピン22が円弧孔23の反時計方向側端部
に当接し、停止している。このとき、メインカム25も
反時計方向に回動していて、ばね接片30が斜面31の
高部に乗り上げて、固定接片32に接しているため、カ
ムスイッチ50は、オンの状態に設定される。しかし、
動作指令スイッチ52がオフの状態になっているので、
モータ3やソレノイド33は通電状態とならず、起動し
ない。
【0025】次に、図2は、巻き上げ開始の状態を示し
ている。洗濯機が排水モードに入ると、動作指令スイッ
チ52がオンの状態に設定される。したがって、ソレノ
イド33が通電状態となるが、そのときの吸引力が弱い
ため、可動鉄心35は、固定鉄心34に吸引されず、図
3の状態すなわち固定鉄心34から離れたままの状態と
なっている。
【0026】一方、カムスイッチ50もオンの状態に設
定されているため、モータ3は、通電状態となって起動
し、モータ出力軸5の時計方向の回転をピニオン6を介
して主歯車7に伝達し、それを反時計方向に回転させ
る。なお、図2で、モータ出力軸5が時計方向に回転す
ると、前記の通り、逆転防止レバー16は、歯車56の
回転を受けて、逆転防止カム17から離れて、作用しな
い位置に逃げている。
【0027】なおモータ3の起動時点で、モータ出力軸
5が逆方向つまり反時計方向に回転すると、既述の通
り、逆転防止レバー16の先端は、歯車56の回転を受
けて、逆転防止カム17の回転域に入り、それに当接す
る。この当接時の反発力によって、モータ出力軸5は、
正転方向に修正される。
【0028】図16で、弾性板53の高さはB1に設定
されている。B2はひさし55に当接して押し下げられ
た位置である。電源オフの場合の凸歯部46のひさし5
5の位置としてB3、B4を取り得る。B4の位置は、
ひさし55の上にちょうど弾性板53が乗った状態であ
る。この状態で電源オンになると、凸歯部46が回転し
て、1回転以内で弾性板53がひさし55より高くな
る。換言すればひさし55の本来の設定位置に戻る。
【0029】図2で凸歯部46が反時計方向に回転する
と、弾性板53の端縁部は、凸歯部46のひさし55に
係り合ってレバー38および可動鉄心35とともに可動
鉄心35の支点44(固定鉄心34と可動鉄心35との
交差部分)を中心として時計方向に回動する。この回動
によって、可動鉄心35は、固定鉄心34の先端に近づ
き、固定鉄心34の磁気的吸引力によって吸着され、保
持される。
【0030】また、レバー38は、図2で時計方向に回
転することによって、これと一体の押し片54を軸11
の方向に接近させ、図6のように、斜面43で当接面4
2に接して、主歯車7を軸11に沿って押し下げる。主
歯車7が下降する過程で、ひさし55が弾性板53の上
側にあるため、弾性板53は、下方に弾性変形すること
によって、主歯車7の下降変位を許容する。
【0031】凸歯部46が図2の位置から45度程度回
転すると、ひさし55が弾性板53から外れ、設定位置
B1 に戻る。ひさし55が弾性板53から外れても、既
にソレノイド33が通電状態となって、可動鉄心35を
磁気的に吸着しているため、レバー38は、ばね41に
より引き戻されない。また主歯車7が押し下げられるた
め、クラッチ9はかみ合い状態となる。この結果、モー
タ3の回転トルクは、主歯車7、クラッチ9、従動歯車
8および歯車18、19、20を介して出力車21に伝
達される。
【0032】なお、凸歯部46が45度程度回転した
後、弾性板53は、ひさし55から外れ、弾性力によっ
て元の高さ(設定位置B1)に復帰する。したがって、
この部分で充分な隙間があり、ノイズや回転トルクのロ
スはない。電源オフの時点で、凸歯部46がどの位置に
止まっていても、クラッチ9が離れるようになっている
ため、開放可能な状態となる。弾性板53が凸歯部46
に乗った場合(ひさし55がB4のとき)でも問題な
い。
【0033】前記のように、ソレノイド33の吸着力
は、固定鉄心34から離れた位置の可動鉄心35を吸着
する程大きなものとなっていない。そこで上記のよう
に、可動鉄心34に対する固定鉄心35の初期の吸着力
は、モータ3の回転力を利用し、主歯車7の凸歯部46
をレバー38と一体の弾性板53に係り合わせレバー3
8を変位させることによって得ている。このためソレノ
イド33の吸着力は、保持力程度で足り、小さくてす
む。したがって、その分だけソレノイド33が小型で小
さなもので足り、過励磁駆動の必要もなく、また吸引力
の強い直流ソレノイドでなくても利用できることにな
る。
【0034】出力車21は、時計方向に回動する過程
で、ワイヤ24を巻き上げ、操作対象の洗濯機などの排
水弁を開放状態とする。このとき、主歯車7と従動歯車
8とが一体的に回転するので、一対のブレーキ手段15
は遠心力で中心から離れる方向に変位し、周壁71に接
している。しかし、主歯車7と従動歯車8との間に相対
的な回転差がないため、ブレーキ力は発生しない。
【0035】巻き上げの終期に、出力車21の連動溝2
7の端部がメインカム25の連動ピン26を押し、メイ
ンカム25を左方向に少し回して巻き上げ状態を完了す
る。これによって、図1の状態となり、操作対象の排水
弁が開放状態となる。ここでカムスイッチ50がオフの
状態となり、モータ3が停止する。
【0036】このとき、動作指令スイッチ52がオンの
状態になっているので、ソレノイド33は、オンの状態
のままであり、固定鉄心34は、可動鉄心35を吸着し
続ける。したがって、これによりクラッチ9は、連結状
態のままであり、切れない。
【0037】モータ3が停止したとき、逆転防止レバー
16は、逆転防止カム17の回転域から逃げているが、
ワイヤ24の引っ張り力により、逆転防止カム17が半
回転する間に、逆転防止レバー16は、逆転防止カム1
7に突き当たる位置に変位する。したがって、モータ出
力軸5が回り止め状態となり、クラッチ9が連結状態と
なっている状況下で、ワイヤ24が出力車21を引っ張
っても、出力車21はそれによって回らない。
【0038】排水動作が完了し、排水弁を閉じるときに
は、動作指令スイッチ52をオフにすると、ソレノイド
33がオフの状態となるため、ばね41によってレバー
38が開放の位置に戻る。この戻りの初期に、主歯車7
がスプリング10によって浮き上がるため、クラッチ9
が切り離し状態となって、従動歯車8とモータ3との間
の連結関係が遮断される。
【0039】したがって、ワイヤ24の引っ張り方向の
復帰力によって、出力車21が反時計方向に回転し、こ
の回転力が歯車18、19、20によって増速され、従
動歯車8に高速回転として伝達される。このため、従動
歯車8に取り付けられたブレーキ手段15は、遠心力に
よって中心から離れる方向に変位し、停止状態の主歯車
7の周壁71に摺接して、その間でブレーキ力を作用さ
せる。したがって、このときの高速回転によって、大き
なブレーキ力が作用するため、出力車21は、急激に回
らず、低い速度で緩やかに回って、静かに復帰する。
【0040】出力車21の戻りの終期に、メインカム2
5の連動ピン26が連動溝27の端部で押されて、メイ
ンカム25が少し右に回り、カムスイッチ50がオンし
て、全てが停止する。これによって開放状態が設定され
る。
【0041】
【発明の効果】本発明では、レバーの部分に位置方向カ
ム溝やそれによって規制されるステックなどが存在しな
いため、磨耗部分がなく、動作が安定化すること、また
レバーの動きが可動鉄心と同じ単純な変位となるため、
動作が安定し、信頼性が向上すること、さらに位置方向
カム溝とステックとの当接音などがなくなるため、動作
中の音の発生などがなくなること、などの効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】モータ駆動装置の巻き上げ完了状態での主要部
分の平面図である。
【図2】モータ駆動装置の巻き上げ開始状態の主要部分
の平面図である。
【図3】モータ駆動装置の開放状態の主要部分の平面図
である。
【図4】レバーの正面図である。
【図5】回転伝達系の一部破断側面図である。
【図6】主歯車、レバーおよび弾性板の当接状態での一
部の側面図である。
【図7】従動歯車、クラッチ、ブレーキ手段の平面図お
よび一部側面図である。
【図8】逆転防止レバーおよび逆転防止カムの平面図で
ある。
【図9】メインカムの平面図である。
【図10】メインカムの側面図である。
【図11】電気的な部分の回路図である。
【図12】動作時のタイムチャート図である。
【図13】吸盤の組み付け状態の平面図である。
【図14】吸盤の平面図である。
【図15】吸盤の平面図である。
【図16】主歯車と弾性板との位置関係の側面図であ
る。
【符号の説明】
1 モータ式駆動装置 3 モータ 7 主歯車 8 従動歯車 9 クラッチ 15 ブレーキ手段 18 減速輪列としての歯車 19 減速輪列としての歯車 20 減速輪列としての歯車 21 出力車 25 メインカム 33 ソレノイド 34 固定鉄心 35 可動鉄心 38 切り換え手段としてのレバー 43 斜面 46 凸歯部 50 カムスイッチ 51 電源 52 動作指令スイッチ 53 弾性板 54 押し片 55 ひさし 60 吸盤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ(3)により駆動する主歯車
    (7)と、この主歯車(7)とクラッチ(9)を介して
    対向する従動歯車(8)と、上記主歯車(7)と一体回
    転する凸歯部(46)によりソレノイド(33)の可動
    鉄心(35)を固定鉄心(34)に対して変位させると
    ともに、上記凸歯部(46)により上記主歯車(7)と
    上記従動歯車(8)とが相対的に軸方向に変位し、上記
    クラッチ(9)を切り換える手段としてのレバー(3
    8)とを備えたモータ式駆動装置(1)において、 上記レバー(38)は、上記クラッチ(9)の切り換え
    のための押し片(54)および軸方向に変位できる弾性
    板(53)を有し、 上記凸歯部(46)は、上記弾性板(53)を軸方向位
    置規制するひさし(55)を設け、 上記ひさし(55)と上記弾性板(53)が係合し、上
    記クラッチ(9)の切り換えと上記可動鉄心(35)の
    変位を同時に行う切り換え手段を設けたことを特徴とす
    るモータ式駆動装置(1)。
  2. 【請求項2】 モータ(3)により駆動する主歯車
    (7)と、この主歯車(7)とクラッチ(9)を介して
    対向する従動歯車(8)と、上記主歯車(7)により変
    位し、上記クラッチ(9)を切り換えるとともにソレノ
    イド(33)の可動鉄心(35)を固定鉄心(34)に
    対して変位させる切り換え手段としてのレバー(38)
    と、上記従動歯車(8)側に設けられたブレーキ手段
    (15)と、上記従動歯車(8)と減速輪列(18、1
    9、20)を介して結合した出力車(21)とを備えた
    モータ式駆動装置(1)において、 上記主歯車(7)は、従動歯車(8)と同軸で軸方向に
    移動可能であり、従動歯車(8)から離れる方向に付勢
    され、従動歯車(8)と逆側で中心に凸歯部(46)を
    有しており、 上記凸歯部(46)は、下記の弾性板(53)と接する
    部分の外側にひさし(55)を有しており、 上記切り換え手段としてのレバー(38)は、可動鉄心
    (35)と一体で、軸方向と垂直な面で移動可能な状態
    で支持され、クラッチ(9)の切り換えのための押し片
    (54)および軸方向に変位できる弾性板(53)を有
    しており、 上記押し片(54)は、従動歯車(8)と逆側の主歯車
    (7)の上にあり、凸歯部(46)の回転軌跡の外側で
    主歯車(7)の当接面(42)に当接し、位置規制する
    斜面(43)を有しており、 さらに、上記弾性板(53)は、凸歯部(46)に当接
    し、その回転軌跡内から回転軌跡外へ移動可能に設けら
    れていることを特徴とするモータ式駆動装置(1)。
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