JPH07241752A - ガラス基板の研磨装置 - Google Patents

ガラス基板の研磨装置

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Publication number
JPH07241752A
JPH07241752A JP3592094A JP3592094A JPH07241752A JP H07241752 A JPH07241752 A JP H07241752A JP 3592094 A JP3592094 A JP 3592094A JP 3592094 A JP3592094 A JP 3592094A JP H07241752 A JPH07241752 A JP H07241752A
Authority
JP
Japan
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glass substrate
polishing
cutting
roller
cutting blade
Prior art date
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Application number
JP3592094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigemitsu Mizutani
重光 水谷
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH07241752A publication Critical patent/JPH07241752A/ja
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 効率的にガラス基板を研磨するガラス基板の
研磨装置を提供する。 【構成】 研磨装置には研磨ローラの上流側に切削部5
2を設けている。研磨部は研磨ナイフ82を備えてお
り、ガラス基板18の表面に研磨ナイフの研磨刃82B
を接近させ、ガラス基板の移動によって当接する比較的
大きな突起物等をガラス基板から切除している。また、
切削刃の近傍には、負圧ダクト88に連通された吸引口
90が配置され、切削刃によって切除した突起物等を吸
引してガラス基板の表面近傍から排出するようにしてい
る。これによって、研磨ローラによる研磨作業に先立っ
て比較的大きな突起物をガラス基板から除去することが
でき、研磨ローラによる研磨作業の向上を図ることがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガラス基板の表面を研
磨部材によって研磨するためのガラス基板の研磨装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】電気信号に変換された画像を表示するた
めのディスプレイ装置として、液晶ディスプレイ(Liqu
id Crystal Display、以下「LCD」と言う)が普及し
ている。LCDは、例えば液晶の表面側に偏光膜を設け
て、液晶を透過した光が偏光膜を透過するか否かによっ
て偏光膜状に明暗を形成するようになっている。
【0003】このLCDには、例えば、緑、青、赤の微
小な各色成分をモザイク状に配置したカラーフィルタを
液晶と偏光膜との間に配置し、偏光膜を透過する光に各
色の成分を持たせるようにして、カラー画像を表示する
ようにしたものがある。
【0004】このカラーフィルタ及び偏光膜は一対の透
明ガラス板に挟持されて、LCDとしてユニット化され
ている。
【0005】ところで、この透明ガラス板のカラーフィ
ルタとの貼付面において、透明ガラス板の仕上げが粗か
ったり(内的要因)、組付時に異物の付着等によって突
起部が形成されたり(外的要因)すると、平面性が悪化
して貼付作業に支障をきたすことがある。また、透明ガ
ラス板同士の接着部においても同様に、突起部等によっ
て接着力が低下することが考えられる。
【0006】さらに、組付後に透明ガラス板の表面に異
物が付着することがあり、この異物の付着によって、透
明ガラス板とカラーフィルタとの間に僅かに生じた間隙
によって鮮明なカラー画像が得難くなってしまうなどし
て品質が低下することになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、ガラス板の平面性を確保して被接着(被貼付)部
材との接着性(貼付性)を向上すると共に、ガラス表面
に付着する突起物を除去して品質を高めるためのガラス
基板の研磨装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ガラス基板の研磨装置は、ガラス基板の表面を研磨部材
によって研磨するためのガラス基板の研磨装置であっ
て、前記ガラス基板を所定の位置に保持してベース上を
移動する移動テーブルと、 前記移動テーブルの上方に
軸線が移動テーブルの移動方向と直交すると共に移動テ
ーブルの表面と平行となるように配置され、外周部に取
付けられた前記研磨部材によって前記ガラス基板の表面
を研磨する研磨ローラと、前記研磨ローラの前記移動テ
ーブルの移動方向の上流側に設けられ移動テーブル上の
前記ガラス基板の表面に対して接離可能に設けられ、移
動するガラス基板の表面に接近したときにガラス基板上
の突出物を切削可能な切削手段と、前記移動テーブル上
の前記ガラス基板が所定の位置に達したときに前記切削
手段をガラス基板の表面に接近させて切削可能とする切
削制御手段と、を有することを特徴としている。
【0009】本発明の請求項2に係るガラス基板の研磨
装置は、請求項1のガラス基板の研磨装置であって、前
記切削手段が前記ガラス基板の移動幅方向に沿って設け
られた切削刃であることを特徴としている。
【0010】本発明の請求項3に係るガラス基板の研磨
装置は、請求項2のガラス基板の研磨装置であって、前
記切削刃を前記ガラス基板に接近させたときの切削刃と
ガガラス基板の表面との間の切削角度が60°以下、好
ましくは40°以下であることを特徴としている。
【0011】本発明の請求項4に係るガラス基板の研磨
装置は、請求項2又は請求項3のガラス基板の研磨装置
であって、前記切削刃が前記ガラス基板と離間している
ときに切削刃の表面を払拭する払拭清掃手段を設けてい
ることを特徴としている。
【0012】本発明の請求項5に係るガラス基板の研磨
装置は、請求項2から請求項3の何れかのガラス基板の
研磨装置であって、前記切削手段と共に、切削手段によ
って前記ガラス基板から削り取られた切削屑を清掃手段
を設けていることを特徴としている。
【0013】
【作用】本発明の請求項1に記載のガラス基板の研磨装
置では、研磨ローラと共に研磨ローラの上流側に切削手
段を配置して、切削手段によるガラス表面の切削を行な
った後に、研磨ローラによってガラス基板の表面を研磨
する。
【0014】このとき、切削手段によって予めガラス基
板の表面から比較的大きな突出物や異物を除去し、この
後に、研磨ローラによって切削手段によって除去し残し
た比較的小さいな異物や突出物をガラス基板の表面から
除去する仕上げの研磨を行なう。これによって、ガラス
基板上から大きな突出物や異物等から小さいなものまで
確実に除去することができる。
【0015】なお、研磨ローラとしては、ローラの外周
部に研磨部材を塗布したものであってもよく、また、薄
肉で長尺のテープの表面に研磨部材を塗布している所謂
研磨テープをローラに巻き掛けたものであってもよい。
【0016】また、ガラス基板の周縁のエッジ部分(角
部分)には、所謂バリと呼ばれる突起物が存在している
ことがあり、特にガラス基板の移動方向の先端及び後端
の角のバリが研磨ローラや切削手段と接触すると、研磨
部材が破損したり、ガラス基板自体を欠損させてしまう
恐れがある。このために、切削制御手段によって切削手
段をガラス基板の表面から接離させてガラス基板の先端
及び後端から退避させ、ガラス基板の搬送方向先端部側
の角部が通過した時点で、切削手段によるガラス基板の
切削を行なうようにしている。なお、研磨ローラにも昇
降手段を設け、研磨部材がガラス基板の角のバリと接触
するのを防止することがより好ましい。
【0017】この研磨において、異なる粗さの研磨部材
によって研磨しているため、例えば、内的要因(ガラス
基板表面の平面性)と外的要因(組付時等における異物
の付着)との両方の要因に適した粗さの研磨部材を対応
させることができ、両方の要因による不具合を解消する
ことができる。
【0018】本発明の請求項2に記載のガラス基板の研
磨装置では、切削手段としてガラス基板の搬送幅方向に
沿って切削刃を設けている。この切削刃をガラス基板の
表面と所定の位置まで接近させた状態で、ガラス基板の
表面に沿って研磨刃を相対移動させることにより、ガラ
ス基板から所定の高さ以上ぶ突出した異物等を研磨刃に
よって削り取る。
【0019】また、請求項3に記載のガラス基板の研磨
装置では、ガラス基板の表面の移動方向に対しての切削
刃の角度を60°以下、好ましくは40°以下としてい
る。この切削刃のガラス表面に対する角度が大きくなる
と、鋭利な切削刃を用いてもガラス基板の表面から突出
物を削り取らずに、ガラス基板の表面を擦ってしまい、
突起物と共にガラス基板を削り起こしてしまってガラス
基板の表面に窪みを形成してしまうのを防止している。
【0020】請求項4に記載のガラス基板の研磨装置で
は、切削刃の表面を払拭する払拭清掃手段を設けてい
る。この払拭清掃手段によって切削刃によってガラス基
板の表面から削り取った異物が切削刃に付着して残り、
新たなガラス基板を切削するときに、この削り取った異
物がガラス基板に付着するのを防止している。
【0021】また、請求項5に記載のガラス基板の研磨
装置では、切削清掃手段を設けている。この切削清掃手
段としては、切削刃によってガラス基板から削り取った
異物を切削刃とガラス基板の表面との接触位置の近傍か
ら除去するものであり、これによって、切削刃によって
削り取った異物がガラス基板の表面に残ってしまい、研
磨したガラス基板の表面に付着したり、研磨ローラに付
着してガラス基板の表面を荒らしたり研磨ローラに目詰
まりを生じさせるなどして、研磨効率を低下させたり、
ガラス基板の仕上がりを損ねてしまうのを防止してい
る。
【0022】
【実施例】図1には、本実施例に係るガラス基板研磨装
置(以下「研磨装置10」と言う)が示されている。
【0023】この研磨装置10は、定盤12上に定盤1
2の長手方向に沿ってレール14が敷設されており、こ
のレール14に移動テーブル16が配置されている。こ
の移動テーブル16は、レール14に沿って移動可能に
係合されており、この移動テーブル16上にこれから研
磨すべきガラス基板18等が位置決めされるようになっ
ている。
【0024】図2に示される如く、本実施例の研磨装置
10によって研磨されるガラス基板18は、アクティブ
マトリクスカラー液晶表示装置20(以下、単に液晶表
示装置20という)の表裏面に適用されるものである。
【0025】液晶表示装置20は、裏面側とされるガラ
ス基板18に画素状電極22、絶縁層24及び配向層2
6が層状に設けられたベース部28と、表面側とされる
ガラス基板18にRGBカラーフィルタ30、絶縁層3
2、配向層34が層状に設けられカバー部36とで構成
され、これらが液晶38を挟んで接着剤層40によって
結合されて構成されている。なお、一対のガラス基板1
8の外側面には、それぞれ偏光板42が取付けられてい
る。
【0026】組付後のガラス基板18の外面には、組付
時に適用した接着剤(シリコン系)が飛散して付着し
て、平面性が失われる場合がある(外的要因)。このよ
うな場合には、組付後の液晶表示装置20を本実施例の
研磨装置10の移動テーブル16上に載置して研磨す
る。
【0027】また、組付前のガラス基板18の単体にお
いて、加工工程の精度上の問題から表面が粗くなること
がある(内的要因)。このような場合には、組付前のガ
ラス基板18の単体を移動テーブル16上に載置して研
磨する。
【0028】以下、研磨装置10を説明する上で、ガラ
ス基板18単体の状態で研磨することを例にとる。
【0029】図1に示されるように、移動テーブル16
のガラス基板載置面(図1に示す上面)には、複数の小
孔44が設けられ、図示しない内方チャンバと連通され
ている。また、移動テーブル16の側面にもチャンバと
連通する貫通孔46が設けられ、蛇腹状のホース48の
一端が取付けられている。このホース48の他端は吸引
手段(図示省略)に取付けられており、吸引手段の駆動
によって、前記移動テーブル16上の小孔44が吸引口
となる。従って、移動テーブル16上に載置され位置決
めされたガラス基板18は、この吸引力によって、その
位置が保持されるようになっている。
【0030】研磨するガラス基板18を載置保持した移
動テーブル16は、図示しない駆動手段の駆動力で定速
でレール14に沿って摺動しながら移動(図1に示す矢
印A方向への移動)するようになっており、その摺動軌
跡を挟むように、定盤12から一対の側板50A50B
が立設されている。
【0031】この一対の側板50A、50Bの間には、
移動テーブル16の移動方向の手前側に切削手段を構成
する切削ナイフ82を備えた切削部52が配置され、移
動テーブル16の移動方向奥側に研磨ローラ54A、5
4Bを備えた研磨部53が配置されている。研磨ローラ
54A、54Bは一対の側板50A、50Bの間に掛け
渡され、研磨部材である研磨テープ56が巻き掛けられ
ている。この研磨テープ56は、ガラス基板18と対向
する側の面に研磨材が塗布されて所定の粗さに仕上げら
れており、ガラス基板18の表面と接触したときにガラ
ス基板18の表面を研磨するようになっている。なお、
側板50Aの紙面奥側には、以下に説明する各部の駆動
を制御するための駆動制御装置58が設けられている。
【0032】図3及び図4には、切削部52の概略構成
を示している。この切削部52に設けられている切削ナ
イフ82は、ローラ状の基部82Aから移動テーブル1
6の移動方向と反対方向へ切削刃82Bが突設されてお
り、基部82Aの両端から軸線に沿って突出した支軸8
2Cが一対の側板50A、50B(図3及び4では図示
省略)に回転可能に支持されている。これによって、切
削ナイフ82の切削刃82Bの先端は、略移動テーブル
16の移動方向と直交する方向に沿って配置されてい
る。
【0033】切削ナイフ82の一方の支軸82Cは、側
板50Aを貫通して駆動制御装置58内へ突出している
(図示省略)。図4に示されるように、駆動制御装置5
8内に突出した支軸82Cには、支軸82Cと一体に回
転する連結レバー84が軸方向と直交する方向へ突設さ
れている。この連結レバー84の突出した先端部には、
長孔84Aが形成されている。この長孔84Aには、切
削制御手段を構成するソレノイド86の駆動軸86Aの
先端に設けられたピン86Bが挿入されており、これに
よって、ソレノイド86と切削ナイフ82とが連結され
ている。
【0034】このソレノイド86は、通常、駆動軸86
Aを引き込んでおり、この状態では、切削ナイフ82の
切削刃82Bは移動テーブル16の上方に退避してい
る。ここで、ソレノイド86が駆動されて駆動軸86A
が突出すると連結レバー84が押し出されて支軸82C
を矢印B方向へ回転させる。これによって切削ナイフ8
2が支軸82Cを中心に回転して、切削刃82Bが移動
テーブル16の上面のガラス基板18の表面に所定の間
隙まで接近するようになっている。
【0035】切削ナイフ82は、切削刃82Bがガラス
基板18の表面に接近した状態でガラス基板18が矢印
A方向へ相対移動すると、ガラス基板18の表面から切
削刃82より突出している比較的大きな突起物や付着物
を切削刃82Bによって削り取るようになっている。こ
のとき、図4に示されるように、切削刃82Bの先端
は、ガラス基板18の移動幅方向に対して所定の角度d
だけ傾斜されている。また、図3に示されるように、切
削刃82Aの上面はガラス基板18の表面の移動方向に
対して所定の角度θだけ傾斜するようになっている。
【0036】ここで、切削ナイフ82の切削刃82Bが
移動テーブル16上のガラス基板18の表面に対して所
定の間隔に接近した状態でガラス基板18が移動する
と、切削刃82の先端よりガラス基板18の表面から突
出している突起物や付着物等が切削刃82Bによってガ
ラス基板18の表面から削り取られる。このとき、切削
刃82Aが移動するガラス基板18の表面に対して角度
θだけ傾斜させていることにより、切削刃82Aによっ
て突起物等を削り取るときに、切削刃82Aによってガ
ラス基板18の表面に裂断等を生じさせるのを防止して
いる。
【0037】ガラス基板18の表面を裂断等を生じさせ
ると、突起物を除去することによって逆にガラス基板1
8の表面を大きく窪ませて凹凸を生じさせたり傷つけた
りしてしまうが、これを防止することによりガラス基板
18の仕上がり品質を損ねることがないようにしてい
る。なお、本実施例では、この角度θを約40°として
いるが、角度θは、60°以下であることがガラス基板
18の裂断等を押さえるために好ましく、角度θを40
°以下とすることにより、ガラス基板18の表面から所
定以上に突出した突起物等を確実に除去するのに好まし
く、より効果的である。
【0038】また、切削刃82Bの先端をガラス基板1
8の搬送幅方向に対して所定の角度dだけ傾くように配
置していることによって、切削刃82Bの刃先に対して
ガラス基板18の突起物等が直角に当たることがなく、
より確実にかつ容易に突起物等をガラス基板18の表面
から削り取ることができるようにしている。
【0039】なお、本実施例では、切削刃82Bの刃先
とガラス基板18の表面との間隔が例えば約10μmと
なるように図示しないストッパによって切削ナイフ82
の回転両を調節し、ガラス基板18の表面からこの10
μm以上突出している突起物や付着物を切削ナイフ82
によって削り取るようにしている。
【0040】一方、図3に示されるように、切削ナイフ
82より移動テーブル16の移動方向上流側には、清掃
手段として負圧ダクト88と吸引口90が配置されてい
る。吸引口90は、切削刃82Bの長手方向(図3の紙
面表裏方向)に沿って図示しない開口が形成されて負圧
ダクト88の下方に配置され、蛇腹ホース88Aによっ
て負圧ダクト88と連通されている。また、この吸引口
90は、図示しない移動手段によって移動テーブル16
の上方への退避位置(図3に二点鎖線で示す)と切削ナ
イフ82の切削刃82Bがガラス基板18の表面に接近
したときの切削刃82Bの近傍(図3で実線で示す)の
間を移動するようになっている。
【0041】ここで、切削ナイフ82の切削刃82Bに
よってガラス基板18の表面を突起物等を切削している
ときに、図示しない負圧供給手段から負圧ダクト88内
に供給する負圧によって、吸引口90から切削刃82B
の近傍の空気を吸引するようになっている。これによっ
て、切削刃82Bによってガラス基板18の表面から削
り取った削りクズが吸引口90へ吸い込まれるようにな
っている。
【0042】ところで、ガラス基板18は、その角部に
バリ18Aが出ており、このバリ18Aの部分を切削刃
82Bが通過すると、切削刃82Bがバリ18Aと共に
ガラス基板18の端部を削り起こしてしまったり、切削
刃82Bがバリ18Aと干渉して移動テーブル16上の
ガラス基板18をずらしたりするなどの研磨作業に支障
をきたしてしまうことがある。このため、本実施例で
は、ソレノイド86によって切削刃82Bの先端を上下
移動させて、切削刃82Bがバリ18Aと干渉するのを
防止している。
【0043】図3及び図4に示されるように、移動テー
ブル16の上方に退避した切削ナイフ82の刃先の近傍
には、払拭清掃手段である払拭ローラ92が配置されて
いる。この払拭ローラ92は、送りネジ94とガイドシ
ャフト96から吊り下げられたブラケット130の先端
部に回転可能に支持されている。送りネジ94とガイド
シャフト96は一対の側板50A、50Bの間に互いに
平行となるように掛け渡されており払拭ローラ92は、
軸線が切削刃82Bの刃先と略直交する方向に沿って配
置されている。
【0044】送りネジ94は、外周部に雄ねじが刻設さ
れており、一端部がモータ132に連結されて、雄ねじ
部分に前記ブラケット130が螺合されている。このた
め、モータ132の駆動によって送りネジ94が回転す
ると、ブラケット130がガイドシャフトに案内されて
移動し、払拭ローラ92を切削刃82Bの刃先に接触さ
せながら移動させる。
【0045】この払拭ローラ92の外周部には、布、皮
等の切削刃82Bに付着している削りクズを拭い取る払
拭部材が設けられている。このため、払拭ローラ92が
切削刃82Bの刃先に沿って移動することにより、切削
刃82Bがガラス基板18の表面を切削したときにガラ
ス基板18の表面から削り取った切削クズが拭い落とさ
れる。
【0046】図5には、研磨部53の概略構成を示して
いる。この研磨部53には、供給側リール60に層状に
巻き取られた研磨テープロールの最外層から引き出され
た研磨テープ56が2本の巻掛ローラ62、64と駆動
ローラ66に巻掛けられ、略S字型に送り出され、最下
流側の研磨ローラ54Bに巻掛られることによって18
0°反転されている。反転された研磨テープ56は、2
本の巻掛ローラ68、70に巻掛けられ、それぞれ同一
回転方向に90°づつ方向転換されて研磨ローラ54A
へと至っている。この研磨ローラ54Aに巻掛けられた
研磨テープ56は、180°反転され、3本の巻掛ロー
ラ72、74、76と1本のテンションローラ78にそ
れぞれ巻掛けられ、巻取側リール80へ巻き取られてい
る。テンションローラ78は、軸直角方向に移動可能と
されており、研磨テープ56にかかるテンションをほぼ
一定に保つ役目を有している。また、このテンションロ
ーラ78は、駆動源としての機能も有しており、このテ
ンションローラ78の回転力によって研磨テープ56に
搬送力を付与している。なお、前記駆動ローラ66によ
る搬送速度に比べて、テンションローラ78による搬送
速度は、約0.3%増速されている。
【0047】従って、この研磨テープ56は、下流側の
研磨ローラ54Bによって一度研磨処理された研磨面が
上流側の研磨ローラ54Aによって再利用されるよう
に、搬送路が構成されている。
【0048】研磨ローラ54B、54Aに巻掛けられた
研磨テープ56の粗さは、具体的にJIS規格による粗
さ表示では、200番から10000番であり、好まし
くは1000番から10000番で選択されている。
【0049】このような、研磨テープ56の適用によっ
て、移動テーブル16上に位置決めされたガラス基板1
8は、まず、切削部52で比較的突起量の大きい外的要
因による凹凸が取り除かれ、次いで、この研磨部53で
比較的に突起量の少ない内的要因による凹凸を研磨する
仕上げ研磨が行われることになる。なお、本実施例で
は、研磨部53を通過して研磨作業の終了したガラス基
板18の表面の凹凸が2〜3μm程度となるように研磨
テープ56の粗さ及び研磨ローラ54A、54Bによる
ガラス基板18への押圧力を設定している。
【0050】ところで、研磨ローラ54A、54Bがガ
ラス基板18のバリ18Aに接触すると、研磨テープ5
6の粗さがバリ18Aを取り除くほどの粗さがないた
め、却って研磨テープ56を損傷させる原因となった
り、バリ18Aと研磨ローラ54A、54Bとが干渉し
あって、ガラス基板18を損傷させることもある。
【0051】そこで、これを防止するために本実施例で
は、各研磨ローラ54A、54Bを独立して上下動、す
なわち軸直角方向へ移動可能とし、バリ18Aのある角
部とは接触させないように昇降装置99を設けている。
【0052】すなわち、図6に示される如く、昇降装置
99は、研磨ローラ54A、54B(以下、全て同一構
造であるので代表して研磨ローラ54Aを用いて説明す
る)の延長された一端に設けられており、この延長され
た研磨ローラ54Aをカラー部材100を介して移動ブ
ロック102に軸支している。なお、このカラー部材1
00の貫通孔100Aが長孔とされ、研磨ローラ54A
の回転軸は若干量軸直角方向に移動可能とされ、図示し
ない付勢手段の付勢力で長孔の下端部に押圧されてい
る。
【0053】この移動ブロック102はその横方向両端
部に上下端面間を貫通する円孔104、106が設けら
れ、一方の円孔106の内周面には雌ねじが形成されて
いる。
【0054】移動ブロック102の下方には固定ブロッ
ク108が配設され、2本のガイドシャフト110、1
12が上方に向けて突出されている。この2本のガイド
シャフト110、112の軸間寸法は、前記円孔10
4、106の軸間寸法と一致されている。
【0055】ガイドシャフト110、112は、前記円
孔104、106に挿入され、一方のガイドシャフト1
12には雄ねじが形成され、前記雌ねじと螺合されてい
る。このため、雄ねじが形成されたガイドシャフト11
2を回転させることによって、移動ブロック102がガ
イドシャフト110、112に沿って上下することがで
きるようになっている。
【0056】移動ブロック102と固定ブロック108
との間のガイドシャフト112には歯車114が取付け
られ、モータ116の回転軸に取付られた歯車118と
噛み合っている。ここで、モータ116の正逆回転させ
ることによって、移動ブロック102を上下動させるこ
とができる。すなわち、このモータ116の駆動力によ
って研磨ローラ54Aを上下動させ、前記バリ18Aあ
るガラス基板18の角部では上昇させ、それ以外では下
降させている。
【0057】なお、カラー部材100を貫通した研磨ロ
ーラ54Aの回転軸の先端部にはウェイト部材120が
取付けられ、片持ち状態の研磨ローラ54Aのバランス
を図っている。
【0058】以下に本実施例の作用を図7に工程図にし
たがって説明する。研磨すべきガラス基板18を移動テ
ーブル16の所定の位置に位置決めし、移動を開始す
る。このとき、切削部52の切削ナイフ82、研磨部5
3の研磨ローラ54A、54Bは全て上昇位置にあり、
ガラス基板18と干渉する位置から退避されている(図
7(A)参照)。
【0059】レール14に沿って定盤12上の移動テー
ブル16が移動し、切削部52の切削ナイフ82の下方
をガラス基板18の角部が通過すると、ソレノイド86
が駆動して切削ナイフ82を回転させて、切削ナイフ8
2の先端をガラス基板18に対して所定の間隔に位置さ
せる(図7(B)参照)。これと共に、負圧ダクト88
に連結れている吸引口90を切削ナイフ82の刃先に対
向させて、負圧吸引を開始する。この状態で、移動テー
ブル16と共にガラス基板18が移動すると、ガラス基
板18の表面に接近している切削ナイフ82によって、
ガラス基板18の表面に大きく突出している突起物が削
り落とされる。
【0060】このように、切削部52では切削ナイフ8
2によってガラス基板18の表面を粗削りし、大きな突
起物等が削れられ、後工程で使用される研磨テープ56
で研磨仕切れない大きさの突起物等を除去している。ま
た、切削刃82Bはガラス基板18の表面に対して角度
θで移動するため、ガラス基板18の表面を掘り起こし
たりして裂断等を生じさせることがなく、また、ガラス
基板18の移動幅方向に対して刃先を所定の角度dとな
るように傾斜させているため、無理なく確実に突起物等
をガラス基板18の表面から切除することができる。
【0061】一方、ガラス基板18の表面から切削刃8
2Bによって切削された突起物等は切削クズとして吸引
口90から吸引されてガラス基板18の表面近傍から排
出され、この切削クズがガラス基板18の表面を汚した
り傷付けたりするのを防止している。なお、清掃手段と
しては、これに限らず、例えば切削ナイフ82のガラス
基板18の移動方向下流側上方にイオン風吹き出し手段
を設けて、このイオン風吹き出し手段によって、切削刃
82Bの表面に沿って刃先へ向けてイオン風を吹き出す
ようにしてもよい。このイオン風によって切削クズから
静電気を除去して、静電気によって切削クズが切削刃8
2Bの表面やガラス基板18の表面に強固に付着してま
うのを防止するおとにより、吸引口90によって容易に
切削クズを吸い取って除去することが可能である。
【0062】次に、この切削部52を通過して、研磨部
53の研磨ローラ54Aの真下をガラス基板18が通過
すると、研磨ローラ54Aが下降して、例えば、ガラス
基板18と所定の圧力で接触する(図7(C)参照)。
【0063】この研磨ローラ54Aに巻掛けられている
研磨テープ56は、下流の研磨ローラ54Bによって一
旦研磨処理がなされた研磨テープ56が再利用されてい
る。すなわち、後述する下流側の研磨ローラ54Bに巻
掛けられ、研磨処理された研磨テープ56を再度、この
上流側の研磨ローラ54Aに巻掛け、研磨テープ56の
有効利用を図っている。
【0064】一方、この研磨ローラ54Aによる研磨が
開始されてから、所定時間経過すると、切削部52の切
削ナイフ82の先端がガラス基板18の搬送方向後端部
側の角部へ至る。ここで、切削部52では、吸引口90
を切削ナイフ82の先端の近傍から退避させると共に、
ソレノイド86の駆動を停止して切削ナイフ82を戻し
回転して切削ナイフ82の先端をガラス基板18の表面
から退避させる(図7(D)参照)。
【0065】この切削ナイフ82のガラス基板18の表
面からの退避と前後して、下流側の研磨ローラ54Bの
真下をガラス基板18の搬送方向前端部の角部が通過す
ると、この研磨ローラ54Bが下降してガラス基板18
に所定圧力で接触する(図7(E)参照)。
【0066】この下流側の研磨は仕上げ研磨であり、供
給側リール60から引き出された新品の研磨テープ56
が適用され、最終的な仕上げ処理が行うことができる。
【0067】この最終仕上げ中に上流側の研磨ローラ5
4Aがガラス基板18の搬送方向後端部の角部へ至ると
上昇され(図7(F)参照)、次いで、下流側の研磨ロ
ーラ54Bの近傍にガラス基板18の搬送方向後端部の
角部が至ると、研磨ローラ54Bも上昇して(図7
(G)参照)、ガラス基板18の研磨作業を終了する。
【0068】これと共に、研磨作業の終了と、切削部5
2ではモータ132を駆動して切削刃82Bの刃先に沿
って払拭ローラ92を摺動させる。この払拭ローラ92
の摺動によって、切削刃82Bの先端部に付着している
切削クズを拭い取る。これによって、次に新たなガラス
基板18の切削作業を行なうときに、切削刃82Bに付
着していた切削クズがこの新たなガラス基板18の表面
に付着してしまうのを防止することができる。
【0069】なお、払拭清掃手段は、払拭ローラ92に
限らず、例えば払拭ローラ92の外周面に布や皮等を帯
状に形成した払拭部材を巻掛けるようにしてもよく、ま
た、ローラに限らず弾性体の表面に払拭部材を配置して
刃先に沿って摺動させるようにしてもよい。さらに、こ
の払拭部材に研磨材を混入させるなどして、切削刃82
Bからの切削クズの払拭と共に刃先の研磨も兼ねるよう
にしてもよい。また、本実施例では、払拭ローラ92の
軸線が切削刃82Bの刃先と略直交するように配置した
が、これに限らず払拭ローラ92の軸線を切削刃82B
の刃先と所定の角度で傾斜するように配置してもよい。
【0070】このように、ガラス基板18の研磨作業を
行なうときに、比較的大きな突起物や付着物を研磨作業
に先立って除去することにより、研磨作業を効率良く確
実に行なうことができる。
【0071】また、ガラス基板18の角部に形成される
バリ18Aを回避しながら切削研磨するため、バリ18
Aとの当接によるガラス基板18の端部の剥離や裂断
等、研磨テープ56の損傷等を防止でき、精度よく研磨
加工を行うことができる。なお、角部のバリ18Aは、
別工程において切削することが望ましいが、切削工程の
前、又は切削工程と研磨工程との間でこの角部のバリを
除去する工程を設けてもよい。
【0072】なお、本実施例では、ソレノイド86によ
って切削ナイフ82を回転させて、切削刃82Bをガラ
ス基板18の表面と接離するように上下動させたが、ソ
レノイド86に限らずモータやエアシリンダ等によって
回転するようにしてもよい。また、切削刃82Bをガラ
ス基板18の表面から接離させる方法としては、切削刃
82Bが平行に上下するように、ソレノイド、モータ、
エアシリンダ等の駆動手段によって切削ナイフ82を上
下動させるようにしてもよい。
【0073】また、本実施例では、研磨部53に2本の
研磨ローラ54A、54Bを配置して、1本の研磨テー
プ56を用いてガラス基板18の研磨作業を行なった
が、研磨ローラの数及び用いる研磨テープの本数はこれ
に限るものではない。例えば一本の研磨ローラ54A
(又は54B)に研磨テープ56を巻掛けるようにして
もよく、また、それぞれの研磨ローラ54A、54Bに
粗さの異なる研磨テープを巻掛けるようにしてもよく、
3本以上の研磨ローラと2本以上の研磨テープを用いる
ように研磨部を構成してもよい。このとき、徐々に粗さ
が小さくなるように配列することが好ましいが、ガラス
基板18の接触圧との関係から、この粗さの順番を変え
ることも可能である。例えば、目の粗い研磨テープを用
い、ガラス基板18の面に対し若干隙間を開けて位置決
めすることにより、この隙間以上の突起部を面上を荒ら
すことなく、研磨するようにしてもよい。
【0074】さらに、本実施例では、この研磨ローラ5
4A、54Bを上下動させる昇降装置99を設けたが、
これに限らず、ローラの昇降に適用可能な一般的な種々
の昇降手段を用いることができる。
【0075】また、本実施例では、ガラス基板18単体
の研磨について説明したが、組付の終了した液晶表示装
置20の状態であっても研磨が可能である。
【0076】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明のガラス基板
の研磨装置では、研磨ローラによる研磨作業に先立って
切削手段による切削工程を設けているので、ガラス基板
上に比較的大きい突起物や付着物等があっても、研磨作
業を効率的にかつ円滑に行なうことができる。これによ
って、ガラス基板の表面を均一にかつ平滑に仕上がるこ
とができ、このガラス基板を用いた液晶の仕上がり品質
を向上させることができる優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に適用したガラス基板研磨装置の概略
構成を示す斜視図である。
【図2】液晶表示装置の内部構造を示す概略断面図であ
る。
【図3】切削部の概略構成を示す側面図である。
【図4】切削ナイフの近傍を示す要部斜視図である。
【図5】研磨部の構成を示す概略斜視図である。
【図6】研磨ローラの上下動の機構の一例を示す要部斜
視図である。
【図7】(A)〜(G)は順に切削部と研磨部とによる
研磨作業の流れを示す工程図である。
【符号の説明】
10 研磨装置 12 定盤(ベース) 16 移動テーブル 18 ガラス基板 52 切削部 53 研磨部 54A、54B 研磨ローラ 56 研磨テープ(研磨部材) 82 切削ナイフ(切削手段) 86 ソレノイド(切削制御手段) 90 吸引口(清掃手段) 92 払拭ローラ(払拭清掃手段) 99 昇降装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガラス基板の表面を研磨部材によって研
    磨するためのガラス基板の研磨装置であって、 前記ガラス基板を所定の位置に保持してベース上を移動
    する移動テーブルと、 前記移動テーブルの上方に軸線が移動テーブルの移動方
    向と直交すると共に移動テーブルの表面と平行となるよ
    うに配置され、外周部に取付けられた前記研磨部材によ
    って前記ガラス基板の表面を研磨する研磨ローラと、 前記研磨ローラの前記移動テーブルの移動方向の上流側
    に設けられ移動テーブル上の前記ガラス基板の表面に対
    して接離可能に設けられ、移動するガラス基板の表面に
    接近したときにガラス基板上の突出物を切削可能な切削
    手段と、 前記移動テーブル上の前記ガラス基板が所定の位置に達
    したときに前記切削手段をガラス基板の表面に接近させ
    て切削可能とする切削制御手段と、 を有することを特徴とするガラス基板の研磨装置。
  2. 【請求項2】 前記切削手段が前記ガラス基板の移動幅
    方向に沿って設けられた切削刃であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2のガラス基板の研磨装置。
  3. 【請求項3】 前記切削刃を前記ガラス基板に接近させ
    たときの切削刃とガガラス基板の表面との間の切削角度
    が60°以下、好ましくは40°以下であることを特徴
    とする請求項2のガラス基板の研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記切削刃が前記ガラス基板と離間して
    いるときに切削刃の表面を払拭する払拭清掃手段を設け
    ていることを特徴とする請求項2又は請求項3のガラス
    基板の研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記切削手段と共に、切削手段によって
    前記ガラス基板から削り取られた切削屑を清掃手段を設
    けていることを特徴とする請求項1から請求項4の何れ
    かのガラス基板の研磨装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020658A1 (fr) * 1995-12-06 1997-06-12 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Procede de lissage des surfaces de materiau en feuille, et procede de fabrication dudit materiau selon ledit procede
EP2123397A1 (de) * 2006-12-04 2009-11-25 Eckelt Glas GmbH Vorrichtung zum Bearbeiten von Brandschutzglas
CN113414653A (zh) * 2021-07-01 2021-09-21 深圳市华鼎星科技有限公司 一种适用于异形玻璃的抛光设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997020658A1 (fr) * 1995-12-06 1997-06-12 Idemitsu Kosan Co., Ltd. Procede de lissage des surfaces de materiau en feuille, et procede de fabrication dudit materiau selon ledit procede
EP2123397A1 (de) * 2006-12-04 2009-11-25 Eckelt Glas GmbH Vorrichtung zum Bearbeiten von Brandschutzglas
CN113414653A (zh) * 2021-07-01 2021-09-21 深圳市华鼎星科技有限公司 一种适用于异形玻璃的抛光设备
CN113414653B (zh) * 2021-07-01 2022-06-14 深圳市华鼎星科技有限公司 一种适用于异形玻璃的抛光设备

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