JPH07241729A - ワイヤ放電加工装置 - Google Patents

ワイヤ放電加工装置

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JPH07241729A
JPH07241729A JP3718694A JP3718694A JPH07241729A JP H07241729 A JPH07241729 A JP H07241729A JP 3718694 A JP3718694 A JP 3718694A JP 3718694 A JP3718694 A JP 3718694A JP H07241729 A JPH07241729 A JP H07241729A
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liquid
machining
electric discharge
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Makoto Tanaka
田中  誠
Tsuneyoshi Wada
亘由 和田
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 液面制御用の扉を駆動するアクチュエータの
動作頻度を減らし、制御機器の寿命低下を減少させる。 【構成】 加工槽20の排水口32を開閉する扉38の
開放時間を、位置検出手段62により検出された主軸1
0の位置による加工槽20の液面高さに応じて変更制御
し、加工槽20の液面を液面検出手段25により検出さ
れる所定の液面高さに制御する加工液排出制御装置60
を備える構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤ電極と被加工
物との間に放電を発生させ、この放電エネルギーにより
被加工物を所望の形状に切断加工するワイヤ放電加工装
置に係り、特に加工中の被加工物を加工液中に浸漬して
加工する浸漬型ワイヤ放電加工装置の液面制御に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来のワイヤ放電加工装置を示
す概略図で、1は機械本体であり、ワイヤ供給ボビン2
を保持している。3はワイヤ電極であり、ワイヤ供給ボ
ビン2から巻き出される。5は上部ワイヤガイド、6は
下部ワイヤガイドであり、それぞれ内部に給電手段、ワ
イヤガイド手段を含んでおり、前記ワイヤ電極3を被加
工物7の上下で保持している。10はZ軸の主軸で、そ
の先端に上部ワイヤガイド5を固定している。11はZ
軸の案内ガイドであり、主軸10をこの案内ガイド11
に沿って上下に摺動自在に支持している。12はモータ
であり、送りネジ13に直結されており、またそのナッ
ト部は主軸10に連結され、モータ12の回転により主
軸10を駆動する。
【0003】15は位置検出手段であり、Z軸の主軸位
置を測定し、モータ12の回転を制御する。20は加工
槽であり、図示しない機械本体のXYクロステーブル上
に設置されており、内部にテーブル21を有し、被加工
物7を加工液23に浸漬している。25は液面検出手段
であり、主軸10の上部ワイヤガイド5の上方に設けら
れており、マグネットスイッチを使用したフロートスイ
ッチなどが使用できる。28は開閉手段であり、底面に
排出口29を有する外箱30と外箱30内部に下方に排
出口32を有する仕切り板33と、排出口32をシリン
ダー37により開閉自在に構成した排出扉38により構
成されると共に、加工槽20と連通管39により連結さ
れている。
【0004】40は加工液供給装置であり、汚液槽40
a、清液槽40bにより構成されている。41はフィル
ターポンプであり、汚液槽40a上方に設置され、フィ
ルター43に連結されている。45は供給ポンプであ
り、清液槽40b上方に設置されており、上下ノズル4
7、48に連結され、被加工物7に加工液を噴出供給す
る。また、前記液面設定手段28の排出口29は、加工
液供給装置40の汚液槽40a上方に位置している。5
0は制御装置であり、液面検出手段25からの信号を受
けエアー制御装置52に信号を送信する。
【0005】次に動作について説明する。加工を実施す
る際の液面制御方法は、先ず液面設定手段28の排出扉
38を閉じ、加工液が排出されないようにした上で、供
給ポンプ45を動作させ加工液を加工槽20に供給す
る。加工液が溜まってきて、液面検出手段25がオンし
たとき、エアー制御装置52によりシリンダー37を駆
動し、排出扉38をある一定時間開状態とし加工液を排
出する。液面が下がると、液面検出手段25がオフし、
このオフ信号を制御装置50を介してエアー制御装置5
2に送る。このオフ信号を受け取ったエアー制御装置5
2は、シリンダー37を駆動し、再び排出扉38を閉状
態にし、加工液の排出を停止させ、加工液が溜まるよう
な状態とする。これを繰り返し液面を一定レベルに制御
する。加工液を加工槽20より排出する場合は、排出扉
38を継続的に開にすることにより実施する。
【0006】被加工物7を加工する場合、先ずモータ1
2を駆動し、Z軸の主軸10の先端に固定されたノズル
47を被加工物7の近房まで移動させる。次に前記の通
り、加工槽20に加工液を溜めた後、加工液をノズル4
7、48より噴出すると共に、ワイヤ電極1をワイヤ走
行手段により供給する。また、図示しない電源より放電
電力をワイヤ電極1に供給しつつ、被加工物7をワイヤ
電極1に対し、任意の相対移動をさせることにより、所
望の形状加工を実現する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のワイヤ放電加工
装置は以上のように構成されているので、加工槽20の
液面高さにより水圧が変化し、排出流量が異なるので、
最大流出流量に時間を設定すると最低流出流量時にエア
ー制御装置52の動作頻度が過多になり、シリンダー3
7、エアー制御装置52等の液面制御機器の寿命が低下
する。また、エアー制御装置52によるシリンダー37
動作での排出扉38の開閉周期に応じて加工槽20内の
液面高さが一定レベルでなく、ある制御範囲を持つた
め、上限で他の機器が水没せず、下限で被加工物7の表
面が出ないようにするために、液面検出手段25の位置
調整が困難になる問題があった。
【0008】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、液面制御用の開閉手段を駆動す
るアクチュエターの動作頻度を減少させても、液面高さ
に関係なく、一定の幅に液面を制御することができるワ
イヤ放電加工装置を提供することを目的とする。又、液
面検出手段の位置調整を容易にすることができるワイヤ
放電加工装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明におけるワイ
ヤ放電加工装置は、被加工物上方でワイヤ電極を保持す
る上部ワイヤガイドと、前記上部ワイヤガイドを上下方
向に移動可能に支持する主軸と、前記主軸の位置を検出
する位置検出手段と、前記主軸の上部ワイヤガイド近房
に設けられ、所定の液面高さを検出する液面検出手段
と、下部に排水口が設けられた、前記被加工物を加工液
中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の排水口を開閉する
開閉手段と、前記位置検出手段により検出された主軸の
位置による加工槽の液面高さに応じて前記開閉手段の開
放時間を変更制御し、加工槽の液面を前記液面検出手段
により検出される所定の液面高さに制御する制御手段と
を有するものである。
【0010】また第2の発明におけるワイヤ放電加工装
置は、被加工物上方でワイヤ電極を保持する上部ワイヤ
ガイドと、前記上部ワイヤガイドを上下方向に移動可能
に支持する主軸と、前記主軸の位置を検出する位置検出
手段と、前記主軸の上部ワイヤガイド近房に設けられ、
所定の液面高さを検出する液面検出手段と、下部に排水
口が設けられた、前記被加工物を加工液中に浸漬する加
工槽と、前記加工槽の排水口を開閉する開閉手段と、前
記加工槽内に流入する加工液量を計測する液量計測手段
と、前記位置検出手段により検出された主軸の位置によ
る加工槽の液面高さ及び前記液量計測手段により計測さ
れた加工液量に応じて前記開閉手段の開放時間を変更制
御し、加工槽の液面を前記液面検出手段により検出され
る所定の液面高さに制御する制御手段とを有するもので
ある。
【0011】また第3の発明におけるワイヤ放電加工装
置は、被加工物上方でワイヤ電極を保持する上部ワイヤ
ガイドと、前記上部ワイヤガイドを上下方向に移動可能
に支持する主軸と、前記主軸の位置を検出する位置検出
手段と、前記主軸の上部ワイヤガイド近房に設けられ、
所定の液面高さを検出する液面検出手段と、下部に排水
口が設けられた、前記被加工物を加工液中に浸漬する加
工槽と、前記加工槽の排水口を開閉するとともに、その
排水口の開口面積を複数段階に変更可能な扉手段と、前
記位置検出手段により検出された主軸の位置による加工
槽の液面高さに応じて前記扉手段の開口面積を変更制御
し、加工槽の液面を前記液面検出手段により検出される
所定の液面高さに制御する制御手段とを有するものであ
る。
【0012】更にまた、第4の発明におけるワイヤ放電
加工装置は、被加工物上方でワイヤ電極を保持する上部
ワイヤガイドと、前記上部ワイヤガイドを上下方向に移
動可能に支持する主軸と、前記主軸の位置を検出する位
置検出手段と、前記主軸の上部ワイヤガイド近房に設け
られ、所定の液面高さを検出する液面検出手段と、下部
に排水口が設けられた、前記被加工物を加工液中に浸漬
する加工槽と、前記加工槽の排水口を開閉するととも
に、その排水口の開口面積を複数段階に変更可能な扉手
段と、前記加工槽内に流入する加工液量を計測する液量
計測手段と、前記位置検出手段により検出された主軸の
位置による加工槽の液面高さ及び前記液量計測手段によ
り計測された加工液量に応じて前記扉手段の開口面積を
変更制御し、加工槽の液面を前記液面検出手段により検
出される所定の液面高さに制御する制御手段とを有する
ものである。
【0013】
【作用】この第1の発明における制御手段は、位置検出
手段により検出された主軸の位置による加工槽の液面高
さに応じて開閉手段の開放時間を変更制御し、加工槽の
液面を、液面検出手段により検出される所定の液面高さ
に制御する。
【0014】また第2の発明における制御手段は、位置
検出手段により検出された主軸の位置による加工槽の液
面高さ及び液量計測手段により計測された加工液量に応
じて開閉手段の開放時間を変更制御し、加工槽の液面
を、液面検出手段により検出される所定の液面高さに制
御する。
【0015】また第3の発明における制御手段は、位置
検出手段により検出された主軸の位置による加工槽の液
面高さに応じて前記扉手段の開口面積を変更制御し、加
工槽の液面を、液面検出手段により検出される所定の液
面高さに制御する。
【0016】更にまた第4の発明における制御手段は、
位置検出手段により検出された主軸の位置による加工槽
の液面高さ及び液量計測手段により計測された加工液量
に応じて前記扉手段の開口面積を変更制御し、加工槽の
液面を前記液面検出手段により検出される所定の液面高
さに制御する。
【0017】
【実施例】
実施例1.以下この発明の実施例1を図1〜図3を用い
て説明する。図1はこの発明の実施例1に係る構成図を
示し、図1において、60は加工液排出制御装置であ
り、液面検出手段25からの信号、及び位置検出手段6
2にて検出されたZ軸の主軸位置の位置信号が各々入力
される。なおこの実施例においては、位置検出手段62
として、本装置を安価に構成するため、従来から存在す
るZ軸の主軸位置を検出する位置検出手段を用いてい
る。また加工液排出制御装置60及びエアー制御装置5
2により、制御手段を構成している。また他の構成は従
来のものと同様であるので説明を省略する。
【0018】次に動作について図2、図3をも用いて説
明する。ワイヤ放電加工方法については従来例と同一の
ためここでは省略し、加工槽20内の液面高さ制御につ
いて説明する。加工槽20に加工液を充満、液面一定制
御する場合は、供給ポンプ45を駆動する(ステップ
1)とともに、排出扉38を閉じた状態として(ステッ
プ2)、加工液を上下ノズル47、48から噴出させな
がら加工槽20に供給する。加工液は加工槽20内に徐
々に溜まっていき、液面検出手段25がONし、液面が
所定の高さまで来たことを検出する(ステップ3)。こ
の時、液面検出手段25は上部ワイヤガイド5の所定の
高さ上方に設けられているため、Z軸の位置検出手段1
5により検出されているZ軸位置と、加工槽20内の液
面高さはほぼ同一となる。液面検出手段25がONした
後、液面検出手段25からのON信号と、位置検出手段
62により測定されたZ軸の主軸位置の位置信号を排出
制御装置60に送信する。
【0019】排出制御装置60は、これらの信号を受け
取ると、供給ポンプ45より供給される加工液流量(一
定量として演算に用いる)、排出口32の開口面積及び
Z軸の主軸位置の位置信号に基づいて、図2に示す特性
の加工液排出時間を演算し、排出扉38を開く信号をエ
アー制御装置52に送る(ステップ4)。この信号を受
けたエアー制御装置52は、排出扉38を開いて加工液
を排出し(ステップ5)、そして排出制御装置60によ
り演算された時間だけ排出扉38の開放時間が経過する
と(ステップ6)、排出扉38を閉じる信号を排出制御
装置60よりエアー制御装置52へ出力して排出扉38
を閉じ、加工液の排出を停止する(ステップ7)。加工
液の排出が停止すると、連続的に供給されている加工液
により加工槽20内の加工液面が再び上昇して液面検出
手段25がONし、S4〜S7の動作を繰り返す。従っ
て、この動作を繰り返すことにより、排出扉38の開閉
頻度を減少させても、液面高さに関係なく一定の幅に液
面を制御することができる。
【0020】実施例2.次にこの発明の実施例2を図4
〜図6を用いて説明する。この実施例2は、実施例1に
おいては、加工槽20に流入する加工液の量が変化する
場合、その変化に充分対応できないので、これを更に改
良したものである。図4において、65は液量計測手段
であり、ポンプ45からノズル47、48に供給される
加工液の流量を計測し、加工槽20への加工液の流入量
を、排出制御装置60に送信する。なお他の構成は実施
例1のものと同様であるので説明を省略する。
【0021】次に動作について図5、図6をも用いて説
明する。ワイヤ放電加工方法については従来例と同一の
ためここでは省略し、加工槽20内の液面高さ制御につ
いて説明する。加工槽20に加工液を充満、液面一定制
御する場合は、供給ポンプ45を駆動する(ステップ
1)とともに、排出扉38を閉じた状態として(ステッ
プ2)、加工液を上下ノズル47、48から噴出させな
がら加工槽20に供給する。加工液は加工槽20内に徐
々に溜まっていき、液面検出手段25がONし、液面が
所定の高さまで来たことを検出する(ステップ3)。こ
の時、液面検出手段25は上部ワイヤガイド5の所定の
高さ上方に設けられているため、Z軸の位置検出手段1
5により検出されているZ軸位置と、加工槽20内の液
面高さはほぼ同一となる。液面検出手段25がONした
後、液面検出手段25からのON信号と、位置検出手段
62により測定されたZ軸の主軸位置の位置信号と、液
量計測手段65により検出された上下ノズル47、48
から供給される加工液流量信号とを排出制御装置60に
送信する。
【0022】排出制御装置60は、これらの信号を受け
取ると、液量計測手段65により検出された上下ノズル
47、48から供給される加工液流量信号、排出口32
の開口面積及びZ軸の主軸位置の位置信号に基づいて、
図5に示す特性の加工液排出時間を演算し、即ち液量計
測手段65により検出された加工液流量に応じたきめ細
かな加工液排出時間を演算し、排出扉38を開く信号を
エアー制御装置52に送る(ステップ4)。この信号を
受けたエアー制御装置52は、排出扉38を開いて加工
液を排出し(ステップ5)、そして排出制御装置60に
より演算された時間だけ排出扉38の開放時間が経過す
ると(ステップ6)、排出扉38を閉じ加工液の排出を
停止する(ステップ7)。加工液の排出が停止すると、
連続的に供給されている加工液により加工槽20内の加
工液面が再び上昇して液面検出手段25がONし、S4
〜S7の動作を繰り返す。従って、この動作を繰り返す
ことにより、排出扉38の開閉頻度を減少させても、液
面高さ及び加工槽20に供給される加工液流量に関係な
く一定の幅に液面を制御することができるようになる。
【0023】実施例3.次にこの発明の実施例3を図7
〜図9を用いて説明する。図7において、70は排出扉
であり、ナット72を備えている。74はネジで、ナッ
ト72に勘合しており、一端をモータ76に直結されて
いる。78はエンコーダであり、モータ76に直結され
ており、ネジ74の回転数、回転角度を計測する。80
は排出制御装置であり、Z軸の位置検出手段62、液面
検出手段25、エンコーダ78からの信号を受け、モー
タ76に制御信号を送る。なおこの実施例では、排出扉
70、ナット72及びネジ74により扉手段を構成して
おり、また排出制御装置80、モータ76及びエンコー
ダ78により制御手段を構成している。また、他の構成
は実施例1のものと同様であるので説明を省略する。
【0024】次に動作について図8、図9をも用いて説
明する。ワイヤ放電加工方法については従来例と同一の
ためここでは省略し、加工槽20内の液面高さ制御につ
いて説明する。この実施例3で加工槽20内の加工液面
を一定に制御する場合は、供給ポンプ45を駆動する
(ステップ1)とともに、排出扉70を閉じた状態とし
て(ステップ2)、加工液を上下ノズル47、48から
噴出させながら加工槽20に供給する。すると加工液は
加工槽20内に徐々に溜まっていき、液面検出手段25
がONし、液面が所定の高さまで来たことを検出する
(ステップ3)。この時、液面検出手段25はワイヤガ
イド上部5の所定の高さ上方に設けられているため、Z
軸の位置検出手段15により検出されているZ軸位置
と、加工槽20内の液面高さはほぼ同一となる。液面検
出手段25がONした後、液面検出手段25からのON
信号と、位置検出手段62により測定されたZ軸の主軸
位置の位置信号とを排出制御装置80に送信する。
【0025】排出制御装置80は、これらの信号を受け
取ると、供給ポンプ45より供給される加工液流量(一
定量として演算に用いる)、排出口32の開口面積及び
Z軸の主軸位置の位置信号に基づいて、図8に示す特性
の排出扉開口面積、並びにこの排出扉開口面積に基づく
加工液排出時間を演算し、排出扉70を開く信号をモー
タ76に送る(ステップ8)。この信号をモータ76が
受けると回転し、送りネジ74、ナット72を介して排
出扉70を開くことにより、加工槽内の加工液の排出を
開始する(ステップ9)。そして排出扉70の開度が排
出制御装置80にて演算された排出扉開口面積に達する
と(ステップ10)、排出扉70の開放動作を停止する
(ステップ11)。なお、排出扉70の実際の開度は、
モータ76に直結するエンコーダ78により検出され、
指令値と実際の開度が同一になったときモータ76の回
転を停止する。
【0026】そして排出制御装置80により演算された
排出時間が経過すると(ステップ12)、排出制御装置
80はモータ76に排出扉70を閉じる信号を出力し、
この信号を受けたモータ76は排出扉70を閉じ加工液
の排出を停止する(ステップ13)。加工液の排出が停
止すると、連続的に供給されている加工液により加工槽
20内の加工液面が再び上昇して液面検出手段25がO
Nし、S8〜S13の動作を繰り返す。この動作を繰り
返すことによりZ軸高さ、即ち液面高さが変化しても排
水量は一定となり、液面高さに関係なく液面をほぼ一定
に制御することができるようになる。また上限で他の機
器が水没せず、下限で被加工物7の表面が出ないように
するための液面検出手段25の位置調整が容易となる。
【0027】実施例4.次にこの発明の実施例4を図1
0〜図12を用いて説明する。この実施例4は、実施例
3においては、加工槽20に流入する加工液の量が変化
する場合、その変化に充分対応できないので、これを更
に改良したものである。図10において、85は液量計
測手段であり、ポンプ45からノズル47、48に供給
される加工液の流量を計測し、加工槽への加工液の流入
量信号を、排出制御装置87に送るものである。なお他
の構成は実施例3のものと同様であるので説明を省略す
る。
【0028】次に動作について図11、図12をも用い
て説明する。ワイヤ放電加工方法については従来例と同
一のためここでは省略し、加工槽20内の液面高さ制御
について説明する。この実施例3で加工槽20内の加工
液面を一定に制御する場合は、供給ポンプ45を駆動す
る(ステップ1)とともに、排出扉70を閉じた状態と
して(ステップ2)、加工液を上下ノズル47、48か
ら噴出させながら加工槽20に供給する。加工液は加工
槽20内に徐々に溜まっていき、液面検出手段25がO
Nし、液面が所定の高さまで来たことを検出する(ステ
ップ3)。この時、液面検出手段25はワイヤガイド上
部5の所定の高さ上方に設けられているため、Z軸の位
置検出手段15により検出されているZ軸位置と、加工
槽20内の液面高さはほぼ同一となる。液面検出手段2
5がONした後、液面検出手段25からのON信号と、
位置検出手段62により測定されたZ軸の主軸位置の位
置信号と、液量計測手段85により検出された上下ノズ
ル47、48から供給される加工液流量信号とを排出制
御装置87に送信する。
【0029】排出制御装置87は、これらの信号を受け
取ると、液量計測手段85により検出された加工液流量
信号、排出口32の開口面積及びZ軸の主軸位置の位置
信号に基づいて、図11に示す特性の排出扉開口面積、
即ち液量計測手段85により検出された加工液流量に応
じたきめ細かな排出扉開口面積を演算し、並びにこの排
出扉開口面積に基づく加工液排出時間を演算し、排出扉
70を開く信号をモータ76に送る(ステップ8)。こ
の信号を受けたモータ76は回転し、送りネジ74、ナ
ット72を介して排出扉70を開くことにより、加工槽
内の加工液の排出を開始する(ステップ9)。そして排
出扉70の排出扉開口面積が排出制御装置87にて演算
された排出扉開口面積に達すると(ステップ10)、排
出扉70の開放動作を停止する(ステップ11)。な
お、排出扉70の実際の開度は、モータ76に直結する
エンコーダ78により検出され、指令値と実際の開度が
同一になったときモータ76の回転を停止する。
【0030】そして排出制御装置87により演算された
排出時間が経過すると(ステップ12)、排出制御装置
87はモータ76に排出扉70を閉じる信号を出力し、
この信号を受けたモータ76は排出扉70を閉じ加工液
の排出を停止する(ステップ13)。加工液の排出が停
止すると、連続的に供給されている加工液により加工槽
20内の加工液面が再び上昇して液面検出手段25がO
Nし、S8〜S13の動作を繰り返す。この動作を繰り
返すことによりZ軸高さ、即ち液面高さが変化しても排
水量は一定となり、液面高さに関係なく液面をほぼ一定
に制御することができるようになる。また上限で他の機
器が水没せず、下限で被加工物7の表面が出ないように
するための液面検出手段25の位置調整が容易となる。
【0031】更にまた、より正確な排水流量特性を排出
制御装置87に持たせることにより、流入流量に応じた
正確な排水流量に相当する排出扉70の開度に設定する
ことができるようになり、この場合排出扉70の開閉動
作が不要となり、常に一定の液面に制御できる。
【0032】
【発明の効果】以上にように第1の発明によれば、被加
工物上方でワイヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、
前記上部ワイヤガイドを上下方向に移動可能に支持する
主軸と、前記主軸の位置を検出する位置検出手段と、前
記主軸の上部ワイヤガイド近房に設けられ、所定の液面
高さを検出する液面検出手段と、下部に排水口が設けら
れた、前記被加工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前
記加工槽の排水口を開閉する開閉手段と、前記位置検出
手段により検出された主軸の位置による加工槽の液面高
さに応じて前記開閉手段の開放時間を変更制御し、加工
槽の液面を前記液面検出手段により検出される所定の液
面高さに制御する制御手段とを有する構成としたので、
液面制御用の開閉手段を駆動するアクチュエターの寿命
を延ばすためそのアクチュエターの動作頻度を減少させ
ても、液面高さに関係なく、一定の幅に液面を制御する
ことができるようになる。
【0033】また第2の発明によれば、被加工物上方で
ワイヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワ
イヤガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前
記主軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上
部ワイヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出
する液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記
被加工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の
排水口を開閉する開閉手段と、前記加工槽内に流入する
加工液量を計測する液量計測手段と、前記位置検出手段
により検出された主軸の位置による加工槽の液面高さ及
び前記液量計測手段により計測された加工液量に応じて
前記開閉手段の開放時間を変更制御し、加工槽の液面を
前記液面検出手段により検出される所定の液面高さに制
御する制御手段とを有する構成としたので、液面制御用
の開閉手段を駆動するアクチュエターの寿命を延ばすた
めそのアクチュエターの動作頻度を減少させても、液面
高さ及び加工槽に流入する加工液量に関係なく、一定の
幅に液面を制御することができるようになる。
【0034】また第3の発明によれば、被加工物上方で
ワイヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワ
イヤガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前
記主軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上
部ワイヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出
する液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記
被加工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の
排水口を開閉するとともに、その排水口の開口面積を複
数段階に変更可能な扉手段と、前記位置検出手段により
検出された主軸の位置による加工槽の液面高さに応じて
前記扉手段の開口面積を変更制御し、加工槽の液面を前
記液面検出手段により検出される所定の液面高さに制御
する制御手段とを有する構成としたので、液面高さをほ
ぼ一定に制御することができ、ひいては液面検出手段の
位置調整を容易にすることができるようになる。
【0035】更にまた第4の発明によれば、被加工物上
方でワイヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上
部ワイヤガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸
と、前記主軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主
軸の上部ワイヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さ
を検出する液面検出手段と、下部に排水口が設けられ
た、前記被加工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記
加工槽の排水口を開閉するとともに、その排水口の開口
面積を複数段階に変更可能な扉手段と、前記加工槽内に
流入する加工液量を計測する液量計測手段と、前記位置
検出手段により検出された主軸の位置による加工槽の液
面高さ及び前記液量計測手段により計測された加工液量
に応じて前記扉手段の開口面積を変更制御し、加工槽の
液面を前記液面検出手段により検出される所定の液面高
さに制御する制御手段とを有する構成としたので、液面
高さを第3の発明のものより更に一定に制御することが
でき、ひいては液面検出手段の位置調整を更に容易にす
ることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1によるワイヤ放電加工装置
の構成を示す図である。
【図2】この発明の実施例1によるワイヤ放電加工装置
における排出時間の特性曲線を示す図である。
【図3】この発明の実施例1によるワイヤ放電加工装置
における動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の実施例2よるワイヤ放電加工装置の
構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例2によるワイヤ放電加工装置
における排出時間の特性曲線を示す図である。
【図6】この発明の実施例2によるワイヤ放電加工装置
における動作を示すフローチャートである。
【図7】この発明の実施例3によるワイヤ放電加工装置
の構成を示す図である。
【図8】この発明の実施例3によるワイヤ放電加工装置
における排出扉の開度の特性曲線を示す図である。
【図9】この発明の実施例3によるワイヤ放電加工装置
における動作を示すフローチャートである。
【図10】この発明の実施例4によるワイヤ放電加工装
置の構成を示す図である。
【図11】この発明の実施例4によるワイヤ放電加工装
置における排出扉の開度の特性曲線を示す図である。
【図12】この発明の実施例4によるワイヤ放電加工装
置における動作を示すフローチャートである。
【図13】従来のワイヤ放電加工装置の構成を示す図で
ある。
【符号の説明】
3 ワイヤ電極 5 上部ワイヤガイド 7 被加工物 10 主軸 20 加工槽 25 液面検出手段 28 開閉手段 32 排水口 38 排出扉 60 加工液排出制御装置 62 位置検出手段 65 液量計測手段 70 排出扉 72 ナット 74 ネジ 76 モータ 78 エンコーダ 80 加工液排出制御装置 85 液量計測手段 87 加工液排出制御装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させ被加工物を切断加工
    するワイヤ放電加工装置において、被加工物上方でワイ
    ヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワイヤ
    ガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前記主
    軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上部ワ
    イヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出する
    液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記被加
    工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の排水
    口を開閉する開閉手段と、前記位置検出手段により検出
    された主軸の位置による加工槽の液面高さに応じて前記
    開閉手段の開放時間を変更制御し、加工槽の液面を前記
    液面検出手段により検出される所定の液面高さに制御す
    る制御手段とを有することを特徴とするワイヤ放電加工
    装置。
  2. 【請求項2】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させ被加工物を切断加工
    するワイヤ放電加工装置において、被加工物上方でワイ
    ヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワイヤ
    ガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前記主
    軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上部ワ
    イヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出する
    液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記被加
    工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の排水
    口を開閉する開閉手段と、前記加工槽内に流入する加工
    液量を計測する液量計測手段と、前記位置検出手段によ
    り検出された主軸の位置による加工槽の液面高さ及び前
    記液量計測手段により計測された加工液量に応じて前記
    開閉手段の開放時間を変更制御し、加工槽の液面を前記
    液面検出手段により検出される所定の液面高さに制御す
    る制御手段とを有することを特徴とするワイヤ放電加工
    装置。
  3. 【請求項3】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させ被加工物を切断加工
    するワイヤ放電加工装置において、被加工物上方でワイ
    ヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワイヤ
    ガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前記主
    軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上部ワ
    イヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出する
    液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記被加
    工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の排水
    口を開閉するとともに、その排水口の開口面積を複数段
    階に変更可能な扉手段と、前記位置検出手段により検出
    された主軸の位置による加工槽の液面高さに応じて前記
    扉手段の開口面積を変更制御し、加工槽の液面を前記液
    面検出手段により検出される所定の液面高さに制御する
    制御手段とを有することを特徴とするワイヤ放電加工装
    置。
  4. 【請求項4】 ワイヤ電極と被加工物との間に微小間隙
    を持って、その間に放電を発生させ被加工物を切断加工
    するワイヤ放電加工装置において、被加工物上方でワイ
    ヤ電極を保持する上部ワイヤガイドと、前記上部ワイヤ
    ガイドを上下方向に移動可能に支持する主軸と、前記主
    軸の位置を検出する位置検出手段と、前記主軸の上部ワ
    イヤガイド近房に設けられ、所定の液面高さを検出する
    液面検出手段と、下部に排水口が設けられた、前記被加
    工物を加工液中に浸漬する加工槽と、前記加工槽の排水
    口を開閉するとともに、その排水口の開口面積を複数段
    階に変更可能な扉手段と、前記加工槽内に流入する加工
    液量を計測する液量計測手段と、前記位置検出手段によ
    り検出された主軸の位置による加工槽の液面高さ及び前
    記液量計測手段により計測された加工液量に応じて前記
    扉手段の開口面積を変更制御し、加工槽の液面を前記液
    面検出手段により検出される所定の液面高さに制御する
    制御手段とを有することを特徴とするワイヤ放電加工装
    置。
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