JPH07240109A - 照明器具の取付方法及び取付装置 - Google Patents

照明器具の取付方法及び取付装置

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JPH07240109A
JPH07240109A JP6051036A JP5103694A JPH07240109A JP H07240109 A JPH07240109 A JP H07240109A JP 6051036 A JP6051036 A JP 6051036A JP 5103694 A JP5103694 A JP 5103694A JP H07240109 A JPH07240109 A JP H07240109A
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JP
Japan
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wire
ceiling
lighting fixture
peripheral surface
mounting
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JP6051036A
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English (en)
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Yozo Mochizuki
陽三 望月
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Fujita Corp
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Fujita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 照明器具3の吊支を天井2の施工に先行して
行うことによって、仮設照明を不要とし、かつ照明器具
3の吊支後の天井施工時の危険を防止する。 【構成】 躯体スラブ1にワイヤ4を下垂状態に取り付
けてこのワイヤ4に移動自在に係止される可動係止具5
で照明器具3の本体ケース31を天井2の施工高さより
高位置で仮吊りし、天井2の施工後この天井2に照明器
具取付用開口部2Aを開設し、本体ケース31を可動係
止具5と共に開口部2Aへの取付高さまで移動させてこ
の高さで再び仮吊りしてから、天井2の開口部周縁に固
定する。この場合、仮吊りした本体ケース31にランプ
34取付及び電気配線を行うことによって照明器具3を
作業用照明手段として用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井に埋め込み状態に
設置される照明器具の取付方法及びこの方法に使用され
る取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】天井に埋め込み状態に設置される照明器
具の取付工事は、従来、典型的には次のような手順で行
われている。
【0003】まず、躯体スラブの下側に天井下地を施工
し、この天井下地における照明器具取付位置に墨出しを
して開口し、この開口部の補強を行う。次に、天井下地
の下面に天井化粧板を張り込んでこの天井化粧板に前記
天井下地の開口部と対応する開口部を開設し、この開口
部と対応する位置でスラブ下面に複数の吊りボルトを取
り付ける。そして、照明器具の本体ケースを前記吊りボ
ルト及び開口部に固定してから電気配線し、更に前記本
体ケースにランプ及び反射板を取り付けて完成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の取付方法によれば次のような問題が指摘される。 (1) 照明器具の取付工事は天井の施工後に行われるた
め、電気工事の作業者は天井の施工が終わった段階で集
中して現場入りすることになる。その結果、深夜作業を
強いられることが多く、施工精度の悪化を来す恐れがあ
る。 (2) 照明器具の取付が完了するまでは、室内作業場の照
明設備として仮設照明器具を別途用意しなければならな
い。 (3) 天井の施工に先行して照明器具を吊りボルトを介し
て取り付けておくことによって、仮設照明によらずに室
内作業場の照明を行うことも可能であるが、このような
照明器具の先行取付を行った場合は、天井の施工時に照
明器具やこれを吊支している吊りボルトが邪魔になり、
危険である。
【0005】本発明は、上述のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、躯体スラ
ブへの照明器具の吊支作業を天井の施工に先行して行う
ことによって、仮設照明を不要とし、かつ照明器具の吊
支後に行われる天井施工時の危険を防止することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明に係る照明器具の取付方法は、躯体スラブにワイ
ヤを下垂状態に取り付けてこのワイヤに移動自在に係止
される可動係止具で照明器具を天井の施工高さより高位
置で仮吊りし、天井の施工後この天井に照明器具取付用
開口部を開設し、前記照明器具を前記可動係止具と共に
前記開口部への取付高さまで吊り下ろしてこの高さで再
び仮吊りし、吊り下ろした照明器具を前記天井の開口部
周縁に固定するものである。この場合、仮吊りした照明
器具に電気配線を行うことによって、工事中に使用可能
とすることもできる。
【0007】また、上記取付方法を実現するための照明
器具の取付装置は、躯体スラブに下垂状態に取り付けら
れるワイヤと、このワイヤに移動自在に係止される可動
係止具とを備え、この可動係止具は、すり割りにより円
周方向に分割されたチャック部を有し前記ワイヤを内周
に挿通可能なコレットチャック部材と、内周面が前記チ
ャック部の先端外周面と摺動自在に干渉するテーパ状に
形成されると共に外周面に螺子溝が形成された筒状ボル
トと、この筒状ボルトの外周に螺合されて照明器具を支
承する支持ナットとからなるものである。そしてこの場
合一層好ましくは、ワイヤは、前記と同様のコレットチ
ャック部材及び筒状ボルトと、この筒状ボルトの外周に
螺合されると共に前記躯体スラブに埋設されるインサー
トナットとからなる固定係止具を介して、躯体スラブに
下垂される。
【0008】
【作用】本発明の取付方法によれば、天井の施工に先行
して躯体スラブに照明器具が吊支されるので、この照明
器具にランプ取付及び電気配線を行うことによって、仮
設照明装置を用いることなく室内作業場の照明を行うこ
とができる。しかも、前記照明器具は、ワイヤに可動係
止具を介して天井の施工高さより高位置に仮吊りされ、
天井施工後に前記可動係止具によって所定の取付高さま
で下ろされるので、天井施工時の邪魔にならず、吊りボ
ルトを用て取り付けるものではないので、天井の高さま
で突出した吊りボルトによる危険もない。
【0009】可動係止具は、コレットチャック部材のチ
ャック部を、筒状ボルトのテーパ状内周面に、その大径
側から小径側へ向けて押し込むことによって、前記チャ
ック部の先端が強制的に窄められてワイヤを把持するも
のであり、チャック部先端及び筒状ボルトのテーパ状内
周面の小径側が上向きになるようにワイヤに差し込まれ
る。すると、支持ナットを介して照明器具の重量を受け
る筒状ボルトが下方へ変位しようとしても、これに伴い
ワイヤに対するコレットチャック部材の把持力が増大
し、照明器具を確実に支持する。また、この可動係止具
は、コレットチャック部材を相対的に筒状ボルトのテー
パ状内周面の小径側から大径側へ変位させれば、コレッ
トチャック部材が開かれてワイヤに対する把持力が減少
するので、ワイヤにおける任意の位置に移動させること
ができる。
【0010】ワイヤは、前記可動係止具と同様の構造を
有する固定係止具を介して躯体スラブに下垂することが
できる。この固定係止具は、躯体スラブに埋設されるイ
ンサートナットに、チャック部先端及び筒状ボルトのテ
ーパ状内周面の小径側が下向きになるように設けられる
もので、ワイヤを把持しているコレットチャック部材
が、ワイヤに作用する重量によって下方へ変位されよう
としても、これに伴いワイヤに対するコレットチャック
部材の把持力が増大し、照明器具の重量によるワイヤの
抜けを確実に防止する。
【0011】
【実施例】図1は本発明の取付方法によって天井に取り
付けられた照明器具の取付状態を示すもので、参照符号
1は躯体スラブ、2は図示されていない吊りボルトを介
してスラブ1の下側に固定されると共に格子状に組まれ
た天井支持骨材21と、この天井支持骨材21の下面に
固定された天井下地板22と、この天井下地板22の下
面に貼着された天井化粧板23とからなる天井であり、
2Aはこの天井2に開設された照明器具取付用開口部、
3は照明器具である。照明器具3は、照明器具取付用開
口部2A内に位置してスラブ1に吊支された本体ケース
31と、この本体ケース31の下側に固定されると共に
外周の額縁部32aが照明器具取付用開口部2Aの縁部
下面に密接される伏皿状の反射板32と、本体ケース3
1の下面に突設された接続端子33を介して反射板32
の下側に取り付けられる蛍光ランプ34からなる。
【0012】照明器具3の本体ケース31は、躯体スラ
ブ1から下垂されたワイヤ4に、可動係止具5を介して
吊支されている。この可動係止具5は、図2に拡大した
斜視図として詳細に示すように、すり割り51bにより
円周方向に分割されたチャック部51aを有しワイヤ4
を内周に挿通可能なコレットチャック部材51と、内周
面52aがチャック部51aの先端外周面と摺動自在に
干渉するテーパ状に形成されると共に外周面に螺子溝5
2bが形成された筒状ボルト52と、この筒状ボルト5
2の外周に螺合され本体ケース31を支承する六角ナッ
ト状の支持ナット53とからなるものである。チャック
部51aの先端内周には、ワイヤ4を咬み込むようにし
て強力に把持するための複数の山形凹凸が反復形成され
ている。チャック部51aの非分割の基部には、筒状ボ
ルト52の内周への挿入が不可能な頭部51c及びこの
頭部51cに形成された突起51dが形成されており、
筒状ボルト52のテーパ状内周面52aの大径側が開口
されている側の端部には、前記突起51dを嵌め込み可
能な切欠52cが形成されている。
【0013】また、この実施例では、ワイヤ4は固定係
止具6を介して躯体スラブ1の下面に下垂状態に取り付
けられている。この固定係止具6は、図4に示すよう
に、コレットチャック部材61及び筒状ボルト62と、
この筒状ボルト62の外周に螺合されると共に躯体スラ
ブ1に埋設されるインサートナット63とからなる。コ
レットチャック部材61は、可動係止部5のコレットチ
ャック部材51と同様にすり割り61bによって円周方
向に分割されたチャック部61aと、このチャック部6
1aの非分割の基部に形成され筒状ボルト62の内周へ
の挿入が不可能な頭部61cとを有し、筒状ボルト62
は、可動係止部5の筒状ボルト52と同様に、内周面6
2aがチャック部61aの先端外周面と摺動自在に干渉
するテーパ状に形成されると共に外周面にインサートナ
ット63と螺合する螺子溝62bが形成されている。チ
ャック部61aの先端内周には、可動係止具5と同様
に、ワイヤ4を咬み込むようにして強力に把持するため
の複数の山形凹凸が反復形成されている。
【0014】図1に示す照明器具3の取付は、次のよう
な工程を経てなされる。まず第一工程として図3に示す
ように、躯体スラブ1の下面に固定係止具6を介してワ
イヤ4を下垂状態に取り付け、更にこのワイヤ4に移動
自在に係止される可動係止具5を介して、照明器具3の
本体ケース31を天井2の施工予定高さすなわち照明器
具3の取付高さHよりも十分高い位置で仮吊りする。
【0015】固定係止具6による躯体スラブ1へのワイ
ヤ4の取付作業においては、図4に示すように、ワイヤ
4の上端部41に、筒状ボルト62をそのテーパ状内周
面62aの小径側開口62cが下向きとなるように差し
込み、更にコレットチャック部材61のチャック部61
aを下向きにして、筒状ボルト62内のワイヤ4に通す
と共に筒状ボルト62のテーパ状内周面62a内にその
大径側から小径側へ向けて相対的に押し込む。すると、
チャック部61aは、その先端外周面がテーパ状内周面
62と摺動的に干渉することによって強制的に窄めら
れ、ワイヤ4の外周面を把持するので、この状態で、筒
状ボルト62を、スラブ1に埋設されたインサートナッ
ト63にねじ込む。なお、インサートナット63は、コ
ンクリート打設による躯体施工時に予めスラブ1に埋設
される。
【0016】可動係止具5によるワイヤ4への本体ケー
ス31の仮吊り作業においては、図5に示すように、ま
ずワイヤ4の下端部から筒状ボルト52をそのテーパ状
内周面52aの小径側開口52cが上向きとなるように
差し込み、更にコレットチャック部材51のチャック部
51aを上向きにして、筒状ボルト52内のワイヤ4に
通すと共に筒状ボルト52のテーパ状内周面52a内に
その大径側から小径側へ向けて相対的に押し込む。する
と、チャック部51aは、その先端外周面がテーパ状内
周面52と摺動的に干渉することによって強制的に窄め
られ、ワイヤ4の外周面を把持する。なお、コレットチ
ャック部材51の押し込みの際に、突起51dと切欠5
2cを互いに嵌合することによって、コレットチャック
部材51と筒状ボルト52の相対回転を防止することが
できる。次に、照明器具3の本体ケース31の天板に開
設された取付孔31aをワイヤ4に通し、その下から筒
状ボルト52に支持ナット53をねじ込み、この支持ナ
ット53で前記本体ケース31を支承する。
【0017】上記仮吊り状態において、ワイヤ4を把持
している固定係止具6のコレットチャック部材61は、
ワイヤ4に作用する照明器具3の本体ケース31の重量
によって下方へ変位しようとすると、チャック部61a
の先端外周が筒状ボルト62のテーパ状内周面62aの
小径側へ変位されることになるので、これに伴いワイヤ
4に対するコレットチャック部材61の把持力が増大
し、ワイヤ4の抜け落ちを確実に防止する。また、可動
係止具5も同様に、支持ナット53を介して作用する本
体ケース31の重量によって筒状ボルト52が下方へ変
位しようとすると、ワイヤ4を把持しているコレットチ
ャック部材51が相対的にテーパ状内周面52aの小径
側へ変位されることになるので、これに伴いワイヤ4に
対するコレットチャック部材51の把持力が増大し、ワ
イヤ4からの本体ケース31の落下を確実に防止する。
【0018】上述の第一工程による仮吊り作業が終わっ
たら、照明器具3の本体ケース31の下面の接続端子3
3に蛍光ランプ34を取り付け、更に所要の電気配線を
行うことによって、この照明器具3を、仮設照明装置の
代わりに室内作業場の照明手段として使用することがで
きる。
【0019】次に、第二工程として図6に示すように、
天井2の施工を行う。すなわち、天井支持骨材21を組
み、この天井支持骨材21の下面に天井下地板22を張
り、仮吊りされた照明器具3の真下の位置に、本体ケー
ス31を嵌め込み可能な大きさの開口部22aを開設し
てこの開口部22aの周囲を補強し、更に天井下地板2
2の下面天井化粧板23を貼着して前記開口部22aと
対応する開口部23aを開設し、これによって照明器具
取付用開口部2Aが形成される。また、この天井2の施
工においては、その施工高さよりも十分に高い位置に照
明器具3が吊支されているので、施工の邪魔にならな
い。また、この時点では、ワイヤ4は本体ケース31の
下方へ下垂されて天井2の高さ近傍に達しているが、照
明器具3の取付手段として一般的に用いられる吊りボル
トと異なり、天井工事の作業者がこのワイヤ4にぶつか
っても怪我をするようなことはなく、作業を安全に進行
することができる。
【0020】次に、第三工程として図7に示すように、
天井2の施工高さよりも上方に仮吊りされていた照明器
具3の本体ケース31を、可動係止具5と共に照明器具
取付用開口部2Aへの取付高さまで下ろして、この高さ
で再び仮吊りする。本体ケース31を下ろす場合は、図
8に示すように、可動係止具5の支持ナット53及び筒
状ボルト52を手で支持しながらコレットチャック部材
51の頭部51cをつまんで引っ張り、コレットチャッ
ク部材51を筒状ボルト52のテーパ状内周面52内の
大径側へ変位させる。これによって、窄められていたチ
ャック部51aが開き、ワイヤ4に対する把持力が低下
するので容易に下ろすことができる。
【0021】これによって本体ケース31が照明器具取
付用開口部2Aに嵌め込まれたら、可動係止具5の支持
ナット53を適宜回転させて照明器具3の吊支高さを微
調整し、最後に第四工程として図9に示すように、反射
板32を、本体ケース31の下面に嵌め込んで複数のビ
ス35で締め付け固定すると共にこの反射板32の外周
の額縁部32aを照明器具取付用開口部2Aの縁部下面
に密接させることによって、図1に示す取付状態を実現
する。
【0022】また、天井2の補修工事等の際には、蛍光
ランプ34や電気配線を外さずに、反射板32のみを本
体ケース31から取り外して、図6に示すように、照明
器具3を天井2の高さよりも上方に吊支し、これを補修
工事に必要な照明手段として用いることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によると、次のような効果が実現
される。 (1) 照明器具の取付工事を天井の施工工事に先行して行
うことができるため、天井の施工の前後で、現場入りす
る電気工事作業者の人数が適切に配分され、工事を効率
的に進めることができる。 (2) 照明器具の取付工事を天井の施工工事に先行して行
うことによって、この照明器具を室内作業場の照明設備
として使用できるので、仮設照明器具を別途用意する必
要がない。また、天井のリニューアルの際も、照明器具
を天井の高さより高い位置に吊支して、室内作業場の照
明設備として使用できる。 (3) 天井の施工前での照明器具の吊支高さを、天井の施
工高さよりも高くするため、天井の施工時に照明器具が
邪魔になることがなく、しかも天井高さまで突出する吊
りボルトを用いるものではないので安全である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の取付方法によって天井に取り付けられ
た照明器具の取付状態を示す説明図である。
【図2】本発明の取付方法に用いられる可動係止具を拡
大して示す一部切断した斜視図である。
【図3】本発明の取付方法の第一工程を示す説明図であ
る。
【図4】上記第一工程において固定係止具による躯体ス
ラブへのワイヤの取付構造を示す説明図である。
【図5】上記第一工程において可動係止具によるワイヤ
への照明器具本体ケースの取付構造を示す説明図であ
る。
【図6】本発明の取付方法の第二工程を示す説明図であ
る。
【図7】本発明の取付方法の第三工程を示す説明図であ
る。
【図8】上記第三工程において可動係止具による照明器
具本体ケースの吊り下ろしの操作を示す説明図である。
【図9】本発明の取付方法の第四工程を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 躯体スラブ 2 天井 2A 照明器具取付用開口部 3 照明器具 31 本体ケース 32 反射板 34 蛍光ランプ 4 ワイヤ 5 可動係止具 51 コレットチャック部材 51a チャック部 52 筒状ボルト 52a テーパ状内周面 53 支持ナット 6 固定係止具 61 コレットチャック部材 61a チャック部 62 筒状ボルト 62a テーパ状内周面 63 インサートナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F21V 21/16 J

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 躯体スラブにワイヤを下垂状態に取り付
    けてこのワイヤに移動自在に係止される可動係止具で照
    明器具を天井の施工高さより高位置で仮吊りする第一工
    程と、 天井の施工後この天井に照明器具取付用開口部を開設す
    る第二工程と、 前記照明器具を前記可動係止具と共に前記開口部への取
    付高さまで吊り下ろしてこの高さで再び仮吊りする第三
    工程と、 吊り下ろした照明器具を前記天井の開口部周縁に固定す
    る第四工程と、からなることを特徴とする照明器具の取
    付方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、第一工程又は
    第三工程において仮吊りされた照明器具にランプ取付及
    び所要の電気配線を行うことを特徴とする照明器具の取
    付方法。
  3. 【請求項3】 躯体スラブに下垂状態に取り付けられる
    ワイヤと、 このワイヤに移動自在に係止される可動係止具とを備
    え、 この可動係止具は、 すり割りにより円周方向に分割されたチャック部を有し
    前記ワイヤを内周に挿通可能なコレットチャック部材
    と、 内周面が前記チャック部の先端外周面と摺動自在に干渉
    するテーパ状に形成されると共に外周面に螺子溝が形成
    された筒状ボルトと、 この筒状ボルトの外周に螺合されて照明器具を支承する
    支持ナットと、からなることを特徴とする照明器具の取
    付装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記載において、 ワイヤが躯体スラブに固定係止具を介して下垂され、 この固定係止具は、 すり割りにより円周方向に分割されたチャック部を有し
    前記ワイヤを内周に挿通可能なコレットチャック部材
    と、 内周面が前記チャック部の先端外周面と摺動自在に干渉
    するテーパ状に形成されると共に外周面に螺子溝が形成
    された筒状ボルトと、 この筒状ボルトの外周に螺合されると共に前記躯体スラ
    ブに埋設されるインサートナットと、からなることを特
    徴とする照明器具の取付装置。
JP6051036A 1994-02-25 1994-02-25 照明器具の取付方法及び取付装置 Pending JPH07240109A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2258922A1 (es) * 2005-02-21 2006-09-01 Roberto Principe Centeno Disposicion de anclaje para techos.
CN108166826A (zh) * 2018-01-15 2018-06-15 中建四局安装工程有限公司 一种地下车库车位引导系统及照明的安装方法及结构

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