JPH07239943A - 画像作成装置 - Google Patents

画像作成装置

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JPH07239943A
JPH07239943A JP5107794A JP5107794A JPH07239943A JP H07239943 A JPH07239943 A JP H07239943A JP 5107794 A JP5107794 A JP 5107794A JP 5107794 A JP5107794 A JP 5107794A JP H07239943 A JPH07239943 A JP H07239943A
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JP5107794A
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Tadahiro Takeguchi
忠寛 竹口
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パーツの組み合わせに関わらず、各パーツを
適切な位置関係で展開し、合成できる画像作成装置を提
供することである。 【構成】 パーツパターンROM15は人間の顔を構成
するパーツ、例えば、輪郭、髪、目、鼻、口、眉の基本
パーツと眼鏡、しわ等の付属パーツのパターンを記憶す
る。制御部11は、パーツRAM23に記憶された各パ
ーツのパターンをパーツパターンROM15から読み出
して合成RAM25上に展開して似顔絵を作成する。部
品関連テーブル27には、各付属パーツとそれに対応す
る基本パーツの展開時の位置関係が記憶されており、制
御部31は、付属パーツを展開する際、対応する基本パ
ーツの展開位置に基づいて付属パーツの展開位置を決定
する。従って、基本パーツの展開位置が調整・変更され
た場合でも、基本パーツと付属パーツの位置関係は適切
なものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は予め登録されている複
数のパーツのパターン(部分画像)を任意に組み合わせ
て似顔絵等の画像を形成する画像作成装置に関し、特
に、基本パーツのパターンとそれに付属する付属パーツ
のパターンとを適切な位置関係で組み合わせることがで
きる画像作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術と課題】輪郭、髪、目、鼻、口等のパーツ
(部品)のパターンを任意に組み合わせて似顔絵等を作
成する画像作成装置が知られている。この種の画像作成
装置では、予めパーツ別に登録されている複数のパター
ン(部分画像)の中から任意のパターンを選択して、合
成することにより、似顔絵を得ている。従来の似顔絵作
成装置では、眼鏡、しわ、髭等の付随する(必要に応じ
て設けられる)部分は、目や輪郭の付属品として、眼鏡
をかけた目、しわのある目等のパターンを用いて表現さ
れていた。従って、別の目に新たにしわをつける等の操
作ができず、新たにしわのついた別の目の部品を作成し
なければならないという欠点があった。
【0003】従来の画像作成装置においては、パターン
の組み合わせによっては、パターンの境界部分に段差や
隙間等の「ずれ」等が生じ、似顔絵が適切に作成できな
い場合があった。このような場合に、輪郭を基準とし
て、他の部品を拡大又は縮小することにより、パターン
間の「ずれ」を解決する技術が特開平4−338879
に提案されている。しかし、輪郭を基準として他の部品
を拡大・縮小するだけでは「ずれ」を完全に解消できな
いという問題があった。
【0004】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、適切な画像を簡単に作成することができる画像作成
装置を提供することを目的とする。この発明は基礎とな
る部分画像とこれ付随する部分画像を適切な位置関係で
合成することができる画像作成装置を提供することを目
的とする。この発明は複数の部分画像を組み合わせた
際、部分画像の種類に関わらず、各部分画像を適切な位
置関係で展開し、合成できる画像作成装置を提供するこ
とを他の目的とする。また、この発明は、使いやすく且
つ適切な画像を形成できる画像作成装置を提供すること
を他の目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかる画像作成装置は、画
像を構成するための基本となる複数の第1の部分画像と
当該第1の部分画像に付属する第2の部分画像とを記憶
する部分画像記憶手段と、前記第1の部分画像と前記第
2の部分画像との位置関係を記憶する位置関係記憶手段
と、前記位置関係記憶手段に記憶された位置関係に従っ
て、前記部分画像記憶手段から読み出された第1の部分
画像と第2の部分画像とを合成する合成手段と、前記合
成手段により合成された部分画像からなる画像を出力す
る出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】上記目的を達成するため、この発明の第2
の観点にかかる画像作成装置は、画像を構成する複数の
部分画像を記憶する部分画像記憶手段と、前記部分画像
相互の展開時の位置ずれ量又は位置関係を記憶する位置
ずれ量記憶手段と、前記部分画像記憶手段に記憶された
部分画像の中から任意の複数の部分画像を選択する選択
手段と、前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ
量又は位置関係に従って、前記選択手段により選択され
た各部分画像を展開/合成する展開手段と、前記展開手
段により展開/合成された部分画像により構成された画
像を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成とすることにより、この発明の第1の
観点にかかる画像作成装置によれば、基本となる第1の
部分画像(例えば、目のパーツのパターン)の配置(合
成)位置に合わせてこれに付属する第2の部分画像(例
えば、眼鏡のパーツのパターン)の配置(合成)位置が
調整される。従って、基本となる第1部分画像と付属す
る第2部分画像が、その組み合わせを変更したり、第1
の部分画像の配置を変更したりしても、適切な位置関係
で各部分画像が配置される。従って、例えば、目の部分
画像と眼鏡の部分画像の境界部分のずれたりすることが
なくなり、自然な感じの画像を作成できる。
【0008】また、この発明の第2の観点にかかる画像
作成装置によれば、予め記憶された位置ずれ量又は位置
関係に従って、複数の部分画像が合成されるので、両部
分画像の位置関係が適切なものとなる。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の実施例を説
明する。図1は、この発明の一実施例にかかる画像作成
装置の回路構成を示すブロック図である。この画像作成
装置は、予め記憶されている複数のパターン(部分画
像)を組み合わせて似顔絵を作成し、作成した似顔絵を
出力する機能を有する。
【0010】図示するように、この実施例の画像作成装
置は、制御部11、入力部13、パーツパターンROM
15、プログラムRAM21、パーツRAM23、合成
RAM25、部品関連テーブル27、似顔絵保存RAM
29、表示駆動回路31、表示部33、印刷制御回路4
1及びプリンタ43を備える。
【0011】制御部11は、入力部13から供給される
キー操作信号に基づき、後述するプログラムRAM21
に予め記憶されたプログラムに従って回路各部の動作の
制御を行なう。制御部11は、例えば、CPU(中央処
理装置)11Aとその周辺回路等から構成される。
【0012】入力部13は、複数のキースイッチを備
え、制御部11にデータを供給する。入力部13は、例
えば、似顔絵作成モードを設定する際に操作される似顔
絵作成キー13a、後述する基本似顔絵を選択する基本
似顔絵選択キー13b,13c、似顔絵を構成するパー
ツ(部位)を指定するためのパーツ指定キー13d、1
3e,指定されたパーツの複数のパターンの中から任意
のものを選択するためのパターン選択キー13f、13
g、作成された似顔絵を印刷する際に操作される印刷キ
ー13h、作成された似顔絵を保存登録する際に操作さ
れる登録キー13i、保存登録されている似顔絵を読み
出す際に操作される読み出しキー13j等を備える。
【0013】パーツパターンROM15は、図2に示す
ように、似顔絵画像を構成するパーツ毎に複数個のパタ
ーン(部分画像)を記憶する。本実施例においては、似
顔絵画像は、輪郭、髪、目、鼻、口、眉の6つの基準パ
ーツのパターン(第1部分画像)を合成して構成される
ものとし、パーツパターンROM15はパーツ毎に20
個のパターン(No.「01」〜No.「20」)を記
憶する。さらに、本実施例においては、眼鏡、目のし
わ、額のしわ、鼻のしわ、口髭、頬髭等の、基準パーツ
に付属する付属パーツを必要に応じて選択して基準パー
ツと合成できるものとし、これらの付属パーツのパター
ン(第2部分画像)もパーツパターンROM15に記憶
されている。
【0014】プログラムRAM21は、制御部11の動
作を制御するプログラム、例えば、データ入力プログラ
ム、似顔絵作成プログラム等を記憶する。パーツRAM
23は、似顔絵画像を構成する各パーツのパターン番号
を図3に示すように記憶する。合成RAM25は、パー
ツパターンROM15から読み出された各パーツのパタ
ーン(ドットパターン)を合成して、似顔絵を作成する
ために使用される領域である。
【0015】部品関連テーブル27はパターン相互の位
置関係を記憶する。即ち、通常は各パーツのパターン
は、図4に示すように、合成RAM25上の合成面の座
標に基づいて展開して合成されるが、このように展開す
るパターンの選択の組み合わせによっては、各パーツパ
ターンの合成の際に、例えば、基準となる目とこれに付
随する眼鏡との位置がずれたりする等、不自然になる場
合がある。そこで、部品関連テーブル27は、図5に示
すように、パーツパターンROM15に記憶された付属
パーツそれぞれについて、基準パーツの展開位置の基準
点と付属パーツの展開位置の基準点との位置関係をX,
Y方向のずれ量として記憶する。
【0016】なお、各ずれ量は、例えば、図6に示すよ
うに実験的に決定される。即ち、図6(A)は基準パー
ツである目のパターンとこの目に付属するパーツである
眼鏡との位置関係を例示し、例えば、眼鏡の中心と目の
中心が一致するようにずれ量が決定される。また、図6
(B)は基準パーツである目のパターンとこの目に付属
するパーツである目のしわのパターンとの位置関係を例
示し、例えば、目のしわの上端が目のパターンの下端の
若干下になるようにずれ量が設定される。同様に、図6
(C)は基準パーツである眉のパターンとこの眉に付属
するパーツである額のしわのパターン、(D)は鼻のパ
ターンと鼻のしわのパターン、(E)は口のパターンと
口髭のパターンとの位置関係を例示する。
【0017】似顔絵保存RAM29は、作成された似顔
絵を構成する各パーツのパターン番号を記憶する。印刷
制御回路41は制御部11の制御下にプリンタ43の動
作を制御する。プリンタ43は例えば、ラインプリンタ
等から構成される。表示駆動回路31は制御部11の制
御下に表示部33の表示動作を制御する。表示部33は
液晶ドットマトリクス表示装置等から構成される。
【0018】次に、上記構成の画像作成装置の動作を説
明する。使用者が入力部13の似顔絵作成キー13aを
操作すると、制御部11はこのキー操作を検出し、図7
に示す似顔絵作成処理を開始する。まず、制御部11
は、全ての基準パーツについて合成対象となるパターン
番号として「01」を、付属パーツについて「なし」
を、変更対象となるパーツ番号として輪郭を示す「0
1」をパーツRAM23を初期設定する(ステップA
1)。
【0019】次に、制御部11は、このようにしてパー
ツRAM23に初期設定された各パターン番号に基づい
て対応する各パーツパターン(部分画像)をパーツパタ
ーンROM15から読み出し、これらを合成RAM25
に転送し、展開して合成する(ステップA2)。なお、
ステップA2で実行される合成処理の詳細は後述する。
制御部11は、合成RAM25で作成された似顔絵を表
示部33に表示する(ステップA3)。
【0020】次に、制御部11は入力部13の基本似顔
絵選択キー13b,13cが操作されたか否かを判別す
る(ステップA4)。基本似顔絵選択キー13bが操作
された場合、ステップA5で、全ての基準パーツの合成
対象のパターン番号が+1され(この場合、パターン番
号が「01」と初期設定されているの場合であるので
「02」となるが、既にパターン番号が「20」の場合
には、「01」とされ)、フローはステップA2にリタ
ーンする。また、基本似顔絵選択キー13cが操作され
た場合、ステップA5で、全ての基準パーツの合成対象
のパターン番号が−1され(この場合、パターン番号が
「01」と初期設定されているの場合であるので「2
0」とされ)、フローはステップA2にリターンする。
【0021】ステップA4でNOと判別されると、制御
部11は入力部13のパーツ指定キー13d,13eが
操作されたか否かを判別する(ステップA6)。パーツ
指定キー13dが操作された場合、ステップA7で、変
更対象のパーツの番号が+1され(この場合、初期設定
の「01」(輪郭)から「02」(髪)に更新される
が、既にパーツ番号が「12」(頬髭)となっている場
合には、「01」(輪郭)とされ)、フローはステップ
A2にリターンする。また、パーツ指定キー13eが操
作された場合、ステップA7で、変更対象のパーツ番号
が−1され(この場合、初期設定のパーツ番号が「0
1」(輪郭)であるので、「12」(頬髭)とされ)、
フローはステップA2にリターンする。
【0022】一方、ステップA6でNOと判別される
と、制御部11は入力部13のパターン選択キー13
g,13fが操作されたか否かを判別する(ステップA
8)。パターン選択キー13fが操作された場合、ステ
ップA9で、変更対象パーツのパターン番号が更新(+
1)される。ただし、更新対象パーツが基準パーツで、
パターン番号が最終番号の場合には、パターン番号は
「01」とされる。また、変更対象パーツが付属パーツ
で、パターン番号が最終番号の場合には、パターン番号
は「なし」とされ、「なし」の場合には「01」とされ
る。また、パターン選択キー13gが操作された場合、
ステップA9で、変更対象パーツのパターン番号が更新
(−1)される。ただし、更新対象パーツが基準パーツ
で、パターン番号が「01」の場合には、パターン番号
は最終番号とされる。また、変更対象パーツが付属パー
ツで、パターン番号が「01」の場合には、パターン番
号は「なし」とされ、「なし」の場合には最終番号とさ
れる。
【0023】ステップA8でNOと判別されると、制御
部11は入力部13の登録キー13iが操作されたか否
かを判別する(ステップA10)。登録キー13iが操
作された場合、制御部11は合成RAM25に保持され
ている似顔絵を構成する各パーツのパターン番号を似顔
絵保存RAM29に登録し(ステップA11)、似顔絵
作成処理を終了する。登録の際、似顔絵の登録番号を入
力させるようにしてもよい。一方、ステップA10で登
録キー13iが操作されていないと判断された場合、フ
ローはステップA4にリターンする。
【0024】従って、ステップA1の初期設定により、
全ての基準パーツについて「01」のパターンの基準パ
ーツから構成される第1の基本似顔絵が作成され、表示
される。そして、使用者が基本似顔絵選択キー13b又
は13cを操作すると、全ての基準パーツについて同一
番号のパターンから構成される第1〜第20の基本似顔
絵が順次作成され、表示される。これにより、使用者は
20個の基本似顔絵の中から自分の希望する似顔絵に近
いものを選択できる。
【0025】表示された基本似顔絵のうち、ある特定の
パーツ(例えば輪郭)のパターンを他のパターンに変更
したい場合には、使用者はパーツ指定キー13d,13
eを操作して変更対象パーツを指定し、その後、パター
ン選択キー13f、13gを操作し、任意のパターンに
変更する。
【0026】また、基本似顔絵に付属パーツを付加する
場合或いはすでに付加されている付属パーツを変更する
(又は取り除く)場合、使用者はパーツ指定キー13
d,13eを操作して付加したい或いは変更したいパー
ツを指定し、その後、パターン選択キー13f、13g
を操作し、任意のパターンを指定する。
【0027】このような操作により、任意のパーツのパ
ターンを他のパターンに変更したり、任意の付属パーツ
を似顔絵に付加したり、除去したりして、希望する似顔
絵に最も近い似顔絵を作成することができる。
【0028】次に、図7のステップA2で実行される合
成処理について、図8のフローチャートを参照して説明
する。まず、制御部11は、読み出し対象のパーツのパ
ーツ番号を「01」(輪郭)に設定する(ステップB
1)。次に、パーツRAM23を参照し、読み出し対象
のパーツのパターン番号が設定されているか否かを判別
する(ステップB2)。図3に示す「額のしわ」のよう
に、パターン番号が設定されていない場合には、フロー
は後述するステップB9にジャンプする。
【0029】ステップB2で、読み出し対象のパーツの
パターン番号が設定されていると判断された場合、該当
パターン番号に対応するパーツパターンをパーツパター
ンROM15から読み出す(ステップB3)。制御部1
1は部品関連テーブル27をアクセスし、読み出し対象
のパーツに対応する基準パーツが存在するか否かを判別
する(ステップB4)。基準パーツが存在する場合(読
み出されたパターンが付属パーツのパターンの場合)、
制御部11は、図4に示す合成面上の基準パーツの展開
(合成)位置の基準点の座標を求める(ステップB
5)。制御部11は、基準パーツの合成位置の基準点の
座標と部品関連テーブル27に記憶されたずれ量とから
合成しようとしているパターンの展開位置の基準点の座
標を算出する(ステップB6)。次に、算出した基準点
に基づいて、ステップB3で読み出したパターンを展開
する(ステップB7)。
【0030】ステップB4で基準パーツが存在しないと
判断された場合(読み出されたパターンが基準パーツの
パターンである場合)、ステップB3で読み出したパタ
ーンを合成面上のパーツ毎に定められた位置に展開する
(ステップB8)。ステップB7又はB8の処理後、未
展開のパーツが存在するか否かを判断し(ステップB
9)、存在する場合には、ステップB10で、パーツ番
号を更新(+1)して、ステップB2に進む。一方、全
てのパーツのパターンを展開し終わった場合には、フロ
ーは図7のステップA5に進む。
【0031】なお、印刷キー13hが操作されると、制
御部11は、合成RAM25上に展開・合成されている
図形(ドットパターン)を読み出し、印刷制御回路41
を介してプリンタ43を制御して、印刷する。また、読
み出しキー13jを操作することにより、似顔絵保存R
AM29に記憶された任意の似顔絵を構成する各パーツ
のパターン番号がパーツRAM23に転送される。さら
に、そのパターンにより構成される似顔絵が図8に示す
合成処理により合成RAM25上に展開して合成され
る。制御部11は作成された似顔絵を表示駆動回路31
を介して表示部33に表示させる。
【0032】本実施例によれば、予め用意された複数の
パーツのパターンを任意に組み合わせて似顔絵を作成す
る際に、パーツパターン相互の位置が最適な関係となる
ように調整されるので、パーツパターン相互に位置ずれ
が発生することがなく、関連するパターンを違和感を生
じさせないような態様で合成できる。また、作成した似
顔絵を保存し、必要に応じて読み出し、出力(表示、印
刷)することができる。
【0033】上記実施例では、基準パーツと付属パーツ
とを組み合わせる際に、基準パーツのパターンの位置に
合わせてそれに付属する付属パーツのパターンの位置を
調整したが、各位置の調整だけでなく、そのパターンサ
イズの調整(拡大又は縮小)を同時に行ってもよい。
【0034】なお、部品関連テーブル27にずれ量と拡
大又は縮小倍率とを設定しておき、ステップB7の展開
時に付属パーツのパターンをその倍率で拡大又は縮小す
るようにしてもよい。
【0035】上記実施例においては、基準パーツはそれ
ぞれ予め定められた位置に展開されたが、入力部13上
のキーの操作により、基準パーツの展開位置を調整でき
るようにしてもよい。この場合、例えば図9に示すよう
に、合成面上の基本パターンの予め定められた展開位置
を求め(ステップC1),破線等で表示する(ステップ
C2)。そして、使用者が入力部13の位置制御キー
(例えば、カーソルキー)を操作した場合には、その位
置を位置制御キーの操作に応じて調整し(ステップC
3,C4)、展開位置を変更して表示する(ステップC
2)。
【0036】その後、使用者が、例えば、実行キーを操
作した場合に、設定された位置にそのパターンを展開す
る(ステップC5,C6)。このような構成によれば、
基準パーツの展開位置を調整(変更)した場合であって
も、基準パーツの位置を付属パーツ展開時の基準とする
ので、基準パーツと付属パーツとの間で位置ずれ等が生
ぜず、違和感のない似顔絵が作成される。基準パーツだ
けでなく、付属パーツの展開位置も調整できるようにし
てもよい。
【0037】図5の例では、パターンとパターンとの組
み合わせ毎にずれ量を部品関連テーブル27に保存した
が、例えば、図10に示すように、パーツとパーツ毎に
パターンの位置づれ量を部品関連テーブル27に保存し
てもよい。この場合、例えば、眼鏡のパターンの中心と
目のパターンの中心とが一致するように各眼鏡の各パタ
ーンを作成するのが望ましい。この場合、基準パーツの
展開位置を調整(変更)しても、付属パーツの展開位置
も自動的に調整されるので、基準パーツと付属パーツと
の位置ずれが生じない。
【0038】上記実施例においては、基準パーツとして
輪郭、髪、目、鼻、口、眉、付属パーツとして眼鏡、目
のしわ、額のしわ、鼻のしわ、口髭、頬髭を示したが、
これらは例示にすぎず、他のパターンを基準パーツある
いは付属パーツとすることができる。また、上記実施例
では、似顔絵を作成する場合を例に本願発明を説明した
が、任意のパーツを組み合わせて任意の画像を作成する
画像作成装置に本願発明を適用できる。例えば、自動車
のパーツのパターンを予め記憶させておき、任意のパー
ツを組み合わせて自動車の画像を作成するようにしても
よい。
【0039】この発明は、画像作成専用の装置に限定さ
れず、例えば、個人データと共に似顔絵等を保存するこ
とができる電子手帳、ワードプロセッサ、パーソナルコ
ンピュータ、似顔絵等の画像を作成してラベルに印刷す
るラベルプリンタ等に広く応用可能である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、予め登録された部分画像を適当に組み合わせて任意
の画像を形成する際に、部分画像相互の位置関係が最適
となるように、自動的に調整されるので、違和感のない
画像を作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例にかかる画像作成装置の
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すパーツパターンROMの記憶データ
の一例を示す図である。
【図3】図1に示すパーツRAMの記憶データの一例を
示す図である。
【図4】合成面とパターン展開位置との関係を示す図で
ある。
【図5】図1に示す部品関連テーブルの記憶データを示
す図である。
【図6】基準パターンの展開位置とそれに付属する付属
パターンの展開位置との関係(ずれ量)を示す図であ
り、(A)は目のパターンと眼鏡のパターンとの位置関
係を例示し、(B)は目のパターンと目のしわのパター
ンとの位置関係を例示し、(C)は眉のパターンと額の
しわのパターンとを例示し、(D)は鼻のパターンと鼻
のしわのパターンとを例示し、(E)は口のパターンと
口髭のパターンとの位置関係を例示する。
【図7】似顔絵作成処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】図7に示す合成処理の詳細を説明するためのフ
ローチャートである。
【図9】図8に示す合成処理の変形例を説明するための
フローチャートである。
【図10】部品関連テーブルの記憶データの変形例を示
す図である。
【符号の説明】
11・・・制御部、11A・・・CPU、13・・・入力部、1
5・・・パーツパターンROM、21・・・プログラムRA
M、23・・・パーツRAM、25・・・合成RAM、27・・
・部品関連テーブル、29・・・似顔絵保存RAM、31・・
・表示駆動回路、33・・・表示部、41・・・印刷制御回
路、43・・・プリンタ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像を構成するための基本となる複数の第
    1の部分画像と当該第1の部分画像に付属する第2の部
    分画像とを記憶する部分画像記憶手段と、 前記第1の部分画像と前記第2の部分画像との位置関係
    を記憶する位置関係記憶手段と、 前記位置関係記憶手段に記憶された位置関係に従って、
    前記部分画像記憶手段から読み出された第1の部分画像
    と第2の部分画像とを合成する合成手段と、 前記合成手段により合成された部分画像からなる画像を
    出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像作
    成装置。
  2. 【請求項2】前記位置関係記憶手段は、前記位置関係と
    して、前記第1の部分画像の基準点と前記第2の部分画
    像の基準点との展開時の位置のずれ量を記憶しているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像作成装置。
  3. 【請求項3】前記第1と第2の部分画像の少なくとも一
    つの展開位置を調整する位置調整手段を備えることを特
    徴とする請求項1又は2記載の画像作成装置。
  4. 【請求項4】画像を構成する複数の部分画像を記憶する
    部分画像記憶手段と、 前記部分画像相互の展開時の位置ずれ量を記憶する位置
    ずれ量記憶手段と、 前記部分画像記憶手段に記憶された部分画像の中から任
    意の複数の部分画像を選択する選択手段と、 前記位置ずれ量記憶手段に記憶された位置ずれ量に従っ
    て、前記選択手段により選択された各部分画像を展開す
    る展開手段と、 前記展開手段により展開された部分画像により構成され
    た画像を出力する出力手段と、 を備えることを特徴とする画像作成装置。
  5. 【請求項5】画像を構成するための複数の部分画像を記
    憶する部分画像記憶手段と、 前記部分画像記憶手段に記憶された部分画像相互の位置
    関係を記憶する位置関係記憶手段と、 前記位置関係記憶手段に記憶された位置関係に従って、
    前記部分画像記憶手段に記憶された複数の部分画像を合
    成する合成手段と、 前記合成手段により合成された部分画像からなる画像を
    出力する出力手段と、を備えることを特徴とする画像作
    成装置。
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DE69531316T DE69531316T2 (de) 1994-02-25 1995-02-23 Vorrichtung zur Erzeugung eines Bildes durch Kombination von Teilbildern
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20010056965A (ko) * 1999-12-17 2001-07-04 박희완 부분 이미지 합성에 의한 인물 캐릭터 생성 방법
WO2002001507A1 (en) * 2000-06-26 2002-01-03 Seeteck Co., Ltd. The method and system by using the internet to offer the human synthesis modeling
WO2005114583A1 (fr) * 2004-05-21 2005-12-01 Xin Mao Methode pour combiner des images au moyen d'un reseau
US7800630B2 (en) 2001-12-11 2010-09-21 Paul Beardow Method and apparatus for image construction and animation

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