JPH07239171A - ショーケースのドレン水処理装置 - Google Patents

ショーケースのドレン水処理装置

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JPH07239171A
JPH07239171A JP6030265A JP3026594A JPH07239171A JP H07239171 A JPH07239171 A JP H07239171A JP 6030265 A JP6030265 A JP 6030265A JP 3026594 A JP3026594 A JP 3026594A JP H07239171 A JPH07239171 A JP H07239171A
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drain water
water
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evaporation
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Takeshi Sakuma
彪 佐久間
Shoichi Tsuruta
正一 鶴田
Akinori Kubota
明典 久保田
Mutsumi Yoshimoto
睦 吉本
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Nihon Kentetsu Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドレン水の量が多い場合でも充分な蒸発能力
を確保でき、ドレン水蒸発装置のドルンパンからドレン
水が溢れることを防止できるショーケースのドレン水処
理装置を得る。 【構成】 ショーケース本体1の底部に形成したドレン
口13の下方の機械室に、一つのみをドレン口13の下
方に配置して複数のドレン水蒸発装置14を配設し、こ
のドレン水蒸発装置14のドレンパン4に溜ったドレン
水をポンプ6により他のドレン水蒸発装置14に分配す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍冷蔵ショーケース
などの冷却器から生じる除霜水などのドレン水を蒸発す
るショーケースのドレン水処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】冷凍冷蔵ショーケースでは、ショーケー
ス本体に設置した冷却器からの除霜水などのドレン水を
処理する装置として、例えば実開平5−59180号公
報にも示されているように、商品を収納陳列するショー
ケース本体の下方に形成される機械室内にドレン水を強
制的に蒸発する装置を設置している。
【0003】このドレン水蒸発装置は、図11、図12
に示すようにショーケース本体1の底部に形成したドレ
ン口に接続するドレンパイプ3の下方に位置させて、機
械室2内に配設され、ドレン水を溜めるドレンパン4内
に蒸発布5とポンプ6を配設し、このポンプ6に接続す
るドレンホース7を蒸発布5の上方に配設する散水管8
に接続するものである。
【0004】他方、機械室2内には圧縮機9、凝縮器1
0、送風機11が設置されており、ドレンパイプ3から
ドレンパン4内に落ちたドレン水をポンプ6でドレンホ
ース7に吸い上げ散水管8から蒸発布5に散水し、送風
機11により凝縮器10、圧縮機9を通過した温風を蒸
発布5に当て、これにより蒸発布5に含ませたドレン水
を排熱を利用して強制的に蒸発する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】大型のショーケース
や、ショーケース本体の前面に扉を設けずに全面開放す
るタイプの場合は、ドレン水の量が多くなり、前記従来
例のように蒸発装置を1基設置しただけでは、蒸発能力
が不足し、蒸発しきれないで溢れることがある。そこ
で、蒸発装置を複数設置することが考えられるが、この
場合に複数の蒸発装置にドレン水を分流する手段など、
確立されたものは従来存在しなかった。
【0006】本発明の目的は前記事情に鑑みて、大型の
ショーケースや、ショーケース本体の前面に扉を設けず
に全面開放するタイプのショーケースで、ドレン水を蒸
発装置で蒸発処理する場合に、第1にポンプやパイプに
よりドレン水を分流して、ドレン水の量が多くなっても
充分な蒸発能力を確保でき、蒸発装置からドレン水が溢
れることを防止でき、第2にポンプを利用しない場合で
も、簡単な構成で同様にドレン水を分流でき、第3にド
レンパン内のゴミの吸い上げも防げるショーケースのド
レン水処理装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、ショーケース本体の底部に冷却器からの除霜
水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記ショ
ーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口から
のドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有してな
るドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレン水
処理装置において、前記機械室に一つのみをドレン口と
1対1の関係に配置して複数のドレン水蒸発装置を配設
し、前記ドレン口と1対1の関係に配設されたドレン水
蒸発装置にドレンパンに溜ったドレン水を他のドレン水
蒸発装置に分配するポンプを配設したことを要旨とする
ものである。
【0008】また、前記機械室に一つのみをドレン口と
1対1の関係に配置して複数のドレン水蒸発装置を配設
し、前記ドレン口と1対1の関係に配設されたドレン水
蒸発装置にドレンパンに溜ったドレン水を他のドレン水
蒸発装置に分配するポンプを配設し、かつ各ドレン水蒸
発装置の蒸発材の上方に位置して散水手段を配設し、各
ドレン水蒸発装置にドレンパンに溜ったドレン水を当該
の前記散水手段に供給するポンプを配設したことを要旨
とするものである。
【0009】さらに、前記機械室に2基のドレン水蒸発
装置を並設し、一方のドレン水蒸発装置のみをドレン口
と1対1の関係に配設し、各ドレン水蒸発装置のドレン
パンにポンプをそれぞれ配設し、ドレン口と1対1の関
係に配設した蒸発装置のポンプに2本のドレンホースを
接続し、各ドレンホースを各蒸発材の上方に配設する散
水手段にそれぞれ連係し、他方のドレン水蒸発装置に配
設したポンプに接続する他のドレンホースを該ドレン水
蒸発装置の散水手段に連係することを要旨とするもので
ある。
【0010】また、前記機械室に2基のドレン水蒸発装
置を並設し、一方のドレン水蒸発装置のみをドレン口と
1対1の関係に配設し、各ドレン水蒸発装置のドレンパ
ンにポンプをそれぞれ配設し、各ポンプにそれぞれ接続
するドレンホースを各蒸発材の上方に配設する散水手段
の一端に接続し、該散水手段の他端を他のドレンホース
で接続することを要旨とするものである。
【0011】さらに、前記機械室に2基のドレン水蒸発
装置を並設し、一方のドレン水蒸発装置のみをドレン口
と1対1の関係に配設し、各ドレン水蒸発装置のドレン
パンにポンプをそれぞれ配設し、各ポンプにそれぞれ接
続するドレンホースを各蒸発材の上方に立ち上げて1本
の他のドレンホースに接続し、該ドレンホースの両端を
各蒸発材の上方に配設する散水手段に連係することを要
旨とするものである。
【0012】また、前記機械室に2基のドレン水蒸発装
置を並設し、前記ドレン口の下方にドレン水の受け皿を
設け、該受け皿に配設したポンプにドレンホースを接続
し、該ドレンホースの先端を2つに分岐して、分岐した
各ドレンホースを各ドレン水蒸発装置の蒸発材の上方に
配設する散水手段に連係することを要旨とするものであ
る。
【0013】さらに、前記機械室に2基のドレン水蒸発
装置を並設し、一方のドレン水蒸発装置のみをドレン口
と1対1の関係に配設し、各ドレン水蒸発装置のドレン
パンを均水管としてのホースで連通することを要旨とす
るものである。
【0014】また、前記機械室に2基のドレン水蒸発装
置を並設し、前記ドレン口にドレンケースと該ドレンケ
ースに設けた2本のドレンパイプとからなる分流器を取
付け、該分流器のドレンパイプの先端をそれぞれ蒸発板
の上方に開口することを要旨とするものである。
【0015】さらに、前記機械室に2基のドレン水蒸発
装置を並設するとともに、前記ドレン口を各ドレン水蒸
発装置に対応させて2つ設け、両ドレン口の間に位置さ
せて仕切り用の突部をショーケース本体から突設したこ
とを要旨とするものである。
【0016】また、前記ドレン水蒸発装置のドレンパン
は、ゴミなどの吸い上げ防止部材を兼用する補強用のリ
ブを底部に突設することを要旨とするものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、ドレン口から
のドレン水は1対1の関係に配設されたドレン水蒸発装
置の蒸発材上に落ちて蒸発され、蒸発材を流下する間に
蒸発しきれなかったドレン水は該ドレン水蒸発装置のド
レンパン内に落ちる。このドレンパンに溜ったドレン水
は、ここに設置のポンプによりくみ上げられて他のドレ
ン水蒸発装置にも送られ蒸発される。
【0018】請求項2記載の本発明によれば、上記に加
えて、各ドレン水蒸発装置のドレンパンに溜ったドレン
水は、ここに設置のポンプによりくみ上げられて当該の
散水手段に送られ、蒸発材に散水され蒸発される。
【0019】請求項3記載の本発明によれば、ドレン口
からのドレン水は1対1の関係に配設された一方のドレ
ン水蒸発装置の蒸発材上に落ちて蒸発され、蒸発材を通
過する間に蒸発しきれなかったドレン水は該ドレン水蒸
発装置のドレンパン内に落ちる。このドレンパン内に溜
ったドレン水は、ここに設置のポンプによりくみ上げら
れて2本のドレンホースに分流し、該ドレンホースを介
して2基のドレン水蒸発装置の散水手段に送られ、ここ
から蒸発材に散水され蒸発される。そして、他方のドレ
ン水蒸発装置の蒸発材で蒸発しきれずにドレンパンに落
ちたドレン水は、ここに設置のポンプによりくみ上げら
れて散水手段に送られ、蒸発材に再度散水され蒸発され
る。
【0020】請求項4記載の本発明によれば、ドレン口
からのドレン水は1対1の関係に配設された一方のドレ
ン水蒸発装置の蒸発材上に落ちて蒸発され、蒸発材を通
過する間に蒸発しきれなかったドレン水は該ドレン水蒸
発装置のドレンパン内に落ちる。このドレンパン内に溜
ったドレン水は、ここに設置のポンプによりくみ上げら
れて該ドレン水蒸発装置の散水手段に送られ蒸発材に散
水され蒸発されるとともに、ドレンホースを介して他方
のドレン水蒸発装置の散水手段にも送られ、ここの蒸発
材に散水され蒸発される。そして、他方の蒸発材で蒸発
しきれずにドレンパン内に落ちたドレン水は、ここに設
置の他のポンプにより再びくみ上げられて散水手段に送
られ、蒸発材に散水され蒸発される。この場合、各ポン
プからくみ上げられるドレン水は、両散水手段を接続す
るドレンホースの個所で対向流となり、ドレン水が充分
にあるときは他方の散水手段の方向には流れないが、一
方のドレンパン内にドレン水が無くなると、ドレンホー
スおよび散水手段を介して他方のドレン水蒸発装置に送
られる。
【0021】請求項5記載の本発明によれば、ドレン口
からのドレン水は1対1の関係に配設された一方のドレ
ン水蒸発装置の蒸発材上に落ちて蒸発され、蒸発材を通
過する間に蒸発しきれなかったドレン水は該ドレン水蒸
発装置のドレンパン内に落ちる。このドレンパン内に溜
ったドレン水は、ここに設置のポンプによりくみ上げら
れて該ドレン水蒸発装置の散水手段に送られ蒸発材に散
水され蒸発されるとともに、ドレンホースを介して他方
のドレン水蒸発装置の散水手段にも送られ、ここの蒸発
材に散水され蒸発される。そして、他方の蒸発材で蒸発
しきれずにドレンパン内に落ちたドレン水は、ここに設
置の他のポンプにより再びくみ上げられ散水手段に送ら
れ、蒸発材に散水され蒸発される。この場合、各ポンプ
からくみ上げられるドレン水は、各ドレンホースを接続
する他のドレンホースの個所で対向流となり、ドレン水
が充分にあるときは他方のドレンホースの方向には流れ
ないが、一方のドレンパン内にドレン水が無くなると、
ドレンホースを介して他方のドレン水蒸発装置に送られ
る。
【0022】請求項6記載の本発明によれば、ドレン口
から受け皿に落ちたドレン水は、ここに設置のポンプに
よりくみ上げられて先端が2つに分岐するドレンホース
に分流し、各ドレン水蒸発装置の散水手段に送られ蒸発
材に散水され、各ドレン水蒸発装置において蒸発され
る。
【0023】請求項7記載の本発明によれば、ドレン口
からのドレン水は1対1の関係に配設された一方のドレ
ン水蒸発装置の蒸発材上に落ちて蒸発され、蒸発材を通
過する間に蒸発しきれなかったドレン水は該ドレン水蒸
発装置のドレンパン内に落ちる。このドレンパン内に溜
ったドレン水は、均水管としてのホースを通って他方の
ドレン水蒸発装置のドレンパン内に流入し、ここの蒸発
材でもって蒸発される。
【0024】請求項8記載の本発明によれば、ショーケ
ース本体内から排出されるドレン水は、一旦、ドレン口
に取付けた分流器に落ち、ここで2本のドレンパイプに
よって分流され、それぞれのドレン水蒸発装置に供給さ
れ蒸発される。
【0025】請求項9記載の本発明によれば、ショーケ
ース本体の底部に形成するドレン口を2つ形成すること
で、ドレン水はドレン口に流入する前の段階で分流さ
れ、対応の各ドレン水蒸発装置に供給され蒸発される。
この場合、両ドレン口の間に突起を仕切りとして設けた
から、一方のドレン口の方向にのみドレン水が流れるこ
とを防げる。
【0026】請求項10記載の本発明によれば、前記作
用に加えてドレンパンの底部に形成したリブにより、ゴ
ミなどが吸い上げられることを防止でき、吸い上げ能力
の低下を防げる。
【0027】
【実施例】
実施例1.以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明のショーケースのドレン水処理
装置の第1実施例を示す説明図で、本発明のドレン水処
理装置が実施されるショーケースは図12について既に
説明したように、底部にドレン口13を設けたショーケ
ース本体1の下方に機械室2を設け、ここに圧縮機9、
凝縮器10、送風機11などを設置するもので、ショー
ケースとしては大型のものや、前面の全部を商品取り出
し用の開口に扉を設けないタイプのものが考えられる。
【0028】本発明のドレン水蒸発装置14も、かかる
機械室2内に設置するもので、図10にも示すようにド
レン水を溜めるドレンパン4内に、蒸発材としての多数
枚の蒸発板12を縦方向に並設し、該蒸発板12の上方
に位置して散水手段としての散水管8を配設するととも
に、蒸発板12の側方にポンプ6やタイマ(図示は省略
する)を内蔵するユニットを配設する。
【0029】前記蒸発板12(蒸発材)は吸水性のある
材料のものが用いられ、この実施例のように蒸発板12
を縦方向に並設するものにあっては、図示の如く、蒸発
板12全体の上端にこれを覆うように同様の蒸発板12
を水平に設けるのが好ましい。これにより、ドレン水を
全体的に拡散できる。
【0030】かかるドレン水蒸発装置14を2基並設
し、一方のドレン水蒸発装置14のみをドレン口13と
1対1の関係に配設し、各ドレン水蒸発装置14のドレ
ンパン4にポンプ6をそれぞれ配設する。なお、1対1
の関係とは、他の実施例でも同様であるが、ドレン口1
3の直下に配置され、またはドレン口13の下方近傍に
配置されるなどして、ドレン口13からのドレン水がド
レン口にドレンパイプを接続するような場合を含め直に
供給されることを意味する。なお、ドレン水蒸発装置1
4は機械室2のスペース等の関係で2基とするのが好ま
しいが、2基では必要処理能力が確保できないようなこ
とが想定される場合には、3基とすることも可能であ
る。
【0031】そして、ドレン口13の下方に設置した蒸
発装置14のポンプ6に2本のドレンホース7を接続
し、各ドレンホース7を立ち上げて、各ドレン水蒸発装
置14の各蒸発板12の上方に配設する散水管8にそれ
ぞれ接続する。
【0032】また、他方のドレン水蒸発装置14に配設
したポンプ6に他のドレンホース7の一端を接続し、他
端を蒸発装置14の散水管8に接続する。
【0033】なお、この実施例ではドレン水蒸発装置1
4の蒸発材として蒸発板12を用いたものを示したが、
蒸発材としては蒸発布を上下に蛇行状に配設するように
したものなど、これ以外のものとしてもよい。また、散
水手段として散水管8を用いたものを示したが、例え
ば、底に多数の孔を形成してなる散水皿を用いるもの、
供給管と底に多数の孔を形成してなる散水皿との組合せ
によるものなど、これ以外のものとしてもよい。このこ
とは以下に述べる他の実施例でも同様である。
【0034】次に作用について説明する。ドレン口13
からのドレン水は、一方のドレン水蒸発装置14の水平
の蒸発板12上に落ち全体的に拡散され、この下の縦方
向に並設した蒸発板12で吸水されながら流下する。こ
の間、送風機11により凝縮器10、圧縮機9を通過し
た温風を蒸発板12に当て、これにより蒸発板12に含
ませたドレン水を排熱を利用して強制的に蒸発する。
【0035】蒸発板12を流下する間に蒸発しきれなか
ったドレン水は、ドレンパン4内に溜り、ここに設置の
ポンプ6によりくみ上げられて2本のドレンホース7に
分流し、該ドレンホース7を介して2基のドレン水蒸発
装置14の散水管8に送られ、ここから上記同様にそれ
ぞれの蒸発板12に散水され、送風機11により凝縮器
10、圧縮機9を通過した排熱である温風を蒸発板12
に当て強制的に蒸発する。なお、ドレンパン4内に溜っ
たドレン水は、上記による他、蒸発材12自体によって
も吸い上げられ同様にして蒸発される。
【0036】これら2基のポンプ6は、一定時間毎、例
えば5分毎に30秒間、同時駆動するようにするなど定
期的に駆動すればよいが、一方または両方のドレンパン
4内に水位検知手段を設け、ドレンパン4内の水位が所
定値以上になったときに、ポンプ6を駆動をするように
してもよく、これによればポンプ6のカラ運転をなくす
ことも可能となる。
【0037】他方の蒸発装置14の蒸発板12で蒸発し
きれずにドレンパン4内に落ちて溜ったドレン水は、こ
こに設置のポンプ6によりくみ上げられて散水管8に送
られ蒸発板12に再度散水され、同様にして蒸発され
る。
【0038】実施例2.図2は第2実施例を示し、2基
の蒸発装置14のうちの一方をドレン口13と1対1の
関係に配設し、各ドレン水蒸発装置14のドレンパン4
にポンプ6をそれぞれ配設する構成は第1実施例と同様
であるが、この第2実施例では各ポンプ6にそれぞれ接
続するドレンホース7を各蒸発板12の上方に配設する
散水管8の一端に接続し、該散水管8の他端を他のドレ
ンホース7で接続するようにした。
【0039】これにより、ドレン口13からのドレン水
は、最初は第1実施例と同様にしてドレン口と1対1の
関係に配設したドレン水蒸発装置で蒸発され、ここの蒸
発板12を流下する間に蒸発しきれなかったドレン水
は、ここに設置のポンプ6によりくみ上げられてドレン
ホース7を介して該ドレン水蒸発装置14の散水管8に
送られ蒸発板12に散水されるとともに、前記散水管8
に接続するドレンホース7を介して他方のドレン水蒸発
装置14の散水管8にも分流して送られ、他の蒸発板1
2に散水される。各蒸発板12に第1実施例同様に排熱
である温風を当て、ドレン水を強制的に蒸発する。
【0040】そして、他方の蒸発板12で蒸発しきれず
にドレンパン4内に落ちたドレン水は、ここに設置の他
のポンプ6により再びくみ上げられ散水管8に送られ散
水される。この場合、両方のドレンパン4内にドレン水
が溜まっていると、各ポンプ6からくみ上げられるドレ
ン水は、両散水管8を接続するドレンホース7の個所で
ぶつかり合い、対向流となり、互いに他方の散水管8の
方向には流れない。
【0041】しかし、一方のドレンパン4内にドレン水
が無くなると、他方の散水管8、これに接続するドレン
ホース7を介して一方の散水管8にドレン水が補給さ
れ、両ドレン水蒸発装置14の水量がラフではあるが、
ほぼ均等に保持される。なお、ポンプ6の駆動は第1実
施例と同様に行われる。
【0042】実施例3.図3は第3実施例を示し、2基
の蒸発装置14のうちの一方をドレン口13と1対1の
関係に配設し、各ドレン水蒸発装置14のドレンパン4
にポンプ6をそれぞれ配設する構成は第1、第2実施例
と同様であるが、この第3実施例では各ポンプ6にそれ
ぞれ接続するドレンホース7を各ドレン水蒸発装置14
の上方に立ち上げて、ここで1本の他のドレンホース7
に接続し、その後、該ドレンホース7の両端を各蒸発板
12の上方に配設する散水管8に接続するようにした。
【0043】これにより、ドレン口13からのドレン水
は、最初は第1実施例と同様にしてドレン口と1対1の
関係に配設したドレン水蒸発装置で蒸発され、ここの蒸
発板12を流下する間に蒸発しきれなかったドレン水
は、ここに設置のポンプ6によりドレンホース7にくみ
上げられ、さらに別のドレンホース7を通って各ドレン
水蒸発装置14の散水管8にそれぞれ分流して供給さ
れ、各蒸発板12に散水される。各蒸発板12に第1実
施例同様に排熱である温風を当て、ドレン水を強制的に
蒸発する。
【0044】そして、他方の蒸発板12で蒸発しきれず
にドレンパン4に落ちたドレン水は、ここに設置の他の
ポンプ6により再びくみ上げられドレンホース7を介し
て散水管8に送られる。この場合、両方のドレンパン4
内にドレン水が溜まっていると、各ポンプ6からくみ上
げられるドレン水は、各ドレンホース7が合流して接続
する別のドレンホース7の個所でぶつかり合い、対向流
となり、互いに他方の散水管8の方向には流れない。
【0045】しかし、一方のドレンパン4内にドレン水
が無くなると、他方のドレンホース7、これに接続する
他のドレンホース7を介して一方の散水管8にドレン水
が補給され、両ドレン水蒸発装置14の水量がラフでは
あるが、ほぼ均等に保持される。なお、ポンプ6の駆動
は第1実施例と同様に行われる。
【0046】実施例4.図4は第4実施例を示し、これ
は1基のポンプを使用するもので、ドレン口13の直下
にドレン水の受け皿15を設け、該受け皿15に配設し
た1基のポンプ6にドレンホース7を接続し、該ドレン
ホース7の先端を2つに分岐して、分岐した各ドレンホ
ース7を各ドレン水蒸発装置14の蒸発板12の上方に
配設する散水管8に接続する。
【0047】さらに、各ドレンパン4の底部に排水管1
6を設け、この先端を前記受け皿15に開口する。
【0048】このようにして、ドレン口13から落ちる
ドレン水を受け皿15に一旦溜め、このドレン水をここ
に設置のポンプ6でくみ上げて先端が2つに分岐してい
るドレンホース7に送り込み、該ドレンホース7で分流
して各ドレン水蒸発装置14の上方の散水管8に送り、
各蒸発板12に散水することにより、第1実施例と同様
にして強制的に蒸発する。
【0049】そして、蒸発板12を流下する間に蒸発し
きれずにドレンパン4に落ちたドレン水は、排水管16
から再び受け皿15内に流入し、ドレンホース7に再び
くみ上げられ、前述同様に各散水管8を介して蒸発板に
散水され、強制的に蒸発される。なお、ポンプ6は一定
時間毎、例えば5分毎に1分間、駆動するようにするな
ど定期的に駆動すればよいが、受け皿15内に水位検知
手段を設け、受け皿15内の水位が所定値以上になった
ときに、ポンプ6を駆動をするようにしてもよく、これ
によればポンプ6のカラ運転をなくすことも可能とな
る。
【0050】実施例5.図5は第5実施例を示し、2基
の蒸発装置14のうちの一方をドレン口13と1対1の
関係に配設し、各ドレン水蒸発装置14のドレンパン4
にポンプ6をそれぞれ配設する構成は第1、第2、第3
実施例と同様であるが、この第5実施例では分流のため
の手段としてポンプを使用せず、両ドレン水蒸発装置1
4のドレンパン4を均水管17としてのホースで連通す
るようにした。
【0051】これにより、ドレン口13からのドレン水
は、最初は第1実施例と同様にしてドレン口と1対1の
関係に配設したドレン水蒸発装置で蒸発され、ここの蒸
発板12を流下する間に蒸発しきれなかったドレン水
は、ドレンパン4内に落ち、均水管17であるホースを
通って他方のドレンパン4にも流入し、両ドレンパン4
内の水量がほぼ均等に保たれる。各ドレンパン4内に溜
ったドレン水は、ここに設置のポンプ6によりくみ上げ
られて、前述同様に当該の散水管8を介して蒸発板12
に散水され、強制的に蒸発される。なお、この場合のポ
ンプの駆動も、第1実施例と同様に行われる。
【0052】実施例6.図6は第6実施例を示し、これ
も前記第5実施例と同様、分流のための手段としてポン
プを使用せず、分流器18をドレン口13に取付けるも
ので、該分流器18は、図7のようにドレンケース18
aと該ドレンケース18aに設けた2本のドレンパイプ
19a,19bとからなるものである。前記ドレンパイ
プ19a,19bは先端をドレンケース18aの下方に
突出させた中空体として形成している。
【0053】そして、この分流器18のドレンケース1
8aをドレン口13に取付け、一方のドレンパイプ19
aの先端を一方のドレン水蒸発装置14の蒸発板12の
上方に開口し、他方のドレンパイプ19bの先端にドレ
ンホース7を接続して、このドレンホース7を他方の一
方のドレン水蒸発装置14の蒸発板12の上方に開口す
る。
【0054】これにより、ショーケース本体1からのド
レン水は、ドレン口13から分流器18のドレンケース
18a内に落ち、ここで2本のドレンパイプ19a,1
9bに分流されて、各ドレン水蒸発装置14に供給され
前記同様にして強制的に蒸発される。なお、この実施例
においても、ドレンパン4内に溜ったドレン水を処理す
るため、前記の実施例のようにポンプ6を用いてくみ上
げ、散水管8を介して蒸発材12に散水して強制的に蒸
発するようにすることを併用するのが好ましい。
【0055】実施例7.図8は第7実施例を示し、これ
も前記第5、第6実施例と同様、分流のための手段とし
てポンプを使用しないもので、ドレン口13a,13b
を各ドレン水蒸発装置14の上方に位置させてショーケ
ース本体1の底部に2つ開口し、両ドレン口13a,1
3bの間に位置させて仕切り用の突部20をショーケー
ス本体1から上方に向けて突設した。この突部20はシ
ョーケース本体1に一体形成してもよく、接着剤などに
より固着して設けたものとしてもよい。なお、図中21
は冷却器を示す。
【0056】これにより、冷却器21から生じる除霜水
などのドレン水は、ドレン口に落ちる前にショーケース
本体1内の仕切り用の突部20により2つに分流され、
分流したドレン水はそれぞれドレン口13a,13bか
ら各ドレン水蒸発装置14に供給され、ここで前記同様
にして強制的に蒸発される。
【0057】なお、本実施例において、2基のドレン水
蒸発装置14の能力に差がある場合は、突部20を設け
る位置を適宜変更することで、各ドレン水蒸発装置14
へのドレン水の供給量を調整できる。
【0058】また、この実施例においても、ドレンパン
4内に溜ったドレン水を処理するため、前記の実施例の
ようにポンプ6を用いてくみ上げ、散水管8を介して蒸
発材12に散水して強制的に蒸発するようにすることを
併用するのが好ましい。
【0059】以上の第1実施例乃至第7実施例におい
て、ドレンパン4は図9に示すように、ゴミなどの吸い
上げ防止部材を兼用する補強用のリブ22を底部に突設
するのが好ましい。これにより、ポンプ6にゴミなどが
ドレン水といっしょに吸い上げられることを防止でき、
吸い上げ能力の低下を防げる。
【0060】
【発明の効果】以上述べた請求項1記載の本発明によれ
ば、複数配設するドレン水蒸発装置のうちの1つのみを
ドレン口と1対1の関係に配設し、該1対1の関係に配
設したドレン水蒸発装置のドレンパンに溜ったドレン水
を、ポンプにより他のドレン水蒸発装置に分配するよう
にしているので、ドレン口は複数設けることなく従来同
様1個ですみ、従って既設置のショーケースにも据え付
け可能である。しかも、ドレン水が溢れてショーケース
設置面を濡らさないだけの蒸発能力を容易に確保でき
る。
【0061】また、請求項2記載の本発明によれば、上
記に加え、各ドレン水処理装置のドレンパンに溜ったド
レン水を、ポンプにより強制的にくみ上げて蒸発材に散
水し蒸発するようにしているので、ドレン水の要処理時
間を短縮できる。
【0062】さらに、請求項3記載の本発明によれば、
上記に加え、ドレン口と1対1の関係に配設するドレン
水処理装置の散水手段へのドレン水の供給ポンプに、他
方のドレン水処理装置の散水手段を連係させ、他方のド
レン水蒸発装置に散水手段を介しドレン水を供給するよ
うにしたので、蒸発効率を向上できドレン水の要処理時
間を短縮できるとともに、ドレン口と1対1の関係のド
レン水処理装置における分配のためのポンプと散水手段
への供給のためのポンプを共通のものとすることができ
る。
【0063】また、請求項4、請求項5記載の本発明に
よれば、上記に加え、2基のポンプによる対向流を利用
することで、各ドレン水蒸発装置にほぼ均等にドレン水
を分配して分流できるので、ドレン水を両ドレン水蒸発
装置において平均的に処理可能となる。
【0064】さらに、請求項6記載の本発明によれば、
水受け皿でドレン水を一旦受け、ドレン水をポンプで両
ドレン水蒸発装置に分配するようにしたので、ドレン水
が溢れてショーケース設置面を濡らさないだけの蒸発能
力を容易に確保できるとともに、ドレン水を1基のポン
プで両ドレン水蒸発装置にほぼ均等に分配できる。
【0065】また、請求項7記載の発明によれば、両ド
レンパンをホースで接続するだけの簡単な構造で、ドレ
ン水が溢れてショーケース設置面を濡らさないだけの蒸
発能力を容易に確保できるとともに、ポンプを利用せず
にドレン水を両ドレン水蒸発装置にほぼ均等に分配でき
る。
【0066】さらに、請求項8記載の発明によれば、ド
レン口にドレンケースに2本のドレンパイプを設けてな
る分流器を取付けるだけの簡単な構造で、ドレン水が溢
れてショーケース設置面を濡らさないだけの蒸発能力を
容易に確保できるとともに、ポンプを利用せずにドレン
水を両ドレン水蒸発装置にほぼ均等に分配できる。
【0067】また、請求項9記載の発明によれば、ドレ
ン口を2つ設け、かつ両ドレン口の間に位置させて仕切
り用の突部を設けるという簡単な構造で、ドレン水が溢
れてショーケース設置面を濡らさないだけの蒸発能力を
容易に確保できるとともに、ポンプを利用せずにドレン
水を両ドレン水蒸発装置に分配できる。
【0068】さらに、請求項10記載の発明によれば、
ドレンパンの底部にリブを突出したので、ポンプへのゴ
ミの吸い上げを防止でき、かつポンプ能力の低下を防ぐ
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
1実施例を示す説明図である。
【図2】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
2実施例を示す説明図である。
【図3】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
3実施例を示す説明図である。
【図4】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
4実施例を示す説明図である。
【図5】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
5実施例を示す説明図である。
【図6】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
6実施例を示す説明図である。
【図7】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
6実施例の要部の分流器の斜視図である。
【図8】本発明のショーケースのドレン水処理装置の第
7実施例を示す説明図である。
【図9】本発明のショーケースのドレン水処理装置のド
レンパンの縦断正面図である。
【図10】本発明のショーケースのドレン水処理装置の
ドレン水蒸発装置の斜視図である。
【図11】従来のショーケースのドレン水処理装置のド
レン水蒸発装置の斜視図である。
【図12】従来のショーケースのドレン水処理装置の説
明図である。
【符号の説明】
1…ショーケース本体 2…機械室 3…ドレンパイプ 4…ドレンパン 5…蒸発布 6…ポンプ 7…ドレンホース 8…散水管 9…圧縮機 10…凝縮器 11…送風機 12…蒸発板 13,13a,13b…ドレン口 14…ドレン水蒸発装置 15…受け皿 16…排水管 17…均水管 18…分流器 18a…ドレンケース 19a,19b…ドレンパイプ 20…突部 21…冷却器 22…リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 明典 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内 (72)発明者 吉本 睦 千葉県船橋市山手1丁目1番1号 日本建 鐵株式会社船橋製作所内

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に一つのみをドレン口と1対1の関係に配置
    して複数のドレン水蒸発装置を配設し、前記ドレン口と
    1対1の関係に配設されたドレン水蒸発装置にドレンパ
    ンに溜ったドレン水を他のドレン水蒸発装置に分配する
    ポンプを配設したことを特徴とするショーケースのドレ
    ン水処理装置。
  2. 【請求項2】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に一つのみをドレン口と1対1の関係に配置
    して複数のドレン水蒸発装置を配設し、前記ドレン口と
    1対1の関係に配設されたドレン水蒸発装置にドレンパ
    ンに溜ったドレン水を他のドレン水蒸発装置に分配する
    ポンプを配設し、かつ各ドレン水蒸発装置の蒸発材の上
    方に位置して散水手段を配設し、各ドレン水蒸発装置に
    ドレンパンに溜ったドレン水を当該の前記散水手段に供
    給するポンプを配設したことを特徴とするショーケース
    のドレン水処理装置。
  3. 【請求項3】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、一方の
    ドレン水蒸発装置のみをドレン口と1対1の関係に配設
    し、各ドレン水蒸発装置のドレンパンにポンプをそれぞ
    れ配設し、ドレン口と1対1の関係に配設した蒸発装置
    のポンプに2本のドレンホースを接続し、各ドレンホー
    スを各蒸発材の上方に配設する散水手段にそれぞれ連係
    し、他方のドレン水蒸発装置に配設したポンプに接続す
    る他のドレンホースを該ドレン水蒸発装置の散水手段に
    連係することを特徴とするショーケースのドレン水処理
    装置。
  4. 【請求項4】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、一方の
    ドレン水蒸発装置のみをドレン口と1対1の関係に配設
    し、各ドレン水蒸発装置のドレンパンにポンプをそれぞ
    れ配設し、各ポンプにそれぞれ接続するドレンホースを
    各蒸発材の上方に配設する散水手段の一端に接続し、該
    散水手段の他端を他のドレンホースで接続することを特
    徴とするショーケースのドレン水処理装置。
  5. 【請求項5】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、一方の
    ドレン水蒸発装置のみをドレン口と1対1の関係に配設
    し、各ドレン水蒸発装置のドレンパンにポンプをそれぞ
    れ配設し、各ポンプにそれぞれ接続するドレンホースを
    各蒸発材の上方に立ち上げて1本の他のドレンホースに
    接続し、該ドレンホースの両端を各蒸発材の上方に配設
    する散水手段に連係することを特徴とするショーケース
    のドレン水処理装置。
  6. 【請求項6】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、前記ド
    レン口の下方にドレン水の受け皿を設け、該受け皿に配
    設したポンプにドレンホースを接続し、該ドレンホース
    の先端を2つに分岐して、分岐した各ドレンホースを各
    ドレン水蒸発装置の蒸発材の上方に配設する散水手段に
    連係することを特徴とするショーケースのドレン水処理
    装置。
  7. 【請求項7】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、一方の
    ドレン水蒸発装置のみをドレン口と1対1の関係に配設
    し、各ドレン水蒸発装置のドレンパンを均水管としての
    ホースで連通することを特徴とするショーケースのドレ
    ン水処理装置。
  8. 【請求項8】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設し、前記ド
    レン口にドレンケースと該ドレンケースに設けた2本の
    ドレンパイプとからなる分流器を取付け、該分流器のド
    レンパイプの先端をそれぞれ蒸発板の上方に開口するこ
    とを特徴とするショーケースのドレン水処理装置。
  9. 【請求項9】 ショーケース本体の底部に冷却器からの
    除霜水などのドレン水を排水するドレン口を設け、前記
    ショーケース本体の底部下方の機械室に、前記ドレン口
    からのドレン水を処理するドレンパンと蒸発材とを有し
    てなるドレン水蒸発装置を設置するショーケースのドレ
    ン水処理装置において、 前記機械室に2基のドレン水蒸発装置を並設するととも
    に、前記ドレン口を各ドレン水蒸発装置に対応させて2
    つ設け、両ドレン口の間に位置させて仕切り用の突部を
    ショーケース本体から突設したことを特徴とするショー
    ケースのドレン水処理装置。
  10. 【請求項10】 前記ドレン水蒸発装置のドレンパン
    は、ゴミなどの吸い上げ防止部材を兼用する補強用のリ
    ブを底部に突設する請求項1乃至9記載のショーケース
    のドレン水処理装置。
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