JPH07238726A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JPH07238726A
JPH07238726A JP3269594A JP3269594A JPH07238726A JP H07238726 A JPH07238726 A JP H07238726A JP 3269594 A JP3269594 A JP 3269594A JP 3269594 A JP3269594 A JP 3269594A JP H07238726 A JPH07238726 A JP H07238726A
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JP
Japan
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cam
lock
unlock
cam plate
follower
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JP3269594A
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Inventor
Satoshi Ota
智 太田
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Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロック又はアンロック位置の切換動作が停止し
ても手動操作により、ロック又はアンロック位置に切換
動作が行え、しかも、切換動作完了時に発生する動作音
を極力抑える。 【構成】ギア13の時計方向の回転により従動子22a,22b
がカム溝25a,25b に沿って摺動し、スライダ19はスプリ
ング23a を圧縮する。従動子22a,22b は当接部26a,26b
を押圧してカムプレート24を時計方向に回動させる。ス
プリング23a により従動子22a,22b は連通溝28a,28b を
介してカム溝30a,30b の始端に位置し、スライダ19は中
立位置に復帰する。ギア13の反時計方向の回転により従
動子22a,22b がカム溝30a,30b に沿って摺動し、スライ
ダ19はスプリング23b を圧縮する。従動子22a,22b は当
接部31a,31b を押圧してカムプレート24を反時計方向に
回動させる。スプリング23b により従動子22a,22b は連
通溝32a,32b を介してカム溝25a,25b の始端に位置し、
スライダ19は中立位置に復帰する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロック装置に係り、詳し
くは自動車のドアに設ける電動式のロック装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドアには、該ドアを施錠
する施錠装置が設けられており、ドアに設けられたノブ
を操作すると、施錠装置の開錠が行われてドアが開けら
れる。この施錠装置にはロック機構が設けられている。
このロック機構に接続されるノップをロック位置に操作
すると、ノブを操作しても施錠装置が動作せず、ドアを
開けることができないロック状態となる。又、ノップを
アンロック位置に操作すると、ノブを操作すれば、施錠
装置の開錠が行われてドアを開けることができるアンロ
ック状態となる。
【0003】このロック機構を電動的に動作させてドア
をアンロック又はロック状態にするロック装置が特公平
2−16436号公報に提案されている。公報の第7図
の実線にて示すように、カム従動子31がカム溝45の
外周円に押しつけられているアンロック状態において、
ロック状態への切換えを行う場合には、モータMを作動
させて回転板5を時計方向に回転させる。すると、カム
溝外縁の渦巻部47bに半径R2が漸減していることに
よって、カム従動子31は漸次半径方向内側へ変位させ
られる。このときの回転板5の回転はコイルばね57の
力に抗して行われる。即ち、回転板5が回転するにつ
れ、それと一体となす扇形状突起50も回動し、その一
方の端面51はコイルばね57の折曲端部58をばねを
巻縮める方向に変位させる。このとき、ばね57の他方
の折曲端部58は円弧板状55の端面により移動を阻止
される。
【0004】前記ばね57の力に抗して回転板5を回転
させることによってカム従動子31を半径方向内側へ変
位させている途中で、その変位の中間位置、即ち死点位
置にカム従動子が達すると、オーバーセンターばねの力
によってカム従動子31はストナップ動作してカム溝内
縁48aに接するように急速に半径方向内方に変位す
る。従って、カム従動子31は最終的に第7図の鎖線位
置に達し、内部回動レバー30、外部回動レバー35及
びロック・アンロックレバーLは第6図に鎖線で示すロ
ック位置をとる。
【0005】そして、アンロック位置からロック位置へ
の切換えが完了すると同時に、モータMを切ることによ
って、コイルばね57の力によって回転板5は再び第7
図に示す中間位置に戻される。又、ロック・アンロック
レバーLが手動操作されると、カム従動子31は第7図
の実線と鎖線位置に示す間を往復動するため、手動操作
は可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ロック
・アンロックレバーLをロック位置又はアンロック位置
に切換動作させるため、回転板5を回転させる。この切
換動作の途中で何らかの原因により回転板5やモータM
が停止してしまった場合、手動によってロック・アンロ
ックレバーLを操作する必要がある。しかし、この場
合、カム従動子31がカム溝45の死点位置等にコイル
ばね57の付勢力により押しつけられているため、ロッ
ク・アンロックレバーLを動作させるには、回転板5及
びモータMを回転させなければならず、負荷が大きくな
り、実質的には操作ができないという問題がある。
【0007】又、ロック・アンロックレバーLのロック
位置又はアンロック位置の切換動作が完了すると、コイ
ルばね57の付勢力により回転板5がそれまでの回転方
向とは逆方向に回転し、手動操作ができるようにカム従
動子31を中間位置に必ず停止させている。そのため、
回転板5がコイルばね57の付勢力によって戻るときの
動作音が発生し、その動作音が耳障りであるという問題
がある。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、第1の目的は、ロック位置又はアン
ロック位置に切換動作させた途中で、その動作が停止し
ても手動操作により、ロック位置又はアンロック位置に
切換動作させることができ、しかも、切換動作完了時に
発生する動作音を極力抑えることができるロック装置を
提供することにある。
【0009】第2の目的は、第1の目的に加え、ロック
位置又はアンロック位置の停止確実に行わせることがで
きるロック装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ロック位置及びアンロック
位置の間で変位自在なロック・アンロック部材と、往復
回転自在に設けられた回転部材と、前記回転部材の回転
中心を通る半径方向に形成された案内部と、前記案内部
に沿って往復移動する移動部材と、前記移動部材を案内
部の予め定められた位置に復帰させる付勢手段と、前記
移動部材に形成された従動子と、前記ロック・アンロッ
ク部材をロック位置又はアンロック位置に動作させるカ
ムプレートとを備え、前記カムプレートには、回転部材
の回転中心に対して偏心し、前記従動子が摺動して移動
部材を案内部に沿って移動させる第1のカム溝と、前記
第1のカム溝に沿って摺動した摺動子が当接し、カムプ
レートを動作させてロック・アンロック部材をロック又
はアンロック位置に動作させる第1の作用部と、前記第
1の作用部によりロック・アンロック部材がロック又は
アンロック位置に動作したとき、案内部に沿って移動し
た移動部材を付勢手段の付勢力により予め定められた位
置に復帰させるべく従動子を移動させる第1の復帰部
と、前記回転部材の回転中心に対して偏心し、かつ、前
記第1のカム溝と同心円となり、前記第1の復帰部によ
り予め定められた位置に復帰した移動部材の従動子が摺
動して移動部材を案内部に沿って移動させる第2のカム
溝と、前記第2のカム溝に沿って摺動した摺動子が当接
し、カムプレートを動作させてロック・アンロック部材
をロック又はアンロック位置に動作させる第2の作用部
と、前記第2の作用部によりロック・アンロック部材が
ロック又はアンロック位置に動作したとき、案内部に沿
って移動した移動部材を付勢手段の付勢力により予め定
められた位置に復帰させて従動子を第1のカム溝に位置
させる第2の復帰部とを設けたことをその要旨とする。
【0011】請求項2記載の発明は、カムプレートを動
作させてロック・アンロック部材をロック又はアンロッ
ク位置に位置させたとき、前記カムプレートと係合して
該カムプレートの動作を規制する規制部材を設けたこと
をその要旨とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明によれば、回転部材を一方
向に回転させると、移動部材のも一方向に回転する。そ
のため、従動子は回転部材の回転中心に対して偏心した
カムプレートの第1のカム溝に沿って摺動する。従動子
が第1のカム溝に沿って摺動することにより、移動部材
は付勢部材の付勢力に抗しながら案内部に沿って移動す
る。そして、従動子がカムプレートの第1の作用部に当
接すると、該従動子はカムプレートを動作させてロック
・アンロック部材を例えばアンロック位置に動作させ
る。ロック・アンロック部材がアンロック位置に動作す
ると、カムプレートの第1の復帰部により移動部材は付
勢部材の付勢力にて予め定められた位置に復帰する。
又、回転部材を他方向に回転させると、移動部材のも他
方向に回転する。そのため、第1の復帰部によっり予め
定められた位置に復帰された移動部材の従動子は回転部
材の回転中心に対して偏心したカムプレートの第2のカ
ム溝に沿って摺動する。従動子が第2のカム溝に沿って
摺動することにより、移動部材は付勢部材の付勢力に抗
しながら案内部に沿って移動する。そして、従動子がカ
ムプレートの第2の作用部に当接すると、該従動子はカ
ムプレートを動作させてロック・アンロック部材を例え
ばロック位置に動作させる。ロック・アンロック部材が
ロック位置に動作すると、カムプレートの第2の復帰部
により移動部材は付勢部材の付勢力にて予め定められた
位置に復帰し、従動子は第1のカム溝に位置する。
【0013】又、ロック・アンロック部材を手動で操作
した場合、従動子は第1又は第2のカム溝内を摺動し、
カムプレートがロック・アンロック部材に連動するだけ
ある。従って、回転部材が途中で停止して、従動子が第
1又は第2のカム溝の途中で停止しても、ロック・アン
ロック部材を手動で操作することが可能である。しか
も、回転部材を回転させてロック・アンロック部材をロ
ック又はアンロック位置に位置させた後、回転部材は特
別な動作を行わないので、動作音を発生させないように
することが可能である。
【0014】請求項2記載の発明によれば、カムプレー
トが動作してロック・アンロック部材をロック位置又は
アンロック位置に停止させたとき、カムプレートは規制
部材と係合して動作を規制する。そのため、ロック・ア
ンロック部材の切換動作を確実に行わせることが可能と
なる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図1〜
図9に基づいて説明する。図1,図2に示すように、車
両のドアをロック又はアンロックするロック装置1の本
体ケース2は樹脂製のケース部3と、該ケース部3の上
部に配設された樹脂製の蓋部4とから構成されている。
前記本体ケース2内には出力軸5が回転可能に配設され
ている。出力軸5の一端は蓋部4を挿通して外部に突出
された状態で回動可能に支持されている。出力軸5の他
端はケース部3の底面に挿入された状態で回動可能に支
持されている。
【0016】外部に突出された出力軸5にはロック・ア
ンロック部材としての動作レバー6が取付固定されてい
る。動作レバー6には操作ロッド7の一端が連結されて
いる。又、操作ロッド7の他端は施錠装置8のレバー9
に連結されている。このレバー9は施錠装置8の支持軸
10を中心に回動可能となっており、実線と二点鎖線と
の間で往復動するようになっている。又、レバー9は施
錠装置8内に設けられる図示しないロック機構に連結さ
れている。
【0017】レバー9には連結ロッド11を介して図示
しないドアに設けられたノップ12に連結されている。
実線に示すノップ12を二点鎖線にて示す方向に操作す
ると、実線にて示すレバー9は連結ロッド11を介して
二点鎖線にて示す方向に回動する。又、実線にて示す動
作レバー6も操作ロッド7を介して二点鎖線にて示す方
向に回動する。そして、操作ロッド7とレバー9とが連
結されたレバー9の先端部が支持軸10の中心を通る垂
直線Lを越えて右側に回動すると、ロック機構に設けら
れたスプリングの付勢力によりレバー9は二点鎖線にて
示す位置まで回動して停止する。従って、動作レバー6
及びノップ12も二点鎖線にて示す位置に停止する。そ
のため、ノップ12をアンロック位置にして施錠装置8
をアンロック状態とし、ドアのノブを操作すれば、ドア
を開けることができるようになっている。
【0018】又、二点鎖線にて示すノップ12を実線に
て示す方向に操作すると、二点鎖線にて示すレバー9は
連結ロッド11を介して実線にて示す方向に回動する。
又、二点鎖線にて示す動作レバー6も操作ロッド7を介
して実線にて示す方向に回動する。そして、操作ロッド
7とレバー9とが連結されたレバー9の先端部が支持軸
10の中心を通る垂直線Lを越えて左側に回動すると、
ロック機構のスプリングの付勢力によりレバー9は実線
にて示す位置まで回動して停止する。従って、動作レバ
ー6及びノップ12も実線にて示す位置に停止する。そ
のため、ノップ12をロック位置にして施錠装置8をロ
ック状態とし、ドアのノブを操作してもドアを開けるこ
とができないようになっている。
【0019】本体ケース2内における出力軸5には回転
部材としてのギア13が回転可能に支持されている。
又、本体ケース2内には駆動モータ14が配設されてい
る。駆動モータ14の回転軸15にはウォーム16が取
付固定され、このウォーム16はギア13と噛合されて
いる。従って、駆動モータ14の駆動によりウォーム1
6が正逆回転すると、ギア13も正逆回転する。
【0020】図3,図4に示すように、出力軸5が挿通
されるギア13の左右両側には収容凹部17a,17b
が形成されている。又、収容凹部17a,17bの幅方
向両側には段差による案内部としてのスライド溝18が
形成されている。図5に示すように、スライド溝18に
は樹脂製の移動部材としてのカムスライダ19が配設さ
れている。カムスライダ19には出力軸5との干渉を回
避する長孔20が形成されている。従って、カムスライ
ダ19はスライド溝18に沿ってスライド可能になって
いる。尚、カムスライダ19のスライドはギア13の回
転中心を通る径方向となっている。カムスライダ19の
下面には長孔20と隣接するように一対の係合片21
a,21bが形成されている。又、カムスライダ19の
上面には長孔20と隣接するように平面略小判となる一
対の従動子22a,22bが形成されている。
【0021】係合片21a,21bとギア13の外周縁
側との間の収容凹部17a,17bには付勢手段として
のコイルスプリング23a,23bが配設されている。
コイルスプリング23a,23bは係合片21a,21
bにより若干圧縮された状態となっている。この圧縮さ
れたコイルスプリング23a,23bの付勢力により、
カムスライダ19はギア13の中央に配置されている。
即ち、例えば回転軸5の回転中心から従動子22aまで
の距離K1とし、回転軸5の回転中心から従動子22b
までの距離K2としたとき、K1=K2となっている。
尚、距離K1と距離K2とが等しくなった状態をカムス
ライダ19の中立位置としている。
【0022】図2,図6に示すように、ギア13と蓋部
4との間における回転軸5にはカムプレート24が一体
形成されている。カムプレート24にはギア13の回転
中心より外側に偏心した第1のカム溝25aと、ギア1
3の回転中心より内側に偏心した第1のカム溝25bと
がそれぞれ形成されている。この第1のカム溝25aと
第1のカム溝25bとはギア13の回転中心を中心とし
た180°対称の位置に形成されている。この第1のカ
ム溝25a,25bに従動子22a,22bが挿入され
ている。従って、従動子22a,22bは第1のカム溝
25a,25bに沿って摺動することができるようにな
っている。
【0023】前記第1のカム溝25a,25bの終端に
おけるカムプレート24には第1の作用部としての当接
部26a,26bがそれぞれ形成されている。そして、
従動子22a,22bは時計方向に摺動して当接部26
a,26bに当接するようになっている。従動子22
a,22bが当接部26a,26bに当接すると、カム
プレート24を時計方向に回転させることができるよう
になっている。カムプレート24が時計方向に回転する
と、図1に示すように、動作レバー6は実線にて示す位
置から二点鎖線にて示す位置まで回動する。そのため、
施錠装置8のレバー9及びノップ12が二点鎖線にて示
す位置に停止する。従って、ノップ12をアンロック位
置に停止させて施錠装置8をアンロック状態にすること
ができるようになっている。
【0024】前記当接部26aの内側、即ち、ギア13
の回転中心に向かう方向において、カムプレート24に
は第1の復帰部としての第1の連通溝28aが形成され
ている。又、当接部26bの外側、即ち、ギア13の回
転中心から外周に向かう方向において、カムプレート2
4には第1の復帰部としての第1の連通溝28bが形成
されている。そして、従動子22a,22bは第1の連
通溝28a,28bを通過することができるようになっ
ている。
【0025】前記第1のカム溝25aの内側におけるカ
ムプレート24には、該第1のカム溝25aと同心円と
なる第2のカム溝30aが形成されている。第2のカム
溝30aの始端は第1の連通溝28aを介して第1のカ
ム溝25aの終端に接続されている。又、第1のカム溝
25bの外側におけるカムプレート24には、該第1の
カム溝25bと同心円となる第2のカム溝30bが形成
されている。第2のカム溝30bの始端は第1の連通溝
28bを介して第1のカム溝25bの終端に接続されて
いる。
【0026】そして、第1の連通溝28a,28bを通
過した従動子22a,22bは第2のカム溝30a,3
0bに沿って反時計方向に摺動することができるように
なっている。又、第2のカム溝30a,30bの終端に
おけるカムプレート24には第2の作用部としての当接
部31a,31bがそれぞれ形成されている。そして、
従動子22a,22bは当接部31a,31bに当接す
るようになっている。従動子22a,22bが当接部3
1a,31bに当接すると、カムプレート24を反時計
方向に回転させることができるようになっている。カム
プレート24が反時計方向に回転すると、図1に示すよ
うに、動作レバー6は二点鎖線にて示す位置から実線に
て示す位置まで回動する。そのため、施錠装置8のレバ
ー9及びノップ12が実線にて示す位置に停止する。従
って、ドアをロック状態にすることができるようになっ
ている。
【0027】又、前記当接部31aの外側、即ち、ギア
13の回転中心から外周に向かう方向において、カムプ
レート24には第2の復帰部としての第2の連通溝32
aが形成されている。又、当接部31bの内側、即ち、
ギア13の回転中心に向かう方向において、カムプレー
ト24には第2の復帰部としての第2の連通溝32bが
形成されている。そして、従動子22a,22bは第2
の連通溝32a,32bを通過することができるように
なっている。更に、前記第2の連通溝32aによって第
1のカム溝25aの始端と、第2のカム溝30aの終端
とが接続されている。又、第2の連通溝32bによって
第1のカム溝25bの始端と、第2のカム溝30bの終
端とが接続されている。そして、従動子22a,22b
は第1のカム溝25a,25の始端又は第2のカム溝3
0a,30bの始端のいずれかに停止するようになって
いる。
【0028】又、第1のカム溝25aの始端と第2のカ
ム溝30bの始端とは接続溝36aによって円形状に接
続されている。同様に、第1のカム溝25bの始端と第
2のカム溝30aの始端とは接続溝36bによって円形
状に接続されている。
【0029】又、カムプレート24の外周には、作動レ
バー6の回動量に等しい切欠き凹部33が形成されてい
る。蓋部4の裏面には規制用の規制部材としてのブロッ
ク34が取付固定され、このブロック34は切欠き凹部
33内に配設されている。そして、カムプレート24が
回転して動作レバー6が実線又は二点鎖線にて示す位置
に停止したとき、ブロック34は切欠き凹部33と係合
し、カムプレート24の回転を規制するようになってい
る。
【0030】次に、上記のように構成されたロック装置
1の作用について説明する。図1,図6に示すように、
ロック装置1によって動作レバー6及びレバー9が実線
にて示す位置に停止している。従って、施錠装置8はロ
ック状態となり、ノブを操作してもドアを開けることが
できない。この状態で、ノップ12をアンロック位置に
するべく、該ノップ12を二点鎖線にて示す方向に手動
操作すると、レバー9及び動作レバー6が二点鎖線にて
示す方向に回動する。そして、レバー9が垂直線Lより
右側に位置すると、施錠装置8内のスプリングの付勢力
によりレバー9は二点鎖線にて示す位置まで回動する。
このとき、回転軸5及びカムプレート24は時計方向に
回動する。そのため、従動子22a,22bは第1のカ
ム溝25a,25bの始端から接続溝36a,36bに
沿って反時計方向に摺動する。このとき、従動子22
a,22bの軌跡はギア13の回転中心の同心円上を摺
動することになるので、カムプレート24及び回転軸5
をスムーズに回動させることができる。従って、ノップ
12の手動操作によって施錠装置8はアンロック状態と
なり、ノブを操作すればドアを開けることができる。
【0031】一方、図1,図6に示す状態から、駆動モ
ータ14を駆動して回転軸15及びウォーム16を回転
させてギア13を時計方向に回転させる。すると、カム
スライダ19の従動子22a,22bは第1のカム溝2
5a,25bに沿って時計方向に摺動する。このとき、
従動子22a,22bの円弧面が第1のカム溝25a,
25bに対して摺動するので、接触面積が少なくなる
分、従動子22a,22bの摺動がスムーズに行われ
る。
【0032】そして、第1のカム溝25a,25bはギ
ア19の回転中心に対して偏心させているので、従動子
22a,22bが第1のカム溝25a,25bの終端に
向かうにつれてカムスライダ19はコイルスプリング2
3a側に向かってスライドする。このとき、係合片21
aによりコイルスプリング23aは更に圧縮された状態
となる。尚、係合片21bはコイルスプリング23bか
ら離間し、該コイルスプリング23bは自由長となる。
【0033】又、ギア19が更に時計方向に回転する
と、図7に示すように、従動子22a,22bが当接部
26a,26bに当接する。そして、従動子22a,2
2bの平坦面が当接部26a,26bに面当たりする。
又、ギア19が時計方向に回転していることから、従動
子22a,22bは当接部26a,26bを押圧した状
態にある。そのため、圧縮されたコイルスプリング23
aの付勢力によりカムスライダ19は中立位置となるた
めのスライド動作を行わない。そして、当接部26a,
26bに対する従動子22a,22bの押圧によりカム
プレート24は、図8に示すように時計方向に回動す
る。このとき、出力軸5を介して動作レバー6も回動す
る。従って、作動レバー6、レバー9及びノップ12は
実線にて示す位置から二点鎖線にて示す位置まで移動す
る。従って、施錠装置8はアンロック状態となり、ノッ
プ12をアンロック位置に停止させることができる。こ
の結果、ノブを操作すればドアを開けることができる。
【0034】又、動作レバー6が二点鎖線にて示す位置
に停止すると、駆動モータ14の駆動が停止するととも
に、ブロック34が切欠き凹部33の一端と係合する。
そのため、ギア19の回転が停止するとともに、カムプ
レート24の回動が規制される。このとき、従動子22
a,22bが当接部26a,26bを押圧しなくなる。
従って、図9に示すように、コイルプリング23aの付
勢力により、従動子22a,22bは第1の連通溝28
a,28bを通過して第2のカム溝30a,30bの始
端に位置する。この結果、カムスライダ19は中立位置
に復帰する。
【0035】この時点で、施錠装置8をアンロック状態
にする動作が完了する。そして、二点鎖線に示すノップ
12を手動操作によって実線にて示す方向に操作する
と、レバー9及び動作レバー6が実線にて示す方向に回
動する。そして、レバー9が垂直線Lより左側に位置す
ると、施錠装置8内のスプリングの付勢力によりレバー
9は実線にて示す位置まで回動する。このとき、回転軸
5及びカムプレート24は反時計方向に回動する。その
ため、従動子22a,22bは第2のカム溝30a,3
0bの始端から接続溝36a,36bに沿って摺動す
る。このとき、従動子22a,22bの軌跡はギア13
の回転中心の同心円上を摺動することになるので、カム
プレート24及び回転軸5をスムーズに回動させること
ができる。従って、ノップ12の手動操作によって施錠
装置8はロック状態となり、ノブを操作すればドアを開
けることができない。
【0036】一方、図1,図9に示す状態から、駆動モ
ータ14を駆動して回転軸15及びウォーム16を回転
させてギア13を反時計方向に回転させる。すると、カ
ムスライダ19の従動子22a,22bは第2のカム溝
30a,30bに沿って反時計方向に移動する。このと
き、従動子22a,22bの円弧面が第2のカム溝30
a,30bに対して摺動するので、接触面積が少なくな
る分、従動子22a,22bの摺動がスムーズに行われ
る。
【0037】そして、第2のカム溝30a,30bはギ
ア13の回転中心に対して偏心させているので、従動子
22a,22bが第2のカム溝30a,30bの終端に
向かうにつれてカムスライダ19はコイルスプリング2
3b側に向かってスライドする。このとき、係合片21
bによりコイルスプリング23bは更に圧縮された状態
となる。尚、係合片21aはコイルスプリング23aか
ら離間し、該コイルスプリング23aは自由長となる。
【0038】又、ギア19が更に反時計方向に回転する
と、図10に示すように、従動子22a,22bが当接
部31a,31bに当接する。そして、従動子22a,
22bの平坦面が当接部31a,31bに面当たりす
る。又、ギア13が反時計方向に回転していることか
ら、従動子22a,22bは当接部31a,31bを押
圧した状態にある。そのため、圧縮されたコイルスプリ
ング23bの付勢力によりカムスライダ19は中立位置
となるためのスライド動作をしない。そして、当接部3
1a,31bに対する従動子22a,22bの押圧によ
りカムプレート24は、図11に示すように反時計方向
に回動する。このとき、出力軸5を介して動作レバー6
も回動する。従って、作動レバー6、レバー9及びノッ
プ12は二点鎖線にて示す位置から実線にて示す位置ま
で移動する。従って、施錠装置8はロック状態となり、
ノブを操作してもドアを開けることができない。
【0039】又、動作レバー6が実線にて示す位置に停
止すると、駆動モータ14の駆動が停止するとともに、
ブロック34が切欠き凹部33の他端と係合する。その
ため、ギア13が停止するとともに、カムプレート24
の回動が規制される。すると、従動子22a,22bが
当接部31a,31bを押圧しなくなる。従って、図6
に示すように、コイルプリング23bの付勢力により、
従動子22a,22bは第2の連通溝32a,32bを
通過して第1のカム溝25a,25bの始端に位置す
る。そのため、カムスライダ19は中立位置に復帰す
る。この時点で、施錠装置8をロック状態にする動作が
完了する。
【0040】ここで、図1に示す状態にて、例えば駆動
モータ14の故障等によりギア13が途中にて停止し、
第1のカム溝25a,25bの始端と終端との間に従動
子22a,22bが停止した場合、実線にて示すノップ
12を二点鎖線にて示す方向に手動操作する。このと
き、カムプレート24は時計方向に回動するため、従動
子22a,22bは第1のカム溝25a,25bの始端
側に摺動する。ノップ12の手動操作によって施錠装置
8をロック状態からアンロック状態にすることができ
る。同様に、第2のカム溝30a,30bの始端と終端
との間に従動子22a,22bが停止した場合、二点鎖
線にて示すノップ12を実線にて示す方向に手動操作す
れば施錠装置8をアンロック状態からロック状態にする
ことができる。この結果、駆動モータ14等の故障によ
り従動子22a,22bが第1及び第2のカム溝25
a,25b,30a,30bの途中で停止してもノップ
12の操作によって施錠装置8をロック状態又はアンロ
ック状態にすることができる。
【0041】又、従動子22a,22bが第1又は第2
のカム溝25a,25b,30a,30bの途中で停止
した状態とする。このとき、コイルスプリング23a,
23bの付勢力により従動子22a,22bが第1又は
第2のカム溝25a,25b,30a,30bに当接し
ている。この結果、カムプレート24を回動させると
き、従動子22a,22bの摺動分が負荷となるだけな
ので、カムプレート24を容易に回動させることができ
る。
【0042】又、一対のコイルスプリング23a,23
bの付勢力によりカムスライダ19は中立位置に復帰し
ようとしているため、従動子22a,22bが第1及び
第2の連通溝28a,28b,32a,32bに配設さ
れない。従って、従動子22a,22bと第1及び第2
の連通溝28a,28b,32a,32bとの係合によ
りカムプレート24が回動不能となることはない。この
結果、ノップ12によって動作レバー9、カムプレート
24及びレバー8を手動操作することができる。
【0043】更に、ロック装置1が施錠装置8をロック
又はアンロック状態に切換えられた後、コイルスプリン
グ23a,23bの付勢力によりカムスライダ19を中
立位置に復帰させる。そして、次の状態に切り換えるこ
とができる状態にしている。しかも、ノップ12の手動
操作によって施錠装置8をロック又はアンロック状態に
切り換えることができる状態にしている。従って、従来
とは異なり、ギア13を回転させることなく次の状態に
切り換えることができ、しかもノップ12の手動操作に
よって施錠装置8をロック又はアンロック状態に切り換
えることができる。この結果、ギア13の耳障りな動作
音を極力抑えることができ、ロック装置1の静粛性を向
上させることができる。
【0044】更に、カムプレート24には切欠き凹部3
3が係合され、この切欠き凹部33に係合するブロック
34を蓋部4に設けた。従って、カムプレート24の回
動量をブロック34によって規制することができる。こ
の結果、カムプレート24が必要以上に回動してしまう
ことを防止し、確実に動作レバー6をロック又はアンロ
ック位置に停止させることができる。
【0045】本実施例においては、ブロック34を蓋部
4の裏面に設けたが、ケース部3の内側側面に設け、切
欠き凹部33と係合するように構成することも可能であ
る。又、ブロック34は弾性を有し、カムプレート24
との係合により変形の少ないゴムや樹脂等が好ましい。
この場合、カムプレート24がブロック34に係合して
も、該ブロック34によって衝撃が吸収されるため、カ
ムプレート24の衝撃に対する保護を行うことができ
る。又、変形が少ない分、カムプレート24及び動作レ
バー6の位置決めを正確に行うことができる。
【0046】又、従動子22a,22bが小判形状とな
っており、この従動子22a,22bの円弧面が第1及
び第2のカム溝25a,25b,30a,30bに対し
て摺動するので摺動をスムーズにすることができる。更
に、従動子22a,22bの平坦面が当接部26a,2
6b,31a,31bと面当たりする。従って、従動子
22a,22bが受ける衝撃を平坦面の全体に分散させ
ることができる。この結果、従動子22a,22bの局
部に衝撃を集中させないようにすることができるので、
従動子22a,22bの耐久性を向上させることができ
る。
【0047】更に、一対の従動子22a,22bによっ
てカムプレート24を回動させるように構成した。この
結果、衝撃を一対の従動子22a,22bに分散させる
ことができるので、従動子22a,22bの耐久性を向
上させるこができる。
【0048】本実施例においては、係合片21a,21
bとギア13の外周縁側との間における収容凹部17
a,17bにコイルスプリング23a,23bを配設し
た。この他に、係合片21a,21bとギア13の回転
中心側との間における収容凹部17a,17bにコイル
スプリング23a,23bを配設するように構成するこ
とも可能である。
【0049】本実施例においては、従動子22a,22
bを平面小判形形状としたが、従動子22a,22bと
第1及び第2のカム溝25a,25b,30a,30b
と線接触となり、当接部26a,26b,31a,31
bと面当たりすればよく、この条件を満たすような平面
六角形状等の多角形状にすることも可能である。
【0050】本実施例においては、一対の従動子22
a,22bをカムスライダ19に形成した。この他に、
図12に示すように、例えばカムスライダ19に従動子
22aを1つのみ形成し、この従動子22aが摺動する
第1のカム溝25a、当接部26a、第1の連通溝28
a、第2のカム溝30a、当接部31a及び第2の連通
溝32aを形成する。更に、ノップ12を操作すること
によりカムプレート24を回動させるため、第1のカム
溝25aの始端には反時計方向に円形状の回避溝35a
を形成し、第2のカム溝25bの始端には時計方向に円
形状の回避溝35bを形成する。この構成によっても上
記実施例と同様にロック装置1の静粛性及び故障時にノ
ップ12を操作して施錠装置8を動作させることができ
る。
【0051】本実施例においては、付勢部材としてコイ
ルスプリング23a,23bを使用したが、この他に、
竹の子ばね、ウレタン、ゴム等の弾性部材も含まれる。
次に、以上の実施例から把握される請求項以外の技術思
想を、その効果とともに以下に記載する。
【0052】(1)請求項1記載の従動子を小判形形状
にする。すると、従動子が第1及び第2のカム溝に沿っ
て摺動しているときは点又は線接触となって接触面積を
小さくすることができるので、従動子のスムーズな摺動
を行わせることができる。又、従動子が第1及び第2の
作用部に当接するときは面当たりとなるため、従動子が
受ける衝撃を分散させて耐久性を向上させることができ
る。
【0053】(2)請求項1記載の移動部材に回転軸の
回転中心を中心に180°離れた位置に一対の従動子を
設け、一対の従動子が摺動する第1及び第2のカム溝、
一対の従動子が当接する第1及び第2の作用部、移動部
材を予め定めた位置に復帰させる第1及び第2の復帰部
をカムプレートに形成する。一対の従動子を移動部材に
設けたことにより、カムプレートに当接するときの衝撃
や、ロック・アンロック部材をロック又はアンロック位
置に切換えるべく、カムプレートの切換え動作させると
きの動作力を半分にすることができ、従動子の耐久性を
向上させることができる。
【0054】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1記載の発
明によれば、回転部材が途中で停止して、従動子が第1
又は第2のカム溝の途中で停止しても、ロック・アンロ
ック部材を手動で操作したとき、従動子は第1又は第2
のカム溝に沿って摺動するため、回転部材を回転させる
ことなくロック・アンロック部材を切換動作させること
ができる。しかも、回転部材を回転させてロック・アン
ロック部材をロック又はアンロック位置に位置させた
後、回転部材は特別な動作を行わないので、動作音を発
生させないようにすることができ、動作音を極力抑える
ことができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、カムプレー
トが動作してロック・アンロック部材をロック位置又は
アンロック位置に停止させたとき、規制部材がカムプレ
ートと係合してその動作を規制するため、ロック・アン
ロック部材の切換動作を確実に行わせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック装置に施錠装置及びノップ
が接続されたことを示す概略構成断面図である。
【図2】ロック装置の構成を示す部分断面図である。
【図3】ギアの構造を示す平面図である。
【図4】図3におけるX−X線断面図である。
【図5】コイルスプリング及びカムスライダがギアに装
着された状態を示す平面図である。
【図6】施錠装置がロック状態となったとき、従動子が
第1のカム溝の始端に配置されたことを示す説明図であ
る。
【図7】ギア及び従動子が時計方向に回転し、当接部に
従動子が当接した状態を示す説明図である。
【図8】従動子によりカムプレート及び動作レバーが時
計方向に回動し、施錠装置がアンロック状態になったこ
とを示す説明図である。
【図9】コイルスプリングの付勢力によりカムスライダ
が中立位置に復帰し、従動子が第2のカム溝の始端に配
置されたことを示す説明図である。
【図10】ギア及びが反時計方向に回転し、当接部に従
動子た当接した状態を示す説明図である。
【図11】従動子によりカムプレート及び動作レバーが
反時計方向に回動し、施錠装置がロック状態になったこ
とを示す説明図である。
【図12】ロック装置における従動子及びカムプレート
の別例を示す部分構成図である。
【符号の説明】
6…ロック・アンロック部材としての動作レバー、13
…回転部材としてのギア、18…案内部としてのスライ
ド溝、19…移動部材としてのカムスライダ、22a,
22b…従動子、23a,23b…付勢手段としてのコ
イルスプリング 24…カムプレート、25a,25b…第1のカム溝、
26a,26b…第1の作用部としての当接部、28
a,28b…第1の復帰部としての連通溝、30a,3
0b…第2のカム溝、31a,31b…第2の作用部と
しての当接部、32a,32b…第2の復帰部としての
第2の連通溝、34…規制部材としてのブロック

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロック位置及びアンロック位置の間で変
    位自在なロック・アンロック部材と、 往復回転自在に設けられた回転部材と、 前記回転部材の回転中心を通る半径方向に形成された案
    内部と、 前記案内部に沿って往復移動する移動部材と、 前記移動部材を案内部の予め定められた位置に復帰させ
    る付勢手段と、 前記移動部材に形成された従動子と、 前記ロック・アンロック部材をロック位置又はアンロッ
    ク位置に動作させるカムプレートとを備え、 前記カムプレートには、回転部材の回転中心に対して偏
    心し、前記従動子が摺動して移動部材を案内部に沿って
    移動させる第1のカム溝と、前記第1のカム溝に沿って
    摺動した摺動子が当接し、カムプレートを動作させてロ
    ック・アンロック部材をロック又はアンロック位置に動
    作させる第1の作用部と、前記第1の作用部によりロッ
    ク・アンロック部材がロック又はアンロック位置に動作
    したとき、案内部に沿って移動した移動部材を付勢手段
    の付勢力により予め定められた位置に復帰させるべく従
    動子を移動させる第1の復帰部と、前記回転部材の回転
    中心に対して偏心し、かつ、前記第1のカム溝と同心円
    となり、前記第1の復帰部により予め定められた位置に
    復帰した移動部材の従動子が摺動して移動部材を案内部
    に沿って移動させる第2のカム溝と、前記第2のカム溝
    に沿って摺動した摺動子が当接し、カムプレートを動作
    させてロック・アンロック部材をロック又はアンロック
    位置に動作させる第2の作用部と、前記第2の作用部に
    よりロック・アンロック部材がロック又はアンロック位
    置に動作したとき、案内部に沿って移動した移動部材を
    付勢手段の付勢力により予め定められた位置に復帰させ
    て従動子を第1のカム溝に位置させる第2の復帰部とを
    設けたことを特徴とするロック装置。
  2. 【請求項2】 カムプレートを動作させてロック・アン
    ロック部材をロック又はアンロック位置に位置させたと
    き、前記カムプレートと係合して該カムプレートの動作
    を規制する規制部材を設けたことを特徴とする請求項1
    記載のロック装置。
JP3269594A 1994-03-02 1994-03-02 ロック装置 Pending JPH07238726A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112697684A (zh) * 2020-12-03 2021-04-23 黄山学院 一种材料老化测试设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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