JPH07238703A - 機械式駐車装置用走行台車 - Google Patents

機械式駐車装置用走行台車

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JPH07238703A
JPH07238703A JP5324894A JP5324894A JPH07238703A JP H07238703 A JPH07238703 A JP H07238703A JP 5324894 A JP5324894 A JP 5324894A JP 5324894 A JP5324894 A JP 5324894A JP H07238703 A JPH07238703 A JP H07238703A
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隆一 村井
Noritaka Hatanaka
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械式駐車装置用走行台車上に置かれた車両
の前輪を、前後方向から挟持し、走行台車上でのずれを
防止する。 【構成】 走行台車6の前輪用横送りコンベア12の上方
に、先端部に前輪挟持部材14を有する一対の支持アーム
15を走行台車の前後方向に対向して配置する。前記各支
持アームを、前輪用横送りコンベア12下に走行台車の前
後方向に移動可能に配置した、一対のスライダー18から
延ばした支持フレーム19に支持させる。前記各スライダ
ーは、走行台車上に固定したスライドバー17に摺動自在
に嵌合し、前記スライダーを各独立に駆動する二つの駆
動手段22を設ける。前記駆動手段の動力を、スプロケッ
ト23、24、25及び26を介してチェーン27及び28によりス
ライダー18に伝達する。上記構成により、頑丈で動作の
速い前輪ストッパー装置となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行台車を中継して駐
車室に車両を受渡しする機械式駐車装置に係り、より詳
しくは、走行台車の前輪用横送りコンベア上に置かれた
車両の前輪を固定する前輪ストッパー装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の機械式駐車装置の走行台車につい
て、図8を用いて説明する。車両50の前輪51を前後から
挟んで前後方向の動きを規制する前輪ストッパー装置
は、走行台車39上のコンベア40の移送方向に直交する水
平軸41に雄ねじ部を設け、前輪挟持部材42(以下、挟持
部材と称す)には支持部材42a を設け、支持部材42a に
は前記雄ねじ部と螺合する雌ねじ部を設け、前記水平軸
41及び支持部材42a よりなるボールねじ部Aを形成して
いる。そして水平軸41にモーター等の駆動手段43により
動力を伝達し、該ボールねじ部の進行により、前輪挟持
部材42の前進及び後退を行い、かつ、前輪挟持部材42の
支持も合わせて行っている。又、前輪挟持部材42が前輪
51に当接したときに、該挟持部材42の進行を停止させる
リミッターとして、前輪挟持部材42の先端部42b に貼付
したテープ状圧力感知スイッチ44を設けたり、図9に示
すような前輪挟持部材42の先端部の両側に設けた透過式
電光スイッチ45により、該挟持部材42が前輪51に当接し
た状態又は当接する直前の状態を検出し、この検出信号
によりモーター43の近接方向の駆動を自動停止させるも
のである。これらについては、実開平1-150766公報及
び、特開平2-210171公報等にすでに開示されている。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、上記の
ように前輪挟持部材42がボールねじ部Aにより支持され
る構造では、荷重に対する剛性を十分に持たせることが
困難であり、該挟持部材42が前輪51に当接するときに
は、荷重を受ける為の受け台46や、支持ローラ47等の支
持部材を新たに設ける必要があった。又、ボールねじの
推力により前輪挟持部材42を動作させる手法では、動作
が緩慢になるという欠点があり、駐車場における高速入
出庫というユーザーの要求を妨げる要因になっていた。
しかも、ボールねじは個々の部品に高精度を要求される
ので、製造コストの高騰やメンテナンスに手間がかかる
等の問題があった。
【0004】更に、前輪挟持部材42の進行を停止させる
リミッターとして、挟持部材の先端部に圧力感知スイッ
チ44を貼付する手法では、スイッチに直接前輪が接触す
る為、摩擦や衝撃により耐久性を損なうことになり、透
過式電光スイッチによるものでは、該スイッチの投光器
及び受光器のいずれか一方が汚れた場合でも、感知能力
が著しく低下する等の問題があり、前記リミッターが故
障した場合の予備リミッターも具備されていなかった。
【0005】本発明は上記問題に鑑みてなされたもので
あり、挟持部材を支持する支持部材の剛性を高くするこ
とにより、荷重を受けるための支持部材の点数を少なく
することを目的とする。又、走行台車の前輪挟持部材の
動作を、電動モーターの動力をスプロケットを介してチ
ェーンにより伝達することにより、動作を敏速にすると
共に、挟持部材の進行を停止させるリミッターとして、
センサを用い、予備のリミッターとして機械式リミット
スイッチを併設することを目的とする、機械式駐車装置
用走行台車の前輪ストッパー装置を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明に係る手段は、走行台車の走行路に沿って複数
の駐車室を配設し、前記走行台車及び前記各駐車室のそ
れぞれに、相互間で車両の受け渡しを行う前輪用横送り
コンベアと後輪用横送りコンベアとを並設してなる機械
式駐車装置において、前記走行台車の前輪用横送りコン
ベアの上方に、先端部に前輪挟持部材を有する一対の支
持アームを走行台車の前後方向に対向して配置し、前記
各支持アームを、前記前輪用横送りコンベア下に走行台
車の前後方向に移動可能に配置した、一対のスライダー
から延ばした支持フレームに支持させ、前記各スライダ
ーは、走行台車上に固定したスライドバーに摺動自在に
嵌合し、前記スライダーを各独立に駆動する二つの駆動
手段を設けたことを特徴とする。
【0007】本発明において、前記駆動手段の動力を、
スプロケットを介してチェーンによりスライダーに伝達
することが望ましい。又、前輪挟持部材と、車両の前輪
との当接を検知するセンサを設けることが望ましい。更
に、スライダーから延ばした支持フレームは、前記スラ
イドバーと平行な筒状部を有し、支持アームは、該筒状
部に摺動自在に嵌挿され、かつ、コイルスプリングによ
り、常時前輪挟持側へ付勢され、支持フレームの筒状部
の端部に支持アームの変位量を検知する変位検知手段を
設けることが望ましい。
【0008】
【作用】走行台車の前輪用横送りコンベアの上方に、先
端部に前輪挟持部材を有する一対の支持アームを走行台
車の前後方向に対向して配置し、前記各支持アームを、
前記前輪用横送りコンベア下に走行台車の前後方向に移
動可能に配置した、一対のスライダーから延ばした支持
フレームに支持させ、前記各スライダーは、走行台車上
に固定したスライドバーに摺動自在に嵌合させることに
より、前輪挟持部材が前輪に当接したときに、前輪挟持
部材に掛かる荷重を、全て前記スライダーから延ばした
支持フレームで受けることができる。又、前記スライダ
ーを各独立に駆動する二つの駆動手段を設けたことによ
り、前後のスライダーで別々の変位量を与えることがで
きる。
【0009】前記駆動手段の動力を、スプロケットを介
してチェーンによりスライダーに伝達する場合は、スプ
ロケットの減速比の設定が簡単にでき、かつ、部品精度
に高度な水準を要求しない。又、前輪挟持部材と、車両
の前輪との当接を検知するセンサを設けた場合は、セン
サに直接前輪が接触しないので、繰り返し使用によるセ
ンサの劣化を生じない。更に、スライダーから延ばした
支持フレームは、前記スライドバーと平行な筒状部を有
し、支持アームは、該筒状部に摺動自在に嵌挿され、か
つ、コイルスプリングにより、常時前輪挟持側へ付勢さ
れていることにより、機械式リミットスイッチを構成
し、支持フレームの筒状部の端部に支持アームの変位量
を検知する変位検知手段を設けたことにより、前記セン
サが故障した場合の予備リミッターとして稼働させるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、本願発明の一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。
【0011】図5は、本発明を実施する機械式駐車装置
である。走行台車1は車輪1aを介して、走行レール2上
で水平移動可能である。走行レール2に沿って、走行台
車が移動可能な幅を有する走行路3が走行レールに沿っ
て設けられており、走行路脇には、複数段複数列をなし
て、駐車室4が設けられている。図5においては、駐車
室4はガイドレールの一側のみ表しているが、両側に駐
車室を設けることが多い。
【0012】駐車室4には、一室ごとに、その床上に車
両受渡し手段である前輪用横送りコンベア4a(以下、前
コンベアと称す)及び後輪用横送りコンベア4b(以下、
後コンベアと称す)が走行路3に向けて設けられてい
る。特に前コンベア4aには、前輪の前後方向に対する位
置決め装置(図示省略)を設けている。又、多数の駐車
室の一角に車両を乗り入れ乗り出すための入出庫室5が
設けられている。又、特に入出庫室5に車両用エレベー
タ(図示省略)を設けて、上部階層又は駐車装置の外部
に車両を送るようにする場合があり、入出庫室以外の駐
車室の1室に車両用エレベータを設ける場合もある。
又、入庫室と出庫室を別に設ける場合もある。前記3例
の場合は、各階層ごとに、走行台車1及び走行レール2
を設ける。更に、駐車室の1室に昇降装置を設けずに、
走行台車1に昇降装置であるリフターを設ける場合もあ
る。この場合は、図5のように、走行台車1及び走行レ
ール2は、最下階に一組設ける。
【0013】前記の機械式駐車装置用走行台車について
を図6、図7で説明する。図6は、リフター付き走行台
車6である。走行台車フレーム7上に昇降部フレーム8
を四隅に設け、該フレーム8をガイドとする昇降装置フ
レーム9が上下動自在に設けられている。昇降装置フレ
ーム9は、カウンターウエイト10a を介してエンドレス
に接続された昇降用チェーン10を介して、昇降用モータ
ー11とつながっている。走行台車フレーム7の両側には
走行レール2上を走行する走行車輪7aが設けられてお
り、走行台車フレーム7上の走行用モーター11a により
駆動される。
【0014】前記昇降装置フレーム9には、走行路3を
横切る方向に延びた前輪用横送りコンベア12(以下、前
コンベアと称す)及び後輪用横送りコンベア13(以下、
後コンベアと称す)が設けられており、前述の、駐車室
4の1室ごとに設けられたコンベア4a及びコンベア4bと
同じ幅と間隔で設置されている。搬送車両を乗せた昇降
装置フレーム9は、昇降用モーター11を駆動することに
より、走行台車1が走行レール2上を走行中であっても
昇降可能である。コンベア12の上方に前後一対の前輪挟
持部材14を支持する支持アーム15を配置してある。
【0015】図7に、リフターを持たない走行台車6aを
示す。前記のリフター付き走行台車6との違いは、走行
台車フレーム7に直接前コンベア12及び後コンベア13を
設けている点である。その他、走行レール上を走行する
為の機構及びコンベア12の上方に前輪挟持部材14を設け
る点は同一である。
【0016】次に、機械式駐車装置の動作を図5におい
て説明する。車両50を入出庫室5に駐車するときには、
まず車両50は入出庫室5に入り、前後の位置決め装置
(図示省略)がついた前コンベア4a上に前輪を乗せ、走
行台車1に対する前後方向の位置決めを行う。車両50
は、入出庫室5より走行台車1へ移載するときは、最初
に前コンベア4a及び後コンベア4bを駆動することによっ
て走行台車1方向に移動し、続いて走行台車1上に設け
た前コンベア12及び後コンベア13によって走行台車中央
に移動する。このとき車両の前後方向の位置は走行台車
に移載されても変化しない。又、入出庫室で車両50が走
行台車1の前後方向に対して斜めに停車した場合でも、
入出庫室5より走行台車1へ移載する時に、前後のコン
ベアの送り量を調整することにより、台車に平行な向き
に矯正される。したがって、車両50の前輪は、常に所定
位置に置かれることになる。この後、走行台車1はレー
ル上を走行し、例えば駐車室4cの前に進み、前コンベア
12及び後コンベア13と、駐車室4c内に設けた前コンベア
4a及び後コンベア4bにより、車両50を例えば駐車室4c内
に移送する。出庫のときは、入庫と逆の動作をする。
【0017】ここで、本発明の車両の前輪ストッパー装
置をリフター付き走行台車6に用いた場合を、図1〜図
4に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、サ
イドフレーム16に設けられた前コンベア12の下には、ス
ライドバー17が、昇降装置フレーム9の前後方向で車両
50の幅方向に一対設けられている。このスライドバー17
上に、摺動自在である前後一対のスライダー18が設けら
れている。このスライダー18から、支持フレーム19が前
コンベア12の上方に伸びている。支持フレーム19は、ス
ライドバー17と平行な筒状部19a と接続部19b を有し、
筒状部19a の内筒に支持アーム15を摺動自在に設けてい
る。車両50の幅方向には、連結部材19cを設け、一対の
支持フレームを接続部19b で連結している。支持アーム
15の外周には、コイルスプリング20を配置し、支持アー
ム15と筒状部19a を係合しており、コイルスプリング20
は支持アーム15を前輪51方向に位置規制している。支持
アーム15の先端には前輪挟持部材14(以下、挟持部材と
称す)が取付けられている。又、筒状部19a の後端に
は、リミットスイッチ21が設けられている。接続部19b
には、支持フレーム19の前進端及び後進端の位置を感知
するための近接センサBが設けられている。前記支持ア
ーム15、スライドバー17、スライダー18及び支持フレー
ム19は、前輪51に当接したときに受ける荷重に対して十
分な剛性を持たせてあるので、前記構成部材以外に荷重
を受ける為の支持部材を必要としない。
【0018】昇降装置フレーム9には、駆動手段である
ブレーキ付電動モーター22(以下、モーターと称す)
が、前後の支持フレーム19に対して1個づつ独立して設
けられている。モーター22は、スプロケット23、24、25
及び26を介してチェーン27、28によりなるチェーン駆動
手段によりスライダー18とつながっている。
【0019】ここで、本発明の動作方法を図1を用いて
説明する。前コンベア12及び後ろコンベア13上に移送さ
れてきた車両50は、前輪51を前コンベア12上で略定位置
に配置する。この時、モーター22の駆動力を前記チェー
ン駆動手段によりスライダー18に伝達することにより、
挟持部材14を前輪51に対し離間接近させる。モーターの
回転スピードを一定とすると、前記チェーン駆動手段の
減速比の設定により、スライダー18の動作スピードは設
定自在である。図中二点鎖線で示すように、挟持部材14
が前輪51に当接する位置に移動すると、近接センサBが
前進端として感知し、モーター22の動作を停止させる。
又、モーター22は、前後のスライダーに対し独立して設
けられているので、前後別々の変位量を与えることが可
能であり、前輪位置が前後にずれている場合でも、それ
ぞれ前輪に当接するまで近接し、前後から十分に挟持す
ることができる。
【0020】次に、近接センサBが故障などにより作動
しなかった場合について説明する。通常は図3(a)の
状態で前輪51に当接しており、コイルスプリング20は図
のように前輪挟持部材14を筒状部19a に対し位置規制し
た状態にある。ところが、センサが作動しないと、挟持
部材14が前輪51に当接した後も、スライダー18には近接
する方向の動作が加えられるので、コイルスプリング20
はスライダー18の変位を受けて図3(b)に示すように
縮み、支持アーム15が筒状部19a の内筒部を摺動する。
この支持アーム15の変位により、筒状部19a の後端に設
けたリミットスイッチ21が作動し、モーター22の動作を
停止させる。又、図3(c)に示すように、前輪位置が
極端に前後にずれている場合も、偏った方向に関して
は、近接センサBが作動する前に挟持部材14が前輪51に
当接し、コイルスプリング20を縮めることになるので、
同様にリミットスイッチ21が作動し、モーター22の動作
を停止させる。
【0021】この動作を、図4のフローチャートにした
がって説明する。車両50の前輪51が前コンベア12上に乗
った後に、モーター22が作動(29)すると、スライダー
18が前進し、前輪挟持部材14が前輪に当接する(30)。
ここで、近接センサBが正常に働き(31)、かつ、前輪
が所定位置にありスライダー18が近接センサBが作動す
る位置に移動している場合は(32)、前記近接センサB
より前進端であることを示す信号が信号処理手段に送ら
れ、該信号処理手段が作動することにより(36)モータ
ー22が停止される(37)。前輪が所定位置を大きくはず
れている場合は、図3(C)に示すように近接センサB
が作動する位置に達する前にコイルスプリング20が縮み
(33)リミットスイッチ21が作動する(35)。リミット
スイッチ作動の信号が信号処理手段に送られ、該信号処
理手段が作動することにより(36)モーター22が停止さ
れる(37)。又、近接センサBが故障などにより正常に
作動しないときは、図3(b)に示すようにコイルスプ
リング20が縮み(33)リミットスイッチ21が作動する
(35)。リミットスイッチ作動の信号が信号処理手段に
送られ、該信号処理手段が作動することにより(36)モ
ーター22が停止される(37)。前記のリミットスイッチ
21は、支持アーム15が筒状偏19a に対して摺動するとい
う機械的な動作により作動するので、予備のリミッター
としての信頼性が高い。
【0022】以上のようにして車両50の前輪51を挟持し
た走行台車6は、移動を開始する。移動が終了すると、
モーター22は挟持部材14が前輪51から離間する方向に動
作し、近接センサBが後進端を感知した時点でモーター
22を停止させる。又、本発明は前記のリフタを持たない
走行台車6aも適応対象とする。
【0023】
【発明の効果】本発明はこのように構成したので、以下
のような効果を有する。前輪挟持部材が前輪に当接した
ときに、前輪挟持部材に掛る荷重を、全て前記スライダ
ーから延ばした支持フレームで受けることができるの
で、新たに前輪挟持部材の支持部材を付加する必要が無
く、部品点数の増加が抑えられる。又、前後のスライダ
ーで別々の変位量を与えることができるので、前輪位置
が所定位置から前後にずれている場合でも、それぞれ前
輪に当接するまで近接し、前後から十分に挟持すること
ができる。
【0024】前記駆動手段の動力を、スプロケットを介
してチェーンによりスライダーに伝達する場合は、スプ
ロケットの減速比の設定が簡単にできるので、支持フレ
ームの動作を高速にすることも容易であり、機械式駐車
場としての動作が高速になり、しいては駐車場からの高
速入出庫の一助となる。又、部品精度に高度な水準を要
求しないので、部品単価が低く抑えられ、かつ、メンテ
ナンスも容易である。
【0025】前輪挟持部材と、車両の前輪との当接を検
知するリミッターであるセンサを設ける場合は、センサ
に直接前輪が接触しないので、繰り返し使用によるセン
サの劣化を生ずる事がなく、信頼性が向上する。更に、
前記センサが故障した場合の予備リミッターとしてリミ
ットスイッチを設けることにより、安全性がより向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す走行台車上に置かれた
車両の前輪ストッパー装置の正面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す走行台車上に置かれた
車両の前輪ストッパー装置の上面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す走行台車上に置かれた
車両の前輪ストッパー装置の動作説明図である。
【図4】本発明の一実施例を示す走行台車上に置かれた
車両の前輪ストッパー装置の動作のフローチャート図で
ある。
【図5】本発明の一実施例を示す機械式駐車装置の摸式
図である。
【図6】本発明の一実施例を示す機械式駐車装置用リフ
ター付走行台車の摸式図である。
【図7】本発明の一実施例を示す機械式駐車装置用走行
台車の摸式図である。
【図8】従来例の摸式図である。
【図9】従来例の摸式図である。
【符号の説明】
1 走行台車 3 走行路 4 駐車室 4a 前輪用横送りコンベア 4b 後輪用横送りコンベア 6 リフター付走行台車 6a リフターを持たない走行台車 12 前コンベア 13 後コンベア 14 前輪挟持部材 15 支持アーム 17 スライドバー 18 スライダー 19 支持フレーム 19a 筒状部 20 コイルスプリング 21 リミットスイッチ 22 駆動手段 23 スプロケット 24 スプロケット 25 スプロケット 26 スプロケット 27 チェーン 28 チェーン B 近接センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車の走行路に沿って複数の駐車室
    を配設し、前記走行台車及び前記各駐車室のそれぞれ
    に、相互間で車両の受け渡しを行う前輪用横送りコンベ
    アと後輪用横送りコンベアとを並設してなる機械式駐車
    装置において、前記走行台車の前輪用横送りコンベアの
    上方に、先端部に前輪挟持部材を有する一対の支持アー
    ムを走行台車の前後方向に対向して配置し、前記各支持
    アームを、前記前輪用横送りコンベア下に走行台車の前
    後方向に移動可能に配置した、一対のスライダーから延
    ばした支持フレームに支持させ、前記各スライダーは、
    走行台車上に固定したスライドバーに摺動自在に嵌合
    し、前記スライダーを各独立に駆動する二つの駆動手段
    を設けたことを特徴とする機械式駐車装置用走行台車。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段の動力を、スプロケットを
    介してチェーンによりスライダーに伝達することを特徴
    とする請求項1に記載の機械式駐車装置用走行台車。
  3. 【請求項3】 前輪挟持部材と、車両の前輪との当接を
    検知する近接センサを設けたことを特徴とする、請求項
    1又は2に記載の機械式駐車装置用走行台車。
  4. 【請求項4】 スライダーから延ばした支持フレーム
    は、前記スライドバーと平行な筒状部を有し、支持アー
    ムは、該筒状部に摺動自在に嵌挿され、かつ、コイルス
    プリングにより、常時前輪挟持側へ付勢されていること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記載の機械
    式駐車装置用走行台車。
  5. 【請求項5】 支持フレームの筒状部の端部に支持アー
    ムの変位量を検知する変位検知手段を設けたことを特徴
    とする、請求項4に記載の機械式駐車装置用走行台車。
JP5324894A 1994-02-25 1994-02-25 機械式駐車装置用走行台車 Expired - Lifetime JP2769674B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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