JPH0723869A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPH0723869A JPH0723869A JP17018993A JP17018993A JPH0723869A JP H0723869 A JPH0723869 A JP H0723869A JP 17018993 A JP17018993 A JP 17018993A JP 17018993 A JP17018993 A JP 17018993A JP H0723869 A JPH0723869 A JP H0723869A
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- cooking
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- heat
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
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Abstract
火傷の危険もなく、しかもデザイン的にも優れた加熱調
理器を実現することを目的とする。 【構成】 この発明は、前面の扉により内部に発熱体を
設けた庫内の開口部が開閉される角筒状の調理庫を備え
た加熱調理器において、開口部の周辺部を覆う合成樹脂
の前フレームと、前フレームの扉との接触面を覆う金属
カバーとを備えた加熱調理器を構成した。また、金属カ
バーにより発熱体の輻射熱を反射させた加熱調理器を構
成した。さらに、金属カバーにより前フレームの固定を
兼用させた加熱調理器を構成した。
Description
魚焼き器のような加熱調理器に関するものである。
図、図8は側断面図である。図7と図8において、1は
オーブントースタの本体、2は外ケースである。21は
外ケース2の上枠、22は下枠、23と24は左右の側
板である。外ケース2は1枚の薄い金属板を板金により
折曲げ加工して、図示のように角張らせた上枠21と下
枠22が構成されている。3は扉、4は操作部、5は調
理庫、6は調理棚、7はヒータ、8は調理材料である。
において、調理棚6の上に調理材料8を載せてから扉3
を閉める。操作部4のイッチを入れると、ヒータ7が通
電して調理材料8が加熱されて調理が始められる。調理
棚6の上に載せられた調理材料8には、ヒータ7で発生
して直接加わる輻射熱と調理庫5の内面に反射された輻
射熱が投射される。そして、調理材料8の、“蒸焼き”
調のオーブン調理が行われる。
タは上記のように、外ケース2が1枚の薄い金属板を板
金により折曲げ加工して作られている。したがって、面
方向(板面に垂直な方向)の強度が弱く、上,下枠2
1,22や左右の側板23と24の中央付近が外力で変
形するようなことが起り易い。また、ヒータ7の輻射熱
が、調理庫5を介して金属の外ケース2に伝えられる。
このため、上部枠21の表面等に手指が接触して、火傷
をするような危険がある。
には、板金加工後に磨き加工をすることが必要になる。
このため、製作工数が増えて、製作コストが高くなるこ
とになる。さらに、板金加工では加工形状が制限されて
所定形状に成型することが困難で、デザイン(設計)上
でも不体裁になる等の問題点があった。
問題点を解消するためになされたもので、加工工数が少
なくコストが廉価で火傷の危険もなく、しかもデザイン
的にも優れた加熱調理器を実現することを目的とするも
のである。
より内部に発熱体を設けた庫内の開口部が開閉される角
筒状の調理庫を備えた加熱調理器において、開口部の周
辺部を覆う合成樹脂の前フレームと、前フレームの扉と
の接触面を覆う金属カバーとを備えた加熱調理器を構成
したものである。また、金属カバーにより発熱体の輻射
熱を反射させた加熱調理器を構成したものである。さら
に、金属カバーにより前フレームの固定を兼用させた加
熱調理器を構成したものである。
て焼き網の上に魚を載せて、再び受け皿を庫内に収納す
る。操作パネルの操作キーを操作して火力を設定してか
ら、スイッチを入れてヒータに通電する。通電によりヒ
ータが発熱して、魚が加熱されて魚焼きの調理が始ま
る。魚焼きが進行して焼かれた魚から出た水分が滴下し
て、受け皿内に溜められる。また、魚から発生した煙り
と臭気は庫内を上昇して、脱臭されて排気口から排出さ
れる。このとき、庫内の天面の付近まで上昇した煙りと
臭気は前面板と金属カバーによって流れが遮られて、こ
の付近の隙間からの洩れが防止される。
て、扉から離されて溜った水が捨てられる。汚れた受け
皿や焼き網はタワシ等を使って洗われ、庫内に飛び散っ
た汚れが吹き取られれ外ケースの汚れも落とされる。そ
の際、受け皿と扉の開閉時や洗浄時の器具等で薄い板材
の外ケースに外力が加えられが、外ケースは樹脂の前フ
レームで補強されているので、凹んだり変形することが
少ない。
ケースに伝えられる。しかし、調理庫の開口部は熱の不
良導体の合成樹脂からなる前フレームで覆われているの
で、手指が接触して火傷をするような危険が発生しな
い。また、前フレームの表面は金属カバーに補強されて
いるので、熱変形するようなことも起り難い。さらに、
前フレームは合成樹脂で成型されているので、任意の形
状に作ることができ表面性状も緻密に形成される。
に説明する。図1はこの発明の実施例の構成説明図、図
2は実施例要部の拡大断面図、図3は実施例の外観を示
す斜視図である。本発明の実施例では加熱調理器として
魚焼き器への適用例が例示され、従来の加熱調理器と同
じような部分でも幾分構造や機能が相違するので、異な
る符号を付してやや詳しく説明する。
焼き器1のケースの本体である。本体2の内部は、調理
部2a と操作部2b の2部分に分割されている(図
3)。調理部2a 側の断面構造が、図1に示されてい
る。3は外ケース、4は角筒状の調理庫、5と6は前面
板の上板と下板で、いずれも金属薄板で作られている。
前面上板5と前面下板6は外ケース3と調理庫4の上下
の隙間を覆って連結し、前面上板5と前面下板6の間に
調理庫4の開口部4a が開口されている。特に、前面上
板5の下端5a は庇状に下方に垂下して、調理庫4の内
外を区画する高さの低い前面壁を構成している。
置に配置された触媒、8は外ケース3の上面に形成され
た排気口、9は底面に取付けられた脚台である。触媒7
は排気口8から排気される排気の消臭用に用いられ、脚
台9は本体2を調理台等の上に安定して設置させる。
一体に形成された取手、12は耐熱性のガラス窓であ
る。ガラス窓12は扉10に直立して固定されて調理庫
4の開口部4a に対向し、前面から庫内が透視できるよ
うになっている。13はヒータ、14は受け皿、15は
受け皿14内の途中に配置された焼き網、16は焼き網
15上の魚である。受け皿14は扉10に分離可能に連
結されて、引出し自在に調理庫4内に収納されている。
22は操作パネルである。前フレーム20には耐熱性の
プラスチック樹脂が用いられて成型により繊細な曲面や
折曲部等が形成されて、枠型内には操作パネル22が一
体に構成されて本体2の前面の周囲を縁取りしている。
図2で拡大して示されているように、前フレーム20の
上部は円弧面を有する厚みのあるブロック状の外枠部2
0a と断面“く字状”の内枠部20b とからなり、内枠
部20b の垂直面20c がガラス窓12の上縁部に対向
している。そして、内枠部20b は奥行き側にほぼガラ
ス窓12の幅wだけ落ち込んで、ガラス窓12が外枠部
20a 内に嵌まり込むようになっている。20d は挿通
溝で、外枠部20a と内枠部20b との隅の角部に、水
平方向に複数箇所穿設されている。
は図示のように、板金により多段に折曲げ加工されてい
る。31は金属カバー30の垂直方向の当接面、32と
33は上端部と下端部に形成された複数の係止片と折曲
辺である。上端の係止片32は挿通溝20d に挿通され
て先端が折曲げられ、下端の折曲辺33は前面上板5の
下端5a の折曲部に係止されている。係止された係止片
32と折曲辺33により、金属カバー30が内枠部20
b の表面を覆って前フレーム20に取付けられている。
扉10で調理庫4の前面の開口部4a を閉じると、ガラ
ス窓12の上辺の付近が金属カバー30の当接面31に
接触する。そして、扉10の閉成状態で、調理庫4の開
口部4a が閉鎖される。
を、次に説明する。扉10の取手11に指を掛けて、受
け皿14を調理庫4の内部から引き出す。引き出された
受け皿14内の焼き網15の上に魚16を載せてから、
受け皿14を再び庫内に収納する。収納状態では前述の
ように、ガラス窓12の上辺が金属カバー30の当接面
31に接触して、扉10の閉成状態で調理庫4の開口が
密に閉鎖される。
て魚16の重量等に適した火力を設定してから、スイッ
チを入れてヒータ13に通電する。通電によりヒータ1
3が発熱して、魚16が加熱されて魚焼きの調理が始ま
る。ヒータ13で発生して調理庫4の中央に向かって投
射された輻射熱は魚16を直接加熱する。また、輻射熱
の一部は調理庫4の内面で反射されて魚16が反射熱で
加熱されて、魚16のオーブン調の焼き魚の調理が行わ
れる。
ら出た水分は焼き網15の間から滴下して、受け皿14
内に溜められる。また、魚16から発生した煙りと臭気
は庫内を上昇して、触媒7で脱臭されて排気口8から排
出される。このとき、天面4b の付近まで上昇した煙り
と臭気は、調理庫4の前面に垂下して設けられた前面上
板5と金属カバー30によって流れが遮られてこの付近
の隙間からの洩れが防止される。そして、調理された焼
き魚で、食事が始まる。
4から引き出されて、扉10から分離されて受け皿14
内に溜められ魚油を含んだ水が廃棄される。汚れた受け
皿14や焼き網15はスポンジやタワシ等を使って洗浄
され、調理庫4の内面に飛び散った油分等が吹き取られ
れ本体2の外面の汚れも清掃される。その際、受け皿1
4と一体の扉10の開閉時や洗浄時の力或いは洗浄用の
器具等で、薄い板材の外ケース3等に外力が加えられ
る。しかしながら、外ケース3は樹脂の前フレーム20
で補強されるので、凹んだり変形することが少ない。
庫4を加熱し、更に調理庫4の熱が金属の外ケース3に
伝えられる。ヒータ13の供給電力の大小にもよるが、
ヒータ13に近い外ケース3の前面付近でも200℃近
い高温度に加熱されるようなることがある。しかしなが
ら、調理庫4の開口部5a は熱の不良導体の合成樹脂か
らなる前フレーム20で覆われているので、手指が接触
して火傷をするような危険がない。また、前フレーム2
0の表面は金属カバー30に補強されているので、熱変
形するようなことも起り難い。
金属カバー30の付近の構造の各変形例の構成説明図で
ある。図4では、金属カバー30の折曲辺33をやや長
く傾斜させ、先端を延長して天面4b に接近させた構造
が構成されている。延長された傾斜面34が、ヒータ1
3にほぼ直交して対向している。図4の変形例によれ
ば、ヒータ13の輻射熱が傾斜面34で反射して、樹脂
製の前フレーム20の温度上昇が弱められて熱変形が抑
制される。同時に、傾斜面34で反射した輻射熱が魚1
6に集中して投射されるので加熱効率も良い。
金属カバー30の係止片32側が長く作られている。そ
して、例えば図示のように、延長された係止片32が天
面4b の折り曲げられた先端に係止されるようになって
いる。図5と図6の両図の構成によれば、金属カバー3
0と前フレーム20の固定が兼用されて固定ネジ21が
省略される。更に、図6の構成では前フレーム20の内
枠部20b がヒータ13から離れると共に、金属カバー
30との接触面が少ない。この結果、樹脂製の前フレー
ム20の温度上昇が著しく減少して、熱変形が一層抑制
されて長期間の使用に耐えることができる。
の場合を例示して説明したが、焼き肉用のグリル等の加
熱調理器にも本発明を適用することができる。また、受
け皿が前面に引き出される引出型の加熱調理器を図示し
て説明したが、図8のようにヒータが調理材料を上下か
ら加熱して扉が回転して開閉されるする回転型の扉でも
よく、前フレームや金属カバー或いは調理庫等の構造や
材質も必ずしも実施例に限定するものではない。
体を設けた庫内の開口部が開閉される角筒状の調理庫を
備えた加熱調理器において、開口部の周辺部を覆う合成
樹脂の前フレームと、前フレームの扉との接触面を覆う
金属カバーとを備えた加熱調理器を構成した。また、金
属カバーにより発熱体の輻射熱を反射させた加熱調理器
を構成した。さらに、金属カバーにより前フレームの固
定を兼用させた加熱調理器を構成した。
板を板金により折曲げ加工して作られているにも拘ら
ず、合成樹脂の前フレームで補強されるので外力で変形
するようなことが発生しない。したがって、受け皿を出
し入れする場合に、扉の開閉を長期間に亘って円滑に行
うことができる。また、前フレームが金属カバーで覆わ
れているので、調理庫の前面付近からの煙の洩れも生じ
ない。また、ヒータの輻射熱が調理庫を介して金属の外
ケースに伝えられるので、加熱庫の前面等に手指が接触
してしても、火傷をするような危険がない。しかも、加
熱庫の前面が樹脂成型の前フレームで出来ているので、
形状に制約されることも無くデザイン上でも優れた商品
が実現できる。
くコストが廉価で火傷の危険もなく、しかもデザイン的
にも優れた加熱調理器を提供することができる。
Claims (3)
- 【請求項1】 前面の扉により内部に発熱体を設けた庫
内の開口部が開閉される角筒状の調理庫を備えた加熱調
理器において、 前記開口部の周辺部を覆う合成樹脂の前フレームと、該
前フレームの前記扉との接触面を覆う金属カバーとを備
えたことを特徴とする加熱調理器。 - 【請求項2】 前記金属カバーにより発熱体の輻射熱を
反射させたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理
器。 - 【請求項3】 前記金属カバーにより前フレームの固定
を兼用させたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17018993A JP3216026B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17018993A JP3216026B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 加熱調理器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723869A true JPH0723869A (ja) | 1995-01-27 |
JP3216026B2 JP3216026B2 (ja) | 2001-10-09 |
Family
ID=15900334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17018993A Expired - Fee Related JP3216026B2 (ja) | 1993-07-09 | 1993-07-09 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3216026B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100727158B1 (ko) * | 2005-08-10 | 2007-06-13 | 엘지전자 주식회사 | 전기 오븐의 도어 구조 |
KR101079402B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2011-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 과열방지 오븐도어 |
CN110974045A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-10 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 烹饪设备 |
-
1993
- 1993-07-09 JP JP17018993A patent/JP3216026B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101079402B1 (ko) * | 2005-03-30 | 2011-11-03 | 엘지전자 주식회사 | 과열방지 오븐도어 |
KR100727158B1 (ko) * | 2005-08-10 | 2007-06-13 | 엘지전자 주식회사 | 전기 오븐의 도어 구조 |
CN110974045A (zh) * | 2019-12-17 | 2020-04-10 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 烹饪设备 |
CN110974045B (zh) * | 2019-12-17 | 2021-06-18 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 烹饪设备 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3216026B2 (ja) | 2001-10-09 |
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