JPH0723833Y2 - 螢光表示管のフイラメント駆動回路 - Google Patents

螢光表示管のフイラメント駆動回路

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JPH0723833Y2
JPH0723833Y2 JP5600887U JP5600887U JPH0723833Y2 JP H0723833 Y2 JPH0723833 Y2 JP H0723833Y2 JP 5600887 U JP5600887 U JP 5600887U JP 5600887 U JP5600887 U JP 5600887U JP H0723833 Y2 JPH0723833 Y2 JP H0723833Y2
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JP
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circuit
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drive circuit
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JP5600887U
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邦康 河野
辰彦 遠藤
健次 中谷
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、例えば自動者のメータ等に使われる蛍光表示
管のフイラメントの駆動回路に関し、特に該フイラメン
トの断線を防止する駆動回路に関する。
(従来の技術) 所謂蛍光表示管(VFT)は動作電圧が低いためにIC(集
積回路)への結合が容易であることから急速に普及して
いる。自動車においても車速メータの表示管等に利用さ
れている(特開昭59-96634号)。この蛍光表示管は、駆
動電圧により加熱されたフイラメントから放出された熱
電子が、陽極に衝突してこの陽極に塗布された蛍光体が
発光するものである。陽極をいくつかのセグメントに分
割して、このセグメントにより文字等を構成すれば、文
字表示機能が発揮されるわけである。文字の表示をオン
/オフ制御するには、フイラメントと陽極の間に配設さ
れたグリツドに加える直流電圧を制御することにより、
陽極に到達する熱電子の量を制御して行なわれる。とこ
ろで、蛍光表示管のフイラメントは低電圧、大電流で駆
動されるために、その電力の供給方法が問題となる。
一般的な蛍光表示管のフイラメントを駆動するには、交
流電源が用いられている。しかし交流駆動ではノイズ対
策が問題となる。そこで、最近フイラメントを直流で駆
動する表示管が開発市販されている。
直流駆動のフイラメントに駆動電圧には、一般的には電
源電圧から降下した直流電圧を用いる。この直流電圧を
得るには、例えば自動車のバツテリーを電源にして、例
えばシリーズレギユレータにより低電圧を得るのが一般
的であるが、このシリーズレギユレータは通常トランジ
スタの内部損失により電圧降下を起こさせているため
に、効率が悪い。
そのために低電圧を得るのに、チヨツパ回路を用いてDC
-DC変換を行なつて、所望のフイラメント直流電圧を得
るようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、チヨツパ回路は高効率である反面、複雑であ
るために回路故障の可能性が高い。チヨツパ回路が故障
すると、前記フイラメントに電源電圧が直に印加される
などして損傷する可能性がある。特に、蛍光表示管は複
数のセグメントから1つの文字若しくは数字を構成して
いる場合が多く、このような場合はフイラメントが共通
のチヨツパ回路から直流電圧を供給されているために、
チヨツパ回路の故障は全ての蛍光表示管のフイラメント
の損傷に結びつく。
そこで、本考案は上述従来例の欠点を除去するために提
案されたものでその目的は、蛍光表示管を制御する発振
回路が故障したときに、蛍光管に暴走電圧が印加される
のを防止することできるフイラメント駆動回路を提案す
るところにある。
(問題点を解決するための手段及び作用) 上記課題を達成するための本考案の蛍光表示管のフイラ
メントを駆動する駆動回路は、 該フイラメントに直流電圧を供給するチヨツパ回路と、 該チヨツパ回路に交流信号を供給する発振回路と、 前記発振回路とチョッパ回路との間に設けられ、交流信
号のみを通し直流信号をカットする制限回路とを具備す
る。
このような構成により、チョッパ回路は、前記発振回路
から交流信号が供給されたときのみ前記フィラメントへ
電圧の供給を行なうこととなる。
(実施例) 以下添付図面を参照して、本考案を自動車の蛍光表示管
のフイラメント駆動回路に適用した場合の実施例を説明
する。
第1図は、バツテリー1からの12V電圧を降圧して、フ
イラメント14に1.7〜3Vの直流電圧が印加されるように
した駆動回路の全体図である。フイラメント14に直流電
圧が印加されると加熱されたフイラメント14から放出さ
れる。この熱電子が、陽極16に衝突して、この陽極16に
塗布された蛍光体(不図示)が発光するものである。こ
の蛍光体の発光の制御は、グリツド15に印加される電圧
の高低を変化させることによりなされる。このグリツド
印加電圧の制御はセグメントオン/オフ制御回路18によ
り行なわれ、この回路18自体は周知のものである。
Q9,Q13等でチヨツパ回路を構成し、チヨツパ回路のデユ
ーテイー比はQ13のオン/オフ時間によつて制御され
る。Q13のオン時間をTON、オフ時間をTOFFとし、Q9のコ
レクタ電圧をVI、負荷(フイラメント14)の電圧をVL
すると、Q13がオフのときQ9はオンし、Q13がオンのとき
はQ9はオフするから、 VL=VI・TOFF/(TON+TOFF) である。
従つて、所望のフイラメント電圧VLを得るには、上記式
が満足されるように、発振回路11の周期と、コンデンサ
12,R4との時定数を決定する。即ち、前記周期が(TON
TOFF)を決定し、時定数がTOFFを決定する。第2図に回
路11の出力パルスと、C12等と、Q9の出力の関係を示
す。
本実施例の駆動回路は、コンデンサC12により、発振回
路11が故障したときでも、チヨツパ回路の動作を停止さ
せ、フイラメント14を保護する点に第1の特徴がある。
そこで、C12によるチヨツパ回路停止機能について説明
する。
第1図駆動回路で、もしC12がないと、発振回路11から
の出力パルスのデユーテイー比が、チヨツパ回路のQ9の
オン/オフのデユーテイー比を決定する。前述したよう
に、Q13がオフのときにQ9はオンするから、もし発振回
路11がその出力をLOWにしたままで故障すると、Q13はオ
フし、Q9はオンのままになり、フイラメント14は破壊さ
れる。一方、第1図に示したように、C12があると、C12
は交流成分のみを通すから、発振回路11の出力がHIGHの
まま、或いはLOWのままで停止すると、C12は充放電を行
なわなくなる。そうなると、Q13のベース電位は抵抗R4
を介してバツテリー1からHIGH電位を与えられて、Q13
はオンする。即ち、Q9はオフし、フイラメント14は保護
されることになる。発振回路11の出力がLOWのまま停止
した場合における上記の様子を第3図に示す。第3図の
タイミングチヤートは、発振回路11の出力がHIGHのまま
停止した場合に対して略同様に適用されることは、C12
が直流分を通さないことから容易に了解されよう。この
ように単にC12を付加することによりフイラメントが保
護されるという点も、第1図実施例回路の大きな特徴で
ある。
ZD(ツエナーダイオード)8の役割は、電源のバツテリ
ー側でサージ電圧が発生したときに、このサージ電圧が
フイラメント14に加わらないようにしてフイラメント14
を保護するためである。このZD8の降伏電圧は、本駆動
回路の電源を自動車用バツテリーとするような場合は約
16V程度のものが適当である。このように第1図実施例
の駆動回路は、チヨツパ機能と過電圧防止機能とを兼ね
ている点にも副次的な特徴がある。
(考案の効果) 以上説明したように本考案の蛍光表示管のフイラメント
駆動回路によれば、交流信号をチョッパ回路に供給する
発振回路が故障したために、その出力が直流状態になっ
たとしても、その直流信号は制限回路によってカットさ
れるので、チョッパ回路は暴走しない。従って、蛍光表
示管、特にそのフイラメントが保護されることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の回路図、 第2図はチヨツパ回路の動作を説明するタイミングチヤ
ート、 第3図はコンデンサC12の動作を説明するタイミングチ
ヤートである。 図中、 1……バツテリー、2……イグニツシヨンスイツチ、3
……ダイオード、4,5,6……抵抗(R)、7,10,12……コ
ンデンサ(C)、8……ツエナーダイオード(ZD)、9,
13……トランジスタ(Q)、11……発振回路、14……フ
イラメント、15……グリツド、16……セグメント陽極で
ある。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】蛍光表示管のフイラメントを駆動する駆動
    回路において、 該フイラメントに直流電圧を供給するチヨツパ回路と、 該チヨツパ回路に交流信号を供給する発振回路と、 前記発振回路とチョッパ回路との間に設けられ、交流信
    号のみを通し直流信号をカットする制限回路とを具備す
    ることにより、 前記チョッパ回路が、前記発振回路から交流信号が供給
    されたときのみ前記フィラメントへ電圧の供給を行なう
    ことを特徴とする蛍光表示管のフイラメント駆動回路。
  2. 【請求項2】前記制限回路は前記発振回路とチョッパ回
    路との間に設けられた結合コンデンサであることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項に記載の蛍光表示
    管のフイラメント駆動回路。
  3. 【請求項3】前記フィラメントにかかる電位を一定にシ
    ャントするシャント回路を有することを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項に記載の蛍光表示管のフイラ
    メント駆動回路。
JP5600887U 1987-04-15 1987-04-15 螢光表示管のフイラメント駆動回路 Expired - Lifetime JPH0723833Y2 (ja)

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JPS63164792U JPS63164792U (ja) 1988-10-27
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