JP2507042B2 - ストロボ装置 - Google Patents

ストロボ装置

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JP2507042B2
JP2507042B2 JP10944289A JP10944289A JP2507042B2 JP 2507042 B2 JP2507042 B2 JP 2507042B2 JP 10944289 A JP10944289 A JP 10944289A JP 10944289 A JP10944289 A JP 10944289A JP 2507042 B2 JP2507042 B2 JP 2507042B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は閃光放電管と直列に大電力用のトランジスタ
のひとつである絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
(Insulated Gate Bipolar Transistor)を接続したス
トロボ装置に関し、特に絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタの駆動系に特徴を有するストロボ装置に関するも
のである。
従来の技術 従来より、閃光放電管と直列に発光制御素子として大
電力用のトランジスタを接続したストロボ装置が種々提
案されており、上述した絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタを使用した装置も特開昭64−17033号公報に開示
されている。
この公報に開示されている装置は、第4図に示すよう
に、たとえば周知のDC−DCコンバータ回路である電源1
と、この電源1に併設され後述する発光制御回路5に定
電圧を供給する定電圧回路2と、閃光放電管Xeをトリガ
する公知のトリガ回路3、カメラボディ内の制御手段7
と接続され、種々の信号の授受をして、トリガ回路3を
動作せしめるためのトリガ指令信号等種々の出力信号を
発生する制御回路4、閃光放電管Xeと直列接続された絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.のオン・オ
フを制御し、放電感Xeの発光を制御する発光制御回路
5、および放電管Xeに倍圧を印加する倍圧回路6とを備
えて構成されている。
この装置において、今、スイッチSwがオンされると、
DC−DCコンバータ回路である電源1が動作を開始し、主
コンデンサCM、倍圧用のコンデンサC1が発振トランジス
タT1の二次巻線S1に発生される高電圧にて充電され、ま
た低圧電源Eにて制御回路4の動作電源として作用する
コンデンサC1の充電がなされる。同時に、発振トランス
T1のもつひとつの二次巻線S2にダイオードDを介して接
続されている定電圧回路2のコンデンサC3の充電も開始
される。したがって、制御回路4および発光制御回路5
に電力が供給され、制御回路4は作動を開始し、発光制
御回路5は発光準備状態となる。
主コンデンサCM等の充電がなされた状態において制御
手段7より発光開始信号が制御回路4に入力されると、
制御回路4は端子O1から高レベルのトリガ信号を閃光放
電管Xeの最大発光時間を考慮した所定期間出力し発光制
御回路5のトランジスタQ1に供給する。
トランジスタQ1はトリガ信号を受けてオンし、よって
トランジスタQ2がオンすることになり、定電圧発生回路
2のコンデンサC3の充電電圧がトランジスタQ2を介して
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.のゲート
に印加され、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.
B.T.はオンすることになる。
なお、このとき、制御回路4の端子Q2は低レベルに維
持され、トランジスタQ3はオフせしめられていることは
いうまでもない。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.がオン
すると、トリガ回路3のトリガコンデンサC4,トリガト
ランスT2の一次巻線を介してコンデンサC4の充電電流が
流れ、よってトランスT2の二次巻線にトリガパルスが発
生する。同時に、倍圧回路6のコンデンサC2のプラス側
が抵抗R1および絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.
G.B.T.を介して接地され、このコンデンサC2の充電電圧
が主コンデンサCMの充電電圧に重畳されて閃光放電管Xe
に印加されることになる。この結果、閃光放電管Xeは主
コンデンサCMの充電電荷を消費して発光する。
閃光放電管Xeの発光により適正な光量が得られると、
たとえば制御手段7内に含まれる測光回路によって発光
停止パルスが形成されて制御回路4に入力され、その端
子O2から高レベルの発光停止信号として出力される。
この発光停止信号はトランジスタQ3およびQ4に供給さ
れ、両者をオンせしめ、よってトランジスタQ1のベース
・エミッタ間および絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タI.G.B.T.のゲート・エミッタ間が短絡され、トランジ
スタQ1,絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.
はオフする。この結果、トランジスタQ2がオフとなりコ
ンデンサC3の放電が防止され、同時に閃光放電管Xeを介
して流れていた放電電流が流れなくなり、発光が停止す
る。
第4図に示した装置の基本動作は以上のとおりであ
り、転流コンデンサを用いて発光停止を行うものに比し
て発光オーバーがなくなり、また高速の繰り返し発光を
行えることになる。
また、定電圧回路2をなくし、絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタI.G.B.T.の駆動電源を高圧側すなわち主
コンデンサCMより得る、第5図にに示すような構成も先
の提案には開示されている。
なお、第5図において、第3図に示した装置の構成要
素と対応する要素には同じ符号を付している。
この構成は、先のトランジスタQ1が主コンデンサCM
高電位側端子H.V.と絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タI.G.B.T.のゲートとの間に接続されたトランジスタQ5
のベースとの間に接続され、またトランジスシタQ5と絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.のゲートと
の接続点とアース間にツェナーダイオードZ.D.が接続さ
れている。したがって、先にも述べたように制御回路4
よりトリガ信号が出力され、トランジスタQ1がオンする
と、トランジスタQ5がオンし、主コンデンサCMの充電電
圧をツェナーダイオードZ.D.にて定電圧化した所定電圧
が絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.のゲー
トに供給されることになり、この絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタI.G.B.T.はオンし、先の装置同様、閃光
放電管Xeが発光することになる。
以上のように、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ
I.G.B.T.の駆動電源を高圧側から得ることにより、前述
したとおり定電圧回路2を構成する必要性はなくなる。
このため、電源1であるDC−DCコンバータ回路を常時動
作状態になす必要がない等、その動作管理に大きな注意
を払う必要がない効果を期待できる。
換言すれば、定電圧回路2にて絶縁ゲート型バイポー
ラトランジスタI.G.B.T.の駆動電源を得る場合、コンデ
ンサC3の充電電圧をつねに絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタI.G.B.T.をオンさせるのに十分な値に制御して
おく必要があることから、二次巻線S2の巻数の設定ある
いはDC−DCコンバータ回路の動作維持等に大きな注意を
払わなければならないわけであるが、第5図のような構
成とすれば、上述のような注意を払わなくてすむ。
発明が解決しようとする課題 上述したように、閃光放電管と直列に絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタを接続したストロボ装置は周知で
あり、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタの駆動電源
も、定電圧回路あるいは主コンデンサの出力電圧を用い
ること等が上記装置には開示されている。
一方、上記装置における絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタの駆動系についてみてみれば、トリガ信号に応
答してオンするトランジスタQ1の動作に応答して上述の
駆動電源の供給がなされるよう構成されている。すなわ
ち、トランジスタQ1がオン動作中であることが駆動電源
供給の条件となっており、したがってトリガ信号は制御
回路より閃光放電管の全発光時間を考慮した所定期間出
力され続けることになる。
この結果、上記装置は、制御回路内にトリガ信号形成
のために所定期間のパルス幅を有するパルスを発生する
パルス発生回路を必要とし、回路構成が複雑化するとと
もに、消費エネルギーの点でも不利となるという不都合
を有することになる。
本発明は、この点を考慮してなしたもので、特別なパ
ルス発生回路を有さず、かつ絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタの駆動電源を高電圧側より得る構成の簡単な
駆動回路を備えたストロボ装置を提供することを目的と
する。
課題を解決するための手段 本発明のストロボ装置は、直流高圧電源の両端に接続
され、充電される主コンデンサと、閃光放電管および絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタを直列接続してな
り、主コンデンサの両端に接続される第1直列接続体
と、スイッチ素子および定電圧素子を直列接続してな
り、主コンデンサの両端に接続されるとともに、直列接
続した接続点を絶縁ゲート型バイポーラトランジスタの
ゲートと接続してなる第2直列接続体と、閃光放電管の
両端に接続され、動作することによりスイッチ素子をオ
ンせしめるゲート手段と、絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタの両端に接続され、動作することにより閃光放
電管を励起するトリガ回路およびゲート手段を動作せし
めるスイッチ手段と、絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタのゲートとアースとの間に接続され、オンすること
により、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタをオフせ
しめる制御素子とを備えている。
作用 本発明のストロボ装置は、上述のように構成されてい
ることから、スイッチ手段が動作すると、トリガ回路お
よびゲート手段が動作し、閃光放電管が励起されるとと
もにスイッチ素子がオンすることになる。よって、主コ
ンデンサの充電電圧が定電圧素子にて所定電圧化されて
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲートに供給さ
れ、この絶縁ゲート型バイポーラトランジスタがオン
し、この結果、閃光放電管は発光し、またゲート手段は
オン状態の絶縁ゲート型バイポーラトランジスタを介し
て動作を継続し、スイッチ素子をオンに維持し続けるこ
とになる。この状態において制御素子がオンすると、絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタがオフし、閃光放電
管の発光が停止するとともに、ゲート手段もスイッチ手
段が不動作状態であるならば不動作状態となってスイッ
チ素子がオフとなり、装置は初期状態に復帰し、すなわ
ち一回の発光動作が終了することになる。したがって、
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのオンに必要なト
リガ信号はスイッチ手段を動作せしめるための極短時間
のパルス信号でよいことになる。
実施例 以下、本発明によるストロボ装置の実施例について、
図面を用いて説明する。
〔実施例1〕 第1図は第1の実施例の要部電気回路図である。図に
おいて、第4図に示した従来例の構成要素と同じ機能を
有する要素には同じ符号を付している。
図に示すように、直流高圧電源8の両端に主コンデン
サCMが接続され、さらにこの主コンデンサCMの両端に閃
光放電管Xeと絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.
B.T.を直列接続してなる第1直列接続体9およびスイッ
チ素子であるトランジスタ11,抵抗12,定電圧素子である
ツェナーダイオード13を直列接続してなる第2直列接続
体10が接続されている。トランジスタ11とツェナーダイ
オード13の抵抗12を介しての接続点Aは絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタI.G.B.T.のゲートと接続されてい
る。閃光放電管Xeの両端には、抵抗15,16からなり、両
者の接続点Bがスイッチ素子であるトランジスタ11の制
御極(ベース)と接続されているスイッチ素子のゲート
手段14が接続されている。絶縁ゲート型バイポーラトラ
ンジスタI.G.B.T.の両端には、スイッチ素子であるトラ
ンジスタ18と抵抗19とを直列接続してなり、トランジス
タ18と抵抗19との接続点Cが後述するトリガ回路20のト
リガスイッチ素子であるSCR22のゲートと抵抗25を介し
て接続されているスイッチ手段17が接続されている。ト
リガ回路20は、抵抗21を介して充電されるトリガコンデ
ンサ23、オンすることによりトリガコンデンサ23の充電
電荷をトリガトランス24を介して放電させるトリガスイ
ッチ素子であるSCR22およびこのSCR22の保護用の抵抗25
とから構成されている。絶縁ゲート型バイポーラトラン
ジスタI.G.B.T.のゲート・エミッタ間には、オンするこ
とにより絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.
をオフせしめるトランジスタ26がその制御素子として接
続されている。
なお、トランジスタ18の制御極であるベース端子18a
およびトランジスタ26の制御極であるベース端子26aに
は、それぞれ発光を開始させるトリガ信号および発光を
停止をさせるストップ信号が供給されることになる。
今、直流高圧電源8にて主コンデンサCM、トリガコン
デンサ23の充電が成された状態において、スイッチ手段
17のトランジスタ18のベース端子18aに極短時間幅を有
する高レベルパルス信号が印加されると、このトランジ
スタ18はオンし、ゲート手段14の抵抗15,16およびスイ
ッチ手段17の抵抗19を介して電流が流れることになる。
よって、抵抗15および抵抗19の両端の降下電圧によりト
ランジスタ11およびSCR22がオンし、主コンデンサCM
充電電圧がツェナーダイオード13に印加されることにな
るとともに、トリガコンデンサ23の充電電荷がトリガト
ランス24を介して放電され、閃光放電管Xeが励起される
ことに、すなわちトリガ回路20が周知のトリガ動作を行
うことになる。したがって、接続点Aに所定電圧が出力
され、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.の
ゲートに印加されることになり、この結果、絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタI.G.B.T.はオンし、閃光放電
管Xeは主コンデンサCMの充電電荷を消費して発光するこ
とになる。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.がオン
すると、ゲート手段14,スイッチ手段17を介して流れて
いた電流は、ゲート手段14,絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタI.G.B.T.を介して流れるようになり、よっ
て、先のスイッチ手段17のトランジスタ18の状態に関係
なくトランジスタ11のオン状態は維持され、もちろん絶
縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.への主コン
デンサCMの駆動電源としての供給も継続されることにな
る。すなわち、スイッチ手段17のトランジスタ18は、ト
リガ信号の供給から閃光放電管Xeのトリガ動作がなさ
れ、かつ絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.
がオンするまでの期間オンしていればよいことになり、
もちろんその期間はきわめて短く、よって、この実施例
においては、トリガ信号は前述のように極短時間幅のパ
ルス信号でよいわけである。
上述のような状態の適宣時点、たとえば閃光放電管Xe
の発光量が適正光量となった時点において、トランジス
タ26のベース端子26aにたとえば測光回路(図示せず)
より所定のパルス幅を有する高レベルパルス信号が印加
されると、トランジスタ26はオンし、絶縁ゲート型バイ
ポーラトランジスタI.G.B.T.のゲート・エミッタ間を短
絡することになり、よって、絶縁ゲート型バイポーラト
ランジスタI.G.B.T.はオフとなる。
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.がオフ
すると、閃光放電管Xeを介して流れていた放電電流が遮
断されるととともに、ゲート手段14を介して流れていた
トランジスタ11のベース電流も遮断されることになり、
したがって、閃光放電管Xeの発光が停止し、トランジス
タ11もオフして、主コンデンサCMの絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタI.G.B.T.への駆動電源としての供給が
停止せしめられる。すなわち、発光前の初期状態に復帰
することになり、かかる時点で一回の発光動作が終了す
ることになる。
なお実際にはまれなことではあるが、絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタI.G.B.T.のオフ時、トランジスタ
18がまだオンしていると、ゲート手段14,スイッチ手段1
7を介して電流が流れるが、トランジスタ26のオン期間
をトランジスタ18のオン期間より長い所定期間としてお
けば特に問題は生じない。
また、トランジスタ18のベース端子18aへのトリガ信
号印加時絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.
のオンが何らかの原因で遅れたり行われなかった場合、
閃光放電管Xe,スイッチ手段17を介してSCR22のゲートに
大電流が流れるようとするが、抵抗25の抵抗値を適宣設
定しておくことにより、特に問題は生じない。
さらに、上述した絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タI.G.B.T.のオンの遅れ、換言すれば、トリガ回路20が
先に動作して閃光放電管Xeが励起されてしまうことは、
たとえば第1図において破線で示したようなコンデンサ
C17をSCR22のゲート・カソード間に接続することによ
り、SCR22のオン時点をトランジスタ18のオン時点から
若干遅らせることによって防止できることはいうまでも
ないことである。すなわち、トランジスタ18のオンによ
り絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.が十分
なオン状態になってからSCR22がオンし、トリガ回路20
による閃光放電管Xeのトリガ動作が行うようになすこと
ができるわけである。
さらに、抵抗25をツェナーダイオードに置換してもよ
い。
〔実施例2〕 第2図は第2の実施例の要部電気回路図である。図に
おいて、第1の実施例における構成要素と同じ機能をも
つ要素には同じ符号を付している。
この実施例は、第2図からも明らかなように、第1の
実施例において説明したスイッチ手段17、すなわち動作
することによりトリガ回路20およびゲート手段14を動作
せしめるスイッチ手段17として、トリガ回路20のトリガ
スイッチ素子27が兼用されているところが第1の実施例
とは異なる。
なお、トリガスイッチ素子としては、前述したSCR22
やトランジスタ等が考えられることはいうまでもない。
第2の実施例はこのように構成されているため、絶縁
ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.の駆動系等の
動作は以下のようになる。
発光を開始させるトリガ信号が、トリガスイッチ素子
27の制御極端子27aに供給され、今、端子27aに極短時間
幅を有するトリガ信号が供給されると、トリガスイッチ
素子27はオンする。トリガスイッチ素子27がオンする
と、トリガコンデンサ23の充電電荷がトリガトランス23
を介して放出され、閃光放電管Xeを励起するトリガ動作
がなされると同時に、このトリガスイッチ素子27を介し
てゲート手段14に電流が流れ、トランジスタ11がオンせ
しめられ、ツェナーダイオード13によって決められる所
定電圧が絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.
のゲートに供給されることになり、よって、絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタI.G.B.T.がオンすることにな
る。したがって、閃光放電管Xeが主コンデンサCMの充電
電荷を消費して発光することになるとともに、上述した
ようにゲート手段14の動作が継続されることになる。
このような状態の適宣時点において、トランジスタ26
のベース端子26aに発光を停止させるストップ信号が供
給されると、トランジスタ26はオンして絶縁ゲート型バ
イポーラトランジスタI.G.B.T.のゲート・エミッタ間を
短絡し、この絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.
B.T.をオフせしめる。絶縁ゲート型バイポーラトランジ
スタI.G.B.T.がオフすると、閃光放電管Xeあるいはゲー
ト手段14を介して流れていた電流が遮断されることにな
り、よって、閃光放電管Xeの発光が停止し、またトラン
ジスタ11もオフし、装置は発光前の初期状態に復帰する
ことになる。
以上が第2の実施例における一回の発光動作であり、
第1の実施例に比してスイッチ手段17がトリガスイッチ
素子27で兼用されているため、回路構成が簡単となって
いる。
なお、抵抗28は、トリガスイッチ素子27の保護用の抵
抗であり、もちろんたとえばツェナーダイオードに置換
してもよい。
また、トリガスイッチ素子27として第1の実施例のよ
うにSCRを用いる場合、抵抗28はその不必要なオン維持
を防止する機能をも果たすことになる。
〔実施例3〕 第3図は第3の実施例の要部電気回路図である。図に
おいて、第1,第2の実施例における構成要素と同じ機能
をもつ要素には同じ符号を付している。
この実施例は、第3図からも明らかなように、第1,第
2の実施例においては抵抗15,16で構成していたゲート
手段14を、抵抗15等と直列接続体を形成するダイオード
29を含んで構成し、さらに抵抗16とダイオード29との接
続点Dに、スイッチ手段17でもあるトリガスイッチ素子
27を含むトリガ回路20を接続したものである。すなわ
ち、先に述べた第2の実施例を基にダイオード29の追加
とスイッチ手段17の絶縁ゲート型バイポーラトランジス
タI.G.B.T.との接続関係をダイオード29を介しての接続
としたものである。
第3の実施例はこのように構成されるが、絶縁ゲート
型バイポーラトランジスタI.G.B.T.の駆動系等の動作は
先に述べた第2の実施例とほとんど同じであり、トリガ
信号の供給によりトリガスイッチ素子27がオンすると、
トリガ回路20が周知のトリガ動作をするとともに、ゲー
ト手段14の抵抗15,16,ダイオード29を介して電流が流
れ、トランジスタ11がオンせしめられる。したがって、
絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.のゲート
にツェナーダイオード13によって設定される所定電圧が
印加され、この絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.
G.B.T.がオンし、閃光放電管Xeが発光するとともに、ゲ
ート手段14の動作が継続されることになる。
そして、トランジスタ26がストップ信号の供給により
オンすると、絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.
B.T.はオフし、よって、閃光放電管Xeの発光は停止し、
またゲート手段14の動作も停止しトランジスタ11がオフ
することになり、装置は初期状態に復帰し、一回の発光
動作が終了することになる。
さて、次にダイオード29の機能について述べておく。
このダイオード29は、カソードが閃光放電管Xeと絶縁
ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.との接続点と
接続されており、よって、閃光放電管Xe側からの電流を
阻止する機能を果たしていることは明らかである。した
がって、トリガスイッチ素子27のオン時、なんらかの原
因で絶縁ゲート型バイポーラトランジスタI.G.B.T.がオ
ンしなかったとしても、閃光放電管Xeを介して大電流が
トリガスイッチ素子に流れ込むことはなく、この結果、
トリガスイッチ素子27を確実に保護できることになる。
なお、第3の実施例は第3の実施例を基にしたもので
あったが、第1の実施例を基にして構成できることはい
うまでもない。
また、ダイオード29のアノードとトリガスイッチ素子
27との間に、第2の実施例で述べたような抵抗28、ある
いはツェナーダイオード等の保護用素子を適宣設けても
よいこともいうまでもない。
発明の効果 本発明のストロボ装置は、主コンデンサを駆動電源と
して絶縁ゲート型バイポーラトランジスタに供給するた
めのスイッチ素子の動作を制御するゲート手段を、動作
することによってトリガ回路を動作せしめるスイッチ手
段により動作させるとともに、閃光放電管の両端に設け
て絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのオンによって
その動作を維持できるようになしていることから、閃光
放電管の必要全発光時間を考慮した時間幅を有するトリ
ガ信号を形成する特別なパルス発生回路を構成する必要
がなく、またスイッチ手段をトリガ回路のトリガスイッ
チ素子にて兼用することにより制御スイッチ素子数を少
なくすることができ、したがって、絶縁ゲート型バイポ
ーラトランジスタの駆動系を簡素化でき、加えて消費エ
ネルギーの点でも有利となるという効果を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそれぞれ本発明によるストロボ装
置の実施例の要部電気回路図、第4図および第5図はそ
れぞれ従来のストロボ装置の構成を示す回路図である。 8……直流高圧電源、9……第1直列接続体、10……第
2直列接続体、11……トランジスタ、12,15,16,19,21,2
5……抵抗、13……ツェナーダイオード、14……ゲート
手段、17……スイッチ手段、18……トランジスタ、20…
…トリガ回路、22……SCR、23……トリガコンデンサ、2
4……トリガトランス、26……トランジスタ、27……ト
リガスイッチ素子、28……抵抗、29……ダイオード、I.
G.B.T.……絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ、Xe…
…閃光放電管

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流高圧電源の両端に接続され、充電され
    る主コンデンサと、閃光放電管および絶縁ゲート型バイ
    ポーラトランジスタを直列接続してなり、前記主コンデ
    ンサの両端に接続される第1直列接続体と、スイッチ素
    子および定電圧素子を直列接続してなり、前記主コンデ
    ンサの両端に接続されるとともに、前記直列接続した接
    続点を前記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタのゲー
    トと接続してなる第2直列接続体と、前記閃光放電管の
    両端に接続され、動作することにより前記スイッチ素子
    をオンせしめるゲート手段と、前記絶縁ゲート型バイポ
    ーラトランジスタの両端に接続され、動作することによ
    り前記閃光放電管を励起するトリガ回路および前記ゲー
    ト手段を動作せしめるスイッチ手段と、前記絶縁ゲート
    型バイポーラトランジスタのゲートとアースとの間に接
    続され、オンすることにより、前記絶縁ゲート型バイポ
    ーラトランジスタをオフせしめる制御素子とを備えてな
    るストロボ装置。
  2. 【請求項2】スイッチ手段は、トリガ回路の一部を形成
    するトリガスイッチ素子からなる請求項1に記載のスト
    ロボ装置。
  3. 【請求項3】ゲート手段は、カソードが閃光放電管と絶
    縁ゲート型バイポーラトランジスタとの接続点と接続さ
    れるダイオードを含み、スイッチ手段は一端が前記ダイ
    オードのアノードと接続され、前記ダイオードを介して
    前記絶縁ゲート型バイポーラトランジスタの両端に接続
    される請求項1または2に記載のストロボ装置。
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