JPH07238176A - 金属板ラミネート用白色ポリエステルフィルム及びその製造方法 - Google Patents

金属板ラミネート用白色ポリエステルフィルム及びその製造方法

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JPH07238176A
JPH07238176A JP3244394A JP3244394A JPH07238176A JP H07238176 A JPH07238176 A JP H07238176A JP 3244394 A JP3244394 A JP 3244394A JP 3244394 A JP3244394 A JP 3244394A JP H07238176 A JPH07238176 A JP H07238176A
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Abstract

(57)【要約】 【構成】エチレンテレフタレートを主体としてなるポリ
エステル(I)とブチレンテレフタレートを主体として
なるポリエステル(II)が重量比で50:50〜90:
10で混合されてなり、かつ着色剤を20〜50重量%
含有し、フィルムのヤング率が50〜350kg/mm
2 であることを特徴とする金属板ラミネート用白色ポリ
エステルフィルム。 【効果】本発明の金属板ラミネート用ポリエステルフィ
ルムは接着性、成形性、耐衝撃性、白色隠蔽性に優れて
おり、成形加工によって製造される金属缶に好適に使用
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は金属板ラミネート用白色
ポリエステルフィルムに関するものである。更に詳しく
は、金属とのラミネート後に、絞り成型加工、あるい
は、しごき成型加工する際において、良好なラミネート
加工性、接着性、成形性、衝撃性、滑り性を有し、さら
に白色隠蔽性に優れた、特に、成形加工によって製造さ
れる金属缶に好適な金属板ラミネート用白色ポリエステ
ルフィルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、金属缶の缶内面及び外面は腐食防
止を目的として、エポキシ系、フェノール系等の各種熱
硬化性樹脂を溶剤に溶解または分散させたものを塗布
し、金属表面を被覆することが広く行われてきた。しか
しながら、このような熱硬化性樹脂の被覆方法は塗料の
乾燥に長時間を要し、生産性が低下したり、多量の有機
溶剤による環境汚染など好ましくない問題がある。
【0003】これらの問題を解決する方法として、金属
缶の材料である鋼板、アルミニウム板あるいは該金属板
にめっき等各種の表面処理を施した金属板にポリエステ
ルフィルムをラミネートしたり、フィルムのラミネート
金属板を絞り成形やしごき成形加工して金属缶を製造す
る場合、ポリエステルフィルムには次のような特性が要
求される。
【0004】(1)金属板との接着性に優れているこ
と。
【0005】(2)成形性に優れていること。
【0006】(3)金属缶に対する衝撃によって、ポリ
エステルフィルムが剥離したり、クラック、ピンホール
が発生したりしないこと。
【0007】(4)缶の内容物の香り成分がフィルムに
吸着したり、フィルムによって内容物の風味が損なわれ
ないこと(以下味特性と記載する)。
【0008】(5)また、缶外面被覆用フィルムにあっ
ては、白色顔料の下塗りであるホワイトコーティング等
に匹敵する十分な隠蔽性を有すること。
【0009】これらの要求を解決するために多くの提案
がなされており、例えば特開昭64−22530号公報
には特定の密度、面配向係数を有するポリエステルフィ
ルム、特開平2−57339号公報には特定の結晶性を
有する共重合ポリエステルフィルム等が開示されてい
る。しかしながら、これらの提案は上述のような多岐に
わたる要求特性を総合的に満足できるものではなく、特
に耐衝撃性、味特性に対しては十分に満足できるレベル
にあるとは言えなかった。
【0010】特に、外面被覆用白色フィルムにおいて
は、例えば、特開平5−170942号公報、特開平5
−331301号公報等には特定の厚み方向の結晶配向
を有する白色顔料含有二軸配向フイルムが開示されてい
る。しかしながら、これらの提案では今だ十分な隠蔽性
が得られず、白色隠蔽性を増すために白色顔料含有量を
増加すれば、フィルムのヤング率が大きいため、製缶性
に劣り、機械特性が低下する問題があり、隠蔽性向上の
ためには、さらに上塗りとしての白印刷を施す等の必要
性があった。かかる問題はコストを勘案して、フィルム
の厚みを薄くすればするほど特に顕著になってくる問題
点であった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は上記し
た従来技術の問題点を解消することにあり、金属板との
ラミネート時の加工性、接着性をはじめ、製缶時の成形
性、耐熱性、耐衝撃性に優れ、さらに十分な隠蔽性を有
する、成形加工によって製造される金属缶に好適な金属
板ラミネート用白色ポリエステルフィルムを提供するこ
とにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、エチレ
ンテレフタレートを主体としてなるポリエステル(I)
とブチレンテレフタレートを主体としてなるポリエステ
ル(II)が重量比で50:50〜90:10で混合され
てなり、かつ着色剤を20〜50重量%含有し、フィル
ムのヤング率が50〜350kg/mm2 であることを
特徴とする金属板ラミネート用白色ポリエステルフィル
ムによって達成することができる。
【0013】好ましくは、前記記載のフィルムを構成す
るポリマ成分の極限粘度[η]が0.65以上である金
属板ラミネート用白色ポリエステルフィルムによって達
成することができる。
【0014】本発明は、上記構成をとることによりはじ
めて、絞り成形や成形条件の厳しいしごき成形において
も優れた成形性を有し、かつ、良好な白色隠蔽性をもた
らすことが可能となったものである。
【0015】本発明におけるエチレンテレフタレートを
主体としてなるポリエステル(I)は、ホモポリエステ
ルあるいはコポリエステルのいずれであってもよいが、
コポリエステルの場合、80モル%以上がエチレンテレ
フタレート単位であることが、フィルムの剛性が高く、
ラミネート時の加工性、製缶時の成形性、耐熱性、耐衝
撃性等の機械特性の点から好ましく、90モル%以上で
あればより好ましい。共重合成分としては、酸成分でも
グリコール成分でもよいが、酸成分としては、例えば、
イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸、ジフェニルジ
カルボン酸、ジフェニルスルホンジカルボン酸、ジフェ
ノキシエタンジカルボン酸、5−ナトリウムスルホイソ
フタル酸、フタル酸等の芳香族ジカルボン酸、シュウ
酸、コハク酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイマー酸、
マレイン酸、フマル酸等の脂肪族ジカルボン酸、シクロ
ヘキサンジカルボン酸等の脂環族ジカルボン酸、p−オ
キシ安息香酸等のオキシカルボン酸等を挙げることがで
きる。なかでもイソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸
が加工性、耐衝撃性等の機械特性の点から好ましい。一
方、共重合されるグリコール成分としては、例えば、プ
ロパンジオール、ペンタンジオール、ヘキサンジオー
ル、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコール、シ
クロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコール、ビス
フェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グリコール
等が挙げられる。なお、これらのジカルボン酸成分、グ
リコール成分は2種以上を併用してもよい。
【0016】また、本発明の効果を阻害しない限りにお
いて、ポリエステル(I)にトリメリット酸、トリメシ
ン酸、トリメチロールプロパン等の多官能化合物を共重
合したものを用いてもよい。
【0017】また、本発明において、耐衝撃性を良好に
する上で、ジエチレングリコール成分を好ましくは0.
01〜1重量%、より好ましくは、0.01〜0.8重
量%、特に好ましくは0.01〜0.6重量%含有して
いることが、製缶工程等での熱履歴によるポリエステル
の劣化が抑えられることから好ましい。
【0018】本発明におけるブチレンテレフタレートを
主体としてなるポリエステル(II)とは、耐熱性、機械
特性の点で、80モル%以上がブチレンテレフタレート
単位であることが好ましく、より好ましくは90モル%
以上である。共重合される酸成分としては、前記ポリエ
ステル(I)と同様であり、グリコール成分としては、
例えば、プロパンジオール、ペンタンジオール、ヘキサ
ンジオール、ネオペンチルグリコール等の脂肪族グリコ
ール、シクロヘキサンジメタノール等の脂環族グリコー
ル、ビスフェノールA、ビスフェノールS等の芳香族グ
リコール等が挙げられる。なお、これらのジカルボン酸
成分、グリコール成分は2種以上を併用してもよい。
【0019】本発明のポリエステルフィルムは、ポリエ
ステル(I)とポリエステル(II)とから主として構成
されるが、かかるポリエステル(I)とポリエステル
(II)の構成割合は、重量比で50:50〜90:10
である。加工性、機械特性の点から、好ましくは55:
45〜85:15であるが、かかる比率は後述するポリ
エステル(II)を用いた高濃度マスターの着色剤濃度お
よび所望するフィルムの着色剤含有量から上記範囲内で
適宜設定することができる。
【0020】なお、本発明のポリエステルフィルムは、
ラミネート時の加工性や製缶時の成型性、耐衝撃性など
の機械特性の点から、極限粘度[η]が0.65以上が
好ましい。より好ましくは0.70以上、さらに好まし
くは0.75以上である。極限粘度[η]があまりに低
いと、フィルムの強度自体が十分なものでなく、ラミネ
ート時の加工性や製缶時の成型性、耐衝撃性などの機械
特性に劣るものとなってしまう。かかる極限粘度[η]
が0.65以上の高分子量とすることにより、より高濃
度に着色剤を含有させることができ好ましいのである。
【0021】かかる着色剤のフィルム中の含有量として
は、隠蔽性の点から、ポリエステル成分に対し20〜5
0重量%の範囲で含有する必要があるが、好ましくは2
5〜50重量%、より好ましくは30〜50重量%含有
するのが好ましい。一般に着色剤の含有量が増大すれば
するほど隠蔽性は高まるが、逆に、フィルムの強度や加
工性など、機械特性が大きく低下するが、本発明の構成
をとることにより、始めて白色隠蔽性と機械特性を両立
させることが可能となったのである。
【0022】かかる着色剤としては、白色無機粒子とし
て、酸化チタン、亜鉛華、硫酸亜鉛、リトポン、鉛白、
塩基性硫酸鉛、塩基性ケイ酸鉛、鉛亜鉛白などの白色顔
料を挙げることができるが、なかでも、屈折率の高い酸
化チタン、特にルチル型酸化チタン、亜鉛華、硫酸亜
鉛、リトポンなどを好ましく用いることができる。白色
無機粒子の平均粒子径としては、0.01〜8μmの範
囲のものが好ましいが、0.1〜0.5μmの範囲のも
のがより優れた隠蔽性が得られることから好ましい。こ
の他、湿式および乾式シリカ、コロイド状シリカ、酸化
チタン、炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、硫酸バリ
ウム、炭酸マグレシウム、ケイ酸カルシウム、アルミ
ナ、マイカ、カオリン、クレー等の無機粒子およびスチ
レン、シリコーン、アクリル酸類等を構成成分とする有
機粒子等をフィルムの取扱い性(滑り性)および金属缶
の成型加工を向上させるために必要により併用しても構
わない。これらの無機粒子および/または有機粒子は2
種以上を併用してもよい。また、ピンキング剤やブルー
イング剤などを併用してもよい。
【0023】本発明における着色剤含有ポリエステル
は、ポリエステル(I)、ポリエステル(II)および着
色剤とを前記範囲で混合後、溶融混練することにより得
られる。混練方法としては、予め高濃度の着色剤を含有
するポリエステル(II)からなる混練物とポリエステル
(I)とを混合−混練するいわゆるマスターバッチ法、
あるいは直接前記範囲の量のポリエステル(I)、ポリ
エステル(II)および着色剤とを混合−混練するドライ
カラーリング法を挙げることができるが、着色剤の分散
性、隠蔽性、ハンドリング等に優れ、さらに製造コスト
の点などからもマスターバッチ法が好ましい。かかるマ
スターバッチ法において、ベースポリマとしてポリエス
テル(II)を用いる方が、分散性、ポリマの品質安定性
の点で好ましい。マスターバッチ法における着色剤濃度
としては、ポリエステル(II):着色剤の重量比とし
て、60:40〜25:75であることが分散性、ポリ
マ品質、コスト等の点から好ましい。特に、ポチブチレ
ンテレフタレートを用いると、ポリマの予備乾燥も必要
なく、着色剤濃度が70%を超える濃度のマスターバッ
チを、ポリマ分子量を大きく低下させることなく、分散
性良好に混練物を作成させることができるので好まし
い。
【0024】さて、本発明の好ましい態様として、上記
着色剤を含有したポリエステル(I)、(II)で構成さ
れたフィルムA層に融点が150〜230℃のエチレン
テレフタレートを主体としたポリエステル(III )から
なるB層が積層された積層フィルムの構成となすことが
好ましい。かかる積層構造とすることにより、剛性を始
めとする機械特性や耐熱性を損なうことなく、エポキシ
系接着剤、エポキシ−エステル系接着剤、アルキッド系
接着剤などの接着プライマー層を介在せしめることな
く、容易に金属板と熱接着することができる。かかるポ
リエステル(III)としては、エチレンテレフタレート
単位を50モル%以上、好ましくは60モル%以上、よ
り好ましくは80モル%以上からなるポリエステルであ
り、共重合成分は前記ポリエステル(I)と同様のもの
を用いることができるが、なかでも、イソフタル酸が特
に好ましい。
【0025】さらにまた、本発明の他の好ましい態様と
して、上記着色剤を含有したポリエステル(I)、(I
I)で構成されたフィルムA層に融点が220℃以上の
エチレンテレフタレートを主体としたポリエステル(I
V)からなるC層が積層された積層フィルムの構成とな
すことも好ましい。かかる積層構造となし、C層を外面
(金属板と直接接触する面とは反対の面)とすることに
より、耐衝撃性、味特性を良好にすることができる。か
かるポリエステル(IV)としては、エチレンテレフタレ
ート単位を好ましくは85モル%以上からなるポリエス
テルであり、共重合成分は前記ポリエステル(I)と同
様のものを用いることができるが、なかでも、イソフタ
ル酸が好ましい。なお、かかるC層に取扱い性や成形加
工を向上させるために必要により無機粒子および/また
は有機粒子を添加してもよい。
【0026】さて、本発明のポリエステルフィルムを製
造するにあたり、必要により酸化防止剤、可塑剤、帯電
防止剤、耐候剤、末端封鎖剤等の添加剤も適宜使用する
ことができる。特に、酸化防止剤の併用は製缶工程での
熱履歴によるポリエステルの劣化を防止し好ましい。
【0027】本発明のポリエステルフィルムは、フィル
ムのヤング率が50〜350kg/mm2 の範囲内にあ
ることが必要とされる。ここでいうヤング率とは、フィ
ルムのMD方向(長手方向)、TD方向(幅方向)の平
均値であって、どちらか一方がこの範囲外であれば、取
扱いにくかったり、優れた製缶性をはじめ、製缶後の機
械特性に劣るので好ましくない。ヤング率は100〜3
00kg/mm2 の範囲が好ましく、150〜300k
g/mm2 の範囲にあるのがより好ましい。特に60℃
においてもヤング率が100〜300kg/mm2 にあ
るのが好ましい。
【0028】本発明のポリエステルフィルムは、キャス
トフィルム等の未延伸のシート状のものでもよいし、必
要に応じてキャストフィルムを一軸または二軸に延伸し
た延伸フイルムの場合、後工程の熱処理で配向を消去さ
せ、ヤング率を上記範囲に設定してもよい。好ましく
は、キャストフィルム等の未延伸のシート状のものであ
る。
【0029】本発明のポリエステルフィルムの厚さは特
に限定されないが、金属缶の成形加工性、耐衝撃性、白
色隠蔽性を考慮すると、5〜50μmが好ましく、さら
に好ましくは8〜40μm、特に好ましくは10〜35
μmである。
【0030】また、前記積層フィルムの場合、A層の厚
みとB層の厚みの比としては、20:1〜1:1(A
層:B層)であることが接着性、加工性、耐衝撃性の点
で好ましく、特に15:1〜4:1(A層:B層)であ
ることが加工性、耐衝撃性の点でより好ましい。
【0031】本発明のポリエステルフィルムは、従来公
知の任意の方法を用いて製膜することができる。
【0032】次に、本発明のフィルムの製造方法につい
て述べるがこれに限定されるものではない。まず、高分
子量のポリエステル(II)をベースポリマとして用い、
着色剤として平均粒径0.25μmの酸化チタンを使
用、二軸ベント式押出機に定量供給し、酸化チタンの高
濃度(例えば、70重量%)マスターを作成する。マス
ターバッチ作成の際、ベースポリマあるいは着色剤を予
備乾燥して混練してもよいが、予め乾燥することなくマ
スターバッチ化してもかまわない。前述の如く、ポリエ
ステル(II)を用いることにより、混練前後におけるポ
リマの品質は安定している。
【0033】次いで、かかる高濃度マスターチップと高
分子量のポリエステル(I)とを所望の重量比で混合
し、A層用のポリマ組成物とする。
【0034】一方、B層用として、高分子量のポリエス
テル(III )を準備し、A層用のポリマ組成物とB層用
ポリマを二軸ベント式の別々の押出機に供給し溶融し、
しかる後にフィードブロックにて2層に積層して通常の
口金から吐出後、鏡面または表面粗面化した冷却ドラム
にて冷却固化してキャストフィルムを得る。かくして得
られた2層積層フィルムを必要に応じて加熱エージング
や表面活性処理をして巻き取る。この加熱エージング処
理および表面活性処理は、フィルム中に溶存するガス、
例えば、テトラヒドロフランなどのガスを飛散させたり
するのに有効な工程である。
【0035】また、前記したポリエステルキャストフィ
ルムを必要により、同時あるいは逐次に二軸延伸する方
法を行ってもよいが、延伸処理を施した場合、延伸後の
熱処理等により、フィルムのヤング率を50〜350k
g/mm2 の範囲に設定することが肝要である。
【0036】なお、本発明でいう金属板とは、特に限定
はないが、成形性の点で鉄やアルミニウムなどを素材と
する金属板が好ましい。さらに、鉄を素材とする金属板
の場合、その表面に接着性や耐腐食性を改良する無機酸
化物被膜層、例えばクロム酸処理、リン酸処理、クロム
酸/リン酸処理、電解クロム酸処理、クロメート処理、
クロムクロメート処理などで代表される化成処理被覆層
を設けてもよい。特に金属クロム換算値でクロムとして
6.5〜150mg/m2 のクロム水和酸化物が好まし
く、さらに、展延性金属メッキ層、例えばニッケル、ス
ズ、亜鉛、アルミニウム、砲金、真鍮などを設けてもよ
い。スズメッキの場合0.5〜15mg/m2 、ニッケ
ルまたはアルミニウムの場合1.8〜20g/m2 のメ
ッキ量を有するものが好ましい。
【0037】本発明の金属ラミネート用白色ポリエステ
ルフィルムは、絞り成形やしごき成形によって製造され
るツーピース金属缶の内外面被覆用、特に良好な白色隠
蔽性を必要とされる外面被覆用に好適に使用することが
できる。また、ツーピース缶の蓋部分、あるいはスリー
ピース缶の胴、蓋、底の被覆用としても良好な金属接着
性、成形性を有するため好ましく使用することができ
る。
【0038】
【特性の測定法、評価法】ポリエステルフィルムの特性
は以下の方法により測定、評価した。
【0039】(1)ポリエステルの極限粘度 ポリエステルをオルソクロロフェノールに溶解し、25
℃において測定した。単位はdl/gである。
【0040】(2)ポリエステルの融点 ポリエステルチップを結晶化させ、示差走査熱量計(パ
ーキン・エルマー社製DSC−2型)により、10℃/
minの昇温速度で測定した。
【0041】(3)フィルムのヤング率 ASTM−D−882−81(A法)に準じて測定した
(引張速度:300mm/min)。なお、値はフィル
ムのMD方向(長手方向)、TD(幅方向)の平均値と
して求めた。
【0042】(4)接着性 180〜230℃に加熱された金属ロールとシリコンゴ
ムロールの間に、本発明ポリエステルフィルムとTFS
(Tin Free Steel)板とを合わせ、圧力
30kg/cmで加圧接着し、接着後空気中で冷却し
た。該ラミネート板の接着力を角度180゜での剥離テ
ストにより求めて、接着力250g/cm以上のものを
良好とした。
【0043】(5)成形性 ポリエステルフィルムの接着面とTFS板とを加熱・加
圧ラミネートし、絞りダイスとポンチを用いて深絞り加
工し、径Dが100mm、深さhが130mmの絞り比
(h/D)1.0のカップ(側面無継目缶)を得た。こ
のカップ内に1%の食塩水を入れて、全体を80℃に加
熱して24時間放置後、缶内に発生するサビの状況から
成形性を判断した。
【0044】A級:サビの発生なし B級:1mm以下のサビが3個以内発生 C級:多数のサビが発生
【0045】(6)耐衝撃性 上記(5)で製缶後、200℃、10分の熱処理を行
い、缶側面および缶底外面からポンチで各5箇所衝撃を
与えて(5)と同様の加熱食塩水に24時間放置後、ポ
ンチで衝撃を与えた部分のサビの発生を観察し、(5)
と同様の評価を行った。
【0046】
【実施例】以下実施例によって本発明を詳細に説明す
る。
【0047】実施例1 まず、ポリエステル(II)として、極限粘度[η]1.
0のポリブチレンテレフタレート(融点221℃)をマ
スターバッチ用のベースポリマとして用い、ルチル型酸
化チタン(平均粒径0.25μm)とを予備乾燥させる
ことなく、二軸ベント式押出機に定量供給し、酸化チタ
ンが70重量%の高濃度マスターチップを作成した。か
かるマスターバッチ化に際し、混練前後でポリマの極限
粘度はほとんど変わらなかった。しかる後、かかるマス
ターチップとポリエステル(I)として、イソフタル酸
17.5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート
([η]=0.85、融点213℃)を重量比で4:3
にブレンドし、二軸ベント式の押出機に供給し溶融し、
通常の口金から吐出後、冷却ドラムにて冷却固化して3
0μmのキャストフィルムを得た。得られたフィルム
は、酸化チタン含有量40重量%、極限粘度[η]=
0.80であり、フィルムのヤング率は260kg/m
2 であった。なお、60℃でのフィルムのヤング率は
160kg/mm2 であった。
【0048】かくして得られたキャストフィルムをTF
S(Tin Free Steel)板とラミネートし
たが、ラミネート時にフィルムが伸びて皺が入ることも
なく良好に加工できた。絞りダイスとポンチを用いて、
深絞り加工によるカップ(缶)を作成したが、フィルム
に亀裂やピンホールが生じることもなく、良好な外観の
ものが得られた。また、良好な白色隠蔽性があり、下地
のTFSの黒さは認められず、白印刷で隠蔽性を補う必
要は全くない白色性を有するものであった。
【0049】実施例2 ポリエステル(II)として、極限粘度[η]1.0のポ
リブチレンテレフタレート(融点221℃)をマスター
バッチ用のベースポリマとして用い、ルチル型酸化チタ
ン(平均粒径0.25μm)とを二軸ベント式押出機に
定量供給し、実施例1と同様に、酸化チタンが70重量
%の高濃度マスターチップを作成した。かかるマスター
チップとポリエステル(I)として、ポリエチレンテレ
フタレート([η]=1.0、融点263℃)を重量比
で4:3でブレンドしA層用のポリマ組成物とした。一
方、B層用のポリエステル(III )としては、イソフタ
ル酸17.5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート
([η]=0.85、融点213℃)を別に準備し、二
軸ベント式の別々の押出機に供給し溶融し、しかる後に
フィードブロックにて、2層(A層/B層=5/1)に
積層して通常の口金から吐出後、冷却ドラムにて冷却固
化して30μmのキャストフィルムを得た。得られたフ
ィルムは、酸化チタン含有量として33重量%(A層含
有量は40重量%)、極限粘度[η]=0.90であ
り、フィルムのヤング率は255kg/mm2 であっ
た。
【0050】かくして得られたキャストフィルムを実施
例1と同様にTFS(Tin Free Steel)
板とラミネートしたが、ラミネート時にフィルムが伸び
て皺が入ることもなく、接着性も良く、良好に加工でき
た。絞りダイスとポンチを用いて、深絞り加工によるカ
ップ(缶)を作成したが、フィルムが破断したり、亀裂
やピンホールが生じることもなく、良好な外観のものが
得られた。また、良好な白色隠蔽性があり、下地のTF
Sの黒さは認められず、白印刷で隠蔽性を補う必要は全
くない白色性を有するものであった。
【0051】実施例3 実施例1で得た酸化チタン70重量%の高濃度マスター
チップとポリエステル(I)として、イソフタル酸1
7.5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート
([η]=0.85、融点213℃)を重量比で5:9
にブレンドし、酸化チタン含有量25重量%のポリマ組
成物(A)を作成した。一方、これとは別に、ポリマ
(C)として、イソフタル酸5モル%共重合ポリエチレ
ンテレフタレート([η]=0.90、融点240℃、
ジエチレングリコール含有量0.9重量%)とを二軸ベ
ント式の別々の押出機に供給し溶融し、しかる後にフィ
ードブロックにて、2層(A層/C層=9/1)に積層
して通常の口金から吐出後、冷却ドラムにて冷却固化し
て30μmのキャストフィルムを得た。フィルムの酸化
チタン含有量は22.5重量%(A層含有量は25重量
%)、極限粘度[η]=0.80であり、フィルムのヤ
ング率は250kg/mm2 であった。
【0052】かくして得られたフィルムをA層側がTF
S板に接着するごとく配置し、TFS板の両面にラミネ
ートした。しかる後、絞りダイスとポンチを用いて深絞
り加工により、カップ(側面無継目缶)を作成した。
【0053】かくして得られたキャストフィルムは、ラ
ミネート加工性、接着性もすこぶる良好であり、また製
缶時の成型性、製缶後の耐衝撃性ともA級で問題なく優
れており、外面の白色隠蔽性とも良好であった。
【0054】比較例1 ポリエステル(II)として、極限粘度[η]0.8のポ
リエチレンテレフタレートをマスターバッチ用のベース
ポリマとして用いる以外は実施例と同様にしてマスター
バッチを作成したが、酸化チタンの分散性は悪く、また
ポリマが加水分解したため極限粘度も大幅に低下し、7
0重量%の高濃度マスターの作成は困難であった。濃度
を50重量%に低下し、マスター化したが、それでも分
散性は悪く、[η]=0.55のものしか得られなかっ
た。かかるマスターチップを用い、ポリエステル(I)
として、イソフタル酸17.5モル%共重合ポリエチレ
ンテレフタレート([η]=0.75、融点213℃)
を重量比で4:1にブレンドし、実施例1と酸化チタン
含有量同一の30μmのキャストフィルムを得た。得ら
れたフィルムの[η]=0.50で、機械特性に劣った
もので、極めてもろく、接着性、成型性等を評価するに
値するフィルムには至らなかった。
【0055】比較例2 ポリエステル(I)として、極限粘度[η]=0.65
のイソフタル酸17.5モル%共重合ポリエチレンテレ
フタレートを、ポリエステル(II)として、極限粘度
[η]=0.7のポリブチレンテレフタレートを、白色
顔料として酸化チタン(平均粒子径=0.15μm)を
重量比で14:61:25で溶融混練し、酸化チタン含
有量25重量%のポリマ組成物(A)を作成した。一
方、これとは別に、ポリマ(C)として、イソフタル酸
5モル%共重合ポリエチレンテレフタレート([η]=
0.65、融点240℃、ジエチレングリコール含有量
1.5重量%)とを二軸ベント式の別々の押出機に供給
し溶融し、しかる後にフィードブロックにて、2層(A
層/C層=9/1)に積層して通常の口金から吐出後、
冷却ドラムにて冷却固化して未延伸フィルムを得た。し
かる後、延伸、熱固定し二軸配向フィルムを得たが、延
伸時破れが多発し、非常に延伸しにくいものであった。
【0056】得られたフィルムの酸化チタン含有量は2
2.5重量%、極限粘度[η]=0.55であり、フィ
ルムのヤング率は400kg/mm2 であった。
【0057】かくして得られたフィルムをA層側がTF
S板に接着するごとく配置し、実施例3と同様、TFS
板の両面にラミネートし、しかる後、絞りダイスとポン
チを用いて深絞り加工により、カップを作成した。
【0058】かくして得られたフィルムは、実施例3の
ものと比較し、接着性に劣り、また成型性、耐衝撃性と
もC級で、フィルムに亀裂が生じていた。また、外面も
フィルムに微細な亀裂が生じていたため、外観品位が悪
く、白色隠蔽性良好ぬはいえるものではなかった。
【0059】
【表1】
【表2】
【0060】
【発明の効果】本発明の金属板ラミネート用ポリエステ
ルフィルムは接着性、成形性、耐衝撃性、白色隠蔽性に
優れており、成形加工によって製造される金属缶に好適
に使用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C08J 9/00 CFD A 9268−4F

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレンテレフタレートを主体としてな
    るポリエステル(I)とブチレンテレフタレートを主体
    としてなるポリエステル(II)が重量比で50:50〜
    90:10で混合されてなり、かつ着色剤を20〜50
    重量%含有し、フィルムのヤング率が50〜350kg
    /mm2 であることを特徴とする金属板ラミネート用白
    色ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】 エチレンテレフタレートを主体としてな
    るポリエステル(I)とブチレンテレフタレートを主体
    としてなるポリエステル(II)が重量比で50:50〜
    90:10で混合されてなり、かつ着色剤を20〜50
    重量%含有してなるフィルムに、融点が150〜230
    ℃のエチレンテレフタレートを主体としてなるポリエス
    テル(III )からなる層を積層してなり、フィルムのヤ
    ング率が50〜350kg/mm2 であることを特徴と
    する金属板ラミネート用白色ポリエステルフィルム。
  3. 【請求項3】 極限粘度[η]が0.65以上であるこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の金属板
    ラミネート用白色ポリエステルフィルム。
  4. 【請求項4】 着色剤が酸化チタン、亜鉛華、硫酸亜
    鉛、リトポンから選ばれた白色無機粒子であることを特
    徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の金属板
    ラミネート用白色ポリエステルフィルム。
  5. 【請求項5】 マスターバッチ法により、予め高濃度の
    着色剤を含有するブチレンテレフタレートを主体として
    なるポリエステル(II)からなる混練物を形成し、しか
    る後、該混練物とエチレンテレフタレートを主体として
    なるポリエステル(I)とを混合−混練することによ
    り、着色剤を20〜50重量%含有せしめ、ヤング率5
    0〜350kg/mm2 のフィルムを得ることを特徴と
    する金属板ラミネート用白色ポリエステルフィルムの製
    造方法。
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