JPH07237B2 - 電子ビーム溶接装置 - Google Patents

電子ビーム溶接装置

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JPH07237B2
JPH07237B2 JP5679588A JP5679588A JPH07237B2 JP H07237 B2 JPH07237 B2 JP H07237B2 JP 5679588 A JP5679588 A JP 5679588A JP 5679588 A JP5679588 A JP 5679588A JP H07237 B2 JPH07237 B2 JP H07237B2
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JP
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electron beam
shaft
welded
adapter
station
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JP5679588A
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勝 真鍋
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は電子ビーム溶接装置、特にその溶接治具の改
良に関するものである。
〔従来の技術〕
第2図は例えば特公昭62-35870号公報に示された従来の
装置を示す断面図であり、図において(1)は電子ビー
ム溶接装置における被溶接材収容部の機台、(2)はこ
の機台を下方から貫通し、機台内において被溶接材の支
持台を構成するステーシヨン軸で、機台外で図示しない
駆動装置に結合され回動されるようになされている。
(3A)及び(3B)は上記ステーシヨン軸上に載置された
被溶接材で、両者の重合部を溶接する例を示しているも
のである。(4)は機台の上壁にねじ(5)によつて取
りつけられたプレート、(6)はこのプレートに取りつ
けられた外囲器で、上下方向に延びる筒状体として構成
され、その上端はねじ(7)によつて上記プレート
(4)に固定され、下端には内径方向に延びるストツパ
部(6A)が形成されている。(8)は上記外囲器内に収
容されたアダプタで、上記外囲器と同様に、上下方向に
延びる筒状体として構成され、上記外囲器(6)内を上
下方向に摺動し得るようにされている。(9)は上記プ
レート(4)と、上記アダプタ(8)の上端部との間に
介装された圧縮ばねで、上記アダプタ(8)に対して常
時下方に向う押圧力を与えるものである。(10)は上記
アダプタ(8)に内装されたベアリング、(11)は上記
ベアリングの外輪を上記アダプタ(8)に固定する止め
輪、(12)は上記ベアリングの内輪に固定された回転
軸、(13)は上記ベアリングの内輪を上記回転軸(12)
に固定する止め輪、(14)は上記回転軸(12)にねじ
(15)によつて固定された加圧プレートである。今、溶
接をしようとする場合には、被溶接材(3A)(3B)を、
夫々の溶接部分が重合された状態で、第2図に示すよう
に、ステーシヨン軸(2)上にセツトし、加圧プレート
(14)で被溶接材(3A)(3B)をステーシヨン軸(2)
に押圧する。
この状態においては、圧縮ばね(9)の押圧力がアダプ
タ(8)、ベアリング(10)及び回転軸(12)を経由し
て加圧プレート(14)に与えられ、被溶接材(3A)(3
B)を押圧することになる。この状態でステーシヨン軸
(2)を回転させながら、被溶接材(3A)(3B)の重合
部に図示しない電子ビーム発生装置からの電子ビームを
照射して溶接を行なう。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の電子ビーム溶接装置は以上のように構成されてい
るため、ステーシヨン軸(2)に被溶接材(3A)(3B)
が未装着であつたり、不完全な状態で装着されている場
合であつてもステーシヨン軸(2)は回動し、電子ビー
ムが照射されて溶接作業が行なわれる。又、アダプタ
(8)が外囲器(6)内で摺動不能の状態、いわゆるか
じりが発生してアダプタ(8)が動作しない場合におい
ても溶接作業を進めることが出来る。
しかしこれらの状態で溶接作業を進めた場合には、電子
ビームが被溶接材以外の箇所に照射されたり、被溶接材
に照射されたとしても溶接部以外の箇所に照射されたり
して機台(1)を破損したり、溶接不良を発生させる原
因となつていた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ステーシヨン軸に対する被溶接材の未装着や
不完全装着を検出する手段を設け、これらの場合には溶
接作業を実行し得ないようにして機台の破損や溶接不良
の発生を防止するようにした電子ビーム溶接装置を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る電子ビーム溶接装置は、加圧プレートに
結合された回転軸の軸方向変位を検出するセンサーを設
け、回転軸が正規位置より軸方向に変位した場合に電子
ビーム発生装置の動作を停止させるようにしたものであ
る。
〔作用〕
この発明においては、ステーシヨン軸に対して被溶接材
が未装着であつたり不完全装着である場合には、回転軸
が軸方向に変位し、これをセンサーが検出して電子ビー
ムの発生を停止させるため、機台の破損や溶接不良の発
生を防止することが出来る。
〔発明の実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、(12)はベアリング(10)の内輪に固定さ
れた回転軸で、その上端(12A)がプレート(4)及び
機台(1)の上壁を貫通して機台(1)の上方に突出す
るようにされている。(16)は上記回転軸(12)の軸方
向の変位を検出するセンサーで、上記回転軸(12)の上
端(12A)に当接する当接部(16A)を有し、上記回転軸
(12)が上下に変位した時、上記当接部(16A)が伸縮
して変位を検出し、検出信号を発生して図示しない電子
ビーム発生装置の動作を停止させるように構成されてい
るものである。その他の構成は上述した従来の装置と同
様であるため説明を省略する。
このように構成された電子ビーム溶接装置において、
今、ステーシヨン軸(2)に被溶接材(3A)(3B)が未
装着の場合には圧縮ばね(9)の押圧力によつて加圧プ
レート(14)がステーシヨン軸(2)に当接する迄、下
降するため回転軸(12)の上端(12A)は正規位置より
も下方に変位する。
又、ステーシヨン軸(2)に対して被溶接材(3A)(3
B)が不完全装着の場合と、アダプタ(8)が外囲器
(6)内で摺動不能となつた場合には、回転軸(12)の
上端(12A)が正規位置よりも上方に変位する。従つて
いずれの場合にもセンサー(16)が異常と検出して検出
信号を発生し電子ビームの発生を停止させることにな
る。なお、上記の実施例ではセンサー(16)を機台
(1)の外部に設けたが、アダプタ(8)と圧縮ばね
(9)との間に装着しても同様な効果を期待することが
出来る。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、回転軸の軸方向の変位
を検出するセンサーを設け、検出された変位が正規位置
をはずれている場合に、電子ビーム発生装置の動作を停
止するようにしたため、機台の破損や溶接不良の発生を
効果的に防止することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は従
来の装置を示す断面図である。 図において(1)は機台、(2)はステーシヨン軸、
(3A)(3B)は被溶接材、(6)は外囲器、(8)はア
ダプタ、(9)は圧縮ばね、(12)は回転軸、(14)は
加圧プレート、(16)はセンサーである。 なお図中、同一符号は夫々相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機台内で被溶接材を回転自在に支承するス
    テーション軸、上記被溶接材を上記ステーション軸に押
    圧し得るようにされた加圧プレート、この加圧プレート
    に結合された回転軸を介して上記加圧プレートを回転自
    在に支承するアダプタ、このアダプタを上記回転軸の軸
    方向摺動可能に上記機台に装着する外囲器、この外囲器
    内に設けられ上記アダプタを上記ステーション側に押圧
    し上記回転軸を介して結合される上記加圧プレートによ
    り上記被溶接材を上記ステーション軸に押圧する圧縮ば
    ね、および上記回転軸の軸方向変位を検出しこの変位が
    正規位置をはずれている場合に電子ビームの停止信号を
    発生するセンサーを備えた電子ビーム溶接装置。
JP5679588A 1988-03-10 1988-03-10 電子ビーム溶接装置 Expired - Lifetime JPH07237B2 (ja)

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JPH01228682A JPH01228682A (ja) 1989-09-12
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JP2590455B2 (ja) * 1990-12-28 1997-03-12 日本精機株式会社 気密製品の溶接装置

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