JPH07237808A - シート製本装置 - Google Patents
シート製本装置Info
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- JPH07237808A JPH07237808A JP6029979A JP2997994A JPH07237808A JP H07237808 A JPH07237808 A JP H07237808A JP 6029979 A JP6029979 A JP 6029979A JP 2997994 A JP2997994 A JP 2997994A JP H07237808 A JPH07237808 A JP H07237808A
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- JP
- Japan
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- sheet
- binding
- sheets
- needle
- direction perpendicular
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- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 シートの大きさが異なってもシート搬入方向
の略中央部に垂直方向の綴じ針を打ち込んで綴じ、週刊
誌様製本を作成することができる小型で安価なシート製
本装置を提供。 【構成】 複写動作に伴い排出される用紙Ｐのサイズに
対応した待機位置指示信号が出力されると、ステープラ
ーユニット２ａ，２ｂはガイドロッド３の移動と、駆動
モーター６の回転により互いに異なる矢印Ｂ，Ｂ′方向
に移動して待機し、排紙ローラー８から排出された用紙
Ｐが紙端突当板７に突き当たって整合動作が行われる
と、駆動モーター６が回転し、ステープラーユニットは
移動して紙搬送方向に垂直な方向の用紙Ｐの紙揃えを行
った後、元の待機位置に戻る動作を繰り返し、指定枚数
の用紙Ｐが揃えられると、針打ち部２０ａ，２０ｂのス
テープラーが針を用紙Ｐ束に打ち込み、アンビル２４
ａ，２４ｂとの協動動作により用紙Ｐ束の紙搬送方向の
中央部を２箇所綴じる。
の略中央部に垂直方向の綴じ針を打ち込んで綴じ、週刊
誌様製本を作成することができる小型で安価なシート製
本装置を提供。 【構成】 複写動作に伴い排出される用紙Ｐのサイズに
対応した待機位置指示信号が出力されると、ステープラ
ーユニット２ａ，２ｂはガイドロッド３の移動と、駆動
モーター６の回転により互いに異なる矢印Ｂ，Ｂ′方向
に移動して待機し、排紙ローラー８から排出された用紙
Ｐが紙端突当板７に突き当たって整合動作が行われる
と、駆動モーター６が回転し、ステープラーユニットは
移動して紙搬送方向に垂直な方向の用紙Ｐの紙揃えを行
った後、元の待機位置に戻る動作を繰り返し、指定枚数
の用紙Ｐが揃えられると、針打ち部２０ａ，２０ｂのス
テープラーが針を用紙Ｐ束に打ち込み、アンビル２４
ａ，２４ｂとの協動動作により用紙Ｐ束の紙搬送方向の
中央部を２箇所綴じる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は例えば、両面コピーされ
たシートを排出する複写機のような用紙排出装置から１
枚ずつ排出されるシートを揃えた後、シート搬入方向の
略中央部にシート搬入方向に垂直な方向に綴じ針を打ち
込んで、見開き状のシート綴じ束を作成するシート製本
装置に関する。
たシートを排出する複写機のような用紙排出装置から１
枚ずつ排出されるシートを揃えた後、シート搬入方向の
略中央部にシート搬入方向に垂直な方向に綴じ針を打ち
込んで、見開き状のシート綴じ束を作成するシート製本
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】市販の複写機は原稿の画像の反射光を光
学的に感光体上に導いて、そこに原稿画像に対応した潜
像を形成させるアナログ方式のものが未だ主流である
が、原稿の画像の反射光を固体撮像素子に導いて一旦、
デジタル電気信号に変換し、信号処理を施した後、光信
号に逆変換した照射光を感光体上に導いて、そこに原稿
画像に対応した潜像を形成させるデジタル方式のもの
も、複写画像の高画質のゆえに次第に普及し出してい
る。デジタル方式の複写機は原稿の画像の反射光を電気
信号に変換した画像データを一旦、記憶させる画像メモ
リを具えているので、画像メモリから読み出した画像デ
ータと原稿画像を読み取ったままの画像データを組み合
わせて記録信号とすることにより、様々な合成画像のコ
ピー画像を得ることができる。かかる合成画像技術の応
用例として、両面複写モードと組み合わせることによ
り、１枚の記録紙の表裏に４個の連続した画像を所定の
順序と配列で複写し、得られた複数枚のコピーをその中
央部で綴じて２つ折りにして週刊誌様に製本化する技術
が検討されている。
学的に感光体上に導いて、そこに原稿画像に対応した潜
像を形成させるアナログ方式のものが未だ主流である
が、原稿の画像の反射光を固体撮像素子に導いて一旦、
デジタル電気信号に変換し、信号処理を施した後、光信
号に逆変換した照射光を感光体上に導いて、そこに原稿
画像に対応した潜像を形成させるデジタル方式のもの
も、複写画像の高画質のゆえに次第に普及し出してい
る。デジタル方式の複写機は原稿の画像の反射光を電気
信号に変換した画像データを一旦、記憶させる画像メモ
リを具えているので、画像メモリから読み出した画像デ
ータと原稿画像を読み取ったままの画像データを組み合
わせて記録信号とすることにより、様々な合成画像のコ
ピー画像を得ることができる。かかる合成画像技術の応
用例として、両面複写モードと組み合わせることによ
り、１枚の記録紙の表裏に４個の連続した画像を所定の
順序と配列で複写し、得られた複数枚のコピーをその中
央部で綴じて２つ折りにして週刊誌様に製本化する技術
が検討されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】かかる製本技術は製本
業界では一般的に知られており、製本装置は互いに独立
して移送制御される針打ち部と針曲げ部を具えていて、
綴じられる用紙の大きさに合わせて針打ち部と針曲げ部
がそれぞれ所定の綴じ位置に移動し、位置合わせされる
ようになっている。このような製本装置においては、針
打ち部と針曲げ部の正確な位置合わせおよび綴じユニッ
トの間隔調整が必要になるため、位置決め機構が複雑で
高精度のものになり、装置全体が大型化し、装置価格も
高価になる。従って、製本業界で知られている製本装置
の綴じ技術をそのまま複写機等の後処理装置に適用する
ことは実用的ではない。本発明は従来技術におけるかか
る課題を解決すべく成されたものであり、受け入れるシ
ートの大きさが異なっても複雑な位置合わせ機構を用い
ることなく、揃えられたシート束のシート搬入方向の略
中央部にシート搬入方向に垂直な方向の綴じ針を打ち込
んで綴じ、週刊誌様製本を作成することができる小型で
安価なシート製本装置を提供することを目的とする。
業界では一般的に知られており、製本装置は互いに独立
して移送制御される針打ち部と針曲げ部を具えていて、
綴じられる用紙の大きさに合わせて針打ち部と針曲げ部
がそれぞれ所定の綴じ位置に移動し、位置合わせされる
ようになっている。このような製本装置においては、針
打ち部と針曲げ部の正確な位置合わせおよび綴じユニッ
トの間隔調整が必要になるため、位置決め機構が複雑で
高精度のものになり、装置全体が大型化し、装置価格も
高価になる。従って、製本業界で知られている製本装置
の綴じ技術をそのまま複写機等の後処理装置に適用する
ことは実用的ではない。本発明は従来技術におけるかか
る課題を解決すべく成されたものであり、受け入れるシ
ートの大きさが異なっても複雑な位置合わせ機構を用い
ることなく、揃えられたシート束のシート搬入方向の略
中央部にシート搬入方向に垂直な方向の綴じ針を打ち込
んで綴じ、週刊誌様製本を作成することができる小型で
安価なシート製本装置を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、用紙排出装置から１枚ずつ受け入れて、シ
ート搬入方向およびそれに垂直な方向に揃えられたシー
トの束のシート搬入方向に垂直な方向に綴じ針を打ち込
む針打ち手段と、該針打ち手段と一体形成され、揃えら
れたシート束を介して針打ち手段に対向し、針打ち手段
と共に綴じ機構を成し、針打ち手段によってシート束に
打ち込まれてシート束を貫通した綴じ針の先端部を折り
曲げる針曲げ手段と、綴じ機構を搬入されるシートの幅
に合わせてシート搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移
動させる綴じ機構移送手段を有したものである。
するために、用紙排出装置から１枚ずつ受け入れて、シ
ート搬入方向およびそれに垂直な方向に揃えられたシー
トの束のシート搬入方向に垂直な方向に綴じ針を打ち込
む針打ち手段と、該針打ち手段と一体形成され、揃えら
れたシート束を介して針打ち手段に対向し、針打ち手段
と共に綴じ機構を成し、針打ち手段によってシート束に
打ち込まれてシート束を貫通した綴じ針の先端部を折り
曲げる針曲げ手段と、綴じ機構を搬入されるシートの幅
に合わせてシート搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移
動させる綴じ機構移送手段を有したものである。
【０００５】
【作用】用紙排出装置から排出されるシートは１枚ずつ
シート搬入方向およびそれに垂直な方向に揃えられる。
綴じ機構移送手段は搬入されるシートの幅に合わせて、
針打ち手段と針曲げ手段で構成される綴じ機構をシート
搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移動させる。揃えら
れたシート束は針打ち手段によりシート搬入方向に垂直
な方向に綴じ針が打ち込まれる。針打ち手段によってシ
ート束に打ち込まれた綴じ針はシート束を貫通し、針曲
げ手段により先端部が折り曲げられる。
シート搬入方向およびそれに垂直な方向に揃えられる。
綴じ機構移送手段は搬入されるシートの幅に合わせて、
針打ち手段と針曲げ手段で構成される綴じ機構をシート
搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移動させる。揃えら
れたシート束は針打ち手段によりシート搬入方向に垂直
な方向に綴じ針が打ち込まれる。針打ち手段によってシ
ート束に打ち込まれた綴じ針はシート束を貫通し、針曲
げ手段により先端部が折り曲げられる。
【０００６】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。図１は本発明の実施例に係る用紙綴じ装
置の要部斜視図、図２は用紙綴じ装置の用紙整合動作を
説明するための要部側面図、図３は用紙綴じ装置の用紙
綴じ動作を説明するための要部側面図である。用紙綴じ
装置１は大略、１対のステープラーユニット２ａ，２
ｂ、ステープラーユニット２ａ，２ｂを案内するガイド
ロッド３およびステープラーユニット２ａ，２ｂを矢印
Ｂで示す用紙搬入方向に垂直な方向に移動させる駆動ベ
ルト４で構成されている。ステープラーユニット２ａ，
２ｂは一端部を貫通するガイドロッド３に摺動自在に支
持されると共に、針打ち部２０ａ，２０ｂの互いに対向
しない側面に一体的に取り付けられたアンビルアーム２
１ａが駆動ベルト４の上走行部上面に、アンビルアーム
２１ｂが駆動ベルト４の下走行部に連結ブラケット５１
を介して固定されることにより安定的に支持される。ガ
イドロッド３は図示しない駆動機構により用紙搬入方向
に最大用紙の長さだけ移動可能になっている。アンビル
アーム２１ａ，２１ｂの上面の針打ち部２０ａ，２０ｂ
との対向部にアンビル（針曲げ型）２４ａ，２４ｂが形
成されている。針打ち部２０ａ，２０ｂの上部に綴じ針
が連成した針連を収納する針カートリッジ２２ａ，２２
ｂが配設されている。駆動ベルト４は駆動プーリー５ａ
と従動プーリー５ｂの間に掛け渡されており、駆動プー
リー５ａの回転軸に連結された駆動モーター６の回転に
より駆動ベルト４が周回し、ステープラーユニット２
ａ，２ｂが矢印Ｂ，Ｂ′方向に互いに相反する向きに移
動する。７は図示しない複写機本体の排紙ローラー８か
ら排出された用紙Ｐが突き当たって用紙搬入方向に整合
する図示しない排紙トレイに立設された紙端突当板であ
る。なお、ステープラーユニット２ａ，２ｂの綴じ機構
は従来のものと変わらない。
細に説明する。図１は本発明の実施例に係る用紙綴じ装
置の要部斜視図、図２は用紙綴じ装置の用紙整合動作を
説明するための要部側面図、図３は用紙綴じ装置の用紙
綴じ動作を説明するための要部側面図である。用紙綴じ
装置１は大略、１対のステープラーユニット２ａ，２
ｂ、ステープラーユニット２ａ，２ｂを案内するガイド
ロッド３およびステープラーユニット２ａ，２ｂを矢印
Ｂで示す用紙搬入方向に垂直な方向に移動させる駆動ベ
ルト４で構成されている。ステープラーユニット２ａ，
２ｂは一端部を貫通するガイドロッド３に摺動自在に支
持されると共に、針打ち部２０ａ，２０ｂの互いに対向
しない側面に一体的に取り付けられたアンビルアーム２
１ａが駆動ベルト４の上走行部上面に、アンビルアーム
２１ｂが駆動ベルト４の下走行部に連結ブラケット５１
を介して固定されることにより安定的に支持される。ガ
イドロッド３は図示しない駆動機構により用紙搬入方向
に最大用紙の長さだけ移動可能になっている。アンビル
アーム２１ａ，２１ｂの上面の針打ち部２０ａ，２０ｂ
との対向部にアンビル（針曲げ型）２４ａ，２４ｂが形
成されている。針打ち部２０ａ，２０ｂの上部に綴じ針
が連成した針連を収納する針カートリッジ２２ａ，２２
ｂが配設されている。駆動ベルト４は駆動プーリー５ａ
と従動プーリー５ｂの間に掛け渡されており、駆動プー
リー５ａの回転軸に連結された駆動モーター６の回転に
より駆動ベルト４が周回し、ステープラーユニット２
ａ，２ｂが矢印Ｂ，Ｂ′方向に互いに相反する向きに移
動する。７は図示しない複写機本体の排紙ローラー８か
ら排出された用紙Ｐが突き当たって用紙搬入方向に整合
する図示しない排紙トレイに立設された紙端突当板であ
る。なお、ステープラーユニット２ａ，２ｂの綴じ機構
は従来のものと変わらない。
【０００７】次に、主に、図２および図３を参照して用
紙綴じ装置１の動作を説明する。複写機本体が複写動作
を開始すると、複写機本体から排出される用紙Ｐの用紙
サイズに対応したステープラーユニット２ａ，２ｂの待
機位置を指示する待機位置指示信号が送出される。待機
位置指示信号に基づいて、駆動モーター６およびガイド
ロッド３を用紙搬入方向に移動させる図示しない駆動モ
ーターは所定の向きに所定数だけ回転して、ガイドロッ
ド３を用紙搬入方向の指定された位置に、ステープラー
ユニット２ａ，２ｂを指示された待機位置に移動させ、
待機させる。ステープラーユニット２ａ，２ｂの待機位
置は複写機本体から排出された用紙Ｐがアンビルアーム
２１ａ，２１ｂの外側に屈曲する脚部の間を余裕を持っ
て通過できるような位置に設定されている。次に、複写
機本体の排紙ローラー８から用紙Ｐが矢印Ａで示すよう
に（図１参照）、用紙綴じ装置１に排出され、待機位置
に待機しているステープラーユニット２ａ，２ｂのアン
ビルアーム２１ａ，２１ｂの外側に屈曲する脚部の間、
およびアンビル形成面と針打ち部２０ａ，２０ｂとの間
を通過して排紙トレイ上面に沿って滑動し、排紙トレイ
の後端に立設された紙端突当板７に突き当たって紙搬送
方向の整合が行われる。この整合動作が終了した時点
で、ステープラーユニット２ａ，２ｂを互いに接近する
方向に駆動モーター６を所定数だけ回転させることによ
り、アンビルアーム２１ａ，２１ｂに用紙Ｐの側端を両
側から抱えて整合面２３ａ，２３ｂで内側に若干押し込
ませ、紙搬送方向に垂直な方向の紙揃えを行わせる。即
ち、用紙Ｐの横幅をｗとすると、ステープラーユニット
２ａ，２ｂの待機位置は図２に示すように、それぞれ用
紙Ｐの排出中央位置から（1/2 ｗ＋ｄ0 ）だけ側方に離
れた位置であって、紙搬送方向に垂直な方向の整合動作
によってステープラーユニット２ａ，２ｂは（ｄ0 ＋
α）（α；若干量）だけ内側に移動した後、元の待機位
置まで戻る。このステープラーユニット２ａ，２ｂの移
動による紙搬送方向に垂直な方向の整合動作は用紙Ｐの
複写機本体からの用紙Ｐの排出毎に繰り返される。
紙綴じ装置１の動作を説明する。複写機本体が複写動作
を開始すると、複写機本体から排出される用紙Ｐの用紙
サイズに対応したステープラーユニット２ａ，２ｂの待
機位置を指示する待機位置指示信号が送出される。待機
位置指示信号に基づいて、駆動モーター６およびガイド
ロッド３を用紙搬入方向に移動させる図示しない駆動モ
ーターは所定の向きに所定数だけ回転して、ガイドロッ
ド３を用紙搬入方向の指定された位置に、ステープラー
ユニット２ａ，２ｂを指示された待機位置に移動させ、
待機させる。ステープラーユニット２ａ，２ｂの待機位
置は複写機本体から排出された用紙Ｐがアンビルアーム
２１ａ，２１ｂの外側に屈曲する脚部の間を余裕を持っ
て通過できるような位置に設定されている。次に、複写
機本体の排紙ローラー８から用紙Ｐが矢印Ａで示すよう
に（図１参照）、用紙綴じ装置１に排出され、待機位置
に待機しているステープラーユニット２ａ，２ｂのアン
ビルアーム２１ａ，２１ｂの外側に屈曲する脚部の間、
およびアンビル形成面と針打ち部２０ａ，２０ｂとの間
を通過して排紙トレイ上面に沿って滑動し、排紙トレイ
の後端に立設された紙端突当板７に突き当たって紙搬送
方向の整合が行われる。この整合動作が終了した時点
で、ステープラーユニット２ａ，２ｂを互いに接近する
方向に駆動モーター６を所定数だけ回転させることによ
り、アンビルアーム２１ａ，２１ｂに用紙Ｐの側端を両
側から抱えて整合面２３ａ，２３ｂで内側に若干押し込
ませ、紙搬送方向に垂直な方向の紙揃えを行わせる。即
ち、用紙Ｐの横幅をｗとすると、ステープラーユニット
２ａ，２ｂの待機位置は図２に示すように、それぞれ用
紙Ｐの排出中央位置から（1/2 ｗ＋ｄ0 ）だけ側方に離
れた位置であって、紙搬送方向に垂直な方向の整合動作
によってステープラーユニット２ａ，２ｂは（ｄ0 ＋
α）（α；若干量）だけ内側に移動した後、元の待機位
置まで戻る。このステープラーユニット２ａ，２ｂの移
動による紙搬送方向に垂直な方向の整合動作は用紙Ｐの
複写機本体からの用紙Ｐの排出毎に繰り返される。
【０００８】複写機本体で指定された枚数の複写が終了
し、最後に排出されたコピーの紙搬送方向に垂直な方向
が揃えられる終わると、ステープラーユニット２ａ，２
ｂの待機位置までの戻り動作を行わない状態で、即ち、
ステープラーユニット２ａ，２ｂは用紙Ｐ束の側端から
それぞれ距離ｄ1 だけ内側に入り込んだ位置に綴じ動作
を行う。ステープラーユニット２ａ，２ｂの綴じ動作
は、図３に示すように、図示しない駆動機構により、ス
テープラー２５ａ，２５ｂが下方に移動して最上の用紙
Ｐに接触した後、針打ち板２６ａ，２６ｂが下方に移動
して針連から１本分の針を分離させ、分離させた針をそ
のまま用紙Ｐ束内に打ち込む。針打ち板２６ａ，２６ｂ
によって押し込まれ、用紙Ｐ束を貫通した針の先端は更
にアンビルアーム２１ａ，２１ｂの上面の形成されたア
ンビル２４ａ，２４ｂ内に嵌入し、湾曲底面に当接して
折り曲げられる。図４は用紙綴じ装置１によって長手方
向中央部に２箇所針ｈで綴じられて排出された用紙Ｐ束
を示したものである。この後、用紙Ｐ束は周知の折曲げ
機または人手によって長手方向中央部で折り曲げられ、
図５に示す週刊誌様製本状態となる。
し、最後に排出されたコピーの紙搬送方向に垂直な方向
が揃えられる終わると、ステープラーユニット２ａ，２
ｂの待機位置までの戻り動作を行わない状態で、即ち、
ステープラーユニット２ａ，２ｂは用紙Ｐ束の側端から
それぞれ距離ｄ1 だけ内側に入り込んだ位置に綴じ動作
を行う。ステープラーユニット２ａ，２ｂの綴じ動作
は、図３に示すように、図示しない駆動機構により、ス
テープラー２５ａ，２５ｂが下方に移動して最上の用紙
Ｐに接触した後、針打ち板２６ａ，２６ｂが下方に移動
して針連から１本分の針を分離させ、分離させた針をそ
のまま用紙Ｐ束内に打ち込む。針打ち板２６ａ，２６ｂ
によって押し込まれ、用紙Ｐ束を貫通した針の先端は更
にアンビルアーム２１ａ，２１ｂの上面の形成されたア
ンビル２４ａ，２４ｂ内に嵌入し、湾曲底面に当接して
折り曲げられる。図４は用紙綴じ装置１によって長手方
向中央部に２箇所針ｈで綴じられて排出された用紙Ｐ束
を示したものである。この後、用紙Ｐ束は周知の折曲げ
機または人手によって長手方向中央部で折り曲げられ、
図５に示す週刊誌様製本状態となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように請求項１記載の発明
によれば、シート束のシート搬入方向に垂直な方向に綴
じ針を打ち込む針打ち手段と、針打ち手段と一体形成さ
れ、揃えられたシート束を介して針打ち手段に対向し、
シート束を貫通した綴じ針の先端部を折り曲げる針曲げ
手段と、搬入されるシートの幅に合わせて綴じ機構をシ
ート搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移動させる綴じ
機構移送手段を有したので、受け入れるシートの大きさ
が異なっても複雑な位置合わせ機構を用いることなく、
揃えられたシート束のシート搬入方向の略中央部にシー
ト搬入方向に垂直な方向の綴じ針を打ち込んで綴じ、週
刊誌様製本を作成することができる小型で安価なシート
製本装置を提供できる。請求項２記載の発明によれば、
綴じ機構移送手段によるシート搬入方向に垂直な方向の
綴じ機構の移送動作を利用して、シート搬入方向に垂直
な方向のシート揃え動作を行うシート整合手段を有した
ので、別途、シート整合手段を設ける必要がないから、
一層、簡素化され、小型化されたシート製本装置を提供
できる。
によれば、シート束のシート搬入方向に垂直な方向に綴
じ針を打ち込む針打ち手段と、針打ち手段と一体形成さ
れ、揃えられたシート束を介して針打ち手段に対向し、
シート束を貫通した綴じ針の先端部を折り曲げる針曲げ
手段と、搬入されるシートの幅に合わせて綴じ機構をシ
ート搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移動させる綴じ
機構移送手段を有したので、受け入れるシートの大きさ
が異なっても複雑な位置合わせ機構を用いることなく、
揃えられたシート束のシート搬入方向の略中央部にシー
ト搬入方向に垂直な方向の綴じ針を打ち込んで綴じ、週
刊誌様製本を作成することができる小型で安価なシート
製本装置を提供できる。請求項２記載の発明によれば、
綴じ機構移送手段によるシート搬入方向に垂直な方向の
綴じ機構の移送動作を利用して、シート搬入方向に垂直
な方向のシート揃え動作を行うシート整合手段を有した
ので、別途、シート整合手段を設ける必要がないから、
一層、簡素化され、小型化されたシート製本装置を提供
できる。
【００１０】請求項３記載の発明によれば、シート搬入
方向に垂直な方向に沿って少なくとも１対、対を成して
綴じ機構を設け、綴じ機構移送手段はシート搬入方向に
垂直な方向で互いに逆方向に綴じ機構を移送し、針打ち
手段に取り付けられており、搬入されるシートの側方を
回り込むように形成されて針曲げ手段の支持体を成す支
持腕と、綴じ機構移送手段でシート整合手段を構成した
ので、シート束のシート搬入方向に垂直な方向のシート
揃え動作を確実に行え、綴じ機構の構成を従来の綴じ装
置の綴じ機構と同様の綴じ機構を採用した簡素な構成と
することができる。
方向に垂直な方向に沿って少なくとも１対、対を成して
綴じ機構を設け、綴じ機構移送手段はシート搬入方向に
垂直な方向で互いに逆方向に綴じ機構を移送し、針打ち
手段に取り付けられており、搬入されるシートの側方を
回り込むように形成されて針曲げ手段の支持体を成す支
持腕と、綴じ機構移送手段でシート整合手段を構成した
ので、シート束のシート搬入方向に垂直な方向のシート
揃え動作を確実に行え、綴じ機構の構成を従来の綴じ装
置の綴じ機構と同様の綴じ機構を採用した簡素な構成と
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例に係る用紙綴じ装置の要部斜視
図
図
【図２】用紙整合動作を説明するための要部側面図
【図３】用紙綴じ動作を説明するための要部側面図
【図４】綴じられて排出された用紙束を示す斜視図
【図５】用紙束の長手方向中央部で折り曲げられた週刊
誌様製本を示す斜視図
誌様製本を示す斜視図
１ 用紙綴じ装置 ２ａ，２ｂ ステープラーユニット ３ ガイドロッド ４ 駆動ベルト ５ａ，５ｂ 駆動プーリー ６ 駆動モーター ７ 紙端突当板 ８ 排紙ローラー ２０ａ，２０ｂ 針打ち部 ２１ａ，２１ｂ アンビルアーム ２３ａ，２３ｂ 整合面 ２４ａ，２４ｂ アンビル（針曲げ型） ２５ａ ステープラー
Claims (3)
- 【請求項１】 用紙排出装置から１枚ずつ排出されるシ
ートを受け入れて、シート搬入方向およびそれに垂直な
方向に揃えた後、揃えられた複数のシートの束のシート
搬入方向の略中央部に、シート搬入方向に垂直な向きの
綴じ針を打ち込んで、見開き状のシート綴じ束を作成す
るシート製本装置において、シート束のシート搬入方向
に垂直な方向に綴じ針を打ち込む針打ち手段と、該針打
ち手段と一体形成され、揃えられたシート束を介して前
記針打ち手段に対向し、前記針打ち手段と共に綴じ機構
を成し、前記針打ち手段によってシート束に打ち込まれ
てシート束を貫通した綴じ針の先端部を折り曲げる針曲
げ手段と、前記綴じ機構を搬入されるシートの幅に合わ
せてシート搬入方向の略中央部の綴じ位置まで移動させ
る綴じ機構移送手段を有したことを特徴とするシート製
本装置。 - 【請求項２】 綴じ機構移送手段によるシート搬入方向
に垂直な方向の綴じ機構の移送動作を利用して、シート
搬入方向に垂直な方向のシート揃え動作を行うシート整
合手段を有したことを特徴とする請求項１記載のシート
製本装置。 - 【請求項３】 綴じ機構はシート搬入方向に垂直な方向
に沿って少なくとも１対、対を成して設けられていて、
綴じ機構移送手段はシート搬入方向に垂直な方向に沿っ
て設けられた対を成す前記綴じ機構がシート搬入方向に
垂直な方向で互いに逆方向に移動するように前記綴じ機
構を移送し、シート整合手段は針打ち手段に取り付けら
れ、搬入されるシートの側方を回り込むように形成さ
れ、針曲げ手段の支持体を成す支持腕と前記綴じ機構移
送手段で構成されたことを特徴とする請求項２記載のシ
ート製本装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029979A JPH07237808A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート製本装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6029979A JPH07237808A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート製本装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07237808A true JPH07237808A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=12291090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6029979A Pending JPH07237808A (ja) | 1994-02-28 | 1994-02-28 | シート製本装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07237808A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007297183A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Canon Finetech Inc | シート処理装置及び画像形成装置 |
| CN110194007A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-09-03 | 义乌工商职业技术学院 | 一种票据打孔用定位装置 |
| US11215946B2 (en) * | 2019-06-07 | 2022-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming system |
-
1994
- 1994-02-28 JP JP6029979A patent/JPH07237808A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007297183A (ja) * | 2006-04-28 | 2007-11-15 | Canon Finetech Inc | シート処理装置及び画像形成装置 |
| US11215946B2 (en) * | 2019-06-07 | 2022-01-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming system |
| US11662683B2 (en) | 2019-06-07 | 2023-05-30 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet processing apparatus and image forming system |
| CN110194007A (zh) * | 2019-06-13 | 2019-09-03 | 义乌工商职业技术学院 | 一种票据打孔用定位装置 |
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