JPH07237747A - 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム - Google Patents

短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム

Info

Publication number
JPH07237747A
JPH07237747A JP6029589A JP2958994A JPH07237747A JP H07237747 A JPH07237747 A JP H07237747A JP 6029589 A JP6029589 A JP 6029589A JP 2958994 A JP2958994 A JP 2958994A JP H07237747 A JPH07237747 A JP H07237747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sand
earth
short
soil
short fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6029589A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3429836B2 (ja
Inventor
Toshihiro Hamada
敏裕 浜田
Tadayuki Yamamoto
忠之 山本
Takao Nakaya
隆雄 中矢
Toshiaki Hiramatsu
俊明 平松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP02958994A priority Critical patent/JP3429836B2/ja
Publication of JPH07237747A publication Critical patent/JPH07237747A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3429836B2 publication Critical patent/JP3429836B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Transport Of Granular Materials (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 土砂と短繊維との混合作業及び混合土砂の運
搬作業を容易にして短繊維混合土砂を用いた土構造物の
造成作業を効率良く行なうことのできる短繊維混合土砂
の製造搬送方法及び製造搬送システムを提供する。 【構成】 製造搬送システム10は、土砂供給用ホッパ
ー1と、短繊維供給装置2と、これらの下方に配置さ
れ、ホッパー1から供給される土砂及び供給装置2から
供給される短繊維を受領するとともにこれらを連続搬送
するベルトコンベア3と、ベルトコンベア3の搬送終端
部の下部に受入口4aを開口した空気式土砂圧送装置4
とを有し、また、空気式土砂圧送装置4の吐出口4bに
は圧送ホース5の一端が接続し、これが押え盛土Bの施
工箇所まで延長配管されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、土砂に短繊維を混合し
てなる短繊維混合土砂を製造しつつ搬送するための短繊
維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】土木材料としての土砂を改質して、盛土
やその他の土構造物を安定した構造物として造成するた
めの方法の一つとして、いわゆる短繊維混合土砂を用い
た造成方法が採用されている。かかる短繊維混合土砂
は、土砂に短繊維を混合してなるもので、土粒子間に配
置される短繊維が適度に絡み合うことによって、言わば
繊維強化材料となって土粒子間の結合力を増すことによ
り原土砂を補強するとともに、法面の洗堀などを防止す
るものである。
【0003】そして、かかる短繊維混合土砂の製造方法
として、従来より、例えば、施工箇所の近傍に配置した
トラックミキサー等の各種のミキサーに土砂と短繊維を
所定の割合で投入してこれらを混合する方法が採用され
ている。また、このようにして製造された短繊維混合土
砂はトラクタショベルやバックホウ等の重機を介してミ
キサーの配置箇所から施工箇所に運搬され、当該短繊維
混合土砂を用いた土構造物の造成作業が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の短繊維混合土砂の製造方法では、ミキサー内で大量
の土砂と短繊維とを均一に混合するには多くの時間を要
するとともに、短繊維を混合した土砂をミキサー内から
排出し、これを上記バックホウ等の重機を介して施工現
場へ運搬する作業に手間がかかり、したがって効率良く
土構造物を施工することができないという問題があっ
た。
【0005】この発明は以上の問題を解決するものであ
って、土砂と短繊維との混合作業及び混合土砂の運搬作
業を容易にして短繊維混合土砂を用いた土構造物の造成
作業を効率良く行なうことのできる短繊維混合土砂の製
造搬送方法及び製造搬送システムを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するためになされたもので、その要旨は、土砂に短
繊維を混合してなる短繊維混合土砂を製造しつつ搬送す
るための短繊維混合土砂の製造搬送方法であって、土砂
と短繊維とを土砂圧送装置により土砂圧送配管内に圧送
することにより、当該土砂圧送装置及び圧送配管内にお
いて土砂と短繊維とを混合しつつこれらを短繊維混合土
砂の施工箇所に搬送することを特徴とする短繊維混合土
砂の製造搬送方法にある。
【0007】また、この発明の他の要旨は、土砂に短繊
維を混合してなる短繊維混合土砂を製造しつつ搬送する
ための短繊維混合土砂の製造搬送システムであって、土
砂供給用ホッパー及び短繊維供給装置と、該ホッパー及
び装置から所定量供給される土砂及び短繊維を各々受領
してこれを搬送するコンベア装置と、該コンベア装置に
より搬送供給された土砂及び短繊維を混合状態にしつつ
圧送する土砂圧送装置と、該圧送装置に一端を接続し
て、当該圧送装置から吐出する混合状態の土砂及び短繊
維を短繊維混合土砂として施工箇所まで給送する土砂圧
送配管とを有することを特徴とする短繊維混合土砂の製
造搬送システムにある。
【0008】
【作用】以上の構成によるこの発明にかかる短繊維混合
土砂の製造搬送方法若しくは製造搬送システムにあって
は、土砂圧送装置に供給された土砂及び短繊維は土砂圧
送装置の圧力により混合されるとともに、かかる混合状
態で土砂圧送配管内に圧送されてさらに混合給送され、
短繊維混合土砂として土砂圧送配管の吐出口から吐出す
る。したがって、ミキサーによる混合作業やバックホー
による運搬作業を要することなく、短繊維混合土砂の製
造及び搬送作業が同時に、簡易かつ迅速に行われる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細
に説明する。
【0010】図1は、本発明の短繊維混合土砂の製造搬
送方法を行なうべく、本発明の短繊維混合土砂の製造搬
送システム10を急傾斜地Aの側面に押え盛土Bを造成
するための工事に適用した一実施例を示すものであっ
て、当該製造搬送システム10は、押え盛土Bの施工箇
所の近傍に土砂供給用ホッパー1と、これと並んで設置
された短繊維供給装置2と、これらのホッパー1及び供
給装置2の下方に配置され、ホッパー1から定量供給さ
れる土砂と供給装置2から適宣の混合比で定量供給され
る短繊維を受領するとともにこれらを連続搬送するベル
トコンベア3と、ベルトコンベア3の搬送終端部の下部
に受入口4aを開口した空気式土砂圧送装置4とを配置
している。
【0011】また、空気式土砂圧送装置4の吐出口4b
には、当該圧送装置4等とともに前記製造搬送システム
10を構成する圧送ホース5の一端が接続し、これが押
え盛土Bの施工箇所まで延長配管されるとともに、他端
側が盛土造成用のバックホウ6のアーム6aに沿って固
定配置され、その先端吐出口5aがアーム6aの先端に
位置している。
【0012】前記土砂供給用ホッパー1は、ダンプトラ
ック等によって土砂を適宜補給することができるように
適度の高さに配置されるとともに、その下部には吐出量
調整弁1aなどが設けられ、ベルトコンベア3の搬送速
度に同期して常時定量の土砂7をベルトコンベア3上に
連続供給している。
【0013】一方短繊維供給装置2は、土砂供給用ホッ
パー1より高い位置に配置されるとともにその下部には
前記と同様吐出調整機能が設けられ、該当する土砂量に
応じた適宣配合比の短繊維8をベルトコンベア3上に連
続供給している。なお、使用する短繊維8としては、例
えばアクリル繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、
ビニロン繊維、ポリオレフィン繊維、アラミド繊維、ア
セテート繊維等の化学繊維及びガラス、ロックウール、
炭素繊維等の無機繊維を所定の長さに切断したものを使
用することができる。
【0014】ベルトコンベア3は、前記ホッパー1,供
給装置2,圧送装置4の配設位置に応じて適宜傾斜状態
或いは水平状態に配設されるもので、ベルト上に供給さ
れた未混合の土砂7及び短繊維8を連続搬送し、その最
上部の搬送終端からこれらを前記受入口4aを介して空
気式土砂圧送装置4内に投入する。
【0015】また、空気式土砂圧送装置4にはエアコン
プレッサ9が接続され、これから送られる圧縮空気の圧
力により、土砂7及び短繊維8は混合状態となって圧送
ホース5内をその吐出端5aまで連続的に給送される。
ここで、圧送ホース5内において土砂7及び短繊維8
は、前記圧縮空気の空気圧によりさらに混合攪拌され、
吐出口5aに至るまでの間に土砂7に対して短繊維8が
均一に混合分散された状態の短繊維混合土砂が製造さ
れ、前記圧送圧力によって吐出端5aから連続的に吐出
される。
【0016】すなわち、この実施例にかかる製造搬送シ
ステム10によれば、土砂7及び短繊維8を給送するこ
とのみによって、ミキサーによる混合作業やバックホー
による運搬作業を要することなく、短繊維混合土砂の製
造作業及び施工箇所への搬送作業を簡易かつ迅速に行う
ことができる。
【0017】そして、搬送された短繊維混合土砂は、バ
ックホウ6のアーム6aの運転操作によって、押え盛土
Bの施工状況に応じた所望の位置に吐出口5aから吐出
され、これによって精度良く押え盛土Bを造成すること
ができる。
【0018】なお、本実施例では土砂供給用ホッパー1
によってベルトコンベア3上に供給された土砂の上に、
短繊維8を短繊維供給装置2を用いて供給するようにし
たが、本発明はこれに限定されず、土砂供給用ホッパー
1と短繊維供給装置2の配置を換えて、まず短繊維8を
ベルトコンベア3上に供給し、その後短繊維8を覆うよ
うにして土砂を供給し、強風や機械の振動により短繊維
8がベルトコンベア3から落下するのを防止してもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上詳述した本発明にかかる短繊維混合
土砂の製造搬送方法及び製造搬送システムによれば、土
砂と短繊維とを土砂圧送装置により土砂圧送配管内に圧
送することにより、かかる土砂圧送装置及び圧送配管内
において土砂と短繊維とを混合しつつこれらを施工箇所
に搬送するので、短繊維混合土砂の混合製造作業及び混
合土砂の運搬作業を容易にして短繊維混合土砂を用いた
土構造物の造成作業を効率良く行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる短繊維混合土砂の混合圧送シス
テムの一実施例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 土砂供給用ホッパー 2 短繊維供給装置 3 ベルトコンベア 4 空気式土砂圧送装置 4a 受入口 4b 吐出口 5 圧送ホース 5a 吐出口 6 バックホウ(重機) 6a アーム 7 土砂 8 短繊維 10 製造搬送システム10
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平松 俊明 東京都中央区日本橋3−8−2 株式会社 クラレ内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 土砂に短繊維を混合してなる短繊維混合
    土砂を製造しつつ搬送するための短繊維混合土砂の製造
    搬送方法であって、土砂と短繊維とを土砂圧送装置によ
    り土砂圧送配管内に圧送することにより、当該土砂圧送
    装置及び圧送配管内において土砂と短繊維とを混合しつ
    つこれらを短繊維混合土砂の施工箇所に搬送することを
    特徴とする短繊維混合土砂の製造搬送方法。
  2. 【請求項2】 土砂に短繊維を混合してなる短繊維混合
    土砂を製造しつつ搬送するための短繊維混合土砂の製造
    搬送システムであって、土砂供給用ホッパー及び短繊維
    供給装置と、該ホッパー及び装置から所定量供給される
    土砂及び短繊維を各々受領してこれを搬送するコンベア
    装置と、該コンベア装置により搬送供給された土砂及び
    短繊維を混合状態にしつつ圧送する土砂圧送装置と、該
    圧送装置に一端を接続して、当該圧送装置から吐出する
    混合状態の土砂及び短繊維を短繊維混合土砂として施工
    箇所まで給送する土砂圧送配管とを有することを特徴と
    する短繊維混合土砂の製造搬送システム。
JP02958994A 1994-02-28 1994-02-28 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム Expired - Fee Related JP3429836B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02958994A JP3429836B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02958994A JP3429836B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07237747A true JPH07237747A (ja) 1995-09-12
JP3429836B2 JP3429836B2 (ja) 2003-07-28

Family

ID=12280270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02958994A Expired - Fee Related JP3429836B2 (ja) 1994-02-28 1994-02-28 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3429836B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069553A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Dam Gijutsu Center 押え盛土構造
JP2020066916A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 五洋建設株式会社 粘性土と鉄鋼スラグの落下混合方法およびシステム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008069553A (ja) * 2006-09-14 2008-03-27 Dam Gijutsu Center 押え盛土構造
JP4555807B2 (ja) * 2006-09-14 2010-10-06 財団法人ダム技術センター 押え盛土構造
JP2020066916A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 五洋建設株式会社 粘性土と鉄鋼スラグの落下混合方法およびシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3429836B2 (ja) 2003-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2266920C (en) Apparatus for installing pipeline fill
KR930001629B1 (ko) 고밀도 흐름으로 유체 역학적으로 이송되는 수경성의 공기 취입 콘크리트 또는 몰타르와 같은 경화성의 건축 재료를 공압식으로 방출하는 장치
JP3429836B2 (ja) 短繊維混合土砂の製造搬送方法及び製造搬送システム
JP2947647B2 (ja) 圧送ラインの詰まり防止装置
JP2000008367A (ja) 粘性土の流動化処理方法
JP2000289020A (ja) 短繊維状物圧送装置および短繊維状物圧送装置を使用する法面等の施工方法
CN219119255U (zh) 喷浆机自动上料装置
JP2004156275A (ja) 軽量土処理方法及びその装置
JP2005213732A (ja) モルタル又はコンクリート用吹付け装置
JP2998063B2 (ja) 土砂の搬送方法
JP3847302B2 (ja) 軽量土を用いた軟弱地盤対策工法およびその施工装置
JP2002332657A (ja) 軽量土処理方法及びその装置
JP3645243B2 (ja) 発泡樹脂混合軽量土工法および発泡樹脂混合軽量土の製造方法
JP3060096B2 (ja) 土砂輸送・改良工法
CN213510638U (zh) 一种自动连续喷浆机
JP3000994U (ja) 気泡コンクリートの現場打設装置
JP3492476B2 (ja) セメント材料吹き付け装置及びそれを用いた施工方法
JP2001140281A (ja) 解砕混合装置
JPH07127090A (ja) 車載型発生土改良装置
JP3102631B2 (ja) コンベヤミキサ
JP3375582B2 (ja) 自走式土質改良機械
JP4548757B2 (ja) 法面被覆用混合物の吹付け工法とその装置
JPH0734445A (ja) 盛土材の安定処理工法
JP4133044B2 (ja) ポーラスコンクリートの打設装置およびその打設方法
JP2004300917A (ja) 自走式土質改良機及びこれに用いる篩装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees