JPH07236998A - 粉末材料圧縮成形装置の排出シュート - Google Patents

粉末材料圧縮成形装置の排出シュート

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JPH07236998A
JPH07236998A JP5500994A JP5500994A JPH07236998A JP H07236998 A JPH07236998 A JP H07236998A JP 5500994 A JP5500994 A JP 5500994A JP 5500994 A JP5500994 A JP 5500994A JP H07236998 A JPH07236998 A JP H07236998A
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Hiroshi Hiraoka
博 平岡
Shunei Hara
俊英 原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 粉末材料圧縮成形装置における排出シュート
の改良に関し、特に、回転式打錠機により成形された小
径(4〜6mm)の円柱状ハダカ錠を除粉機等他の装置やその
後の工程に導くのに適した粉末材料圧縮成形装置の排出
シュートを提供すること。 【構成】 排出シュート8の滑走面8aに、自己滑性を
有する合成樹脂製部材9であって、排出シュート8の傾
斜方向と平行に谷部a及び山部bが連なる波形状の上面
を有する部材9を装着した構造の排出シュート。 【効果】 成形体W(小径の円柱状ハダカ錠)を排出シュ
ート上に滞留することがなく、スムーズに落下させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末材料圧縮成形装置
における排出シュートの改良に関する。特に本発明は、
回転式打錠機により成形された小径の円柱状ハダカ錠
(4〜6mmの直径を有する円柱形状のハダカ錠)を除
粉機等他の装置やその後の工程に導くのに適した粉末材
料圧縮成形装置の排出シュートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、回転式打錠機のような粉末材
料圧縮成形装置で成形体(錠剤)を製造することが知られ
ている(例えば特開昭60−248225号公報参照)。かかる粉
末材料圧縮成形装置は、図6に示すように円筒状の縦型
成形臼101と上下動する上下一対の杵(上部杵102,下部
杵103)とで一組を構成し、これらの複数組(通常30組
程度)が図7に示すようにターンテーブル104の一定円
周上に一定間隔を置いて垂直方向に配置され、上記ター
ンテーブル104が一回転する間に、上記臼101が順次粉末
充填区域A、粉末溢出区域B、粉末圧縮成形区域C及び
成形体排出位置Dを通過するように構成されている。
【0003】上下動する上部杵102及び下部杵103は、対
応する臼101と共に回転し、この内上部杵102は、上部軌
道手段(図示せず)で垂直方向に案内されて上下動し、臼
101が上記粉末充填区域Aと粉末溢出区域Bにある時
は、臼101の上方にあって臼101から離れて存在し、臼10
1が粉末圧縮成形区域Cに達した時点で降下し、臼101内
に充填された粉末に一定の圧力を負荷するように構成さ
れており、また、成形体排出位置Dでは上昇して臼101
から離れるように構成されている。
【0004】一方、下部杵103は、全区域において臼101
内に嵌合した状態で存在し、臼101が粉末充填区域Aに
ある時は臼101内の下方に位置する大容積位置Xにあ
る。また、臼101が粉末溢出区域Bに来ると、下部杵103
は、下部軌道案内手段(図示せず)により一定速度で上昇
し、上記大容積位置Xからその上方に位置する一定容積
位置Yまで変位する(図6参照)。
【0005】更に、臼101が粉末圧縮成形区域Cに来る
と、下部杵103は、臼101内の一定容積位置Yにあって、
前記上部杵102と協同して臼101内に充填された粉末に一
定の圧力を負荷するように構成されている。また、この
下部杵103は、成形体排出位置Dに来ると、さらに上昇
して臼101の上部開口位置Zにまで変位し(図6参照)、
成形体(錠剤)を臼101から排出するように構成されてい
る。
【0006】上記粉末充填区域Aにおいては、ターンテ
ーブル104の上方に設置された粉末材料供給手段105から
粉末材料が上記臼101内に充填され、また、この臼101が
粉末溢出区域Bを経て粉末圧縮成形区域Cに入る前に、
該臼101の上部開口面に接触した状態でターンテーブル1
04の上方に配置された掻取板106により、臼101から溢れ
た過剰の粉末材料を取り除くように構成されている。ま
た、成形体排出位置Dには、臼101の上部開口から突出
した成形体(錠剤)を排出口107へ送り出す取出板108が設
けられている。
【0007】上記のように構成された従来公知の粉末材
料圧縮成形装置より排出された成形体(錠剤)は、通常、
該成形体(錠剤)の周りに付着した粉体等を取り除くため
の付帯設備である除粉機109に排出シュート110を介して
導かれる。この排出シュート110は、成形体(錠剤)がそ
の自重によって滑り落ちるようにするため、20〜30度の
傾斜角度で粉末材料圧縮成形装置の排出口107と、付帯
設備である上記除粉機109との間に差し渡されている(図
7参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記した粉末材料圧縮
成形装置は、ターンテーブル104の一定円周上に一定間
隔を置いて配置される上記縦型成形臼101と、上下動す
る上下一対の杵(上部杵102,下部杵103)とを種々の形状
のものに変更することにより、例えば10mm以上の大径
の成形体(通常の錠剤)から4〜6mmの直径を有するミニ
錠までを成形することが可能である。またその形状も、
球体、楕円体或いは上下面が平坦な円柱体等を成形する
ことができる。
【0009】ところで、粉末材料圧縮成形装置より排出
される成形体(錠剤)が、上記した成形体のうち重量の重
い大径の成形体、或いはその形状が滑り抵抗の少ない球
体、楕円体等である場合、又は糖衣錠のように滑りやす
いものである場合、該成形体を除粉機109に導く上記排
出シュート110は正常に機能し、成形体が該排出シュー
ト110上を滑り落ち、該排出シュート110上に滞留するこ
とは少ない。しかし、成形体が例えば4〜6mmの直径を
有する円柱形状のハダカ錠である場合には、排出シュー
ト110面と該成形体(ハダカ錠)表面との摩擦により排出
シュート110上で成形体の流れが停滞し、成形体がつま
ることがあった。
【0010】この不都合を解消するためには、上記排出
シュート110の傾斜角度(20〜30度の傾斜角)を更に増す
ことが先ず考えられるが、かかる方法を実施するために
は既存の設備の大掛かりな変更が必要となり、また、大
径の成形体等を傾斜の急な排出シュート110を使用して
流す場合には加速が付き過ぎて除粉機109の開口から成
形体が飛び出してしまったり、或いは除粉機109の開口
との衝突により成形体に欠けが生じる憂いがある。
【0011】また、排出シュート110の成形体の滑走面
にメッキや自己滑性を有する合成樹脂製皮膜などを施
し、成形体の滑りを良くする方法も提案され一部実用化
されているが、この方法では成形体の滑りそれ自体があ
る程度改善されるものの、フラットな滑走面では“成形
体との接触面積の減少”を図ることができず、滑り抵抗
を大幅に軽減することはできないため、その効果には限
界があり、また、成形体の周囲に付着している粉体が徐
々に滑走面に堆積し、成形体の滑りを阻害するという問
題があった。
【0012】さらに、一般的に傾斜の付いた板体上で成
形体をスムーズに流す方法として、この板体を多孔板と
してその下方よりエアーを噴出させ、成形体を若干浮か
す状態とすることにより“成形体との接触面積の減少”
を図り、滑り抵抗を大幅に軽減することが実施されてい
るが、かかる方法では費用が掛かると共に、本発明が対
象としている粉末材料圧縮成形装置の排出シュートに適
応した場合には、成形体の周囲に付着している粉体等が
エアーによって巻き上げられ、粉塵となるためその採用
は困難なものであった。
【0013】本発明は、上述した粉末材料圧縮成形装置
の排出シュートが有する実情に鑑み成されたものであっ
て、その目的は、既存の設備に容易に適用でき、しかも
粉体がその周囲に付着しているという特殊な状況下にあ
る種々の成形体をスムーズに落下させることができる粉
末材料圧縮成形装置の排出シュートを提供することにあ
る。
【0014】また、本発明の目的は“成形体との接触面
積の減少”を図り、該成形体の滑り抵抗を大幅に軽減す
ることができる粉末材料圧縮成形装置の排出シュートを
提供することにある。特に本発明の目的は、既存の粉末
材料圧縮成形装置の排出シュートにおいて、該排出シュ
ートの傾斜角(20〜30度の傾斜角)を変更することなく、
小径の円柱状ハダカ錠(4〜6mmの直径を有する円柱
形状のハダカ錠)を除粉機等他の機器又はその後の工程
にスムーズに導くことができる排出シュートを提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するため、排出シュートの上面を、排出シュート
の傾斜方向と平行に谷部及び山部が連なる波形状とした
ことを特徴とする。
【0016】即ち、本発明は、「粉末材料圧縮成形装置
より排出される成形体を付帯設備に導くための、該圧縮
成形装置と付帯設備との間に下方に傾斜した状態で差し
渡された粉末材料圧縮成形装置の排出シュートにおい
て、(1) 該排出シュートの上記成形体の滑走面を、傾斜
方向と平行に谷部及び山部が連なる波形状としたこと、
又は、(2) 該排出シュートの上記成形体の滑走面に、自
己滑性を有する合成樹脂製部材であって、排出シュート
の傾斜方向と平行に谷部及び山部が連なる波形状の上面
を有する部材を装着したこと、を特徴とする粉末材料圧
縮成形装置の排出シュート。」を要旨とする。
【0017】本発明にかかる上記(1)の波形状排出シュ
ートとしては、自己滑性を有する合成樹脂で作製したも
のが好ましい。また、本発明においては、上記(1)、(2)
の波形状として、1〜5mmのピッチ幅で谷部及び山部が
連なる波形状とするのが好ましい。
【0018】
【作用】上記した本発明にかかる粉末材料圧縮成形装置
の排出シュートによれば、該シュート上を流れる成形体
は、波形状の滑走面の山部頂点と線接触の状態で流れる
こととなるため、その滑り抵抗は大幅に軽減され、既存
の設備の傾斜角度(20〜30度)のままで種々の形状或いは
大きさの成形体をスムーズに落下させることができる作
用が生じる。
【0019】また、成形体の周囲に付着した粉体がその
落下途中において離脱した場合においても、該離脱した
粉体は、本発明にかかる排出シュートの谷部に導かれて
付帯設備に落下することとなり、成形体の流れを阻害す
ることがない。このため、粉体がその周囲に付着してい
るという特殊な状況にある粉末材料圧縮成形装置より排
出される成形体を、粉塵を発生させることなくスムーズ
に付帯設備に導くことができる作用が生じる。
【0020】さらに、排出シュートの傾斜方向と平行に
谷部及び山部が連なる波形状の上面を有する自己滑性合
成樹脂製部材を、排出シュートの滑走面に装着すること
とした本発明においては、成形体は自己滑性を有する合
成樹脂と線接触することとなり、よりその流れがスムー
ズになると共に、既存の排出シュートに単に上記部材を
装着するだけでその改良作業が完了するため、既存の設
備への適用が極めて容易となる。
【0021】さらにまた、排出シュートの滑走面の波形
状を1〜5mmのピッチ幅で谷部及び山部が連なる波形状
とした本発明においては、その落下が非常に困難であっ
た4〜6mmの直径を有する円柱形状のハダカ錠であっ
ても、既存の設備の傾斜角度のままでスムーズに落下さ
せることができる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜5に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明にかかる排出シュートを
適用した回転式打錠機及び該打錠機に付設した除粉機を
示す概念的な平面図であり、図2は本発明にかかる排出
シュートの一例を示す斜視図である。また、図3〜5は
本発明にかかる排出シュートの各例を示す横断面図であ
る。
【0023】図1において、1は回転式打錠機を示し、
該回転式打錠機1は、円筒状の縦型成形臼と上下一対の
杵から構成された打錠手段2を有している。この打錠手
段2の複数組がターンテーブル3の一定円周上に一定間
隔を置いて配置され、上記ターンテーブル3が一回転す
る間に、上記打錠手段2が順次粉末充填区域A、粉末溢
出区域B及び粉末圧縮成形区域Cを通過して成形体W
(図2参照)を成形し、成形体排出位置Dで該打錠機1に
設置された取出板4により排出口5に成形体Wを連続的
に送り出す構造の、前述した従来公知の粉末材料圧縮成
形装置である。
【0024】そして、この粉末材料圧縮成形装置より排
出された成形体Wは、該成形体Wの周りに付着した粉体
V(図2参照)を取り除くための付帯設備である除粉機6
の上部開口7に、排出シュート8を介して導かれる。か
かる排出シュート8は、成形体Wがその自重によって滑
り落ちるように20〜30度の傾斜角度で、上記粉末材料圧
縮成形装置の排出口5と付帯設備である上記除粉機6の
上部開口7との間に差し渡されている。
【0025】また、排出シュート8の成形体Wの滑走面
8aには、図2に示すように自己滑性を有する合成樹脂
で形成された、排出シュート8の傾斜方向と平行に谷部
a及び山部bが連なる波形状の上面を有する部材9が装
着されている。なお、図2では、滑走面8a上に上記波
形状部材9を装着するものであることを明示するため、
1部この部材9と離反して滑走面8aを図示した。
【0026】上記自己滑性を有する合成樹脂製部材9の
材料としては、自己滑性を有するものであれば、いずれ
も使用することができる。本発明で限定するものではな
いが、自己滑性を有する材料の中でもテフロン又はポリ
エチレンが特に好ましい。テフロンは耐薬品性が強いこ
と、キズがついても表面が滑らかであることから、ま
た、ポリエチレンは加工が容易であること、安価である
ことから、特に好ましい。
【0027】また、上記部材9の上面に形成された波形
状は、排出シュート8の傾斜方向と平行に1〜5mmのピ
ッチ幅で谷部a及び山部bが連なる波形状とすることが
好ましい。1mmに満たないピッチ幅では、大径錠剤で
は摩擦力が大きくなるためであり、また、5mmを越え
るピッチ幅の波形状では、小さな錠剤が谷部aに入り込
み、その結果として同じく摩擦力が増大し、スムーズに
落下しなくなる。
【0028】上記のように構成された排出シュート8に
よれば、波形状部材9上を流下する成形体Wは、図3或
いは図4に示すように、波形状の滑走面の山部bと線接
触の状態で滑り落ちることとなり、その滑り抵抗が大幅
に軽減されることとなるため、既存の設備の傾斜角度(2
0〜30度)のままで成形体Wをスムーズに落下させること
が可能となる。なお、図3では波形状部材9の山部bの
形状を鋭角とした例であり、図4ではまるみを持たせた
例であり、いずれも本発明にかかる波形状部材9として
好適である。
【0029】また、成形体Wの周囲に付着した粉体V
は、該成形体Wの落下途中において離脱しても、同じく
図3或いは図4に示すように、波形状の滑走面の谷部a
に導かれ、これが打錠機の振動により除粉機6の上部開
口7に落下するため、成形体Wの流れを阻害することが
ない。
【0030】上記実施例では、自己滑性を有する合成樹
脂で形成された、排出シュートの傾斜方向と平行に谷部
a及び山部bが連なる波形状の上面を有する部材9を既
存の排出シュート8の滑走面8aに装着することとした
ため、成形体Wは自己滑性を有する合成樹脂と線接触す
ることとなり、よりその流れがスムーズになると共に、
既存の設備への適用が極めて容易なものとなる。
【0031】以上、本発明の実施例につき説明したが、
本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて、各種の変形及び変更が可能
であることは当然である。例えば、上記実施例において
は、排出シュート8の滑走面8aを波形状とするために
別部材9を装着することとしたが、別部材としない構
造、即ち排出シュート自体をプレス等の方法により波形
状の滑走面を有するものとしても良い。
【0032】また、上記実施例で示した排出シュート8
は、その横断面が波形状の2例を示したが(図3及び図
4)、成形体との接触面積を小さくできる全ての形状の
波形、例えば図5に示すように、排出シュート51の滑走
面51aに三角形状の長尺状部材52を複数本傾斜方向と平
行に接着し、谷部a及び山部bが連なる波形状とするこ
ともでき、これも本発明に包含されるものである。
【0033】
【発明の効果】以上詳記したとおり、本発明にかかる粉
末材料圧縮成形装置の排出シュートによれば、既存の設
備に容易に適用でき、しかも粉体がその周囲に付着して
いるという特殊な状況にある種々の成形体をスムーズに
落下させることができる効果が生じる。特に本発明によ
れば、回転式打錠機により成形された小径の円柱状ハダ
カ錠(4〜6mmの直径を有する円柱形状のハダカ錠)を排
出シュート上に滞留することがなく、除粉機やその他の
装置、或いはその後の工程にスムーズに導くことができ
るという顕著な効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる排出シュートを適用した回転式
打錠機及び該打錠機に付設した除粉機を示す概念的な平
面図。
【図2】本発明にかかる排出シュートの一例を示す斜視
図。
【図3】本発明にかかる排出シュートの一例を示す横断
面図。
【図4】本発明にかかる排出シュートの他の例を示す横
断面図。
【図5】本発明にかかる排出シュートの更に他の例を示
す横断面図。
【図6】従来の回転式打錠機における打錠手段を示す概
念的な断面図。
【図7】従来の排出シュートを使用した回転式打錠機及
び該打錠機に付設した除粉機を示す概念的な平面図。
【符号の説明】
1 回転式打錠機 2 打錠手段 3 ターンテーブル 4 取出板 5 回転式打錠機の排出口 6 除粉機 7 除粉機の上部開口 8 排出シュート 8a 排出シュートの滑走面 9 自己滑性を有する合成樹脂製部材 A 粉末充填区域 B 粉末溢出区域 C 粉末圧縮成形区域 D 成形体排出位置 a 波形状の谷部 b 波形状の山部 W 成形体 V 粉体 101 円筒状の縦型成形臼 102 上部杵 103 下部杵 104 ターンテーブル 105 粉末材料供給手段 106 掻取板 107 排出口 108 取出板 109 除粉機 110 排出シュート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 元井 延夫 兵庫県尼崎市東難波町3−19−24

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉末材料圧縮成形装置より排出される成
    形体を付帯設備に導くための、該圧縮成形装置と付帯設
    備との間に下方に傾斜した状態で差し渡された粉末材料
    圧縮成形装置の排出シュートにおいて、該排出シュート
    の上記成形体の滑走面を、傾斜方向と平行に谷部及び山
    部が連なる波形状としたことを特徴とする粉末材料圧縮
    成形装置の排出シュート。
  2. 【請求項2】 前記排出シュートが、自己滑性を有する
    合成樹脂製であることを特徴とする請求項1記載の粉末
    材料圧縮成形装置の排出シュート。
  3. 【請求項3】 粉末材料圧縮成形装置より排出される成
    形体を付帯設備に導くための、該圧縮成形装置と付帯設
    備との間に下方に傾斜した状態で差し渡された粉末材料
    圧縮成形装置の排出シュートにおいて、該排出シュート
    の上記成形体の滑走面に、自己滑性を有する合成樹脂製
    部材であって、排出シュートの傾斜方向と平行に谷部及
    び山部が連なる波形状の上面を有する部材を装着したこ
    とを特徴とする粉末材料圧縮成形装置の排出シュート。
  4. 【請求項4】 粉末材料圧縮成形装置より排出される成
    形体を付帯設備に導くための、該圧縮成形装置と付帯設
    備との間に下方に傾斜した状態で差し渡された粉末材料
    圧縮成形装置の排出シュートにおいて、該排出シュート
    の上記成形体の滑走面を、傾斜方向と平行に1〜5mm
    のピッチ幅で谷部及び山部が連なる波形状としたことを
    特徴とする粉末材料圧縮成形装置の排出シュート。
  5. 【請求項5】 粉末材料圧縮成形装置より排出される成
    形体を付帯設備に導くための、該圧縮成形装置と付帯設
    備との間に下方に傾斜した状態で差し渡された粉末材料
    圧縮成形装置の排出シュートにおいて、該排出シュート
    の上記成形体の滑走面に、自己滑性を有する合成樹脂製
    部材であって、排出シュートの傾斜方向と平行に1〜5
    mmのピッチ幅で谷部及び山部が連なる波形状の上面を
    有する部材を装着したことを特徴とする粉末材料圧縮成
    形装置の排出シュート。
  6. 【請求項6】 前記自己滑性を有する合成樹脂が、テフ
    ロン又はポリエチレンであることを特徴とする請求項2
    又は5記載の粉末材料圧縮成形装置の排出シュート。
  7. 【請求項7】 前記粉末材料圧縮成形装置が回転式打錠
    機であり、該圧縮成形装置に連設される付帯設備が除粉
    機であることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
    は6記載の粉末材料圧縮成形装置の排出シュート。
  8. 【請求項8】 前記粉末材料圧縮成形装置より排出され
    る成形体が、4〜6mmの直径を有する円柱形状のハダ
    カ錠であることを特徴とする請求項1、2、3、4、
    5、6又は7記載の粉末材料圧縮成形装置の排出シュー
    ト。
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