JPH069338A - 化粧品の充填方法及び装置 - Google Patents
化粧品の充填方法及び装置Info
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- JPH069338A JPH069338A JP5047956A JP4795693A JPH069338A JP H069338 A JPH069338 A JP H069338A JP 5047956 A JP5047956 A JP 5047956A JP 4795693 A JP4795693 A JP 4795693A JP H069338 A JPH069338 A JP H069338A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B63/00—Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged
- B65B63/02—Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on articles or materials to be packaged for compressing or compacting articles or materials prior to wrapping or insertion in containers or receptacles
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A45—HAND OR TRAVELLING ARTICLES
- A45D—HAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
- A45D33/00—Containers or accessories specially adapted for handling powdery toiletry or cosmetic substances
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Basic Packing Technique (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器内の化粧製品の表面レベルを統一可能に
すると共に、化粧品を容器内に均等に分配することが可
能な化粧品の充填方法及び装置を提供することを目的と
する。 【構成】 化粧品を予め所定の高さを有する層９に形成
し、この化粧品の層９の部分１２を圧縮してタブレット
１０に形成し、該タブレット１０を引き上げて容器１４
内に移送することを特徴とする。
すると共に、化粧品を容器内に均等に分配することが可
能な化粧品の充填方法及び装置を提供することを目的と
する。 【構成】 化粧品を予め所定の高さを有する層９に形成
し、この化粧品の層９の部分１２を圧縮してタブレット
１０に形成し、該タブレット１０を引き上げて容器１４
内に移送することを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は化粧品を容器に充填する
化粧品の充填方法及び装置に関するものである。
化粧品の充填方法及び装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般に知られている化粧パウダーを容器
に充填する装置は、容器に与えられた量の化粧パウダー
を入れ、メカニカルプレッシングシステムによりその化
粧パウダーを圧縮する連続した工程を行うようになって
いる。容器に化粧パウダーを入れる際には、金属表面に
形成された多数の孔に容器を収容し、これらの容器に化
粧パウダーを落とし込むようにしている。
に充填する装置は、容器に与えられた量の化粧パウダー
を入れ、メカニカルプレッシングシステムによりその化
粧パウダーを圧縮する連続した工程を行うようになって
いる。容器に化粧パウダーを入れる際には、金属表面に
形成された多数の孔に容器を収容し、これらの容器に化
粧パウダーを落とし込むようにしている。
【０００３】このような装置において、例えば、人手に
より化粧パウダーを容器に入れる場合、各容器に化粧パ
ウダーをそれぞれ略適度に分配することが出来るが、続
いて行われる専用のスクレイパーシステム（a special
scraper system）により余分な化粧パウダーを除去する
工程を数回繰り返す必要がある。このとき、化粧パウダ
ーに凝固等が発生して、しばしば化粧品としての使用を
危うくする。
より化粧パウダーを容器に入れる場合、各容器に化粧パ
ウダーをそれぞれ略適度に分配することが出来るが、続
いて行われる専用のスクレイパーシステム（a special
scraper system）により余分な化粧パウダーを除去する
工程を数回繰り返す必要がある。このとき、化粧パウダ
ーに凝固等が発生して、しばしば化粧品としての使用を
危うくする。
【０００４】また、人手の代わりにホッパーやスクリュ
ー供給手段等の装置を用いて化粧パウダーを容器に入れ
る場合があるが、この装置には種々の形状を有するシリ
ンダーが必要になると共に、各容器に等しい量の化粧パ
ウダーを落とし込むことが困難であり、不規則な形状や
複雑な形状を有する容器の場合は特に影響を受け易い。
その結果、最終製品を成形する圧縮工程において、容器
内の化粧品の表面レベルが異なり、化粧品を容器内に均
等に分配することが出来ない。
ー供給手段等の装置を用いて化粧パウダーを容器に入れ
る場合があるが、この装置には種々の形状を有するシリ
ンダーが必要になると共に、各容器に等しい量の化粧パ
ウダーを落とし込むことが困難であり、不規則な形状や
複雑な形状を有する容器の場合は特に影響を受け易い。
その結果、最終製品を成形する圧縮工程において、容器
内の化粧品の表面レベルが異なり、化粧品を容器内に均
等に分配することが出来ない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来の
課題に着目して案出されたもので、容器内の化粧製品の
表面レベルを統一可能にすると共に、化粧品を容器内に
均等に分配することが可能な化粧品の充填方法及び装置
を提供することを目的とするものである。
課題に着目して案出されたもので、容器内の化粧製品の
表面レベルを統一可能にすると共に、化粧品を容器内に
均等に分配することが可能な化粧品の充填方法及び装置
を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の化粧品の充填方法は、化粧品を予め所定の高さを有
する層に形成し、この化粧品の層の部分を圧縮してタブ
レットに形成し、該タブレットを引き上げて容器内に移
送することを特徴とするものである。また、本発明の装
置は、化粧品を供給する供給手段と、該化粧品を予め所
定の高さを有する層に形成する層形成手段と、前記化粧
品の層の一部を圧縮してタブレットを形成し、該タブレ
ットを引き上げて容器内に下ろす位置まで移動可能な圧
縮搬送手段とからなることを特徴とするものである。
明の化粧品の充填方法は、化粧品を予め所定の高さを有
する層に形成し、この化粧品の層の部分を圧縮してタブ
レットに形成し、該タブレットを引き上げて容器内に移
送することを特徴とするものである。また、本発明の装
置は、化粧品を供給する供給手段と、該化粧品を予め所
定の高さを有する層に形成する層形成手段と、前記化粧
品の層の一部を圧縮してタブレットを形成し、該タブレ
ットを引き上げて容器内に下ろす位置まで移動可能な圧
縮搬送手段とからなることを特徴とするものである。
【０００７】
【作用】本発明は上記のように構成され、化粧品を予め
所定の高さを有する層に形成し、この化粧品の層の部分
を圧縮してタブレットに形成し、該タブレットを容器内
に入れるようにしたので、化粧品を容器内に均等に分配
することが出来ると共に、容器内の化粧製品の表面レベ
ルを統一したものにすることが容易に可能となる。
所定の高さを有する層に形成し、この化粧品の層の部分
を圧縮してタブレットに形成し、該タブレットを容器内
に入れるようにしたので、化粧品を容器内に均等に分配
することが出来ると共に、容器内の化粧製品の表面レベ
ルを統一したものにすることが容易に可能となる。
【０００８】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の実施例を
説明する。図１は本発明の化粧品の充填装置を示し、こ
の装置は、化粧パウダーを供給する供給手段と、該化粧
パウダーを所定の高さを有する層に形成する層形成手段
と、前記化粧パウダーの層の一部を圧縮してタブレット
１０を形成し、該タブレット１０を引き上げて容器１４
内に下ろす位置まで移動可能な圧縮搬送手段と、化粧パ
ウダーを入れる容器１４を支持可能な支持手段とを備え
ている。
説明する。図１は本発明の化粧品の充填装置を示し、こ
の装置は、化粧パウダーを供給する供給手段と、該化粧
パウダーを所定の高さを有する層に形成する層形成手段
と、前記化粧パウダーの層の一部を圧縮してタブレット
１０を形成し、該タブレット１０を引き上げて容器１４
内に下ろす位置まで移動可能な圧縮搬送手段と、化粧パ
ウダーを入れる容器１４を支持可能な支持手段とを備え
ている。
【０００９】前記供給手段は、化粧パウダーを投入する
ためのホッパー１を備え、このホッパー１内には回転駆
動可能なスクリュー２が配設され、またホッパー１の下
方には、前記層形成手段に化粧パウダーを供給するホッ
パー２０が配設されいてる。スクリュー２が回転駆動す
ることにより、ホッパー１に投入された化粧パウダーを
ホッパー２０に供給するようになっている。また、ホッ
パー１内には、化粧パウダーを攪拌する等して均質化す
るためのスティラー１７が設けられている。
ためのホッパー１を備え、このホッパー１内には回転駆
動可能なスクリュー２が配設され、またホッパー１の下
方には、前記層形成手段に化粧パウダーを供給するホッ
パー２０が配設されいてる。スクリュー２が回転駆動す
ることにより、ホッパー１に投入された化粧パウダーを
ホッパー２０に供給するようになっている。また、ホッ
パー１内には、化粧パウダーを攪拌する等して均質化す
るためのスティラー１７が設けられている。
【００１０】前記層形成手段はコンベヤ装置を有し、こ
のコンベヤ装置の一端側が前記供給手段のホッパー２０
の下方に設置されている。コンベヤ装置のコンベヤベル
ト３の両側には、ホッパー２０からコンベヤベルト３に
供給された化粧パウダーがコンベヤベルト３からこぼれ
落ちるのを防止するためのショルダー部材１６が設けら
れている。また、ホッパー２０からコンベヤベルト３の
搬送側に所定の距離をおいて、化粧パウダーを所定の高
さを有する連続した層９に形成するためのレベリング手
段が配設され、このレベリング手段は、コンベヤベルト
３を幅方向に横ぎってその高さ位置を調整可能な調整プ
レート４を備えている。
のコンベヤ装置の一端側が前記供給手段のホッパー２０
の下方に設置されている。コンベヤ装置のコンベヤベル
ト３の両側には、ホッパー２０からコンベヤベルト３に
供給された化粧パウダーがコンベヤベルト３からこぼれ
落ちるのを防止するためのショルダー部材１６が設けら
れている。また、ホッパー２０からコンベヤベルト３の
搬送側に所定の距離をおいて、化粧パウダーを所定の高
さを有する連続した層９に形成するためのレベリング手
段が配設され、このレベリング手段は、コンベヤベルト
３を幅方向に横ぎってその高さ位置を調整可能な調整プ
レート４を備えている。
【００１１】前記圧縮搬送手段６は、調整プレート４よ
りも搬送側にあるコンベヤベルト３の両外側から前記支
持手段に向かって延びる一対のガイド部材５に沿って摺
動自在に配設されている。この圧縮搬送手段６は立設さ
れたフレーム７に、要求されるタブレット１０の径に応
じた円筒状のメタルダイ８を有し、このメタルダイ８は
昇降可能で、その下端が前記コンベヤベルト３に当接す
る位置まで降下可能に構成されている。またメタルダイ
８内には、ピストン１１がその側面をメタルダイ８の内
周面に摺接させながら昇降自在に配設されている。
りも搬送側にあるコンベヤベルト３の両外側から前記支
持手段に向かって延びる一対のガイド部材５に沿って摺
動自在に配設されている。この圧縮搬送手段６は立設さ
れたフレーム７に、要求されるタブレット１０の径に応
じた円筒状のメタルダイ８を有し、このメタルダイ８は
昇降可能で、その下端が前記コンベヤベルト３に当接す
る位置まで降下可能に構成されている。またメタルダイ
８内には、ピストン１１がその側面をメタルダイ８の内
周面に摺接させながら昇降自在に配設されている。
【００１２】前記支持手段はガイド部材５の終端部に設
けられている。この支持手段は、回転駆動可能な円板状
の支持部材１３を有し、この支持部材１３の上面は、前
記圧縮搬送手段で形成されたタブレット１０を収納する
容器１４を収容支持可能に構成されいてる。また、前記
層形成手段のコンベヤ装置の搬出口（出口）には、コン
ベヤベルト３により搬送されてきた層状の余分な化粧パ
ウダーを回収する受け部材１５が配設されている。ま
た、この受け部材１５と前記供給手段のホッパー１との
間には、回収された化粧パウダーを供給手段に戻すため
の搬送手段が設置されている。
けられている。この支持手段は、回転駆動可能な円板状
の支持部材１３を有し、この支持部材１３の上面は、前
記圧縮搬送手段で形成されたタブレット１０を収納する
容器１４を収容支持可能に構成されいてる。また、前記
層形成手段のコンベヤ装置の搬出口（出口）には、コン
ベヤベルト３により搬送されてきた層状の余分な化粧パ
ウダーを回収する受け部材１５が配設されている。ま
た、この受け部材１５と前記供給手段のホッパー１との
間には、回収された化粧パウダーを供給手段に戻すため
の搬送手段が設置されている。
【００１３】次に、上述した装置による本発明の化粧品
の充填方法を説明する。先ず、化粧パウダーをホッパー
１に投入すると共に、スクリュー２を回転させ、該化粧
パウダーをホッパー２０を介してコンベヤベルト３上に
供給する。この時、ホッパー１内でスティラー１７によ
り化粧パウダーは攪拌され、均質化した化粧パウダーが
コンベヤベルト３上に供給される。
の充填方法を説明する。先ず、化粧パウダーをホッパー
１に投入すると共に、スクリュー２を回転させ、該化粧
パウダーをホッパー２０を介してコンベヤベルト３上に
供給する。この時、ホッパー１内でスティラー１７によ
り化粧パウダーは攪拌され、均質化した化粧パウダーが
コンベヤベルト３上に供給される。
【００１４】続いてコンベヤベルト３の作動により、コ
ンベヤベルト３上の化粧パウダーはレベリング手段に送
られ、図２示すように、レベリング手段の調整プレート
４により、その高さがならされて、調整プレート４の高
さと同じ高さ（要求される高さ）を有するようになる。
また、この調整プレート４により化粧パウダーに圧力が
作用するため、この調整プレート４を通過して形成され
た化粧パウダーの連続する層９の密度が均一的になる。
ンベヤベルト３上の化粧パウダーはレベリング手段に送
られ、図２示すように、レベリング手段の調整プレート
４により、その高さがならされて、調整プレート４の高
さと同じ高さ（要求される高さ）を有するようになる。
また、この調整プレート４により化粧パウダーに圧力が
作用するため、この調整プレート４を通過して形成され
た化粧パウダーの連続する層９の密度が均一的になる。
【００１５】形成された化粧パウダーの連続する層９
は、コンベヤベルト３の作動と共に圧縮搬送手段６に搬
送される。この圧縮搬送手段６は、図３〜図６に示す以
下のように作用する。形成された化粧パウダーの連続す
る層９が圧縮搬送手段６に送られてきたとき、圧縮搬送
手段６のメタルダイ８とピストン１１とは、図３に示す
ように、共にコンベヤベルト３上の連続する層９と離間
した上方にある。連続する層９が圧縮搬送手段６に送ら
れてくると、図４に示すように、先ず、メタルダイ８が
コンベヤベルト３に当接するまで降下し、連続する層９
から分離した化粧パウダーの部分１２を形成する。ピス
トン１１が順次降下し、図５に示すように、ピストン１
１が分離した化粧パウダーの部分１２を圧縮し、化粧パ
ウダーのタブレット１０を形成する。続いて、メタルダ
イ８とピストン１１とをそのままの状態で共に上昇させ
る。タブレット１０はメタルダイ８の内周壁に保持され
て、メタルダイ８と共に引き上げられる。
は、コンベヤベルト３の作動と共に圧縮搬送手段６に搬
送される。この圧縮搬送手段６は、図３〜図６に示す以
下のように作用する。形成された化粧パウダーの連続す
る層９が圧縮搬送手段６に送られてきたとき、圧縮搬送
手段６のメタルダイ８とピストン１１とは、図３に示す
ように、共にコンベヤベルト３上の連続する層９と離間
した上方にある。連続する層９が圧縮搬送手段６に送ら
れてくると、図４に示すように、先ず、メタルダイ８が
コンベヤベルト３に当接するまで降下し、連続する層９
から分離した化粧パウダーの部分１２を形成する。ピス
トン１１が順次降下し、図５に示すように、ピストン１
１が分離した化粧パウダーの部分１２を圧縮し、化粧パ
ウダーのタブレット１０を形成する。続いて、メタルダ
イ８とピストン１１とをそのままの状態で共に上昇させ
る。タブレット１０はメタルダイ８の内周壁に保持され
て、メタルダイ８と共に引き上げられる。
【００１６】次いで、圧縮搬送手段６は図示せぬ駆動手
段によりガイド部材５に沿ってタブレット１０の支持手
段の上方に移動する。メタルダイ８を支持部材１３に支
持された容器１４上に合わせた後、図６に示すように、
メタルダイ８内のタブレット１０をピストン１１により
押し出し、容器１４に移す。タブレット１０を放出した
圧縮搬送手段６は再び元の圧縮位置までもどって、上述
の動作を繰り返す。
段によりガイド部材５に沿ってタブレット１０の支持手
段の上方に移動する。メタルダイ８を支持部材１３に支
持された容器１４上に合わせた後、図６に示すように、
メタルダイ８内のタブレット１０をピストン１１により
押し出し、容器１４に移す。タブレット１０を放出した
圧縮搬送手段６は再び元の圧縮位置までもどって、上述
の動作を繰り返す。
【００１７】その間に容器支持手段の支持部材１３が回
転し、空の容器１４を前記圧縮搬送手段６のタブレット
１０放出位置に移動させる。支持部材１３の容器１４が
全てタブレット１０で充填されると、図示せぬ更に別の
圧縮手段により、容器１４内のタブレット１０に最終の
圧縮が加えられる。従って、容器１４内の化粧パウダー
は均質化して皆同様に均等分配されたものとなり、また
容器１４内の化粧パウダーの表面も平らであろうと波形
であろうと統一されたレベルとすることが容易に可能と
なる。
転し、空の容器１４を前記圧縮搬送手段６のタブレット
１０放出位置に移動させる。支持部材１３の容器１４が
全てタブレット１０で充填されると、図示せぬ更に別の
圧縮手段により、容器１４内のタブレット１０に最終の
圧縮が加えられる。従って、容器１４内の化粧パウダー
は均質化して皆同様に均等分配されたものとなり、また
容器１４内の化粧パウダーの表面も平らであろうと波形
であろうと統一されたレベルとすることが容易に可能と
なる。
【００１８】この装置は化粧パウダーを無駄なく容器に
充填するのに極めて有効である。即ち、タブレット１０
の形成に用いられない化粧パウダー（化粧パウダーの連
続する層９）の残りは、コンベヤベルト３の移動と共に
受け部材１５に回収され、再び、図１の矢印で示すよう
に、ホッパー１に供給される。上述した装置は、１種類
の化粧パウダーは勿論のこと、数種類の化粧パウダーか
らなるタブレットをそれぞれ得ることが可能である。ま
た、圧縮搬送手段６のピストン１１の圧力を異ならせる
ことにより、要求される高さを有するタブレットを得る
ことも可能である。また、上述した実施例では、化粧パ
ウダーを例に取って説明したが、乾いた泥状の化粧品、
或いはクリーム状の化粧品等にも適用することが可能で
あり、化粧パウダーに限定されるものではない。
充填するのに極めて有効である。即ち、タブレット１０
の形成に用いられない化粧パウダー（化粧パウダーの連
続する層９）の残りは、コンベヤベルト３の移動と共に
受け部材１５に回収され、再び、図１の矢印で示すよう
に、ホッパー１に供給される。上述した装置は、１種類
の化粧パウダーは勿論のこと、数種類の化粧パウダーか
らなるタブレットをそれぞれ得ることが可能である。ま
た、圧縮搬送手段６のピストン１１の圧力を異ならせる
ことにより、要求される高さを有するタブレットを得る
ことも可能である。また、上述した実施例では、化粧パ
ウダーを例に取って説明したが、乾いた泥状の化粧品、
或いはクリーム状の化粧品等にも適用することが可能で
あり、化粧パウダーに限定されるものではない。
【００１９】図７及び図８は、本発明の装置の他の例を
示す。上述した前記層形成手段で連続した化粧パウダー
の層９を形成する代わりに、タブレット１０を形成する
ための化粧パウダーの部分１２をそれぞれ別個に層とし
て形成するようにしたものである。即ち、図１に示すコ
ンベヤ装置の代わりに、円形のベルトコンベヤ装置を用
いるようにしたものである。図７は、そのベルトコンベ
ヤ装置に使用されるベルトを構成するプレート２３を示
し、その上面に複数の孔部２２を備えたプレート２３が
複数連結されてベルトが構成される。図８に示すよう
に、このプレート２３の下部２４が孔部２２の下部を閉
鎖した構成となっている。化粧パウダーをそれぞれの孔
部２２に供給し、予め調整された高さを有する部分１２
が形成されるようになっている。従って、圧縮搬送手段
６は、それぞれの孔部２２に供給された化粧パウダーを
圧縮してタブレット１０を形成し、容器支持手段の支持
部材１３に支持された容器１４に移送するのである。こ
のようにしても、上述と同様の効果を奏するものであ
る。この実施例では、異なった種類の化粧パウダーをそ
れぞれプレート２３に供給し、種類の異なるタブレット
をそれぞれ得ることも可能である。
示す。上述した前記層形成手段で連続した化粧パウダー
の層９を形成する代わりに、タブレット１０を形成する
ための化粧パウダーの部分１２をそれぞれ別個に層とし
て形成するようにしたものである。即ち、図１に示すコ
ンベヤ装置の代わりに、円形のベルトコンベヤ装置を用
いるようにしたものである。図７は、そのベルトコンベ
ヤ装置に使用されるベルトを構成するプレート２３を示
し、その上面に複数の孔部２２を備えたプレート２３が
複数連結されてベルトが構成される。図８に示すよう
に、このプレート２３の下部２４が孔部２２の下部を閉
鎖した構成となっている。化粧パウダーをそれぞれの孔
部２２に供給し、予め調整された高さを有する部分１２
が形成されるようになっている。従って、圧縮搬送手段
６は、それぞれの孔部２２に供給された化粧パウダーを
圧縮してタブレット１０を形成し、容器支持手段の支持
部材１３に支持された容器１４に移送するのである。こ
のようにしても、上述と同様の効果を奏するものであ
る。この実施例では、異なった種類の化粧パウダーをそ
れぞれプレート２３に供給し、種類の異なるタブレット
をそれぞれ得ることも可能である。
【００２０】なお、本発明は、第１実施例における前記
層形成手段のコンベヤ装置を上記円形のベルトコンベヤ
装置にすることも可能であり、また容器１４はプラスチ
ックから構成したものやそのまま販売される容器であっ
てもよく、上述した実施例の態様に限定されず、他の態
様であっても本発明を実施しうるものである。
層形成手段のコンベヤ装置を上記円形のベルトコンベヤ
装置にすることも可能であり、また容器１４はプラスチ
ックから構成したものやそのまま販売される容器であっ
てもよく、上述した実施例の態様に限定されず、他の態
様であっても本発明を実施しうるものである。
【００２１】
【発明の効果】上述したように本発明は、化粧品を予め
所定の高さを有する層に形成し、この化粧品の層の部分
を圧縮してタブレットに形成し、該タブレットを容器内
に入れるようにしたので、化粧品を容器内に均等に分配
することが出来ると共に、容器内の化粧製品の表面レベ
ルを統一したものにすることが容易に可能となる。
所定の高さを有する層に形成し、この化粧品の層の部分
を圧縮してタブレットに形成し、該タブレットを容器内
に入れるようにしたので、化粧品を容器内に均等に分配
することが出来ると共に、容器内の化粧製品の表面レベ
ルを統一したものにすることが容易に可能となる。
【図１】本発明の化粧品の充填装置の斜視図である。
【図２】図１の層形成手段の腰部を示す断面図である。
【図３】図１の圧縮搬送手段における圧縮動作を示す説
明図である。
明図である。
【図４】図１の圧縮搬送手段における圧縮動作を示す説
明図である。
明図である。
【図５】図１の圧縮搬送手段における圧縮動作を示す説
明図である。
明図である。
【図６】図１の圧縮搬送手段における搬送動作を示す説
明図である。
明図である。
【図７】本発明の化粧品の充填装置の他の例を示し、ベ
ルトを構成するプレートの平面図である。
ルトを構成するプレートの平面図である。
【図８】図７の断面図である。
１ ホッパー ２ スクリュー ３ コンベヤベルト ４ 調整プレート ６ 圧縮搬送手段 ８ ダイ ９ 化粧品の層 １０ タブレット １１ ピストン １２ 化粧品の層の
部分 １３ 支持部材 １４ 容器 ２２ 孔部 ２３ プレート
部分 １３ 支持部材 １４ 容器 ２２ 孔部 ２３ プレート
Claims (9)
- 【請求項１】 化粧品を予め所定の高さを有する層に形
成し、この化粧品の層の部分を圧縮してタブレットに形
成し、該タブレットを引き上げて容器内に移送する化粧
品の充填方法。 - 【請求項２】 前記化粧品の層を、分割可能な連続する
層に形成した請求項１記載の化粧品の充填方法。 - 【請求項３】 前記化粧品の層を、区分けして形成した
請求項１記載の化粧品の充填方法。 - 【請求項４】 化粧品を供給する供給手段と、該化粧品
を予め所定の高さを有する層に形成する層形成手段と、
前記化粧品の層の部分を圧縮してタブレットを形成し、
該タブレットを引き上げて容器内に下ろす位置まで移動
可能な圧縮搬送手段とからなる化粧品の充填装置。 - 【請求項５】 前記層形成手段は、分割可能な連続する
化粧品の層を形成可能なコンベヤベルトと、該化粧品の
層を所定の高さに調整するレベリング手段とを有する請
求項４記載の化粧品の充填装置。 - 【請求項６】 前記層形成手段の出口に過剰の化粧パウ
ダーを回収する受け部材を設けると共に、該回収された
化粧パウダーを前記供給手段に戻す搬送手段を設け、前
記供給手段は化粧パウダーを均質化可能に構成した請求
項４記載の化粧品の充填装置。 - 【請求項７】 前記層形成手段は、前記化粧品の層を区
分けして形成可能な孔部を表面に有するプレートを有す
る請求項４記載の化粧品の充填装置。 - 【請求項８】 前記容器内に移送されたタブレットを圧
縮するための圧縮手段を具備する請求項４記載の化粧品
の充填装置。 - 【請求項９】 前記圧縮搬送手段は、前記化粧品の層を
分割して別個の層の部分に形成する昇降可能なダイと、
このダイ内に昇降自在に配設され、前記別個の層の部分
を圧縮してタブレットを形成可能なピストンとを備えた
請求項４記載の化粧品の充填装置。
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