JPH07236079A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH07236079A
JPH07236079A JP6024346A JP2434694A JPH07236079A JP H07236079 A JPH07236079 A JP H07236079A JP 6024346 A JP6024346 A JP 6024346A JP 2434694 A JP2434694 A JP 2434694A JP H07236079 A JPH07236079 A JP H07236079A
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JP
Japan
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microphone
circuit board
cabinet
screw
circuit
Prior art date
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Application number
JP6024346A
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English (en)
Inventor
Youichi Tsusue
陽一 津末
Toshifumi Kodaira
敏文 小平
Mitsuo Isoyama
三男 磯山
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な作業で、回路基板の固定とマイクロフ
ォンカプセルの感度の調整を行う。 【構成】 15はマイクロフォン回路基板であって、こ
のマイクロフォン回路基板15には、コネクタ16から
の信号を処理するIC17が設けられ、コネクタ16か
らの信号が増幅等されて取り出されるようにされてい
る。またこのマイクロフォン回路基板15には、この回
路基板15をマイクロフォンキャビネット11に固定す
る固定手段(螺子18)の挿通される挿通孔19、20
が形成される。そしてマイクロフォンカプセル(図示せ
ず)の感度の調整手段としての回路パターンのショート
用ランド42が、一方の挿通孔20に関連して設けら
れ、螺子18の挿通によってショート用ランド42が導
通(短絡)されて、感度の調整が行われるようにされ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばVTR一体型の
ビデオカメラに設けられるマイクロフォン基板等に用い
られる電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば図3は、VTR一体型のビデオカ
メラの外観を模式的に示したものである。
【0003】この図3において、51は撮影レンズであ
って、この撮影レンズ51からの映像光が撮像素子(図
示せず)で電気信号に変換される。この撮像素子で変換
された電気信号が、FM変調、周波数変換等の任意のV
TRの信号処理系(図示せず)で処理されて、回転ヘッ
ド(図示せず)等によりビデオカセットテープ52に記
録される。また撮像素子(図示せず)で変換された電気
信号が、例えばビューファインダー53に供給されて、
撮影されている映像の確認等が行われる。
【0004】また54はマイクロフォン装置であって、
このマイクロフォン装置54には例えばステレオのマイ
クロフォンカプセル(図示せず)が設けられ、収音され
たオーディオ信号が電気信号に変換される。このマイク
ロフォンカプセルで変換された電気信号が、FM変調等
の任意のVTRの信号処理系(図示せず)で処理され
て、回転ヘッド(図示せず)等によりビデオカセットテ
ープ52に記録される。
【0005】ところでこのようなVTR一体型のビデオ
カメラにおいて、マイクロフォン装置54は、例えば図
4のように構成されている。なお図4では、マイクロフ
ォン装置54を構成するマイクロフォンキャビネット6
1の、VTR一体型のビデオカメラ本体(図示せず)に
取り付けられる側の面が臨まされている。
【0006】この図4において、マイクロフォンキャビ
ネット61には風防ネット62が設けられ、この風防ネ
ット62の内側に、例えばステレオのマイクロフォンカ
プセル(図示せず)が設けられる。マイクロフォンカプ
セルは、例えば防振ゴム63に囲まれて設けられると共
に、信号接続用のコネクタ64が取り付けられる。
【0007】さらに65はマイクロフォン回路基板であ
って、このマイクロフォン回路基板65の裏面側には上
述のコネクタ64に対向して信号接続用のコネクタ66
(破線図示)が設けられる。そしてこのマイクロフォン
回路基板65がマイクロフォンキャビネット61に圧接
されることによって、コネクタ64、66間の回路の接
続が行われるようになっている。
【0008】さらにこのマイクロフォン回路基板65に
は、コネクタ66からの信号を処理するIC67が設け
られ、コネクタ66からの信号が増幅等されて取り出さ
れるようにされている。
【0009】また、このマイクロフォン回路基板65に
は、この回路基板65をマイクロフォンキャビネット6
1に固定する固定手段(螺子68)の挿通される挿通孔
69が形成される。なお、マイクロフォンキャビネット
61には、螺子68の螺合される螺子孔70が設けられ
る。
【0010】従ってこのマイクロフォン装置54におい
て、螺子68が挿通孔69に挿通され、この螺子68が
螺子孔70に螺合されて、マイクロフォン回路基板65
がマイクロフォンキャビネット61に固定されることに
より、マイクロフォン回路基板65がマイクロフォンキ
ャビネット61に圧接されて、コネクタ64、66間の
回路の接続が行われ、マイクロフォンカプセル(図示せ
ず)からコネクタ64、66を通じてIC67に供給さ
れた信号が増幅等されて取り出される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のマイク
ロフォン装置54において、設けられるマイクロフォン
カプセル(図示せず)の感度はばらつきが大きく、例え
ばステレオの左右のバランスは取れていても、変換され
る電気信号の出力レベルが、設けられるマイクロフォン
カプセルによって大きく変動している場合がある。
【0012】そこで従来から、例えばマイクロフォン回
路基板65に、図5に示すような回路を設けて、マイク
ロフォンカプセルの感度のばらつきを調整することが行
われていた。
【0013】すなわち図5において、例えばステレオの
一対のマイクロフォンカプセル60A、60Bからの信
号が、コネクタ64A、66A、64B、66Bを通じ
て、マイクロフォン回路基板65のアンプ71A、71
Bに供給される。これらのアンプ71A、71Bの出力
が、コンデンサ72A、72Bを通じてPNPトランジ
スタ73A、73Bのベースに供給される。
【0014】このPNPトランジスタ73A、73Bの
コレクタが接地され、エミッタに抵抗器74A、74B
を通じて、例えば5Vの電源電圧が供給される。さらに
これらのPNPトランジスタ73A、73Bのエミッタ
からの信号が、コンデンサ75A、75B、抵抗器76
A、76Bを通じて、出力端子77A、77Bに取り出
される。
【0015】そしてこの回路において、抵抗器76A、
76Bと出力端子77A、77Bの接続中点が、それぞ
れ抵抗器78A、78BとNPNトランジスタ79A、
79Bのコレクタ、エミッタ間を通じて接地される。さ
らにこれらのNPNトランジスタ79A、79Bのベー
スに共通の抵抗器81を通じて、例えば5Vの電源電圧
が供給されると共に、これらのNPNトランジスタ79
A、79Bのベースが調整手段としての回路パターンの
ショート用ランド82を通じて接地される。
【0016】従ってこの回路において、通常はNPNト
ランジスタ79A、79Bのベースには、例えば5Vの
電源電圧が供給される。これによってNPNトランジス
タ79A、79Bのコレクタ、エミッタ間が遮断され、
抵抗器78A、78Bは不動作にされている。
【0017】これに対して、ショート用ランド82が短
絡されることによって、NPNトランジスタ79A、7
9Bのベースには接地電位が供給される。これによって
NPNトランジスタ79A、79Bのコレクタ、エミッ
タ間が導通され、抵抗器76A、76Bと出力端子77
A、77Bの接続中点が、それぞれ抵抗器78A、78
Bを通じて接地される。
【0018】このため抵抗器76A、76Bと出力端子
77A、77Bの接続中点の信号が、それぞれ抵抗器7
6A、76Bと78A、78Bによって分圧され、出力
端子77A、77Bには、それぞれ分圧されて出力レベ
ルの低下された信号が取り出される。
【0019】そこで上述のマイクロフォン装置54(図
4)において、マイクロフォンカプセル(図示せず)に
は予め感度を表示するマークが施されており、マイクロ
フォン回路基板65を取り付ける際には、このマークを
確認して、マイクロフォンカプセルの感度が高い場合に
はショート用ランド82を半田等で短絡してから、螺子
68を挿通孔69に挿通させ、この螺子68を螺子孔7
0に螺合させて、マイクロフォン回路基板65をマイク
ロフォンキャビネット61に固定する。
【0020】これにより、図5でマイクロフォンカプセ
ル60A、60Bの感度が高い場合には、ショート用ラ
ンド82が短絡されて、抵抗器76A、76Bと出力端
子77A、77Bの接続中点の信号がそれぞれ抵抗器7
6A、76Bと78A、78Bによって分圧され、出力
端子77A、77Bには、それぞれ分圧されて出力レベ
ルの低下された信号が取り出されて、マイクロフォンカ
プセル60A、60Bの感度が調整される。
【0021】ところが上述のマイクロフォン装置におい
て、マイクロフォンカプセルの感度が高い場合には、シ
ョート用ランド82を半田等で短絡する作業と、螺子6
8を挿通孔69に挿通させ、この螺子68を螺子孔70
に螺合させて、マイクロフォン回路基板65をマイクロ
フォンキャビネット61に固定する作業との、2つの作
業を行う必要が生じる。
【0022】従って作業が複雑になり、特に半田ごてと
スクリュードライバーを持ち替えることから作業性が極
めて悪くなり、例えば製造ラインの流れ作業の障害とな
っているものであった。また手作業で行う半田付けは、
信頼性の点であまり好ましいものではなかった。
【0023】この出願はこのような点に鑑みて成された
もので、解決しようとする問題点は、従来の装置では、
例えばマイクロフォン回路基板をマイクロフォンキャビ
ネットに固定する際に、半田付けと螺子の螺合という2
つの作業を行う必要が生じ、また手作業で行う半田付け
は信頼性の点であまり好ましいものではなかったという
ものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の手段
は、信号の伝送される電子回路(IC17)を有する回
路基板15から成る電子機器であって、上記回路基板に
は、上記回路基板をキャビネットに固定する固定手段
(螺子18)の挿通される挿通孔20が形成されると共
に、上記電子回路中を伝送される信号の信号レベルを調
整する調整手段(ショート用ランド42)が設けられ、
上記回路基板を上記固定手段の上記挿通孔への挿通に伴
って上記キャビネットに固定する際に、上記調整手段を
上記固定手段によって作用させて上記電子回路中を伝送
される上記信号の信号レベルの調整を行うことを特徴と
する電子機器である。
【0025】本発明による第2の手段は、上記調整手段
(ショート用ランド42)に関連した上記固定手段(螺
子18)の上記挿通孔20の近傍に、上記調整手段に関
連しない上記固定手段の挿通孔19が形成され、両上記
挿通孔に対して、上記固定手段が選択的に挿通されて、
上記回路基板15が上記キャビネットに固定される第1
の手段に記載の電子機器である。
【0026】本発明による第3の手段は、上記調整手段
が、上記回路基板上に形成された回路パターンのショー
ト用ランド42である第1の手段に記載の電子機器であ
る。
【0027】本発明による第4の手段は、上記電子回路
中を伝送される上記信号が、オーディオ信号である第1
の手段に記載の電子機器である。
【0028】
【作用】これによれば、例えばマイクロフォン回路基板
をマイクロフォンキャビネットに固定する際に、信頼性
の低い半田付けの作業を無くし、螺子の螺合のみの簡単
な作業で、回路基板の固定とマイクロフォンカプセルの
感度の調整を行うことができる。
【0029】
【実施例】図1は、本発明による電子機器を、例えば上
述のVTR一体型のビデオカメラ(図3参照)のマイク
ロフォン装置54に適用した場合の実施例を示す。なお
図1では、マイクロフォン装置54を構成するマイクロ
フォンキャビネット11の、VTR一体型のビデオカメ
ラ本体(図示せず)に取り付けられる側の面が臨まされ
ている。
【0030】この図1において、マイクロフォンキャビ
ネット11には風防ネット12が設けられ、この風防ネ
ット12の内側に、例えばステレオのマイクロフォンカ
プセル(図示せず)が設けられる。マイクロフォンカプ
セルは、例えば防振ゴム13に囲まれて設けられると共
に、信号接続用のコネクタ14が取り付けられる。
【0031】さらに15はマイクロフォン回路基板であ
って、このマイクロフォン回路基板15の裏面側には上
述のコネクタ14に対向して信号接続用のコネクタ16
(破線図示)が設けられる。そしてこのマイクロフォン
回路基板15がマイクロフォンキャビネット11に圧接
されることによって、コネクタ14、16間の回路の接
続が行われるようになっている。
【0032】さらにこのマイクロフォン回路基板15に
は、コネクタ16からの信号を処理するIC17が設け
られ、コネクタ16からの信号が増幅等されて取り出さ
れるようにされている。
【0033】また、このマイクロフォン回路基板15に
は、この回路基板15をマイクロフォンキャビネット1
1に固定する固定手段(螺子18)の挿通される挿通孔
19、20が形成される。なお、マイクロフォンキャビ
ネット11には、螺子18の螺合される螺子孔21、2
2が設けられる。
【0034】従ってこのマイクロフォン装置において、
螺子18が挿通孔19または20に挿通され、この螺子
18が螺子孔21または22に螺合されて、マイクロフ
ォン回路基板15がマイクロフォンキャビネット11に
固定されることにより、マイクロフォン回路基板15が
マイクロフォンキャビネット11に圧接されて、コネク
タ14、16間の回路の接続が行われ、マイクロフォン
カプセル(図示せず)からコネクタ14、16を通じて
IC17に供給された信号が増幅等されて取り出され
る。
【0035】さらにマイクロフォン回路基板15には、
図2に示すような回路が設けられて、マイクロフォンカ
プセルの感度のばらつきの調整が行われる。
【0036】すなわち図2において、例えばステレオの
一対のマイクロフォンカプセル10A、10Bからの信
号が、コネクタ14A、16A、14B、16Bを通じ
て、マイクロフォン回路基板15のアンプ31A、31
Bに供給される。これらのアンプ31A、31Bの出力
が、コンデンサ32A、32Bを通じてPNPトランジ
スタ33A、33Bのベースに供給される。
【0037】このPNPトランジスタ33A、33Bの
コレクタが接地され、エミッタに抵抗器34A、34B
を通じて、例えば5Vの電源電圧が供給される。さらに
これらのPNPトランジスタ33A、33Bのエミッタ
からの信号が、コンデンサ35A、35B、抵抗器36
A、36Bを通じて、出力端子37A、37Bに取り出
される。
【0038】そしてこの回路において、抵抗器36A、
36Bと出力端子37A、37Bの接続中点が、それぞ
れ抵抗器38A、38BとNPNトランジスタ39A、
39Bのコレクタ、エミッタ間を通じて接地される。さ
らにこれらのNPNトランジスタ39A、39Bのベー
スに共通の抵抗器41を通じて、例えば5Vの電源電圧
が供給されると共に、これらのNPNトランジスタ39
A、39Bのベースが調整手段としての回路パターンの
ショート用ランド42を通じて接地される。
【0039】さらにこのショート用ランド42が、上述
の回路基板15をマイクロフォンキャビネット11に固
定する固定手段(螺子18)の挿通される挿通孔20に
関連して設けられる。すなわちこのショート用ランド4
2の中心に上述の挿通孔20が形成され、例えば導電性
の螺子18が挿通されることによって、このショート用
ランド42が導通されるように構成される。なお43
は、螺子18の挿通の際に挿通孔20が押し広げられ
て、ショート用ランド42と導電性の螺子18の接触が
確実に行われるようにするための割溝である。
【0040】従ってこの回路において、通常はNPNト
ランジスタ39A、39Bのベースには、例えば5Vの
電源電圧が供給される。これによってNPNトランジス
タ39A、39Bのコレクタ、エミッタ間が遮断され、
抵抗器38A、38Bは不動作にされている。
【0041】これに対して、ショートランド42の中心
に形成された挿通孔20に、例えば導電性の螺子18が
挿通されることによって、このショート用ランド42が
導通(短絡)されることによって、NPNトランジスタ
39A、39Bのベースには接地電位が供給される。こ
れによってNPNトランジスタ39A、39Bのコレク
タ、エミッタ間が導通され、抵抗器36A、36Bと出
力端子37A、37Bの接続中点が、それぞれ抵抗器3
8A、38Bを通じて接地される。
【0042】このため抵抗器36A、36Bと出力端子
37A、37Bの接続中点の信号が、それぞれ抵抗器3
6A、36Bと38A、38Bによって分圧され、出力
端子37A、37Bには、それぞれ分圧されて出力レベ
ルの低下された信号が取り出される。
【0043】そこで上述のマイクロフォン装置(図1)
において、マイクロフォンカプセル(図示せず)には予
め感度を表示するマークが施されており、マイクロフォ
ン回路基板15を取り付ける際には、このマークを確認
して、マイクロフォンカプセルの感度が高い場合にはシ
ョート用ランド42の中心に形成された挿通孔20に螺
子18を挿通させ、この螺子18でショート用ランド4
2導通(短絡)させると共に、この螺子18を螺子孔2
2に螺合させて、マイクロフォン回路基板15をマイク
ロフォンキャビネット11に固定する。
【0044】また、マイクロフォンカプセルの感度が通
常の場合にはショート用ランド42に関連しない挿通孔
19に螺子18を挿通させ、この螺子18を螺子孔21
に螺合させて、マイクロフォン回路基板15をマイクロ
フォンキャビネット11に固定する。
【0045】これにより、図2でマイクロフォンカプセ
ル10A、10Bの感度が高い場合には、ショート用ラ
ンド42が短絡されて、抵抗器36A、36Bと出力端
子37A、37Bの接続中点の信号がそれぞれ抵抗器3
6A、36Bと38A、38Bによって分圧され、出力
端子37A、37Bには、それぞれ分圧されて出力レベ
ルの低下された信号が取り出されて、マイクロフォンカ
プセル10A、10Bの感度が調整される。
【0046】従ってこの装置において、マイクロフォン
カプセルの感度が通常の場合にはショート用ランド42
に関連しない挿通孔19に螺子18を挿通させ、マイク
ロフォンカプセルの感度が高い場合にはショート用ラン
ド42の中心に形成された挿通孔20に螺子18を挿通
させることによって、マイクロフォンカプセルの感度の
調整を行うと共に、この螺子18を螺子孔21または2
2に螺合させて、マイクロフォン回路基板15をマイク
ロフォンキャビネット11に固定することができる。
【0047】これによって、螺子18を挿通孔19また
は20を選択して挿通させるだけで感度の調整を行うこ
とができ、回路基板15の固定とマイクロフォンカプセ
ル10A、10Bの感度の調整を、簡単な1回の作業の
みで行うことができる。またスクリュードライバーのみ
で作業を行うので、作業性の悪化や例えば製造ラインの
流れ作業の障害となることがない。さらに信頼性の低い
手作業で行う半田付けの作業を無くして、信頼性を極め
て向上させることができるものである。
【0048】こうして上述の装置によれば、例えばマイ
クロフォン回路基板をマイクロフォンキャビネットに固
定する際に、信頼性の低い半田付けの作業を無くし、螺
子の螺合のみの簡単な作業で、回路基板の固定とマイク
ロフォンカプセルの感度の調整を行うことができるもの
である。
【0049】なお本発明は、上述の装置及び回路の構成
に限定されるものではなく、任意のセンサー回路基板に
おいて、センサーの出力にばらつきがある場合に、その
ばらつきを調整する手段として適用される。
【0050】すなわち本発明は、回路基板をキャビネッ
トに固定する固定手段の挿通される挿通孔が形成される
と共に、電子回路中を伝送される信号の信号レベルを調
整する調整手段が設けられ、回路基板を固定手段の挿通
孔への挿通に伴ってキャビネットに固定する際に、調整
手段を固定手段によって作用させて電子回路中を伝送さ
れる信号の信号レベルの調整を行うことを特徴とするも
のである。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、例えばマイクロフォ
ン回路基板をマイクロフォンキャビネットに固定する際
に、信頼性の低い半田付けの作業を無くし、螺子の螺合
のみの簡単な作業で、回路基板の固定とマイクロフォン
カプセルの感度の調整を行うことができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による電子機器を、例えばVTR一体型
のビデオカメラのマイクロフォン装置に適用した場合の
一例の構成図である。
【図2】その説明のための回路図である。
【図3】VTR一体型のビデオカメラの外観を模式的に
示した図である。
【図4】従来のマイクロフォン装置の構成図である。
【図5】その説明のための回路図である。
【符号の説明】
11 マイクロフォンキャビネット 12 風防ネット 13 防振ゴム 14、16 信号接続用のコネクタ 15 マイクロフォン回路基板 17 信号処理用のIC 18 固定手段としての螺子 19、20 挿通孔 21、22 螺子孔 42 調整手段としてのショート用ランド

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 信号の伝送される電子回路を有する回路
    基板から成る電子機器であって、 上記回路基板には、上記回路基板をキャビネットに固定
    する固定手段の挿通される挿通孔が形成されると共に、
    上記電子回路中を伝送される信号の信号レベルを調整す
    る調整手段が設けられ、 上記回路基板を上記固定手段の上記挿通孔への挿通に伴
    って上記キャビネットに固定する際に、上記調整手段を
    上記固定手段によって作用させて上記電子回路中を伝送
    される上記信号の信号レベルの調整を行うことを特徴と
    する電子機器。
  2. 【請求項2】 上記調整手段に関連した上記固定手段の
    上記挿通孔の近傍に、上記調整手段に関連しない上記固
    定手段の挿通孔が形成され、 両上記挿通孔に対して、上記固定手段が選択的に挿通さ
    れて、上記回路基板が上記キャビネットに固定される請
    求項1記載の電子機器。
  3. 【請求項3】 上記調整手段が、上記回路基板上に形成
    された回路パターンのショート用ランドである請求項1
    記載の電子機器。
  4. 【請求項4】 上記電子回路中を伝送される上記信号
    が、オーディオ信号である請求項1記載の電子機器。
JP6024346A 1994-02-22 1994-02-22 電子機器 Pending JPH07236079A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012112571A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
CN107979733A (zh) * 2016-10-24 2018-05-01 三星电子株式会社 用于耦接多个电子设备的装置

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