JPH07236075A - パンティルト装置 - Google Patents

パンティルト装置

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JPH07236075A
JPH07236075A JP6027179A JP2717994A JPH07236075A JP H07236075 A JPH07236075 A JP H07236075A JP 6027179 A JP6027179 A JP 6027179A JP 2717994 A JP2717994 A JP 2717994A JP H07236075 A JPH07236075 A JP H07236075A
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JP
Japan
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pedestal
rotation
detection pattern
output
program mode
Prior art date
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Pending
Application number
JP6027179A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Yamamoto
徹 山元
Tomokazu Nagata
智一 永田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP6027179A priority Critical patent/JPH07236075A/ja
Publication of JPH07236075A publication Critical patent/JPH07236075A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プログラムモード選択時において目的の回転
位置に台座を迅速に移動でき、しかも、使用上の支障が
ない。 【構成】 モータの回転で出力ギア6が回転し、この回
転で台座4が回転し、前記出力ギア6の上面に検出パタ
ーンプレート7を設け、この検出パターンプレート7に
は白色の出力領域L1と黒色の無出力領域L2とを交互に
全周に亘って設け、この検出パターンに対向するシャー
シ1側に反射型光センサSを設け、この反射型光センサ
Sの出力パルスをマイコンに供給し、マイコンがプログ
ラムモード選択時には現在の前記台座4の回転位置を基
準とし、前記検出センサSの出力パルスに基づき目的の
回転角度位置へ回転するべく前記モータを制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はAV機器(オーディオ、
ビジュアル機器)の向きを可変するパンティルト装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオカメラ等の向きを遠隔操作等で可
変する装置としてパンティルト装置がある。このパンテ
ィルト装置はビデオカメラ等のAV機器が載置される台
座を有し、この台座がモータの回転力で水平方向及び垂
直方向に回転される。このモータは制御回路にて制御さ
れ、制御回路は台座の回転位置を回転位置検出手段にて
検出する。
【0003】この回転位置検出手段は、図4に示す如
く、台座と共に回転する回転体に設けられた検出パター
ンプレート20と、この検出パターンプレート21の対
向位置のシャーシ側に固定された2個の光センサS1
2とを有する。検出パターンプレート20には同一円
周上に白色の出力領域L1と黒色の無出力領域L2とを交
互に繰り返す第1検出パターンを有し、この第1検出パ
ターンが基準位置を中心として両方向に約140度の回
転角度だけ形成されている。又、この内周側には基準位
置を境として白色領域L3と黒色領域L4とに分割された
第2検出パターンを有する。前記2個の光センサS1
2は光反射型であり、双方の光センサS1,S2は第1
検出パターンと第2検出パターンの各回転軌跡上の対向
位置にそれぞれ配置されている。尚、図中21は、台座
との相対的位置決めのための位置決め溝である。
【0004】一方、遠隔操作部は信号ケーブルを介して
接続され、ノーマルモードとプログラムモードでの指令
が可能である。ノーマルモード選択時にはリアルタイム
での上下左右の回転が可能であり、回転方向及び回転駆
動を指令信号として出力する。プログラムモード選択時
には基準位置に対する回転角度位置情報及びその位置で
のステイ時間等の情報を入力する。この入力情報は制御
回路内のメモリに記憶される。
【0005】上記構成において、ノーマルモード選択時
には例えば左回転を指令すると、制御回路が直ちにモー
タに駆動信号を出力し、回転ストップ指令が来るまでモ
ータを駆動させる。プログラムモード選択時には制御回
路が、先づ、他方の光センサS2の出力に基づき台座を
基準位置に戻し、その後、目的の回転方向へ回転をスタ
ートさせる。そして、一方の光センサS1の出力パルス
をカウントし、目的の回転角度位置まで来ると回転をス
トップさせる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例によれば、プログラムモード選択時には一旦基準位
置に戻らなければ目的の回転位置に移動できないため、
時間的無駄が大きいという欠点があった。また、予め基
準位置の方向を認識していなければ回転角度位置等の情
報を誤って入力することになり、又、回転範囲にも限界
があり使用上の支障もある。
【0007】そこで、本発明はプログラムモード時にお
いて目的の回転位置に迅速に移動でき、しかも、使用上
の支障もないパンティルト装置を提供することを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明のパンティルト装置は、シャーシに対して回転
自在に台座を支持し、この台座をモータの回転力で回転
可能に構成し、前記台座と共に回転する回転体を設け、
この回転体の同一円周上に出力領域と無出力領域とを交
互に繰り返す検出パターンを全周に亘って設け、この検
出パターンを検出する検出センサを前記シャーシ側に設
け、この検出センサの出力パルスを取り込み、前記モー
タの回転を制御する制御回路を設け、この制御回路がプ
ログラムモード選択時には現在の前記台座の回転位置を
基準とし、前記検出センサの出力パルスに基づき目的の
回転角度位置へ回転するべく制御するものである。
【0009】
【作用】プログラムモード選択時には現在の台座の回転
位置を基準として目的の回転角度位置へ移動するため、
時間的無駄がない。そして、現在の台座の回転位置を基
準としてプログラムモードの回転角度位置等の情報を入
力すれば良いため情報入力が簡単であり、検出パターン
が回転体の360度の回転角度に亘って設けられている
ため回転範囲にも限界がない。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1(a)から図3に本発明の第1実施例が示され
ている。図1(a)にはパンティルト装置の概略構成図
が示されている。図1(a)において、シャーシ1の中
央には回転軸2が回転自在に支持され、この回転軸2の
上部には上部回転体3が固定されている。上部回転体3
はシャーシ1の上方に配置され、シャーシ1に対して水
平方向に回転される。又、上部回転体3の上部には台座
4が支持軸5を中心として垂直方向に回転自在に支持さ
れている。即ち、この台座4はシャーシ1に対して水平
及び垂直方向に回転され、この台座4上にビデオカメラ
BKが装着される。
【0011】前記回転軸2の下端側はシャーシ1の下面
プレート部1aの下方に突出し、この突出下端に回転体
である出力ギア6が固定されている。この出力ギア6に
は図示しないがパン回転用のモータM1(図2に示
す。)の回転が伝達されるよう構成され、上部回転体3
はパン回転用のモータM1によって回転される。又、台
座4も図示しないがティルト回転用のモータM2(図2
に示す。)の回転力によって回転されるよう構成されて
いる。
【0012】また、前記出力ギア6の上面には検出パタ
ーンプレート7が取付けられ、この検出パターンプレー
ト7に対向するシャーシ1側の基板18には検出センサ
である反射型光センサSが取付けられている。
【0013】図1(b)には出力ギア6の平面図が示さ
れている。図1(b)において、出力ギア6の外周端に
は噛部6aが形成され、出力ギア6の中央には回転軸2
が圧入される孔6bが形成されている。又、出力ギア6
の上面には孔6bを中心とする環状壁6cが突設され、
この環状壁6c内にドーナツ状の検出パターンプレート
7が配置されている。この検出パターンプレート7の中
心より内周側は全て黒色(図1(b)にはハッチングで
示す。)に着色され、検出パターンプレート7の中心よ
り外周側は回転角度として5度幅の白色と黒色(図1
(b)にてハッチングで示す。)とを交互に繰り返すよ
う着色されている。即ち、反射型光センサSにとって白
色の出力領域L1と黒色の無出力領域L2とを交互に繰り
返す検出パターンが全周に亘って設けられている。
【0014】図2には回路ブロック図が示されている。
図2において、遠隔操作部8はノーマルモードとプログ
ラムモードとのモード選択指令、ノーマルモード選択時
の水平及び垂直方向の回転駆動指令、プログラムモード
選択時の回転方向・回転角度位置・ステイ時間等の入力
情報を光信号として発信する。この光信号は回転しない
シャーシ1側に設けられた受光部9にて受光され、この
受光信号はデコーダ10にてデコードされてマイコン1
1に供給される。
【0015】制御回路であるマイコン11は内部メモリ
を有し、この内部メモリにはプログラムモードの入力情
報が記憶される。そして、マイコン11はノーマルモー
ド選択時には遠隔操作部8からの指令信号に基づき、
又、プログラムモード選択時には内部メモリ内の情報に
基づきドライブ回路12に駆動制御信号を出力し、ドラ
イブ回路12はこの駆動制御信号に応じて各モータ
1,M2に駆動信号を出力する。又、マイコン11には
反射型光センサSの出力パルスが導かれ、マイコン11
はこの出力パルスの立下りエッジを検出することによっ
て移動回転角度を検出する。具体的には図3に示す如く
時計方向と反時計方向では±2.5度の角度差が生じ
る。
【0016】上記構成において、遠隔操作部8にてノー
マルモードを選択し、水平方向や垂直方向の回転指令を
与えると、マイコン11がその指令に応じた駆動制御信
号を出力することによって上部回転体3が水平方向に回
転したり、台座4が垂直方向に回転したりする。
【0017】また、遠隔操作部8にてプログラムモード
を選択し、回転方向・回転角度・その位置でのステイ時
間を順次入力すると、その入力情報がマイコン11内の
内部メモリに記憶される。ここで、入力する回転角度情
報は現在の台座4の回転位置を基準として入力すれば良
いため、情報入力に注意を払う必要がない。
【0018】情報入力後にスタート信号を遠隔操作部8
より出力すると、マイコン11は内部メモリの情報を読
み出し、最初の目的の回転方向へ回転させるべく駆動制
御信号を出力する。出力ギア6の回転により反射型光セ
ンサSの出力パルスがマイコン11に出力され、マイコ
ン11はこの出力パルスをカウントすることによって移
動回転角度を検出する。そして、この移動回転角度が目
的の回転角度と一致した時点でモータM1の駆動をスト
ップさせる。この位置でのステイ時間が経過すると、上
記と同様にして次の目的の回転位置へと移動する。
【0019】上記プログラムモードにおいては目的の回
転位置へ移動するのに、現在の位置から直ちに目的の回
転位置へと移動するため、時間的無駄がなく、又、36
0度に亘って検出パターンが設けられているため、回転
角度に制限がなく使用上便利である。
【0020】尚、上記実施例においては、検出センサを
反射型光センサSにて構成したので、検出パターンを光
反射面の出力領域L1と光非反射面の無出力領域L2にて
構成したが、検出センサを遮断型光センサにて構成した
ときは検出パターンを透光部分の出力領域と非透光部分
の無出力領域とから構成する。又、検出センサを磁気セ
ンサにて構成するときは検出パターンをN極着磁とS極
着磁を交互に繰り返すよう構成する。
【0021】尚、この実施例においては、出力ギア6に
反射板7を設けたが、出力ギア6に限らず台座4に同期
して回転する部材であれば良い。
【0022】尚、この実施例においては、ビデオカメラ
BK用のパンティルト装置に適用した場合について示し
たが、ラジカセ、CDプレーヤ、LDプレーヤ等のパン
ティルト装置にも同様に適用できる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、台座
と共に回転する回転体の同一円周上の全周に亘って検出
パターンを設け、この検出パターンの対向位置に検出セ
ンサを設け、前記台座の回転用のモータを制御する制御
回路を設け、この制御回路がプログラムモード選択時に
は現在の前記台座の回転位置を基準とし、前記検出セン
サの出力パルスに基づき目的の回転角度位置へ回転する
べく前記モータを制御するよう構成したので、プログラ
ムモード選択時において目的の回転位置に迅速に移動で
き、しかも、現在の台座の回転位置を基準として目的の
回転位置情報を入力できると共に、検出できる回転角度
に制限がなく使用上便利であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はパンティルト装置の概略構成図、
(b)は出力ギアの平面図(実施例)。
【図2】回路ブロック図(実施例)。
【図3】反射型光センサの出力パルスの波形図(実施
例)。
【図4】検出パターンプレートの平面図(従来例)。
【符号の説明】
1…シャーシ 4…台座 6…出力ギア(回転体) 11…マイコン(制御回路) S…反射型光センサ(検出センサ) M1,M2…モータ L1…出力領域 L2…無出力領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに対して回転自在に台座を支持
    し、この台座をモータの回転力で回転可能に構成し、前
    記台座と共に回転する回転体を設け、この回転体の同一
    円周上に出力領域と無出力領域とを交互に繰り返す検出
    パターンを全周に亘って設け、この検出パターンを検出
    する検出センサを前記シャーシ側に設け、この検出セン
    サの出力パルスを取り込み、前記モータの回転を制御す
    る制御回路を設け、この制御回路がプログラムモード選
    択時には現在の前記台座の回転位置を基準とし、前記検
    出センサの出力パルスに基づき目的の回転角度位置へ回
    転するべく制御することを特徴とするパンティルト装
    置。
JP6027179A 1994-02-25 1994-02-25 パンティルト装置 Pending JPH07236075A (ja)

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JP6027179A JPH07236075A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 パンティルト装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6027179A JPH07236075A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 パンティルト装置

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JPH07236075A true JPH07236075A (ja) 1995-09-05

Family

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JP6027179A Pending JPH07236075A (ja) 1994-02-25 1994-02-25 パンティルト装置

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JP (1) JPH07236075A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016358A1 (ja) * 2009-08-04 2011-02-10 ソニー株式会社 電子機器、制御方法、プログラム、及び撮像システム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011016358A1 (ja) * 2009-08-04 2011-02-10 ソニー株式会社 電子機器、制御方法、プログラム、及び撮像システム
JP2011035774A (ja) * 2009-08-04 2011-02-17 Sony Corp 携帯型電子機器、制御方法、プログラム、撮像システム
CN102550014A (zh) * 2009-08-04 2012-07-04 索尼公司 电子装置、控制方法、程序和图像捕获系统

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