JPH07235448A - 複合電子部品の製造方法 - Google Patents

複合電子部品の製造方法

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JPH07235448A
JPH07235448A JP2549894A JP2549894A JPH07235448A JP H07235448 A JPH07235448 A JP H07235448A JP 2549894 A JP2549894 A JP 2549894A JP 2549894 A JP2549894 A JP 2549894A JP H07235448 A JPH07235448 A JP H07235448A
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electronic component
electrodes
composite electronic
electrode
laminated body
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JP2549894A
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English (en)
Inventor
Hidekazu Maeda
英一 前田
Katsuhisa Imada
勝久 今田
Motoi Nishii
基 西井
Yoshihiro Nishinaga
良博 西永
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】異なる2種類以上の材料からなるシートの積層
体を焼成一体化する製造方法において、異なる2種類以
上の材料の組成、添加物、焼成温度等の条件を広く選択
しても、積層体にクラックや反りが発生しない複合電子
部品の製造方法を提供することにある。 【構成】内部に電極が設けられた少なくとも2種類の性
質のセラミックシートを用意し、同じ性質のセラミック
シート同志を個別に積層圧着して焼成することにより複
数の積層体を形成し、該複数の積層体を接着層を介して
接合してブロック状積層体を形成し、該ブロック状積層
体を前記電極を含む単位体に分割し、該単位体の前記接
着層を焼き付けて一体化した複合電子部品素子を形成
し、該複合電子部品素子の切断面に露出する電極端部に
それぞれ電気的に接続される外部電極を設けることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、異なる性質のセラミッ
ク材料を積層し、焼成一体化して複合化したチップ型の
複合電子部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のインダクタ素子とコンデンサ素子
を複合化した、チップ型の複合電子部品の製造方法を例
にして、図4乃至図6に基づいて説明する。図4におい
て、第1の性質のセラミックシートである磁性体シート
2a、及び、所定の複数のコイルを形成する第1の電極
1(1a,1b)が設けられた磁性体シート2b,2c
と、第2の性質のセラミックシートである誘電体シート
4a、及び、第1の電極1と一定の整列関係にある複数
のコンデンサの内部電極を形成する第2の電極3(3
a,3b)が設けられた誘電体シート4b,4cと、磁
性体シート2cと誘電体シート4aとの間に、磁性体材
料と誘電体材料を混合して中間の性質を有する中間シー
ト5を介して、全体を積層して圧着し、焼成一体化して
ブロック状積層体6を得る。
【0003】このブロック状積層体6を、第1及び第2
の電極1,3に基づいて第1及び第2の電極1,3を含
む単位体に図4に示す破線A−A,〜,D−Dに沿って
切断分割することにより複合電子部品素子8を得る。
【0004】かかる構成の複合電子部品素子8は、第1
の電極1a及び1bがそれらの一端部がスルーホール
(図示せず)を介して導通してコイルを形成し、一方、
第2の電極3a,3a及び3bがそれらの間で誘電体シ
ート4bを介して一対のコンデンサを形成する。
【0005】図5において、複合電子部品素子8の切断
面の短辺の両側面には第1の電極1a,1bの他端部、
及び、第2の電極3aの端部が出現し、切断面の長辺の
両側面には第2の電極3bの端部が出現する。この複合
電子部品素子8の短辺の一方の側面に、第1の電極1a
の他端部と第2の電極3aの端部と電気的に接続する第
1の外部電極9aを形成し、短辺の他方の側面に、第1
の電極1bの他端部と第2の電極3aと電気的に接続す
る第1の外部電極9bを形成し,また、底面から長辺の
両側面の一部に跨がって第2の電極3bの端部と電気的
に接続する外部電極10を形成する。
【0006】この結果、図6に示すような等価回路図を
構成する、インダクタ素子11及びコンデンサ素子1
2,12備えた複合化したチップ型の複合電子部品13
を得ることができる。
【0007】かかる構成の複合電子部品13の製造方法
によれば、第1の性質のセラミックシート2と第2の性
質のセラミックシート4とを中間の性質を有するセラミ
ックシート5を介して積層し、焼成一体化している。こ
の焼成の際、第1の性質のセラミックシート2と第2の
性質のセラミックシート4との収縮率が異なるため、主
に、ブロック状積層体に反りが発生したり、積層体の性
質が異なる中間層にクラックが発生することがあった。
また、異種の積層体材料間で、元素の拡散が発生するこ
とがあった。
【0008】このため、性質の異なるセラミックシート
を積層体として一体に組み合わせる場合、それらの材料
の組成、添加物、焼成温度等の条件が制約され、製造で
きる製品の種類も限定される。しかも、焼成一体化する
ための焼成において、歩留まりが悪く量産性に劣り、複
合電子部品の機械的及び電気的性能の信頼性が劣ること
があった。
【0009】一方、特公平5−19289号公報による
固体複合部品の製造方法では、図7に示すように、第1
の性質のセラミックシートである、例えば、磁性体シー
ト2a、及び、所定の複数のコイルを形成する第1の電
極1(1a,1b)が設けられた磁性体シート2b,2
cを積層して圧着したものと、第2の性質のセラミック
シートである、例えば、誘電体シート4a、及び、第1
の電極1と一定の整列関係にある複数のコンデンサの内
部電極を形成する第2の電極3(3a,3b)が設けら
れた誘電体シート4b,4cを積層して圧着したものと
を、個々に焼成してそれぞれ第1及び第2の積層体1
4,15を得る。そして、図8において、第1及び第2
の積層体14,15の間にガラスペースト層36などの
焼き付け可能な接着剤として介在させて合着し、比較的
低温で焼き付け、第1及び第2の積層体14,15を一
体化させる。このブロック状積層体37を複数の電極
1,3に基づいて第1及び第2の電極1,3を含む単位
体に図8に示す破線A−A,〜,D−Dに沿って切断分
割して、前述の複合電子部品素子8と同様の複合電子部
品素子(図示せず)を得る。この複合電子部品素子に前
述の複合電子部品8と同様に第1及び第2の外部電極を
形成して、固体複合部品(図示せず)を得ることができ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特公平
5−19289号公報による固体複合部品の製造方法で
は、第1及び第2の積層体14,15のサイズが大きい
ためこれらの積層体14,15を合着するガラスペース
ト層に、焼き歪みのためクラックが発生するという問題
点を有していた。
【0011】本発明の目的は、上述の問題点を解消すべ
くなされたもので、異なる2種類以上の材料からなるシ
ートの積層体を焼成一体化する製造方法において、異な
る2種類以上の材料の組成、添加物、焼成温度等の条件
を広く選択しても、積層体にクラックや反りが発生しな
い複合電子部品の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の複合電子部品の製造方法においては、内部
に電極が設けられた少なくとも2種類の性質のセラミッ
クシートを用意し、同じ性質のセラミックシート同志を
個別に積層圧着して焼成することにより複数の積層体を
形成し、該複数の積層体を接着層を介して接合してブロ
ック状積層体を形成し、該ブロック状積層体を前記電極
を含む単位体に分割し、該単位体の前記接着層を焼き付
けて一体化した複合電子部品素子を形成し、該複合電子
部品素子の切断面に露出する電極端部にそれぞれ電気的
に接続される外部電極を設けることを特徴とする。
【0013】また、複数の第1の電極が設けられた第1
の性質のセラミックシートと、前記第1の電極と一定の
整列関係にある複数の第2の電極が設けられた第2の性
質のセラミックシートとを、個別に積層圧着して焼成
し、第1及び第2の積層体を形成し、該第1及び第2の
積層体を接着層を介して接合してブロック状積層体を形
成し、該ブロック状積層体を前記第1及び第2の電極を
含む単位体に分割し、該単位体を前記接着層を焼き付け
て一体化した複合電子部品素子を形成し、該複合電子部
品素子の切断面に露出する第1及び第2の電極端部にそ
れぞれ電気的に接続される第1及び第2の外部電極を設
けることを特徴とする。
【0014】また、複数の第1の電極が設けられた第1
の性質のセラミックシートと、前記第1の電極と一定の
整列関係にある複数の第2の電極が設けられた第2の性
質のセラミックシートとを、個別に積層圧着して焼成
し、第1及び第2の積層体を形成し、該第1及び第2の
積層体を接着層を介して接合してブロック状積層体を形
成し、該ブロック状積層体を前記第1及び第2の電極を
含む単位体に分割し、該単位体の切断面に露出する第1
及び第2の電極端部にそれぞれ電気的に接続される第1
及び第2の外部電極を設け、前記接着層及び第1及び第
2の外部電極を同時に焼成して複合電子部品を形成する
ことを特徴とする。
【0015】また、前記第1の性質のセラミックシート
は磁性体からなり、前記第1の電極がコイルを構成し、
及び/又は、前記第2の性質のセラミックシートは誘電
体からなり、前記第2の電極がコンデンサの内部電極を
構成していることを特徴とする。
【0016】そして、前記接着層はガラスフリットを含
む接着剤からなることを特徴とする。
【0017】そして、前記第1及び第2の外部電極は焼
き付け電極からなることを特徴とする。
【0018】
【作用】本発明では、上述のような、異なる性質のセラ
ミックシートを積層して個別に焼成して積層体を得、そ
の後、積層体を接着層で接合してブロック状積層体を形
成するため、ブロック状積層体に反りが発生しない。こ
のブロック状積層体を単位体に分割後、一体化のために
低温焼成するため、焼成時の積層体の熱収縮差による反
りやクラックが入らなくなる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を、2種類の性質
のセラミックシートを用いる場合についての例を示し、
図1乃至図3に基づいて説明する。
【0020】従来例で示した図7と同様に、第1の性質
のセラミックシートである、例えば、磁性体シート、及
び、所定の複数のコイルを形成する第1の電極が設けら
れた磁性体シートを積層して圧着したものと、第2の性
質のセラミックシートである、例えば、誘電体シート、
及び、第1の電極と一定の整列関係にある複数のコンデ
ンサの内部電極を形成する第2の電極が設けられた誘電
体シートを積層して圧着したものとを、個々に焼成して
それぞれ第1及び第2の積層体14,15を得る。
【0021】図1において、第1及び第2の積層体1
4,15の間にガラスフリットを含む、例えば、エポキ
シ系の接着層16を介在させ、第1及び第2の積層体1
4,15を圧着する。このブロック状積層体17を第1
及び第2の電極を含む単位体に図1に示す破線A−A,
〜,D−Dに沿って切断分割後、積層体に影響しないが
接着層16のガラスフリットが溶融する、比較的低温度
で焼き付けることにより、第1及び第2の積層体14,
15を一体化させ、図2に示す複合電子部品素子18を
得る。
【0022】かかる構成の複合電子部品素子18は、第
1の電極1a及び1bがそれらの一端部がスルーホール
(図示せず)を介して導通してコイルを形成し、一方、
第2の電極3a,3a及び3bがそれらの間で誘電体層
4bを介して一対のコンデンサを形成する。
【0023】図2において、複合電子部品素子18の切
断面の短辺の両側面には第1の電極1a,1bの他端
部、及び、第2の電極3aの端部が出現し、切断面の長
辺の両側面には第2の電極3bの端部が出現する。この
複合電子部品素子18の短辺の一方の側面に、第1の電
極1aの他端部と第2の電極3aの端部と電気的に接続
する第1の外部電極19aを形成し、短辺の他方の側面
に、第1の電極1bの他端部と第2の電極3aと電気的
に接続する第1の外部電極19bを形成し,また、底面
から長辺の両側面の一部に跨がって第2の電極3b,3
bの端部と電気的に接続する外部電極20を形成する。
尚、第1及び第2の外部電極19a,19b,20は、
Ag又はAg−Pd系等の導電ペーストを塗布し、焼成
して形成する。
【0024】この結果、図3に示すような等価回路図を
構成する、インダクタ素子21及びコンデンサ素子2
2,22が複合化したチップ型の複合電子部品23を得
ることができる。
【0025】尚、接着層16を焼成する前に第1及び第
2の外部電極になる導電ペーストを塗布し、接着層16
の焼成と第1及び第2の外部電極19a,19b,20
の焼成を同時にすることも可能である。
【0026】また、第1及び第2の外部電極19a,1
9b,20の形成には、導電ペーストに限定するもので
なく、スパッタ蒸着による、Ni−Cr,モネル及びA
g等の金属膜を形成することもできる。
【0027】かかる構成の複合電子部品23の製造方法
によれば、焼成済みの第1及び第2の積層体14,15
を接合したブロック状積層体17を単位体に分割し、こ
の単位体を比較的低温で焼き付けて複合電子部品素子1
8を得ている。つまり、予め第1及び第2の性質のセラ
ミックシート2,4を焼成し、また、積層体を一体化す
る際、予め単位体である小さいサイズに分割するため、
第1及び第2の性質のセラミックシートの熱収縮差によ
る影響を小さくでき、ブロック状積層体17及び複合電
子部品素子18に反りや中間層にクラックが発生しな
い。
【0028】また、第1及び第2の性質のセラミックシ
ート積層体の焼成に際し個別に焼成するため、第1の性
質を有するセラミックシートが誘電体シートであって
も、誘電体シートに含まれる鉛成分が第2の性質を有す
るセラミックスシートである、例えば、磁性体シートに
拡散しない。このため、第2の外部電極20とコイル2
1との間で、絶縁抵抗の劣化が起こらない。
【0029】尚、本実施例では、2種類2層の積層体を
接着し、単位体に分割後、焼成一体化するという例に基
づいて説明したが、2種類2層の積層体に限定されるも
のでなく、2種類3層の積層体(第1、第2、第1の積
層体を順に接合して焼成一体化する)及び3種類3層の
積層体等、種々の組み合わせにも、実施例と同様の製造
方法を適用できるものである。
【0030】また、複合電子部品の回路素子は図3に示
した等価回路に限定されるものでなく種々の回路素子を
組み合わせたものでもよい。そして、外部電極は第1及
び第2の外部電極に限定されるものでなく回路構成に合
わせて増減してもよいものである。
【0031】また、セラミックシートの枚数は、実施例
に限定されるものでなく、必要に応じて、所定の枚数の
セラミックシートを用いることができる。
【0032】
【発明の効果】以上述べたように、本発明による積層体
の製造方法では、焼成済みの第1及び第2の積層体の間
に接着層を介して接合し、単位体に分割後、比較的低温
で焼き付けている、つまり、少なくとも2種類の積層体
を一体化するに当たり、一体化する面積を予め小さくし
ているため、熱収縮差による影響及び接着層における焼
き歪みが小さくなり、この製造方法による複合電子部品
は、クラック発生が減少し、製造が容易で且つ信頼性が
高くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る複合電子部品の製造方法の一実施
例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る複合電子部品の製造過程を示す斜
視図である。
【図3】図2における複合電子部品の等価回路図であ
る。
【図4】従来の製造方法を示す分解斜視図である。
【図5】図4の複合電子部品の製造過程を示す斜視図で
ある。
【図6】図5における複合電子部品の等価回路図であ
る。
【図7】従来の他の製造方法を示す分解斜視図である。
【図8】図7の複合電子部品の製造過程を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1(1a,1b) 第1の電極 2a,2b,2c 第1の性質のセラミックシート 3(3a,3b) 第2の電極 4a,4b,4c 第2の性質のセラミックシート 14 第1の積層体 15 第2の積層体 16 接着層 17 ブロック状積層体 18 複合電子部品素子 19a,19b 外部電極(第1の外部電極) 20 外部電極(第2の外部電極) 23 複合電子部品
フロントページの続き (72)発明者 西永 良博 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部に電極が設けられた少なくとも2種類
    の性質のセラミックシートを用意し、同じ性質のセラミ
    ックシート同志を個別に積層圧着して焼成することによ
    り複数の積層体を形成し、該複数の積層体を接着層を介
    して接合してブロック状積層体を形成し、該ブロック状
    積層体を前記電極を含む単位体に分割し、該単位体の前
    記接着層を焼き付けて一体化した複合電子部品素子を形
    成し、該複合電子部品素子の切断面に露出する電極端部
    にそれぞれ電気的に接続される外部電極を設けることを
    特徴とする複合電子部品の製造方法。
  2. 【請求項2】複数の第1の電極が設けられた第1の性質
    のセラミックシートと、前記第1の電極と一定の整列関
    係にある複数の第2の電極が設けられた第2の性質のセ
    ラミックシートとを、個別に積層圧着して焼成し、第1
    及び第2の積層体を形成し、該第1及び第2の積層体を
    接着層を介して接合してブロック状積層体を形成し、該
    ブロック状積層体を前記第1及び第2の電極を含む単位
    体に分割し、該単位体を前記接着層を焼き付けて一体化
    した複合電子部品素子を形成し、該複合電子部品素子の
    切断面に露出する第1及び第2の電極端部にそれぞれ電
    気的に接続される第1及び第2の外部電極を設けること
    を特徴とする複合電子部品の製造方法。
  3. 【請求項3】複数の第1の電極が設けられた第1の性質
    のセラミックシートと、前記第1の電極と一定の整列関
    係にある複数の第2の電極が設けられた第2の性質のセ
    ラミックシートとを、個別に積層圧着して焼成し、第1
    及び第2の積層体を形成し、該第1及び第2の積層体を
    接着層を介して接合してブロック状積層体を形成し、該
    ブロック状積層体を前記第1及び第2の電極を含む単位
    体に分割し、該単位体の切断面に露出する第1及び第2
    の電極端部にそれぞれ電気的に接続される第1及び第2
    の外部電極を設け、前記接着層及び第1及び第2の外部
    電極を同時に焼成して複合電子部品を形成することを特
    徴とする複合電子部品の製造方法。
  4. 【請求項4】前記第1の性質のセラミックシートは磁性
    体からなり、前記第1の電極がコイルを構成しているこ
    とを特徴とする請求項2又は3に記載の複合電子部品の
    製造方法。
  5. 【請求項5】前記第2の性質のセラミックシートは誘電
    体からなり、前記第2の電極がコンデンサの内部電極を
    構成していることを特徴とする請求項2又は3に記載の
    複合電子部品の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第1の性質のセラミックシートは磁性
    体からなり、前記第1の電極がコイルを構成し、前記第
    2の性質のセラミックシートは誘電体からなり、前記第
    2の電極がコンデンサの内部電極を構成していることを
    特徴とする請求項2又は3に記載の複合電子部品の製造
    方法。
  7. 【請求項7】前記接着層はガラスフリットを含む接着剤
    からなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の複合電子部品の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第1及び第2の外部電極は焼き付け電
    極からなることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか
    に記載の複合電子部品の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008112830A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Toshiba Corp 磁性シートの製造方法
CN105280368A (zh) * 2015-10-10 2016-01-27 宁波韵升股份有限公司 一种叠片磁钢的制作方法

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