JPH07235081A - 光ディスク - Google Patents

光ディスク

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Publication number
JPH07235081A
JPH07235081A JP6023986A JP2398694A JPH07235081A JP H07235081 A JPH07235081 A JP H07235081A JP 6023986 A JP6023986 A JP 6023986A JP 2398694 A JP2398694 A JP 2398694A JP H07235081 A JPH07235081 A JP H07235081A
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JP
Japan
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substrate
information recording
recording layer
light
laser light
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Pending
Application number
JP6023986A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Hioki
敏昭 日置
Yoshihiko Morita
芳彦 森田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 再生される情報信号のSN比を向上する。 【構成】 レーザ光を透過する透光性のあるディスク状
の基板1と、その一方側の表面1aに形成された情報記
録層2と、光吸収層3とを具備する。この光吸収層3
は、基板1の情報記録層2が形成された側の表面1aの
全領域と、基板1の内周面1c及び外周面1d及びレー
ザ光入射側の表面1bの情報記録層2に対向する領域の
内周側及び外周側の領域の少なくとも一領域以上とに形
成される。基板1に入射し、情報記録層2で反射されず
に透過したレーザ光、及び情報記録層2で反射して基板
1の内周側及び外周側に向かったレーザ光は、光吸収層
3によって吸収されるので、これらのレーザ光がノイズ
として光ピックアップに戻ることが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザーディスク(L
D)、コンパクトディスク(CD)、ミニディスク(M
D)等の光ディスク或いは光磁気ディスクに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクはCD、LDを始めと
して、文書等の各種の情報のファイル、或いは電算機メ
モリ等として、幅広く利用されている。
【0003】図5(a),(b)は、そのような光ディ
スク(CD)の従来の一般的な形状と構造を示す平面図
及び断面図である。なお、図5(b)の断面図は、理解
を容易にするために、その厚さ寸法を実際より誇張して
記載されている。
【0004】図5(a)に示すように、光ディスクは円
盤の形状を有し、その中心部には、モータによって回転
駆動されるスピンドルに取付けるために、中心孔13が
設けられている。そして、図5(b)に示すように、光
ディスクは、ポリカーボネート樹脂等からなる、レーザ
光を透過する透光性のある基板10と、その一方側の表
面に形成された情報記録層11と、更にその表面を覆う
保護層12とからなっている。なお、この保護層12は
一般にアクリル樹脂、メタクリル樹脂等の紫外線硬化型
樹脂から形成され、その上面には必要に応じて更にレー
ベル等の印刷が施される。
【0005】情報記録層11は、その記録形態において
再生専用形、追記形、書換形の3種類に分類されるが、
いずれの種類においても、記録された情報信号の読出し
は、レーザ光を基板10の情報記録層11が形成された
側とは反対側の表面から入射し、情報記録層11上にス
ポット状に集光して行われる。そして、入射したレーザ
光をその情報記録層11で反射させ、反射されたレーザ
光の戻り光量変化を検出することによって、記録された
情報信号が再生される。このため、情報記録層11は、
一般に光反射性の膜を含む単層または複層構造に形成さ
れている。
【0006】例えば、再生専用形であるCD等の場合、
情報記録層11は、情報信号に対応して位相ピットが形
成されたアルミニウムの蒸着膜からなる。そして、光ピ
ックアップから放射されたレーザ光は、基板10を透過
して情報記録層11に当たって反射し、再度光ピックア
ップに戻されるが、ピットの部分ではピット部からの反
射光とランド部からの反射光に位相差が生じるために、
この部分での反射光は干渉により回折されて、光ピック
アップに戻される光量が減少する。光ピックアップは受
光素子により検出したこの戻り光量の変化から、記録さ
れた情報信号を再生する。
【0007】このように情報信号の読出しはピットの有
無に応じた戻り光量の変化によってなされるので、この
読出しが正確になされるためには、戻り光量の変化が十
分に大きいと共に、光ピックアップを構成する要素の精
度が必要である。そして、CDの場合、情報信号は
“0”か“1”のディジタル信号であるので、これを間
違いなく検出すれば、原音にほぼ近い、高い信号対雑音
比(SN比)の再生音が得られることになる。
【0008】しかし、光ピックアップの精度等とは別
に、情報記録層11から直接反射される以外の反射光が
光ピックアップに戻り、得られる情報信号にノイズを与
えることが最近知られてきた。すなわち、基板10の内
部に入射したレーザ光は、回折等によって一部は入射方
向とは異なる方向に反射するが、これが基板10の内部
で反射、屈折等を繰返し、再度光ピックアップに戻り、
情報記録層11から直接反射される戻り光と重畳し、ノ
イズとなることである。
【0009】そこで、そのような反射光によるノイズを
防止するために、特開平3−19151号公報では、基
板10の外周側及び内周面(中心孔13)の側面を含む
端部に、光吸収層としての着色部を形成することが提案
されている(なお、この光吸収層としての着色部は、図
5(a),(b)においては図示されない)。そして、
これによれば、基板10に入射し、情報記録層11によ
り反射されてその内周面及び外周面に向かったレーザ光
は、その表面に形成された光吸収層によって吸収され、
再度基板10内に反射して光ピックアップにノイズとな
って戻ることが防止される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述の提案による光デ
ィスクによれば、基板10の内周面及び外周側の端部に
向かったレーザ光はその表面に形成された光吸収層によ
り吸収されるので、光ピックアップにノイズとして戻る
レーザ光を減少することができ、SN比を向上すること
ができる。
【0011】しかしながら、本発明者等は、光ピックア
ップにノイズとして戻るレーザ光は、基板10の内周面
及び外周側の端部からの反射光だけではなく、それより
もむしろ、情報記録層11を透過し、保護層12の表面
で反射され、再度情報記録層11を透過して光ピックア
ップに戻る反射光であることを見出した。すなわち、情
報記録層11は、アルミニウム等の金属からなる蒸着膜
として形成されている場合であっても、それは完全な鏡
面をなす反射膜ではなく、蒸着による微細な粒子の皮膜
であるために、情報記録層11にスポット照射されたレ
ーザ光を僅かではあるが透過する。このために、透過し
たレーザ光は透光性のある保護層12を通過してその表
面に達し、一部は屈折して空気中に進むが、他の一部は
反射する。そして、その反射光は、保護層12を通り、
再度情報記録層11を透過して、光ピックアップにノイ
ズとなって戻る、ということである。
【0012】そこで、本発明は、基板に入射したレーザ
光が情報記録層以外の部分で反射して光ピックアップに
ノイズとして戻ることを極力防止し、信号対雑音比(S
N比)が向上された光ディスクの提供を課題とするもの
である。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる光ディ
スクは、レーザ光を透過する透光性のあるディスク状の
基板と、基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面
から入射したレーザ光を反射させることにより情報の読
出しを可能とする情報記録層と、基板の情報記録層が形
成された側の表面の全領域と、基板の内周面及び外周
面、基板のレーザ光入射側の表面の情報記録層に対向す
る領域の内周側及び外周側の領域の少なくとも一領域以
上とに形成された光吸収層とを具備するものである。
【0014】請求項2にかかる光ディスクは、レーザ光
を透過する透光性のあるディスク状の基板と、基板の一
方側の表面に形成され、他方側の表面から入射したレー
ザ光を反射させることにより情報の読出しを可能とする
情報記録層と、基板の情報記録層が形成された側の表面
の全領域と、基板の内周面及び外周面と、基板のレーザ
光入射側の表面の情報記録層に対向する領域の内周側及
び外周側の領域とに形成された光吸収層とを具備するも
のである。
【0015】請求項3にかかる光ディスクは、レーザ光
を透過する透光性のあるディスク状の基板と、基板の一
方側の表面に形成され、他方側の表面から入射したレー
ザ光を反射させることにより情報の読出しを可能とする
情報記録層と、基板の情報記録層が形成された側の表面
の全領域と、基板の外周面と、基板のレーザ光入射側の
表面の情報記録層に対向する領域の内周側及び外周側の
領域とに形成された光吸収層とを具備するものである。
【0016】請求項4にかかる光ディスクは、レーザ光
を透過する透光性のあるディスク状の基板と、基板の一
方側の表面に形成され、他方側の表面から入射したレー
ザ光を反射させることにより情報の読出しを可能とする
情報記録層と、基板の情報記録層が形成された側の表面
の全領域と、基板の内周面及び外周面とに形成された光
吸収層とを具備するものである。
【0017】請求項5にかかる光ディスクは、レーザ光
を透過する透光性のあるディスク状の基板と、基板の一
方側の表面に形成され、他方側の表面から入射したレー
ザ光を反射させることにより情報の読出しを可能とする
情報記録層と、基板の情報記録層が形成された側の表面
の全領域と、基板の外周面とに形成された光吸収層とを
具備するものである。
【0018】
【作用】請求項1にかかる光ディスクにおいては、光吸
収層が、基板の情報記録層が形成された側の表面の全領
域と、基板の内周面及び外周面、及び基板のレーザ光入
射側の表面の情報記録層に対向する領域の内周側及び外
周側の領域の少なくとも一領域以上とに形成されてい
る。このため、基板に入射し、情報記録層を透過したレ
ーザ光は光吸収層によって吸収されるので、このレーザ
光が再び光ピックアップにノイズとして戻ることは防止
される。また、基板の内周面及び外周面、及び基板のレ
ーザ光入射側の表面の情報記録層に対向する領域の内周
側及び外周側の領域の少なくとも一領域以上に向かった
レーザ光も、光吸収層によって吸収されるので、反射し
て光ピックアップにノイズとして戻ることが防止され
る。したがって、再生される情報のSN比を向上するこ
とができる。
【0019】請求項2にかかる光ディスクにおいては、
光吸収層が、基板の情報記録層が形成された側の表面の
全領域と、基板の内周面及び外周面と、基板のレーザ光
入射側の表面の情報記録層に対向する領域の内周側及び
外周側の領域とに形成されている。したがって、記録さ
れた情報の読出しまたは情報の記録のために必要な領
域、すなわち基板のレーザ光入射側の表面の情報記録層
に対向する領域、を除く全ての表面領域に光吸収層が形
成されているので、情報記録層以外の部分で反射して光
ピックアップにノイズとして戻る不要な反射光を最大限
に防止することができる。このため、再生される情報の
SN比が向上する。
【0020】請求項3にかかる光ディスクにおいては、
光吸収層が、基板の情報記録層が形成された側の表面の
全領域と、基板の外周面と、基板のレーザ光入射側の表
面の情報記録層に対向する領域の内周側及び外周側の領
域とに形成されている。このため、情報記録層を透過し
たレーザ光、及び基板の外周面及びレーザ光の入射側の
表面の内外周部分に向かったレーザ光は、光吸収層によ
り吸収され、反射して光ピックアップにノイズとして戻
ることが防止される。したがって、再生される情報のS
N比を向上することができる。なお、黒色等の光吸収性
のクランプ用ハブを用いて、光ディスクをスピンドルに
取付けるようにすれば、基板の内周面に向かったレーザ
光もそのクランプ用ハブに吸収させることができ、それ
によってSN比を更に向上することができる。
【0021】請求項4にかかる光ディスクにおいては、
光吸収層が、基板の情報記録層が形成された側の表面の
全領域と、基板の内周面及び外周面とに形成されてい
る。したがって、情報記録層を透過したレーザ光、及び
基板の内周面及び外周面に向かったレーザ光は、光吸収
層により吸収され、反射して光ピックアップに戻ること
が防止される。このため、再生される情報のSN比を向
上することができる。
【0022】請求項5にかかる光ディスクにおいては、
光吸収層が、基板の情報記録層が形成された側の表面の
全領域と、基板の外周面とに形成されている。したがっ
て、光ピックアップから基板内に入射し、情報記録層を
透過したレーザ光及び基板の外周面に向かったレーザ光
は、光吸収層によって吸収され、反射して光ピックアッ
プに戻ることが防止される。このため、再生される情報
のSN比を向上することができる。なお、黒色等の光吸
収性のクランプハブを用いて、光ディスクをスピンドル
に装着するようにすれば、基板の内周面に向かったレー
ザ光もそのクランプハブに吸収させることができ、SN
比を更に向上することができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0024】〈第一実施例〉図1は本発明の光ディスク
をコンパクトディスク(CD)に適用した第一実施例の
断面図である。なお、この断面図は、図5(b)と同様
に、その厚さを実際より誇張して記載されている。
【0025】図1において、1はアクリル樹脂、ポリカ
ーボネート樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂等から形成され
た、レーザ光を透過する透光性のある基板である。この
基板1は、図5(a),(b)に示した従来の光ディス
クの基板10に対応するものであり、中心孔4を持つデ
ィスクの形状を有し、上下に或いは表裏に一対の対向す
る表面1a,1bと、内周面(中心孔4の側面)1c及
び外周面(端面)1dとを備えている。なお、中心孔4
は、プレーヤにおけるモータによって回転駆動されるス
ピンドルに直接、またはクランプ用ハブ等を介して取付
けられる。
【0026】また、2は基板1の一方側の表面1aに形
成された情報記録層であり(従来の光ディスクの情報記
録層11に対応する)、CDとしての本実施例において
は、位相ピットが形成されたアルミニウム等の金属の蒸
着膜またはスパッタ膜(すなわち反射膜)からなってい
る。具体的には、この情報記録層2は、基板1の表面に
ピットを射出成形等の方法で形成した後、そのピットを
含む表面にアルミニウム等の金属を蒸着またはスパッタ
リングすることによって形成される。なお、情報記録層
2は、プログラムエリアの内周側のリードインと外周側
のリードアウトとを含むが、図示されたように基板1の
表面1aの内周側の一定の領域範囲と外周側の少しの領
域は残して、一般に形成される。そして、3はノイズと
なるレーザ光を吸収するための光吸収層であるが、これ
については後で詳述する。
【0027】情報記録層2の読出しに際して、光ピック
アップは図中の下方側に配置され、そのレーザ光源から
のレーザ光を、図中の矢印5の方向にレンズを通して入
射し、基板1を透過して、情報記録層2の表面に微細な
スポットとして集束させる。そして、このレーザ光は情
報記録層2によって反射され、戻り光として再度同じ経
路で光ピックアップに戻されるが、情報記録層2には情
報信号に従ってピットが形成されているので、その戻り
光量はピットの有無に応じて変化する。この変化する戻
り光を、ビームスプリッタ(ハーフミラー)により入射
光と分離し、受光素子によって受光して電気信号に変換
する。こうして、受光素子の出力信号の変化から、記録
された情報信号が再生される。
【0028】記録された情報(ディジタル信号)の読出
しと再生はこのように行われるが、ここで、情報記録層
2の表面に入射したレーザ光の一部はこれを透過し、或
いは光ピックアップ側以外の方向に反射する。そして、
これらのレーザ光が基板1の表面で、或いはその他の部
分で反射を繰返して再度光ピックアップに戻ると、これ
らはランダムな位相または偏光を有するために、情報記
録層2から直接光ピックアップに戻る戻り光に重畳し、
得られる情報信号にノイズを生じる。そこで、基板1に
入射したレーザ光がそのように反射してノイズとして光
ピックアップに戻ることを防止するために、光吸収層3
が設けられる。
【0029】本実施例において、光吸収層3は、情報信
号の読出しに必要な領域を除いて、基板1の全面に形成
されている。すなわち、基板1の情報記録層2が形成さ
れた側の表面1aの全領域、基板1の内周面1c及び外
周面1d、及び基板1のレーザ光入射側の表面1bの、
情報信号の読出しに必要な領域を除く内周側及び外周側
の領域である。ここで、情報信号の読出しに必要な領域
は、その読出しが情報記録層2と直角な方向から一般に
なされるため、情報記録層2が形成された領域に対向す
るものである。したがって、光吸収層3が形成された基
板1の表面1bの領域は、具体的には、情報記録層2の
リードインから基板1の内周縁部(中心孔4)までの環
状の内周側領域と、情報記録層2のリードアウトから基
板1の外周縁部までの環状の外周側領域である。
【0030】これによって、基板1内に入射され情報記
録層2を透過したレーザ光は、基板1の表面1aの全領
域に形成された光吸収層3によって吸収される。なお、
この基板1の表面1aの全領域に形成された光吸収層3
は、情報記録層2の表面を被覆するものであるために、
従来の光ディスクの保護層12(図5)としての作用も
有している。また、情報記録層2で反射して、回折等に
より基板1の内周側及び外周側に向かったレーザ光も、
基板1の内周面1c及び外周面1d、及び基板1の表面
1bの内周側及び外周側の領域に形成された光吸収層3
によって、吸収される。このように、情報記録層2で反
射して直接光ピックアップに戻る戻り光以外のレーザ光
は光吸収層3によって吸収されるので、このようなレー
ザ光が基板1の表面やその他の部分で反射しまたは反射
を繰返して、光ピックアップにノイズとして戻ること
は、防止され、或いは減少する。したがって、得られる
情報信号の信号対雑音比(SN比)を向上することがで
き、品質のよいディスクを得ることができる。
【0031】なお、この光吸収層3は任意の材料から形
成することができるが、基板1の界面でのレーザ光の反
射を最少にするために、基板1を形成する材料と屈折率
が同程度であることが好ましい。屈折率の差が大きい程
その反射量が増すからである。したがって、最も好まし
いのは、基板1を形成するアクリル樹脂、ポリカーボネ
ート樹脂等と同じ樹脂材料から光吸収層3を形成するこ
とである。
【0032】そして、そのような樹脂材料を光吸収層3
のベースとする場合、レーザ光を吸収するためにこれに
添加する光吸収物質としては、カーボンブラックが好適
である。カーボンブラックは、ほとんど全ての波長の光
に対して吸収性を有し、レーザ光だけでなく、光ピック
アップによる情報信号の再生にノイズを生じ得る自然光
や照明光等も吸収することができるからである。
【0033】このカーボンブラックは、均一に分散さ
れ、またレーザ光線と接触する機会を多くするために
も、できるだけ細かい粒子径を有することが望ましい。
また、CDの場合ピットの幅は一般に約0.4μmであ
るから、ピットによる凹凸がカーボンブラックで十分に
充填されるためには、その粒子径がこれよりも更に小さ
いことが望ましい。したがって、カーボンブラックは、
その粒子径が0.2〜0.3μm以下であることが好ま
しい。また、その混入量は、実用上一般に、10〜30
重量%が好ましい。少なすぎると光吸収効果が十分では
なく、また逆に多すぎると被覆層としての強度が十分に
得られない。
【0034】また、光吸収物質として、レーザ光に対し
て選択的な吸収性を有する物質を使用することもでき
る。CDの再生には一般に0.78μmの波長の半導体
レーザ光が使用されているので、その光吸収物質として
は、緑色の有機または無機顔料或いは染料等が好まし
い。このような選択的な光吸収性の物質を用いることに
よって、光吸収層のベースを紫外線硬化型の樹脂材料と
することができる。
【0035】これらの光吸収物質を含む光吸収層3は、
レーザ光を吸収するのに十分な厚さで形成されるが、特
にカーボンブラックを用いる場合、光吸収性が高いの
で、その厚さは4〜6μm程度で十分である。この厚さ
は、従来の光ディスク(CD)の保護層12(図5)の
厚さに対応するものであり、したがって、情報記録層2
を保護するためにも十分な厚さである。しかし、これよ
りも更に厚く形成することは、何等妨げられることでは
ない。また、その従来におけるような透光性のある樹脂
からなる保護層を情報記録層2の表面に設けることも可
能であり、この場合、光吸収層3は更にその保護層の表
面に形成される。そして、このような光吸収層3は、ス
ピンコート等の塗布手段によって、或いは予めフィルム
状に成形したものを熱融着する方法等によって形成する
ことができる。なお、基板1の表面1a等に形成された
保護層の表面には、更にレーベル等の印刷を施すことが
できる。
【0036】以上のように、本実施例のCDとしての光
ディスクは、レーザ光を透過する透明なディスク状の基
板1と、基板1の一方側の表面1aに形成され、他方側
の表面1bから入射したレーザ光を反射させることによ
り情報の読出しを可能とする情報記録層2と、基板1の
情報記録層2が形成された側の表面1aの全領域と、基
板1の内周面1c及び外周面1dと、基板1のレーザ光
入射側の表面1bの情報記録層2に対向する領域の内周
側及び外周側の領域とに形成された光吸収層3とを具備
するものである。したがって、本実施例は、請求項1,
2、特に、請求項2の態様に相当するものである。
【0037】〈第二実施例〉図2は本発明の光ディスク
を同様にコンパクトディスク(CD)に適用した第二実
施例の断面図である。
【0038】図2において、図1の第一実施例と同一符
号はその構成部分と同一であることを示し、第一実施例
と同じく、1はレーザ光を透過する透光性のあるディス
ク状の基板、2はその基板1の一方側の表面1aに形成
された情報記録層、そして3は光吸収層である。
【0039】本実施例が第一実施例と異なるのは、第一
実施例における基板1の内周面1cの光吸収層3が省か
れている点である。すなわち、本実施例では、光吸収層
3は、基板1の情報記録層2が形成された側の表面1a
の全領域と、基板1の外周面1dと、基板1のレーザ光
入射側の表面1bの情報記録層2に対向する領域の内周
側及び外周側の領域とに形成されている。
【0040】これによって、基板1内に入射し、情報記
録層2を透過したレーザ光は、基板1の表面1aに形成
された光吸収層3によって吸収される。また、情報記録
層2で反射して、回折等により基板1の内周側及び外周
側に向かったレーザ光も、基板1の外周面1d及び基板
1の表面1bの内周側及び外周側の領域に形成された光
吸収層3によって、吸収される。なお、基板1の表面1
aの内周側及び外周側における情報記録層2が形成され
ていない領域に向かったレーザ光も、その表面に形成さ
れた光吸収層3によって吸収される。
【0041】このように、基板1に入射したレーザ光の
うちの、情報記録層2で反射して直接光ピックアップに
戻る戻り光以外のレーザ光は、光吸収層3によって吸収
されるので、そのようなレーザ光が基板1の表面或いは
その他の部分で反射し、または反射を繰返して再度光ピ
ックアップにノイズとして戻ることは防止される。した
がって、得られる情報信号のSN比を向上することがで
き、品質の優れた光ディスクを得ることができる。
【0042】なお、本実施例の光ディスクをプレーヤの
スピンドルに取付けるに際し、中心孔4に挿入するクラ
ンプ用ハブ(アダプタ)として、黒色または少なくとも
レーザ光に対して吸収性の着色を有するものを用いるこ
とによって、基板1内に入射し、その内周面の側面1
c、すなわち中心孔4に向かったレーザ光を、そのクラ
ンプ用ハブに吸収させることができる。したがって、本
実施例の光ディスクは、スピンドルへの取付にそのよう
な着色のクランプ用ハブ等が用いられる場合に、特に適
したものである。そして、基板1の内周面1cの光吸収
層3が省かれていることによって、光吸収層3の形成を
より容易に行うことができる。
【0043】なお本実施例は、請求項1,3、特に、請
求項3の態様に相当するものである。
【0044】〈第三実施例〉図3は本発明の光ディスク
をコンパクトディスク(CD)に適用した第三実施例の
断面図である。
【0045】図3において、これまでの第一、第二実施
例と同一符号はその構成部分と同一であるから、ここで
は、重複する説明を省略する。
【0046】この第三実施例は、光吸収層3を形成する
領域の範囲を除いて、第一、第二実施例と同じ構成であ
る。そして、本実施例では、光吸収層3は、基板1の情
報記録層2が形成された側の表面1aの全領域と、基板
1の内周面1c及び外周面1dとに形成されている。す
なわち、基板1のレーザ光入射側の表面1bには、光吸
収層3が形成されていない。
【0047】しかし、その効果はこれまでの実施例と同
様であり、基板1内に入射し、情報記録層2で反射され
ずに透過したレーザ光や、情報記録層2で反射して基板
1の内周面及び外周側に向かったレーザ光は、光吸収層
3によって吸収される。したがって、光ピックアップに
ノイズとなって戻るレーザ光を減少させることができる
ので、得られる情報信号のSN比を向上することがで
き、品質の良い光ディスクを得ることができる。
【0048】また、基板1のレーザ光入射側の表面1b
には光吸収層3が形成されていないので、その表面1b
の平滑性が維持される。したがって、本実施例の光ディ
スクは、特に、レーザ光入射側の表面1bに高度な平滑
性が要求される場合に適している。ただ、レーザ光入射
側の表面1bに光吸収層3を段差なく形成することは、
例えば、その表面に予め凹部を形成しておいて、その凹
部に光吸収層を同一高さで設ける方法、或いは予め光吸
収層を形成しておいて、これを基板と共にインサート成
形する方法等によって可能ではある。しかし、このよう
にして光吸収層を形成することは、比較的手間のかかる
ことである。
【0049】なお、本実施例は、請求項1,4、特に、
請求項4の態様に相当するものである。
【0050】〈第四実施例〉図4は本発明の光ディスク
をコンパクトディスク(CD)に適用した第四実施例の
断面図である。
【0051】図4においても、これまでの実施例と同一
符号は同じ構成部分を示すものであるから、重複する説
明は省略する。
【0052】本実施例は、第三実施例における内周面1
cの光吸収層3を省いたものである。すなわち、本実施
例では、光吸収層3は、基板1の情報記録層2が形成さ
れた側の表面1aの全領域と外周面1dとに形成されて
いる。
【0053】これまでの実施例と同様に、基板1内に入
射し、情報記録層2で反射されずに透過したレーザ光
は、表面1aに形成された光吸収層3によって吸収され
る。また、情報記録層2で反射して基板1の外周側に向
かったレーザ光は、外周面1d及び表面1aの外周側領
域に形成された光吸収層3によって吸収される。更に、
情報記録層2で反射して基板1の内周側に向かったレー
ザ光は、少なくともその一部は表面1aの内周側領域の
光吸収層3によって吸収されると共に、第二実施例の場
合と同様に、黒色または少なくともレーザ光に対して吸
収性の着色を有するクランプ用ハブ(アダプタ)等が使
用される場合、そのクランプ用ハブによって吸収され
る。したがって、本実施例の光ディスクは、第二実施例
と同様に、それをプレーヤのスピンドルへ取付けるため
に、そのようなレーザ光吸収性の着色を有するクランプ
用ハブ等が用いられる場合に、特に、適したものであ
る。
【0054】そのようにして、光ピックアップにノイズ
として戻るレーザ光を減少させることができるので、得
られる情報信号のSN比を向上することができ、品質の
良い光ディスクを得ることができる。また、光吸収層3
を形成する領域範囲が最少限に止どめられているため、
光吸収層の形成を容易に行うことができる。
【0055】なお、本実施例は、請求項1,5、特に、
請求項5の態様に相当するものである。
【0056】以上、光吸収層3を形成する領域と範囲に
ついてCDを例として4つの実施例を示したが、本発明
を実施するに際しては、これらの例に限定されることな
く種々の変更が可能である。例えば、図2に示す第二実
施例において、基板1の外周面1dの光吸収層3は省く
ことができる。また、同様に、基板1のレ−ザ光入射側
の表面1bの内周側と外周側とのいずれか一方の領域の
光吸収層3は省くことができる。ただし、基板1の情報
記録層2が形成された側の表面1aには、情報記録層2
が形成されていない領域も含めて、その全領域に光吸収
層3を形成することが必要である。この表面1a側から
反射するレーザ光は、直接光ピックアップ側に戻るた
め、得られる情報信号に大きなノイズを与えるからであ
る。
【0057】また、本発明の光ディスクは、CDに限定
されることなく、レーザーディスク(LD)や種々の業
務用光ディスク等の情報記録担体として適用することが
できる。そして、それに応じて、情報記録層について
も、位相ピットが形成された反射膜からなる再生専用形
に限定されることなく、孔(穴)形成、相変化、泡形
成、基板変形等の記録方式による追記形、或いは光磁
気、相変化等による書換形、等として形成することがで
きる。更に、ディスクの形態についても、片面(単板)
ディスクとしてだけではなく、片面ディスクを貼合わせ
た形態の両面ディスクとして形成することもできる。そ
して、密着形の両面ディスクとして形成した場合、光吸
収層は、単一層として情報記録層間に形成することもで
きる。
【0058】
【発明の効果】以上のように、請求項1にかかる光ディ
スクは、レーザ光を透過する透光性のあるディスク状の
基板と、基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面
から入射したレーザ光を反射させることにより情報の読
出しを可能とする情報記録層と、基板の情報記録層が形
成された側の表面の全領域と、基板の内周面及び外周
面、基板のレーザ光入射側の表面の情報記録層に対向す
る領域の内周側及び外周側の領域の少なくとも一領域以
上とに形成された光吸収層とを具備するものである。し
たがって、基板に入射し、情報記録層を透過したレーザ
光、及び情報記録層で反射して光ピックアップ側以外の
方向に向かった光の少なくとも一部は、光吸収層によっ
て吸収することができるので、これらが基板の界面また
はその他の部分で反射し、または反射を繰返して光ピッ
クアップに戻り、再生される情報信号にノイズを与える
ことは防止される。このため、再生される情報信号の信
号対雑音比(SN比)を向上することができ、光ディス
クの品質を高めることができる。
【0059】また、請求項2にかかる光ディスクは、光
吸収層を、基板の情報記録層が形成された側の表面の全
領域と、基板の内周面及び外周面と、基板のレーザ光入
射側の表面の情報記録層に対向する領域の内周側及び外
周側の領域とに形成したものである。したがって、レー
ザ光による情報記録層の読出しまたは書込に必要な領域
を除いて、基板の全ての表面領域に光吸収層が形成され
ているので、情報記録層で反射して光ピックアップに直
接戻る戻り光以外のレーザ光は、最大限に吸収される。
このため、そのような戻り光以外のレーザ光がノイズと
して光ピックアップに戻ることは防止されるので、再生
される情報信号のSN比を向上することができ、光ディ
スクの品質を高めることができる。
【0060】請求項3にかかる光ディスクは、光吸収層
を、基板の情報記録層が形成された側の表面の全領域
と、基板の外周面及び基板のレーザ光の入射側の表面の
情報記録層に対向する領域の内周側及び外周側の領域と
に形成したものである。したがって、基板に入射し情報
記録層を透過したレーザ光、及び情報記録層で反射し基
板の外周面及びレーザ光入射側の表面の内外周部分に向
かったレーザ光は、光吸収層により吸収することができ
る。このため、ノイズとなって光ピックアップに戻るレ
ーザ光を減少することができるので、再生される情報信
号のSN比を向上することができ、光ディスクの品質を
高めることができる。また、プレーヤのスピンドルへの
取付に、黒色等の光吸収性のクランプ用ハブ等が用いら
れる場合には、基板に入射しその内周面に向かったレー
ザ光は、そのクランプ用ハブ等に吸収されるので、それ
により、再生される情報信号のSN比がより向上され
る。
【0061】請求項4にかかる光ディスクは、光吸収層
を、基板の情報記録層が形成された側の表面の全領域
と、基板の内周面及び外周面とに形成したものである。
したがって、基板に入射し情報記録層を透過したレーザ
光、及び情報記録層で反射し基板の内周面及び外周面に
向かったレーザ光は、光吸収層によって吸収されるの
で、これらのレーザ光がノイズとなって光ピックアップ
に戻ることを防止することができる。このため、再生さ
れる情報のSN比を向上することができ、光ディスクの
品質を高めることができる。また、基板のレーザ光入射
側の表面は、光吸収層が形成されないので、その表面の
平滑性を維持することができる。
【0062】請求項5にかかる光ディスクは、光吸収層
を、基板の情報記録層が形成された側の表面の全領域
と、基板の外周面とに形成したものである。したがっ
て、基板に入射し情報記録層を透過したレーザ光、及び
情報記録層で反射し基板の外周面に向かったレーザ光
は、光吸収層によって吸収されるので、これらのレーザ
光がノイズとなって光ピックアップに戻ることが防止さ
れる。このため、再生される情報信号のSN比を向上す
ることができ、光ディスクの品質を高めることができ
る。また、この光ディスクを、黒色等の光吸収性のクラ
ンプ用ハブ等を用いてプレーヤのスピンドルに取付けた
場合には、基板に入射しその内周面に向かったレーザ光
も、そのクランプ用ハブ等によって吸収することがで
き、再生される情報信号のSN比をより向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の光ディスクをコンパクトディス
ク(CD)に適用した第一実施例の断面図である。
【図2】図2は本発明の光ディスクをCDに適用した第
二実施例の断面図である。
【図3】図3は本発明の光ディスクをCDに適用した第
三実施例の断面図である。
【図4】図4は本発明の光ディスクをCDに適用した第
四実施例の断面図である。
【図5】図5は従来の光ディスク(CD)の平面図
(a)及び断面図(b)である。
【符号の説明】
1 透明基板 2 情報記録層 3 光吸収層 4 中心孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を透過する透光性のあるディス
    ク状の基板と、 前記基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面から
    入射したレーザ光を反射させることにより情報の読出し
    を可能とする情報記録層と、 前記基板の前記情報記録層が形成された側の表面の全領
    域と、前記基板の内周面及び外周面、前記基板のレーザ
    光入射側の表面の前記情報記録層に対向する領域の内周
    側及び外周側の領域の少なくとも一領域以上とに形成さ
    れた光吸収層とを具備することを特徴とする光ディス
    ク。
  2. 【請求項2】 レーザ光を透過する透光性のあるディス
    ク状の基板と、 前記基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面から
    入射したレーザ光を反射させることにより情報の読出し
    を可能とする情報記録層と、 前記基板の前記情報記録層が形成された側の表面の全領
    域と、前記基板の内周面及び外周面と、前記基板のレー
    ザ光入射側の表面の前記情報記録層に対向する領域の内
    周側及び外周側の領域とに形成された光吸収層とを具備
    することを特徴とする光ディスク。
  3. 【請求項3】 レーザ光を透過する透光性のあるディス
    ク状の基板と、 前記基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面から
    入射したレーザ光を反射させることにより情報の読出し
    を可能とする情報記録層と、 前記基板の前記情報記録層が形成された側の表面の全領
    域と、前記基板の外周面と、前記基板のレーザ光入射側
    の表面の前記情報記録層に対向する領域の内周側及び外
    周側の領域とに形成された光吸収層とを具備することを
    特徴とする光ディスク。
  4. 【請求項4】 レーザ光を透過する透光性のあるディス
    ク状の基板と、 前記基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面から
    入射したレーザ光を反射させることにより情報の読出し
    を可能とする情報記録層と、 前記基板の前記情報記録層が形成された側の表面の全領
    域と、前記基板の内周面及び外周面とに形成された光吸
    収層とを具備することを特徴とする光ディスク。
  5. 【請求項5】 レーザ光を透過する透光性のあるディス
    ク状の基板と、 前記基板の一方側の表面に形成され、他方側の表面から
    入射したレーザ光を反射させることにより情報の読出し
    を可能とする情報記録層と、 前記基板の前記情報記録層が形成された側の表面の全領
    域と、前記基板の外周面とに形成された光吸収層とを具
    備することを特徴とする光ディスク。
JP6023986A 1994-02-22 1994-02-22 光ディスク Pending JPH07235081A (ja)

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