JPH07234747A - 出力信号ドライバ及びその駆動方法 - Google Patents
出力信号ドライバ及びその駆動方法Info
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Abstract
要な電力の損失をもたらすスプリアス信号を発生させな
いように制御した前記出力信号線用のドライバを提供す
る。 【構成】 前記出力信号線上に出力されるべきデータ信
号、及び前記出力信号線上の信号をフィードバック信号
として入力し、そのうちの一つを前記データ信号の有効
性を表すデータ有効信号に従って選択してバッファ段入
力信号を供給するマルチプレクサと、前記データ信号の
前記出力に関連して発生されるエネーブル信号に従って
ハイ・インピーダンス状態から切り換えられ、前記マル
チプレクサからの信号により前記出力信号線の前記信号
をその電源電圧に従った第1の電圧状態又は第2の電圧
状態へ駆動するバッファ段とを備える。
Description
を有するデータ処理装置の出力信号ドライバ、及びこの
出力ドライバを駆動する方法に関する。
置のように種々公知のデータ処理装置は、出力信号線を
駆動する必要がある。パフォーマンスと保護を理由とし
て駆動をしている出力信号線と出力すべきデータ信号を
発生する回路との間にバッファ段を設けることが知られ
ている。
しており、出力バス8を介して複数の出力信号線6を駆
動する通常の簡単な出力信号駆動回路4を備えている。
この出力信号駆動回路4は、データ線12上にデータ信
号を発生し、出力バス8を介して出力するように機能す
る機能ブロック10、例えばランダム・アクセス・メモ
リ・ブロックを備えている。
1、入力2)に応答してデータ信号を発生する。機能ブ
ロック10はエネーブル線14上のエネーブル信号(こ
の場合では選択信号としても機能している。)により選
択されてエネーブルされ、このエネーブル信号はデータ
信号線12用に設けられている複数のバッファ16のそ
れぞれにも(エネーブル入力“e ”を介して)入力され
ている。バッファ16は機能ブロック10を出力バス8
から絶縁するように機能をし、かつ比較的に大きい静電
容量の出力バス8を駆動するためにある程度の電力増幅
をしている。
内の種々の信号についてのタイミング図である。「選
択」信号は図1の上側の出力信号駆動回路4をエネーブ
ルさせるために状態の切り換えをする。この「選択」信
号は機能ブロック10及びバッファ16をエネーブルす
る。機能ブロック10の出力(FB1の出力)はその最
終的なデータ信号の値に安定するまでにある限られた長
さの時間が掛かる。この時間中はデータ信号線12上に
スプリアス信号(「グリッチ」)が発生する。バッファ
16は、「選択」信号によりエネーブルされるので、ハ
イ・インピーダンス状態からアクティブ状態へ移行し、
従ってデータ信号線12上のスプリアス信号を電力増幅
するように機能して出力バス8に送出する。急速に変化
するスプリアス信号を有し、比較的に大きな静電容量の
出力バス8を駆動すると、かなりの量の回路電力が消費
される。更に、出力バス8に接続されている他の回路は
出力バス8に一時的に存在するスプリアス信号から保護
される必要がある。
ッファ16との間にラッチ回路18を配置した図1の構
成(アドバンスドRISCマシン・リミテッドにより製
作されたARM600に用いられている。)に対する他
の構成を示す。機能ブロック10は、そのデータ信号が
有効値に安定したときに出力される付加的なデータ有効
出力dvを有する。このデータ有効信号はラッチ回路1
8をトリガしてラッチ回路18に入力されている値をラ
ッチさせる。次に、ラッチされたこれらの値はバッファ
16に転送される。
様の図3の回路に関するタイミング図を示す。この場合
に、機能ブロック10の出力はラッチ回路18によりラ
ッチされるので、データ信号は、ラッチ回路18によっ
てラッチされるように機能ブロック10によって十分な
長さで出力されることのみが必要となる。データ信号が
ラッチされると、機能ブロック10は電力の消費が少な
い休止状態を取ることができる。この回路は出力バス8
に出力されているスプリアス信号の問題を処理してはい
ない。
示す。この場合に、バッファ16は「選択」信号によっ
てエネーブルされない。その代わりに、データ有効信号
がバッファ16をエネーブルするために用いられるもの
であって、このデータ有効信号はエネーブル・ラッチ2
0を介して転送される。エネーブル・ラッチ20は、機
能ブロック10がその休止状態に復帰しているときであ
っても、バッファ16にこのエネーブル信号を保持して
いる。
の信号のタイミングを示す。この場合には、データ有効
信号が出力されるまで、バッファ16がエネーブルされ
ないので、スプリアス信号はバッファ16に入力される
ことも、バッファ16から出力されることもない。しか
し、この構成は、バッファ16に印加されているデータ
有効信号と、出力バス8を駆動することができるバッフ
ァ16との間である限られた時間(T)を必要とする欠
点がある。これが導入する付加的な時間遅延、即ちメモ
リ・アクセス時間の増加は、パフォーマンスの欠点とな
る。
問題を解決することにある。
ら見ると、出力信号線を駆動する出力信号駆動手段をを
有するデータ処理装置を提供するものあって、前記出力
信号駆動手段は、(i)出力されるべきデータ信号、及
び前記データ信号が出力可能状態であることを表わした
データ有効信号を発生するデータ信号発生手段と、(i
i)前記データ信号と前記出力信号線からフィードバッ
クされる出力信号とのうちの一つを選択してバッファ段
入力信号を供給するマルチプレクサであって、前記デー
タ信号を前記データ有効信号に応答して選択するマルチ
プレクサと、(iii)前記エネーブル信号によりエネ
ーブルされたときは、ハイ・インピーダンス状態から切
り換えられ、かつ前記バッファ段入力信号に応答して前
記出力信号線を第1の電圧状態又は第2の電圧状態に駆
動するバッファ段とを備えている。
れると、直ちに図6に示す全ての遅延Tをなくし、一方
前記データ信号が可能状態となるまで、前記出力信号を
前記マルチプレクサを介して前記バッファ段の入力へフ
ィードバックすることにより、前記バッファ段がスプリ
アス信号を出力すること、従って電力を無駄にすること
が防止される。このようにして、付加的なパフォーマン
スが図5の回路の遅延Tを限定させることなく、図1及
び図3の回路について1アクセス当りの電力を典型的に
は25%から50%節約することができる。
より独立した信号として供給されるよりも、システム内
で他の信号により無条件に供給されてもよいこと、即ち
メモリ・アドレスの遷移を検出してデータ信号発生手段
及びバッファ段のトリガ・エネーブルに用いられてもよ
いことを理解すべきである。
前記出力信号線からフィードバックされる出力信号がそ
のレベルを保持するのを保証するように、実際的な測定
が行われることが望ましい。これは、多くの異なる方
法、例えば前記出力信号線を介して僅かなフィードバッ
クを掛けるインバータ(「リーキー」インバータ)を備
えることにより達成されてもよい。しかし、好ましい実
施例において、前記データ信号は出力可能状態でないこ
とが前記データ有効信号により表わされているときは、
前記マルチプレクサは前記出力信号をラッチする。
な機能を実行し、これによって特にラッチの機能のため
に回路素子を備える必要をなくすことができる。
をする異なる多くの方法により実施されてもよい。しか
し、少数の回路素子を用いる実際に効果的な実施例は、
前記バッファ段が第1のバッファ絶縁ゲ−トを介して第
1の電源レールと、第2のバッファ絶縁ゲ−トを介して
第2の電源レールとに接続されたバッファ・インバータ
を備えたものであって、前記第1のバッファ絶縁ゲ−ト
及び前記第2のバッファ絶縁ゲ−トは前記エネーブル信
号により導通状態に切り換えられる。
記出力信号線からフィードバックされた出力信号との間
で前記バッファ段の入力信号を切り換える機能を実行す
ることが理解されるであろう。この動作は、前記マルチ
プレクサがデータ信号インバータを備え、前記データ信
号インバータ及び前記出力信号インバータが前記バッフ
ァ段入力信号を供給する並列接続出力を有し、前記デー
タ有効信号が前記データ信号インバータをスイッチ・オ
ンし、かつ前記出力信号インバータをスイッチ・オフす
る機能をする実施例により、都合よく得られる。
号インバータがスイッチ・オフされているときに、効果
的に前記インバータの絶縁及び低消費電力を保証するよ
うに、前記データ信号インバータ及び前記出力信号イン
バータをスイッチ・オンし、かつスイッチ・オフするた
めには、インバータと前記第1の電源レールとの間及び
インバータと前記第2の電源レールとの間にそれぞれ絶
縁ゲートを設けることである。
前記出力信号インバータはフィードバックされる前記出
力信号をハイ・インピーダンス入力で取り込むことが好
ましい。
ーダンス入力で取り込むことを保証すると、前記バッフ
ァ段及び前記データ信号発生手段がディセーブルされて
いるときに、電力消費の低減に寄与する。なぜならば、
この状態では前記出力信号が連続的にフィードバックさ
れているためである。
信号発生手段が前記データ信号及び前記データ有効信号
を所定の期間において出力し、その後に前記データ信号
発生手段が休止状態に切り換わることである。
ると、前記データ信号がアクセスされ、かつ出力された
ときに、前記データ信号発生手段から前記出力信号線へ
連続的に出力することを前記バッファ段及び前記マルチ
プレクサにまかせ、かつ前記データ信号発生手段にこの
ような低電力の休止状態を取ることを可能にさせる結果
となる。
式を取り得ることを理解するであろう。しかし、本発明
が特に適している場合では、前記データ信号発生手段
は、エネーブルされたときに、1以上の入力信号に従っ
て前記データ信号を決定する。
号を処理するように機能して前記データ信号を決定する
前記実施例は、電力消費のために前記データ信号発生手
段の出力信号線をバッファリングすること(即ち、処理
が比較的に長い時間を取り、従ってスプリアス信号がよ
り長く発生する。)、及び比較的デリケートな処理回路
を保護することに顕著な利益がある。
号発生手段がメモリ回路を備え、前記1以上の入力信号
がアクセスするメモリ・アドレスを指定し、かつ前記デ
ータ信号が記憶したデータ信号を含む実施例に特に適合
している。
介して個別的な出力信号線に接続するバッファ機構を備
えた個別的な出力信号発生回路として実施されてもよ
い。しかし、このようなトライステート・バッファ段を
使用し、かつ出力信号線に接続された素子を個別的にエ
ネーブルし、かつディセーブルする機構を設ける必要性
は、複数の出力信号駆動手段を共通出力信号線に接続す
るときに特に発生する。これについての一例は、共通バ
スを介して相互接続されてバス・コントローラの制御に
より機能ブロック間でデータ転送を行なうデータ処理装
置内の種々の機能ブロックであろう。
大きな寸法を典型的に有し、結果的に大きな静電容量を
持つことになり、共有バス上の出力スプリアス・データ
を避けることが必要となる。更に、発生する付加的な必
要条件は、データ信号発生手段をエネーブルする切り換
え時に、一方のバッファ段が他方のバッファ段に対して
出力信号線を異なる信号レベルへ駆動しようとする出力
信号の不一致が発生してはならないということである。
このような不一致はかなりの量の電力を消費し、回路を
損傷する結果となる。出力信号線の値をバッファ段の入
力へフィードバックする機構は、初期には、共通出力信
号線に接続されている全てのバッファ段が出力信号線上
に既に存在する信号レベルを、これらがエネーブルされ
ていれば、取り込む利点がある。従って、不一致を避け
るべく、異なるバッファ段のエネーブルを分離させるた
めに必要とする付加的な遅延は、設けなくともよい。
もよいことを理解すべきである。しかし、本発明は集積
回路として実施されるのが特に適している。
線を駆動するステップを含む出力信号ドライバの駆動方
法を提供するものであり、前記方法は、(i)出力され
るべきデータ信号、及び前記データ信号が出力可能状態
であることを表わしたデータ有効信号を発生するステッ
プと、(ii)前記データ信号と前記出力信号線からフ
ィードバックされる出力信号とのうちの一つを選択して
バッファ段入力信号を供給するステップであって、前記
データ信号を前記データ有効信号に応答して選択するス
テップと、(iii)前記エネーブル信号に応答してバ
ッファ段をハイ・インピーダンス状態から切り換えるス
テップと、(iv)前記バッファ段入力信号に従って、
前記出力信号線を第1の電圧状態又は第2の電圧状態に
駆動するステップとを備えている。
果は、添付図面と関連させて読むべき以下の実施例の詳
細な説明から明らかである。
セス・メモリ・ブロックの形式を有し、かつデータ信号
発生手段として機能する2つの機能ブロック10、11
を備えている。「選択」信号は、これら機能ブロック1
0、11の一方又は他方をこれらの「エネーブル」入力
を介してエネーブルする。インバータ22は、機能ブロ
ック10、11を一度に一つだけエネーブルすることを
保証している。
メモリ・アドレス形式により入力信号(入力1、入力
2)を入力し、ある限られたアクセス時間後にデータ信
号線12上に8ビットの出力を発生する。
びマルチプレクサ回路24にも供給されており、各バッ
ファ段をエネーブルする。機能ブロック10、11をエ
ネーブルすると同時にバッファ段をエネーブルすると、
データ信号がメモリから読み出され、かつデータ有効信
号が出力されたときに、バッファ段が動作状態となるの
を待つ必要がないという結果となる。
ク10、バッファ段及びマルチプレクサ回路24をエネ
ーブルすると同時に、アクセスするアドレスが機能ブロ
ック10に入力される。出力バス8上に現れる出力信号
は、バッファ段の入力にフィードバックされ、従ってデ
ータ有効信号dvが機能ブロック10により出力されて
機能ブロック10から8ビットの出力が出力可能状態で
あることを表わすまで、出力バス上に保持される。この
時に、組み合わせのバッファ段及びマルチプレクサ回路
24内のマルチプレクサは、切り換えによりデータ信号
を選択して出力させる。更に、マルチプレクサはデータ
信号をラッチするように機能し、また所定の期間後にデ
ータ有効信号を除去して機能ブロック10を休止状態に
復帰させることができる。
24を更に詳細に示す。マルチプレクサ26はデータ信
号線12上のデータ信号をデータ信号インバータ30の
ゲート電極入力で取り込んでおり、このデータ信号イン
バータ30は2つのコンプリメンタリ電界効果トランジ
スタを備えている。第1及び第2のデータ信号インバー
タ絶縁ゲ−ト32、34はそれぞれの電源レールとデー
タ信号インバータ30との間に設けられている。更に、
マルチプレクサ26は出力信号インバータ36も備えて
おり、出力信号インバータ36は出力信号線6からのフ
ィードバック出力信号を2つのコンプリメンタリ電界効
果トランジスタのゲ−ト電極入力に入力している。第1
及び第2の出力信号インバータ絶縁ゲ−ト38、40は
出力信号インバータ36とそれぞれの電源レールとの間
に設けられている。
vは、データ信号インバータ絶縁ゲ−ト32、34、3
8、40のゲート電極に供給されて、データ信号インバ
ータ30及び出力信号インバータ36をオン及びオフに
切り換える。データ信号インバータ30の出力及び出力
信号インバータ36の出力は並列に接続されており、交
互にバッファ段入力信号(nRAMデータ、即ちメモリ
から読み出されたデータ・ビットの反転)をバッファ段
インバータ42の入力に供給している。
がエネーブルされるまで、電源レールからバッファ段イ
ンバータ42を絶縁させるように機能し、エネーブル信
号によって切り換えられるバッファ段インバータの絶縁
ゲ−ト44、46を有する。バッファ段インバータ42
の出力信号は出力信号線6に送出され、続いて出力信号
線6は比較的に大きな静電容量の出力バス8に供給され
ている。この出力信号は出力信号線6からフィードバッ
ク線48を介して出力信号インバータ36のハイ・イン
ピーダンスのゲート電極入力にフィードバックされてい
る。
11は未だ選択されていなかったものであり、従ってエ
ネーブル信号及びデータ有効信号はいずれもローであ
る。この状態では、マルチプレクサ26は出力信号イン
バータ36によりフィードバックされている出力信号を
選択してバッファ段インバータ42に供給している。出
力段インバータ絶縁ゲ−ト38、40は導通であり、出
力信号インバータ36を動作状態にして、これを出力信
号用のラッチの一部として動作させる。
「選択」信号が出力されたものである。従って、バッフ
ァ段インバータ42は、バッファ段インバータ絶縁ゲ−
ト44、46を導通させすることにより、スイッチ・オ
ンとなる。出力信号インバータ36はスイッチ・オンに
なったままであり、バッファ段入力信号を供給してバッ
ファ段インバータ42を駆動している。このバッファ段
入力信号は出力信号線6からフィードバックされ(かつ
2回反転されてい)るので、バッファ段インバータ42
は、一貫した所定状態を有し、これによって出力信号線
が既に有する値へ駆動し続けるようにする。これは、ス
プリアス信号レベルが出力信号線6に出現するのを防止
するものである。この場合では、出力信号線を0値へ駆
動している。
ことにより表わされているように、機能ブロック10か
らのデータ信号が利用可能状態になっている。これは、
データ信号インバータ絶縁ゲ−ト32、34を導通にさ
せることにより、マルチプレクサ26は出力信号インバ
ータ36をスイッチ・オフさせ、かつデータ信号インバ
ータ30をスイッチ・オンさせる。データ信号はハイで
あるから、データ信号インバータ30の出力はローであ
る。データ信号インバータ30の出力は、まだスイッチ
・オンであるバッファ段インバータ42の入力に供給さ
れて、バッファ段インバータ42からハイの信号値を出
力させる。データ有効信号は安定したデータ信号が確立
するまで出力されることはないので、出力信号線のレベ
ルの切り換えが余計な電力消費を発生させるスプリアス
信号レベルなしでもって円滑に行なわれる。
め、所定の時間が経過した状態、及び機能ブロック10
が低電力消費の休止状態に遷移している状態に対応した
ロー状態に、データ有効信号が復帰していることを示
す。これが発生すると、データ信号インバータ30はス
イッチ・オフとなり、出力信号インバータ36はスイッ
チ・オンに戻る。出力信号インバータ36の入力は出力
信号線6を介してフィードバックされた出力信号であ
る。従って、バッファ段入力信号は一定のままであっ
て、出力信号のレベルは何も変化しない。
42をスイッチ・オンし、かつ出力信号線6を駆動した
ままである。共通の出力信号線6に接続されている他の
出力信号駆動手段におけるバッファ段インバータは、ス
イッチ・オフとなるので、その出力信号駆動手段におけ
るバッファ段インバータ42は、共通の出力信号線6に
接続されている回路構成における全ての出力信号インバ
ータ36の入力を駆動することになる。
の信号タイミング図である。「選択」信号が出力される
と、機能ブロックFB1の出力(データ信号)は、正し
いデータを読み出すまでは、スプリアス値を取り、その
後これによって一定値を取る。この時点で、データ有効
信号が出力されてデータ信号が一定値を取ったことを表
す。データ有効信号が所定の期間について出力され、そ
の後に機能ブロック10がデータ信号を出力するのを停
止して休止状態に戻る。
は、図8に示すバッファ段インバータ42のハイ・イン
ピーダンス状態に対応する。この段階での出力信号レベ
ルは、ハイ又はローとして確実に定義されることにな
り、かつ他のバッファ段インバータにより駆動される。
「選択」信号がバッファ段をエネーブルすると、バッフ
ァ段インバータ42は、スイッチ・オンとなり、存在し
ている出力信号値を循環させるように機能し、かつそれ
自身は出力信号線6をこのレベルへ保持させることにな
る。これは一定のレベルであり、従って出力で駆動され
るスプリアス信号レベルによる電力の無駄を防止する。
レクサ26は機能ブロック10からバッファ段へ切り換
えてデータ信号を入力させ、バッファ段は対応する信号
レベルを出力する。バッファ段は既にスイッチ・オンさ
れているので、バッファ段がこの新しい信号レベルを取
るために掛かる時間tは、図6に示されている時間と比
較して短くなっている。このようにして、スプリアス値
の駆動による電力の損失及び出力に不必要な遅延の導入
を防止する。
例を詳細に説明したが、本発明は、厳密にこれらの実施
例に限定されず、かつ請求の範囲により定義された本発
明の範囲及び精神から逸脱することなく、当該技術分野
に習熟する者によって種々の変更及び変形を行なうこと
ができる。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
力信号線駆動構成についての回路構成及び信号タイミン
グを示す図。
ルチプレクサを更に詳細に示す図。
ルチプレクサを更に詳細に示す図。
マルチプレクサを更に詳細に示す図。
マルチプレクサを更に詳細に示す図。
示す図。
−ト 36 出力信号インバータ 38、40 出力信号インバータ絶縁ゲ−ト
Claims (13)
- 【請求項1】 出力信号線を駆動する出力信号駆動手段
を有するデータ処理装置の出力信号ドライバにおいて、
前記出力信号駆動手段は、 (i)出力されるべきデータ信号、及び前記データ信号
が出力可能状態であることを表わしたデータ有効信号を
発生するデータ信号発生手段であって、エネーブル信号
によりエネーブルされる前記データ信号発生手段と、 (ii)前記データ信号と前記出力信号線からフィード
バックされる出力信号とのうちの一つを選択してバッフ
ァ段入力信号を供給するマルチプレクサであって、前記
データ信号を前記データ有効信号に応答して選択するマ
ルチプレクサと、 (iii)前記エネーブル信号によりエネーブルされた
ときは、ハイ・インピーダンス状態から切り換えられ、
かつ前記バッファ段入力信号に応答して前記出力信号線
を第1の電圧状態又は第2の電圧状態に駆動するバッフ
ァ段とを備えていることを特徴とするデータ処理装置の
出力信号ドライバ。 - 【請求項2】 前記マルチプレクサは、前記データ信号
が出力可能状態でないことを前記データ有効信号が表わ
しているときは、前記出力信号をラッチし、かつ前記バ
ッファ段は前記エネーブル信号によりエネーブルされる
ことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置の出力
信号ドライバ。 - 【請求項3】 前記バッファ段は第1のバッファ絶縁ゲ
−トを介して第1の電源レールと、第2のバッファ絶縁
ゲ−トを介して第2の電源レールとに接続されたバッフ
ァ・インバータを備え、前記第1のバッファ絶縁ゲ−ト
及び前記第2のバッファ絶縁ゲ−トは前記エネーブル信
号により導通状態に切り換えられることを特徴とする請
求項1記載のデータ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項4】 前記マルチプレクサは前記データ信号イ
ンバータ及び出力信号インバータを備え、前記データ信
号インバータ及び前記出力信号インバータは前記バッフ
ァ段入力信号を供給する並列接続出力を有し、前記デー
タ有効信号は前記データ信号インバータをスイッチ・オ
ンさせ、かつ前記出力信号インバータをスイッチ・オフ
させるように機能することを特徴とする請求項1記載の
データ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項5】 前記バッファ段は第1のバッファ絶縁ゲ
−トを介して第1の電源レールと、前記第2のバッファ
絶縁ゲ−トを介して第2の電源レールとに接続されたバ
ッファ・インバータを備え、前記第1のバッファ絶縁ゲ
−ト及び前記第2のバッファ絶縁ゲ−トは前記エネーブ
ル信号により導通状態に切り換えられ、かつ前記データ
信号インバータは第1のデータ信号インバータ絶縁ゲー
トを介して前記第1の電源レールと、第2のデータ信号
インバータ絶縁ゲートとを介して前記第2の電源レール
とに接続され、前記第1のデータ信号インバータ絶縁ゲ
ート及び前記第2のデータ信号インバータ絶縁ゲートは
前記データ有効信号により導通状態へ切り換えられるこ
とを特徴とする請求項4記載のデータ処理装置の出力信
号ドライバ。 - 【請求項6】 前記バッファ段は第1のバッファ絶縁ゲ
−トを介して第1の電源レールと、第2のバッファ絶縁
ゲ−トを介して第2の電源レールとに接続されたバッフ
ァ・インバータを備え、前記第1のバッファ絶縁ゲ−ト
及び前記第2のバッファ絶縁ゲ−トは前記エネーブル信
号により導通状態に切り換えられ、かつ前記出力信号イ
ンバータは第1の出力信号インバータ絶縁ゲートを介し
て前記第1の電源レールと、第2の出力信号インバータ
絶縁ゲートを介して前記第2の電源レールとに接続さ
れ、前記第1の出力信号インバータ絶縁ゲート及び第2
の出力信号インバータ絶縁ゲートは前記データ有効信号
により非導通状態に切り換えられることを特徴とする請
求項6記載のデータ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項7】 前記出力信号インバータはハイ・インピ
ーダンス入力で前記フィードバックされた前記出力信号
を受け取ることを特徴とする請求項4記載のデータ処理
装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項8】 前記データ信号発生手段は前記データ信
号及び前記データ有効信号を出力し、その後に前記デー
タ信号発生手段は休止状態へ切り換わることを特徴とす
る請求項1記載のデータ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項9】 前記データ信号発生手段は、エネーブル
されたときは、1以上の入力信号に従って前記データ信
号を決定することを特徴とする請求項1記載のデータ処
理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項10】 前記データ信号発生手段はメモリ回路
を備え、前記1以上の入力信号はアクセスすべきメモリ
・アドレスを指定し、かつ前記データ信号は記憶したデ
ータ信号を含むことを特徴とする請求項9記載のデータ
処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項11】 共通の出力信号線に接続され、かつ前
記エネーブル信号により選択的にエネーブルされる複数
の出力信号駆動手段を備えていることを特徴とする請求
項1記載のデータ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項12】 前記データ処理装置は一つの集積回路
として形成されていることを特徴とする請求項1記載の
データ処理装置の出力信号ドライバ。 - 【請求項13】 出力信号線を駆動するステップを含む
出力信号ドライバの駆動方法において、 (i)出力されるべきデータ信号、及び前記データ信号
が出力可能状態であることを表わしたデータ有効信号を
発生するステップと、 (ii)前記データ信号と前記出力信号線からフィード
バックされる出力信号とのうちの一つを選択してバッフ
ァ段入力信号を供給するステップであって、前記データ
信号を前記データ有効信号に応答して選択するステップ
と、 (iii)前記エネーブル信号に応答してバッファ段を
ハイ・インピーダンス状態から切り換えるステップと、 (iv)前記バッファ段入力信号に従って、前記出力信
号線を第1の電圧状態又は第2の電圧状態に駆動するス
テップとを備えていることを特徴とする出力信号ドライ
バの駆動方法。
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- 1994-09-29 JP JP23550994A patent/JP4111553B2/ja not_active Expired - Lifetime
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CN1303507C (zh) * | 2003-09-03 | 2007-03-07 | 胜华科技股份有限公司 | 触控面板的多样驱动装置 |
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JP4111553B2 (ja) | 2008-07-02 |
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GB2282721B (en) | 1997-08-20 |
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GB9320176D0 (en) | 1993-11-17 |
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