JPH07234570A - コロナ放電装置 - Google Patents
コロナ放電装置Info
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- JPH07234570A JPH07234570A JP2785694A JP2785694A JPH07234570A JP H07234570 A JPH07234570 A JP H07234570A JP 2785694 A JP2785694 A JP 2785694A JP 2785694 A JP2785694 A JP 2785694A JP H07234570 A JPH07234570 A JP H07234570A
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- JP
- Japan
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- discharge
- electrode
- corona discharge
- discharge device
- shield plate
- Prior art date
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G2215/00—Apparatus for electrophotographic processes
- G03G2215/02—Arrangements for laying down a uniform charge
- G03G2215/026—Arrangements for laying down a uniform charge by coronas
- G03G2215/028—Arrangements for laying down a uniform charge by coronas using pointed electrodes
Landscapes
- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明の目的は、ピン放電方式のコロナ放電
装置において、電極と感光体との間に発生するオゾンや
窒素酸化物が容易に換気でき、また、電極を清掃する清
掃部材の配置が容易であり、更に、電極の交換が容易な
コロナ放電装置を提供することである。 【構成】 複数の尖鋭状放電端1aを配列した放電部材
1とシールド板2とを備えたコロナ放電装置100にお
いて、放電部材1は、その両端部のみを保持されること
によってコロナ放電装置100に固定されると共に、シ
ールド板2には尖鋭状放電端1aの背面側に開口部2a
を設けた。
装置において、電極と感光体との間に発生するオゾンや
窒素酸化物が容易に換気でき、また、電極を清掃する清
掃部材の配置が容易であり、更に、電極の交換が容易な
コロナ放電装置を提供することである。 【構成】 複数の尖鋭状放電端1aを配列した放電部材
1とシールド板2とを備えたコロナ放電装置100にお
いて、放電部材1は、その両端部のみを保持されること
によってコロナ放電装置100に固定されると共に、シ
ールド板2には尖鋭状放電端1aの背面側に開口部2a
を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、突起状電極を有するピ
ン放電方式のコロナ放電装置に関する。
ン放電方式のコロナ放電装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真複写機やプリンタなどの
画像形成装置においてはワイヤ電極を用いたワイヤ放電
方式が主流であったが、放電時に発生するオゾンの量を
抑制することが求められていた。このため近年では、針
状電極や鋸歯状電極等の突起状電極を用いたピン放電方
式が多く用いられるようになっている。ピン放電方式
は、オゾンの発生量がワイヤ放電方式の約1/4である
ことが知られている。これら従来より用いられているピ
ン放電方式のコロナ放電装置は、シールド板上に固定さ
れた絶縁材料からなるホルダに突起状電極のみが露出す
るように電極板を保持している。
画像形成装置においてはワイヤ電極を用いたワイヤ放電
方式が主流であったが、放電時に発生するオゾンの量を
抑制することが求められていた。このため近年では、針
状電極や鋸歯状電極等の突起状電極を用いたピン放電方
式が多く用いられるようになっている。ピン放電方式
は、オゾンの発生量がワイヤ放電方式の約1/4である
ことが知られている。これら従来より用いられているピ
ン放電方式のコロナ放電装置は、シールド板上に固定さ
れた絶縁材料からなるホルダに突起状電極のみが露出す
るように電極板を保持している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来のピン放電
方式においては、オゾンや窒素酸化物の発生量は、全体
料としてはワイヤ放電方式に比べて低くなるものの、電
極と感光体との間においては局所的に高くなる傾向があ
る。これは、ワイヤ放電方式が電極の周囲全体に向けて
電極の各所から放電するのに対して、ピン放電方式で
は、突起状電極の先端部から感光体面に向けての局所的
な放電であるため、この突起状電極の先端部においてオ
ゾンや窒素酸化物が集中的に生成されるからである。こ
のため、従来のピン放電方式のコロナ放電装置では、電
極や感光体に窒素酸化物が付着し易いという問題があ
る。例えば、電子写真方式の複写機において、感光体に
窒素酸化物が付着すると、この窒素酸化物は吸湿性を持
つため、窒素酸化物が付着した部分で結露が生じて感光
体表面の電気抵抗が低下し、露光されていない電荷保持
部の電荷が露光されて電荷のない部分に移動して画像の
エッジ部分がぼやけたり、画像が消去してしまうことが
ある。(以下、この現象を像流れと記す。)また、突起
状電極の先端部に窒素酸化物が付着すると、窒素酸化物
が空気中の水分と反応して硝酸を生成し、この硝酸によ
り突起状電極の先端部が侵食され、放電むらが生じる。
方式においては、オゾンや窒素酸化物の発生量は、全体
料としてはワイヤ放電方式に比べて低くなるものの、電
極と感光体との間においては局所的に高くなる傾向があ
る。これは、ワイヤ放電方式が電極の周囲全体に向けて
電極の各所から放電するのに対して、ピン放電方式で
は、突起状電極の先端部から感光体面に向けての局所的
な放電であるため、この突起状電極の先端部においてオ
ゾンや窒素酸化物が集中的に生成されるからである。こ
のため、従来のピン放電方式のコロナ放電装置では、電
極や感光体に窒素酸化物が付着し易いという問題があ
る。例えば、電子写真方式の複写機において、感光体に
窒素酸化物が付着すると、この窒素酸化物は吸湿性を持
つため、窒素酸化物が付着した部分で結露が生じて感光
体表面の電気抵抗が低下し、露光されていない電荷保持
部の電荷が露光されて電荷のない部分に移動して画像の
エッジ部分がぼやけたり、画像が消去してしまうことが
ある。(以下、この現象を像流れと記す。)また、突起
状電極の先端部に窒素酸化物が付着すると、窒素酸化物
が空気中の水分と反応して硝酸を生成し、この硝酸によ
り突起状電極の先端部が侵食され、放電むらが生じる。
【0004】上記のような問題を解決するために、突起
状電極先端の逆側に配置されたシールド板の背面部に開
口部を設け、この開口部を介してファン等により電極板
と感光体との間の空気を換気することが考えられる。ま
た、コロナ放電装置に電極板、特に、突起状電極を清掃
する清掃部材を設けて電極板に付着した窒素酸化物等の
付着物を除去することが考えられる。しかし、前述の従
来用いられているピン放電方式のコロナ放電装置におい
ては、電極板を保持するホルダ全体をシールド板の背面
部に固定するような構成であるため、シールド板の背面
部に開口部を設けることは難しく、開口部を設けたとし
ても、十分な換気を行うことができるだけの大きさを確
保することはできなかった。このため、オゾンや窒素酸
化物による前述のような悪影響を排除することができな
かった。
状電極先端の逆側に配置されたシールド板の背面部に開
口部を設け、この開口部を介してファン等により電極板
と感光体との間の空気を換気することが考えられる。ま
た、コロナ放電装置に電極板、特に、突起状電極を清掃
する清掃部材を設けて電極板に付着した窒素酸化物等の
付着物を除去することが考えられる。しかし、前述の従
来用いられているピン放電方式のコロナ放電装置におい
ては、電極板を保持するホルダ全体をシールド板の背面
部に固定するような構成であるため、シールド板の背面
部に開口部を設けることは難しく、開口部を設けたとし
ても、十分な換気を行うことができるだけの大きさを確
保することはできなかった。このため、オゾンや窒素酸
化物による前述のような悪影響を排除することができな
かった。
【0005】加えて、窒素酸化物の付着やトナー屑、埃
等の付着により突起状電極が劣化するのを防止するた
め、突起状電極を清掃する清掃部材を設けようとして
も、ホルダがシールド板に密着して固定されているた
め、清掃部材を配置するためのスペースが不足してお
り、この状態で清掃部材を配置するとコロナ放電装置全
体が大型化してしまうという問題があった。
等の付着により突起状電極が劣化するのを防止するた
め、突起状電極を清掃する清掃部材を設けようとして
も、ホルダがシールド板に密着して固定されているた
め、清掃部材を配置するためのスペースが不足してお
り、この状態で清掃部材を配置するとコロナ放電装置全
体が大型化してしまうという問題があった。
【0006】更に、従来のピン放電方式のコロナ放電装
置においては、前述のような構成にしたため、電極板を
ホルダに装着し、更にホルダをシールド板にねじや両面
テープ、接着剤などにより固定しなければならず組み立
てに手間が掛かるという問題があった。また、突起状電
極が前記の硝酸による侵食や経時変化、その他の理由に
より劣化したり、破損したりした場合、電極板だけをコ
ロナ放電装置から取り外すことができず、ホルダごと交
換しなくてはならないという問題もあった。更に、ホル
ダがコロナ放電装置両端の絶縁部材と一体的に形成され
ている場合においては、この絶縁部材ごと交換する必要
があった。
置においては、前述のような構成にしたため、電極板を
ホルダに装着し、更にホルダをシールド板にねじや両面
テープ、接着剤などにより固定しなければならず組み立
てに手間が掛かるという問題があった。また、突起状電
極が前記の硝酸による侵食や経時変化、その他の理由に
より劣化したり、破損したりした場合、電極板だけをコ
ロナ放電装置から取り外すことができず、ホルダごと交
換しなくてはならないという問題もあった。更に、ホル
ダがコロナ放電装置両端の絶縁部材と一体的に形成され
ている場合においては、この絶縁部材ごと交換する必要
があった。
【0007】そこで、本発明の課題は、上記の諸問題を
解決し、簡単な構成から成り、オゾンや窒素酸化物が付
着しにくく、電極板に付着した付着物を清掃する清掃部
材の配置が容易なコロナ放電装置を提供することにあ
る。更に、電極のみの交換が可能で、組立て容易なコロ
ナ放電装置を提供することにある。
解決し、簡単な構成から成り、オゾンや窒素酸化物が付
着しにくく、電極板に付着した付着物を清掃する清掃部
材の配置が容易なコロナ放電装置を提供することにあ
る。更に、電極のみの交換が可能で、組立て容易なコロ
ナ放電装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の課題を
解決するために、感光体長手方向に沿って複数の突起部
を感光体へ向けて配列した板状の電極部材と、電極部材
の長手方向の両端に接続され、電極部材を感光体に対し
所定の間隔を保つように保持する保持部材と、電極部材
に対し感光体と反対側に配置され、突起状電極先端の逆
側に開口部を有するシ−ルド板と、を備えたことを特徴
とするコロナ放電装置である。
解決するために、感光体長手方向に沿って複数の突起部
を感光体へ向けて配列した板状の電極部材と、電極部材
の長手方向の両端に接続され、電極部材を感光体に対し
所定の間隔を保つように保持する保持部材と、電極部材
に対し感光体と反対側に配置され、突起状電極先端の逆
側に開口部を有するシ−ルド板と、を備えたことを特徴
とするコロナ放電装置である。
【0009】
【作用】本発明に係るピン放電方式のコロナ放電装置
は、電極板を両端部で保持しているため、電極板背面側
に開口部を設けることができ、電極板と感光体面との間
の空気が換気される。また、電極板を両端部で保持して
いるため、電極板の背面側とシールド板との間に電極板
を清掃する清掃部材を設けるためのスペースが確保され
る。更にまた、電極板の交換時やコロナ放電装置の組立
て時には電極板の両端部のみを固定することによりコロ
ナ放電装置に着脱する。
は、電極板を両端部で保持しているため、電極板背面側
に開口部を設けることができ、電極板と感光体面との間
の空気が換気される。また、電極板を両端部で保持して
いるため、電極板の背面側とシールド板との間に電極板
を清掃する清掃部材を設けるためのスペースが確保され
る。更にまた、電極板の交換時やコロナ放電装置の組立
て時には電極板の両端部のみを固定することによりコロ
ナ放電装置に着脱する。
【0010】
【実施例】以下、本発明に係るコロナ放電装置の実施例
につき図面を参照して説明する。
につき図面を参照して説明する。
【0011】図1は、コロナ放電装置100の要部断面
図である。コロナ放電装置100は、複写機やプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に組み込まれ、ドラム
状あるいはベルト状の感光体の表面を静電潜像の形成に
先立って帯電させる帯電チャージャーや感光体や中間転
写体上に形成されたトナー像を転写材に転写させる転写
チャージャー、転写材を分離する分離チャージャーに用
いられる他、転写ドラム等の転写材保持体の帯電や除電
等に用いられる。コロナ放電装置100は、グリッドメ
ッシュ10を備えたスコロトロン方式の放電装置であ
り、尖鋭状放電端1aを有する放電部材1と、放電部材
1に接続された図示しない放電用電源と、放電部材1を
先端方向以外の3方向から囲むように設けられた略コの
字型のシールド板2と、コロナ放電装置100の長手方
向両端部に配置された後述する放電部材1の保持機構と
から構成される。シールド板2は、鉄などの導電性材料
を折り曲げることによって形成され、図5に示すよう
に、その背面部にオゾン等の排気を行うための開口部2
aが形成されている。
図である。コロナ放電装置100は、複写機やプリンタ
等の電子写真方式の画像形成装置に組み込まれ、ドラム
状あるいはベルト状の感光体の表面を静電潜像の形成に
先立って帯電させる帯電チャージャーや感光体や中間転
写体上に形成されたトナー像を転写材に転写させる転写
チャージャー、転写材を分離する分離チャージャーに用
いられる他、転写ドラム等の転写材保持体の帯電や除電
等に用いられる。コロナ放電装置100は、グリッドメ
ッシュ10を備えたスコロトロン方式の放電装置であ
り、尖鋭状放電端1aを有する放電部材1と、放電部材
1に接続された図示しない放電用電源と、放電部材1を
先端方向以外の3方向から囲むように設けられた略コの
字型のシールド板2と、コロナ放電装置100の長手方
向両端部に配置された後述する放電部材1の保持機構と
から構成される。シールド板2は、鉄などの導電性材料
を折り曲げることによって形成され、図5に示すよう
に、その背面部にオゾン等の排気を行うための開口部2
aが形成されている。
【0012】放電部材1は、図2に示すように、感光体
等の被帯電部材に沿って長さを有する一枚の導電板から
なり、被帯電部材に対向する端面に複数の尖鋭状放電端
1aを一定のピッチP(本実施例においては2mmとす
る。)で、被荷電部材の表面に沿って配列したものであ
り、全体として鋸歯状の形状を呈している。各尖鋭状放
電端1aはその先端から被帯電部材に向けてコロナ放電
を行う。また、このように尖鋭状放電端1aを有する放
電部材1は、導電性材料からなる板材をエッチング加工
したり、圧延プレス加工するなどして得られるものであ
る。尚、放電部材としては、放電部材1のような鋸歯状
の尖鋭状放電端1aを有するものだけではなく、図3a
〜図3cに示すような先端に稜線を持つ剃刀状の放電端
1bを有するもの、先端が平坦な針金状の放電端1cを
有するもの、先端が尖った針状の放電端1dを有するも
のであっても良い。また尚、図4に示すように、放電部
材1、特に尖鋭状放電端1aを高抵抗の材料、例えばセ
ラミックス等の誘電体材料で被覆しても良い。
等の被帯電部材に沿って長さを有する一枚の導電板から
なり、被帯電部材に対向する端面に複数の尖鋭状放電端
1aを一定のピッチP(本実施例においては2mmとす
る。)で、被荷電部材の表面に沿って配列したものであ
り、全体として鋸歯状の形状を呈している。各尖鋭状放
電端1aはその先端から被帯電部材に向けてコロナ放電
を行う。また、このように尖鋭状放電端1aを有する放
電部材1は、導電性材料からなる板材をエッチング加工
したり、圧延プレス加工するなどして得られるものであ
る。尚、放電部材としては、放電部材1のような鋸歯状
の尖鋭状放電端1aを有するものだけではなく、図3a
〜図3cに示すような先端に稜線を持つ剃刀状の放電端
1bを有するもの、先端が平坦な針金状の放電端1cを
有するもの、先端が尖った針状の放電端1dを有するも
のであっても良い。また尚、図4に示すように、放電部
材1、特に尖鋭状放電端1aを高抵抗の材料、例えばセ
ラミックス等の誘電体材料で被覆しても良い。
【0013】放電部材1の保持機構は、図1に示すよう
に、シールド板2の両端にピン3a、4aにより各々接
続された第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4とか
らなる。第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4は、
コロナ放電装置100の長手方向両端部を構成してお
り、第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4に各々設
けられた電極支持枠5a、5bの切欠部9a、9bに嵌
め込むことにより放電部材1をシールド板2に接触しな
い位置に支持している。放電部材1の一端部は、第1絶
縁性支持体3に設けられた電極固定部材6に係合するこ
とにより固定され、放電部材1の他の端部は、バネ部材
7を介して第2絶縁性支持体4に設けられた電源接続用
端子8と接続されている。電源接続用端子8は、コロナ
放電装置100を画像形成装置本体に装着した際に装置
本体側の図示しない電源装置と接続されるコネクタ8a
と、バネ部材7と係合するフック部材8bとから構成さ
れる。コロナ放電装置100を画像形成装置本体に装着
した際には、前記電源装置から、放電部材1に電力が供
給される。また、電極固定部材6は、第1絶縁性支持体
3と一体的に形成されているが、別部材として製造し、
第1絶縁性支持体3にねじなどで固定されても良い。放
電部材1の長手方向における位置決めは、第1絶縁性支
持体3に対する電極固定部材6の配置によってなされ、
被帯電部材に向かう方向の位置決めは、電極支持枠5
a、5bに設けられた切欠部9a、9bによってなされ
る。尚、バネ部材7は、図1中に示す矢印方向に放電部
材1を引っ張って放電部材1に弛みが生じないようにし
ているものであり、バネ部材7は、後述する他の張力付
与部材であってもよい。
に、シールド板2の両端にピン3a、4aにより各々接
続された第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4とか
らなる。第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4は、
コロナ放電装置100の長手方向両端部を構成してお
り、第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4に各々設
けられた電極支持枠5a、5bの切欠部9a、9bに嵌
め込むことにより放電部材1をシールド板2に接触しな
い位置に支持している。放電部材1の一端部は、第1絶
縁性支持体3に設けられた電極固定部材6に係合するこ
とにより固定され、放電部材1の他の端部は、バネ部材
7を介して第2絶縁性支持体4に設けられた電源接続用
端子8と接続されている。電源接続用端子8は、コロナ
放電装置100を画像形成装置本体に装着した際に装置
本体側の図示しない電源装置と接続されるコネクタ8a
と、バネ部材7と係合するフック部材8bとから構成さ
れる。コロナ放電装置100を画像形成装置本体に装着
した際には、前記電源装置から、放電部材1に電力が供
給される。また、電極固定部材6は、第1絶縁性支持体
3と一体的に形成されているが、別部材として製造し、
第1絶縁性支持体3にねじなどで固定されても良い。放
電部材1の長手方向における位置決めは、第1絶縁性支
持体3に対する電極固定部材6の配置によってなされ、
被帯電部材に向かう方向の位置決めは、電極支持枠5
a、5bに設けられた切欠部9a、9bによってなされ
る。尚、バネ部材7は、図1中に示す矢印方向に放電部
材1を引っ張って放電部材1に弛みが生じないようにし
ているものであり、バネ部材7は、後述する他の張力付
与部材であってもよい。
【0014】また尚、シールド板2は、放電部材1と対
向する部分を導電性処理され、かつその背面側の部分は
絶縁体で形成されているが、シールド板2全体を絶縁体
で形成しても良い。また、シールド板2は、第1絶縁性
支持体3と第2絶縁性支持体4とに各々ねじ3a、4a
で固定されているが、接着剤や両面テープ、嵌め込みな
ど他の方法で固定されても良い。更に、シールド板2の
一部または全部が絶縁性材料で形成される場合は、シー
ルド板2を第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4の
一方または両方と一体的に形成しても良い。
向する部分を導電性処理され、かつその背面側の部分は
絶縁体で形成されているが、シールド板2全体を絶縁体
で形成しても良い。また、シールド板2は、第1絶縁性
支持体3と第2絶縁性支持体4とに各々ねじ3a、4a
で固定されているが、接着剤や両面テープ、嵌め込みな
ど他の方法で固定されても良い。更に、シールド板2の
一部または全部が絶縁性材料で形成される場合は、シー
ルド板2を第1絶縁性支持体3と第2絶縁性支持体4の
一方または両方と一体的に形成しても良い。
【0015】更に尚、第2絶縁性支持体4側における放
電部材1の支持方法は、図1に示したバネ部材6を用い
る方法に限られるものではなく、図6〜図8に示す他の
方法を用いても良い。図6bに示す方法は、放電部材1
の端部に開口部11を設け、この開口部11を図6aに
示すフック部材12と係合させ、フック部材12の弾性
によって放電部材1を引っ張り、放電部材1に張力を与
えるものである。また、図7に示すように、放電部材1
の端部に設けた開口部11にフック部材13を係合さ
せ、フック部材13を図中の矢印方向に付勢するバネ部
材14の付勢力により、放電部材1を引っ張り、放電部
材1に張力を与えようにしてもよい。更に図8に示すよ
うに、放電部材1の端部に設けた開口部11にフック部
材15を係合させ、フック部材15に嵌合するねじ部材
16を回転させることによりフック部材15を、即ち、
放電部材1を図中の矢印方向に引っ張り、放電部材1に
張力を与えるようにしてもよい。
電部材1の支持方法は、図1に示したバネ部材6を用い
る方法に限られるものではなく、図6〜図8に示す他の
方法を用いても良い。図6bに示す方法は、放電部材1
の端部に開口部11を設け、この開口部11を図6aに
示すフック部材12と係合させ、フック部材12の弾性
によって放電部材1を引っ張り、放電部材1に張力を与
えるものである。また、図7に示すように、放電部材1
の端部に設けた開口部11にフック部材13を係合さ
せ、フック部材13を図中の矢印方向に付勢するバネ部
材14の付勢力により、放電部材1を引っ張り、放電部
材1に張力を与えようにしてもよい。更に図8に示すよ
うに、放電部材1の端部に設けた開口部11にフック部
材15を係合させ、フック部材15に嵌合するねじ部材
16を回転させることによりフック部材15を、即ち、
放電部材1を図中の矢印方向に引っ張り、放電部材1に
張力を与えるようにしてもよい。
【0016】次に本発明に係るコロナ放電装置の第2実
施例であるコロナ放電装置101について、図9aと図
9bを用いて説明する。コロナ放電装置101は、放電
部材20と開口部21aを有するシールド板21、グリ
ッドメッシュ22、コロナ放電装置101の長手方向両
端部に配置された放電部材20の保持機構である第1絶
縁性支持体23と第2絶縁性支持体24とから構成され
る。放電部材20は、図9aに示すように、尖鋭状放電
端20aと長手方向両端部を除いて絶縁性部材25によ
り被覆されている。絶縁性部材25は、1つの部材に切
込みを形成し、その切込みに放電部材を嵌め込むように
形成されており、長手方向において放電部材20よりも
若干短い。尚、絶縁性部材25と放電部材20とを一体
的に形成しても良い。また、図9bに示すように、放電
部材20は、第1絶縁性支持体23に配置された電極固
定部材26aと第2絶縁性支持体24に配置された電極
固定部材26bとによりシールド板21に接触しないよ
うに挟持されている。電極固定部材26bは、導電性材
料により製造され、電源接続用端子28と係合し、ま
た、図9aに示す放電部材20の絶縁性部材25で被覆
されていない端部と係合することにより、コロナ放電装
置101が画像形成装置本体に装着された際には、図示
しない電源装置から放電部材20に電力が供給される。
一方、電極固定部材26aは、第1絶縁性支持体23と
一体的に形成されているが、別部材として製造し、第1
絶縁性支持体23に固定しても良い。尚、放電部材20
の電極固定部材26aと係合する側の端部は絶縁性部材
25で被覆されていてもよい。このように第2実施例に
おいては、放電部材20を絶縁性部材25で被覆したこ
とにより、放電部材20の機械的強度を高めることがで
き、放電部材20をコロナ放電装置101に装着する際
に放電部材20を電極固定部材26a、26bの間に嵌
め込むだけで良く、組立て性が更に向上する。また、放
電部材20の背面を絶縁性部材25で被ったことによ
り、放電部材20に電圧を印加した際に放電部材20の
背面側からの異常放電を防止することができる。
施例であるコロナ放電装置101について、図9aと図
9bを用いて説明する。コロナ放電装置101は、放電
部材20と開口部21aを有するシールド板21、グリ
ッドメッシュ22、コロナ放電装置101の長手方向両
端部に配置された放電部材20の保持機構である第1絶
縁性支持体23と第2絶縁性支持体24とから構成され
る。放電部材20は、図9aに示すように、尖鋭状放電
端20aと長手方向両端部を除いて絶縁性部材25によ
り被覆されている。絶縁性部材25は、1つの部材に切
込みを形成し、その切込みに放電部材を嵌め込むように
形成されており、長手方向において放電部材20よりも
若干短い。尚、絶縁性部材25と放電部材20とを一体
的に形成しても良い。また、図9bに示すように、放電
部材20は、第1絶縁性支持体23に配置された電極固
定部材26aと第2絶縁性支持体24に配置された電極
固定部材26bとによりシールド板21に接触しないよ
うに挟持されている。電極固定部材26bは、導電性材
料により製造され、電源接続用端子28と係合し、ま
た、図9aに示す放電部材20の絶縁性部材25で被覆
されていない端部と係合することにより、コロナ放電装
置101が画像形成装置本体に装着された際には、図示
しない電源装置から放電部材20に電力が供給される。
一方、電極固定部材26aは、第1絶縁性支持体23と
一体的に形成されているが、別部材として製造し、第1
絶縁性支持体23に固定しても良い。尚、放電部材20
の電極固定部材26aと係合する側の端部は絶縁性部材
25で被覆されていてもよい。このように第2実施例に
おいては、放電部材20を絶縁性部材25で被覆したこ
とにより、放電部材20の機械的強度を高めることがで
き、放電部材20をコロナ放電装置101に装着する際
に放電部材20を電極固定部材26a、26bの間に嵌
め込むだけで良く、組立て性が更に向上する。また、放
電部材20の背面を絶縁性部材25で被ったことによ
り、放電部材20に電圧を印加した際に放電部材20の
背面側からの異常放電を防止することができる。
【0017】次に、本発明に係るピン放電方式のコロナ
放電装置の第3実施例について図10を用いて説明す
る。図10は、放電部材30に付着した付着物を取り除
く清掃装置40を備えたコロナ放電装置102の要部を
示す斜視図である。コロナ放電装置102は、放電部材
30とシールド板31と清掃装置40、放電部材20を
支持する支持体41、清掃装置40を収容する収容部4
5、図示しないグリッド電極等とから構成される。放電
部材30は、第2実施例と同様に非放電部を絶縁性部材
である支持体41により被われており、第2実施例と同
様の手法で図示しない絶縁性支持体に指示されている。
シールド板31には、図示しない開口部が第1実施例と
同様に設けられている。また、支持体41は、横断面が
T字型となるように形成されている。これにより、放電
部材30は、清掃装置40による清掃作業によって生じ
る振動や圧力に耐えるだけの機械的強度を得ている。こ
のように、放電部材30を、その両端部のみを保持する
ことによってコロナ放電装置102に固定しているた
め、放電部材30の背面部とシールド板31との間にス
ペースを有している。このスペースを利用して清掃装置
40が設けられている。
放電装置の第3実施例について図10を用いて説明す
る。図10は、放電部材30に付着した付着物を取り除
く清掃装置40を備えたコロナ放電装置102の要部を
示す斜視図である。コロナ放電装置102は、放電部材
30とシールド板31と清掃装置40、放電部材20を
支持する支持体41、清掃装置40を収容する収容部4
5、図示しないグリッド電極等とから構成される。放電
部材30は、第2実施例と同様に非放電部を絶縁性部材
である支持体41により被われており、第2実施例と同
様の手法で図示しない絶縁性支持体に指示されている。
シールド板31には、図示しない開口部が第1実施例と
同様に設けられている。また、支持体41は、横断面が
T字型となるように形成されている。これにより、放電
部材30は、清掃装置40による清掃作業によって生じ
る振動や圧力に耐えるだけの機械的強度を得ている。こ
のように、放電部材30を、その両端部のみを保持する
ことによってコロナ放電装置102に固定しているた
め、放電部材30の背面部とシールド板31との間にス
ペースを有している。このスペースを利用して清掃装置
40が設けられている。
【0018】清掃装置40は、移動部材42とローラ4
3a、43b等とから構成され、放電部材30の表面に
経時的に付着する窒素酸化物やシリコン、トナー屑等を
取り除いて清掃するものである。移動部材42は、T字
型の断面をした支持体41を包込むように支持体41と
係合している。移動部材42はこの支持体41を移動用
のガイドとして矢印Hh方向にスライド移動する。ロー
ラ43a、43bは、移動部材42に設けられた回転軸
44a、44bを軸として回動可能に設けられた清掃用
のローラである。ローラ43a、43bは放電部材30
に係合していないとき、互いに接触するように設けられ
ている。従って、ローラ43a、43bの間に放電部材
1が係合するとき、放電部材30の厚みの分だけローラ
43a、43b間の間隔が広げられ、これに反発する作
用により放電部材30は付勢されている。また、ローラ
43a、43bは、放電部材30の尖鋭状放電端30a
だけでなく平板部30bの一部(2mm以上)を挟み込ん
でいる。このためローラ43a、43bは、放電部材3
0との間に十分な摩擦力を得ることができ、清掃装置4
0が矢印Hh方向に移動するときにローラ43a、43
bは、従動回転して放電部材30の表面からシリコン等
の付着物を掻き落す。
3a、43b等とから構成され、放電部材30の表面に
経時的に付着する窒素酸化物やシリコン、トナー屑等を
取り除いて清掃するものである。移動部材42は、T字
型の断面をした支持体41を包込むように支持体41と
係合している。移動部材42はこの支持体41を移動用
のガイドとして矢印Hh方向にスライド移動する。ロー
ラ43a、43bは、移動部材42に設けられた回転軸
44a、44bを軸として回動可能に設けられた清掃用
のローラである。ローラ43a、43bは放電部材30
に係合していないとき、互いに接触するように設けられ
ている。従って、ローラ43a、43bの間に放電部材
1が係合するとき、放電部材30の厚みの分だけローラ
43a、43b間の間隔が広げられ、これに反発する作
用により放電部材30は付勢されている。また、ローラ
43a、43bは、放電部材30の尖鋭状放電端30a
だけでなく平板部30bの一部(2mm以上)を挟み込ん
でいる。このためローラ43a、43bは、放電部材3
0との間に十分な摩擦力を得ることができ、清掃装置4
0が矢印Hh方向に移動するときにローラ43a、43
bは、従動回転して放電部材30の表面からシリコン等
の付着物を掻き落す。
【0019】尚、ローラ43a、43bの材質はゴム等
の弾性を有する材料でも樹脂や金属等の硬質材でも良
い。但しスポンジは、スポンジ表面の小穴に尖鋭状放電
端30aの先端部がひっかかって、尖鋭状放電端30a
が変形したり、スポンジを引きちぎったり、先端部に付
着したスポンジ片が放電むらの原因になったりするので
好ましくない。また、ゴム、樹脂、金属共に清掃装置4
0を往復させる回数を増やす度に、形成された画像に現
われるノイズが減少するが、金属製(SUS)の場合は
1往復の清掃で大きく画像が向上する。このことから各
種の素材の中でも金属製(SUS)のローラ43a、4
3bを用いることが望ましいと言える。収容部45は、
放電部材30が放電を行っているときに、雰囲気中に発
生するオゾンや窒素酸化物によって清掃装置40、特
に、ローラ43a、43bが汚染されるのを防止する。
の弾性を有する材料でも樹脂や金属等の硬質材でも良
い。但しスポンジは、スポンジ表面の小穴に尖鋭状放電
端30aの先端部がひっかかって、尖鋭状放電端30a
が変形したり、スポンジを引きちぎったり、先端部に付
着したスポンジ片が放電むらの原因になったりするので
好ましくない。また、ゴム、樹脂、金属共に清掃装置4
0を往復させる回数を増やす度に、形成された画像に現
われるノイズが減少するが、金属製(SUS)の場合は
1往復の清掃で大きく画像が向上する。このことから各
種の素材の中でも金属製(SUS)のローラ43a、4
3bを用いることが望ましいと言える。収容部45は、
放電部材30が放電を行っているときに、雰囲気中に発
生するオゾンや窒素酸化物によって清掃装置40、特
に、ローラ43a、43bが汚染されるのを防止する。
【0020】このように、本発明に係るコロナ放電装置
の第3実施例であるコロナ放電装置102においては、
放電部材1をその両端部のみにて保持し、固定したこと
により、放電部材1とシールド板2背面部との間に清掃
装置20及び清掃装置20のガイドとなる支持体21を
設けるスペースを確保することが可能となった。清掃装
置20を放電部材1とシールド板2背面部との間に配置
できない場合は、放電部材1の放電方向に清掃装置やそ
のガイド部材を設けなくてはならず、放電に影響を及ぼ
したり、コロナ放電装置の大型化に繋がる。尚、上記各
実施例におけるコロナ放電装置は、グリッドメッシュ1
0を備えているが、グリッドメッシュを有しないコロト
ロン方式の放電装置であっても本発明の効果を奏するこ
とは言うまでもない。
の第3実施例であるコロナ放電装置102においては、
放電部材1をその両端部のみにて保持し、固定したこと
により、放電部材1とシールド板2背面部との間に清掃
装置20及び清掃装置20のガイドとなる支持体21を
設けるスペースを確保することが可能となった。清掃装
置20を放電部材1とシールド板2背面部との間に配置
できない場合は、放電部材1の放電方向に清掃装置やそ
のガイド部材を設けなくてはならず、放電に影響を及ぼ
したり、コロナ放電装置の大型化に繋がる。尚、上記各
実施例におけるコロナ放電装置は、グリッドメッシュ1
0を備えているが、グリッドメッシュを有しないコロト
ロン方式の放電装置であっても本発明の効果を奏するこ
とは言うまでもない。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るピン
放電方式のコロナ放電装置は、電極板をその両端で保持
することによって装置本体に固定したため、電極板の背
面部とシールド板との間にスペースを設けることができ
る。このため、シールド板に大きな開口部を設けること
ができ、この開口部を介して、電極板と感光体との間の
オゾンや窒素酸化物を含んだ空気を効率良く換気するこ
とができる。これにより、電極板への窒素酸化物の付着
が減少し、放電むらを防止することができる。また、感
光体への窒素酸化物の付着が減少し、像ながれを防止す
ることができる。
放電方式のコロナ放電装置は、電極板をその両端で保持
することによって装置本体に固定したため、電極板の背
面部とシールド板との間にスペースを設けることができ
る。このため、シールド板に大きな開口部を設けること
ができ、この開口部を介して、電極板と感光体との間の
オゾンや窒素酸化物を含んだ空気を効率良く換気するこ
とができる。これにより、電極板への窒素酸化物の付着
が減少し、放電むらを防止することができる。また、感
光体への窒素酸化物の付着が減少し、像ながれを防止す
ることができる。
【0022】更に、電極板の背面部とシールド板との間
にスペースが確保できたことにより、電極板を清掃する
清掃部材を設けることが容易になり、電極板に窒素酸化
物が付着した場合でも、付着した窒素酸化物を取り除く
ことが可能となり、放電むらを防止することができる。
更にまた、窒素酸化物だけでなく、トナー屑や埃等の付
着物も除去できるため、画質低下の防止に繋がり、電極
板の寿命を伸ばすこともできる。
にスペースが確保できたことにより、電極板を清掃する
清掃部材を設けることが容易になり、電極板に窒素酸化
物が付着した場合でも、付着した窒素酸化物を取り除く
ことが可能となり、放電むらを防止することができる。
更にまた、窒素酸化物だけでなく、トナー屑や埃等の付
着物も除去できるため、画質低下の防止に繋がり、電極
板の寿命を伸ばすこともできる。
【図1】コロナ放電装置100の要部断面図である。
【図2】放電部材1の部分拡大図である。
【図3】尖鋭状放電端1aの変形例を示す図である。
【図4】尖鋭状放電端1aの変形例を示す図である。
【図5】コロナ放電装置100の横断面図である。
【図6】放電部材1の保持方法の一例を示す図である。
【図7】放電部材1の保持方法の一例を示す図である。
【図8】放電部材1の保持方法の一例を示す図である。
【図9】コロナ放電装置101を示す要部断面図であ
る。
る。
【図10】コロナ放電装置102の部分斜視図である。
1、20、30:放電部材 1a、20a、30a:尖鋭状放電端 2、21、31:シールド板 2a、21a:開口部 3、23:第1絶縁性支持体 4、24:第2絶縁性支持体 5a、5b:電極支持枠 6、26a、26b:電極固定部材 7:バネ部材 8、28:電源接続用端子 9a、9b:切欠部 10、22:グリッドメッシュ 11:開口部 12、13、15:フック部材 14:コイルバネ 16:ねじ部材 25:絶縁性部材 40:清掃装置 41:支持体 42:移動部材 43a、43b:ローラ 44a、44b:回転軸 45:収容部 100、101、102:コロナ放電装置
Claims (1)
- 【請求項1】 感光体長手方向に沿って複数の突起部を
感光体へ向けて配列した板状の電極部材と、 電極部材の長手方向の両端に接続され、電極部材を感光
体に対し所定の間隔を保つように保持する保持部材と、 電極部材に対し感光体と反対側に配置され、突起状電極
先端の逆側に開口部を有するシ−ルド板と、 を備えたことを特徴とするコロナ放電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2785694A JPH07234570A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | コロナ放電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2785694A JPH07234570A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | コロナ放電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07234570A true JPH07234570A (ja) | 1995-09-05 |
Family
ID=12232562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2785694A Pending JPH07234570A (ja) | 1994-02-25 | 1994-02-25 | コロナ放電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07234570A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6640065B1 (en) | 2002-04-09 | 2003-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electrostatic charging device |
JP2008158071A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2013152319A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Sharp Corp | 帯電装置および画像形成装置 |
-
1994
- 1994-02-25 JP JP2785694A patent/JPH07234570A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6640065B1 (en) | 2002-04-09 | 2003-10-28 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Electrostatic charging device |
JP2008158071A (ja) * | 2006-12-21 | 2008-07-10 | Murata Mach Ltd | 画像形成装置 |
JP2013152319A (ja) * | 2012-01-25 | 2013-08-08 | Sharp Corp | 帯電装置および画像形成装置 |
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