JPH0723446Y2 - 屋上設置基礎 - Google Patents
屋上設置基礎Info
- Publication number
- JPH0723446Y2 JPH0723446Y2 JP10725989U JP10725989U JPH0723446Y2 JP H0723446 Y2 JPH0723446 Y2 JP H0723446Y2 JP 10725989 U JP10725989 U JP 10725989U JP 10725989 U JP10725989 U JP 10725989U JP H0723446 Y2 JPH0723446 Y2 JP H0723446Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- waterproof layer
- ridge
- installation foundation
- rooftop
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
- Cultivation Of Plants (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は施工を単純化した屋上設置基礎に関する。
(従来の技術) 従来の屋上設置基礎として第2図に示すものがある。こ
の基礎は、屋上スラブSに基礎部Saを立上げて、防水下
地のモルタル塗を施しアスファルト防水層Aを屋上スラ
ブ上面から基礎部の両側面に連続して施して、スラブ上
の防水層上にシンダーコンクリートCを打ち、基礎部の
側面の防水層を防水押えレンガRで押えて、モルタル仕
上げ塗りしているものである。
の基礎は、屋上スラブSに基礎部Saを立上げて、防水下
地のモルタル塗を施しアスファルト防水層Aを屋上スラ
ブ上面から基礎部の両側面に連続して施して、スラブ上
の防水層上にシンダーコンクリートCを打ち、基礎部の
側面の防水層を防水押えレンガRで押えて、モルタル仕
上げ塗りしているものである。
(考案が解決しようとする課題) 従来例によると、基礎部を施工するために型枠工事を必
要とし、防水層を施工するために基礎立上がり部に防水
下地として、モルタル塗等による平滑面を施工する必要
もある。防水押えレンガやモルタル塗りを必要とするた
めに、防水工事や基礎の施工の工程数が増えて、基礎の
工期が長期化していた。
要とし、防水層を施工するために基礎立上がり部に防水
下地として、モルタル塗等による平滑面を施工する必要
もある。防水押えレンガやモルタル塗りを必要とするた
めに、防水工事や基礎の施工の工程数が増えて、基礎の
工期が長期化していた。
この考案の目的は、基礎施工や防水工事を簡単にし、基
礎の工期短縮を図ることにある。
礎の工期短縮を図ることにある。
(課題を解決するための手段) この考案は、屋上スラブ1の上面を被覆する防水層2
と、この防水層上に立上げてある基礎部3とを具備する
ものである。上記基礎部3内には、屋上スラブ1から起
立している定着部7と、定着部に設けた突条8とをそれ
ぞれ設けている。定着部7には上記防水層2に連続して
突条8まで立上げた防水層2aを形成してある。定着部は
板材やパイプ等の平滑な面材で構成する。突条8とし
て、止水板等を用いてもよい。
と、この防水層上に立上げてある基礎部3とを具備する
ものである。上記基礎部3内には、屋上スラブ1から起
立している定着部7と、定着部に設けた突条8とをそれ
ぞれ設けている。定着部7には上記防水層2に連続して
突条8まで立上げた防水層2aを形成してある。定着部は
板材やパイプ等の平滑な面材で構成する。突条8とし
て、止水板等を用いてもよい。
(実施例) 以下この考案の一実施例を第1図を参照して説明する。
屋上スラブ1上面をアスファルト防水層2で被覆してあ
る。防水層2から基礎部3を立上げてあり、基礎部の基
部のコンクリートと防水層2を被覆しているシンダーコ
ンクリート4との間に伸縮目地5を設けてある。基礎部
3の外面には型枠兼用のビニールパイプ6を取付けてあ
る。そして基礎部3内には屋上スラブ1から起立してい
る定着部を構成する定着板7が位置し、この定着板には
水平方向に突条である止水板8を取付けてある。定着板
7の上下端部にはかんざし筋9,…を配筋してあって、定
着板と屋上スラブ1及び基礎部3のコンクリートとの一
体化を図っている。定着板7の外面には上記防水層2に
連続して止水板8の下部まで立上げたアスファルト防水
層2aを形成してあり、このアスファルト防水層と止水板
との間はコーキングしてある。
る。防水層2から基礎部3を立上げてあり、基礎部の基
部のコンクリートと防水層2を被覆しているシンダーコ
ンクリート4との間に伸縮目地5を設けてある。基礎部
3の外面には型枠兼用のビニールパイプ6を取付けてあ
る。そして基礎部3内には屋上スラブ1から起立してい
る定着部を構成する定着板7が位置し、この定着板には
水平方向に突条である止水板8を取付けてある。定着板
7の上下端部にはかんざし筋9,…を配筋してあって、定
着板と屋上スラブ1及び基礎部3のコンクリートとの一
体化を図っている。定着板7の外面には上記防水層2に
連続して止水板8の下部まで立上げたアスファルト防水
層2aを形成してあり、このアスファルト防水層と止水板
との間はコーキングしてある。
定着部の材質としては、パイプを用いてもよい。
(考案の効果) 以上のとおり、この考案によれば、基礎部の型枠工事、
防水押えレンガの施工、モルタル塗り作業が不要となる
ので、基礎施工や防水工事が簡単となり、基礎の工期短
縮を図ることできる。定着部を平滑な面材で構成してあ
るので、立上がり防水下地用モルタル塗が不要となる。
突条として、止水板を用いれば、高い止水効果が得られ
る。
防水押えレンガの施工、モルタル塗り作業が不要となる
ので、基礎施工や防水工事が簡単となり、基礎の工期短
縮を図ることできる。定着部を平滑な面材で構成してあ
るので、立上がり防水下地用モルタル塗が不要となる。
突条として、止水板を用いれば、高い止水効果が得られ
る。
第1図は断面図、 第2図は従来例の断面図である。 1…屋上スラブ、2,2a…防水層(アスファルト防水
層)、3…基礎部、7…定着部(定着板)、8…突条
(止水板)。
層)、3…基礎部、7…定着部(定着板)、8…突条
(止水板)。
Claims (2)
- 【請求項1】屋上スラブ上面を被覆する防水層と、この
防水層上に立上げてある基礎部と、 を具備しており、上記基礎部内には屋上スラブから起立
しかつ平滑な面材で構成された定着部を設け、この定着
部に水平に突条を設けてあり、上記定着部には上記防水
層に連続して上記突条まで立上げた防水層を形成してあ
ることを特徴とする屋上設置基礎。 - 【請求項2】突条は、止水板であることを特徴とする請
求項1記載の屋上設置基礎。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10725989U JPH0723446Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 屋上設置基礎 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10725989U JPH0723446Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 屋上設置基礎 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0347915U JPH0347915U (ja) | 1991-05-07 |
JPH0723446Y2 true JPH0723446Y2 (ja) | 1995-05-31 |
Family
ID=31655958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10725989U Expired - Lifetime JPH0723446Y2 (ja) | 1989-09-14 | 1989-09-14 | 屋上設置基礎 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0723446Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-14 JP JP10725989U patent/JPH0723446Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0347915U (ja) | 1991-05-07 |
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