JPH0723233Y2 - 射出成形機のデータ出力装置 - Google Patents

射出成形機のデータ出力装置

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JPH0723233Y2
JPH0723233Y2 JP1989062640U JP6264089U JPH0723233Y2 JP H0723233 Y2 JPH0723233 Y2 JP H0723233Y2 JP 1989062640 U JP1989062640 U JP 1989062640U JP 6264089 U JP6264089 U JP 6264089U JP H0723233 Y2 JPH0723233 Y2 JP H0723233Y2
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JP
Japan
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data output
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molding machine
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隆 曲尾
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Nissei Plastic Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は射出成形機における各種データをプリンタ等へ
出力する際に利用できる射出成形機のデータ出力装置に
関する。
〔従来の技術〕
一般に、射出成形機における各種データ、例えば生産情
報データや成形モニタデータ等を記録する場合、射出成
形機の制御装置に付属するプリンタ、或は射出成形機の
制御装置に接続した記録機能を有する外部装置を用いて
いる。そして、制御装置にはデータ出力装置を内蔵し、
記録時におけるデータ出力のタイミング等を制御してい
た。
従来のデータ出力装置は成形立上時や成形試験における
成形の評価或は連続成形時における安定性の評価を行う
ため、制御装置において設定される出力開始指定信号に
より、成形サイクル毎に収集されるサイクルモニタデー
タを出力したり、また、サイクル毎にモニタデータを記
録する必要のない生産体制下、即ち、成形立上時に充分
に調整され、自己の制御装置で精密に制御が行われると
ともに、安定成形が行われている全自動運転或は量産体
制下では、成形品の品質保証データとして利用するた
め、制御装置内においてサイクル毎のモニタデータを記
憶し、生産終了時または指定サイクル終了時に各モニタ
データの統計値等を出力しており、いずれの場合も成形
サイクル単位でのデータ出力形態であった。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、従来のデータ出力装置は次のような解決すべ
き課題が存在した。
即ち、全自動運転或は量産体制下で長期間安定に稼働し
ている射出成形機であっても、時刻とともに変化する天
候、気温、湿度、その他の外的変化に影響を受け、成形
状態に微妙な変化を生ずることがある。このため、工場
管理者或は成形担当者は一日の決められた時刻に数回に
わたって各射出成形機の巡回を行い、成形品の良否、射
出成形機のモニタデータをチェックし、射出成形機の安
定状態を確認している。また、工場管理者或は成形担当
者は射出成形機毎の生産高や作業者の勤務交替時におけ
る生産高を作業日報として集計するため、一日の決めら
れた時刻に一回又は二回以上にわたって各射出成形機を
巡回し、生産数量のチェックを行っている。
しかし、従来のデータ出力形態ではデータ出力(サンプ
リング)の基準が成形サイクル単位であるため、経時変
化に基づくデータの変化を十分把握できない問題があっ
た。結局、経時変化を把握するには上記のように毎回決
められた時刻に各射出成形機を巡回して記録確認しなけ
ればならず、特に、成形機台数が多く、筆記具等で記録
確認する場合は大変な労力となる。
本考案はこのような従来の技術に存在する課題を解決し
た射出成形機のデータ出力装置の提供を目的とするもの
である。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は射出成形機におけるデータをプリンタ13により
プリントアウトするための射出成形機のデータ出力装置
1を構成するに際して、特に、予め二以上のデータ出力
時刻t1、t2、t3…を設定する時刻設定部2と、前記デー
タ出力時刻t1…に、生産情報データDa及び成形モニタデ
ータD1、D2、D3…を含む成形サイクルのデータDを出力
し、かつデータシートSの、例えば上部に、設定された
データ出力時刻t1…とこのデータ出力時刻t1…に対応す
る成形モニタデータD1…を順番に配列させてプリントア
ウトするとともに、データシートSの、例えば下部に、
設定されたデータ出力時刻t20における生産情報データD
aをプリントアウトするデータ出力制御部3を備えるこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案に係る射出成形機のデータ出力装置1によれば、
時刻設定部2によって、予め二以上のデータ出力時刻t
1、t2、t3…を任意に設定できる。これにより、実際に
成形サイクルを行った場合には、データ出力制御部3に
より、設定されたデータ出力時刻t1…に、生産情報デー
タDa及び成形モニタデータD1、D2、D3…を含む成形サイ
クルのデータDが出力せしめられるとともに、プリンタ
13によりデータシートSの、例えば上部には、設定され
たデータ出力時刻t1…とこのデータ出力時刻t1…に対応
する成形モニタデータD1…が順番に配列するようにプリ
ントアウトされる。また、データシートSの、例えば下
部には、設定されたデータ出力時刻t20における生産情
報データDaがプリントアウトされる。即ち、データ出力
時刻t1…毎のデータDが自動的に出力し、成形モニタデ
ータD1…及び生産情報データDaの経時変化を十分かつ容
易に確認可能となる。
〔実施例〕
以下には、本考案に係る好適な実施例を挙げ、図面に基
づき詳細に説明する。
まず、本考案を明確にするため、第2図を参照してデー
タ出力装置1を内蔵する射出成形機の制御装置の概要に
ついて説明する。
符号10で示す制御装置において、11はコントローラであ
る。コントローラ11はコンピュータ機能を備え、その入
力側には各種テンキー、機能選択キー等を配した設定パ
ネルを有する入力装置12を接続するとともに、その出力
側にはデータをプリントアウトするプリンタ13及びデー
タの表示を行うCRT、プラズマディスプレイ、液晶ディ
スプレイ又はELディスプレイ等を利用したディスプレイ
14をそれぞれ接続する。
また、コントローラ11の出力側には制御対象である電磁
切換弁、電磁流量弁、電磁圧力弁、サーボモータ等を含
む各種アクチュエータ15を接続する。なお、コントロー
ラ11にはこれらのアクチュエータ15を駆動するドライ
バ、アクチュエータ15の状態を監視するモニタ機能を含
む。
さらにまた、コントローラ11はアクチュエータ15の駆動
に基づく成形動作の各工程から得られる成形品質に関す
る成形モニタデータ及び生産数量等の生産情報データ等
を得、プリンタ13に出力する機能を備え、プリンタ13へ
のデータ出力は本考案に係るデータ出力装置1によって
行われる。
第1図にデータ出力装置1のブロック系統図を示す。同
図において、2は時刻設定部であり、成形モニタデータ
の出力時刻t1、t2、t3…、生産情報データの出力時刻t2
0を予め設定可能な複数のタイマ機能部を内蔵する。ま
た、3はデータ出力制御部であり、各出力時刻t1…、t2
0において、当該時刻t1…におけるデータD、即ち、成
形サイクルの成形モニタデータD1、D2、D3…、生産情報
データDaをプリンタ13へ出力する機能を有する。
なお、第1図において、信号S1はコントローラ11におい
てサイクル終了毎に発生させるサイクル終了信号であ
る。また、信号S2、S3は時刻設定部2から付与されるデ
ータ出力時刻t1…を含む信号であり、成形モニタデータ
D1…の出力時刻t1…に信号S2、生産情報データDaの出力
時刻t20に信号S3が付与される。また、入力装置12から
はデータ出力制御部3に対して出力データに関する指令
が出力設定指令信号Soの付与によって行われ、例えば、
サイクル毎のデータが必要なときは入力装置12からサイ
クル毎のデータ出力指定を行うことができる。これによ
り、データ出力制御部3はコントローラ11から発生する
サイクル終了信号S1によってサイクル毎に射出成形機の
データ出力を行う。他方、設定時刻毎にデータを出力す
る場合には、入力装置12から時刻毎のデータ出力指定を
行うことにより、データ出力制御部3は時刻設定部2か
らの信号S2、S3によってデータDを出力する。即ち、信
号S2が付与された時刻における成形サイクルの成形モニ
タデータD1…或は信号S3が付与された時刻における生産
情報データDaをそれぞれプリンタ13に出力する。
第3図は本考案に係るデータ出力装置1によってプリン
トアウトされたデータシートSを例示する。
同シートSにおいて、生産情報データDaの出力時刻は毎
日の作業日報締め時刻の8時に設定されているととも
に、成形モニタデータD1…の出力時刻は10時から2時間
間隔で設定されている。そして、設定時刻t1…には、各
時刻t1…の記録をはじめ、各時刻t1…の成形サイクルに
おけるショット数、充填時間、可塑化時間、射出終了位
置などの成形モニタデータD1…が記録される。また、生
産情報データDaとして、設定時刻t20には当該時刻t20に
おいて生産が行われている生産計画、計画ショット数、
良品ショット数、不良品ショット数などが記録される。
このように、予めデータ出力時刻を指定することによ
り、時刻単位のデータを自動的に記録することができ、
例えば全自動無人運転で量産成形を行っている射出成形
機の場合には、工場管理者又は成形担当者が射出成形機
の巡回時刻に必要なデータの出力時刻を指定すれば、巡
回時刻には必要なデータを自動的に出力できる。
以上、実施例について詳細に説明したが本考案はこのよ
うな実施例に限定されるものではない。例えば、成形モ
ニタデータの出力は設定時刻における成形サイクルのデ
ータとしたが、設定時刻からさかのぼった過去における
数ショット分のモニタデータ又はそのデータの統計値で
あってもよい。また、時刻設定部によるデータ出力時刻
の設定は入力装置を用いて行ってもよい。その他、細部
の構成等において、本考案の要旨を逸脱しない範囲で任
意に変更できる。
〔考案の効果〕
このように、本考案に係る射出成形機のデータ出力装置
は、予め二以上のデータ出力時刻を設定する時刻設定部
と、データ出力時刻に、生産情報データ及び成形モニタ
データを含む成形サイクルのデータを出力し、かつデー
タシートに、設定されたデータ出力時刻とこのデータ出
力時刻に対応する成形モニタデータを順番に配列させて
プリントアウトするとともに、設定されたデータ出力時
刻における生産情報データをプリントアウトするデータ
出力制御部を備えるため、次のような著効を得る。
時刻単位で自動的にデータを収集できるため、射出
成形機におけるモニタデータの経時変化を容易かつ的確
に把握でき、例えば射出成形機の進捗度の管理、成形デ
ータの周期変化を正確に把握できる。
射出成形機の巡回時刻を設定すれば、指定時刻に自
動的にデータを記録するため、定期巡回時刻に成形モニ
タデータ、生産情報等のデータを記録する必要がなく、
効率良く巡回チェックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案に係るデータ出力装置のブロック系統
図、 第2図:同データ出力装置を内蔵する射出成形機におけ
る制御装置のブロック図、 第3図:同データ出力装置により出力して記録したデー
タシートの平面図。 尚図面中、 1:データ出力装置、2:時刻設定部 3:データ出力制御部、13:プリンタ t1…:データ出力時刻、D:成形サイクルのデータ Da:生産情報データ、D1…:成形モニタデータ S:データシート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機におけるデータをプリンタ(1
    3)によりプリントアウトするための射出成形機のデー
    タ出力装置において、予め二以上のデータ出力時刻(t
    1、t2、t3…)を設定する時刻設定部(2)と、前記デ
    ータ出力時刻(t1…)に、生産情報データ(Da)及び成
    形モニタデータ(D1、D2、D3…)を含む成形サイクルの
    データ(D)を出力し、かつデータシート(S)に、設
    定されたデータ出力時刻(t1…)とこのデータ出力時刻
    (t1…)に対応する成形モニタデータ(D1…)を順番に
    配列させてプリントアウトするとともに、設定されたデ
    ータ出力時刻(t20)における生産情報データ(Da)を
    プリントアウトするデータ出力制御部(3)を備えてな
    ることを特徴とする射出成形機のデータ出力装置。
  2. 【請求項2】データ出力制御部(3)は、データシート
    (S)の上部に、設定されたデータ出力時刻(t1…)と
    このデータ出力時刻(t1…)に対応する成形モニタデー
    タ(D1…)を順番に配列させてプリントアウトするとと
    もに、データシート(S)の下部に、設定されたデータ
    出力時刻(t20)における生産情報データ(Da)をプリ
    ントアウトすることを特徴とする請求項1記載の射出成
    形機のデータ出力装置。
JP1989062640U 1989-05-30 1989-05-30 射出成形機のデータ出力装置 Expired - Lifetime JPH0723233Y2 (ja)

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JPH031021U JPH031021U (ja) 1991-01-08
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60247536A (ja) * 1984-05-22 1985-12-07 Nissei Plastics Ind Co 成形機における品質記録装置
JPH0692106B2 (ja) * 1987-03-05 1994-11-16 宇部興産株式会社 成形監視デ−タ処理システム

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JPH031021U (ja) 1991-01-08

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