JP2582637B2 - 射出成形機の表示装置 - Google Patents

射出成形機の表示装置

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JP2582637B2 JP1084568A JP8456889A JP2582637B2 JP 2582637 B2 JP2582637 B2 JP 2582637B2 JP 1084568 A JP1084568 A JP 1084568A JP 8456889 A JP8456889 A JP 8456889A JP 2582637 B2 JP2582637 B2 JP 2582637B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は各種成形情報を表示器によって視覚的に表示
する射出成形機の表示装置に関する。
〔従来の技術〕
通常、射出成形機にはCRT、プラズマディスプレイ、L
EDディスプレイ、LCDディスプレイ等の表示器を用いた
表示装置の備えており、表示器には各種成形情報、例え
ば設定パネルによって設定された成形条件データや成形
時における動作状態データを表示している。
ところで、このような表示装置によって表示される成
形情報の中には、成形条件や動作状態等のようにノウハ
ウに属するデータも多く、しかも射出成形機を利用した
工場等では無人化システムを採用することも少なくない
ため、表示器から重要なデータが盗まれる虞れがある。
また、無人化システムにおいては、表示器の表示状態を
そのまま継続することは無駄なエネルギー消費を招くと
ともに、表示器寿命を低下させる原因ともなる。
そこで、本出願人は既に改良された表示装置を特開昭
63−111028号公報において提案し、この問題を解決し
た。
同公報開示の表示装置は、設定パネルによる設定操作
が一定時間行なわれないときに、表示器の表示を中止す
る表示中止手段と、表示指令信号、例えば設定パネルに
おける任意設定キーの操作に基づく信号または射出成形
機の異常監視回路からの異常発生信号によって中止した
表示を復帰させる表示復帰手段を備えて構成し、これに
より機密保持、さらにはエネルギー消費の節約と表示器
の長寿命化を図ったものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、同公報開示の表示装置は次のような改善すべ
き課題も存在した。
即ち、一般に、射出成形機を全自動運転する場合、表
示器には生産高等の生産管理データを表示させることも
多い。これは工場管理者或は各成形機の担当者が、成形
機毎の日産生産高や作業者の勤務交替時における生産高
等を集計確認するためであり、通常は工場管理者或は担
当者が各成形機を見回ることにより、1日一回から数回
にわたって、表示装置に表示されている生産数量等の生
産管理データを記録している。
ところで、このような生産高等の集計確認時には、通
常、表示装置の表示器は表示中止状態となっているた
め、工場管理者或は担当者は、その都度、設定パネルの
近くまで寄り、キー操作によって表示器を表示状態に復
帰させなければならない。この際、例えば両手に記録用
紙や筆記具を持っていたり、設定パネル付近に荷物等が
置かれ、近付きにくい場合等にはキーの操作が煩わし
く、特に、成形機台数が多い場合には大きい負担となる
ため、集計作業能率を大きく低下させる原因となる。
本発明はこのような従来の技術に存在する課題を解決
した射出成形機における表示装置の提供を目的とするも
のである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る射出成形機の表示装置1は、設定パネル
2による設定操作が一定時間行われないときに、表示器
3を表示中止状態にする表示中止機能部4と、所定の条
件に基づいて表示中止状態の表示器3を表示状態に復帰
させる表示復帰機能部5を備えた表示装置を構成するに
際して、データ集計を行う見回り時刻である一又は二以
上の表示復帰時刻t1、t2、t3…及びこの表示復帰時刻t1
…におけるデータ集計に必要な表示時間T1、T2、T3…を
設定可能な時間設定機能部6と、各表示復帰時刻t1…に
表示中止状態の表示部3を表示状態に復帰させ、かつ設
定した表示時間T1…を経過した後に表示器3を表示中止
状態に戻す時限表示復帰機能部7を設けてなることを特
徴とする。
〔作用〕
次に、本発明の作用について説明する。
本発明に係る表示装置1によれば、表示器3が表示中
止状態となっていても、予め時間設定機能部6によって
設定した表示復帰時刻t1…になれば、表示器3は時限表
示復帰機能部7によって表示状態に復帰し、各表示時間
T1…の間だけ表示状態を継続するとともに、表示時間T1
…を経過することによって、表示器3は再び表示中止状
態になる。
よって、生産管理データを集計するための作業時間の
ように、表示器3の表示を確認する時刻が予め明らかな
場合には、表示の復帰時刻及び確認のための表示時間を
表示復帰時刻t1…及び表示時間T1…によって設定すれば
よく、これにより、操作なしに表示器3を表示状態に自
動復帰させることができるとともに、表示時間T1…が経
過したなら自動で表示中止状態に戻るため、表示器3の
表示を能率的に確認でき、しかも、表示の消し忘れや無
用な表示等を防止できる。
〔実 施 例〕
以下には、本発明に係る好適な実施例を挙げ、図面に
基づき詳細に説明する。
まず、表示装置1を含む制御系のブロック構成につい
て第1図を参照して説明する。
10はコンピュータ機能を備えるコントローラであり、
その出力側には制限対象である電磁切換弁、電磁流量
弁、電磁圧力弁、サーボモータ等を含む各種アクチュエ
ータ11a、11b…11nを接続する。なお、コントローラ10
にはこれら各アクチュエータを駆動するためのドライバ
を内蔵する。さらにまた、コントローラ10の出力側には
本発明に係る表示装置1を接続する。表示装置1はコン
トローラ10に接続した表示制御部12とこの表示制御部12
によって表示制御される表示器3を備える。
表示制御部12の機能ブロック図を第2図に示す。この
表示制御部12は後述する設定パネル2のいずれかに設定
キーを操作したときにゼロリセット(初期化)する表示
中止タイマ機能部13を備えるとともに、同機能部13のタ
イムアップに基づいて、表示器3の表示を表示中止状
態、例えば、表示器3の表示用電源をOFFにする機能を
含む表示制御機能部14を備え、これら機能部13と14は表
示中止機能部4を構成する。
また、任意の表示復帰時刻t1、t2、t3…を設定可能な
一又は二以上の時刻設定タイマ機能部15とこの表示復帰
時刻t1〜おける表示時間T1、T2、T3…を設定可能な表示
時間設定タイマ機能部を16を備え、これらタイマ機能部
15と16は時間設定機能部6を構成する。さらにまた、表
示制御部12には時限表示復帰機能部7を備え、表示制御
機能部14に表示復帰信号Saを付与することにより前記表
示復帰時刻t1…における表示時間T1…の間だけ表示器3
を表示状態に復帰させる。なお、各機能部4、5、6、
7、13、14、15、16はカウンタや各種機能回路によるハ
ードウェアにより構成してもよいし、コンピュータプロ
グラムによるソフトウェアにより実施してもよい。
一方、第1図において、コントローラ10の入力側には
設定パネル2を接続する。設定パネル2は設定キーによ
って射出成形機各部の速度、圧力、位置、温度等の成形
条件をコントローラ10へ入力する機能を有し、この入力
した成形条件はコントローラ10の内部メモリに書き込ま
れる。
また、異常監視回路21を備え、各アクチュエータ11a
の動作状態を監視するとともに、異常が発生した場合に
はコントローラ10へ異常発生信号を送ってアラーム等を
作動させ、さらに、この異常発生信号は前記表示制御部
12にも付与される。一方、設定パネル2からコントロー
ラ10に接続する設定キーのラインはそれぞれOR回路22の
入力側に接続し、このOR回路22の出力側は前記表示制御
部12に接続する。なお、この異常発生信号及びOR回路22
の出力信号は表示指令信号Sbとなる。
次に、第3図を参照して表示装置1による表示方法に
ついて説明する。
まず、電源の投入によって表示制御部12内の表示中止
タイマ機能部13が計時を開始する(ステップ51)。同機
能部13は予めタイムアップする時間が設定されているた
め、計時を継続している間はコントローラ10から表示器
3に対し表示データが送られ、表示状態となる。よっ
て、この状態では設定パネル2の設定キーを操作して成
形条件を入力し、コントローラ10の内部メモリへ書込む
ことができる。なお、この際、いずれかの設定キーを操
作すればOR回路22を介して表示中止タイマ機能部13がゼ
ロリセットされ、表示器3は表示を継続する(ステップ
52、53、54)。
他方、設定パネル2による設定入力が完了すると、設
定キーの操作は行われなくなるため、一定時間経過して
表示中止タイマ機能部13がタイムアップする。よって、
これに基づく表示中止信号により表示器3は表示中止状
態となる(ステップ52、553、56、57)。この後、射出
成形機は設定された成形条件に基づき、表示中止状態の
まま運転を継続すればよい。
一方、表示中止状態での運転中において、外乱等によ
って成形条件を変更する事態が生じた場合には、設定パ
ネル2上の任意の設定キーを操作すれば、OR回路22を介
して表示制御部12の表示中止タイマ機能部13が計時を開
始し、表示器3は表示状態に復帰する(ステップ52、5
3、54)。よって、設定パネル2により成形条件の変更
を行うことができる。
また、外乱等によって成形環境が変化し、成形動作に
異常が発生した場合には異常監視回路21が異常検出信号
を出力し、これによって、コントローラ10は成形動作を
停止するとともに、警報ランプ及び警報ブザーを作動さ
せる。同時に異常検出信号は表示制御部12へ付与され、
表示中止タイマ機能部13が計時を開始するとともに、表
示器3は表示状態に復帰する(ステップ55、58、59)。
一方、表示装置1の表示器3が表示中止状態であって
も、表示制御装置12における時刻設定タイマ機能部15に
設定された各表示復帰時刻t1…になれば、表示時間設定
タイマ機能部16が計時を開始する(ステップ60、61、6
2)。計時開始と同時に表示器3は表示状態に復帰し、
この表示状態は同タイマ機能部16において予め設定され
た各表示時間T1…の間だけ継続する。そして、同タイマ
機能部16がタイムアップすれば、ゼロリセットし、再び
表示器3は表示中止状態となる(ステップ63、64、6
5)。そして、この表示復帰は設定した時刻毎に時限的
に繰り返される。
よって、例えば表示器3に表示される生産管理データ
を集計確認するための見回り時刻と、そのときの集計に
必要な時間を予め時刻設定タイマ機能部15と表示時間設
定タイマ機能部16に設定しておけば、表示中止状態の表
示器3は見回り時刻に合わせて自動的に表示状態に復帰
する。このため、工場管理者或は担当者は何等表示復帰
操作することなしに表示器3の表示を確認することがで
き、特に、設定パネル2に近付きにくい場合等であって
も遠方から確認でき、集計作業を極めて能率的に行うこ
とができる。
以上、実施例について詳細に説明したが、本発明はこ
のような実施例に限定されるものではない。例えば表示
復帰時刻及び表示時間の設定は、設定パネルからコント
ローラを通して設定できるようにしてもよい。また、表
示時間は表示中止を制御する時刻により設定してもよ
い。その他、細部の構成、手法において、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で任意に変更できる。
〔発明の効果〕
このように、本発明に係る射出成形機の表示装置は、
一又は二以上の表示復帰時刻及びこの表示復帰時刻にお
ける表示時間を設定可能な時間設定機能部と、各表示復
帰時刻に表示器を表示状態に復帰させ、かつ設定した表
示時間を経過した後に表示器を表示中止状態に戻す時限
表示復帰機能部を設けてなるため、次のような顕著な効
果を奏する。
表示器が表示中止状態であっても、表示確認が必要
な時刻に必要な時間だけ自動的に表示状態となるととも
に、不必要なときは自動的に表示中止状態となるため、
機密保持、省エネルギー化、表示器の長寿命化という基
本効果を享受できる。
表示復帰は設定した時刻に毎日繰り返されるため、
工場管理者或は担当者は何等の操作を行うことなく必要
時に表示を確認でき、毎日の生産管理データ集計を能率
的に行うことができる。
設定パネルに近付きにくい場合等であっても遠方か
ら確認でき、集計作業を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図:本発明に係る表示装置を含む制御系のブロック
回路図、 第2図:同制御系における表示制御部の機能ブロック
図、 第3図:本発明に係る表示装置による表示方法を示すフ
ローチャート。 尚図面中、 1:表示装置、2:設定パネル 3:表示器、4:表示中止機能部 5:表示復帰機能部、6:時間設定機能部 7:時限表示復帰機能部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】設定パネルの設定操作が一定時間行われな
    いときに、表示器を表示中止状態にする表示中止機能部
    と、所定の条件に基づいて表示中止状態の表示器を表示
    状態に復帰させる表示復帰機能部を備えてなる射出成形
    機の表示装置において、データ集計を行う見回り時刻で
    ある一また二以上の表示復帰時刻および前記表示復帰時
    刻におけるデータ集計に必要な表示時間を設定可能な時
    間設定機能部と、各表示復帰時刻に表示中止状態の表示
    器を表示状態に復帰させ、かつ設定した表示時間を経過
    した後に表示器を表示中止状態に戻す時限表示復帰機能
    部を設けたことを特徴とする射出成形機の表示装置。
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